JP2015049405A - 撮像システム - Google Patents

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Abstract

【課題】無線通信ができないかまたは困難な無線通信の品質である場合には、通信相手に対して、その旨を認識させる。【解決手段】マスターストロボ100の無線通信部106は、無線チャネルの品質をスキャンして発光命令を送信できるか否かを判断し、発光命令を送信できないと判断した場合には、スレーブストロボ300との通信方式を無線通信から光通信に切替え、その後、発光命令を送信し、スレーブストロボ300は、光通信で発光命令を受信した場合には、無線通信の使用している無線チャネルが無線通信できないか困難な品質であると判断する。【選択図】図1

Description

本発明は、無線通信装置を有する撮像システムに関する。
近年、デジタルスチルカメラ(以下、カメラ)に無線通信装置が搭載され、カメラやカメラアクセサリの間で無線通信を行うことにより、互いを制御することが可能となった。
無線通信装置が通信を行うためには、チャネルと呼ばれる、使用する周波数帯域を設定する必要がある。使用するチャネルの周波数帯域は、他の無線通信装置も使用するのである。このため、チャネルは混信することがあり、その品質は刻々と変化する。そして混信の度合によっては、通信ができなくなることまたは困難になることもある。そこで、対応策の一つとして、チャネルの切り替えが挙げられる。切り替え先のチャネルとして、品質の良いチャネルを選択することで、再び通信を行うことができる。
ただし、新たなチャネルで互いの無線通信装置が通信可能となるには、一方の無線通信機器がチャネルを切り替えたことを、もう一方の無線通信機器(相手方)が把握する必要がある。相手方の無線通信危機にチャネルの変更を把握させるための手段として、チャネルを切り替える側の無線通信装置が、相手方の無線通信装置に対して、チャネルを切り替える旨を事前に通知することが挙げられる。
しかしながら、チャネルを切替える目的は、チャネルの混信を解消するためであるのが一般的である。このため、通知すること自体が困難であり、通知される側は把握できない可能性が生じる。
以上のように、チャネルを切り替える無線通信装置がチャネルの切り替えを行っても、相手方の無線通信装置は、チャネルを切り替えたことを把握できない、という問題が生じることがある。
特許文献1には、上位中継装置と下位中継装置が現用回線と予備回線で接続され、現用回線にてエラーが検出されると予備回線に通知する内容が開示されている。また、特許文献2では、発光するためのデータ信号と発光命令信号で異なる通信方式で行うワイヤレスストロボシステムが開示されている。
特開2007−67887号公報 特開2003−207821号公報
特許文献1では、現用回線にて所定の処理を行う際に、エラーが検出されたことを予備回線にて通知するためのコマンドが用意されている。しかしながら、コマンドを用いず、予備回線にて所定の処理を通信すること自体で現用回線のエラーを認識させる内容については開示されていない。
特許文献2では、用途に応じて通信方式を切り替えて、通信を行っているが、無線チャネルに関する内容については開示されていない。
本発明では、無線チャネルの品質が、無線通信できない品質または困難な品質である場合には、通信相手にその旨を認識させることを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、マスター機器とスレーブ機器との間の通信方式として第一の通信方式と第二の通信方式を有し、前記第一の通信方式はさらに複数の無線チャネルを有する撮像システムにおいて、前記マスター機器は、前記第一の通信方式が用いる無線チャネルの品質をスキャンするマスター側スキャン手段と、前記マスター側スキャン手段によるスキャンの結果に基づいて所定のコマンドを送信できるか否かを判断する判断手段と、前記判断手段が前記所定のコマンドを送信できないと判断した場合には、前記スレーブ機器との前記通信方式を前記第一の通信方式から前記第二の通信方式に切替える切替手段と、を有し、前記マスター機器は、前記切替手段が前記通信方式を前記第一の通信方式から前記第二の通信方式に切替えた後、前記所定のコマンドを送信し、スレーブ機器は、前記第二の通信方式で前記所定のコマンドを受信した場合には、前記第一の通信方式の使用している無線チャネルが無線通信できないか困難な品質であると判断することを特徴とする。
本発明によれば、マスター機器の通信相手であるスレーブ機器は、第二の通信方式による制御コマンドを受信することで、無線チャネルの品質が、無線通信ができない品質または無線通信が困難な品質であると認識できる。
第1実施形態の撮像システムの構成を示す模式図である。 ストロボの構成を示すシステムブロック図である。 第1実施形態のマスターストロボの動作を表すフローチャートである。 第1実施形態のスレーブストロボの動作を表すフローチャートである。 第1実施形態の撮像システムの動作を表すシーケンス図である。 第2実施形態の撮像システムの構成を示す模式図である。 撮像装置の構成を示すシステムブロック図である。 第2実施形態のマスター撮像装置の動作を表すフローチャートである。 第2実施形態のスレーブ撮像装置の動作を表すフローチャートである。 第2実施形態の撮像システムの動作を表すシーケンス図である。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態にかかる撮像システム1aの構成の例を示す模式図である。本実施形態にかかる撮像システム1aは、撮像装置200と、撮像装置アクセサリとして複数のストロボ100,300を含む。複数のストロボ100,300には、マスターストロボ100(マスター機器の一例)と、スレーブストロボ300(スレーブ機器の一例)とが含まれる。なお、本実施形態においては、マスターストロボ100(マスター機器の一例)とスレーブストロボ300(スレーブ機器の一例)とは、共通の構成を有する例を示す。実施形態の説明において、単に「ストロボ」と記す場合には、マスターストロボ100とスレーブストロボ300の両方を含むものとする。
