JP2015048664A - 簡易作業扉 - Google Patents

簡易作業扉 Download PDF

Info

Publication number
JP2015048664A
JP2015048664A JP2013181989A JP2013181989A JP2015048664A JP 2015048664 A JP2015048664 A JP 2015048664A JP 2013181989 A JP2013181989 A JP 2013181989A JP 2013181989 A JP2013181989 A JP 2013181989A JP 2015048664 A JP2015048664 A JP 2015048664A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate member
locking
frame
simple work
work door
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013181989A
Other languages
English (en)
Inventor
剛 周藤
Takeshi Shudo
剛 周藤
庄司 辰夫
Tatsuo Shoji
辰夫 庄司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Naka Corp
Original Assignee
Naka Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Naka Corp filed Critical Naka Corp
Priority to JP2013181989A priority Critical patent/JP2015048664A/ja
Publication of JP2015048664A publication Critical patent/JP2015048664A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)

Abstract

【課題】隔て板が取り外された隔て枠の開口部のプライバシーの保護が図れ、異なる寸法の隔て枠への取付を容易に行えるようにした簡易作業扉を提供する。
【解決手段】隔て枠5の開口部7を塞ぐ板部材11と、板部材の四隅部に取り付けられる係止具20とで構成する。係止具は、板部材に設けられた貫通孔を挿通する本体21と、本体にスライド可能に取り付けられる挟持部材40と、を具備し、本体は、板部材の貫通孔内に回動自在に挿通される挿通部22と、表面に連続する凹凸状の係止歯部27が形成される軸部24と、挿通部の基端に設けられるフランジ部25と、フランジ部の表面に突設される操作摘み部25aと、を具備し、挟持部材は、軸部の挿通孔部41を有する押え部42と、挿通孔部の内方に向かって突設され、係止歯部にスライド係止可能に係合する弾性変形可能な係止爪部43と、を具備する。
【選択図】図3

