JP2015047026A - 蓄電装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両におけるエンジン以外の可動部の運動エネルギーによって発電された電力を、本来車両に装備された蓄電池ではなく、着脱容易に搭載した蓄電池に蓄電して、当該蓄電池を自動車以外に用いる蓄電装置の提供。【解決手段】エンジン以外の可動部の運動エネルギーによって発電する発電装置(10)を搭載した車両に着脱可能に搭載され、前記発電装置(10)と前記蓄電装置(20)とは整流器(30)を介して専用の電源ケーブル(40)で接続され、前記蓄電装置(20)は持ち運びが容易に形成されており、前記発電装置(10)を搭載した車両以外に給電することを特徴としている。【選択図】図1

Description

本発明は、新規な蓄電装置であって、各種設備に適用可能な蓄電装置に関する。より詳細には、本発明は、車両におけるエンジン以外の可動部で発生する運動エネルギーによって発電された電力を蓄電する蓄電装置であって、蓄電された電力を各種設備、特に社会的なインフラに適用可能な蓄電装置に関する。
自動車が持つ機械的運動エネルギーを利用して発電された電力を、災害時等の非常時に取り出して、生活エネルギーの確保や、生命維持のために資する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。係る従来技術(特許文献1)では、発電装置を自動車の駆動輪に取り付け、駐車スペース内で駆動輪を回転させることで発電して、電気を取り出している。
しかし、非常時等には自動車を駐車するための駐車場の確保が困難な場合が多く、十分にその機能を発揮することができない。
また、車両のホイールに装着された発電モジュールで発電した電力を走行用の動力源として用いる従来技術も提案されている(特許文献2参照)。
しかし、当該従来技術(特許文献2)では発電した電力は当該発電モジュールを有する車両の補助動力源としてのみ用いられ、それ以外に利用することが出来ない。
さらに、タイヤ本体の変形に応じて伸縮して発電する高分子を用いた人口筋肉を供えた発電システムが開示されている(特許文献3参照)。
しかし、当該システム(特許文献3)では、発電した電力は当該発電システムを備えた車両の補助動力源としてのみ用いられ、それ以外の用途に適用することは開示されていない。
特開2010−259306号公報 特表2013−511257号公報 特開2009−254068号公報
本発明は上述した従来技術の問題点に鑑みて提案されたものであり、車両におけるエンジン以外の可動部の運動エネルギーによって発電した電力を蓄電池に蓄電し、当該蓄電池に蓄電された電力を当該車両以外に有効利用することが出来る蓄電装置の提供を目的としている。
本発明の蓄電装置(20)は、エンジン以外の可動部の運動エネルギーによって発電する発電装置(10)を搭載した車両(1)に着脱可能に搭載され、前記発電装置(10)と前記蓄電装置(20)とは整流器(30)を介して専用の電源ケーブル(40)で接続され、前記蓄電装置(20)は持ち運び可能に構成され且つ蓄電された電力を前記車両(発電装置10を搭載した車両1)以外に供給する機能を有することを特徴としている。
本発明において、前記蓄電装置(20)は電気自動車(EV)に予備蓄電池として搭載可能に構成されているのが好ましい。
前記蓄電装置(20)は、専用の給電ケーブル(42)によってプラグインハイブリットカー(PHV)への給電が可能に構成されているのが好ましい。
本発明において、前記蓄電装置(20)は専用の電源ケーブル(42)を用いて給油所(GS)へ売電可能に構成されているのが好ましい。
また本発明において、前記蓄電装置(20)は蓄電池収容ケース(200、250)に複数個直列接続或いは並列接続に収容して使用可能に構成されているのが好ましい。
上述する構成を具備する本発明によれば、蓄電装置(20)は車両(1)に着脱可能に搭載され、持ち運びが容易であり、蓄電された電力を搭載された車両(1)以外に供給することができるので、例えば、震災時のような非常時に、車両から取り外して、一般家庭や社会インフラの非常用電源として用いることが出来る。
そのため、震災時のような非常時には、本発明に係る蓄電装置(20)を搭載した車両(1)を運転して被災地に行き、前記車両(1)から前記蓄電装置(20)を取り外せば、前記蓄電装置(20)を被災地における貴重な電源として活用することが出来る。