マスターストロボ100は、撮像装置200と物理的に接続しており、インターフェース104(後述)を介して撮像装置200と通信(有線通信)を行う。スレーブストロボ300は、撮像装置200とは物理的に接続されておらず、無線通信(第一の通信方式の一例)と光通信(第二の通信方式の一例)とにより、マスターストロボ100と通信を行うことができる。
図2は、ストロボ100,300の構成例を示すシステムブロック図である。なお、前記のとおり、マスターストロボ100とスレーブストロボ300とが共通の構成を有する例を示すが、説明の便宜上、マスターストロボ100とスレーブストロボ300とで符号を区別する。図2中の括弧内に示す符号は、スレーブストロボ300に関する符号を示す。
101,301はストロボ100,300の操作部である。103,303は、ストロボ100,300を制御するストロボ制御部である。104,304は、撮像装置200とのインターフェースを表す。102,302はストロボ100,300の発光回路である。発光回路102,302は、光通信(第二の通信方式の一例)を行うための光通信送信部としての機能を含む。105,305は、光通信を行うための光通信受信部である。光通信受信部105,305は、他のストロボ100,300の発光回路102,302が発する光を受光して電気信号に変換する。変換された電気信号は、ストロボ制御部103,303に送信される。104,304は、インターフェースである。ストロボ制御部103,303は、インターフェース104,304を介して撮像装置200と通信を行うことができる。
使用者は、操作部101,301によって、ストロボ制御部103,303に対して動作指示のための操作を行う。ストロボ制御部103,303は、操作部101,301に対する操作に応じて、ストロボ100,300の各部を制御する。発光回路102,302は光源を有し、ストロボ制御部103,303からの発光命令(信号)を受信すると光源を発光させる。また、発光回路102,302は、ストロボ制御部103,303に対して、充電完了を表す信号を送信する。なお、本実施形態においては、スレーブストロボ300は、マスターストロボ100からの信号により制御される。
106,306は、ストロボ100,300に搭載されている無線通信部である。無線通信部106,306は、無線通信(第一の通信方式の一例)により、他のストロボ100,300と通信を行う。無線通信部106,306の形態として、二つ挙げられる。一つは、ストロボ100,300に内蔵されるタイプ(内蔵タイプ)である。もう一つは、無線通信部106,306がカード化され、ストロボ100,300に設けられたカードスロットに着脱可能なタイプ(着脱可能タイプ)である。なお、本実施形態では、無線通信部106,306が内蔵タイプであるものとして説明する。
106a,306aは無線制御部である。無線制御部106a,306aは、無線通信部106,306の制御や、ストロボ制御部103,303との信号の送受信を行う。106b,306bはアンテナである。アンテナ106b,306bは無線通信の送受信を行い、通信相手から受信したデータを無線制御部106a,306aへ送信する。また、アンテナ106b,306bは、無線制御部106a,306aからデータを受信し、通信相手へ送信する。
また、無線通信部106,306は、複数の無線チャネルを有しており、これら複数の無線チャネルからある無線チャネルを選択して無線通信を行うことができる。
図3は、図1の構成例において、マスターストロボ100の発光処理時における動作を表したフローチャートである。
ステップS401では、マスターストロボ100のストロボ制御部103は、インターフェース104を介して、撮像装置200から発光処理開始を表す信号を受信する。ストロボ制御部103は、発光処理開始信号を受信すると、無線通信部106に対して、発光処理を開始する旨を通知する(発光処理開始通知)。
ステップS402では、無線通信部106(マスター側スキャン手段の一例)は、発光処理開始通知を受けると、現在使用している無線チャネルの品質をチェックするために、無線チャネルスキャンを開始する。具体的には、無線通信部106の無線制御部106aは、ストロボ制御部103から発光処理開始通知を受信すると、アンテナ106bにより周囲の電波状況をスキャンする。この電波状況のスキャンが無線チャネルスキャンである。
ステップS403では、無線制御部106a(判断手段の一例)は、無線チャネルスキャンの終了後、無線チャネルスキャンの結果に基づいて、使用している無線チャネルの品質がコマンドを送信できる品質であるか否かを判断する。品質は、チャネルスキャンにより求められるチャネル内の電波の混信度合いに基づき算出される。つまり干渉の可能性が高いほど品質は低いと判断される。なお、無線通信を続けることが困難であるか否かを判断してもよい。無線通信を続けることができる品質である場合(品質が閾値以上である場合)にはステップS404に進む。一方、無線通信を続けることが困難な品質である場合(品質が閾値未満である場合)には、ステップS405に進む。
ステップS404では、ストロボ制御部103は、撮像装置200からの発光命令をインターフェースを介して受信すると、受信した発光命令(所定のコマンドの一例)をストロボ制御部103に送信する。無線通信部106は、受信した発光命令を、アンテナ106bを介してスレーブストロボ300へ無線送信する。このステップS404は、無線通信部106が第一の通信方式により所定のコマンドをスレーブ機器に送信する処理の一例である。
