JP2015049599A - 画像処理装置 - Google Patents

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康一 延島
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Abstract

【課題】封筒の専用アプリでなくても封筒用紙の適切な位置に画像を印刷させる。
【解決手段】画像処理装置1のCPU11は、HDD等のプログラム記憶部13に記憶されたプリンタドライバ132を実行することによって、折り目により形成される複数の領域を有する封筒用紙5のうち印字されることを回避するための印字回避領域を示す印字情報と封筒用紙の折り数を示す用紙折り情報とを取得する情報取得手段132dと、取得した印字情報と用紙折り情報とに基づいて、封筒用紙5に印刷すべき画像データのうち所定の画像が印字回避領域に重なるか否かを判定する判定手段132aと、画像が印字回避領域に重なると判定された場合、重なると判定された画像を同一の領域内で印字回避領域と重ならないように移動させる画像移動手段132bとして動作する。
【選択図】図1

Description

本発明は、封筒の専用アプリを用いなくても封筒用紙の適切な位置に画像を印刷させる画像処理装置に関する。
画像処理装置として、封入封緘装置で内容物を封入封緘する封筒用紙に画像を印刷するものが既に提案されている(例えば、特許文献1,2参照)。
このような画像処理装置で用いられる封筒用紙は、印刷後に内容物が封入封緘され封筒になるため、糊部や切欠き部、さらには糊部の裏面に糊が張り付かないようにシリコン部等が設けられている。
特許文献1,2のように、封筒用紙の糊部やシリコン部や封筒の印字領域が予め設定されている封筒の専用アプリを用いれば、特定の封筒用紙の糊部やシリコン部、切欠き部等の印字されることを回避したい印字回避領域を避けるように印刷するため、封筒用紙の糊部やシリコン部に画像が印刷されることはない。
しかし、専用アプリなどはPCにインストールするなどの手間があるため、ユーザとしてはPCなどにインストール済みの文章編集アプリなどを用いて画像を封筒に印刷したい。
特開2013−71759号公報 特開2012−91376号公報
しかしながら、文章編集アプリなどを用いて画像を封筒に印刷すると、封筒用紙の糊部やシリコン部や封筒の印字領域を認識していないため、たとえば、社名や宛名など画像の重要な部分などが欠けて読み取れなくなってしまう問題がある。
本発明は、以上のような問題に鑑みてなされたものであり、封筒の専用アプリでなくても封筒用紙の適切な位置に画像を印刷させる画像処理装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る画像処理装置の第1の特徴は、折り目により形成される複数の領域を有する封筒用紙のうち印字されることを回避するための印字回避領域を示す印字情報と前記封筒用紙の折り数を示す用紙折り情報とを取得する情報取得手段と、前記情報取得手段が取得した前記印字情報と前記用紙折り情報とに基づいて、前記封筒用紙に印刷すべき画像データのうち所定の画像が印字回避領域に重なるか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により前記画像が印字回避領域に重なると判定された場合、重なると判定された前記画像を同一の前記領域内で印字回避領域と重ならないように移動させる画像移動手段と、を備えたことである。
本発明に係る画像処理装置の第1の特徴によれば、画像移動手段が、判定手段により画像が印字回避領域に重なると判定された場合、同一の領域内で画像が印字回避領域に重ならないように画像を移動させるので、専用アプリを用いなくても、ユーザが封筒に印刷された画像を読み取ることができる。