また、当該蓄電装置(20)は、各種の社会的インフラにおける電源としても活用可能である。
本発明において、前記蓄電装置(20)は電気自動車(EV)に予備蓄電池として搭載可能に構成すれば、電気自動車(EV)の蓄電池が破損した場合に、前記蓄電装置(20)を前記車両(1)から取り外して破損した蓄電池に交換することが出来る。それにより、電気自動車(EV)は、蓄電池破損以前の状態に復旧させることができる。
また、前記蓄電装置(20)を電気自動車(EV)用の予備電池として売却すれば、前記蓄電装置(20)の所有者は利潤を得ることができる。
また、本発明において、前記蓄電装置(20)は、専用の給電ケーブル(42)によってプラグインハイブリットカー(PHV)への給電が可能に構成すれば、前記蓄電装置(20)を前記車両(1)から取り外してプラグインハイブリットカー(PHV)に搭載すれば、前記蓄電装置(20)に蓄電された電力を当該プラグインハイブリットカー(PHV)で利用することが出来る。
そして、前記蓄電装置(20)をプラグインハイブリットカー(PHV)用電源として売却すれば、前記蓄電装置(20)の所有者は利潤を得ることができる。
さらに、本発明において、前記蓄電装置(20)は専用の電源ケーブル(42)を用いて給油所(GS)へ売電可能に構成すれば、前記蓄電装置(20)に蓄電した電力を給油所(GS)へ売電して利潤を得ることができる。
また本発明において、前記蓄電装置(20)は蓄電池収容ケース(200、250)に複数個直列接続或いは並列接続に収容して使用されるように構成すれば、前記蓄電装置(20)を所定量収容した蓄電池収容ケース(200、250)を停電等の非常時に給電を要請している施設、社会インフラに用いることにより、当該施設、社会インフラの機能を維持することができる。
本発明の第1実施形態に係る蓄電装置の構成及び用途を示すブロック図である。 第1実施形態に係る蓄電装置の斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る蓄電装置の用途を示すブロック図である。 第2実施形態に係る蓄電池を一般家庭で利用する態様を示すブロック図である。 第2実施形態に係る蓄電装置を原子力発電所で利用する態様を示すブロック図である。 本発明の第3実施形態に係る蓄電装置の説明図である。 本発明の第4実施形態を示す説明図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
最初に図1、図2を参照して、本発明の第1実施形態を説明する。
図1において、第1実施形態に係る蓄電装置20は発電装置10を搭載した車両1に着脱可能に搭載されており、発電装置20は、エンジン以外の可動部の運動エネルギー(例えば、車輪の回転エネルギー)によって発電する機能を有している。そして、発電装置10と蓄電装置20は、整流器30を介して専用の電源ケーブル40で接続されている。
図1において、蓄電装置20は保持器50に保持されており、保持器50は車両1のトランクルーム2に配置されている。
ここで保持器50は、外枠の前後、左右寸法が調節可能に構成されている。車両1の種類により相違するトランクルーム2の大きさに応じて、保持器50の(車両1における)前後方向及び左右方向が固定されるようにするためである。
図2で示すように、蓄電装置20は立方体に構成されており、第1の接続部21と、第2の接続部22と、残量計23を備えている。そして、第1の接続部21を配置した面と反対の面には、グリップ24が形成されている。
図1において、発電装置10と蓄電装置20を接続する専用の電源ケーブル40の図示しない一方の端子は、蓄電装置20の第2の接続部22に接続される。
上述の構成を具備する第1実施形態の蓄電装置20によれば、エンジン以外の可動部の運動エネルギー(例えば、車輪の回転エネルギー)によって発電する発電装置10を搭載した車両1には蓄電装置20が設けられており、蓄電装置20は車両1に対して着脱可能に搭載されており、持ち運びが容易に構成されている。そのため蓄電装置20は、車両1以外に給電することができる。
そして蓄電装置20を車両1から取り外して、家庭用の電源として利用することが出来る。また、例えば震災時のような非常時には、一般家庭のみならず、社会インフラの非常用電源に供することができる。
ここで蓄電装置20にはグリップ24が形成されているので、車両1から蓄電装置20を取り外す作業が容易となり、また、取り外した蓄電装置20を目的地までの持ち運ぶことが容易である。