ステップS405に進んだ場合には、無線チャネルが無線通信ができない(または無線通信を続けることが困難な)品質である。このため、無線通信部106は、ストロボ制御部103へ現在使用している無線チャネルの品質が、無線通信できないかまたは困難な品質であることを通知する。この場合には、ストロボ制御部103は、撮像装置200から受信した発光命令(所定のコマンドの一例)を、発光回路102を用いて光通信によりスレーブストロボ300の光通信受信部105へ送信する。すなわち、ストロボ制御部103(切替手段の一例)は、発光命令を送信する通信方式を、無線通信(第一の通信方式の一例)から光通信(第二の通信方式の一例)に切替える。また、このステップS405は、無線通信部106が第2の通信方式により所定のコマンドをスレーブ機器に送信する処理の一例である。
ここで、ストロボ制御部103は、光通信を用いて発光命令をスレーブストロボ300に送信した旨をユーザーに通知する処理を実行する。たとえば、ストロボ制御部103は、マスターストロボ100に設けられる表示部(たとえば液晶表示装置)に、光通信を用いて発光命令を送信した旨を表示する。また、ストロボ制御部103は、マスターストロボ100に設けられる音声発生機器(スピーカなど)から通知音を出力する構成であってもよい。要は、ユーザーに対して、光通信を用いて発光命令をスレーブストロボ300に送信した旨を通知できればよい。
また、ストロボ制御部103は、ユーザーに対して無線チャネルの切り替えを促す処理を実行してもよい。たとえば、ストロボ制御部103は、マスターストロボ100に設けられる表示部(たとえば液晶表示装置)に、「無線チャネルを切替えてください」などのメッセージを表示する処理を行ってもよい。
そしてステップS406に進む。
ステップS406では、無線通信部106(マスター側スキャン手段の一例)は、現在使用している無線チャネルに代えて使用する無線チャネルを選択するために、使用していた無線チャネル以外の無線チャネルについて、無線チャネルスキャンを行う。
ステップS407では、無線通信部106は、ステップS406における無線チャネルスキャンの結果に基づいて新しい無線チャネルを選択し、選択した新しい無線チャネルを用いて無線通信を再開する。このステップは、無線通信部106(切替手段の一例)が、所定のコマンドを送信した後に通信方式を第二の通信方式から第一の通信方式に切替える処理の一例である。
図4は、図2の構成例において、スレーブストロボ300の発光処理時における動作を表したフローチャートである。
ステップS501では、スレーブストロボ300のストロボ制御部303は、任意のタイミングでマスターストロボ100からの発光命令を受信する。
ステップS502では、ストロボ制御部303は、発光命令は無線通信によるものか、光通信によるものか判断する。無線通信によるものであった場合にはステップS503に進む。光通信によるものであった場合には、ステップS504に進む。
ステップS503では、ストロボ制御部303は、発光回路302へ発光命令を通知する。発光回路302は発光命令を受信すると発光する。
ステップS504では、ステップS503と同様に、ストロボ制御部303は、発光回路302へ発光命令を通知する。発光回路302は、発光命令を受信すると発光する。そしてステップS505に進む。
ステップS505では、ストロボ制御部303は、光通信で受信したことにより、現在使用している無線チャネルは無線通信ができないか困難な品質であると判断する。そしてストロボ制御部303は、無線通信部306に対して、無線チャネルスキャンの実行を命令する。無線通信部306の無線制御部306aは、無線チャネルスキャンの実行の命令をストロボ制御部303から受信すると、アンテナ306bを用いて周囲の電波状況をスキャンする(無線チャネルスキャンを実行する)。このステップは、ストロボ制御部303がスレーブ側スキャン手段として機能し、無線チャネルスキャンを実行する処理の一例である。ここでは、無線制御部106aは、現在使用している無線チャネル以外の無線チャネルについて、無線チャネルスキャンを実行する。そして、ステップS506に進む。
ステップS506では、無線制御部106aは、無線チャネルスキャンの結果に基づいて、品質の良い順番に無線チャネルを切替えながら、マスターストロボ100を検索する。マスターストロボ100を見つけた場合には検索を終了し、無線通信を再開する。
図5は、図1に示す撮像システム1aの構成例において、現在使用している無線チャネルが混信している場合の、撮像装置200と、マスターストロボ100と、スレーブストロボ300の発光処理時の動作を表すシーケンス図である。
撮像装置200は、発光処理開始信号を、マスターストロボ100のストロボ制御部103に対し、インターフェース104を介して任意のタイミングで送信する(S601)。
ストロボ制御部103は、発光処理開始を、無線通信部106に対して通知する(発光処理開始通知)(S602)。
無線通信部106は、発光処理開始通知を受けると、無線制御部106aに対して無線チャネルスキャンの実行を命令する。無線制御部106aは、アンテナ106bを用いて、現在使用している無線チャネルの品質をスキャンする(無線チャネルスキャンを行う)(S603)。ここでは、現在使用している無線チャネルの品質は無線通信できないか困難な品質であるものとする。
無線チャネルスキャンの結果に基づき、無線通信部106は、使用している無線チャネルが混信している旨をストロボ制御部103に通知する(無線チャネル混信通知)(S604)。
ストロボ制御部103は、無線チャネル混信通知を受けると、無線チャネルが混信している旨を、インターフェース104を介して、撮像装置200に通知する(無線チャネル混信通知)(S605)。撮像装置200は、ストロボ制御部103が無線チャネル混信通知を受けた場合には、ユーザーに対して無線チャネルが混信している等の警告表示をすることもできる。
