JP2015048815A - 内燃機関の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】筒内圧センサ37の検出精度を向上させて、空燃比などエンジン1の制御性を向上させる。【解決手段】シリンダ2a内の圧力(筒内圧Pc)を検出する筒内圧センサ37を備え、これによる検出値Pc_detに基づいてエンジン1の制御を行う制御装置において、エンジン1が定常運転状態にあるときに(ステップS101)、少なくとも吸気通路11およびシリンダ2aをモデル化したエンジンモデルM1〜M5を用いて、シリンダ2a内の圧力を推定演算し(S103)、この推定筒内圧Pc_estに基づいて筒内圧センサ37の感度係数および零点の少なくとも一方を補正する(S104)。【選択図】図6

Description

本発明は内燃機関の制御装置に関するものであり、特に、気筒内の圧力を検出する筒内圧センサを備えた内燃機関において、この筒内圧センサによる検出値に基づいて行う制御の精度を高めるための対策に関する。
従来より一般に車両に搭載される内燃機関においては、気筒内に充填される吸気の量を算出し、これに見合う量の燃料を供給することによって、混合気の空燃比を好適な値(例えば理論空燃比)に制御するようにしている。
例えば特許文献1に記載の内燃機関の制御装置では、気筒内に充填される見込み吸気量を推定し、これに対し少な目の燃料を噴射供給した後に、気筒の圧縮行程における点火前の所定のタイミングで筒内圧センサにより気筒内の実際の圧力を検出する。そして、この検出値から実際の吸気量を算出して、これに見合うように燃料の不足分を追加で噴射供給するようにしている。
特開2006−144644号公報
ところが、前記従来例のように気筒内の圧力を検出するための筒内圧センサは、燃焼圧の検出部が燃焼場に臨んで直接、火炎に曝されることから、デポジットの付着や熱劣化などの影響を受けて出力特性、即ち感度係数(ゲイン)や零点が変化することがある。
このため、従来例のように筒内圧センサによる検出値に基づいて気筒内の吸気量を算出し、これに見合うように燃料噴射量を決定しても、混合気の空燃比は目標値よりもリッチまたはリーンにずれてしまうことがある。
このような問題点を考慮して本発明の目的は、筒内圧センサの適切な校正によって空燃比等、内燃機関の制御性を向上することにある。
前記目的を達成するために本発明は、気筒内の圧力を検出する筒内圧センサを備え、この筒内圧センサによる検出値に基づいて内燃機関の制御を行う制御装置を対象としている。そして、内燃機関が定常運転状態にあるときに、少なくとも吸気系および気筒をモデル化した内燃機関モデルを用いて前記気筒内の圧力を推定演算し、この気筒内圧力の推定値に基づいて、前記筒内圧センサの感度係数および零点の少なくとも一方を補正する構成とした。
なお、「定常運転状態」とは、内燃機関の運転状態、例えば機関負荷や機関回転数の変化量が予め設定した閾値よりも小さな状態が、予め設定した燃焼サイクル数、継続する状態を指し、この状態であれば内燃機関の吸気系における吸気の流れ場の変化が非常に小さくなるので、気筒内に充填される吸気量の変化も非常に小さくなり、前記の内燃機関モデルを用いて気筒内圧力を正確に推定することができる。
したがって前記の発明特定事項により、内燃機関が前記のような定常運転状態にあるときに、内燃機関モデルによる気筒内圧力の推定値(推定筒内圧)を基準として、前記筒内圧センサの感度係数や零点を正確に補正することができる。これにより、固体ばらつきやデポジットの付着、或いは熱劣化などにより筒内圧センサの出力特性(感度係数や零点)にずれが生じていても、このずれを好適に補償することができ、筒内圧センサの検出値に基づいて行う制御(例えば空燃比の制御)の精度を十分に向上できる。
ここで、前記の感度係数および零点の補正の仕方として、例えば以下のものが挙げられる。すなわち、前記内燃機関モデルにおいて気筒内がほぼ大気圧となるタイミング(クランク角など)を特定し、このタイミングでの前記筒内圧センサの検出値によって零点を補正した上で、前記のように推定した気筒内圧力の最高値に基づいて、前記筒内圧センサの感度係数を補正するようにしてもよい。
