JP2015045976A - 印刷制御プログラム、情報処理装置及び印刷システム - Google Patents

印刷制御プログラム、情報処理装置及び印刷システム Download PDF

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Abstract

【課題】 印刷すべき文書の内容に応じた適切なページ技術言語を用いた印刷データを生成できるようにする【解決手段】 プリンタドライバ130において、中間データ生成部131が印刷すべき文書のデータを取得して中間データに変換し、分析部132がその中間データに含まれる描画要素の種類及び量を分析し、PDL選択部133が、分析部132の分析結果に従い、複数のPDLから1つを選択し、PDL変換部134a〜134cのうちその選択したPDLと対応する変換部により、PDLデータに変換するようにした。【選択図】 図3

Description

この発明は、画像処理装置に印刷を行わせるための印刷制御プログラム、情報処理装置及び印刷システムに関する。
従来から、PC(パーソナルコンピュータ)等のコンピュータにおいて、アプリケーションを用いて作成した文書を印刷する場合、以下の手順で文書のデータを加工することが行われている。
まず、アプリケーションが、印刷すべき文書のデータを、OS(オペレーティングシステム)によって提供されるGDI(Graphic Device Interface)やXPS(XML Paper Specification)等のAPI(Application Program Interface)に適合する形式の印刷データに変換して、そのAPIを通じてプリンタドライバに渡す。次に、プリンタドライバがその印刷データを、印刷に用いるプリンタが取り扱い可能なPDL(ページ記述言語:Page Description Language)により記述したPDLデータに変換してプリンタに送信し、印刷を実行させる。
一方、近年、コンピュータとプリンタとの接続は、直接接続からネットワーク接続が中心になりつつあり、特にビジネス向けプリンタでは、ネットワーク接続が一般的である。また、近年のコンピュータの表現力の上昇により、印刷データが複雑化し、データ量が増大している。このため、印刷データの転送のためにネットワークにかかる負荷が大きくなってきている。
ところで、PDLを用いて記述した時の印刷データの容量は、使用するPDLの種類によって変わることが知られている。また、PDLには、画像データを少ない容量で表現可能なものや、文書データを少ない容量で表現可能なものなど、得意とする描画要素の種類が異なるものがあることも知られている。
従って、印刷すべき文書の内容に応じて使用するPDLを適切に選択することにより、プリンタに転送するデータの容量を削減し、これによりネットワークの負荷を軽減することも考えられる。
しかしながら、一般のユーザがPDLの特性の違いを理解して使用するケースは少なく、ユーザにPDLを選択させると、却って印刷内容に対して不得手なPDLを選択してしまい、ネットワークに余分な負担をかけることになる可能性もある。
また、従来、1つのプリンタドライバは1つのPDLのみに対応しており、複数のPDLを使い分ける場合、複数のプリンタドライバをインストールする必要があった。このためドライバのバージョン管理が面倒になるなど、管理上の問題もあった。
ここで、特許文献1には、アプリケーションからの印刷データの特徴に応じて、システムにインストールされているプリンタドライバの中からデータ処理負担が軽減できる最適なプリンタドライバを選択する技術が記載されている。
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、上述のように複数のプリンタドライバを用いることが前提となっている。また、さらにドライバ選択のための追加のソフトウェアのインストールが必要である。従って、この技術は、ポイントアンドプリントなど、単一のドライバしか使用できない場合には適用できないものである。
この発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、ポイントアンドプリントの利用も含む任意の環境で、印刷すべき文書の内容に応じた適切なページ技術言語を用いた印刷データを生成できるようにすることを目的とする。
以上の目的を達成するため、この発明の印刷制御プログラムは、コンピュータに、印刷すべき文書のデータを取得する取得手段と、上記取得手段が取得したデータに含まれる描画要素の種類及び量を分析する分析手段と、上記分析手段の分析結果に従い、複数のページ記述言語から1つを選択する選択手段と、上記取得手段が取得したデータを、上記選択手段が選択したページ記述言語を用いた記述に変換する変換手段との機能を実現させるようにしたものである。
上記構成によれば、ポイントアンドプリントの利用も含む任意の環境で、印刷すべき文書の内容に応じた適切なページ技術言語を用いた印刷データを生成できるようにすることができる。
この発明を適用する情報処理装置の一例であるPCが行う印刷動作について説明するための図である。 図1に示したPCのハードウェア構成を示す図である。 図1に示したPCの機能構成を示す図である。 図1に示したPCのCPUが実行する処理のフローチャートである。 比較例の機能構成を示す図3と対応する図である。 比較例の構成を採用した場合のプリンタ選択について説明するための、図1と対応する図である。 PDLの変換効率の例を示す図である。 プリンタにおけるPDLの対応状況の例を示す図である。
以下、この発明を実施するための形態について、具体的に説明する。