本発明の実施の形態1に係る画像処理装置を含む封入封緘システム全体の構成図である。 封入封緘装置用の封筒用紙と印字回避領域の一例を示す図であり、(a)は封筒用紙の裏面側、(b)は封筒用紙の表面側を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る画像処理装置におけるプリンタドライバ実行時の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1に係る画像処理装置におけるプリンタドライバ実行時に表示部に表示される封筒作成プリントウインドウの一例を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る画像処理装置におけるプリンタドライバ実行時に表示部に表示される確認メッセージウインドウの一例を示す図である。 (a)は印字回避領域に重要画像が重なった状態、(b)は印字回避領域に重なった重要画像編集処理の一例を示す図である。 (a)は印字回避領域に背景画像が重なった状態、(b)は印字回避領域に重なった背景画像編集処理の一例を示す図である。 印字回避領域の別の例である糊接着部を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る画像処理装置を含む封入封緘システム全体の構成図である。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態1に係る画像処理装置について説明する。
図1は、本発明の実施の形態1に係る画像処理装置を備えた封入封緘システム全体の構成図である。
図1に示すように、封入封緘システムは、本発明の実施の形態1に係る画像処理装置1と、印刷装置3とが有線または無線のネットワーク2を介して接続されており、印刷装置3には封入封緘装置4が接続されている。
画像処理装置1は、例えば、汎用のパソコン等から構成されており、図1に示すように、CPU11と、メモリ12と、市販の文書編集アプリケーションプログラム(以下、文書編集アプリケーションと略す。)131や、印刷装置3に印刷を実行させるためのプリンタドライバプログラム(以下、プリンタドライバと略す。)132等が格納されたHDDやSSD等のプログラム記憶部13と、液晶モニタ等の表示部14と、キーボード等の入力部15と、ネットワーク2に接続されるネットワークI/F部16とを備えている。
CPU11は、プリンタドライバ132を実行することによって、後述するように、判定手段132a、画像移動手段132b、情報取得手段132dとして機能する。
印刷装置3は、図1に示すように、ネットワーク2を介して画像処理装置1と接続され、画像処理装置1から送信された印刷データに基づいて封筒用紙やその封筒に入れる内容物等の印刷を行うものであり、CPU31と、メモリ32と、各種印刷制御用のプログラムが格納されたプログラム記憶部33と、封入封緘装置4等の外部装置と接続するための外部装置I/F部34と、ユーザからの操作を受付ける操作受付部35と、印刷処理を実行する印刷実行部36と、ネットワーク2に接続されるネットワークI/F部37とを備えている。
封入封緘装置4は、周知のものであり、印刷装置3によって印刷された封筒用紙と内容物を受けて、その内容物を所定の順序で折畳むと共に、封筒用紙も所定の順序で折畳んで封筒を作成し、折畳んだ内容物を封筒の中に封入し、その後、その内容物を封筒内に封入して封緘する装置である。
図2は、封入封緘装置4用の封筒用紙5における印字回避領域の一例を示す図であり、(a)は封筒用紙5の裏面側、(b)は封筒用紙5の表面側を示す図である。
封筒用紙5は、例えば、図2(a),(b)に示すように封筒の裏に相当する第1構成紙51と、宛先名等が印字される封筒の表に相当する第2構成紙52と、第1構成紙51の上から糊付けされるフラップ等に相当する第3構成紙53の3つの構成紙51〜53が折り目で繋げられた用紙である。第1構成紙51および第2構成紙52は矩形であるのに対し、第3構成紙53はその両側が斜めに切取られる切欠き部53aを有する台形で構成されている。なお、3つの構成紙51〜53それぞれには、3つの構成紙51〜53それぞれの辺に沿って糊部が設けられている。
