JP2015054624A - 乗員拘束装置 - Google Patents

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修 深渡瀬
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Abstract

【課題】車両用シートの着座乗員が車両衝突に起因してシート幅方向のバックル側の斜め前方へ移動することを効果的に制限することができる乗員拘束装置を得る。【解決手段】エアベルト装置10は、車両用シート11に対するシート幅方向の一方に配置されたバックル20に対して、一方側が着座乗員Pの上体に装着されるショルダベルト部12Aとされると共に、他方側が着座乗員Pの腰部Lに装着されるラップベルト部12Bとされたシートベルト12と、ラップベルト部12Bに設けられ、ガス供給により膨張されて着座乗員Pの腰部Lをシート幅方向に離れた位置で車両前方側から車両用シート11に拘束する一対のアンカ側膨張部26A及びバックル側膨張部26Bと、を備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、乗員拘束装置に関する。
3点式シートベルト装置のラップベルト部を緊張させるように該ラップベルト部の下側で膨張する第1膨張部と、ラップベルト部を乗員に押さえ付けるように膨張する第2膨張部とを備えた乗員保護装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。左右の第1膨張部、第2膨張部は、それぞれ乗員に対する左右両外側で膨張されるようになっている。
特開2008−296722号公報
上記構成では、ラップベルト部による乗員拘束力が各部で略均等であり、シート幅方向のバック側の斜め前方への乗員の移動を制限する観点からは改善の余地がある。
本発明は、車両用シートの着座乗員が車両衝突に起因してシート幅方向のバックル側の斜め前方へ移動することを効果的に制限することができる乗員拘束装置を得ることが目的である。
請求項1記載の発明に係る乗員拘束装置は、車両用シートに対するシート幅方向の一方に配置されたバックルに対して、一方側が着座乗員の上体に装着されるショルダベルト部とされると共に、他方側が前記着座乗員の腰部に装着されるラップベルト部とされたシートベルトと、前記ラップベルト部に設けられ、ガス供給により膨張されて前記着座乗員の腰部をシート幅方向に離れた位置で車両前方側から前記車両用シートに拘束する一対のラップ膨張部と、を備えている。
この乗員拘束装置では、車両衝突時に一対のラップ膨張部にガスが供給されると、該一対のラップ膨張部は、シート幅方向(左右)に離れた位置で膨張して展開される。このため、車両用シートの着座乗員の腰部(腰骨部)は、左右の2か所で膨張部によって前方から拘束され、乗員がバックル側の斜め前方に移動する衝突形態において、上体が捩れるような姿勢変化(ショルダベルト部からの位置ずれ)が抑制される。
このように、請求項1記載の乗員拘束装置では、車両用シートの着座乗員が車両衝突に起因してシート幅方向のバックル側の斜め前方へ移動することを効果的に制限することができる。
請求項2記載の発明に係る乗員拘束装置は、請求項1の構成において、前記ショルダベルト部に設けられ、ガス供給により前記一対のラップ膨張部の内圧よりも低い内圧で膨張、展開されるショルダ膨張部をさらに備えている。
請求項2記載の乗員拘束装置では、車両衝突時にショルダ膨張部にガスが供給されると、該ショルダ膨張部は着座乗員における肩部から腰部にかけての範囲の少なくとも一部の前方で膨張、展開される。このショルダ膨張部によって着座乗員の斜め前方への移動が効果的に制限される。また、ショルダ膨張部がラップベルト側の膨張部よりも内圧が低いため、着座乗員の上体をソフトに(低荷重で)拘束することできる。
請求項3記載の発明に係る乗員拘束装置は、請求項1又は請求項2の構成において、前記一対のラップ膨張部は、互いに連通されており、前記車両用シートに対する車幅方向外側に配置された前記ラップ膨張部を経由して車幅方向内側に配置された前記ラップ膨張部にガスが供給される構成とされている。