Description

この発明は、集合住宅等のベランダにおける隣家間の境界部分に設置される隔て板を、建物改修等の期間中に開閉可能にすべく設けられる簡易作業扉に関するものである。
一般に、マンション等の集合住宅の改修時には、作業者の移動のために建物外側に足場を組み、ベランダを乗り越えて移動する必要があり、それが作業者の負担となっていた。
この問題を解決すべく、出願人は、ベランダの隣家間の仕切りとして設けられる隔て板を開閉可能にする提案を行っている(特許文献1,2参照)。
しかしながら、これらの隔て板は平常時も使用するため、住人の美観を満足できるような仕上がりとなっており、工事の際に作業者が隔て板を操作・移動して傷を付けてしまった場合、交換や補修費用が嵩む懸念がある。
工事期間中であっても、住人のプライバシー保護のため、隔て板を開放しておく訳にはいかず、より簡易な隔て板が必要とされている。隔て板を取り外した隔て枠の開口部を閉塞する簡易な手段として、例えば、隔て枠と、該隔て枠の開口部を閉塞する板部材とに面ファスナーを貼着して着脱可能にするものや、板部材と隔て枠とをロープで固定するなどの手段が考えられるが、いずれも有効でない。
一方、建物の補修作業時において、隔て板を外した開口部を作業用通路とし、作業終了時に開口部を塞ぐ仕切り板が提案されている(例えば、特許文献3参照)。
特許文献3に記載の仕切り板は、隔て板を外した開口部を塞ぐ板部の一端から該板部の外側に突設された一方の係止部(留め具)と、該係止部と反対側の他端から板部の外側に突設された他方の係止部(保持金具)を備え、板部を隔て枠の一方の枠材側への移動によって、その一方の枠材に一方の係止部(留め具)を着脱可能に係止し、その後、隔て枠の他方の枠材側への移動によって、その他方の枠材に他方の係止部(保持金具)を着脱可能に係止させる構造である。なお、特許文献3に記載のものにおいて、両係止部(留め具,保持金具)は、それぞれ長さの異なる前構成板と後構成板とで構成されている。
特開2012−107458号公報 特開2012−193549号公報 特開2012−52344号公報
しかしながら、特許文献3に記載のものにおいては、板部を取り付けるには、まず、板部を上下方向において傾けながら、その上端側と一方の係止部(留め金具)を開口部に挿入しで係止部(留め金具)の前構成板と後構成板を隔て枠の上方の枠材に係合させ、その後、板部を下方へ移動させて係止部(保持金具)の前構成板と後構成板を隔て枠の下方の枠材に係合させる。そのため、上方の枠材と板部との間に隙間が生じてしまい、プライバシーの保護に問題が生じる。
また、両係止部(留め具,保持金具)を構成する前構成板と後構成板は、ボルト,ナットやビス等の固定手段によって板部に固定され、隔て枠の寸法の相違に合わせて前構成板と後構成板を固定する必要があるため、板部への取り付けが面倒であるという懸念がある。
この発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、隔て板が取り外された隔て枠の開口部のプライバシーの保護が図れ、異なる寸法の隔て枠への取付を容易に行えるようにした簡易作業扉を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、この発明に係る簡易作業扉は、集合住宅等のベランダにおける隣家間の境界部分に設置される隔て板を、建物改修等の期間中に開閉可能にすべく設けられる簡易作業扉であって、 開放状態の隔て枠に四辺が掛かる面積を有すると共に、四隅部に貫通孔が設けられる板部材と、該板部材の四隅に設けられた上記貫通孔を介して設けられる係止具とで構成され、 上記係止具は、上記板部材に設けられた上記貫通孔を挿通する本体と、上記本体にスライド可能に取り付けられる挟持部材と、を具備し、 上記本体は、上記板部材に設けられた上記貫通孔内に回動自在に挿通される挿通部と、該挿通部の先端に延出され、表面に連続する凹凸状の係止歯部が長手方向に形成される軸部と、上記挿通部の基端に設けられるフランジ部と、該フランジ部の表面に突設される操作摘み部と、を具備し、 上記挟持部材は、上記軸部が挿通可能な挿通孔部を有する押え部と、上記挿通孔部の内方に向かって突設され、上記係止歯部にスライド係止可能に係合する弾性変形可能な係止爪部と、を具備し、 上記板部材に設けられた上記貫通孔に上記係止具の軸部及び挿通部を挿通した状態で、板部材に係止具を回動可能に挿通し、 上記隔て枠の一側面に上記板部材を当接させ、上記挟持部材をスライド移動させると共に、隔て枠の他側面に上記押え部を当接させて上記板部材との間に隔て枠を挟持することにより隔て枠の開口部を閉塞し、上記操作摘み部の回動により挟持部材が連動して挟持状態が解除され、隔て枠の開口部を開放する、ことを特徴とする。
この場合、上記係止具は、上記本体を挿通する挿通孔を有する固定座金を更に具備し、上記本体の挿通部に、上記固定座金を固定する固定爪部を設け、上記板部材に設けられた上記貫通孔と上記固定座金の挿通孔に上記係止具の軸部及び挿通部を挿通した状態で、上記挿通部の固定爪部で上記固定座金を固定することで、板部材に係止具を回動可能に挿通するのが好ましい。
上記のように構成することにより、板部材の四隅部に係止具の本体を回動可能に固定し、隔て枠の一側面に板部材を当接させ、挟持部材をスライド移動させると共に、隔て枠の他側面に挟持部材の押え部を当接させて板部材との間に隔て枠を挟持することにより隔て枠の開口部を閉塞することができる。また、操作摘み部をもって挿通部及び軸部を回動することにより挟持部材が連動して回動して挟持状態を解除し、板部材を隔て枠の開口部から取り外して隔て枠の開口部を開放することができる。
この発明において、上記係止具の軸部の対向する表面に上記係止歯部が形成され、上記挟持部材は、上記係止歯部にそれぞれスライド係止可能に係合する一対の係止爪部を具備するのが好ましい。
このように構成することにより、係止具の本体に対して挟持部材を表裏反転させて取り付けることができる。
また、この発明において、上記挟持部材は、上記板部材の閉塞状態において、上記隔て枠の内周面に当接する位置規制突起を更に具備するのが好ましい。