それに加えて、上述した様に保持器50は車両1のトランクルーム2の寸法に対応して(保持器50の)外枠の寸法が調節可能に構成されているため、多種類の車両に対して保持器50を取り付けることが可能であり、蓄電装置20を適用することが可能である。
図1において、蓄電装置20は電気自動車EVの予備蓄電池として電気自動車EVに搭載可能に構成されている。そして予備蓄電池である蓄電装置20により、電気自動車EVの駆動用モータDMが駆動される。
図1では明確には図示されていないが、蓄電装置20を電気自動車EVの予備蓄電池として搭載可能に構成することにより、電気自動車EVの本来の蓄電池が失陥(破損)しても、当該失陥(破損)した蓄電池を蓄電装置20に切り替えることにより、あるいは、失陥(破損)した蓄電池と蓄電装置20を交換することにより、電気自動車EVを蓄電池が失陥(破損)する以前の状態へ容易に復旧することできる。
また、蓄電装置20を電気自動車EVの予備電池として売却することもできる。
図1で示すように、蓄電装置20は、専用の給電ケーブル42を用いることにより、プラグインハイブリットカーPHVへ給電可能に構成されている。
プラグインハイブリットカーPHVにおいて、給油口FL近傍には給電コネクタCCが設けられており、給電コネクタCCは給電ケーブル42の一方の端子42eと接続可能である。
明示はされていないが、蓄電装置20からプラグインハイブリットカーPHVに給電する旨の契約を締結することも可能である。
さらに図1において、専用の電源ケーブル42を用いることにより、蓄電装置20は給油所GSへ売電可能に構成されている。
すなわち、蓄電装置20は給油所GSへ持参することにより、給油所GSで消費する電力(の一部)を賄うことが出来る。ここで、売電の態様については従来公知と同様に行うことが出来る。
これに加えて、図1で示すように、図1、図2で説明した蓄電装置20はグリップ24が形成されているため携帯性に富んでおり、野外活動への電源として使用することが出来る。
すなわち、野外活動の拠点における電源として利用することが容易である。あるいは、野外活動中に蓄電装置20を携帯して、各種活動に必要な電源として用いることが出来る。
次は、図3〜図5を参照して第2実施形態を説明する。
第2実施形態の蓄電装置200、250は、第1実施形態の蓄電装置20を専用の収容ケースに複数個収容している。図3では、中容量蓄電池パック200と大容量蓄電池パック250の2種類の蓄電装置を図示している。
中容量蓄電池パック200と大容量蓄電池パック250は、容量によって分類されている。中容量蓄電池パック200は比較的容量が小さいタイプであり、例えば、一般家庭の3日〜1週間程度の電力需要に対応する程度の容量である。
一方、大容量蓄電池パック250は、学校や病院等の公共施設、或いは、原子力発電所(図3では図示せず)の非常用電源として、3日〜1週間程度の電力需要に対応することが出来る程度の容量を有している。
ここで、学校は緊急時の避難場所として利用されることが多いので、蓄電装置20を搭載した車両1の所有者が当該車両1によって緊急避難場所である学校に来ることにより、緊急避難場所の非常用電源を確保するという有用な支援活動を行うことが出来る。
なお、蓄電装置20を取り外しても、車両1は運転可能であり、蓄電装置20を取り外して大容量蓄電池パック250に収容可能な状態にした後、車両1で緊急避難場所から離脱すれば、緊急避難場所近傍に車両1が乗り捨てられてしまうことが無く、その後の各種救援作業の妨げとなることが防止される。
図3の例では、中容量蓄電池パック200は2個の逐電装置20を専用のケース210に収容している。
ケース210の下端面には4つのキャスター215が取り付けられ、ケース210の対向する側面(図3における左右の側面)には手押し用のグリップ217が取り付けられている。図示はされていないが、グリップ217は、図3の左右の側面に埋設可能に構成されており、使用しない場合には当該左右の側面中に埋め込まれる。
ケース210の正面には操作部220が設けられており、操作部220のモニタ部221に蓄電残量計222が表示されるように構成されている。
ケース210における蓄電装置20の収容個数は、2個に限定されない。グリップ217を押して移動できる重さの範囲内であれば、ケース210に収容する蓄電装置20の収容個数については、特に限定するものではない。
ただし、ケース210における蓄電装置20の収容個数は、偶数とすることが好ましい。収容した蓄電装置20を直列に接続する場合と、並列に接続する場合の双方に対応するためである。
