JP2015053646A - 映像表示装置 - Google Patents

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高尾 充良
Mitsuyoshi Takao
充良 高尾
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Abstract

【課題】一例として、固定部材の支持部への取付位置を選択できる映像表示装置を得る。
【解決手段】実施形態にかかる映像表示装置は、一例として、筐体と、支持部と、第一の固定部材と、を備える。筐体には、表示画面を有した表示装置が設けられる。支持部は、筐体を支持する。第一の固定部材は、支持部に引っ掛かる第一の部分を有し、当該第一の部分が支持部の複数の位置に引掛可能に構成される。
【選択図】図4

Description

本発明の実施形態は、映像表示装置に関する。
従来、筐体を支持する支持部と、支持部に引っ掛かる第一の部分を有した固定部材と、を備えた映像表示装置が知られている。
実開平2−75880号公報
この種の映像表示装置では、一例としては、固定部材の支持部への取付位置を選択できる構成が得られれば、好ましい。
実施形態にかかる映像表示装置は、一例として、筐体と、支持部と、第一の固定部材と、を備える。筐体には、表示画面を有した表示装置が設けられる。支持部は、筐体を支持する。第一の固定部材は、支持部に引っ掛かる第一の部分を有し、当該第一の部分が支持部の複数の位置に引掛可能に構成される。
図1は、実施形態にかかる映像表示装置の一例を前側から見た斜視図である。 図2は、実施形態にかかる映像表示装置の一例を後側から見た斜視図である。 図3は、実施形態にかかる映像表示装置の一例の支持部を前側かつ上側から見た斜視図である。 図4は、実施形態にかかる映像表示装置の一例の支持部を後側かつ上側から見た斜視図である。 図5は、実施形態にかかる映像表示装置の一例の支持部を後側かつ下側から見た斜視図である。 図6は、実施形態にかかる映像表示装置の一例の支持部の側面図である。 図7は、図3のVII-VII断面図である。 図8は、実施形態にかかる映像表示装置の一例の支持部の一部を前側かつ上側から見た分解斜視図である。 図9は、実施形態にかかる映像表示装置の一例の支持部の一部を前側かつ上側から見た分解斜視図である。 図10は、実施形態にかかる映像表示装置の一例の支持部の一部を前側かつ上側から見た分解斜視図である。 図11は、図3のXI-XI断面を示す図であって、図3に対して一部の部材が省略された図である。 図12は、実施形態にかかる映像表示装置の一例の支持部の部品の側面図である。 図13は、図12のXIII-XIII断面図である。 図14は、図4に示す支持部の第一の固定部材を取り外した状態の斜視図である。 図15は、図11に示す第一の固定部材の拡大図である。 図16は、実施形態にかかる映像表示装置の一例の第二の固定部材を反時計回りに回動させて第一の固定部材を取り外す状況を示した斜視図である。 図17は、実施形態にかかる映像表示装置の一例の第二の固定部材を時計回りに回動させて第一の固定部材を取り外す状況を示した斜視図である。
以下、図面を参照して、実施形態について詳細に説明する。以下の各図では、便宜上、方向が規定されている。X方向は、表示画面4aに対する正面視(前面視)で右方(背面視(後面視)では左方)、Y方向は、上方、Z方向は、表示画面4aの法線方向(手前方向)である。なお、本実施形態では、一例として、Y方向は、テレビジョン受像機1の支持部2が載置面P(平面、載置平面、XZ平面、図7参照)上に載せられた場合の当該載置面Pの法線方向に沿い、X方向およびZ方向は、載置面Pと平行である。
また、以下の実施形態では、映像表示装置がテレビジョン受像機1として構成された場合が例示されるが、本実施形態にかかる映像表示装置は、これには限定されない。本実施形態にかかる映像表示装置は、支持部を含むスタンドを有した電子機器、具体的には、例えば、所謂オールインワン(AIO)タイプのパーソナルコンピュータや、スマートテレビ、ディスプレイ装置、モニタ装置等として構成されることができる。
本実施形態では、一例として、図1に示されるように、テレビジョン受像機1は、支持部2と筐体3とを備える。筐体3は、表示装置4を支持している。本実施形態では、一例として、表示装置4の少なくとも一部が、筐体3内に収容されている。支持部2(スタンド、台部、脚部)は、筐体3を支持する。
筐体3は、図1,2に示されるように、正面視および背面視では四角形状(本実施形態では、一例として長方形状)に構成されている。また、筐体3は、前後方向に薄い扁平な直方体状に構成されている。筐体3は、面3a(前面、正面、面部)とこの反対側の面3b(後面、背面、面部)と、を有する。面3aおよび面3bは、いずれも、筐体3の厚さ方向と交差する方向(本実施形態では、一例として直交する方向、XY平面)に沿って延びている(拡がっている)。面3aと面3bとは略平行である。また、筐体3は、図1に示されるように、正面視では、四つの端部3c〜3f(辺部、縁部)と、四つの角部3g〜3j(尖部、曲部、端部)と、を有する。端部3c,3eは、長辺部の一例である。また、端部3d,3fは、短辺部の一例である。
また、筐体3は、面3aを有する壁部3k(第一部、部分、プレート、フレーム、ベゼル、モール、前壁部、表壁部、天壁部)と、面3bを有する壁部3m(第二部、部分、プレート、カバー、後壁部、裏壁部、底壁部)と、を有する。壁部3k,3mは、四角形状(本実施形態では、一例として長方形状)である。また、筐体3は、壁部3kと壁部3mとの間に亘った面3p(側面、周面)を有する四つの壁部3n(部分、プレート、側壁部、端壁部、立壁部、亘部)を有する。なお、壁部3kには、四角形状の開口部3rが設けられている。よって、壁部3kは、四角形状かつ枠状である。また、開口部3rは、透明な板状の部材3s(部分、プレート、マスク、カバー、ガラス)で覆われている。
