JP2015051001A - 韮洗浄装置 - Google Patents

韮洗浄装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2015051001A
JP2015051001A JP2014196170A JP2014196170A JP2015051001A JP 2015051001 A JP2015051001 A JP 2015051001A JP 2014196170 A JP2014196170 A JP 2014196170A JP 2014196170 A JP2014196170 A JP 2014196170A JP 2015051001 A JP2015051001 A JP 2015051001A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
leaf
conveyor
root
washing
root portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014196170A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5894650B2 (ja
Inventor
正幸 大和
Masayuki Yamato
裕二 近藤
Yuji Kondo
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YAMATO SHOKO KK
Original Assignee
YAMATO SHOKO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by YAMATO SHOKO KK filed Critical YAMATO SHOKO KK
Priority to JP2014196170A priority Critical patent/JP5894650B2/ja
Publication of JP2015051001A publication Critical patent/JP2015051001A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5894650B2 publication Critical patent/JP5894650B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
  • Apparatuses For Bulk Treatment Of Fruits And Vegetables And Apparatuses For Preparing Feeds (AREA)

Abstract

【課題】 韮を水平状態で搬送しながら洗浄及び不用葉除去を自動で行うことが可能な韮洗浄装置であって、特に葉部に付着した水分の除去をより確実に行うことが可能な韮洗浄装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 韮11の葉部11aを挟持しながら搬送する葉部挟持コンベヤ12と、葉部挟持コンベヤ12で挟持された韮11の根元部11bを洗浄する洗浄ユニット14と、洗浄ユニット14の下流側に配設され、根元部11bに向かって圧縮空気を噴射する噴射ノズル16と、韮11の根元部11bを挟持しながら搬送する根元部挟持コンベヤ18と、根元部挟持コンベヤ18で挟持された韮11の根元部11bから葉部11aに向かって、韮11の上下方向から圧縮空気を噴射する上下一対の噴射口20a、20bと、を含んで成ることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、韮を水平状態で搬送しながら洗浄及び不用葉除去を自動で行う韮洗浄装置に関する。
葱や韮などの長尺野菜を出荷するに当たっては、収穫時に根元部に付着している泥、傷みや虫喰いにより商品として出荷できない不用葉などを除去する必要がある。そこで、長尺野菜を水平状態で搬送しながら泥汚れや不用葉の除去を自動で行う洗浄装置が種々開示されている(例えば、特許文献1乃至特許文献3参照。)。
特許文献1に開示された小ねぎ選別機は、上下一対の第一挟持ベルトで小ねぎの葉部を挟持して搬送しながら高圧水及び圧縮空気によって根部の洗浄を行った後、上下一対の第二挟持ベルトで根部を挟持して搬送しながら圧縮空気によって不用葉を除去するものである。当該小ねぎ選別機を利用することによって、手作業で行われていた洗浄作業や不用葉の除去作業の機械化が可能となり、省力化、作業時間の短縮が図られている。
また、特許文献2に開示された野菜洗浄装置における搬送洗浄装置も、先部送りベルト装置で野菜の先部側を挟持して搬送しながら基部洗浄装置によって野菜の基部側を洗浄した後、基部送りベルト装置で基部側を挟持して搬送しながら先部洗浄装置によって先部側を洗浄するものである。更に当該搬送洗浄装置では、野菜の先部側または基部側が挟持されているときに、他方側を載置して案内する案内部材を備えるとともに、搬送方向を搬送側へ向けて下り傾斜させている。従って、洗浄作業の機械化による省力化、作業時間の短縮などが図られることは勿論であるが、更に、野菜の搬送姿勢を崩すことなくスムーズに搬送することができるため、より確実な洗浄、不用葉除去を可能としている。
