JP2015048139A - 物品回収ボックス用セット、およびこれを備えた物品回収ボックス - Google Patents

物品回収ボックス用セット、およびこれを備えた物品回収ボックス Download PDF

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Shoji Kai
昭二 甲斐
雅貴 小野
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雅貴 小野
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Abstract

【課題】種々の物品を回収するための物品回収ボックスとして使用するのに適した物品回収ボックス用セットを提供する。
【解決手段】背面枠1と、背面枠1の左右両端に設けられる左右一対の側面枠2,2と、背面枠1、両側面枠2,2の下部間に設けられる底面枠3とを有する運搬用台車Bに取り付けて物品回収ボックスAとして使用するための物品回収ボックス用セットCであって、背面枠1を覆う背面シート、側面枠2,2を覆う側面シート42,42、側面枠2,2の前方部間を覆い、開口431が形成された正面シート43、ならびに、背面シート、側面シート42,42および正面シート43の上端を塞ぐ天井シート44、を有するカバー体4と、側面枠2,2に取り付けるための取付け部52,52、および取付け部52,52間に設けられ、側面枠2,2の前方上端間において左右に延びる横方向フレーム部511、を有する上部枠体5と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、運搬用台車に取り付けて物品回収ボックスとして使用するためのセットに関する。
従来、物品を運搬するための運搬用台車として、背面枠と、この背面枠の左右両端に連結される一対の側面枠と、底面枠と、を有し、底面枠上に物品を載置するように構成されたものが知られている。このような運搬用台車において、正面側は物品の積み下ろしのために開放されている。上記構成の運搬用台車は、たとえば店舗のバックヤードなどで商品を運搬するのに使用されており、各枠のサイズが大きく、積載可能な物品の容積は比較的に大きい。また、上記構成の運搬用台車に対して、積み込まれた物品の荷崩れ防止や盗難防止の目的で、底面が開口する袋状のカバーを覆い被せるという対策がとられる場合がある(たとえば特許文献1を参照)。
ところで、地球環境保護の観点から、使用済みの物品を回収してリサイクルし、ごみの量を減らすといった取り組みが従前からなされている。たとえばペットボトルなどの飲料容器は、所定の回収ボックスにより分別回収されて、リサイクルされる。近年では、リサイクル対象物品が多岐にわたる。たとえば衣類や古紙などをリサイクル品として回収する場合、専用の回収ボックスを使用するのであれば、当該回収ボックスの容量は大きい方が望ましい。しかしながら、飲料容器の回収などに用いられる回収ボックスは、その容量が比較的に小さく、衣類や古紙などの回収には適していない。
特開2011−218985号公報
本発明は、このような事情のもとで考え出されたものであって、種々の物品を回収するための物品回収ボックスとして使用するのに適した物品回収ボックス用セットを提供することをその課題とする。
上記の課題を解決するため、本発明では、次の技術的手段を講じている。
本発明の第1の側面によって提供される物品回収ボックス用セットは、背面枠と、この背面枠の左右両端に設けられる左右一対の側面枠と、これら背面枠および一対の側面枠の下部間に設けられる底面枠と、を有する運搬用台車に取り付けて物品回収ボックスとして使用するためのセットであって、上記背面枠を覆う背面シート、上記一対の側面枠を覆う左右一対の側面シート、上記一対の側面枠の前方部間を覆い、かつ開口が形成された正面シート、ならびに、上記背面シート、上記一対の側面シート、および上記正面シートの上端を塞ぐ天井シート、を有する角筒状のカバー体と、上記一対の側面枠にそれぞれ着脱可能に取り付けるための一対の取付け部、およびこれら一対の取付け部間に設けられ、上記一対の側面枠の前方上端間において左右に延びる横方向フレーム部、を有する上部枠体と、を備えることを特徴としている。