このように構成することにより、隔て枠の開口部を板部材が閉塞した状態において、板部材の横移動を位置規制突起によって規制することができる。
加えて、この発明において、上記係止具の軸部の一側面に長手方向に沿って設けられるガイド溝と、上記挟持部材の挿通孔部の内方に突出する位置決め突起とをスライド係合可能に形成してなるのが好ましい。
このように構成することにより、係止具の軸部の一側面に長手方向に沿って設けられるガイド溝に、挟持部材の挿通孔部の内方に突出する位置決め突起をスライド係合させて挟持部材を取り付けることができるので、挟持部材の取付を容易かつ正確にすることができる。
この発明によれば、上記のように構成されているので、以下のような優れた効果が得られる。
板部材の四隅部に設けられた貫通孔に係止具の軸部及び挿通部を挿通した状態で、挿通部の固定爪部で固定座金を固定することで、板部材に係止具の本体を回動可能に固定し、隔て枠の一側面に板部材を当接させ、挟持部材をスライド移動させると共に、隔て枠の他側面に挟持部材の押え部を当接させて板部材との間に隔て枠を挟持することにより隔て枠の開口部を閉塞することができるので、隔て板が取り外された隔て枠の開口部のプライバシーの保護が図れ、異なる寸法の隔て枠への取付を容易にすることができる。
また、操作摘み部の回動により挟持部材が連動して挟持状態が解除され、隔て枠の開口部を開放することができるので、隔て枠への着脱を容易にすることができる。
また、係止具の本体に対して挟持部材を表裏反転させて取り付けることができるので、1種類の係止具によって板部材の左右箇所への取付が可能となり、構成部材の削減を図ることができる。
また、挟持部材は、板部材の閉塞状態において、隔て枠の内周面に当接する位置規制突起を具備することにより、隔て枠の開口部を板部材が閉塞した状態において、板部材の横移動を位置規制突起によって規制することができるので、板部材が隔て枠から外れるのを防止することができる。
更に、係止具の軸部の一側面に長手方向に沿って設けられるガイド溝に、挟持部材の挿通孔部の内方に突出する位置決め突起をスライド係合させて挟持部材を取り付けることができるので、挟持部材の取付を容易かつ正確にし、板部材への係止具の取付作業を容易にすることができる。
この発明に係る簡易作業扉の使用状態を示す概略正面図である。 この発明に係る簡易作業扉の使用状態の要部を示す拡大正面図である。 図2のI−I線に沿う断面図である。 図3のII−II線に沿う断面図である。 この発明における係止具の挟持部材を取り付ける前の状態を示す斜視図である。 上記簡易作業扉の閉塞状態を示す斜視図である。 この発明における挟持部材が挟持状態を解除した状態を示す斜視図である。 この発明における係止具の分解斜視図である。 この発明における係止具本体の正面図(a)、平面図(b)、底面図(c)、右側面図(d)及び正面縦断面図(e)である。 この発明における挟持部材の正面図(a)、左側面図(b)、右側面図(c)、背面図(d)及び(d)のIII−III線に沿う断面図(e)である。
以下に、この発明に係る簡易作業扉の実施形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。
この発明に係る簡易作業扉10(以下に作業扉10という)は、図1及び図2に示すように、集合住宅等のベランダ2における隣家間の境界部分の建物の躯体3とベランダ2のスラブ4に設置固定される隔て板1を構成する隔て枠5に着脱可能に取り付けられて使用される。
隔て板1は、該隔て板1を構成する方形状に形成された一対の側枠5aと、上部横枠5b,下部横枠5c及び仕切り横枠5dからなるアルミニウム製の隔て枠5と、隔て枠5内に嵌め込まれる例えば珪酸カルシウムボードや、フレキシブルボード(繊維強化セメント板)のような破壊可能な材料からなる板材6とで構成されている。
作業扉10は、両側枠5aと仕切り横枠5dと下部横枠5cによって開設される開口部7に閉塞及び開口可能に取り付けられる矩形状の板部材11と、板部材11の四隅部にそれぞれ取り付けられる係止具20とを具備している。
板部材11は、例えばプラスチック製段ボールにて形成されており、四隅部にはそれぞれ貫通孔12が設けられている。
係止具20は、板部材11に設けられた貫通孔12を挿通する本体21と、本体21を挿通する挿通孔31を有する固定座金30と、本体21にスライド可能に取り付けられる挟持部材40とで構成されている。
本体21は、図9に示すように、板部材11に設けられた貫通孔12の孔径より若干小径に形成されて貫通孔12内に回動自在に挿通される挿通部22と、挿通部22の先端に段部23を介して延出される軸部24と、挿通部22の基端に設けられるフランジ部25とを具備している。
挿通部22は、固定座金30を固定する固定爪部26を有している。この場合、固定爪部26は、対向する上下の2箇所から軸部24側に向かって突設されており、先端が狭小テーパ状の弾性変形可能に形成されている。
挿通部22の先端に延在する軸部24は、断面略矩形状に形成されており、対向する表面には、連続する凹凸状の係止歯部27が長手方向に形成されている。この場合、係止歯部27は、鉛直部と傾斜部とが連続する凹凸状に形成されており、両係止歯部27の向きが逆に形成されている(図9(a),(e)参照)。軸部24における係止歯部27を設けた側面に対して直交する側面部は、長手方向の両端部と2つのリブ28aによって3つの中空部28bが設けられており、一方の側面部における先端部とリブ28aの側面中央部には長手方向に沿うガイド溝29が設けられている。複数の中空部28bを設けることにより、本体21の軽量化が図れると共に、材料の削減が図れる。
フランジ部25は、円板状に形成されており、フランジ部25の表面には、フランジ部25の直径方向に沿って半円弧状の操作摘み部25aが突設されている。
挟持部材40は、図10に示すように、軸部24が挿通可能な略矩形筒状の挿通孔部41を有する押え部42と、挿通孔部41の内方に向かって突設され、係止歯部27にスライド係止可能に係合する弾性変形可能な係止爪部43と、を具備している。また、挟持部材40の挿通孔部41の1側辺には、挿通孔部41の内方に向かって突出する位置決め突起46が設けられている。この位置決め突起46は、係止具20の軸部24に設けられたガイド溝29にスライド係合可能になっている。