図3において、大容量蓄電池パック250は専用のケース260を有しており、例えば12個の逐電装置20をケース260内に収容している。
ケース260の下端部には運搬用のフォークリフトの爪(図示せず)の挿入部261が形成されている。ケース260の正面には、受・送電制御機構部270が設けられている。
ケース260における蓄電装置20の収容個数は、12個に限定されるものではなく、12個より多くとも少なくとも構わない。
ただし、ケース260に収容する蓄電装置20の個数は偶数個であるのが好ましい。収容した蓄電装置20を直列に接続する場合と、並列に接続する場合の双方に対応可能にするためである。
図4は、非常時に(例えば、震災によって広い範囲に亘って停電した場合に)、図3の中容量蓄電池パック200を一般家庭60における家庭用非常電源として用いる状態を示している。
図4で示す状態では、通常の交流電源65(商用電源)が不通となっているために、専用の電源ケーブル44により、中容量蓄電池パック200(図3:例えば蓄電装置20を2個収容)と一般家庭60の配電盤61に用意された受電端子62を接続している。
図5は、図3で示す大容量蓄電池パック250を原子力施設に適用した場合を示している。
より詳細には、図5は、原子力発電所が例えば地震により被災し、原子炉71を包含する施設全体の電源である商用電源72(通常の交流電源)が消失し(図5における「×」印)、冷却水タンク73が破損した(図5において「×」印で示す)状態を示している。
ここで、原子炉71は冷却水供給ライン74を流れる冷却水によって冷却されている。冷却水供給ライ74には冷却水を原子炉71に送る冷却水ポンプ75が介装されており、冷却水ポンプ75の注水側は、たとえば海洋SEAと連通した緊急時冷却水供給ライン76に接続されている。
交流電源72と冷却水ポンプ75は中継器77を介装した電源ラインLE1で接続され、交流電源72と建屋内照明器具79は中継器78を介装した電源ラインLE2で接続されている。
なお、中継器77、78は原子炉建屋70外で容易に接近可能な場所に設置されている。
例えば地震による非常事態において、商用電源72(通常の交流電源)が消失してしまうと、冷却水ポンプ75が停止して、原子炉71の冷却が困難な状態になってしまう。
その様な場合において、図3で示す大容量蓄電池パック250を、例えば無人操縦のフォークリフト等によって中継器77、78近傍まで運搬して、大容量蓄電池パック250と中継器77、78とを専用ケーブル45によって接続すれば、冷却水ポンプ75が作動可能となり、冷却水供給ライン74を経由して冷却水が原子炉71に供給されて冷却機能が確保される。そして、原子炉71の燃料棒71Rのメルトダウンを回避することができる。
また、原子炉71の建屋内の照明器具79も大容量蓄電池パック250により電源が確保されるため点灯可能となり、原子炉建屋70内の被害状態を、例えば、ロボットカメラ等によって正確に確認することもできる。
蓄電装置20を搭載した車両1を原子炉近傍まで運転すれば、原子力設備における電源確保という最優先課題に有効に寄与することが出来る。
図3〜図5の第2実施形態によれば、複数の蓄電装置20を蓄電池収容ケース200(中容量蓄電池パック)或いは蓄電池収容ケース250(大容量蓄電池パック)に収容し、直列或いは並列に接続して使用されるように構成されているので、蓄電池収容ケース200、250を停電その他の非常時において、給電を要請している施設、社会インフラに搬送し、電源として活用することにより、当該施設や社会インフラの機能を維持することができる。
なお、蓄電装置20を取り外しても車両1は運転可能であり、蓄電装置20を取り外して中容量蓄電池パック200或いは大容量蓄電池パック250に収容可能な状態にした後、当該車両1を運転して施設や社会インフラから離脱すれば、車両1が乗り捨てられて、その後の復旧作業の妨げとなる様な事態が未然に防止される。
図3〜図5の第2実施形態における上述以外の構成及び作用効果は、図1、図2の第1実施形態と同様である。
図6は、第3実施形態を示している。
図6の第3実施形態は、津波から逃れることの困難な海岸近傍に住む住民を、一時的に避難させる津波シェルターにおける電源として、上述した蓄電装置を活用している。
図6において、蓄電装置20Aには浮力装置(いわゆる「浮き」)が装備されている。
図6の(6−1)は、巨大地震は発生しているが、津波TNはまだ津波シェルター300に到達していない状態を示している。