さらに、筐体3は、複数の部品(分割体)が組み合わせられて構成されることができる。筐体3は、本実施形態では、一例として、少なくとも壁部3kを含む筐体部材11と、少なくとも壁部3mを含む筐体部材12とを有する。また、筐体3は、金属材料や合成樹脂材料等で構成されうる。
また、筐体3の面3a,3b,3pには、コネクタや、操作部、カメラモジュール(カメラ、撮像装置)等(図示されず)が設けられることができる。コネクタは、例えば、電源ケーブル用のコネクタや、USB(Universal Serial Bus)コネクタ、カードコネクタ、イヤホンやマイクのコネクタ等であることができる。操作部は、例えば、押しボタンや、押しスイッチ、スライドスイッチ、ポインティングデバイス、ダイヤル等であることができる。
また、図1に示されるように、表示装置4(表示部、ディスプレイ、パネル)の、面3a側に位置した表示画面4a(面、前面、表面)は、開口部3rによって露出されており、開口部3rおよび部材3sを介して筐体3の前方(外方)から視認可能である。表示装置4は、正面視では四角形状(本実施形態では一例として長方形状)に構成されている。また、表示装置4は、前後方向に薄い扁平な直方体状に構成されている。表示装置4は、例えば、液晶ディスプレイ(LCD,Liquid Crystal Display)や有機ELディスプレイ(OELD,Organic Electro-Luminescent Display)等である。表示装置4は、表示画面4aの反対側から壁部3mによって覆われている。
表示装置4の前側(表側、壁部3k側)には、タッチパネル5(一例としては入力操作パネル、タッチセンサ、操作部)が設けられてもよい。この場合、タッチパネル5は、一例としては部材3sの裏側(表示装置4側、背面側、後面側)に設けることができる。タッチパネル5は、透明な比較的薄い四角形状に構成され、表示画面4aを覆っている。ユーザ等は、例えば、手指や部品(例えばスタイラス等、図示されず)等でタッチパネル5に対して、触れる、押す、擦る、あるいは手指やスタイラス等をタッチパネル5の近傍で動かす、等の操作を行うことで、入力処理を実行することができる。また、表示装置4の表示画面4aから出た光は、壁部3kの開口部3rからタッチパネル5および部材3sを通過(透過)して筐体3の前方(外方)へ出る。
筐体3内には、表示装置4の後側(裏側、背後側、壁部3m側、表示画面4aとは反対側)に、一つ以上の基板(回路基板、制御基板、メイン基板、電気部品、部品、図示されず)が収容されている。基板は、表示装置4と略平行に設けられている。基板は、表示装置4の裏面(図示されず)に当該裏面と間隔をあけて固定されることができる。基板は、壁部3k,3m,3n等と離間した状態で、すなわち、壁部3k,3m,3n等との間に空間(隙間)が形成された状態で、設けられている。
また、基板には、例えば、CPU(Central Processing Unit)や、グラフィックコントローラ、電源回路部品、PCH(Platform Controller Hub)、メモリスロットコネクタ、LCDコネクタ、I/O(Input/Output)コネクタ、電源コイル、素子、コネクタ等の複数の部品(図示されず)を実装することができる。また、制御回路は、例えば、映像信号処理回路や、チューナ部、HDMI(High-Definition Multimedia Interface、登録商標)信号処理部、AV(Audio Video)入力端子、リモコン信号受信部、制御部、セレクタ、オンスクリーンディスプレイインタフェース、記憶部(例えば、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)等)、音声信号処理回路等を、含むことができる。制御回路は、表示装置4の表示画面4aでの映像(動画や静止画等)の出力や、スピーカ(図示されず)での音声の出力、LED(Light Emitting Diode、図示されず)での発光等を制御する。表示装置4や、スピーカ、LED等は、出力部の一例である。筐体3内には、複数の基板が収容されることができる。また、筐体3内には、基板に設けられていない電気部品や電子部品が収容されることもできる。
また、本実施形態では、一例として、図3〜5に示されるように、支持部2(脚部、スタンド、指示部品)は、複数の部品21,22,23を有する。部品21(第三の部分)は、載置面P(図6参照)上に載置される。部品22は、部品21に取り付けられ(結合され)、部品23を支持する。部品23は、部品22に取り付けられ(結合され)、筐体3を支持する。部品23は、筐体3の壁部3mか、あるいは筐体3内に位置され筐体3に結合された骨格部材と、結合具(図示されず)によって結合される。つまり、部品23は、筐体3に結合されかつ部品22に結合されており、部品22は、部品23を介して筐体3と結合されている。部品23は、露出しないよう、筐体3かあるいはカバー(図示されず)で覆われる。
部品21は、端部21a〜21dを有する。端部21aは、面3aならびに面3bよりも前側(正面側、前面側、法線方向側)に位置され、端部21bは、面3aならびに面3bよりも後側(背面側、甲面側)に位置されている。端部21c,21dは、端部21aと端部21bとの間に亘っている。端部21c,21dにより、テレビジョン受像機1が前後方向に傾倒するのが抑制されている。端部21c,21dは、辺部、延部、部材の一例である。
また、本実施形態では、一例として、端部21cは、正面視において筐体3の中央(筐体3の重心)よりも左側に位置され、端部21dは、正面視において筐体3の中央よりも右側に位置されている。端部21a,21bは、端部21cと端部21dとの間に亘っている。端部21a,21bにより、テレビジョン受像機1が左右方向に傾倒するのが抑制されている。端部21a,21bは、辺部、延部、部材の一例である。