第3構成紙53は、その裏面側には、その辺に沿った図示しない糊部以外に、図2(a)に示すように第2構成紙52との間の折り目に沿って再湿糊等の糊部53bが設けられている。また、その糊部53bの裏側には図2(b)に示すように糊部53bの糊が浸透しないようにするためのシリコン部53cが設けられている。従って、図2(a),(b)に示すように構成された封筒用紙5の第3構成紙53では、切欠き部53aと、裏面側の糊部53bと、表面側のシリコン部53cが印字回避領域となる。なお、印字回避領域以外は、原則として印字可能領域となる。プリンタドライバ132には、予め封筒用紙5のフォーム(以下、封筒用紙フォームと略す)毎にその封筒用紙5の縦横サイズ情報や、印字回避領域および印字可能領域の位置(座標)データ等の印字情報や、封筒用紙5の折り数を示す用紙折り情報等が登録されている。なお、印字情報としては、少なくとも印字回避領域の位置(座標)データが登録されている。
一方、図2(a),(b)に示すように構成された封筒用紙5の第1構成紙51および第2構成紙52には、印字回避領域は存在しないものとする。
次に、本発明の実施の形態1に係る画像処理装置1の動作を、フローチャートを参照して説明する。
図3は、本発明の実施の形態1に係る画像処理装置1におけるプリンタドライバ132実行時の動作を示すフローチャートである。
まず、この画像処理装置1をユーザが操作して、HDD等のプログラム記憶部13に格納された文書編集アプリケーション131をCPU11が実行して、図2(a),(b)に示すような文書編集アプリケーション131によって作成した原稿データを作成すると共に、その原稿データが完成して印刷を選択すると、CPU11はプリンタドライバ132を起動して実行する。
CPU11は、プリンタドライバ132を起動して、まず文書編集アプリケーション131の実行によって作成された原稿データを受付けると(S101“YES”)、表示部14に封筒作成プリントウインドウを表示して(S103)、その原稿データを印刷させるべき封筒用紙5のフォームである封筒用紙フォームをユーザに選択させる(S105)。
図4は、表示部14に表示された封筒作成プリントウインドウ141の一例を示す図である。
図4に示すように、封筒作成プリントウインドウ141では、封筒用紙フォーム選択欄141aで、ユーザは原稿データを印刷させるべき封筒用紙フォームをプルダウン形式等で選択できる。なお、封筒作成プリントウインドウ141には、封筒用紙5選択欄141a以外に、封筒用トレイ選択欄141bと、封筒の両面設定選択欄141cと、内容物を封入するか否かを選択する内容物封入選択欄141dと、内容物のサイズを選択する内容物サイズ選択欄141eと、内容物が置かれているトレイを選択する内容物トレイ選択欄141fと、内容物の用紙の種類を選択する内容物用紙種類選択欄141gと、内容物の両面設定を選択する内容物両面設定選択欄141hと、内容物を180度回転させるか否かを選択する内容物回転選択欄141iと、選択した封筒用紙フォームで一通のみサンプルプリントを実行するか否かを選択するサンプルプリント選択欄141jと、OKボタン141kと、キャンセルボタン141mとが表示されている。
図3に戻り、表示部14に表示された封筒作成プリントウインドウ141の封筒用紙フォーム選択欄141aで、文書編集アプリケーション131によって作成した原稿データを印刷させるべき封筒用紙フォームを封筒用紙フォーム選択欄141aでユーザが選択してOKボタン141kが押されると(S105“YES”)、CPU11は、情報取得手段132dとして機能し、ユーザによって選択された封筒用紙フォームの印字回避領域の位置(座標)データと、封筒用紙5の折り数を示す用紙折り情報をプリンタドライバ132から読み出す(S107)。
そして、CPU11は、判定手段として機能し、印字回避領域の位置(座標)データと封筒用紙5の折り数を示す用紙折り情報とに基づいて、文書編集アプリケーション131によって作成した原稿データの画像が封筒用紙フォームの印字回避領域に重ならないか否かを判定する(S109)。
ステップS109において、封筒用紙フォームの印字回避領域に原稿データの画像が重ならないと判定された場合(YESの場合)、CPU11は、通常の印刷の場合と同様に文書編集アプリケーション131によって作成した原稿データの画像から印刷データを生成し、印刷装置3へ送信する(S111)。これにより、印刷装置3は、文書編集アプリケーション131によって作成した原稿データの画像を通常通り封筒用紙5に印刷することができる。
一方、ステップS109において、封筒用紙フォームの印字回避領域に原稿データの画像が重なるものと判定された場合(NOの場合)、CPU11は、印字回避領域における画像の編集処理を実行して良いか否かをユーザに確認させるためのメッセージウインドウを表示部14に表示する(S113)。