この場合、押え部42は、挿通孔部41を有する基部から一側方に延在する先端部が狭小テーパ状の略台形板状に形成されると共に、先端部及び先端部に隣接する一方の側辺部の厚さが狭小テーパ状に形成され、また、全体に3つの中空部44aが設けられている。また、挿通孔部41を有する基部における挿通孔部41の左右両側には略矩形状の中空部44bが設けられている。これら中空部44a,44bを設けることにより、挟持部材40の軽量化が図れると共に、材料の削減が図れる。
また、押え部42における他方の側辺部の表裏面には、隔て枠5の内周面に当接可能な位置規制突起45が突設されている。この位置規制突起45は、押え部42の他側辺に沿って設けられる当接片45aと、当接片45aの上端から直交状に屈曲する上部片45bとからなる断面略L字状に形成されている。
また、押え部42の挿通孔部41に設けられる係止爪部43は、挟持部材40の両面における略矩形筒状の挿通孔部41の対向する辺部に設けられている。この係止爪部43は、挿通孔部41の長手方向の端部における内周面に突出する爪片43aと、爪片43aの外方に延出する翼片43bとからなり、翼片43bを押圧することで、爪片43aの先端が外方に変位し得るように形成されている。
上記のように構成された係止具20の本体21と挟持部材40は、例えばポリプロピレン等の合成樹脂製部材にて形成されている。
次に、上記のように構成された係止具20を板部材11に取り付ける手順と、隔て枠5への取り付け及び取り外しについて、図5ないし図7を参照して説明する。
まず、板部材11に設けられた貫通孔12に固定座金30の挿通孔31を合わせた状態で、係止具20の軸部24及び挿通部22を挿通する。この状態で、挿通部22の固定爪部26で固定座金30を固定することで、板部材11に係止具20を回動可能に挿通する(図5参照)。なお、板部材11に設けられた貫通孔12に係止具20の軸部24及び挿通部22を挿通した後に、固定座金30を軸部24の先端側から移動して挿通孔31に係止具20の挿通部22を挿通してもよい。
上記のようにして、板部材11の四隅部に設けられた貫通孔12にそれぞれ係止具20の本体21を回動可能に固定する。
次に、隔て枠5の一側面に板部材11を当接させた状態で、係止具20の軸部24の先端側から挟持部材40の挿通孔部41に設けられた位置決め突起46を軸部24の一側面に設けられたガイド溝29に係合させて、挟持部材40をスライド移動させると共に、隔て枠5の他側面に押え部42を当接させて板部材11との間に隔て枠5を挟持する(図6参照)。この際、挟持部材40をスライド移動させるときの力により、係止爪部43の爪片43aが係止歯部27を乗り越えて行くが、スライド移動と同時に翼片43bを押圧することで、爪片43aの先端が外方に変位して係止歯部27との係合が解かれるので、スライド移動が容易となる。これにより、隔て枠5の開口部7を閉塞することができる。なお、隔て枠5の開口部7を閉塞した状態では、挟持部材40に設けられた位置規制突起45の当接片45aが隔て枠5の内周面に当接している。
上記のようにして、板部材11の四隅部に固定された係止具20の軸部24に挟持部材40をスライド移動させて、板部材11との間に隔て枠5を挟持する。この際、板部材11の左右に固定された係止具20の軸部24に対して挟持部材40を表裏反転させて、上記と同様に、位置決め突起46をガイド溝29に係合させて、挟持部材40をスライド移動させる。
隔て枠5の開口部7から板部材11を取り外す場合は、操作摘み部25aをもって係止具20の本体21を90度回動すると、挟持部材40が連動して挟持状態が解除されるので、隔て枠5の開口部7から板部材11を取り外して開放することができる(図7参照)。
上記のように構成される実施形態の簡易作業扉10によれば、板部材11の四隅部に設けられた貫通孔12に係止具20の軸部24及び挿通部22を挿通した状態で、挿通部22の固定爪部26で固定座金30を固定することで、板部材11に係止具20の本体21を回動可能に固定し、隔て枠5の一側面に板部材11を当接させ、挟持部材40をスライド移動させると共に、隔て枠5の他側面に挟持部材40の押え部42を当接させて板部材11との間に隔て枠5を挟持することにより隔て枠5の開口部7を隙間なく閉塞することができるので、隔て板1の板材6が取り外された隔て枠5の開口部7のプライバシーの保護が図れ、異なる寸法の隔て枠5への取付を容易にすることができる。
また、操作摘み部25aの回動により挟持部材40が連動して挟持状態が解除され、隔て枠5の開口部7を開放することができるので、隔て枠5への着脱を容易にすることができる。
また、係止具20の本体21に対して挟持部材40を表裏反転させて取り付けることができるので、1種類の係止具20によって板部材11の左右箇所への取付が可能となり、構成部材の削減を図ることができる。
また、挟持部材40は、板部材11の閉塞状態において、隔て枠5の内周面に当接する位置規制突起45を具備することにより、隔て枠5の開口部7を板部材11が閉塞した状態において、板部材11の横移動を位置規制突起45によって規制することができるので、板部材11が隔て枠5から外れるのを防止することができる。
更に、係止具20の軸部24の一側面に長手方向に沿って設けられるガイド溝29に、挟持部材40の挿通孔部41の内方に突出する位置決め突起46をスライド係合させて挟持部材40を取り付けることができるので、挟持部材40の取付を容易かつ正確にすることができ、板部材11への係止具20の取付作業を容易にすることができる。
5 隔て枠
7 開口部
10 簡易作業扉
11 板部材
12 貫通孔
20 係止具
21 本体
22 挿通部
24 軸部
25 フランジ部
25a 操作摘み部
26 固定爪部
27 係止歯部
29 ガイド溝
30 固定座金
31 挿通孔
40 挟持部材
41 挿通孔部
42 押え部
43 係止爪部
45 位置規制突起
46 位置決め突起