また、本願出願人が開示した特許文献3に係る自動葱洗浄装置も、基本的な装置構成は上記特許文献1及び特許文献2に開示された洗浄装置と同様であるが、当該自動葱洗浄装置では根部洗浄工程の前工程に予洗機構を設けることによって、葱の根部洗浄効率の更なる向上が図られた、葱洗浄に特化した洗浄装置である。
特開平9−206049号公報 特開2000−78962号公報 特開2005−160437号公報
上記特許文献に開示された各種洗浄装置によると、泥汚れや不用葉の除去を機械化することが可能であるが、以下のような課題もある。つまり、特許文献1に開示された小ねぎ選別機において、上下一対の第二挟持ベルトで根部を挟持して搬送しながら圧縮空気によって不用葉を除去する際、葉先は垂れ下がった状態となっている。従って、垂れ下がった不用葉の除去が可能ではあるが、自重によって垂れ下がった良好な葉を傷めたり、葉の途中で折れてしまったりして商品価値を損なうおそれがある。
その点、特許文献2における搬送洗浄装置では、野菜の先部側または基部側が挟持されているときに、他方側を載置して案内する案内部材を備えているため、挟持されていない側が垂れ下がって折れ曲がり、商品価値を損なうおそれはない。しかし、例えば基部洗浄装置によって野菜から剥がされた不用葉を先部洗浄装置で除去する際、案内部材で案内されていることによって、却って不用葉を除去し難い場合もある。つまり、先部洗浄装置で除去された不用葉が案内部材で野菜とともに搬送され、先部洗浄装置を通過後、受取側ベルトコンベヤ装置へと送り出される際に、除去された不用葉が水滴などによって野菜に再付着した状態で搬送される可能性もある。
更に、上記特許文献に開示された各種洗浄装置では、野菜を洗浄した際に使用した水滴が葉部に残ってしまうという問題がある。つまり、各種洗浄装置の構成では葉部に付着した水滴を十分に除去することが困難であり、鮮度保持の観点から水滴の付着を嫌う韮などの野菜に関しては、洗浄後に水滴を拭き取ったり、別途エアーガンなどで水滴を除去したりする必要があり、非常に手間が掛かる。
そこで本願発明者は、上記の問題点に鑑み、長尺野菜の中でも特に韮を水平状態で搬送しながら洗浄及び不用葉除去を自動で行うことが可能な洗浄装置であって、葉部に付着した水滴の除去をより確実に行うことが可能な韮洗浄装置を提供するべく鋭意検討を重ねた結果、本発明に至ったのである。
即ち、本発明の韮洗浄装置は、韮を水平状態で搬送しながら洗浄及び不用葉除去を自動で行う韮洗浄装置であって、前記韮の葉部を挟持しながら搬送する葉部挟持コンベヤと、前記葉部挟持コンベヤで挟持された前記韮の根元部を洗浄する洗浄ユニットと、前記洗浄ユニットの下流側に配設され、前記根元部に向かって圧縮空気を噴射する噴射ノズルと、前記韮の根元部を挟持しながら搬送する根元部挟持コンベヤと、前記根元部挟持コンベヤで挟持された前記韮の根元部から葉部に向かって、前記韮の上下方向から圧縮空気を噴射する上下一対の噴射口と、を含んで成ることを特徴とする。
また、本発明の韮洗浄装置において、前記噴射口が、前記根元部挟持コンベヤの搬送方向に沿って幅広に形成されていることを特徴とする。
更に、本発明の韮洗浄装置において、前記噴射口に、前記噴射口から噴射される圧縮空気の噴射方向を制御する羽板を設けることを特徴とする。
また更に、本発明の韮洗浄装置において、前記葉部挟持コンベヤと前記根元部挟持コンベヤとの間に配設され、前記韮の中間部を挟持して、前記葉部挟持コンベヤから前記根元部挟持コンベヤへの前記韮の移送を補助する上下一対の中継ローラを備えることを特徴とする。
本発明の韮洗浄装置によると、韮を水平状態で搬送しながら洗浄及び不用葉除去を自動で行うことが可能であることは勿論であるが、更に韮の葉部に付着した水滴の除去をより確実に行うことが可能となる。つまり、鮮度保持の観点から水滴の付着を嫌う韮の洗浄に最適な韮洗浄装置を提供することが可能となり、洗浄作業の省力化、作業時間の短縮などが図られる。
また、本発明の韮洗浄装置にかかる噴射口が、根元部挟持コンベヤの搬送方向に沿って幅広に形成されていることによって、葉部に付着した水滴の除去及び不用葉除去をより確実に行うことができるとともに、葉部の垂れ下がりを防止することが可能となり、良好な葉を傷めたり、葉を折ってしまったりして商品価値を損なうおそれもない。
更に、本発明の韮洗浄装置にかかる噴射口に、当該噴射口から噴射される圧縮空気の噴射方向を制御する羽板を設けることによって、葉部に付着した水滴及び不用葉の除去効率の更なる向上が図られるとともに、葉部の垂れ下がりや折れ曲がり防止効果を更に高めることができる。
また、本発明の韮洗浄装置において、葉部挟持コンベヤと根元部挟持コンベヤとの間に上下一対の中継ローラを配設することによって、葉部挟持コンベヤから根元部挟持コンベヤへの韮の移送をスムーズに行うことができるとともに、移送時に韮を傷めるおそれもない。
本発明の韮洗浄装置の一実施例を示した平面視説明図である。 図1に示した韮洗浄装置の側面視説明図である。 図1に示した韮洗浄装置におけるA−A概略断面図である。 図1に示した韮洗浄装置におけるB−B概略断面図である。