請求項3記載の乗員拘束装置では、相対的に短時間での展開完了が要求される車幅方向外側のラップ膨張部が、優先的にガス供給を受ける。このため、衝突形態に応じた着座乗員の適切な保護が可能となる。また、この車幅方向外側のラップ膨張部を経由して内側の膨張部にガスが供給されるので、一対のラップ膨張部に対しガス供給装置の共通化が可能となる。
請求項4記載の発明に係る乗員拘束装置は、請求項1〜請求項3の何れか1項の構成において、前記一対のラップ膨張部のうち少なくとも一方のラップ膨張部は、前記着座乗員の腰部から胸部にかけての側方で膨張して展開される側方展開部を含んで構成されている。
請求項4記載の乗員拘束装置では、少なくとも一方のラップ膨張部は、着座乗員が斜め前方に移動する衝突形態において、腰部から胸部にかけての広い範囲で着座乗員に接触して、上体が捩れるような姿勢変化が効果的に抑制される。
請求項5記載の発明に係る乗員拘束装置は、請求項4の構成において、前記側方展開部は、前記着座乗員の脇の下まで展開される構成とされている。
請求項5記載の乗員拘束装置では、少なくとも一方のラップ膨張部に設けられた側方展開部は、ガス供給により、着座乗員の腰部、胸部からバックル側の脇の下近傍まで至る範囲で展開される。このため、例えば着座乗員が斜め前方に移動する衝突形態において、上体が捩れるような姿勢変化が一層効果的に抑制される。
請求項6記載の発明に係る乗員拘束装置は、請求項1〜請求項5の何れか1項の構成において、前記左右一対の膨張部のうちシート幅方向における前記バックル側の膨張部は、前記ショルダベルト部及びラップベルト部に対する前記着座乗員側で展開される部分を含んで構成されている。
請求項6記載の乗員拘束装置では、バックル側の膨張部は、ショルダベルト部と乗員との間、ラップベルト部と乗員との間で展開される部分を含む。このため、バックル側の膨張部が一層広い面積で着座乗員と接触され、バックル側に上体が捩れるような姿勢変化が効果的に抑制される。
以上説明したように本発明に係る乗員拘束装置は、車両用シートの着座乗員が車両衝突に起因してシート幅方向のバックル側の斜め前方へ移動することを効果的に制限することができるという優れた効果を有する。
本発明の第1の実施形態に係るエアベルト装置を示す図であって、(A)は、各膨張部が展開された状態を模式的に示す正面図、(B)は、シートベルトが乗員に装着された状態を模式的に示す正面図である。 本発明の第1の実施形態に係るエアベルト装置を構成する膨張部を示す図であって、(A)は図1(B)の2A−2A線に沿った拡大断面図、(B)は図1(A)の2B−2B線に沿った拡大断面図である。 本発明の第1の実施形態に係るエアベルト装置を構成するラップ膨張部による乗員の腰部の拘束位置を模式的に示す平面図である。 自動車に斜め衝突が生じた場合の車両用シートの着座乗員の移動軌跡を模式的に示す平面図である。 本発明の第2の実施形態に係るエアベルト装置を示す図であって、(A)は、各膨張部が展開された状態を模式的に示す正面図、(B)は、図5(A)の5B−5B線に沿った拡大断面図である。
本発明の第1の実施形態に係る乗員拘束装置としてのエアベルト装置10について、図1〜図4に基づいて説明する。なお、各図に適宜記す矢印FR、矢印UP、矢印OUTは、それぞれエアベルト装置10が適用された自動車Vの前方向、上方向、車幅方向の外側を示している。これらの方向は、エアベルト装置10が適用された車両用シート11の前方向、上方向、シート幅方向の一方側(左側)に略一致している。以下、前後、上下の方向を用いて説明する場合は、特に断りのない限り、自動車Vの車両前後方向の前後、車両上下方向の上下を示すものとする。
エアベルト装置10は、3点式のシートベルト装置のシートベルト12に、ガス供給により膨張、展開される一対の膨張部を構成するラップエアベルト26、ショルダ膨張部としてのショルダエアベルト24を付加して構成されている。先ず、3点式のシートベルト装置としての基本構成を説明し、その後、ラップエアベルト26及びショルダエアベルト24を含むエアベルト装置としての構成を説明することとする。
(3点式シートベルト装置としての構成)