こうすれば、まず、筒内圧センサの零点を大気圧に対応づけて好適に補正できるとともに、そうして零点を補正した上で当該筒内圧センサの感度係数は、内燃機関の気筒の圧縮による圧力上昇に比例して筒内圧センサの出力が高まるよう、好適に補正することができる。
或いは、所定クランク角毎に筒内圧センサの検出値を記録し、これに基づいて描かれる筒内圧波形(検出筒内圧波形)と、同様に内燃機関モデルによる推定気筒内圧力によって描かれる筒内圧波形(推定筒内圧波形)とを比較して、両者の所定クランク角範囲における傾きが一致するように感度係数を補正するようにしてもよい。
そうして感度係数を補正した上で、前記所定クランク角毎の筒内圧センサの検出値と前記推定筒内圧波形とのズレが最小となるように、例えば最小二乗法によって零点を補正するようにしてもよいし、より簡便には前記二つの筒内圧波形の最高値が一致するように、筒内圧センサの零点を補正するようにしてもよい。
そして、前記のように補正した筒内圧センサによる検出値に基づいて、内燃機関が過渡運転状態にあるときの燃料噴射量などの制御性を向上できる。すなわち、「過渡運転状態」とは、内燃機関の機関負荷や機関回転数などの変化が比較的大きな状態を指し、この状態では吸気系における吸気の流れ場の変化が大きくなるので、気筒内に充填される吸気量の変化も大きくなる。
このため、過渡運転状態では内燃機関モデルを用いて推定演算しても、気筒内の圧力を正確にかつ応答性よく算出することは難しいので、筒内圧センサによる検出値に基づいて燃料噴射量などを制御するものである。換言すれば、前記「過渡運転状態」とは、内燃機関モデルを用いて推定演算しても筒内圧の実際の変化に追随できない程度に、運転状態が大きく(速く)変化している状態である。
なお、過渡運転状態では内燃機関モデルを用いて推定演算した気筒内の圧力や吸気量を、筒内圧センサによる検出値に基づいて補正するようにしてもよい。また、筒内圧センサによる検出値に基づいて決定或いは補正するのは燃料噴射量に限らない。例えば点火時期、バルブタイミング、スロットル開度なども、筒内圧センサによる検出値に基づいて決定或いは補正することができる。
ところで、前記の内燃機関モデルとしては、前述したように少なくとも吸気系および気筒をモデル化したものであればよいが、より好ましいのは、吸気系および気筒のモデルの他に排気系(少なくとも排気弁)のモデルも含む構成とすることである。こうすれば、吸気弁および排気弁のオーバーラップ期間における吸気流の吹き抜けや吹き返しなども考慮して、より正確に気筒内に充填される吸気量や気筒内圧力を推定することができる。
以上、説明したように本発明に係る内燃機関の制御装置によると、定常運転状態において内燃機関モデルを用いて気筒内への吸気量を算出し、この吸気量から推定した筒内圧に基づいて筒内圧センサの感度係数や零点を補正するようにしたので、この筒内圧センサによる検出値に基づいて行う制御(例えば空燃比の制御)の制御性を高めることができ、ひいては内燃機関の出力、ドライバビリティ、エミッション等の改善が図られる。
本発明の実施形態に係る制御装置を適用したエンジンの概略構成を示す図である。 エンジンの制御系を示すブロック図である。 エンジンモデルの概略構成を示す機能ブロック図である。 吸気弁、排気弁およびシリンダのモデルの説明図である。 筒内圧センサの出力特性の一例を示すグラフ図である。 筒内圧センサの出力特性の補正処理の流れを示すフローチャート図である。 同補正処理のイメージ図である。 筒内圧センサの検出値を実測値と対比して示す筒内圧波形の図である。 筒内圧センサの検出値に基づいて算出した吸入吸気量を実測値と対比して示すグラフ図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。この実施形態では、車両に搭載されたガソリンエンジン1(内燃機関)に本発明を適用した場合について説明する。
−エンジン−