無線通信部106は、無線チャネル混信通知(S604)をストロボ制御部103に通知した場合には、使用していた無線チャネル以外の無線チャネルについて無線チャネルスキャンする(S606)。
無線通信部106は、無線チャネルスキャン(S606)の結果に基づいて、通信できる品質を有する新たな無線チャネルを選択する(S607)。
撮像装置200は無線チャネル混信通知(S605)を受けると、ストロボ制御部103に対して、インターフェース104を介して、発光命令信号(S608)を送信する。
ストロボ制御部103は、発光命令信号(S608)を受信すると、無線通信部106から無線チャネル混信通知(S604)を受信しているため、発光回路102に対して発光命令送信の通知(S609)を行う。
発光回路102は、スレーブストロボ300の光通信受信部305に対して、発光命令を送信する(S610)。このように、マスターストロボ100は、スレーブストロボ300に対して、光通信によって発光命令を送信する。その後、無線通信部106は、選択した新たな無線チャネル(S607)で無線通信を再開する。
スレーブストロボ300の光通信受信部305は、マスターストロボ100から発光命令を受信すると、ストロボ制御部303に対して、発光命令受信通知を行う(S611)。
ストロボ制御部303は、光通信受信部305から発光命令通知を受けると、発光回路302に対して発光命令を行う(S612)。
発光回路302は、ストロボ制御部303から発光命令を受けると発光する(S613)。
また、ストロボ制御部303は、光通信受信部305から発光命令受信の通知を受けたため(S611)、現在使用している無線チャネルは無線通信できないか困難な品質であると判断する。そこで、ストロボ制御部303は、無線通信部306に対して、無線チャネル混信通知(S614)を行う。
無線通信部306の無線制御部306a(スレーブ側スキャン手段の一例)は、無線チャネル混信通知を受けると、アンテナ306bを用いて、使用していた無線チャネル以外の無線チャネルについて、無線チャネルスキャンを実行する(S615)。
無線通信部306は、無線チャネルスキャン(S615)の結果に基づいて、品質の高い順番(通信状態が良好な順番)に無線チャネルを切替えながら、マスターストロボ100を検索する(S616)。無線通信部306は、マスターストロボ100を見つけると検索を終了し、無線通信を再開する。
以上で説明したように、本実施形態によれば、マスターストロボ100の無線通信部106は、発光処理開始信号(S601)をトリガーとして、発光処理中または発光処理後に、現在使用している無線チャネルについて無線チャネルスキャンを行う(S603)。そして、現在使用している無線チャネルが無線通信できないか困難な品質である場合(混信している場合)には、無線通信部106の無線制御部106a(マスター側スキャン手段の一例)は、無線チャネルスキャンを実行する。そして、通信できる品質の無線チャネルを選択する。さらに、現在使用している無線チャネルが無線通信できないか困難な品質である場合には、スレーブストロボ300は、マスターストロボ100から発光命令を光通信で受信することになる(S610)。これにより、スレーブストロボ300は、無線通信による発行処理開始信号を受信できなかったとしても、光通信により発光することが可能となる。またスレーブストロボ300は、光通信で発光命令を受けたということは、現在使用している無線チャネルが無線通信できないか困難な品質である、ことを認識できる。そして、無線制御部306a(スレーブ側スキャン手段の一例)は、無線チャネルスキャンを実行し、マスターストロボ100を検索する。この構成により、スレーブストロボ300はチャネルを変更し、次の発光処理開始信号を無線通信で受信できる可能性が高くなる。
なお、本実施形態の図5では、無線通信部106が無線チャネルスキャン(S606)と無線チャネル設定(S607)を、撮像装置200がストロボ制御部103へ発光命令信号(所定のコマンドの一例)(S608)を送信するよりも前に行うシーケンスを示す。
ただし、発光命令の送信(S608)の後に行ったとしても本実施形態の効果の達成が可能である。例えば、撮像装置200は、無線チャネルが混信していることをユーザーに通知し、ユーザーによる発光処理を実行するための操作の後に無線チャネルを選択する構成が挙げられる。
(第2の実施形態)
図6は、第2の実施形態にかかる撮像システム1bの構成例を示す模式図である。第2の実施形態にかかる撮像システム1bは、複数の撮像装置700,800を含む。複数の撮像装置700,800には、マスター撮像装置700(マスター機器の一例)と、スレーブ撮像装置800(スレーブ機器の一例)とが含まれる。マスター撮像装置700とスレーブ撮像装置800とは、第一の通信方式と第二の通信方式の二つの通信方式を用いて通信できる。
なお、マスター撮像装置700(マスター機器の一例)とスレーブ撮像装置800(スレーブ機器の一例)とは、共通のハードウェア構成が適用できる。本実施形態の説明において、単に撮像装置と記す場合には、マスター撮像装置700とスレーブ撮像装置800の両方を含むものとする。
図7は、第2の実施形態にかかる撮像装置700,800の構成例を示すシステムブロック図である。なお、前記のとおり、マスター撮像装置700とスレーブ撮像装置800とが共通の構成を有する例を示すが、説明の便宜上、マスター撮像装置700とスレーブ撮像装置800とで符号を区別する。図7中の括弧内に示す符号は、スレーブ撮像装置800に関する符号を示す。