まず図1を用いて、この発明を適用する情報処理装置の一例であるPCが行う印刷動作について説明する。
図1に示すように、PC10はアプリケーション110を備えており、このアプリケーション110により文書を編集し、文書の印刷を指示することができる。アプリケーション110は、文書作成、画像編集、表計算、データベース作成など、任意のものでよい。
また、この印刷指示に際してユーザは、プリンタ選択受付機能111により、印刷に使用するプリンタを選択することができる。
そして、ユーザが印刷に使用するプリンタ20を選択し、印刷実行を指示すると、アプリケーション110は、印刷すべき文書の内容を印刷用に記述した印刷データを、そのプリンタ20と対応付けられているプリンタドライバに渡す。そして、プリンタドライバがそのデータを、プリンタ20が取り扱い可能な形式のPDLデータに変換してプリンタ20に渡し、印刷を実行させる。
ポイントアンドプリント機能を利用する場合、選択したプリンタ20による印刷に用いるプリンタドライバがPC10にインストールされていなければ、PC10はプリントサーバから自動的にプリンタドライバをダウンロードしてインストールすることができる。
また、プリンタ選択受付機能111におけるプリンタの選択肢は、OSが用意する。PC10に対応するプリンタドライバがインストールされ、利用する旨が設定されているプリンタや、ネットワーク上で共有されているプリンタが選択肢となる。そしてユーザは、これらの中から選択肢に記載されたプリンタ名等を頼りにプリンタを選択する。図では1つしかプリンタを示していないが、選択肢が複数あってもよいことはもちろんである。
次に、図2に、PC10のハードウェア構成を示す。
PC10は、ハードウェアとしては一般的なコンピュータでよい。すなわち、PC10は、CPU11、ROM12、RAM13、HDD(ハードディスクドライブ)14、通信I/F(インタフェース)15、表示部16、及び操作部17を備え、それらをシステムバス18により接続した構成としている。
そして、CPU11が、RAM13をワークエリアとしてROM12又はHDD14に記憶されたプログラムを実行することにより、PC10全体を制御し、PDLの選択やプリンタ20の制御をはじめとする各種機能を実現する。
HDD14は、不揮発性記憶媒体(記憶手段)であり、CPU11が実行する各種プログラムや後述するテーブルを含む各種データを格納(記憶)している。
通信I/F15は、プリンタ20をはじめとする外部装置と通信するためのインタフェースである。使用する通信規格は、有線、無線を問わず、任意でよい。
表示部16は、ディスプレイ等の、オペレータに情報を提示するための表示手段である。
操作部17は、キーボード、マウス、タッチパネル等の、オペレータから操作を受け付けるための操作手段である。
なお、表示部16や操作部17が外付けであったり、PC10がネットワークを介して外部の端末装置から操作を受け付けることができるようにしたりしてもよい。
次に、図3に、PC10の機能構成を示す。図3には、この実施形態の特徴に関連する部分の構成を中心に示した。
図3に示すように、PC10は、アプリケーション110、OS120及びプリンタドライバ130の機能を備える。これらの機能はそれぞれ、CPU11がアプリケーション、OS及びプリンタドライバのプログラムを実行することにより実現されるものである。
これらのうちアプリケーション110は、ユーザの操作に従って文書を編集する機能を備える。また、図1を用いて説明したように印刷に使用するプリンタの選択を受け付けると共に、ユーザの印刷指示に従い、印刷すべき文書のデータを、OS120が提供するAPIが取り扱い可能な印刷データに変換し、プリンタの指定と共にOS120に渡す機能を備える。
OS120は、アプリケーション110から渡された印刷データを、プリンタドライバ130が処理可能なスプールファイルの形式に変換して、アプリケーション110により指定されたプリンタ20に印刷を実行させるためのプリンタドライバ130に渡す機能を備える。プリンタ20とプリンタドライバ130との対応関係は、OS120が把握している。
プリンタドライバ130は、OS120から渡されたスプールファイルを、プリンタ20が取り扱い可能なPDL(ページ記述言語)を用いて記述したPDLデータに変換し、これをプリンタ20に送信して印刷を実行させる機能を備える。
より具体的には、プリンタドライバ130は、中間データ生成部131、分析部132、PDL選択部133及びPDL変換部134、および送信部135を備える。
このうち中間データ生成部131は、取得手段であり、印刷すべき文書の内容を示すスプールファイル形式の印刷データをOS120から取得して中間データに変換する機能を備える。この中間データは、PDL変換部134が備える各変換部が共通に取り扱うことのできる形式のデータであり、各変換部のいずれが対応するPDLを用いた記述にも変換可能なデータである。
また、中間データ生成部131は、中間データへの変換に際し、変換前の印刷データ、変換後の中間データ、変換処理の内容に関するデータなど、分析部132における分析に必要なデータを分析部132に提供する機能も備える。具体的にどのデータが分析に必要であるかは、実行する分析のアルゴリズムによって異なる。
分析部132は、分析手段であり、中間データ生成部131から提供されるデータを分析して、中間データに含まれる描画要素の種類及び量を分析する機能を備える。描画要素とは、描画命令に従い印刷物のページ中に描画すべき任意のパーツを指す。この実施形態では分析部132は、描画要素の種類として、画像(イメージ)、グラフィック(図形)、及び文字(テキスト)を考慮し、これらのデータ量をカウントする。しかし、他の種類の描画要素を考慮しても構わない。また、種類の区分もここに挙げたものに限らない。