また、本実施形態では、一例として、端部21a,21bは、左右方向(X方向)に延びており、端部21c,21dは、前後方向(Z方向)に延びている。端部21a,21bの長さは、端部21c,21dの長さより長い。よって、端部21a,21bは部品21の長辺部の一例であり、端部21c,21dは部品21の短辺部の一例である。
また、本実施形態では、一例として、部品21には、開口部21e(穴、貫通孔、切欠等、本実施形態では、一例として貫通孔)が設けられ、部品21は、この開口部21eを取り囲むフレーム(枠)として構成されている。本実施形態では、部品21は、角部が丸められた四角形状の枠状(四角形状の環状)に構成されている。開口部21eは、角部が丸められた四角形状に構成されている。なお、開口部21eは、種々の形状とすることができる。
また、部品21は、面21f〜21iを有する。面21f(第一面)は、部品21が載置面P(図6参照)に載せられた場合に、載置面Pに面する。面21fは、下面や、底面、対向面等と称されうる。面21g(第二面)は、面21fとは反対側に位置される。面21gは、上面や、天面等と称されうる。面21h(第三面)は、面21fと面21gとの間に亘って延びており、面21f,21gと交差(本実施形態では、一例として直交)している。面21hは、環状の部品21(開口部21e)の内周面を構成している。面21hは、側面や、内側面等と称されうる。また、面21hは、露出している。すなわち、面21hは、露出面とも称されうる。面21iは、面21fと面21gとの間に亘って延びており、面21f,21gと交差(本実施形態では、一例として直交)している。面21iは、環状の部品21の外周面を構成している。面21iは、側面や、外側面等と称されうる。また、面21iは、露出している。すなわち、面21iは、露出面とも称されうる。部品21の断面は、略四角形状(本実施形態では、一例として長方形状)である。また、本実施形態では、一例として、面21f,21gの幅が面21h,21iの高さより短い。すなわち、部品21の断面は、上下方向(縦方向)に長い長方形状である。
また、本実施形態では、一例として、図5,7に示されるように、面21fには、凹部21mが設けられている。凹部21mは、端部21a〜21dに亘って環状に設けられている。凹部21mには、複数の脚部材28が相互に間隔をあけて入れられており、部品21が載置面Pに載せられた場合、脚部材28が載置面Pと接触し、部品21は載置面Pから離間する。なお、脚部材28は、凹部21mの溝に合わせて環状に設けられてもよい。脚部材28は、一例として、直方体状の外形を呈している。脚部材28は、例えば、ゴム等によって構成されうる。
部品21は、一例として、金属材料で構成されている。本実施形態では、一例として、部品21は、アルミニウム合金の押出成形によって構成された棒状の部材を四角形状かつ枠状に折り曲げ、端部同士を溶接等で接合することで枠状(環状)に構成されている。また、部品21には、塗装やメッキ等の表面処理が施されうる。
部品23は、一例として、図7,8に示されるように、部品22に面する面23a(接触部)と、面23aの反対側の面23bと、面23aから載置面P(部品22)に向かって突出した係部23cと、面23bから載置面P(部品22)とは反対側に突出した取付部23dと、を有する。部品23には、面23a,23bを貫通した孔23e(孔部)が設けられている。また、係部23cは、一例として、載置面Pに近づくにしたがい後方に向かう方向に傾斜している。係部23cは、一例として板状である。また、取付部23dは、一例として、面23bから載置面P(部品22)とは反対側に突出した壁部23f,23gを有する。壁部23fと壁部23gとは、一例として、交差(本実施形態では、一例として直交)している。壁部23fには、孔23hが設けられている。本実施形態では、取付部23dは、孔23hに挿入された結合具(図示されず)によって、筐体3の壁部3mか、あるいは筐体3内に位置され筐体3に結合された骨格部材と結合される。
また、部品23は、一例として、複数の部品(分割体)が組み合わせられて構成されることができる。部品23は、面23aと、係部23cとを含む部材31と、面23bを含む部材32と、取付部23dを含む部材33と、を有する。部材31〜33は、一例として、ねじ部材34(結合具)によって相互に結合されている。部材31〜33は、金属材料等によって構成されうる。
部品22は、一例として、図1に示されるように、筐体3の面3aよりも後方に位置されて、端部21c,21d毎に設けられている。また、本実施形態では、一例として、図6〜8に示すように、部品22は、角柱状(柱状、角棒状、角筒状)に構成されている。部品22は、部品21に取り付けられた状態で、載置面Pから離れる方向に延びている。部品22は、一例として、載置面Pから離れるにしたがい前方に向かう方向に傾斜(前傾)している。