図1(B)には、車両用シート11に適用されたエアベルト装置10の使用状態(装着状態)が正面図にて示されている。ここで、本実施形態における車両用シート11は、適用された自動車Vの車幅方向中心線に対し左側にオフセット配置されており、運転席又は助手席とされている。そして、この図1(B)に示されるように、エアベルト装置10は、シートベルト12と、アンカプレート14と、リトラクタ16と、ショルダアンカ18と、バックル20と、タングプレート22とを含んで構成されている。
シートベルト12は、後述するラップエアベルト26及びショルダエアベルト24の折り畳み状態では全体として帯状を成している。シートベルト12は、長手方向の一端がアンカプレート14に結合されると共に、長手方向の他端がリトラクタ16にて引き出し可能に巻き取られている。また、この実施形態におけるリトラクタ16には、作動により強制的にシートベルト12を所定量だけ巻き取るプリテンショナ機構が内蔵されている。このプリテンショナ機能は、バックル20側に設けられていても良い。
この実施形態では、アンカプレート14は、車両用シート11のシートクッション11Aの後部に対する車幅方向外側で自動車VのフロアFLに固定されている。また、リトラクタ16は、車両用シート11のシートバック11Bに対する車幅方向外側で図示しないセンタピラー下部に固定されている。なお、アンカプレート14はシートクッション11Aのフレームに固定されても良く、リトラクタ16はシートバック11Bのフレームに固定されても良い。
バックル20は、シートクッション11Aの後部に対する車幅方向内側で、バックルステー20Aを介して、シートクッション11Aに対し前後位置を調整可能に支持されている。このバックル20には、シートベルト12の長手方向にスライド可能に該シートベルト12を挿通させたタングプレート22の係止、係止解除が可能とされている。そして、タングプレート22をバックル20に係止させることで、図1に示されるようにシートベルト12が車両用シート11に着座した着座乗員P(以下、単に「乗員P」という)に装着される構成となっている。
この装着状態において、シートベルト12におけるショルダアンカ18からバックル20にかけての部分がショルダベルト部12Aとされ、シートベルト12におけるバックル20からアンカプレート14にかけての部分がラップベルト部12Bとされる。すなわち、シートベルト12は、バックル20に対する一方側がショルダベルト部12Aとされ、バックル20に対する他方側がラップベルト部12Bとされている。
ショルダベルト部12Aは、乗員Pの車幅方向外側の肩部Sから車幅方向の内側の腰部Lにかけて斜めにかつ前方から乗員Pの上体(上半身)に装着され、該上体を車両用シート11(シートバック11B)に拘束するようになっている。ラップベルト部12Bは、乗員Pの腰部Lに対し前上方から装着され、該腰部Lを車両用シート11に拘束するようになっている。
以上により、エアベルト装置10は、通常使用時(非衝突時)には、一般的な3点式シートベルト装置として機能する構成とされている。
(エアベルト装置としての構成)
以上説明した構成において、図1(A)及び図1(B)に示されるように、エアベルト装置10は、シートベルト12におけるショルダベルト部12Aを成す部分に設けられたショルダエアベルト24を備えている。また、エアベルト装置10は、シートベルト12におけるラップベルト部12Bを成す部分に設けられたラップエアベルト26を備えている。図1(A)に示されるように、ショルダエアベルト24は、乗員Pの胸部Bの前方で膨張、展開され、ラップエアベルト26は、乗員Pの腰部Lの前上方で膨張、展開されるようになっている。以下、具体的に説明する。
ショルダベルト部12Aの長手方向に直交する断面視でショルダエアベルト24は、図2(A)に示されるように、折り畳み状態でウエビング28に保持された袋体30を有する。ウエビング28は、アンカプレート14からリトラクタ16まで連続してシートベルト12の本体部を成しており、袋体30は、縫製等によってウエビング28におけるショルダベルト部12Aを成す部分に保持されている。
また、ショルダエアベルト24は、ウエビング28及び袋体30を外周側から覆うカバー材32を有する。この実施形態におけるカバー材32は、伸縮性を有するメッシュウエビングにて構成されており、ショルダエアベルト24の幅方向の一端部がティアシーム34にて縫製されることで、上記の通り袋体30をウエビング28と共に全周に亘り覆う袋状を成している。ティアシーム34は、袋体30の膨張圧にて破断されるようになっている。