好ましい実施の形態においては、上記上部枠体は、上記横方向フレーム部の両端につながるとともにそれぞれが後方に延び、上記一対の側面枠上に載置される一対の前後方向フレーム部を有し、上記一対の取付け部は、それぞれ上記一対の前後方向フレーム部に設けられている。
好ましい実施の形態においては、上記上部枠体には、熱を感知することにより消火剤を散布する消火器が設けられている。
好ましい実施の形態においては、上記消火器は、上記消火剤を内部に収容する容器本体と、この容器本体を支持し、上記上部枠体の所定部位に取り付けられるホルダと、を備える。
好ましい実施の形態においては、上記上部枠体には、上記カバー体の内側空間において延びる取付用プレートが設けられており、上記ホルダは、上記容器本体を吊り下げた状態で上記取付用プレートの下面に取り付けられる。
好ましい実施の形態においては、上記取付用プレートの下面には、上記容器本体を囲むように網かごが取付けられている。
好ましい実施の形態においては、上記カバー体の内側において上記開口よりも下方に位置し、上記一対の側面枠の前方部間の所定領域を覆う、内側カバーを備える。
本発明の第2の側面によって提供される物品回収ボックスは、背面枠、この背面枠の左右両端に連結される左右一対の側面枠、ならびに、これら背面枠および一対の側面枠の下部間に設けられる底面枠、を有する運搬用台車と、上記運搬用台車に取り付けられる、上記した本発明の第1の側面によって提供される物品回収ボックス用セットと、を備えることを特徴としている。
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。
本発明の実施形態に係る物品回収ボックスを示す正面図である。 図1に示す物品回収ボックスの右側面図である。 運搬用台車の一例を示す正面図である。 図3に示す運搬用台車の右側面図である。 図3に示す運搬用台車の平面図である。 カバー体を背面側から見た斜視図である。 図1に示す物品回収ボックスからカバー体を取り外した状態を表す。 図7の右側面図である。 上部枠体およびこれに設けられる消火器等の全体構成を表す斜視図である。 図9の分解斜視図である。
以下、本発明の好ましい実施の形態について、図面を参照して具体的に説明する。
図1、図2は、本発明の実施形態に係る物品回収ボックスを示している。本実施形態の物品回収ボックスAは、たとえば古紙や衣類(古着)などの物品を回収するためのものであり、運搬用台車Bと、この運搬用台車Bに取り付けて使用される物品回収ボックス用セットCと、を備えている。
図3〜図5に表れているように、運搬用台車Bは、背面枠1と、この背面枠1の左右両端に設けられる一対の側面枠2,2と、背面枠1および側面枠2,2の下部間に設けられる底面枠3とを備える。背面枠1は、縦長の門形状の枠材11と、この枠材11の内側において格子状に設けられた複数本ずつの縦材12および横材13と、枠材11の左右の下端どうしを連結する連結材14とを有する。各側面枠2は、縦長の門形状の枠材21と、この枠材21の内側において格子状に設けられた複数本ずつの縦材22および横材23と、枠材21の前後の下端どうしを連結する連結材24とを有する。本実施形態において、側面枠2,2は、背面枠1の枠材11に対して連結部材15を介して連結されている。側面枠2,2は、背面枠1に対して垂直軸周りに回動可能であり、背面枠1に重なるように折り畳むことができる。
底面枠3は、平面視矩形の板状に構成されており、背面枠1および側面枠2,2の下部間に設けられている。底面枠3は、その左右両端が側面枠2,2の連結材24に支持されており、水平面に沿う姿勢が維持される。本実施形態において、底面枠3は、背面枠1の下端の連結材14に対して水平軸周りに回動可能に連結されている。これにより、底面枠3は、背面枠1に重なるように折り畳むことができる。なお、背面枠1、側面枠2,2、および底面枠3は、たとえば所定の強度を有する鋼材によって構成される。
側面枠2,2の各連結材24の下面には、2個の車輪241が前後に離れて設けられている。これにより、運搬用台車Bは、地面上を容易に移動させることができる。運搬用台車Bにおいて、背面枠1および側面枠2,2は平面視略コの字状となっており、底面枠3上における背面枠1および側面枠2,2に囲まれた直方体状空間に物品を載せることができる。なお、運搬用台車Bの正面側(側面枠2,2の前方部間)は開放している。