以下、本発明の韮洗浄装置の実施形態を、図面に基づいて説明する。なお、本発明は韮の洗浄に特化した洗浄装置ではあるが、本発明で洗浄可能な野菜は韮に限定されず、葱や分葱、アスパラガスなどの洗浄も可能である。
図1及び図2に示す本発明の一実施例に係る韮洗浄装置10は、長尺野菜である韮11を水平状態で搬送しながら洗浄及び不用葉除去を自動で行うものである。具体的には、韮11の葉部11aを挟持しながら搬送する葉部挟持コンベヤ12と、葉部挟持コンベヤ12で挟持された韮11の根元部11bを洗浄する洗浄ユニット14と、洗浄ユニット14の下流側に配設され、韮11の根元部11bに向かって圧縮空気を噴射する噴射ノズル16と、韮11の根元部11bを挟持しながら搬送する根元部挟持コンベヤ18と、根元部挟持コンベヤ18で挟持された韮11の根元部11bから葉部11aに向かって、韮11の上下方向から圧縮空気を噴射する上下一対の噴射口20a、20bとを含んで成る。
葉部挟持コンベヤ12は、図2及び図3に示すように、上側の葉部挟持ベルト12aと下側の葉部挟持ベルト12bの各々のベルト面を接触させた状態で対向配設されており、これら上下一対の葉部挟持ベルト12a、12b間に韮11の葉部11aを挟持しながら図中矢印X方向に韮11を搬送する。
葉部挟持コンベヤ12で挟持された韮11の根元部11bを洗浄する洗浄ユニット14は、図3に示すように、複数の洗浄水噴射ノズル22が、韮11の根元部11bを上下方向から挟むような形で対向配置されている。洗浄水噴射ノズル22から噴射される高圧の洗浄水は、葉部11a側から根元部11b側に向かって斜め方向に噴射され、この噴射された洗浄水及び根元部11bに付着していた泥の殆どを、装置本体30内に回収する構成となっている。
そして、洗浄ユニット14の下流側には、韮11の根元部11bに向かって圧縮空気を噴射する複数の噴射ノズル16が配設されている。噴射ノズル16の配設数や圧縮空気の噴射方向は特に限定されないが、配設数としては2〜3個が好ましく、噴射方向としては下方向、斜め下方向及び搬送方向が好ましい。これら噴射ノズル16から噴射される圧縮空気によって、根元部11bに付着している泥や不用葉、水滴などが除去されることとなるが、特に、搬送方向に向かって圧縮空気を噴射する噴射ノズル16は、水滴などの除去機能を果たすとともに、根元部11bを搬送方向へスムーズに送るための送り機構としての機能も果たすこととなる。
根元部挟持コンベヤ18は、上側の根元部挟持ベルト18aと下側の根元部挟持ベルト18bの各々のベルト面を接触させた状態で対向配設されており、これら上下一対の根元部挟持ベルト18a、18b間に韮11の根元部11bを挟持しながら図中矢印X方向に韮11を搬送する。
そして、この根元部挟持コンベヤ18の配設箇所には、図4に示すように、根元部挟持コンベヤ18で挟持された韮11の根元部11b側から葉部11a側に向かって、韮11の上下方向から圧縮空気を噴射する上下一対の噴射口20a、20bが設けられている。装置本体30内の送風機34(図1参照)から送られる圧縮空気が、韮11の根元部11b側から葉部11a側に向かって、これら上下一対の噴射口20a、20bから噴射されることとなる。
ここで、上下一対の噴射口20a、20bは、根元部挟持コンベヤ18の搬送方向(X方向)に沿って幅広に形成されていることが好ましい。複数の噴射ノズルを搬送方向に沿って並列配置してもよいが、図示した噴射口20a、20bのように噴射口を幅広に形成することによって、各々の噴射口20a、20bから噴射される圧縮空気によってエアーカーテンが形成されることとなる。従って、根元部挟持コンベヤ18で韮11の根元部11bを挟持した際、通常であれば何らかの支持手段がない限り葉部11aは垂れ下がってしまう。しかし、噴射口20a、20bを幅広に形成することによって、この噴射口20a、20bから噴射される圧縮空気で形成されるエアーカーテンにより葉部11aを上下方向から支持することが可能となり、別途支持手段を設ける必要がなくなる。
なお、本実施例の韮洗浄装置10では、噴射口20aが根元部挟持コンベヤ18にかかる根元部挟持ベルト18aを巻きつけたプーリ37a、37b間に配設され、噴射口20bが根元部挟持コンベヤ18にかかる根元部挟持ベルト18bを巻きつけたプーリ38a、38b間に配設されているが、噴射口20a、20bの配設位置は図示した位置に限定されるものではない。根元部挟持コンベヤ18で挟持された韮11の根元部11bから葉部11aに向かって、韮11の上下方向から圧縮空気を噴射することが可能であれば、例えば噴射口20aを根元部挟持ベルト18aの上方に配設し、噴射口20bを根元部挟持ベルト18bの下方に配設してもよい。
以上の構成から成る本実施例の韮洗浄装置10によると、以下のような流れで長尺野菜の韮11を洗浄することができる。即ち、搬入コンベヤ50によって水平状態で搬送されてきた韮11は、まず韮洗浄装置10にかかる葉部挟持コンベヤ12によって韮11の葉部11aが挟持され、図中X方向に搬送されていく。すると、韮11の根元部11bは洗浄ユニット14内へと導かれ、根元部11bを上下方向から挟むような形で対向配置されている複数の洗浄水噴射ノズル22から噴射される高圧の洗浄水によって、根元部11bに付着している泥汚れや不用葉の除去が行われる。なお、この噴射された洗浄水及び根元部11bに付着していた泥や不用葉は、装置本体30内に設けた排水管32を介して排水タンク36へ回収する構成となっている。