701,801は撮像装置700,800の操作部である。702,802は、撮像装置700,800の撮像部である。撮像部702,802は、撮像レンズなどの光学系や、撮像素子などを含む。703,803は、撮像装置700,800を制御するカメラ制御部である。使用者が操作部701,801を介して撮像装置700,800に対して動作指示を与える。カメラ制御部703,803は、操作部701,801への操作に応じて撮像装置700,800を制御する。また、カメラ制御部703,803は、撮像部702,802に対して撮像命令を出す。撮像部702,802は、カメラ制御部703,803からの撮像命令に応じて撮像処理を行う。
704,804は、撮像装置700,800の第一無線通信部である。第一無線通信部704,804は、本実施形態における第一の通信方式により通信を行う通信手段の一例である。704a,804aは第一無線制御部である。704b,804bは第一アンテナである。第一アンテナ704b,804bは無線通信の送受信を行い、通信相手から受信したデータを第一無線制御部704a,804aへ送信する。また、第一無線制御部704a,804aからデータを受け取り、通信相手へ送信する。
705,805は、撮像装置700,800に搭載されている第二無線通信部である。705a,805aは第二無線制御部である。第二無線通信部705,805は、本実施形態における第二の通信方式により通信を行う通信手段の一例である。705b,805bは第二アンテナである。第二アンテナ705b,805bは無線通信の送受信を行い、通信相手から受信したデータを第二無線制御部705a,805aへ送信する。また、第二アンテナ705b,805bは、第二無線制御部705a,805aからデータを受け取り、通信相手へ送信する。
第一無線通信部704,804と第二無線通信部705,805は、互いに異なる周波数帯域を用いる。また、第一無線通信部704,804と第二無線通信部705,805は、それぞれ複数の無線チャネルを有する。
第一無線通信部704,804と第二無線通信部705,805の形態として、二つ挙げられる。一方の形態は、第一無線通信部704,804と第二無線通信部705,805が、撮像装置700,800に内蔵される内蔵タイプである。他方の形態は、第一無線通信部704,804と第二無線通信部705,805のそれぞれがカード化され、撮像装置700,800に設けられたカードスロットに着脱可能な着脱可能型タイプである。本実施形態では、第一無線通信部704,804と第二無線通信部705,805が、それぞれ内蔵タイプであるものとして説明する。
図8は、図6に示す構成例において、マスター撮像装置700の撮像処理時における動作を表したフローチャートである。
ステップS1001では、第一無線通信部704は、カメラ制御部703から撮像処理開始を表す信号を、任意のタイミングで受信する。本実施形態でいう撮像処理とは、オートフォーカスや露出の調整などの撮像準備及び被写体の撮像を行い、画像データを得るための一連の処理をいう。
ステップS1002では、第一無線通信部704(マスター側スキャン手段の一例)は、現在使用している無線チャネルの品質をチェックするために、無線チャネルスキャンを行う。無線チャネルスキャンは、第一無線通信部704の第一無線制御部704aが、第一アンテナ704bにより周囲の電波状況をスキャンする処理である。
ステップS1003では、第一無線制御部704a(判断手段の一例)は、無線チャネルスキャンの終了後、その結果に基づいて、現在使用している無線チャネルの品質を判断する。第一無線通信部704による無線通信を続けることが可能な品質である場合(品質が閾値以上である場合)にはステップS1004に進む。そうでない場合(品質が閾値未満である場合)には、ステップS1006に進む。
ステップS1004では、第一無線通信部704は、カメラ制御部703から撮像命令を受信すると、撮像命令(所定のコマンドの一例)を第一アンテナ704bによりスレーブ撮像装置800へ送信する。
ステップS1005では、カメラ制御部703は、第一無線通信部704が撮像命令をスレーブ撮像装置800に送信した後に、撮像部702に撮像命令を送信し、撮像処理を行う。なお、撮像処理とは、撮像光学系を介して撮像素子に被写体像を投影し、撮像素子が投影された被写体像を電気信号として出力し、撮像素子が出力した電気信号に所定の画像処理を施して記録媒体に記録する一連の処理である。
ステップS1006では、第一無線通信部704による無線通信を続けることが困難な品質である。そこで、第一無線通信部704は、カメラ制御部703に対して、無線チャネルの品質が、無線通信を続けることができないか、または続けることが困難な品質であることを通知する。カメラ制御部703は、この通知を受けると、第二無線通信部705へ撮像命令を送信する。第二無線通信部705は、第二アンテナ705bを用いて、スレーブ撮像装置800の第二無線通信部805へ撮像命令(所定のコマンドの一例)を送信する。すなわち、カメラ制御部703(切替手段の一例)は、撮像命令(所定のコマンドの一例)を送信する通信部を、第一無線通信部704から第二無線通信部705に切替える。そして、切替えられた第二無線通信部705が、スレーブ撮像装置800に対して撮像命令を送信する。
ここで、カメラ制御部703は、第二無線通信部705を用いて撮像命令をスレーブ撮像装置800に送信した旨をユーザーに通知する処理を実行する。たとえば、カメラ制御部703は、マスター撮像装置700に設けられる表示部(たとえば液晶表示装置)に、第二無線通信部705を用いて撮像命令を送信した旨を表示する。また、カメラ制御部703は、マスター撮像装置700に設けられる音声発生機器(スピーカなど)から通知音を出力する構成であってもよい。要は、ユーザーに対して、第二無線通信部705を用いて撮像命令をスレーブ撮像装置800に送信した旨を通知できればよい。