運搬用台車Bの寸法(概ね物品を載せることができる領域の寸法)の一例を挙げると、両側面枠2,2の間の左右方向(幅方向)の寸法が80cm程度、底面枠3の前後方向(奥行き方向)の寸法が60cm程度、底面枠3から側面枠2,2の上端までの上下方向(高さ方向)の寸法が150cm程度である。
物品回収ボックス用セットCは、運搬用台車Bに取り付けることにより物品回収ボックスAとして使用するためのセットであり、図1、図2に表れているように、カバー体4と、上部枠体5と、内側カバー6とを備えて構成されている。
カバー体4は、運搬用台車Bの形状に対応する角筒状とされており、底面が開口する袋状である。カバー体4は、背面枠1を覆う背面シート41と、側面枠2,2を覆う左右一対の側面シート42,42と、側面枠2,2の前方部間を覆う正面シート43と、角筒状をなすこれらシート41,42,42,43の上端を塞ぐ天井シート44とを有し、運搬用台車Bの背面枠1および側面枠2,2に対して略隙間なく被せることができる大きさとされている。カバー体4は、たとえば不燃性または難燃性の不透明な膜材料によって構成されている。
正面シート43の上部寄りには、矩形状の開口431が形成されている。開口431のサイズは、幅寸法が60cm程度、上下寸法が35cm程度とされて比較的大きくされている。開口431の上縁から正面シート43の上端までの寸法は、たとえば15cm程度である。
正面シート43と両側面シート42,42との間、天井シート44と、正面シート43、両側面シート42,42および背面シート41との間は、たとえば縫い合わされて一体的に接合されている。一方、図6に表れているように、両側面シート42,42の後方端は背面側に折り返されており、側面シート42,42の後方端および背面シート41の左右両端には面ファスナ421,411が設けられている。このような構成により、運搬用台車Bに対するカバー体4の取り付けあるいは取り外しの作業は、面ファスナ421,411を互いに分離して背面シート41を捲り上げておくことにより(図6において仮想線で表す)、簡単に行うことができる。
上部枠体5は、図1、図2、図7、図8に表れているように、運搬用台車Bの正面側の上部間を橋渡し状につなぐものである。上部枠体5は、図9、図10に表れているように、平面視略コの字状のフレーム51と、一対の取付け部52,52とを備えて構成されている。
フレーム51は、左右に延びるフレーム部511と、このフレーム部511の両端からそれぞれが後方に延びる一対のフレーム部512,512とを有する。
図7、図8に表れているように、フレーム部512,512は、側面枠2,2の枠材21,21上に載置される。より具体的には、フレーム部512は、枠材21の前方端付近から後方に向けて延びており、枠材21上端において前後方向に延びる水平部211に重ねられている。フレーム部512の前後方向寸法は、たとえば20cm程度とされており、フレーム部512の後方端は、水平部211の前後方向における中央よりも前側に位置する。図1、図2、図7、図8に表れているように、フレーム部511は、側面枠2,2の前方上端間において左右に延びている。
取付け部52,52は、上部枠体5を側面枠2,2に対して着脱可能に取り付けるためのものであり、本実施形態では、フレーム部512,512に設けられている。より具体的には、図7〜図10に表れているように、取付け部52は、たとえば、フレーム部512から下方に延びる一対の突出片521,521と、一方の突出片521に形成されたネジ孔521aに螺合される取付けネジ522(図9、図10では図示せず)とを有する。図7〜図9等から理解されるように、側面枠2,2に対して上部枠体5を取り付ける際には、まず、一対の突出片521,521間に側面枠2の水平部211が位置するようにフレーム部512を水平部211上に載置する。次いで、取付けネジ522を締め込み、当該取付けネジ522を水平部211の下方に突出させる。このとき、上部枠体5を引き上げようとしても、取付けネジ522が水平部211に当接するので、上部枠体5が不当に分離することは防止される。なお、上部枠体5は、たとえば所定の強度を有する鋼材によって構成される。