洗浄ユニット14を通過して根元部11bの洗浄が行われた韮11は葉部挟持コンベヤ12によって更に搬送され、洗浄ユニット14の下流側に配設されている噴射ノズル16から根元部11bに向かって圧縮空気が噴射される。この噴射ノズル16から噴射される圧縮空気によって、根元部11bに付着している泥や不用葉、水滴などが除去されるとともに、搬送方向(X方向)に向かって噴射される圧縮空気によって、根元部11bがスムーズにX方向へと送られることとなる。なお、圧縮空気で除去された泥や不用葉などは、噴射ノズル16の下方に設置されている排水パン40で回収されることとなる。また、図1における符号26で示すのは韮11の中間部を支持する支持板であり、噴射ノズル16から噴射される圧縮空気によって韮11が折れ曲がることを防止する効果がある。しかし、本実施例では、複数の噴射ノズル16の位置を若干ずらしたり、噴射方向を違えたりすることによって、韮11の折れ曲がりを抑制することが可能であるため、必ずしも支持板26を配設する必要はない。
根元部11bの洗浄が完了した韮11は、葉部挟持コンベヤ12によって最下流側まで搬送されたところで、根元部11bを挟持して搬送する根元部挟持コンベヤ18へと移送される。根元部挟持コンベヤ18へ移送され、葉部挟持コンベヤ12から解放された韮11の葉部11aには、根元部11b側から葉部11a側に向かって、上下一対の噴射口20a、20bから圧縮空気が噴射され、葉部11aに付着している水滴や不用葉がより確実に除去されることとなる。上下一対の噴射口20a、20bから葉部11aを上下方向から挟むような形で圧縮空気が噴射されるため、別途支持手段を設けずとも葉部11aの垂れ下がりを防止でき、水滴や不用葉の除去効率の向上が図られる。なお、噴射口20a、20bからの圧縮空気で除去された泥や水滴は、根元部挟持コンベヤ18の下方に設置された排水パン42及び排水回収スロープ44を介して回収されることとなる。
そして、葉部11aに付着していた水滴や不用葉が除去された韮11は、根元部挟持コンベヤ18によって最下流側まで搬送されたところで搬出コンベヤ52へと移送されることとなる。
以上、本発明の一実施例に係る韮洗浄装置10について詳述したが、本実施例の韮洗浄装置10によると、長尺野菜である韮11を水平状態で搬送しながら洗浄及び不用葉除去を自動で行うことが可能であることは勿論であるが、更に韮11の葉部11aに付着した水滴の除去をより確実に行うことが可能となる。つまり、鮮度保持の観点から水滴の付着を嫌う韮11などの洗浄に最適な韮洗浄装置10を提供することが可能となり、洗浄作業の省力化、作業時間の短縮などが図られる。
また、本実施例の韮洗浄装置10にかかる噴射口20a、20bが、根元部挟持コンベヤ18の搬送方向に沿って幅広に形成されていることによって、韮11の葉部11aに付着した水滴及び不用葉の除去をより確実に行うことができるとともに、別途支持手段を設けずとも葉部11aの垂れ下がりを防止することが可能となり、良好な葉を傷めたり、葉を折ってしまったりして商品価値を損なうおそれもない。
以上に例示した本発明の一実施例に係る韮洗浄装置10は、本発明の技術的思想を実質的に限定するものと解してはならない。例えば、本実施例の韮洗浄装置10にかかる噴射口20a、20bには、図4に示すように、これらの噴射口20a、20bから噴射される圧縮空気の噴射方向を制御する羽板28を設けることが好ましい。上側に設けられた噴射口20aには、圧縮空気の噴射方向を斜め下方へ導くための羽板28を設け、下側に設けられた噴射口20bには、圧縮空気の噴射方向を斜め上方へ導くための羽板28を設けることによって、噴射口20a、20bから噴射される圧縮空気を韮11の長手方向に沿わせて噴射することができる。従って、韮11の葉部11aに付着した水滴及び不用葉の除去効率の更なる向上が図られるとともに、葉部11aの垂れ下がりや折れ曲がり防止効果を更に高めることができる。
また、図1に示すように、本実施例の韮洗浄装置10において、葉部挟持コンベヤ12と根元部挟持コンベヤ18との間に、韮11の中間部を挟持して、葉部挟持コンベヤ12から根元部挟持コンベヤ18への韮11の移送を補助する上下一対の中継ローラ24を配設することがより好ましい。葉部挟持コンベヤ12と根元部挟持コンベヤ18との間に上下一対の中継ローラ24を配設することによって、葉部挟持コンベヤ12から根元部挟持コンベヤ18への韮11の移送をスムーズに行うことができるとともに、移送時に韮11を傷めるおそれもない。以上のように、本発明は、その要旨を逸脱しない範囲で、当業者の創意と工夫により、適宜に改良、変更又は追加をしながら実施できる。
10:韮洗浄装置
11:韮(長尺野菜)
11a:葉部
11b:根元部
12:葉部挟持コンベヤ
12a、12b:葉部挟持ベルト
14:洗浄ユニット
16:噴射ノズル
18:根元部挟持コンベヤ
18a、18b:根元部挟持ベルト
20a、20b:噴射口
22:洗浄水噴射ノズル
24:中継ローラ
26:支持板
28:羽板
30:装置本体
32:排水管
34:送風機
36:排水タンク
37a、37b、38a、38b:プーリ
40、42:排水パン
44:排水回収スロープ
50:搬入コンベヤ
52:搬出コンベヤ