これにより、ショルダエアベルト24は、袋体30へのガス供給によって、図1(A)、図2(B)に示されるように膨張し、乗員Pの胸部Bの前方で展開されるようになっている。
また、ラップエアベルト26は、断面構造としては、ショルダエアベルト24と同様に構成されている(図2における括弧付きの符号参照)。すなわち、ラップエアベルト26は、ウエビング28に保持された袋体36と、該袋体36及びウエビング28を外周側から覆うカバー材32とを有する。これにより、ラップエアベルト26は、袋体36へのガス供給によって、図1(A)、図2(B)に示されるように膨張し、乗員Pの腰部Lの前上方で展開されるようになっている。
このラップエアベルト26の展開形状について、図1(A)を参照しつつ補足する。ラップエアベルト26は、車幅方向に離間する一対のラップ膨張部の一方であるバックル側膨張部26Bと、該一対のラップ膨張部の他方であるアンカ側膨張部26Aとを含んで構成されている。バックル側膨張部26Bとアンカ側膨張部26Aとは、互いにシート幅方向に離間した状態で展開されるようになっている。
この実施形態では、ラップエアベルト26は、バックル側膨張部26Bとアンカ側膨張部26Aとをガスの流通可能に連通する連通部26Cをさらに有する。連通部26Cは、バックル側膨張部26B及びアンカ側膨張部26Aと共に袋体36に一体に形成された小径膨張部とされている。すなわち、連通部26Cは、ラップベルト部12Bの長手方向に直交する断面視で、バックル側膨張部26B及びアンカ側膨張部26Aと比較して小径に展開される構成である。
したがって、膨張、展開状態のラップエアベルト26は、主にバックル側膨張部26B及びアンカ側膨張部26Aにおいて乗員Pの腰部を前上方から車両用シート11に対し拘束する構成とされている。この拘束部位についてさらに補足すると、図3に示されるように、乗員Pの腰骨(骨盤)PPにおける左右の腸骨PIL、PIRに対応する部位がアンカ側膨張部26A、バックル側膨張部26Bにて拘束されるようになっている。
また、エアベルト装置10は、バックル側膨張部26B及びアンカ側膨張部26Aにガスを供給するガス供給装置38を備えている。ガス供給装置38は、作動によりガスを発生するインフレータ40と、該インフレータ40が発生したガスをアンカ側膨張部26Aに導くフレキシブルホース(チューブ)42とを含んで構成されている。また、この実施形態では、ガス供給装置38は、アンカ側膨張部26Aから連通部を経由したバックル側膨張部26Bのガスをショルダエアベルト24に導くフレキシブルホース44をさらに含んで構成されている。すなわち、この実施形態では、バックル側膨張部26Bとアンカ側膨張部26Aとで、インフレータ40が共通化されている。
より具体的には、インフレータ40は、燃焼式又はコールドガス式のものが採用され、車両用シート11に対するアンカプレート14側でフロアFLに固定されている。フレキシブルホース42は、インフレータ40からシートベルト12における主にラップベルト部12Bを構成する部分に沿って配設され、先端が袋体36におけるアンカ側膨張部26Aを成す部分の車幅方向外側端部内に挿入されている。これにより、インフレータ40が作動されると、該インフレータ40が発生したガスがフレキシブルホース42を通じて袋体36に導入(流入)され、該アンカ側膨張部26Aが膨張、展開されるようになっている。
また、アンカ側膨張部26Aに導入されたガスは、連通部26Cを通じてバックル側膨張部26Bに導入され、該バックル側膨張部26Bが膨張、展開されるようになっている。さらに、バックル側膨張部26Bに導入されたガスは、フレキシブルホース44を通じてショルダエアベルト24の袋体30に導入され、該ショルダエアベルト24が膨張、展開されるようになっている。
また、この実施形態では、ラップエアベルト26の内圧に対してショルダエアベルト24の内圧が低くなる構成とされている。具体的には、インフレータ40によるガス供給過程では、フレキシブルホース44による圧力損失分だけラップエアベルト26の内圧に対してショルダエアベルト24の内圧が低くなる構成とされている。また、ショルダエアベルト24(を構成する袋体30)には、該ショルダエアベルト24の内圧が所定内圧を超えると開放されるガス抜き部24A(図1(A)参照)が設けられている。