本実施形態において、図7〜図10に表れているように、上部枠体5には消火器7が設けられている。消火器7は、熱を感知することにより消火剤を散布するように構成されており、たとえば消火剤を内部に収容する容器本体71と、この容器本体71を支持するホルダ72と、を備える。容器本体71は、たとえばガラスアンプルによって構成されている。この構成により、容器本体71の周囲が所定以上の高温状態に達すると、容器本体71の内部の消火剤の熱膨張によって当該容器本体71が割れ、内容物たる消火剤が周囲に散布される。
本実施形態においてはまた、図9、図10から理解されるように、上部枠体5には、ホルダ72を取り付けるためのプレート53が設けられている。プレート53は、たとえば、所定の厚みを有する鋼材からなり、フレーム部511の下面に重ねられて溶接などの適宜手段によってフレーム部511(上部枠体5)に固定されている。図2、図8、図9から理解されるように、プレート53は、カバー体4の内側空間において略水平姿勢で延びている。図8に表れているように、ホルダ72は、容器本体71を吊り下げた状態で、プレート53の下面に対してたとえばネジ止めなどの適宜手段によって着脱可能に取り付けられている。
本実施形態において、図7〜図10から理解されるように、プレート53の下面には、容器本体71を囲むように網かご54が取り付けられている。網かご54は、たとえば金属製線材によって形成された、上方が開口するメッシュ状のかご本体541と、かご本体541の上端の適所に設けられた板状の取付け片542と、を有する。網かご54は、取付け片542をプレート53の下面に重ね合わせた状態で、たとえばネジ止めなどの適宜手段によって着脱可能に取り付けられている。図7、図8から理解されるように、網かご54をプレート53に取り付けた状態においては、容器本体71(消火器7)は、網かご54(かご本体541)の内側に収容される。本実施形態においては、図1に表れているように、網かご54(かご本体541)の下端は、正面シート43の開口431よりも上位に位置している。
図1、図7に表れているように、内側カバー6は、運搬用台車Bの側面枠2,2の前方部間の所定領域を覆うものであり、正面シート43の開口431よりも下方に位置する。図7から理解されるように、内側カバー6は、カバー体4を運搬用台車Bに被せる前に当該運搬用台車Bに取り付けられており、カバー体4の内側にある。なお、図7、図8において、内側カバー6については、ハッチングを施すとともに透過するように表している。内側カバー6は、たとえば所定の強度を有する不燃性または難燃性のシート部材によって構成されている。
図7、図8から理解されるように、内側カバー6は、たとえば適所に設けられた帯状のバンド部61を、側面枠2,2(枠材21)の前方端において上下方向に延びる垂直部212に巻き付け、図示しない面ファスナを接合することによって、着脱可能に取り付けられる。
次に、本実施形態の物品回収ボックス用セットCおよびこれを備えた物品回収ボックスAの作用について説明する。
本実施形態の物品回収ボックス用セットCは、カバー体4、上部枠体5、および内側カバー6を備え、運搬用台車Bに取り付けて使用される。上述のように、運搬用台車Bは、背面枠1および側面枠2,2が平面視コの字状となっており、底面枠3上の背面枠1および側面枠2,2に囲まれた直方体状空間に物品を積載可能である。その一方、運搬用台車Bの正面側は開放している。また、各枠1,2,3のサイズは比較的に大きく、積載可能な物品の容積は比較的大きい。
本実施柄形態では、運搬用台車Bには、底面が開口する袋状のカバー体4が被せられる。カバー体4については、角筒状をなす背面シート41,側面シート42,42、および正面シート43が、運搬用台車Bの背面枠1および側面枠2,2を囲っている。運搬用台車Bの正面側の開放部分は、正面シート43によって覆われるが、この正面シート43の上部寄りには、開口431が形成されている。このような構成によれば、開口431および運搬用台車Bの正面側の開放部分を通じて、カバー体4の内部に物品を投入することができ、種々の物品を回収するための物品回収ボックスAとして使用するのに適する。また、容量の大きい運搬用台車Bを用いることにより、たとえば衣類等の比較的に容積が嵩む物品をリサイクル品として回収する場合でも、効率よく回収することができる。なお、正面シート43に形成される開口431について、カバー体4の内側空間を物品回収のための空間として有効活用する観点から、正面シート43の上部寄りに設けるのが好ましいが、開口431の形成位置は任意に選択可能である。