Claims (5)

  1. 集合住宅等のベランダにおける隣家間の境界部分に設置される隔て板を、建物改修等の期間中に開閉可能にすべく設けられる簡易作業扉であって、
    開放状態の隔て枠に四辺が掛かる面積を有すると共に、四隅部に貫通孔が設けられる板部材と、該板部材の四隅に設けられた上記貫通孔を介して設けられる係止具とで構成され、
    上記係止具は、上記板部材に設けられた上記貫通孔を挿通する本体と、上記本体にスライド可能に取り付けられる挟持部材と、を具備し、
    上記本体は、上記板部材に設けられた上記貫通孔内に回動自在に挿通される挿通部と、該挿通部の先端に延出され、表面に連続する凹凸状の係止歯部が長手方向に形成される軸部と、上記挿通部の基端に設けられるフランジ部と、該フランジ部の表面に突設される操作摘み部と、を具備し、
    上記挟持部材は、上記軸部が挿通可能な挿通孔部を有する押え部と、上記挿通孔部の内方に向かって突設され、上記係止歯部にスライド係止可能に係合する弾性変形可能な係止爪部と、を具備し、
    上記板部材に設けられた上記貫通孔に上記係止具の軸部及び挿通部を挿通した状態で、板部材に係止具を回動可能に挿通し、
    上記隔て枠の一側面に上記板部材を当接させ、上記挟持部材をスライド移動させると共に、隔て枠の他側面に上記押え部を当接させて上記板部材との間に隔て枠を挟持することにより隔て枠の開口部を閉塞し、上記操作摘み部の回動により挟持部材が連動して挟持状態が解除され、隔て枠の開口部を開放する、
    ことを特徴とする簡易作業扉。
  2. 請求項1に記載の簡易作業扉において、
    上記係止具は、上記本体を挿通する挿通孔を有する固定座金を更に具備し、
    上記本体の挿通部に、上記固定座金を固定する固定爪部を設け、
    上記板部材に設けられた上記貫通孔と上記固定座金の挿通孔に上記係止具の軸部及び挿通部を挿通した状態で、上記挿通部の固定爪部で上記固定座金を固定することで、板部材に係止具を回動可能に挿通する、ことを特徴とする簡易作業扉。
  3. 請求項1又は2に記載の簡易作業扉において、
    上記係止具の軸部の対向する表面に上記係止歯部が形成され、上記挟持部材は、上記係止歯部にそれぞれスライド係止可能に係合する一対の係止爪部を具備する、ことを特徴とする簡易作業扉。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載の簡易作業扉において、
    上記挟持部材は、上記板部材の閉塞状態において、上記隔て枠の内周面に当接する位置規制突起を更に具備する、ことを特徴とする簡易作業扉。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載の簡易作業扉において、
    上記係止具の軸部の一側面に長手方向に沿って設けられるガイド溝と、上記挟持部材の挿通孔部の内方に突出する位置決め突起とをスライド係合可能に形成してなる、ことを特徴とする簡易作業扉。
JP2013181989A 2013-09-03 2013-09-03 簡易作業扉 Pending JP2015048664A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013181989A JP2015048664A (ja) 2013-09-03 2013-09-03 簡易作業扉