図1には実施形態に係るエンジン1の概略構成を示す。一例としてエンジン1は直列4気筒エンジンであって、図には1つだけ示すが、4つのシリンダ(気筒)2aが一列に並んで形成されたシリンダブロック2を備えている。このシリンダブロック2の上部にはシリンダヘッド3が取り付けられ、それぞれのシリンダ2aには往復動可能にピストン4が嵌挿されて、シリンダヘッド3の下面との間に燃焼室を区画している。
一方、シリンダブロック2の下部はクランクケースとされてクランクシャフト6を収容している。ピストン4の往復動はコネクティングロッド5を介してクランクシャフト6の回転へと変換される。クランクシャフト6にはシグナルロータ17が取り付けられており、その外周面に形成された複数の歯(突起)17aの通過に対応して、例えば電磁ピックアップからなるクランクポジションセンサ31がパルス状の信号を出力する。
また、クランクシャフト6を下方から覆うように、シリンダブロック2の下部にはオイルパン7が取り付けられている。オイルパン7内に貯留されているオイルは、図示しないが、エンジン1の運転中にオイルポンプによって汲み上げられ、エンジン1の種々の被潤滑部に供給される。また、シリンダブロック2の側壁にはエンジン冷却水の水温(冷却水温)を検出する水温センサ32が配置されている。
前記シリンダヘッド3には、シリンダ2a内に電極部を臨ませて点火プラグ8が配置されている。点火プラグ8は、後述するECU(Electronic Control Unit)200によって制御されるイグナイタ9から高電圧の供給を受けて火花放電し、シリンダ2a内の混合気に点火する。この点火タイミングはシリンダ2a毎に例えば圧縮行程の終盤に設定されており、エンジン1の運転状態に応じて制御される。
また、シリンダヘッド3の一側(図1の左側)には、シリンダ2a内に吸気を供給するための吸気通路11(吸気系)が接続され、他側(図1の右側)には既燃ガス(排気)を排出する排気通路12(排気系)が接続されている。吸気通路11は、シリンダヘッド3に形成された吸気ポート11aと、これに接続された吸気マニホールド11bとを有し、排気通路12は、同様に排気ポート12aと排気マニホールド12bとを有している。
そして、シリンダ2a内の燃焼室に臨む吸気ポート11aおよび排気ポート12aの各開口がそれぞれ吸気弁13および排気弁14によって開閉されるようになっている。一例としてエンジン1の動弁系は、吸気弁13および排気弁14をそれぞれ駆動する吸気カムシャフト21および排気カムシャフト22を備えたDOHCタイプのものである。これらのカムシャフト21,22がクランクシャフト6と同期回転されることにより、吸気弁13および排気弁14がシリンダ2a毎の好適なタイミングで開閉される。
また、前記吸気通路11には吸気マニホールド11bよりも吸気の流れの上流側に、サージタンク11cとエアクリーナ11dとが設けられていて、それらの中間には上流側から順にエアフロメータ33と、吸気温センサ34(エアフロメータ33に内蔵)と、スロットル弁18とが配設されている。エアフロメータ33は一例として熱線式のもので、吸気の質量流量を検出する。
また、スロットル弁18はスロットルモータ19によって駆動される電制スロットルであり、スロットルモータ19は後述のECU200によって制御される。スロットル弁18は吸気通路11を絞って、吸気の流量を調整するものであり、その開度(スロットル開度)はスロットル開度センサ35によって検出される。さらに、スロットル弁18の下流側、図の例ではサージタンク11cに、吸気の圧力を検出する吸気圧センサ36が配設されている。
一方、吸気マニホールド11bよりも下流側の吸気ポート11aには、ガソリンなどの燃料を噴射するインジェクタ(燃料噴射弁)10が配設され、デリバリパイプ101を介して燃料供給系100から燃料を供給されるようになっている。燃料供給系100は、4つのシリンダ2a毎のインジェクタ10に共通のデリバリパイプ101と燃料供給管102とを備えており、燃料ポンプ103が燃料タンク104から汲み上げた燃料を燃料供給管102に供給する。