図5は、本発明の実施の形態1に係る画像処理装置が備える表示部14に表示されるメッセージウインドウ142の一例を示す図である。
図5に示すように、メッセージウインドウ142には、本発明に係る印字回避領域における画像の編集処理をユーザに選択(実行)するためのOKボタン142aと、キャンセルするためのキャンセルボタン142bとが表示される。なお、このステップS113のメッセージウインドウ表示処理は、任意であり省略しても良い。
ステップS115において、ユーザがメッセージウインドウ142にてキャンセルボタン142bを選択して印字回避領域における画像編集処理の実行をキャンセルした場合(NOの場合)、CPU11は、印刷処理をキャンセルし(S123)、印刷処理を終了する。
一方、ステップS115において、ユーザがメッセージウインドウ142にてOKボタン142aを選択して印字回避領域における画像編集処理の実行を選択した場合(YESの場合)、CPU11は、画像移動手段132bとして機能し、印字回避領域に重なる画像が重要画像であるか、あるいは重要画像以外の背景画像であるかを判定する(S117)。ここで、背景画像とは封筒に印刷される模様や色彩等のたとえ欠落等して印刷されても封筒の機能上問題が発生しない画像のことをいう。また、重要画像とは、宛名や送り主名、住所、電話番号等の欠落等して正しく印字されない場合には封筒の機能上問題が発生する画像のことである。なお、重要画像と背景画像とは任意に指定可能であり、例えば、会社のロゴマーク等は、欠落等して印刷されても封筒の機能上問題が発生しないが、重要画像に設定して欠落等を防止することもできる。
ステップS117において、印字回避領域に重なる画像が、宛名や送り主名、住所等の重要画像であると判定した場合、CPU11は、画像編集手段として機能し、後述するように印字回避領域に重なる画像を同一の構成紙内の印字可能領域に移動させる画像編集処理を実行する(S119)。ここで、CPU11による印字回避領域に重なる画像が重要画像であるか否かの判定は、例えば、文書編集アプリケーション131によって作成した原稿データに含まれる画像が所定の大きさや所定フォーマットの宛名や送り主名、住所等のテキストデータであれば重要画像であると判定する。
一方、ステップS117において、印字回避領域に重なる画像が、封筒に印刷される模様や色彩等の欠落しても封筒の機能上問題のない背景画像であると判定された場合、CPU11は、画像編集手段として機能し、後述するように印字回避領域に重なる部分の画像を印字しない画像編集処理を実行する(S121)。
図6は、ステップS119に示した印字回避領域に重なる重要画像を印字可能領域に移動させる編集処理の一例を示す説明図であり、(a)は印字回避領域に重要画像が重なっている状態、(b)は印字回避領域に重なる重要画像を印刷可能領域に移動した状態を示す図である。
図6(a)に示すように、第3構成紙53の表面側の印字回避領域であるシリコン部53cに“○○株式会社”という送り主名の重要画像が重なるため、CPU11は、画像編集手段として機能してシリコン部53cに重なる“○○○○株式会社”という重要画像を、図6(b)に示すように同一の構成紙である第3構成紙53の印字可能領域に移動させる。なお、ここでは、図6(b)に示すように重要画像を同一の構成紙の印字可能領域に移動させているが、本発明では、これに限らず、重要画像が印字回避領域に重ならないように編集すれば良く、縮小処理によって重要画像が印字回避領域に重ならないように編集しても良い。
このように、第3構成紙53のシリコン部53c等の印字回避領域に重なる重要画像を、同一の構成紙の印字可能領域に移動させて印字することにより、シリコン部53c等の印字回避領域への重要画像の印字を防止して、専用アプリを用いなくても、ユーザが封筒に印刷された画像を読み取ることができる。
図7は、ステップS121における印字回避領域に重なる部分だけ背景画像を印刷しない編集処理の一例を示す説明図であり、(a)は印字回避領域に背景画像が重なっている状態、(b)は印字回避領域に重なる部分だけ背景画像を印刷しない状態を示す図である。