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013181989A JP2015048664A (ja) 2013-09-03 2013-09-03 簡易作業扉

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015048664A true JP2015048664A (ja) 2015-03-16

Family

ID=52698902

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013181989A Pending JP2015048664A (ja) 2013-09-03 2013-09-03 簡易作業扉

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2015048664A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20210404198A1 (en) Self-closing entryway partition
JP2022520461A (ja) スクリーン装置用のサイドガイド
US9644406B2 (en) Window stop device
JP2015048664A (ja) 簡易作業扉
JP2002213167A (ja) 開閉装置のガイドレール構造
JP2011179295A (ja) 建物の縦壁用の点検口器材及び建物の縦壁の点検口構造
JP6831076B2 (ja) 建具
JP6622454B2 (ja) 日射遮蔽装置の補助部材
JP6933932B2 (ja) カーテンレール用ブラケットの取り付け方法
JP2008031729A (ja) 建具
TWM518722U (zh) 自動扣合的窗戶鎖扣結構
KR101683847B1 (ko) 건축물 발코니에 설치되는 조립식 배수시설
KR101156801B1 (ko) 천정 점검구
JP2016211635A (ja) シート取付用治具
KR200487534Y1 (ko) 블라인드 설치용 브라켓
JP5936216B2 (ja) パネル型カーテンにおける2つのカーテン吊り下げバーを連結するための連結構造
JP7535300B2 (ja) 建物開口部へのスクリーン装置の設置機構
JP6263077B2 (ja) 点検口用枠部材
JP5301636B2 (ja) 軒樋用内継手及びその内継手を用いた軒樋の接続方法
KR101636352B1 (ko) 방수패널 고정구
JP5889951B2 (ja) 壁構造
JP7265936B2 (ja) 戸体
JP2004036810A (ja) 弾性阻止固定装置
JP4585427B2 (ja) 配線用ボックス装置
KR20110096992A (ko) 돌기를 구비한 창호