そうしてインジェクタ10から吸気ポート11aに噴射された燃料は、吸気と混じり合いながらシリンダ2a内に吸入されて、混合気を形成する。この混合気がシリンダ2aの圧縮行程におけるピストン4の上昇によって圧縮されることにより、シリンダ2a内の圧力(筒内圧Pc)が上昇する。図示の例では、シリンダ2a内に受圧部(燃焼圧の検出部)を臨ませて、筒内圧Pcを検出するための筒内圧センサ37が配設されている。
そして、圧縮行程の終盤に点火プラグ8によって混合気に点火されると、燃焼が開始するとともに、ピストン4が上死点を越えて下降に転じ(膨張行程)、燃焼圧をクランクシャフト6の回転力へと変換するようになる。その後の排気行程で排気弁14が開くと、既燃ガス(排気)が排気通路12に流出して触媒コンバータ12cによって浄化される。この触媒コンバータ12cの上流側には、排気の温度を検出するための排気温センサ38と、排気中の酸素濃度を検出するためのO2センサ39とが配設されている。
−ECU−
以上のように構成されたエンジン1の運転状態は、ECU200によって制御される。このECU200は、一例を図2に示すように、CPU201、ROM202、RAM203およびバックアップRAM204などを備えている。
CPU201は、ROM202に記憶された各種制御プログラムやマップに基づいて各種の演算処理を実行する。RAM203には、CPU201での演算結果や各センサから入力されたデータ等が一時的に記憶される。バックアップRAM204は、例えばエンジン1の停止時に保存すべきデータ等を記憶する不揮発性のメモリである。
CPU201、ROM202、RAM203およびバックアップRAM204は、バス207を介して互いに接続されるとともに、入力インターフェース205および出力インターフェース206と接続されている。入力インターフェース205には、前記のクランクポジションセンサ31、水温センサ32、エアフロメータ33、吸気温センサ34、スロットル開度センサ35、吸気圧センサ36、筒内圧センサ37、排気温センサ38、O2センサ39の他に、アクセルペダルの踏み込み量に応じた信号を出力するアクセル開度センサ40などの各種センサ類が接続されている。
一方、出力インターフェース206には、前記のイグナイタ9、インジェクタ10、スロットルモータ19、燃料ポンプ103などが接続されている。そして、ECU200は、上記した各種センサからの信号に基づいて、点火プラグ8による点火時期の制御、インジェクタ10の駆動制御(燃料噴射制御)、スロットル開度の制御等々、エンジン1の種々の制御プログラムを実行する。
−シリンダ内に充填される吸気量の推定−
一例としてECU200は、エンジン1の定常運転状態においてシリンダ2a内に充填される吸気量を予測し、この予測した吸気量に基づいて、目標とする空燃比となるようにインジェクタ10からの燃料の噴射量を決定する。この吸気量の予測は、一例を図3に示すように、エンジン1の吸気の流れを模擬するエンジンモデルM1〜M5(内燃機関モデル)を用いて行われる。
このようなエンジンモデルは一般的に、数値流体力学(Computational Fluid Dynamics:CFD)を応用してエンジン1の作動ガスの流れを模擬するもので、それ自体は公知であるから(例えば特開2004−340022号公報などを参照)詳しい説明は省略する。本実施形態は、図示のように吸気管モデルM1、吸気弁モデルM2、シリンダモデルM3、排気弁モデルM4、および排気管モデルM5を備えており、それぞれのモデルM1〜M5を構成する離散化された微分方程式や積分方程式の計算がECU200において行われる。
吸気管モデルM1は、上流側の吸気通路11からスロットル弁18を通過して、その下方に流通する吸気の流れを、公知の流体力学の基礎方程式や気体の状態方程式を用いて模擬するものである。すなわち、吸気管モデルM1においては、スロットル弁18の上流における吸気の圧力、温度、流量などと、スロットル開度に応じて変化する絞りの形状や面積などとに基づいて、スロットル弁18の下流における吸気の圧力Pm、温度Tm、および流量Umなどが算出される。