図7(a)では、第3構成紙53の表側の印字回避領域であるシリコン部53cに斜線で示す模様等の背景画像が重なっているため、CPU11は、画像編集手段として機能してシリコン部53cに重なる部分だけ図7(b)に示すように白抜きにして印字しない。
そのため、第3構成紙53のシリコン部53c等の印字回避領域に重なる背景画像は、白抜きにして印字しないことにより、シリコン部53c等の印字回避領域への背景画像の印字を防止して、印刷装置3の搬送ローラーや搬送ベルト等におけるインクの付着を防止することができる。これにより、封筒用紙5の汚れを防止することができる。
以上のように、本発明の実施の形態1の画像処理装置1によれば、CPU11は、プリンタドライバ132の実行によって判定手段132a、画像移動手段132b、情報取得手段132dとして機能して、折り目により形成される複数の領域を有する封筒用紙5のうち印字されることを回避するための印字回避領域を示す印字情報と封筒用紙5の折り数を示す用紙折り情報とを取得し、取得した前記印字情報と前記用紙折り情報とに基づいて、封筒用紙5に印刷すべき画像データのうち所定の画像が印字回避領域に重なるか否かを判定し、画像が印字回避領域に重なると判定された場合、重なると判定された画像を同一の領域内で印字回避領域と重ならないように移動させるので、専用アプリを用いなくても、ユーザが封筒に印刷された画像を読み取ることができる。
特に、本発明の実施の形態1の画像処理装置1では、CPU11は、印字回避領域に重なると判定した画像が宛名や送り主名や住所等の重要画像の場合には、重要画像を同一の構成紙内の印字可能領域に移動するように編集する一方、印字回避領域に重なると判定した画像が封筒の模様や色彩等の背景画像の場合には、背景画像における印字回避領域に重なる部分は印字しないようにしたため、重要画像の欠落によって封筒の機能上の問題等を発生させることがないよう画像を効果的に移動させたので、専用アプリを用いなくても、ユーザが封筒に印刷された画像を読み取ることができる。
なお、上記の説明では、図2(a),(b)に示すように印字回避領域として、切欠き部部53aや糊部53b、シリコン部53cを一例に説明したが、本発明ではこれに限らず、図8に示すように封筒用紙フォームを3つ折りした際に、第3構成紙53等の糊部53bが接着する第1構成紙51等の糊接着部51aも印字回避領域として登録しても良い。
また、上記の説明では、CPU11が画像編集手段として機能して印字回避領域に重なると判定した画像が重要画像の場合には同一の構成紙内の印字可能領域に移動するよう編集する一方、印字回避領域に重なると判定した画像が背景画像の場合には、背景画像における印字回避領域に重なる部分は印字しないようにしたが、本発明では、重要画像と背景画像とに分ける必要はなく、印字回避領域に重なると判定した画像は重要画像と背景画像の別に関わらず一律に同一の構成紙内の印字可能領域に移動しても良いし、印字回避領域に重なる部分の画像を印字しないようにしても良い。
また、上記の説明では、CPU11がプリンタドライバ132を実行することによって本発明の判定手段132aおよび画像移動手段132bとしての機能を発揮するように説明したが、本発明では、これに限らず、文書編集アプリケーション131を実行することによって本発明の判定手段132aおよび画像移動手段132bとしての機能を発揮するように構成しても勿論良い。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態1に係る画像処理装置1では、予めプリンタドライバ132に記憶しておいた封筒用紙フォームの印字回避領域に原稿データの画像が重なるか否かを判定してその画像が封筒用紙における印字回避領域に重ならないように移動するように説明したが、これに限らない。
本発明の実施の形態2では、例えば、印刷装置3のスキャナ部38によってユーザが画像を印刷しようとする新しい封筒用紙フォームを、ネットワーク2を介してプリンタドライバ132に記憶する画像処理装置1を例に挙げて説明する。
図9は、本発明の実施の形態2に係る画像処理装置1を含む封入封緘システム全体の構成図である。