図中の符号Fsは、海面を示している。
図6の(6−1)において、津波シェルター300は、基礎300B近傍に唯一の開口部である入り口310が形成されている。シェルター内部の天井320の近傍には、高床部330が形成されている。当該高床部330と基礎300B表面とは垂直の非難梯子340で連絡されている。
シェルター外の壁面300wには、ガイドレール350が設けられている。
図6において、浮力装置は符号20Afで示されており、図1、図2で示すのと同様な蓄電装置20を収容したケース20Acの下部に内蔵されており、浮力装置20Afの内部にはエアが充填されている。
ケース20Acの外周における上下2箇所には、前記ガイドレール350と係合する輪状の案内部材20Awを備えている。
図6の(6−1)において、避難民Pの多くが、すでに高床部330に非難している状態が示されている。
図6の(6−2)は、津波TN(6−1参照)が津波シェルター300を襲い、海面Fsが最大まで上昇した状態を示している。
浮力装置20Afを装備した蓄電装置20Aは、海水の比重と蓄電装置20A全体の比重の差に対応して、浮力が作用する。
浮力が作動している蓄電装置20Aは、案内部材20Awによってガイドレール350と係合しているために、ガイドレール350に沿って上昇する。ここで、図6では、ケース20Ac内の蓄電装置20Aの下端20Aeが海面Fsよりも上方に位置する様に構成されている。
津波シェルター300には、基礎300B近傍に唯一の開口部である入り口310が形成されているのみであるので、津波シェルター300の入り口310から海水が浸入しても、シェルター300内の少なくとも高床部330(6−1参照)よりも上方は、空気が存在している状態が確保され、高床部330に避難した避難民Pの命が保障される。
ここで、シェルター300内に明かりが無いと避難民Pに不安が募る。また、シェルター300内に電源がないと、シェルター300の外部と連絡を取ることが出来ない。
これに対して図6の第3実施形態では、シェルター300の天井320には室内灯360が設置され、蓄電装置20Aとは、電源ケーブル46で接続されている。そのため、シェルター300内は室内灯360が点灯し、避難民Pの不安が募ることを防止出来る。
そして蓄電装置20Aは、電源ケーブル46を介して、シェルター300内の図示しない携帯電話の充電端子に接続されている。そのため、蓄電装置20Aから図示しない携帯電話の充電端子に電力を供給して、避難民Pが携帯電話により外部と連絡を取ることが可能である。図示は省略しているが、シェルター300の屋上には通信用のアンテナが設置されている。
明確には図示されていないが、蓄電装置20Aには、図示しない位置センサが装備されている。そして当該位置センサは、蓄電装置20Aが所定位置まで上昇した旨を感知して、蓄電装置20Aに対してから室内灯360に電力を送る旨の信号を送信するように構成されている。
或いは、蓄電装置20Aには衝撃センサ(図示せず)が取り付けられており、蓄電装置20Aが津波の衝撃を受けると図示しない衝撃センサが作動して、シェルターの室内灯360が点灯するように構成されている。
図6の第3実施形態における上述以外の構成及び作用効果は、図1〜図5の各実施形態と同様である。
図7を参照して、本発明の第4実施形態を説明する。
図7において、図1〜図5で説明した蓄電装置20、200、250は、バッテリーレンタルショップ800において、レンタル商品として陳列されている。
バッテリーレンタルショップ800を開設すれば、非常時以外にも、蓄電装置20、200、250を携帯電源として、種々活用することが可能となり、利便性の高い生活を提供することができる。
図7の第4実施形態における上述以外の構成及び作用効果は、図1〜図6の各実施形態と同様である。
図示の実施形態はあくまでも例示であり、本発明の技術的範囲を限定する趣旨の記述ではないことを付記する。
1・・・車両
2・・・トランクルーム
10・・・発電装置
20・・・蓄電装置
21・・・第1の接続部
22・・・第2の接続部
23・・・残量計
24・・・グリップ
30・・・整流器
40、42、44、45・・・電源ケーブル
50・・・保持器
60・・・一般家庭
61・・・配電盤
65・・・交流電源
70・・・原子炉建屋
71・・・原子炉
200・・・中容量蓄電池パック
250・・・大容量蓄電池パック