また、カメラ制御部703は、ユーザーに対して無線チャネルの切り替えを促す処理を実行してもよい。たとえば、カメラ制御部703は、マスター撮像装置700に設けられる表示部(たとえば液晶表示装置)に、「無線チャネルを切替えてください」などのメッセージを表示する処理を行ってもよい。
ステップS1007では、第一無線通信部704(マスター側スキャン手段の一例)は、次に使用する無線チャネルを選択するために、使用していた無線チャネル以外の無線チャネルについて無線チャネルスキャンを実行する。
ステップS1008では、第一無線通信部704は、無線チャネルスキャンの結果に基づいて、新しい無線チャネルを選択する。そして、第一無線通信部704は、新しく選択した無線チャネルを用いて無線通信を再開する。
ステップS1009では、カメラ制御部703は撮像部702へ撮像命令を送信し、撮像処理を行う。
図9は、図6に示す構成例において、スレーブ撮像装置800の撮像処理時における動作を表したフローチャートである。
ステップS1101では、スレーブ撮像装置800のカメラ制御部803は、任意のタイミングでマスター撮像装置700からの撮像命令を受信する。
ステップS1102では、カメラ制御部803は、撮像命令を第一無線通信部804により受信したか、第二無線通信部805により受信したかを判定する。撮像命令を第一無線通信部804により受信した場合には、ステップS1103に進む。一方、撮像命令を第二無線通信部805により受信した場合には、ステップS1104に進む。
ステップS1103では、カメラ制御部803は、撮像部802へ撮像命令を送信する。撮像部802は、撮像命令を受けると撮像処理を行う。なお、カメラ制御部803は、撮像命令を第一無線通信部804により受信したと判定した場合には、第一無線通信部804による無線通信の品質は、無線通信できる品質であると判定する。
ステップS1104では、ステップS1103と同様に、カメラ制御部803は、撮像部802へ撮像命令を送信する。撮像部802は、撮像命令を受けると撮像処理を行う。この場合には、カメラ制御部803は、撮像命令を第二無線通信部805により受信したことにより、第一無線通信部804が使用している無線通信の品質が、無線通信できない(または困難な)品質であると判断する。そこでカメラ制御部803は、第一無線通信部804に対して、無線チャネルスキャンの実行を命令する。第一無線通信部804の第一無線制御部804a(スレーブ側スキャン手段の一例)は、無線チャネルスキャンの実行の命令を受信すると、第一アンテナ804bを用いて周囲の電波状況をスキャンする(無線チャネルスキャンを実行する)。なお、このステップでは、第一無線制御部804aは、現在使用している無線チャネル以外の無線チャネルについて、無線チャネルスキャンを実行する。
ステップS1106では、第一無線通信部804(スレーブ側スキャン手段の一例)は、無線チャネルスキャンの結果に基づき、品質の良い順番に無線チャネルを切替えながら、マスター撮像装置700を検索する。そして、第一無線通信部804による無線通信は、マスター撮像装置700を見つけると検索を終了し、第一無線通信部804による通信を再開する。
図10は、図6に示す構成例において、無線チャネルが無線通信できないか困難な品質である場合(無線チャネルが混信している場合)における、マスター撮像装置700とスレーブ撮像装置800の撮像処理時の動作を表すシーケンス図である。
マスター撮像装置700のカメラ制御部703は、任意のタイミング(たとえば、ユーザーにより撮像処理の開始の操作が行われたタイミング)で、第一無線通信部704に対し、発光処理開始信号を送信する(S1201)。
第一無線通信部704が撮像処理開始信号を受信すると、第一無線通信部704の第一無線制御部704aは、第一アンテナ704bを用いて、現在使用している無線チャネルの品質を確認するため、無線チャネルスキャンを実行する(S1202)。ここでは、現在の無線チャネルが無線通信できないか困難な品質であると判定されたものとする。
第一無線通信部704は、無線チャネルスキャンの結果に基づいて、使用している無線チャネルが無線通信できないか困難な品質である(混信している)旨を、カメラ制御部703に通知する(無線チャネル混信通知)(S1203)。
カメラ制御部703は、無線チャネル混信通知を受けた場合には、無線チャネルが混信していることをユーザーに対して知らせる警告表示を行ってもよい。
第一無線通信部704は、無線チャネル混信通知(S1203)を出した場合には、使用していた無線チャネル以外の無線チャネルについて無線チャネルスキャンを実行する(S1204)。
そして、第一無線通信部704は、無線チャネルスキャン(S1204)の結果に基づいて、新たな無線チャネルを選択する(S1205)。
カメラ制御部703は、チャネル混信通知(S1203)を確認後、第二無線通信部705に対して、撮像命令信号を送信する(S1206)。この場合には、カメラ制御部703は、S1203でチャネル混信通知を第一無線通信部704から受信しているので、撮像命令信号を第二無線通信部705に対して送信する(S1206)。
第二無線通信部705は、撮像命令信号を受信すると、スレーブ撮像装置800の第二無線通信部805に対して撮像命令を送信する(S1207)。
カメラ制御部703は、第二無線通信部705に対して撮像命令信号を送信(S1206)した後、撮像部702へ撮像命令を送信する(S1208)。
撮像部702は、カメラ制御部703から撮像命令を受けると、撮像処理を行う(S1209)。その後、第一無線通信部704は、新たな無線チャネルで無線通信を再開する。
スレーブ撮像装置800の第二無線通信部805は、マスター撮像装置700から撮像命令(S1207)を受信すると、カメラ制御部803に対して撮像命令受信通知(S1210)を行う。
カメラ制御部803は、撮像命令受信通知を受けると、撮像部802に対して撮像命令を出す(1211)。撮像部802は、撮像命令を受けると、撮像処理を行う(S1212)。