図7〜図9に示すように、上部枠体5は、側面枠2,2にそれぞれ着脱可能に取り付けるための一対の取付け部52,52と、これら取付け部52,52間に設けられるフレーム部511とを有する。フレーム部511は、側面枠2,2の前方上端間において左右に延びている。カバー体4は、運搬用台車Bに対応して比較的に大きなサイズとされるところ、運搬用台車Bへの装着時には、平面視コの字状とされた背面枠1および側面枠2,2によって、カバー体4の後方上端および左右両側方上端が支持される。一方、運搬用台車Bの正面側(前方側)は開放しているが、上部枠体5を側面枠2,2に取り付けると、側面枠2,2の前方上端間において延びるフレーム部511によって、カバー体4の前方上端部が支持される。したがって、上部枠体5を具備する構成によれば、カバー体4の前方側の正面シート43ないし天井シート44が垂れ下がるという事態を防止することができ、カバー体4を所定形状に維持することができる。物品回収ボックスAは、たとえば、店舗の入口付近など人目に付く場所に設置されるが、カバー体4の外観形状が崩れない構成は、見栄えもよく好都合である。
上部枠体5は、フレーム部511の両端につながるとともにそれぞれが後方に延びる一対のフレーム部512,512を有する。フレーム部512,512は、側面枠2,2上に載置され、フレーム部512,512に取付け部52,52が設けられている。このような構成によれば、側面枠2,2への上部枠体5の取り付けを簡単に行うことができる。
上部枠体5には、熱を感知することにより消火剤を散布する消火器7が設けられている。たとえば古紙や衣類などの可燃物を回収する場合には出火の危険性があるところ、上記消火器7を具備する構成によれば、万一、回収された物品に火が付いても、燃え広がるという事態を回避することができる。
消火器7は、消火剤を内部に収容する容器本体71と、容器本体71を支持するホルダ72とを備え、ホルダ72は、容器本体71を吊り下げた状態で、上部枠体5に設けられたプレート53の下面に取り付けられる。このような構成によれば、容器本体71(消火器7)は、上部枠体5に適切に支持される。また、容器本体71の上方がプレート53によって覆われているので、消火剤が散布する際、当該散布材を火元である下方に向かわせることができる。
プレート53の下面には、容器本体71を囲むように網かご54が取り付けられている。このような構成によれば、容器本体71に回収物品等が接触するのを防止し、容器本体71の破損を防止するができる。
本実施形態において、運搬用台車Bには、内側カバー6が取り付けられる。内側カバー6は、カバー体4の内側において開口431よりも下方に位置し、側面枠2,2の前方部間の所定領域を覆う。このような構成によれば、物品回収ボックスA内部に回収された物品が運搬用台車Bの正面側(前方側)の開放部分を通じて落下するのを防止することができ、また、上記回収された物品によってカバー体4に作用する負荷を軽減することができる。
以上、本発明の具体的な実施形態を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、発明の思想から逸脱しない範囲内で種々な変更が可能である。本発明に係る物品回収ボックス用セットの各部の具体的な形状や材質なども、上記実施形態に限定されるものではない。
上記実施形態においては、上部枠体5について、フレーム部511の両端から後方に延びるフレーム部512,512を一対の側面枠2,2(枠材21の水平部211)上に載せて当該側面枠2,2に取り付けていたが、上部枠体5を一対の側面枠2,2に取り付ける態様はこれに限定されない。たとえば、上部枠体5については、フレーム部511の両端から下方に延びる一対のフレーム部を設け、当該下方に延びる一対のフレーム部を一対の枠材2,2の垂直部212,212に重ねた状態で側面枠2,2に取り付ける構成としてもよい。