本実施形態では、一例として、図9〜12に示されるように、部品22は、載置面Pに近い側の端部22a(第一端部、下面、底面、端面)と、端部22aの反対側の端部22b(第二端部、上面、天面、端面)と、を有する。つまり、載置面Pに部品21が載せられた場合、端部22bよりも端部22aの方が載置面Pの近くに位置される。また、部品22は、端部22aと端部22bとの間に亘る亘面22c(面)を有する。亘面22cは、側面や、外面、外側面と称されうる。また、部品22には、切欠22d(凹部、窪み)が設けられている。切欠22dの少なくとも一部は、面22eとこの面22eと交差する(本実施形態では、一例として直交する)面22fとによって規定(構成)されている。切欠22dを規定する一つの面22e(第四面)は、部品21の面21gと面しかつ面21gと接触し、当該面21gを覆っている。また、切欠22dを構成するもう一つの面22f(第五面)は、部品21の面21hと面しかつ面21hと接触し、当該面21hを覆っている。つまり、面22fは、一例として、一対の端部21c,21d間に位置されるとともに、面22hが一対の端部21c,21d間に位置されている。面22e,22fは、亘面22cに設けられている。本実施形態では、切欠22dによって、亘面22cに段差が設けられている。なお、面22f(第五面)が、部品21の面21i(第三面)と面しかつ面21iと接触し、当該面21iを覆う構成であってもよい。つまり、面22f,22hが、一対の端部21c,21d間の外側に位置されてもよい。
また、本実施形態では、一例として、亘面22cは、面22e,22fを有し端部22aと端部22bとに亘った面22gと、面22f(面22g)の反対側に位置され端部22aと端部22bとに亘った面22hと、面22gと面22fとに亘った面22iと、面22iの反対側の面22jと、を有する。また、面22gは、面22eと端部22bとに亘った面22kを有する。本実施形態では、亘面22cは、外部に露出されている。したがって、亘面22cは、露出面とも称されうる。詳細には、本実施形態では、一例として、亘面22cにおいて、面22hと面22iと面22jと面22kとが、外部に露出されている。
また、本実施形態では、一例として、図7,9,13に示されるように、部品22には、孔22m(開口部)が設けられている。孔22mは、端部22bと面22eとを貫通して設けられている。また、部品22には、孔22mを規定する面22n(孔面、周面)が設けられている。孔22mには、部品23の係部23cが挿入される。部品22は、孔22mに挿入された係部23cと当接することで部品23の移動を規制する。本実施形態では、一例として、図7に示された状態から、部品23が前方に倒れようとする(図7において矢印Rの方向に回動しようとする)場合、係部23cが部品22の面22nに引っ掛かり、部品23が前方に倒れるのが規制される。すなわち、本実施形態では、部品22の面22nは、部品23の一方向の倒れ(回動)を規制する。
また、本実施形態では、一例として、図7,9,12に示されるように、部品22の面22fには、凸部22p(突起、係部、キー)が設けられている。凸部22pは、部品21の端部21c,21dの面21hに設けられた凹部21j(凹面、キー溝、溝、図7,10参照)に入れられる(嵌められる)。なお、凹部21jが面22fに設けられ、凸部22pが面21hに設けられていてもよい。つまり、凹部21jは、面21hと面22fとの一方に設けられ、凸部22pは、面21hと面22fとの一方に設けられていてよい。凹部21jは、図7,10に示されるように、面21gから面21fへ向かって延びている。本実施形態では、一例として、凹部21jは、面21gと面21fとを貫通している。また。図7,9,12に示されるように、凸部22pは、凹部21jに沿って延びている。また、凸部22pは、端部22aと端部22bとに亘って設けられるともに、孔22mを規定している。すなわち、凸部22pは、面22n(孔面)の一部を構成している。かかる構成により、孔22mの延在方向と直交する孔22mの断面は、図13に示されるように、概略C字状となっている。また、本実施形態では、一例として、図7,9,10に示されるように、凹部21jと凸部22pとは、部品21が載置面Pに載せられた場合、載置面Pに対して傾斜して延びている。一例として、凹部21jと凸部22pとは、部品21が載置面Pに載せられた場合、載置面Pから離れるにしたがい前方に向かう方向に延びている。つまり、凹部21jと凸部22pとは、前傾している。なお、凹部21jが面22fに設けられ、凸部22pが面21hに設けられた場合には、孔22mの断面が略T字状となりうる。
また、本実施形態では、一例として、図8に示されるように、端部22bには、凹部22sが設けられている。凹部22sには、部品23の面23aに設けられた位置決め突起(凸部、図示されず)が入れられ、凹部22sは、部品23を位置決めする。また、端部22bには、ねじ孔22t(雌ねじ、結合部)が設けられており、ねじ孔22tと結合したねじ部材26(結合具)によって、部品23が部品22に固定(結合)される。なお、部品22と部品23とを結合する結合具は、ねじ部材26に限るものではなく、例えばピン等であってもよい。
また、本実施形態では、一例として、図9,10に示されるように、部品22は、複数の部品(分割体)が組み合わせられて構成されることができる。部品22は、本実施形態では、一例として、端部22aと、面22e,22f,22g,22i,22jと、面22hの一部を含む部材24と、面22hの他の一部を含む部材25と、を有する。本実施形態では、一例として、部材24において面22fの反対側に、凹部22q(図10参照)が設けられている。そして、部材24には、凹部22qと面22fとを貫通した孔22rが設けられており、孔22rに挿入されたねじ部材27(結合具、雄ねじ)によって、面21hと面22fとが結合(締結)される。ねじ部材27は、一例として、部品21の面21hに設けられたねじ孔21k(雌ねじ、結合部)と結合している。部材25は、凹部22qを覆っている。部材25は、例えば、嵌め合いや引っ掛かり等によって着脱可能に結合されている。なお、部品21と部品22とを結合する結合具は、ねじ部材27に限るものではなく、例えばピン等であってもよい。