Claims (4)

  1. 韮を水平状態で搬送しながら洗浄及び不用葉除去を自動で行う韮洗浄装置であって、
    前記韮の葉部を挟持しながら搬送する葉部挟持コンベヤと、
    前記葉部挟持コンベヤで挟持された前記韮の根元部を洗浄する洗浄ユニットと、
    前記洗浄ユニットの下流側に配設され、前記根元部に向かって圧縮空気を噴射する噴射ノズルと、
    前記韮の根元部を挟持しながら搬送する根元部挟持コンベヤと、
    前記根元部挟持コンベヤで挟持された前記韮の根元部から葉部に向かって、前記韮の上下方向から圧縮空気を噴射する上下一対の噴射口と、
    を含んで成ることを特徴とする韮洗浄装置。
  2. 前記噴射口が、前記根元部挟持コンベヤの搬送方向に沿って幅広に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の韮洗浄装置。
  3. 前記噴射口に、前記噴射口から噴射される圧縮空気の噴射方向を制御する羽板を設けることを特徴とする請求項1及び請求項2に記載の韮洗浄装置。
  4. 前記葉部挟持コンベヤと前記根元部挟持コンベヤとの間に配設され、前記韮の中間部を挟持して、前記葉部挟持コンベヤから前記根元部挟持コンベヤへの前記韮の移送を補助する上下一対の中継コンベヤを備えることを特徴とする請求項1から請求項3の何れかに記載の韮洗浄装置。