また、カメラ制御部803は、撮像命令受信が第二無線通信部805から通知されたため(S1210)、第一無線通信部804に対して無線チャネル混信通知を行う(S1213)。
第一無線通信部804が無線チャネル混信通知を受けると、第一無線制御部804aは、第一アンテナ804bを用いて、使用していた無線チャネル以外の無線チャネルについて、無線チャネルスキャンを実行する(S1214)。
第一無線通信部804は、S1214の無線チャネルスキャンの結果に基づいて、品質の良い順番にチャネルを切替えながら、マスター撮像装置700を検索する(S1215)。そして、第一無線通信部804は、マスター撮像装置700を見つけると検索を終了し、無線通信を再開する。
このように、マスター撮像装置700の第二無線通信部705が撮像命令信号を送信した後、カメラ制御部703(切替手段の一例)は、第二無線通信部705を用いる通信方式から第一無線通信部704を用いる通信方式に切替える。
以上で説明したように、本実施形態によれば、撮像処理開始信号(S1201)をトリガーとして、マスター撮像装置700の第一無線通信部704は現在使用している無線チャネルについて無線チャネルスキャンを行う。そして、無線チャネルの通信の品質が無線通信できないか困難な品質である場合(混信している場合)には、スレーブ撮像装置800は、マスター撮像装置700からの撮像命令を、第二無線通信部805による通信で受信することになる。このため、スレーブ撮像装置800は、第一無線通信部704が用いている無線チャネルが混信していると認識することが可能となる。
なお、本実施形態の図10では、第一無線通信部704は、無線チャネルスキャン(S1204)と無線チャネル設定(S1205)を、カメラ制御部703から第二無線通信部705へ撮像命令信号を送信する(S1206)よりも前に行う例を示す。ただし、送信後に行ったとしても本実施形態の効果の達成が可能である。例えば、第一無線通信部704は、通信が混信していることをユーザーに通知して、ユーザーが発光処理後に無線チャネルを選択する構成が挙げられる。
ここで、ストロボ100,300と撮像装置700,800のハードウェア構成について簡単に説明する。
ストロボ100,300は、たとえば、CPUとROMとRAMとを有するコンピュータを有する。ROMには、ストロボ100,300を制御するためのコンピュータプログラムが、コンピュータ読取り可能に格納されている。そして、CPUがROMからこのコンピュータプログラムを読み出し、RAMに展開して実行する。これにより、コンピュータは、ストロボ制御部103,303として機能し、操作部101,301と、光通信受信部105,305と、無線通信部106,306と、発光回路102,302と、インターフェース104,304を制御する。そして、図3〜図5に示す処理が実行される。
撮像装置700,800も、CPUとROMとRAMとを有するコンピュータを有する。ROMには、撮像装置700,800を制御するためのコンピュータプログラムが、コンピュータ読取り可能に格納されている。そして、CPUがROMからこのコンピュータプログラムを読み出し、RAMに展開して実行する。これにより、コンピュータは、カメラ制御部703,803として機能し、第一無線通信部704,804、第二無線通信部705,805、操作部701,801、撮像部702,802を制御する。そして、これにより、図8〜図10に示す処理が実行される。
以上、本発明の実施形態について詳細に説明したが、前記実施形態は、本発明を実施するにあたっての具体例を示したに過ぎない。本発明の技術的範囲は、前記実施形態に限定されるものではない。本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であり、それらも本発明の技術的範囲に含まれる。
(その他の実施形態)
上述した実施形態の目的は、次のような方法によっても達成される。すなわち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるいは装置に供給する。そして、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行する。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が上述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、本発明には次のような場合も含まれる。すなわち、プログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される。
さらに、次のような場合も本発明に含まれる。すなわち、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリーに書込まれる。その後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される。
100:マスターストロボ、300:スレーブストロボ、102,302:発光回路、103,303:ストロボ制御部、106,306:無線通信部、106a,306a:無線制御部、106b,306b:アンテナ、200:撮像装置、305:光通信受信部

Claims (12)

  1. マスター機器とスレーブ機器との間の通信方式として第一の通信方式と第二の通信方式を有し、前記第一の通信方式はさらに複数の無線チャネルを有する撮像システムにおいて、
    前記マスター機器は、
    前記第一の通信方式が用いる無線チャネルの品質をスキャンするマスター側スキャン手段と、