また、本実施形態では、部品22は、例えば、金属材料等で構成されうる。部品22の金属材料は、アルミニウム合金等であってよい。また、部品22は、表面にメッキ加工が施されうる。また、部材24は、一例として押し出し成形された押し出し材(素材)を用いて構成されうる。このとき、左右一対の部材24は、左右対称形状であるので、共通の押し出し材から成形することができる。押し出し材は、例えば、図13に示した断面形状を有する。この押し出し材を所定長さで切断したものに、切欠22dや凹部22q、孔22rを機械加工等によって成形することで、部品22を得ることができる。
以上の構成の支持部2の組み立ての際は、一例として、部品22が、まず、部品21に取り付けられる。この際、部品21の凹部21jに、部品22の凸部22pが上方から入れられる。このとき、凹部21jは、凸部22pと接触することで、凸部22pを下方かつ後方に向かって案内する案内部として機能する。また、この際、部品21の面21hは、部品22の面22fを下方へ案内する案内部として機能する。そして、部品21の面21gに部品22の面22eが接触して、部品22の下方への移動が規制される。以上により、部品21に対する部品22の位置出しが精度よく行われる。この状態で、ねじ部材27によって、部品22が部品21に固定される。一方、部品23は、まず、筐体3に取り付けられる。そして、部品21に取り付けられた部品22に、部品23が取り付けられる。この際、部品23の係部23cが部品22の孔22mに上方から入れられる。この際、部品22の面22nは、係部23cと接触することで、係部23cを下方かつ後方に向かって案内する案内部として機能する。そして、部品23の面23aが部品22の端部22bと接触するとともに、部品23の面23aに設けられた位置決め突起が部品22の凹部22sに入れられて、部品22に対する部品23の位置決めがなされる。このとき、係部23cが引っ掛かる部品22の面22nによって、部品23の前方への倒れが規制される。この状態で、ねじ部材26によって、部品23が部品22に固定される。以上により、筐体3が支持部2によって支持される。
また、本実施形態では、一例として、図4に示されるように、部品21(第三の部分)には、第一の固定部材50や、第二の固定部材60、第三の固定部材70等が設けられている。これら第一の固定部材50、第二の固定部材60、および第三の固定部材70は、支持部2を載置面P(図7参照、例えばテレビ台の天面)や、その他の取付面(例えばテレビ台の側面等)に固定する場合に用いられる。本実施形態では、一例として、第一の固定部材50、第二の固定部材60、および第三の固定部材70は、部品21の端部21bに設けられている。
第二の固定部材60は、一例として、図2,4に示されるように、細長い帯状かつ板状(ベルト状)に構成されている。また、第二の固定部材60は、弾性部材(例えば、合成樹脂材料や、エラストマ、ナイロン等)で構成され、可撓性を有している。第二の固定部材60には、例えばねじ等の固定具58(第二の固定具、図15参照、本実施形態では、一例として第一の固定具と兼用)が挿通可能な複数の開口部65(第二の開口部)が設けられている。これら開口部65は、第二の固定部材60の長手方向に沿って、一定のピッチ(間隔)で設けられている。また、図14に示されるように、第二の固定部材60は、例えばねじ等の結合具67によって、端部21bの面21iに、回動可能に結合(接続、支持)されている。第二の固定部材60は、少なくとも、部品21(端部21b)に沿って延びた状態(図4参照)と、部品21(端部21b)と交差(本実施形態では、一例として直交)した状態(図2参照)との間で、回動可能に構成される。なお、結合具67と端部21bの面21iとの間には、ワッシャ68が設けられている。結合具67は、ワッシャ68の開口部(図示されず)と、第二の固定部材60の開口部65のうちいずれか一つと、端部21bの開口部(図示されず)とを、面21iと直交する方向(本実施形態では、一例としてZ方向)に貫通している。
第三の固定部材70は、一例として、図4に示されるように、第一の部分71と、第二の部分72と、を有する。第一の部分71は、筒状(円筒状)に構成され、例えばねじやワイヤー等の固定具(図示されず)が挿通可能な開口部75が設けられている。第二の部分72は、第一の部分71と一体に設けられ、端部21bの面21iに沿って延びている。第二の部分72には、例えば、ねじ等の結合具77が挿通可能な開口部(図示されず)が設けられている。第三の固定部材70は、結合具77によって、端部21bの面21iに固定されている。
第一の固定部材50は、一例として、図4,14に示されるように、第一の部分51と、第二の部分52と、を有する。第一の部分51は、図15に示されるように、壁部51a〜51cを有する。壁部51aは、部品21の面21gに沿って延び、当該面21gと対向する(重ねられる)。壁部51aは、上壁部や、天壁部等と称されうる。壁部51bは、部品21の面21hと対向し、部品21の面21gと面21fとの間に亘って延びている。壁部51bは、内壁部等と称されうる。壁部51cは、部品21の面21iと対向し、部品21の面21gと面21fとの間に亘って延びている。壁部51cは、外壁部等と称されうる。第一の部分51は、これら壁部51a〜51cによって、略U字状に構成されている。すなわち、第一の部分51には、壁部51aと反対側が開放された略U字状の開口部56が設けられている。第二の部分52は、第一の部分51と一体に設けられ、載置面P(図15参照)に沿って延びている。第二の部分52には、例えばねじ等の固定具58(第一の固定具、図15参照)が挿通可能な開口部55(第一の開口部)が設けられている。第一の固定部材50は、例えば、金属材料等によって構成されうる。