JP2014196170A 2014-09-26 2014-09-26 韮洗浄装置 Active JP5894650B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014196170A JP5894650B2 (ja) 2014-09-26 2014-09-26 韮洗浄装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014196170A JP5894650B2 (ja) 2014-09-26 2014-09-26 韮洗浄装置

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011006416U Continuation JP3172994U (ja) 2011-10-31 2011-10-31 韮洗浄装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015051001A true JP2015051001A (ja) 2015-03-19
JP5894650B2 JP5894650B2 (ja) 2016-03-30

Family

ID=52700549

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014196170A Active JP5894650B2 (ja) 2014-09-26 2014-09-26 韮洗浄装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5894650B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108741166A (zh) * 2018-06-07 2018-11-06 贵港市厚顺信息技术有限公司 一种分葱手动去根和分株装置
CN108991568A (zh) * 2018-06-28 2018-12-14 胡转香 一种大蒜根须切除系统
CN111194930A (zh) * 2020-01-16 2020-05-26 阜阳佰恩得新材料技术有限公司 一种大蒜连续高效表皮处理工艺
CN111974739A (zh) * 2020-08-10 2020-11-24 安徽鑫泰药业有限公司 一种玉竹饮片的鲜切加工工艺
CN114669523A (zh) * 2022-02-18 2022-06-28 安徽淮草堂中药饮片有限公司 一种中药饮片生产用中药泥土处理设备

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7353694B1 (ja) * 2023-03-03 2023-10-02 株式会社スズテック ニラ処理装置
JP7353693B1 (ja) * 2023-03-03 2023-10-02 株式会社スズテック ニラ処理装置

Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5226435Y2 (ja) * 1975-04-30 1977-06-16
JPH0610798Y2 (ja) * 1990-05-07 1994-03-23 政雄 岩瀬 自動洗浄脱水機
JPH09206048A (ja) * 1996-02-06 1997-08-12 Sato Noki Kk ワケギ類の皮剥ぎ機
JPH09206049A (ja) * 1996-01-29 1997-08-12 Takashi Abe 小ねぎ選別機
JPH11225727A (ja) * 1997-12-11 1999-08-24 Sanei Kogyo Kk ねぎ類の汚泥外皮,不要葉自動除去装置
JP2980166B2 (ja) * 1995-12-20 1999-11-22 株式会社安川電機 作物の調整・整列装置
JP2000078962A (ja) * 1998-09-03 2000-03-21 Kiyomi Ogino 野菜洗浄装置及び野菜の洗浄方法
JP2001245646A (ja) * 2000-03-03 2001-09-11 Asahi Denki Seisakusho:Kk ねぎ類の皮むき装置及びこの装置で用いられるノズル
JP2001352957A (ja) * 2000-06-14 2001-12-25 Toshihiko Miyawaki ねぎ選別機
JP2002209567A (ja) * 2001-01-17 2002-07-30 Yamato Shoko Kk 自動葱洗浄装置の移送コンベヤ機構
JP3108630U (ja) * 2004-11-08 2005-04-28 西日本搬送機有限会社 ねぎの皮むき用ノズル及びねぎの皮むき装置
JP2005160437A (ja) * 2003-12-05 2005-06-23 Yamato Shoko Kk 予洗機構を設けた自動葱洗浄装置