    前記マスター側スキャン手段によるスキャンの結果に基づいて所定のコマンドを送信できるか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段が前記所定のコマンドを送信できないと判断した場合には、前記スレーブ機器との前記通信方式を前記第一の通信方式から前記第二の通信方式に切替える切替手段と、
    を有し、
    前記マスター機器は、前記切替手段が前記通信方式を前記第一の通信方式から前記第二の通信方式に切替えた後、前記所定のコマンドを送信し、
    スレーブ機器は、前記第二の通信方式で前記所定のコマンドを受信した場合には、前記第一の通信方式の通信の使用している無線チャネルが無線通信できないか困難な品質であると判断することを特徴とする撮像システム。
  2. 前記マスター機器は、前記第一の通信方式による通信の品質をスキャンするマスター側スキャン手段をさらに有し、
    前記判断手段が、前記第一の通信方式の通信の使用している無線チャネルが無線通信できないか困難な品質であると判断した場合には、前記マスター側スキャン手段は、前記第二の通信方式により前記所定のコマンドの処理中または処理後において、前記第一の通信方式が用いる無線チャネルの品質をスキャンして通信できる品質の無線チャネルを選択することを特徴とする請求項1に記載の撮像システム。
  3. 前記スレーブ機器は、前記第一の通信方式による通信の品質をスキャンするスレーブ側スキャン手段をさらに有し、
    前記スレーブ機器が前記第二の通信方式により前記所定のコマンドを受信した場合には、前記スレーブ側スキャン手段は、前記所定のコマンドの処理中もしくは処理後に前記スキャンを行うことで、前記マスター機器を検索することを特徴とする請求項2に記載の撮像システム。
  4. 前記切替手段は、前記マスター機器が前記第二の通信方式で前記所定のコマンドを送信した後に、前記通信方式を前記第二の通信方式から前記第一の通信方式に切替えることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の撮像システム。
  5. 前記判断手段が前記第一の通信方式による前記所定のコマンドを送信できないと判断した場合には、前記マスター機器は、前記第二の通信方式による通信を行った旨をユーザーに通知する処理を実行することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の撮像システム。
  6. 前記判断手段が前記第一の通信方式による前記所定のコマンドを送信できないと判断した場合には、前記マスター機器は、ユーザーに無線チャネルの切替えを促す処理を実行することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の撮像システム。
  7. マスター機器とスレーブ機器との通信方式として第一の通信方式と第二の通信方式を有し、さらに前記第一の通信方式は複数の無線チャネルを有する撮像システムであって、
    前記マスター機器は、前記第一の通信方式で用いる無線チャネルの品質をスキャンするマスター側スキャン手段と、
    前記マスター側スキャン手段が前記スキャンを行った結果に基づいて、前記第一の通信方式により所定のコマンドを送信できるか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段が所定のコマンドを送信できないと判断した場合には、前記通信方式を前記第一の通信方式から前記第二の通信方式に切替える切替手段と、
    を有し、
    前記マスター機器は、前記切替手段が前記通信方式を前記第一の通信方式から前記第二の通信方式に切替えた後に、前記第二の通信方式により前記所定のコマンドを送信し、
    前記スレーブ機器は、前記第二の通信方式で前記所定のコマンドを受信した場合には、前記第一の通信方式の使用している無線チャネルが無線通信できないか困難な品質であると判断することを特徴とする撮像システム。
  8. 前記判断手段が前記第一の通信方式により前記所定のコマンドを送信できないと判断した場合には、前記マスター側スキャン手段は、前記第二の通信方式による前記所定のコマンドの処理中または処理後に、再び前記スキャンを行うことで、新たな無線チャネルを選択することを特徴とする請求項7に記載の撮像システム。
  9. 前記スレーブ機器は、前記第一の通信方式による通信の品質をスキャンするスレーブ側スキャン手段を更に有し、
    前記スレーブ機器が前記第二の通信方式により前記所定のコマンドを受信した場合には、前記スレーブ側スキャン手段は、前記スレーブ機器が前記所定のコマンドの処理中または処理後に、前記スキャンを行うことで、前記マスター機器を検索することを特徴とする請求項7または8に記載の撮像システム。
  10. 前記切替手段は、前記マスター機器が前記第二の通信方式で前記所定のコマンドを送信した後に、前記通信方式を前記第二の通信方式から前記第一の通信方式に切替えることを特徴とする請求項7から9のいずれか1項に記載の撮像システム。
  11. 前記判断手段が前記第一の通信方式により前記所定のコマンドを送信できないと判断した場合には、前記マスター機器は、前記第二の通信方式による通信を行った旨をユーザーに通知する処理を実行することを特徴とする請求項7から10のいずれか1項に記載の撮像システム。
  12. 前記判断手段が前記第一の通信方式により前記所定のコマンドを送信できないと判断した場合には、前記マスター機器は、ユーザーに無線チャネルの切替えを促す処理を実行することを特徴とする請求項7から11のいずれか1項に記載の撮像システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020003391A (ja) * 2018-06-29 2020-01-09 Dmg森精機株式会社 測定装置および測定システム

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