なお、スロットル弁18上流の吸気圧力は大気圧とみなすことができる。吸気温度は吸気温センサ34からの信号によって与えられ、吸気の流量はエアフロメータ33からの信号によって与えられる。また、スロットル弁18よりも下流の吸気の圧力Pmについては、吸気圧センサ36からの信号によって与えることもできる。
吸気弁モデルM2は、図4に示すようにリフトした吸気弁13の周囲に形成される円環状の通路を流れる吸気の流れを、前記公知の方程式を用いて模擬するものであって、前記の吸気管モデルM1から吸気の圧力Pm、温度Tmおよび流量Umの情報を取得するとともに、後述するシリンダモデルM3からは筒内圧Pc(推定演算された筒内圧であり、以下、必要に応じて推定筒内圧Pc_estと呼ぶこともある)、筒内温度Tcなどの情報を取得する。そして、吸気弁13の開弁から閉弁までに亘って、その周囲を流通する吸気の流量を積算し、シリンダ2a内に流入する吸気量miを計算する。
なお、吸気弁モデルM2は、吸気ポート11aの吸気圧Pmが筒内圧Pcよりも高くて、吸気がシリンダ2a内に流入する順流の場合と、反対に吸気圧Pmが筒内圧Pcよりも低くて、吸気がシリンダ2a内から吸気ポート11aに吹き返す逆流の場合とで、異なる演算式を使用する。そして、計算される吸気量miは、前記の順流の場合に正の値をとり、逆流の場合は負の値をとる。
シリンダモデルM3は、図4に模式的に示すように、ピストン4の往復動による燃焼室容積の変化やシリンダ壁面を介しての熱伝導量Qも含めて、シリンダ2a内に充填された吸気の状態を前記公知の方程式を用いて模擬するものである。すなわち、前記の吸気弁モデルM2からシリンダ2a内に流入する吸気量miの情報を取得するとともに、後述する排気弁モデルM4からは排気系から流入する排気量meの情報を取得して、筒内圧Pc(Pc_est)および筒内温度Tcを算出する。
なお、燃焼室容積は、シリンダ2aの仕様からクランク角に基づいて計算し、吸気弁13の周囲を通過してシリンダ2a内に流入する吸気の温度は、吸気温度Tmと見なす。同様に、排気弁14の周囲を通過してシリンダ2a内に流入する排気の温度は、後述する排気管モデルM5において用いられる排気温度Teと見なす。また、吸気や排気の比熱比や気体定数は便宜上、同じ値を用いる。
排気弁モデルM4は、前記の吸気弁モデルM2と同様に排気弁14の周囲を流れる排気の流れを模擬するものであって、前記のシリンダモデルM3から筒内圧Pc(Pc_est)、筒内温度Tcなどの情報を取得するとともに、後述する排気管モデルM5から排気の圧力Pe、温度Teおよび流量Ueの情報を取得する。そして、排気弁14の開弁から閉弁までに亘ってその周囲を流通する排気の流量を積算し、シリンダ2aから流出する排気の量meを計算する。
なお、排気弁モデルM4においても吸気弁モデルM2と同じく、順流と逆流とで異なる演算式を使用するが、排気がシリンダ2a内に流入する逆流の場合にmeが正の値をとり、排気がシリンダ2a内から排気ポート12aに噴出する順流の場合にmeが負の値をとる。このように排気弁モデルM4を用いることで、吸排気のオーバーラップ期間に生じる吸気の吹き抜けや吹き返しなども再現して、より正確にシリンダ2a内に充填される吸気量を推定することができる。
排気管モデルM5は、排気通路12(主に排気ポート12a)を流通する排気の流れを模擬して、排気の圧力Pe、温度Te、および流量Ueなどを得るためのものである。排気圧力Peは排気流量Ueの関数(公知の関数)として得られ、排気流量Ueは、全てのシリンダ2aから流出する排気量meの積算によって得られる。また、排気温度Teは、排気温センサ38からの信号によって与えられる。
前述したようなエンジンモデルM1〜M5を用いて、エンジン1の定常運転状態におけるシリンダ2a内への吸気量miを予測し、これに対応してインジェクタ10からの燃料噴射量を決定することにより、混合気の空燃比を目標値になるよう好適に制御することができる。また、本実施形態では、前記のようにシリンダモデルM3によって推定演算した筒内圧Pc(Pc_est)を用いて、以下に説明するように筒内圧センサ37の出力特性を補正する。
−筒内圧センサの出力特性の補正−