また、第一の部分51は、図15に示されるように、壁部51bおよび壁部51cの端部となる二つの端部51f,51gを有する。端部51fには、壁部51bと交差し、基端側(壁部51a側)から先端側(壁部51aと反対側)に向けて広がる傾斜部53が設けられている。本実施形態では、第一の部分51の開口部56が上側から部品21に挿入されることで、第一の部材51が部品21に取り付けられる(引っ掛かる)。よって、本実施形態によれば、端部51fに傾斜部53が設けられているため、部品21に第一の部分51を接続する作業がより容易に、より円滑に、あるいはより精度よく行われやすい。また、端部51gには、第二の部分52が接続(連結)されている。第二の部分52は、端部51gから壁部51cと交差(本実施形態では、一例として直交)する方向でかつ壁部51bと離れる方向に延びている。
また、第一の部分51は、部品21の面21g〜21iと対向する面51d(内面、内側面、開口部56側の面)と、その反対側の面51e(外面、外側面、開口部56とは反対側の面)と、を有する。そして、本実施形態では、一例として、略U字状に構成された第一の部分51の面51dが、部品21(第三の部分)の複数の位置に引掛可能に構成されている。第一の固定部材50が支持部2の一箇所にしか取り付けられない場合、支持部2を載置する載置面P側の状態(材質、硬度、形状等)によっては、第一の固定部材50を載置面P側に固定できない虞がある。この点、本実施形態によれば、第一の固定部材50の部品21(支持部2)への取付位置を選択することができるため、第一の固定部材50が載置面P側により固定されやすい。なお、図14に示されるように、部品21(支持部2)の端部21a〜21dは、載置面Pに沿って略同一断面(本実施形態では、一例として四角形状)で延びた部分(区間)を有する。第一の部分51(第一の固定部材50)は、当該区間の任意の位置に引っ掛け(取り付け)可能である。
また、第一の部分51は、一例として、図15に示されるように、部品21(第三の部分)と第二の固定部材60とを共に挟んだ状態で、部品21に引っ掛かるよう構成されている。具体的には、第一の部分51は、壁部51bと壁部51cとの間に、部品21の端部21bと当該端部21bに沿って延びた状態の第二の固定部材60とを共に挟んでいる。第一の固定部材50によって支持部2を載置面Pに固定する場合、一例としては、第二の固定部材60は使用されない。よって、本実施形態によれば、第一の部分51が端部21bと第二の固定部材60とを共に挟むことで、当該使用されない第二の固定部材60を端部21bに沿った姿勢で支持(保持、固定)することができる。なお、壁部51bと壁部51cとの間の幅(開口幅)は、部品21の厚さ(面21iと面21hとの間の幅)よりも大きい。よって、第一の部分51は、部品21のみに引っ掛かることもできる。
また、本実施形態では、一例として、壁部51cの面51dには、当該面51dから壁部51b側に向けて突出した一対の突出部57,57が設けられている。一対の突出部57,57は、第一の部分51の長手方向(本実施形態では、一例として端部21bに沿う方向)の両端部に設けられている。一対の突出部57,57は、第一の部分51が端部21bと第二の固定部材60とを共に挟む状態で取り付けられた場合に、開口部65内に突出するよう構成されている。一対の突出部57,57は、第一の部分51が左右方向(X方向)に動かされた場合に、第二の固定部材60に引っ掛かるため、第一の固定部材50の左右方向(X方向)の位置ずれを抑制することができる。
また、壁部51cには、一例として、図14に示されるように、開口部54(切欠部、溝部、貫通孔)が設けられている。開口部54は、壁部51cの長手方向(端部21bに沿う方向)の中央部に設けられ、壁部51cの厚さ方向に貫通している。開口部54は、図4に示されるように、結合具67の逃げ穴として機能する。本実施形態では、第一の部分51が左右方向(X方向)に動かされた場合に、結合具67が開口部54の周縁部に引っ掛かることによっても、第一の固定部材50の位置ずれを抑制することができる。
また、本実施形態では、一例として、図16,17に示されるように、第一の部分51が端部21bと第二の固定部材60とを共に挟んだ状態で、第二の固定部材60を回動させることにより、第一の固定部材50を端部21bから取り外すことができる。第二の固定部材60は、結合具67によって正逆回りに360°回動可能に支持(結合、固定)されている。よって、本実施形態によれば、第二の固定部材60を反時計回りに回動(図16参照)させて第一の固定部材50を取り外すこともできるし、第二の固定部材60を時計回りに回動(図17参照)させて第一の固定部材50を取り外すこともできる。なお、第一の固定部材50には、図16に示されるように、適宜の位置に補強用ビード59(折曲部)を設けることができる。本実施形態によれば、第一の固定部材50に補強用ビード59が設けられているため、第一の固定部材50の剛性や強度が高まりやすい。
以上、説明したように、本実施形態では、一例として、第一の固定部材50の第一の部分51が、部品21(支持部2)の複数の位置に引掛可能に構成されている。よって、本実施形態によれば、一例としては、第一の固定部材50を部品21(支持部2)の複数の位置に取り付ける(引っ掛ける)ことができる。すなわち、第一の固定部材50の部品21(支持部2)への取付位置を選択することができる。よって、一例としては、第一の固定部材50が載置面P側により固定されやすい。
また、本実施形態では、一例として、支持部2は、載置面P(平面)に沿って略同一の断面で延びて第一の部分51が当該延びた方向の複数の位置に引っ掛けられる部品21(第三の部分)を有している。よって、本実施形態によれば、一例としては、第一の固定部材50の取付位置の自由度がより高まりやすい。よって、一例としては、第一の固定部材50が載置面P側により一層固定されやすい。