これにより、展開状態、乗員保護状態(圧縮状態)のショルダエアベルト24は、所定内圧以下の内圧に抑えられる構成とされている。一方、ガス抜き部24Aが開放された場合、ラップエアベルト26内のガスは、フレキシブルホース44による流動抵抗(圧力損失)によって、ショルダエアベルト24へ移動することが制限される。このため、ラップエアベルト26の内圧がショルダエアベルト24の内圧よりも高い状態が維持されるようになっている。
以上説明したガス供給装置38のインフレータ40は、制御装置としての衝突ECU45に電気的に接続されている。また、衝突ECU45には、衝突センサ46及びバックルスイッチ48が電気的に接続されている。衝突センサ46は、自動車Vに対する前面衝突が生じた場合に衝突信号を出力するようになっている。一方、バックルスイッチ48は、バックル20にタングプレート22が係止されているか否か、すなわち乗員Pがシートベルト12を装着しているか否かに応じた信号を出力するようになっている。この実施形態では、バックルスイッチ48は、バックル20にタングプレート22が係止されていない場合はOFF信号を出力し、バックル20にタングプレート22が係止されている場合はON信号を出力する構成とされている。
そして、衝突ECU45は、衝突センサ46からの信号に基づいて、自動車Vに対する前面衝突(の不可避)を検知又は予測すると、バックルスイッチ48からON信号が入力されていることを条件に、インフレータ40を作動させるようになっている。なお、この実施形態における前面衝突には、フルラップ前面衝突の他、オフセット前面衝突、衝突相手方との車幅方向ラップ量が小さい(例えば全幅の25%以下)形態の微小ラップ衝突、及び自動車Vへの斜め前方からの衝突である斜め衝突等が含まれる。
(作用)
次に、第1の実施形態の作用を説明する。
上記構成のエアベルト装置10では、車両用シート11に着座した乗員Pが、リトラクタ16からシートベルト12を引き出しつつタングプレート22をバックル20に係止する。これにより、エアベルト装置10は、図1(B)に示されるようにショルダベルト部12Aによって乗員Pの上体を車両用シート11に拘束すると共に、ラップベルト部12Bによって乗員Pの腰部Lを車両用シート11に拘束する。
衝突ECU45は、衝突センサ46からの信号に基づいて自動車Vの前面衝突(の不可避)を検出又は予測した場合に、インフレータ40を作動させる。すると、インフレータ40のガスがフレキシブルホース42を通じてラップエアベルト26に供給されると共に、該ガスがラップエアベルト26及びフレキシブルホース44を通じてショルダエアベルト24に供給される。
これにより、ラップエアベルト26及びショルダエアベルト24がそれぞれ膨張し、展開される。
ところで、自動車Vに対して微小ラップ衝突、斜め衝突が生じた場合、乗員Pは、図4(図示例はバリヤBrによる斜め衝突の例)に矢印にて示されるように、車体に対し前方に移動しつつ車幅方向の衝突側にも移動する。すなわち、車幅方向における車両用シート11の設置側(左側)と反対側(右側、ファー側)に微小ラップ衝突や斜め衝突が生じた場合、車両用シート11の乗員Pは、前方に移動しつつ車幅方向内側にも移動する。以下、この乗員Pの移動について、単に「斜め移動」という場合がある。
ここで、比較例としての一般的な3点式のシートベルト装置の場合、車幅方向内側(バックル20側)の肩部Sがショルダベルト部12Aにて拘束されないため、乗員Pは上体が捩れるような姿勢で移動することとなる。この姿勢では、乗員Pの上体は、ショルダベルト部12Aにて拘束されない右側部分で、主に腹部よりも上側の部分が前方に倒れるように移動しやすい。また例えば、乗員Pの腰部Lに対するシート幅方向の両外側でエアバッグを展開させることでラップベルト部により乗員の拘束力を増す構造では、該拘束力がラップベルト部のシート幅方向各部で略均等となる。
これに対してエアベルト装置10では、左右一対の膨張部であるアンカ側膨張部26Aとバックル側膨張部26Bとで乗員Pの腰部Lをシート幅方向に離れた2か所(腸骨PIL、PIR付近)で、車両用シート11に対し前方側(前上方)から拘束する。換言すれば、シート幅方向に離れた2か所(腸骨PIL、PIR付近)で、ラップエアベルト26による拘束荷重を集中的に作用させる。これにより、着座乗員Pの左右の腰部Lがしっかりと車両用シート11に拘束され、該乗員Pの斜め移動が効果的に抑制される。