本発明によれば、エンジン以外の可動部の運動エネルギーによって発電する発電装置(10)を搭載した車両(1)に着脱可能に搭載され、該発電装置(10)とは整流器(30)を介して専用の電源ケーブル(40)で接続され、蓄電された電力を前記車両以外に供給する機能を有し、保持器(50)に保持された蓄電装置において、全体的に立方体に構成され、第1の接続部(21)と第2の接続部(22)と残量計(23)とを備え、前記第1の接続部(21)を配置した面と反対の面には持ち運び可能とするためにグリップ(24)が形成され、前記電源ケーブル(40)が前記第2の接続部(22)に接続でき、さらに、一方の端子(42e)をプラグインハイブリッドカー(PHV)の給電コネクタ(CC)に接続し、他方の端子を給油所(GS)に充電可能に接続する給電ケーブル(42)が第2の接続部に接続できるようになっている。
本発明によれば、エンジン以外の可動部の運動エネルギーによって発電する発電装置(10)を搭載した車両(1)に着脱可能に搭載され、該発電装置(10)とは整流器(30)を介して専用の電源ケーブル(40)で接続され、蓄電された電力を前記車両以外に供給する機能を有し、保持器(50)に保持された蓄電装置において、全体的に立方体に構成され、アース接続部である第1の接続部(21)と第2の接続部(22)と残量計(23)とを備え、前記第1の接続部(21)を配置した面と反対の面には持ち運び可能とするためにグリップ(24)が形成され、前記電源ケーブル(40)が前記第2の接続部(22)に接続でき、さらに、一方の端子(42e)をプラグインハイブリッドカー(PHV)の給電コネクタ(CC)に接続し、他方の端子を給油所(GS)に充電するために接続する給電ケーブル(42)が第2の接続部に接続できるようになっている。
図2で示すように、蓄電装置20は立方体に構成されており、アース接続部である第1の接続部21と、第2の接続部22と、残量計23を備えている。そして、前記第1の接続部21を配置した面と反対の面には、グリップ24が形成されている。
図1において、発電装置10と蓄電装置20を接続する専用の電源ケーブル40の図示しない一方の端子は、蓄電装置20の第2の接続部22に接続される。
本発明によれば、エンジン以外の可動部の運動エネルギーによって発電する発電装置(10)を搭載した車両(1)に着脱可能に搭載され、該発電装置(10)とは整流器(30)を介して専用の電源ケーブル(40)で接続され、蓄電された電力を前記車両以外に供給する機能を有し、保持器(50)に保持された蓄電装置において、全体的に立方体に構成され、第1の接続部(21)と第2の接続部(22)と残量計(23)とを備え、前記第1の接続部(21)を配置した面と反対の面には持ち運び可能とするためにグリップ(24)が形成され、前記電源ケーブル(40)が前記第2の接続部(22)に接続でき、さらに、一方の端子(42e)をプラグインハイブリッドカー(PHV)の給電コネクタ(CC)に接続し、他方の端子を給油所(GS)に充電するために接続する給電ケーブル(42)が第2の接続部に接続できるようになっている。
図2で示すように、蓄電装置20は立方体に構成されており、第1の接続部21と、第2の接続部22と、残量計23を備えている。そして、前記第1の接続部21を配置した面と反対の面には、グリップ24が形成されている。
図1において、発電装置10と蓄電装置20を接続する専用の電源ケーブル40の図示しない一方の端子は、蓄電装置20の第2の接続部22に接続される。

Claims (5)

  1. エンジン以外の可動部の運動エネルギーによって発電する発電装置を搭載した車両に着脱可能に搭載され、前記発電装置と蓄電装置とは整流器を介して専用の電源ケーブルで接続され、前記蓄電装置は持ち運び可能に構成され且つ蓄電された電力を前記車両以外に供給する機能を有することを特徴とした蓄電装置。
  2. 前記蓄電装置は電気自動車に予備蓄電池として搭載可能に構成されている請求項1記載の蓄電装置。
  3. 前記蓄電装置は、専用の給電ケーブルによってプラグインハイブリットカーへの給電が可能に構成されている請求項1の蓄電装置。
  4. 前記蓄電装置は専用の電源ケーブルを用いて給油所へ売電可能に構成されている請求項1〜請求項3の何れか1項の蓄電装置。
  5. 前記蓄電装置は蓄電池収容ケースに複数個直列接続或いは並列接続に収容して使用可能に構成されている請求項1〜4の何れか1項の蓄電装置。
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