本実施形態では、前述したようにエンジン1の定常運転状態において、エンジンモデルM1〜M5によりシリンダ2a内への吸気量を予測し、これに基づいて燃料噴射量を決定するようにしている。一方、例えば加速や減速などの過渡運転状態においては吸気の流れ場の変化が速くなるので、エンジンモデルM1〜M5によって吸気量を正確にかつ応答性よく推定することは難しい。そこで、筒内圧センサ37による検出値からシリンダ2a内への実際の吸気量を算出して、燃料噴射量などを補正することになる。
しかしながら、筒内圧センサ37は、その先端の受圧部(燃焼圧の検出部)がシリンダ2a内の燃焼室に臨んで直接、火炎に曝されるため、デポジットの付着や熱劣化などの影響によってその出力特性、即ち感度係数(ゲイン)や零点が変化してしまう。すなわち、図5に一例を示すように筒内圧センサ37の出力は概ね筒内圧Pcに比例するが、デポジットの付着などによって例えば破線で示すように感度係数(グラフの傾き)が低下することがあり、また、一点鎖線で示すように零点が変化する(R→R’)こともある。
このように筒内圧センサ37の出力特性が変化してしまうと、それによる筒内圧Pcの検出値Pc_det(以下、必要に応じて筒内圧Pc_detと呼ぶこともある)に基づいて補正をしても、却って燃料噴射量が不正確なものになってしまい、空燃比がリッチまたはリーンにずれることがある。そこで、本実施形態では、定常運転状態において前記のエンジンモデルM1〜M5を用いて推定演算した筒内圧Pc、即ち推定筒内圧Pc_estに基づいて、筒内圧センサ37の感度係数および零点を補正するようにしている。
以下、図6のフローチャートを参照して、エンジン1の運転中にECU200において行われる前記補正処理の流れを説明する。この補正処理のルーチンは、一例としてエンジン1の運転中に所定条件が成立している場合に、一定の時間間隔で繰り返し実行される。
まず、スタート後のステップS101では、エンジン1が定常運転状態にあるか否か判定する(定常運転か?)。すなわち、RAM203に記憶されている負荷率KLおよびエンジン回転数NEのデータを読み込み、その両方の変化量がそれぞれ予め設定した閾値よりも小さな状態が、予め設定したサイクル数、継続しているか否か判定する。
なお、エンジン回転数NEはクランクポジションセンサ31からの信号に基づいて計算され、負荷率KLは、エアフロメータ33からの信号に基づいて計算された吸気量とエンジン回転数NEとから計算されて、それぞれ所定数の燃焼サイクルに亘るデータとしてRAM203に記憶されている。
そして、エンジン1が定常運転状態にないと否定判定(NO)すれば、後述のステップS108に進む一方、定常運転状態にあると肯定判定(YES)すればステップS102に進む。定常運転状態においては吸気の流れ場の変化が小さく、シリンダ2a内に充填される吸気量の変化も小さくなるので、前述したエンジンモデルM1〜M5を用いて筒内圧Pcを正確に推定することができる。
ステップS102では、補正制御を前回、実行してから所定の期間が経過したか否か判定する。この期間としては、例えば、筒内圧センサ37の受圧部にある程度の量のデポジットが付着すると推定される時間を予め実験・シミュレーションなどにより設定しておけばよい。また、より負荷や回転数の高い運転状態においてデポジットが多くなることを考慮し、運転履歴に基づいて前記の時間を変更するようにしてもよい。
そして、前回の補正から所定期間が経過していなければ(否定判定:NO)リターンする一方、所定期間が経過していて肯定判定(YES)になればステップS103に進む。ここでは、エンジンモデルM1〜M5を用いて所定のクランク角範囲における筒内圧Pcを、所定のクランク角(例えばクランクポジションセンサ31がパルス信号を発する10〜30°CA)毎に推定演算し、RAM203の所定メモリ領域に記憶する。
つまり、所定のクランク角範囲における筒内圧Pc(Pc_est)が、図7に実線のグラフで示すような筒内圧波形を描き得る程度に算出される。なお、前記のメモリ領域は、前記の所定クランク角範囲に亘る前記所定クランク角毎の筒内圧Pcを、予め設定したサイクル数、記憶できるだけの容量を確保したものであり、時系列に記憶していった筒内圧Pcのデータが前記のサイクル数に達して記憶容量を超えると、最も古いデータから順に上書きしてゆく。