また、着座乗員Pの左右の腰部Lがしっかりと車両用シート11に拘束されることで、乗員Pの体が捩れるような姿勢変化(以下、単に「上体の捩れ」等という)が抑制され(姿勢が矯正され)る。このため、ラップエアベルト26を備えない構成と比較して、ショルダベルト部12Aによる乗員Pの拘束性能も確保される。特に、エアベルト装置10は、ラップエアベルト26と共に、ショルダベルト部12Aに設けられたショルダエアベルト24が膨張、展開される。このため、ショルダエアベルト24を備えない構成と比較して、ショルダベルト部12Aによる乗員の斜め移動に対する拘束性能が向上する。
しかも、ショルダエアベルト24の内圧がラップエアベルト26の内圧に対し低く抑えられているため、ショルダベルト部12Aによる乗員Pの拘束の際に、該乗員Pの状態(胸部B)に作用する荷重を低く抑えることができる。すなわち、ショルダエアベルト24によって乗員Pをソフトに拘束することができる。
またここで、自動車Vの車幅方向における車両用シート11設置側(ニア側)に微小ラップ衝突や斜め衝突が生じた場合を考える。この場合、乗員Pは、前方に移動しながら、その車幅方向外側に近接して(短距離だけ離れて)位置するサイドドア側へ移動する。
エアベルト装置10では、インフレータ40からのガスがラップエアベルト26を構成するアンカ側膨張部26Aに先行して供給されるため、該アンカ側膨張部26Aは、バックル側膨張部26Bに対し先行して膨張、展開される。このようにアンカ側膨張部26Aが短時間で展開されることで、ニア側への衝突に対しても乗員Pが効果的に拘束される。
また、左右のアンカ側膨張部26A、バックル側膨張部26Bでインフレータ40が共通化されているので、構造の簡素化が図られ、低コスト化に寄与する。特に、本実施形態では、ショルダエアベルト24を含めインフレータが共通化されているので、構造の簡素化、低コスト化への寄与が大きい。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。なお、第1の実施形態の構成と基本的に同様の構成については、第1の実施形態の構成と同一の符号を付すこととし、また、その説明、図示を省略する場合がある。
図5(A)には、第2の実施形態に係るエアベルト装置50におけるショルダエアベルト24、ラップエアベルト52の展開状態が図1(A)に対応する正面図にて示されている。この図に示されるように、エアベルト装置50は、シートベルト12におけるラップベルト部12Bを成す部に、ラップエアベルト26に代えて設けられたラップエアベルト52を備えている。
以下、ラップエアベルト52におけるラップエアベルト52とは異なる部分、すなわち展開形状について主に説明することとする。ラップエアベルト52は、連通部52Cによって連通されたバックル側膨張部52Bとアンカ側膨張部52Aとを有し、これらバックル側膨張部52B及びアンカ側膨張部52Aは、乗員Pの側方(シート幅方向外側)で展開される部分を有する。
具体的には、バックル側膨張部52Bは、第1の実施形態におけるバックル側膨張部26Bと同様に腸骨PIRに対応して展開される腰押え部52BLから、側方展開部52BSが上方に延びるように展開される構成とされている。この側方展開部52BSは、乗員Pの腰部Lから胸部Bにかけての部分を含む該乗員Pの側方で、展開されるようになっている。なお、乗員Pの胸部Bは、該乗員Pの肋骨のある範囲とされる。
また、この実施形態では、展開完了状態の側方展開部52BSの上方先端は、乗員Pの右側(バックル20側)の脇の下F(腕の付け根部分の下側)に至る構成とされている。車両用シート11が運転席である場合、側方展開部52BSは、ステアリングホイールを握る乗員Pの脇の下Fに進入するようになっている。また、車両用シート11が助手席である場合、側方展開部52BSは、乗員Pの腕を押し退けつつ脇の下Fに至るようになっている。