また、本実施形態では、一例として、部品21(支持部2)に取り付けられるとともに、固定具58が通る複数の開口部65(第二の開口部)が設けられたベルト状の第二の固定部材60を備えている。よって、本実施形態によれば、一例としては、支持部2を固定する場合に、第一の固定部材50と第二の固定部材60とを選択的に使用することができる。よって、一例としては、固定部材(第一の固定部材50や第二の固定部材60)による支持部2の固定場所の自由度が高まりやすい。
また、本実施形態では、一例として、第一の部分51は、部品21(支持部2)と第二の固定部材60とを共に挟む状態で部品21(支持部2)に引っ掛かるよう構成されている。よって、本実施形態によれば、一例としては、第一の固定部材50によって第二の固定部材60が動くのが抑制されやすい。
また、本実施形態では、一例として、第一の固定部材50や、第二の固定部材60、あるいは第三の固定部材70によって、支持部2を載置面P(例えば、テレビ台の天面)や、その他の取付面(例えば、テレビ台の側面)等に固定することができる。よって、一例としては、テレビジョン受像機1が傾倒するのが抑制されやすい。
また、本実施形態では、一例として、第一の固定部材50、第二の固定部材60、および第三の固定部材70が、表示画面4aとは反対側に位置された部品21の端部21bに設けられている。よって、本実施形態によれば、一例としては、第一の固定部材50や、第二の固定部材60、第三の固定部材70、固定具58等がテレビジョン受像機1の背面側に隠れやすい。
また、本実施形態では、一例として、第二の固定部材60が弾性部材で構成されている。よって、本実施形態によれば、一例としては、第二の固定部材60の弾性力によって、第一の固定部材50がよりしっかりと取り付けられやすい。
また、本実施形態では、一例として、第一の部分51に、開口部65(第二の開口部)内に突出し、第二の固定部材60に引っ掛かる突出部57が設けられている。よって、本実施形態によれば、一例としては、第一の部分51が動かされた場合に、突出部57が第二の固定部材60に引っ掛かる。よって、一例としては、第一の固定部材50の位置ずれが抑制されやすい。
また、本実施形態では、一例として、第二の固定部材60は、部品21(支持部2)に回動可能に支持されている。よって、本実施形態によれば、一例としては、第一の部分51が部品21および第二の固定部材60に引っ掛かった状態で第二の固定部材60を回動させることにより、第一の固定部材50を部品21から容易に取り外すことができる。
また、本実施形態では、一例として、第一の部分51は、部品21(第三の部分)と当該部品21に沿って延びた第二の固定部材60とを共に挟む状態で部品21の複数の位置に引掛可能に構成されている。よって、本実施形態によれば、一例としては、部品21および第二の固定部材60に沿って延びた領域(部品21と第二の固定部材60とが重なった領域)で、第一の固定部材50を取り付けることができる。よって、一例としては、第一の固定部材50の取付位置の自由度がより高まりやすい上、第二の固定部材60が動くのを第一の固定部材50によって抑制することができる。また、第二の固定部材60が弾性部材で構成された場合には、より広い範囲に亘って第一の固定部材50をよりしっかりと取り付けることが可能となる。
また、本実施形態では、一例として、テレビジョン受像機1が、部品21と部品22と、を備える。部品21は、載置面Pに載せられた場合に載置面Pと面する面21fと、面21fの反対側の面21gと、面21fと面21gとに亘って設けられた面21hと、を有する。部品22は、面21gに面しかつ面21gに接触した面22eと、面21hに面しかつ面21hに接触した面22fと、を有し、部品21と結合されている。したがって、本実施形態によれば、一例として、テレビジョン受像機1の設置において、部品21に部品22を取り付ける際に、部品22の面22e,22fを部品21の面21g,22hとに接触させることで、部品21に対する部品22の位置決めを容易に行うことができる。よって、本実施形態によれば、筐体3と結合される部品21,22が組み立てやすいという利点がある。なお、部品22(第二部品)は、部品23を介さずに筐体3と直接結合されてもよい。すなわち、支持部2は、部品21と部品22とで(部品21および部品22のみで)構成されてもよい。また、部品22と部品23とを一体化してもよい。
また、本実施形態では、一例として、テレビジョン受像機1は、部品21の面21hと部品22の面22fとの一方(一例として、面21h)に設けられた凹部21jと、面21hと面22fとの他方(一例として、面22f)に設けられ、凹部21jに入れられた凸部22pと、を備える。したがって、本実施形態によれば、一例として、テレビジョン受像機1の設置において、部品21に部品22を取り付ける際に、凹部21jに凸部22pを入れることで、部品21に対する部品22の位置決めを容易に行うことができる。よって、本実施形態によれば、テレビジョン受像機1の設置の組立がしやすいという利点がある。また、凹部21jに凸部22pが入れられるので、例えば、ねじ部材27(結合具)による部品21,22の結合がされていない状態でも、凹部21jと凸部22pとの引っ掛かりによって、筐体3の倒れを規制することができる。
また、本実施形態によれば、一例として、凹部21jと凸部22pとのうち面21hに設けられた一方(一例として、凹部21j)は、面21gから面21fへ向かって延びている。また、凹部21jと凸部22pとのうち面22fに設けられた他方(一例として、凸部22p)は、凹部21jと凸部22pとのうち面21hに設けられた一方(一例として、凹部21j)に沿って延びている。したがって、本実施形態によれば、一例として、凹部21jの載置面Pとは反対側(上方)から凸部22pを凹部21jに入れることができるので、凹部21jに凸部22pを入れやすいという利点がある。