そして、続くステップS104において、筒内圧センサ37の感度係数および零点を補正する。一例としては前記のメモリ領域に記憶されている推定筒内圧Pc_estが概ね零(大気圧)となるタイミング(例えば圧縮行程の初期の所定クランク角)を特定し、このタイミングにおける筒内圧センサ37の検出値Pc_detによって零点を補正する。つまり、検出値Pc_detが概ね零(大気圧)となるように零点を補正するのである。
すなわち、筒内圧センサ37の検出値Pc_detによって描き得る筒内圧波形が、図7に一点鎖線で示すようになるとすれば、前記のように零点を補正することによって筒内圧波形が全体に下方に移動し、図7に二点鎖線で示すようなものとなる。そこで、この補正後の筒内圧波形(二点鎖線)の最高値(矢印Tで指し示す)が推定筒内圧Pc_estの筒内圧波形(実線)の最高値とほぼ同じになるように、感度係数を補正する。
こうすれば、図7に二点鎖線で示す筒内圧波形のピークが下がって、実線で示す推定筒内圧Pc_estの波形に近づくことになる。つまり、まず筒内圧センサ37の出力の零点を大気圧に合わせるように補正した上で、その感度係数を補正することにより、シリンダ2aの圧縮行程における筒内圧の上昇に比例して筒内圧センサ37による検出値Pc_detが高くなるよう、好適に補正することができる。
続いてステップS105では、前記のように補正した感度係数および零点の少なくとも一方が前回、補正した感度係数および零点に比べて所定以上、大きく変化しているかどうか判定する。すなわち、感度係数および零点のそれぞれについて増大または減少量の絶対値を予め設定した閾値と比較し、少なくとも一方の変化量(絶対値)が閾値を越えた場合は、否定判定(NO)してステップS106に進み、筒内圧センサ37の故障と判定して制御終了となる(end)。
一方、前記のステップS105において、感度係数および零点の変化量がいずれも閾値以下で肯定判定(YES)した場合は、ステップS107に進んで前記のステップS101と同様に、負荷率KLおよびエンジン回転数NEの変化率が予め設定した閾値(ステップS101の閾値と同じか、それ以上の値)よりも大きな状態か否か判定する(過渡運転か?)。
この過渡運転状態か否かの判定が否定判定(NO)であればリターンする一方、例えばアクセルペダルの踏み込みに応じて負荷率KLが増大し、エンジン1が過渡運転状態になれば、前記ステップS107において肯定判定(YES)してステップS108に進む。そして、筒内圧センサ37の出力する信号からシリンダ2a内に充填される吸気量の変化量(加速時であれば増加量)を算出し、これに応じて燃料噴射量を補正(吸気量に見合うよう増量)した後に、リターンする。
以上、説明した補正処理のルーチンは、ECU200のCPU201がROM202に記憶された所定の制御プログラムを実行することによって実現される。すなわち、本実施形態においては主にECU200によって、エンジン1が定常運転状態にあるときにエンジンモデルM1〜M5を用いて筒内圧を推定演算し、この推定値に基づいて筒内圧センサ37の感度係数および零点を補正する制御装置が構成されている。
したがって、本実施形態に係る制御装置によれば、エンジン1の定常運転状態において、エンジンモデルM1〜M5を用いてシリンダ2a内への吸気量を予測し、これに基づいて燃料噴射量を好適に制御できるとともに、その吸気量から推定した筒内圧Pc(Pc_est)と筒内圧センサ37による検出値Pc_detとを比較して、当該筒内圧センサ37の出力特性を好適に補正することができる。
図8は、この実施形態のエンジン1の定常運転状態(一例として高負荷低回転の状態)において、筒内圧センサ37の検出値Pc_detによる筒内圧波形を、校正済みの実験装置による実測値Pcの筒内圧波形と対比して示す。この図に一点鎖線で示すように補正前の波形は実測値から大きくずれているが、前述のように感度係数および零点を補正した後の検出値Pc_detによる筒内圧波形(破線で示す)は概ね実測値の波形と同じものになっている。