さらに、図5(A)の5B−5B線に沿った断面図として図5(B)に示されるように、側方展開部52BSの断面形状は、乗員Pの側方から前方に回り込むように形成されている。なお、図5(B)において、シートバック11Bについては、断面形状の図示は省略し、外形のみ示している。そして、このバックル側膨張部52Bにおける腰押え部52BL及び側方展開部52BSの各一部は、ショルダベルト部12A及びラップベルト部12Bと乗員Pとの間で展開されるようになっている。さらに、バックル側膨張部52Bにおける腰押え部52BL及び側方展開部52BSの各一部は、バックル20(バックルステー20A)と乗員Pとの間まで展開されるようになっている。すなわち、バックル側膨張部52Bは、ショルダベルト部12Aと、ラップベルト部12Bと、バックル20とに跨るように展開される部分を含んで構成されている。
一方、アンカ側膨張部52Aは、腰押え部52AL、側方展開部52ASを含んで、バックル側膨張部52Bとは略左右対称を成す形状に展開されるようになっている。但し、アンカ側膨張部52Aは、主に腰押え部52ALにおいてラップベルト部12Bと乗員Pとの間で展開され、ショルダベルト部12A及びバックル20(アンカプレート14)と乗員Pとの間で展開される部分を有しない構成とされている。なお、連通部52Cは、第1の実施形態における連通部26Cと同様に構成されている。エアベルト装置50の他の構成は、図示しない部分を含めエアベルト装置10の対応する構成と同様である。
したがって、第2の実施形態に係るエアベルト装置50によっても、基本的にエアベルト装置10と同様の作用によって同様の効果を得ることができる。また、エアベルト装置50では、バックル側膨張部52Bが腰押え部52BLに加えて側方展開部52BSを含む。そして、側方展開部52BSは、その下端側がバックル20等にて反力が支持された状態で、腰部Lから胸部Bにかけての広い範囲で乗員Pに接触する。バックル側膨張部52Bによって乗員Pの斜め移動が効果的に制限される。
また、バックル側膨張部52Bが腰部Lから胸部Bにかけての広い範囲(腹部よりも上側を含む範囲で)で乗員Pに接触することで、微小ラップ衝突や斜め衝突の場合に乗員Pの上体の捩れが抑制される。すなわち、一対の腰押え部52BL、52ALによる乗員Pの上体が捩れの抑制効果(第1実施形態と同様の作用甲)に加え、側方展開部52BSによっても乗員Pの上体の捩れの抑制効果が得られる。特に、バックル側膨張部52Bが乗員Pの車幅方向内側の脇の下Fに至るまで展開されるため、乗員Pの上体の捩れが一層効果的に抑制される。これらにより、車両用シート11に対する乗員Pの適正姿勢が維持され、シートベルト12による乗員Pの拘束性能が確保される。
しかも、バックル側膨張部52Bは、ショルダベルト部12A及びラップベルト部12B(の張力)によっても反力が支持されるので、特に、前方及び車幅方向内側に向かう斜め方向の移動が一層効果的に制限される。
さらに、エアベルト装置50では、アンカ側膨張部52Aについても側方展開部52ASを含んで構成されている。このため、自動車Vにおける車両用シート11の設置側(ニア側)に微小ラップ衝突や斜め衝突が生じた場合に、ファー側への衝突の場合と対称に、側方展開部52ASによって乗員Pの衝突側への移動が効果的に制限される。特に、上記した第1の実施形態と同様にアンカ側膨張部52Aが先行して膨張、展開されるので、衝突側のサイドドアまでの距離が短いニア側への微小ラップ衝突や斜め衝突に対して乗員Pを効果的に保護することができる。
(変形例)
なお、第2の実施形態では、ラップエアベルト52が略左右対称に展開される例を示したが、本発明はこれに限定されない。例えば、アンカ側膨張部52A、バックル側膨張部52Bの何れか一方が側方展開部を含まない構成としても良く、また例えばアンカ側膨張部52A、バックル側膨張部52Bの何れか一方の側方展開部が脇の下Fまで至らない構成であっても良い。
また、第2の実施形態では、バックル側膨張部52Bの側方展開部52BSがショルダベルト部12A及びラップベルト部12Bと乗員Pとの間で展開される例を示したが、本発明はこれに限定されない。側方展開部52BSは、ショルダベルト部12A及びラップベルト部12Bの何れか一方のみと乗員Pとの間で展開される構成としても良い。