Patent Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5226435Y2 (ja) * 1975-04-30 1977-06-16
JPH0610798Y2 (ja) * 1990-05-07 1994-03-23 政雄 岩瀬 自動洗浄脱水機
JP2980166B2 (ja) * 1995-12-20 1999-11-22 株式会社安川電機 作物の調整・整列装置
JPH09206049A (ja) * 1996-01-29 1997-08-12 Takashi Abe 小ねぎ選別機
JPH09206048A (ja) * 1996-02-06 1997-08-12 Sato Noki Kk ワケギ類の皮剥ぎ機
JPH11225727A (ja) * 1997-12-11 1999-08-24 Sanei Kogyo Kk ねぎ類の汚泥外皮,不要葉自動除去装置
JP2000078962A (ja) * 1998-09-03 2000-03-21 Kiyomi Ogino 野菜洗浄装置及び野菜の洗浄方法
JP2001245646A (ja) * 2000-03-03 2001-09-11 Asahi Denki Seisakusho:Kk ねぎ類の皮むき装置及びこの装置で用いられるノズル
JP2001352957A (ja) * 2000-06-14 2001-12-25 Toshihiko Miyawaki ねぎ選別機
JP2002209567A (ja) * 2001-01-17 2002-07-30 Yamato Shoko Kk 自動葱洗浄装置の移送コンベヤ機構
JP2005160437A (ja) * 2003-12-05 2005-06-23 Yamato Shoko Kk 予洗機構を設けた自動葱洗浄装置
JP3108630U (ja) * 2004-11-08 2005-04-28 西日本搬送機有限会社 ねぎの皮むき用ノズル及びねぎの皮むき装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108741166A (zh) * 2018-06-07 2018-11-06 贵港市厚顺信息技术有限公司 一种分葱手动去根和分株装置
CN108991568A (zh) * 2018-06-28 2018-12-14 胡转香 一种大蒜根须切除系统
CN111194930A (zh) * 2020-01-16 2020-05-26 阜阳佰恩得新材料技术有限公司 一种大蒜连续高效表皮处理工艺
CN111194930B (zh) * 2020-01-16 2021-07-27 阜阳佰恩得新材料技术有限公司 一种大蒜连续高效表皮处理工艺
CN111974739A (zh) * 2020-08-10 2020-11-24 安徽鑫泰药业有限公司 一种玉竹饮片的鲜切加工工艺
CN114669523A (zh) * 2022-02-18 2022-06-28 安徽淮草堂中药饮片有限公司 一种中药饮片生产用中药泥土处理设备

Also Published As

Publication number Publication date
JP5894650B2 (ja) 2016-03-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5894650B2 (ja) 韮洗浄装置
KR101977388B1 (ko) 전복 세척장치
CN109674073B (zh) 一种果蔬水果清洗筛选设备
KR100954634B1 (ko) 대파 탈피장치
CN204015030U (zh) 一种新型的山药清洗去皮设备
KR20120083786A (ko) 마늘 선별장치
US9668513B2 (en) Leaf removal apparatus and methods of use
GB2483783A (en) Method and apparatus for washing food product
KR101557047B1 (ko) 소과류의 공기 세척 및 탈수 장치
KR102143204B1 (ko) 멸치자숙용 발 세척장치
JP2013094134A (ja) 農畜産物の洗浄装置
CN207839456U (zh) 一种玉米循环清洗装置
JP3172994U (ja) 韮洗浄装置
CN202104207U (zh) 振荡清洗装置
KR101105357B1 (ko) 이송벨트의 이물질 제거장치
KR101648797B1 (ko) 상자 자동 세척장치
JP2004248602A (ja) 野菜洗浄方法及び装置
KR101179714B1 (ko) 과일 및 과채류의 표면물기 제거장치
JP6391297B2 (ja) 下葉除去装置
WO2018138339A1 (en) An apparatus and method for washing shell eggs
JP6385874B2 (ja) 野菜搬送装置
US20050175752A1 (en) Method and apparatus for processing vegetables
JP3388436B2 (ja) 大根、長芋などの長物根菜類用自動洗浄装置
DE102010018305A1 (de) Einrichtung zur Verbesserung der Trocknungswirkung in Spülmaschinen
JP3880847B2 (ja) 農作物皮剥ぎ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20150115

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20150203

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150324

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150521

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150915

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151116

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160126

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160226

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5894650

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250