上記実施形態においては、カバー体4の正面シート43に一つの開口431を形成する場合を例に挙げて説明したが、これに限定されない。複数種類の物品を回収する場合には、たとえば、カバー体4の内側空間を回収する物品の種類に対応させて複数に区画するように運搬用台車Bに間仕切りを設け、カバー体4の内部空間の複数の区画にそれぞれ対応する複数の開口431を正面シート43に設けてもよい。
また、正面シートには、物品回収ボックスAによって回収する物品を示す表記(たとえば「古紙回収」、「古着回収」など)を付してもよく、また、適宜装飾を施したり、あるいはチラシ等の配布物を収容するポケットを設けてもよい。
A 物品回収ボックス
B 運搬用台車
C 物品回収ボックス用セット
1 背面枠
2 側面枠
3 底面枠
4 カバー体
41 背面シート
42 側面シート
43 正面シート
431 開口
44 天井シート
5 上部枠体
511 フレーム部(横方向フレーム部)
512 フレーム部(前後方向フレーム部)
52 取付け部
53 プレート(取付用プレート)
54 網かご
6 内側カバー
7 消火器
71 容器本体
72 ホルダ

Claims (8)

  1. 背面枠と、この背面枠の左右両端に設けられる左右一対の側面枠と、これら背面枠および一対の側面枠の下部間に設けられる底面枠と、を有する運搬用台車に取り付けて物品回収ボックスとして使用するためのセットであって、
    上記背面枠を覆う背面シート、上記一対の側面枠を覆う左右一対の側面シート、上記一対の側面枠の前方部間を覆い、かつ開口が形成された正面シート、ならびに、上記背面シート、上記一対の側面シート、および上記正面シートの上端を塞ぐ天井シート、を有する角筒状のカバー体と、
    上記一対の側面枠にそれぞれ着脱可能に取り付けるための一対の取付け部、およびこれら一対の取付け部間に設けられ、上記一対の側面枠の前方上端間において左右に延びる横方向フレーム部、を有する上部枠体と、を備えることを特徴とする、物品回収ボックス用セット。
  2. 上記上部枠体は、上記横方向フレーム部の両端につながるとともにそれぞれが後方に延び、上記一対の側面枠上に載置される一対の前後方向フレーム部を有し、
    上記一対の取付け部は、それぞれ上記一対の前後方向フレーム部に設けられている、請求項1に記載の物品回収ボックス用セット。
  3. 上記上部枠体には、熱を感知することにより消火剤を散布する消火器が設けられている、請求項2に記載の物品回収ボックス用セット。
  4. 上記消火器は、上記消火剤を内部に収容する容器本体と、この容器本体を支持し、上記上部枠体の所定部位に取り付けられるホルダと、を備える、請求項3に記載の物品回収ボックス用セット。
  5. 上記上部枠体には、上記カバー体の内側空間において延びる取付用プレートが設けられており、
    上記ホルダは、上記容器本体を吊り下げた状態で上記取付用プレートの下面に取り付けられる、請求項4に記載の物品回収ボックス用セット。
  6. 上記取付用プレートの下面には、上記容器本体を囲むように網かごが取付けられている、請求項5に記載の物品回収ボックス用セット。
  7. 上記カバー体の内側において上記開口よりも下方に位置し、上記一対の側面枠の前方部間の所定領域を覆う、内側カバーを備える、請求項1ないし6のいずれかに記載の物品回収ボックス用セット。
  8. 背面枠、この背面枠の左右両端に連結される左右一対の側面枠、ならびに、これら背面枠および一対の側面枠の下部間に設けられる底面枠、を有する運搬用台車と、
    上記運搬用台車に取り付けられる、請求項1ないし7のいずれかに記載の物品回収ボックス用セットと、を備えることを特徴とする、物品回収ボックス。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018062285A (ja) * 2016-10-14 2018-04-19 エヌケーキャリーキャスター株式会社 金網付き手押し運搬車

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