さらに、上記した各実施形態では、乗員Pがエアベルト装置10、50にて保護される例を示したが、本発明はこれに限定されない。例えば、本発明の乗員拘束装置が、他のエアバッグ装置との協働にて乗員Pを保護(拘束)する構成としても良い。したがって例えば、乗員Pの頭部に対する車幅方向内側で膨張、展開される頭部エアバッグをさらに備え、微小ラップ衝突や斜め衝突による乗員の頭部の衝突側への移動を制限するようにしても良い。
またさらに、上記した各実施形態では、ショルダエアベルト24及びラップエアベルト26、52が微小ラップ衝突や斜め衝突の際に膨張、展開される例を示したが、本発明はこれに限定されない。例えば、側面衝突の際にラップエアベルト26、52を膨張、展開させて乗員Pの衝突側への移動を制限する構成としても良い。
また、上記した各実施形態では、バックル20が車幅方向内側に配設された例を示したが、本発明はこれに限定されない。例えば、バックル20が車幅方向外側に配設された構成に本発明を適用しても良い。
さらに、上記した各実施形態では、エアベルト装置10、40、50、70が運転席又は助手席に適用された例を示したが、本発明はこれに限定されない。例えば、2列シートレイアウトの後部座席、又は3列シートレイアウトの2列目又は3列目座席にエアベルト装置10、40、50、70が適用されても良い。
またさらに、上記した各実施形態では、ショルダエアベルト24、ラップエアベルト26がウエビング28に保持された袋体30とこれらを覆うカバー材32とを含んで構成された例を示したが、本発明はこれに限定されない。例えば、折り畳み状態の袋体を該折り畳み状態が維持されるようにティアシームで縫製すると共に、長手方向両端が分割されたウエビングの端部にそれぞれ接続されたエアベルトを採用しても良い。また例えば、一対のウエビング間に袋体を折り畳むと共に該折り畳み状態が維持されるように一対のウエビングをティアシームで縫製して成るエアベルトを採用しても良い。
その他、本発明は、その要旨を逸脱しない範囲で各種変形して実施可能であることは言うまでもない。
10 エアベルト装置(乗員拘束装置)
11 車両用シート
12 シートベルト
12A ショルダベルト部
12B ラップベルト部
20 バックル
24 ショルダエアベルト(ショルダ膨張部)
26 ラップエアベルト
26A アンカ側膨張部(一対のラップ膨張部の一方又は他方)
26B バックル側膨張部(一対のラップ膨張部の他方又は一方)
50 エアベルト装置(乗員拘束装置)
52 ラップエアベルト
52A アンカ側膨張部(一対のラップ膨張部の一方又は他方)
52AS 側方展開部
52B バックル側膨張部(一対のラップ膨張部の他方又は一方)
52BS 側方展開部

Claims (6)

  1. 車両用シートに対するシート幅方向の一方に配置されたバックルに対して、一方側が着座乗員の上体に装着されるショルダベルト部とされると共に、他方側が前記着座乗員の腰部に装着されるラップベルト部とされたシートベルトと、
    前記ラップベルト部に設けられ、ガス供給により膨張されて前記着座乗員の腰部をシート幅方向に離れた位置で車両前方側から前記車両用シートに拘束する一対のラップ膨張部と、
    を備えた乗員拘束装置。
  2. 前記ショルダベルト部に設けられ、ガス供給により前記一対のラップ膨張部の内圧よりも低い内圧で膨張、展開されるショルダ膨張部をさらに備えた請求項1記載の乗員拘束装置。
  3. 前記一対のラップ膨張部は、互いに連通されており、前記車両用シートに対する車幅方向外側に配置された前記ラップ膨張部を経由して車幅方向内側に配置された前記ラップ膨張部にガスが供給される構成とされている請求項1又は請求項2記載の乗員拘束装置。
  4. 前記一対のラップ膨張部のうち少なくとも一方のラップ膨張部は、前記着座乗員の腰部から胸部にかけての側方で膨張して展開される側方展開部を含んで構成されている請求項1〜請求項3の何れか1項記載の乗員拘束装置。
  5. 前記側方展開部は、前記着座乗員の脇の下まで展開される構成とされている請求項4記載の乗員拘束装置。
  6. 前記左右一対のラップ膨張部のうちシート幅方向における前記バックル側のラップ膨張部は、前記ショルダベルト部及びラップベルト部に対する前記着座乗員側で展開される部分を含んで構成されている請求項1〜請求項5の何れか1項記載の乗員拘束装置。
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