また、図9は、前記のように補正した筒内圧センサ37の検出値Pc_detに基づいて算出した吸気量(吸入吸気量)を実測値に基づいて算出したものと対比したグラフ図である。左右に並ぶ3つのグラフの中央に示すように、補正前の検出値Pc_detに基づいて算出した吸気量は実測値から比較的大きくずれている(図の例では11%多い)が、補正後の検出値Pc_detに基づいて算出した吸気量の実測値からのずれは、図の例では2.7%と十分に小さくなっている。
つまり、本実施形態の補正処理によって、デポジットの付着や熱劣化などの影響による筒内圧センサ37の出力特性のずれを実質、解消できることが分かった。これにより、エンジン1の過渡運転状態において筒内圧センサ37による検出値Pc_detに基づいて、燃料噴射量などを補正することにより空燃比の制御性が向上し、ひいてはエンジン1の出力、ドライバビリティ、エミッション等の改善が図られる。
−他の実施形態−
なお、本発明は前記した実施形態に限定されるものではなく、その他の種々の変形例を包含している。例えば前記実施形態では、エンジンモデルM1〜M5を用いて推定演算した筒内圧Pc_estに基づいて、筒内圧センサ37の感度係数および零点を補正するようにしているが、それらの一方のみを補正するようにしてもよい。
また、感度係数および零点を補正する場合でも、前記実施形態のように零点を補正した上で感度係数を補正する必要もない。例えば、所定クランク角毎に筒内圧センサ37による検出値Pc_detを記録し、図7に一点鎖線で示すように描かれる筒内圧波形(検出筒内圧波形)と、同図に実線で示すように描かれる推定筒内圧Pc_estの波形(推定筒内圧波形)とを比較して、両者の所定クランク角範囲における傾きが一致するように感度係数を補正するようにしてもよい。
さらに、前記筒内圧センサの検出値Pc_detと推定筒内圧波形とのズレが最小となるように、例えば最小二乗法によって零点を補正するようにしてもよいし、より簡便には前記二つの筒内圧波形の最高値が一致するように零点を補正するようにしてもよい。
また、筒内圧Pcの推定に用いるエンジンモデルについても、前記実施形態のように吸気管モデルM1から排気管モデルM5までを備えるものに限定されず、例えば吸気管モデルM1からシリンダモデルM3までを備えるエンジンモデルであってもよい。
また、前記実施形態のようにエンジン1の過渡運転状態において、筒内圧センサ37による検出値Pc_detに基づいて燃料噴射量を補正することにも限定されず、例えば点火時期、バルブタイミング、スロットル開度などを補正するようにしてもよい。
さらにまた、前記実施形態では一例として4つのシリンダ2aを備えた四気筒ガソリンエンジン1に本発明を適用した場合について述べたが、本発明に係る制御装置は、単気筒もしくは四気筒を除く複数気筒の内燃機関に適用可能であり、ガソリンエンジンにも限定されず、例えばディーゼルエンジンなどにも適用可能である。
本発明によると、筒内圧センサの検出精度を向上させることで、空燃比など内燃機関の制御の精度を高めることができるので、例えば車両に搭載される内燃機関に適用して有益である。
1 エンジン(内燃機関)
2a シリンダ(気筒)
11 吸気通路(吸気系)
12 排気通路(排気系)
37 筒内圧センサ
200 ECU(制御装置)
M1〜M5 エンジンモデル(内燃機関モデル)

Claims (1)

  1. 気筒内の圧力を検出する筒内圧センサを備え、この筒内圧センサによる検出値に基づいて内燃機関の制御を行う制御装置であって、
    内燃機関が定常運転状態にあるときに、少なくとも吸気系および気筒をモデル化した内燃機関モデルを用いて、前記気筒内の圧力を推定演算し、
    この気筒内圧力の推定値に基づいて、前記筒内圧センサの感度係数および零点の少なくとも一方を補正する構成としたことを特徴とする内燃機関の制御装置。
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