また、本実施形態によれば、一例として、部品22は、端部22aと、端部22aの反対側の端部22bと、端部22aと端部22bとに亘った亘面22cと、を有する。また、面22eと面22fとは、亘面22cに設けられている。また、載置面Pに載せられた場合、端部22bよりも端部22aの方が載置面Pの近くに位置され、部品23は、端部22bに載せられた。したがって、本実施形態によれば、一例として、部品22への部品23の取り付けの際に、部品22の端部22b(上端部)に部品23を載せることができるので、部品22に対して部品23を取り付けやすいという利点がある。
また、本実施形態によれば、一例として、部品23は、端部22bに載せられて端部22bと接触した面23aと、面23aから突出した係部23cと、を有する。また、部品22には、係部23cが挿入される孔22mが端部22bを貫通して設けられている。したがって、本実施形態によれば、一例として、部品22への部品23の取り付けの際に、部品22の孔22mに部品23の係部23cを入れることで、部品22に対する部品23の位置ずれを抑制できるので、部品22に対して部品23を取り付けやすいという利点がある。
また、本実施形態では、一例として、凹部21jと凸部22pとは、載置面Pに載せられた場合、載置面Pに対して傾斜して延びた。したがって、本実施形態によれば、一例として、凹部21jと凸部22pとが載置面Pに対して垂直に延びた場合に比べて、凹部21jと凸部22pの長さが長くなり、その分、凹部21jと凸部22pとの接触面積が増加する。よって、その分、部品22から部品23に掛かる荷重(一例として、前方向に掛かる荷重)を分散することができ、一例として、ねじ部材27に荷重が集中するのを抑制することができる。
また、本実施形態では、一例として、部品21は、表示画面4aの正面視での左右方向で相互に離間して位置された一対の端部21c,21dを有する。また、部品22は、端部21c,21dごとに設けられている。そして、凹部21jと凸部22pとは、載置面Pから離れるにしたがい前方に向かう方向に延びた。したがって、本実施形態によれば、一例として、表示画面4a(筐体3)をより前方に位置させることができる。
また、本実施形態では、面22fは、一対の端部21c,21d間に位置された。したがって、本実施形態によれば、一例として、一対の端部21c,21d間の外側に、面22fが位置された場合に比べて、部品21,22の組立体の左右幅を狭くしやすいという利点がある。
また、本実施形態では、一例として、テレビジョン受像機1は、面21hと面22fとを結合したねじ部材27を備える。したがって、本実施形態によれば、ねじ部材27によって、部品21,22を強固に結合することができる。
以上、本発明の実施形態を例示したが、上記実施形態はあくまで一例であって、発明の範囲を限定することは意図していない。上記実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、組み合わせ、変更を行うことができる。上記実施形態は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。また、各構成や形状等のスペック(構造や、種類、方向、形状、大きさ、長さ、幅、厚さ、高さ、数、配置、位置、材質、色、透明度、屈折率、反射率等)は、適宜に変更して実施することができる。例えば、部品21は、円状や楕円状の枠状等であってもよい。
1…テレビジョン受像機(映像表示装置)、2…支持部、3…筐体、4…表示装置、4a…表示画面、21…部品(第三の部分)、50…第一の固定部材、51…第一の部分、52…第二の部分、55…開口部(第一の開口部)、57…突出部、58…固定具(第一の固定具、第二の固定具)、60…第二の固定部材、65…開口部(第二の開口部)P…載置面(平面)。

Claims (8)

  1. 表示画面を有した表示装置が設けられた筐体と、
    前記筐体を支持する支持部と、
    前記支持部に引っ掛かる第一の部分を有し、当該第一の部分が前記支持部の複数の位置に引掛可能に構成された第一の固定部材と、
    を備えた、映像表示装置。
  2. 前記支持部は、当該支持部が平面上に載置された場合の当該平面に沿って略同一の断面で延びて前記第一の部分が当該延びた方向の複数の位置に引っ掛けられる第三の部分を有した、請求項1に記載の映像表示装置。
  3. 前記第一の固定部材は、前記第一の部分と一体に設けられ、第一の固定具が通る第一の開口部が設けられた第二の部分を有した、請求項1または2に記載の映像表示装置。
  4. 前記支持部に取り付けられるとともに、第二の固定具が通る複数の第二の開口部が設けられたベルト状の第二の固定部材を備え、
    前記第一の部分は、前記支持部と前記第二の固定部材とを共に挟む状態で前記支持部に引っ掛かるよう構成された、請求項1〜3のうちいずれか1項に記載の映像表示装置。
  5. 前記第二の固定部材が弾性部材で構成された、請求項4に記載の映像表示装置。
  6. 前記第一の部分に、前記第二の開口部内に突出し前記第二の固定部材に引っ掛かる突出部が設けられた、請求項4または5に記載の映像表示装置。
  7. 前記第二の固定部材は、前記支持部に回動可能に支持された、請求項4〜6のうちいずれか1項に記載の映像表示装置。
  8. 前記支持部は、当該支持部が平面上に載置された場合の当該平面に沿って略同一の断面で延びて前記第一の部分が当該延びた方向の複数の位置に引っ掛けられる第三の部分を有し、
    前記第二の固定部材は、前記第三の部分に沿って延びた状態と、前記第三の部分と交差した状態との間で回動可能であり、
    前記第一の部分は、前記第三の部分と当該第三の部分に沿って延びた前記第二の固定部材とを共に挟む状態で前記第三の部分の複数の位置に引掛可能に構成された、請求項4〜7のうちいずれか1項に記載の映像表示装置。
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