図9に示すように、本発明の実施の形態2では、印刷装置3が、ユーザが画像を印刷しようとする新しい封筒用紙フォームを読取ることができるスキャナ部38を有する。そして、本発明の実施の形態2に係る画像処理装置1は、印刷装置3のスキャナ部38が新たに読取った封筒用紙フォームの縦横サイズ情報や、切欠き部53a、糊部51b等の印字回避領域、印字回避領域以外の印字可能領域の座標(位置)データ等の印字情報と、封筒用紙5の折り数を示す用紙折り情報とを、ネットワーク2を介して画像処理装置1に送信させ、プリンタドライバ132に登録(記憶)する情報登録手段132cの機能を有している。なお、それ以外の構成は、図1に示す本発明の実施の形態1が備える構成と同様であるので、説明を省略する。
本発明の実施の形態2に係る画像処理装置1では、まず、印刷装置3のスキャナ部38が読取ってネットワーク2を介して送信してきた封筒用紙フォームの縦横サイズ情報や、封筒用紙フォームの表面側の印字情報と用紙折り情報とをプリンタドライバ132に登録し、次いで封筒用紙フォームの裏面側の印字情報と用紙折り情報とをプリンタドライバ132に登録する。なお、切欠き部53aや糊部53b、シリコン部53c等の印字回避領域と、それ以外の印字可能領域との判別は、スキャナ部38がスキャンした封筒用紙フォームの読取り画像における印字回避領域と印字可能領域の濃淡(濃度)の差や色の違い等により簡単に判別できる。
なお、封筒用紙5の折り数を示す用紙折り情報に関しては、ユーザなどに入力されて印刷設定された折り方に関する情報から取得するようにしてもよい。
以上のようにして封筒用紙フォームの縦横サイズ情報や、封筒用紙フォームの表裏面側の印字回避領域および印字可能領域の座標データ等の印字情報と用紙折り情報の登録が完了すると、図4に示すように封筒作成プリントウインドウ141の封筒用紙フォーム選択欄141aで、スキャナ部38で読み込んで新規に登録した封筒用紙フォームをユーザがプルダウン形式で選択できる。
従って、本発明の実施の形態2に係る画像処理装置1によれば、本発明の実施の形態1に係る画像処理装置1と同様の効果が得られると共に、印刷装置3のスキャナ部38でスキャンした封筒用紙5の画像に基づいて封筒用紙フォームの印字情報と用紙折り情報とを生成して画像処理装置1のプリンタドライバ132に登録可能であるため、封筒用紙フォームの印字情報と用紙折り情報とが予め記憶されているような専用アプリを用いなくても、新たに登録した封筒用紙5の印字情報と用紙折り情報とに基づいて印字回避領域の画像移動処理を実行することができる。
なお、本発明の実施の形態2では、スキャナ部38が印刷装置3に設けられているものとして説明したが、本発明ではこれに限らず、画像処理装置1にスキャナ部38が接続されていても勿論良い。
1…画像処理装置
11…CPU
12…メモリ
13…HDD
131…文書編集アプリケーションプログラム
132…プリンタドライバプログラム
14…表示部
141…封筒作成プリントウインドウ
15…入力部
16…ネットワークI/F部
2…ネットワーク
3…印刷装置
31…CPU
32…メモリ
33…HDD
34…外部装置I/F部
35…操作受付部
36…印刷実行部
37…ネットワークI/F部
38…スキャナ部
4…封入封緘装置
5…封筒用紙
51…第1構成紙
51a…糊粘着部(印字回避領域)
52…第2構成紙
53…第3構成紙
53a…切欠き部(印字回避領域)
53b…糊部(印字回避領域)
53c…シリコン部(印字回避領域)

Claims (1)

  1. 折り目により形成される複数の領域を有する封筒用紙のうち印字されることを回避するための印字回避領域を示す印字情報と前記封筒用紙の折り数を示す用紙折り情報とを取得する情報取得手段と、
    前記情報取得手段が取得した前記印字情報と前記用紙折り情報とに基づいて、前記封筒用紙に印刷すべき画像データのうち所定の画像が印字回避領域に重なるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記画像が印字回避領域に重なると判定された場合、重なると判定された前記画像を同一の前記領域内で印字回避領域と重ならないように移動させる画像移動手段と、
    を備えたことを特徴とする画像処理装置。
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