PDL選択部133は、選択手段であり、分析部132の分析結果に従い、PDL変換部134において取り扱い可能なPDLの中から1つを選択し、中間データ生成部131が生成した中間データを、その選択したPDLを取り扱う変換部に渡す機能を備える。分析結果に基づきどのようにPDLを選択するかについては後述する。
PDL変換部134は、複数のPDLについてそれぞれ、中間データ生成部131が生成した中間データを該PDLを用いた記述のPDLデータに変換する変換部を備える。図3の例では、この変換部として、それぞれ異なるPDLに対応したPDL_A変換部134a、PDL_B変換部134b及びPDL_C変換部134cを示しているが、数は3つに限られない。PDL変換部134にて対応可能とするPDLとしては、例えばPCL6(Printer Control Language 6)、RPCS(Refined Printing Command Stream)、PS3(PostScript 3)等が考えられる。
上記のPDL選択部133は、これらの変換部134a〜134cから1つを選択し、その変換部に中間データを渡して、その中間データをPDLデータに変換させる。また、いずれの変換部134a〜134cも、変換後のPDLデータを送信部135に渡す。
送信部135は、PDL変換部134から受け取ったPDLデータを予め定められたプリンタ20に送信し、そのPDLデータに基づく印刷を実行させる機能を備える。
プリンタ20は、画像処理装置の一例であり、送信部135から送信されるPDLデータに基づき印刷を実行する機能を備える。なお、プリンタが、コピー、スキャン、ファクシミリ通信、文書蓄積など、印刷以外の機能を合わせ持っていてもよい。
以上のPC10は、1つのプリンタドライバ130が、複数のPDLに対応したPDL変換部134を備え、印刷すべき文書のデータの分析結果に従い、印刷に用いるPDLを選択する点に、一つの特徴を有する。
次に、この特徴に関連してPC10のCPU11が実行する処理についてより詳細に説明する。
図4に、プリンタドライバ130として機能するCPU11が実行する処理のフローチャートを示す。なお、図4の説明においては、各処理はプリンタドライバ130が実行するものとして説明する。
プリンタドライバ130は、OS120から印刷データを受信した場合に図4のフローチャートに示す処理を開始する。
そしてまず、適当な区切りまで印刷データを受信すると、その受信した印刷データを中間データに変換する(S11)。この処理は、中間データ生成部131の機能と対応するものである。
プリンタドライバ130は次に、今回の変換で得た中間データ中の描画要素の種類を特定する。そして、その結果に応じて、該当する種類のデータ量のカウント値を加算する(S12〜S15)。ここでは、種類として画像、グラフィック及び文字を考慮している。これらのいずれにも当てはまらない描画要素はカウントしなくてよい。また、複数種類の描画要素が混在している場合は、それらを種類毎に分けてそれぞれカウントを行う。このステップS12〜S15の処理は、分析部132の機能と対応するものである。
そして、プリンタドライバ130は、文書1つ分のデータの受信が終了したか否か判断し(S16)、終了していなければステップS11に戻って処理を繰り返す。
一方、ステップS16で終了していた場合は、プリンタドライバ130は、変換で得た中間データ中でどの種類の描画要素のデータ量が多かったか判断する(S17)。そしてその結果に応じて、利用可能なPDLの中で、データ量の多かった種類のデータを最も少ないデータ量で記述可能なPDLを選択する(S18〜S20)。このステップS17〜S20の処理は、PDL選択部133の機能と対応するものである。
なお、どの種類のPDLがどの種類の描画要素を少ないデータ量で記述できるかは、予めプリンタドライバ130に記憶させておく。例えば、PDL_AはPDL_A〜Cの中で画像データを最も少ないデータ量で記述可能、等である。このとき、ステップS18〜S20において、全て異なるPDLが選択されるようにすることは必須ではない。例えば、画像データも文字データも少ないデータ量で記述可能なPDLがあれば、ステップS18とステップS20のいずれでも、そのPDLを選択して差し支えない。
次に、プリンタドライバ13は、ステップS18乃至S20のいずれかで選択したPDLを用いるPDL変換部により、ステップS11で生成した中間データを、その選択したPDLで記述したPDLデータに変換する(S21)。この処理は、PDL変換部134の機能と対応するものである。
そして、プリンタドライバ13は、変換後のPDLデータをプリンタ20に送信して(S22)、処理を終了する。ステップS22の処理は、送信部135の機能と対応するものである。
以上の処理により、プリンタドライバ130は、印刷すべき画像の内容に応じて、その画像を少ないデータ量で記述可能なPDLデータにより、印刷内容をプリンタ20に送信することができる。従って、PC10とプリンタ20とをネットワークを介して接続する場合における印刷時のネットワークの負荷を軽減することができる。
また、この機能を実現するに当たり、ユーザはPDLの使い分けを全く意識する必要がなく、操作性が低下することはない。すなわちユーザは、印刷を指示するに当たっては、図1を用いて説明したように単に印刷に使用したいプリンタを選択するのみでよい。プリンタに加えてドライバの種類を選択する必要はない。
また、プリンタ1台につき1つのプリンタドライバで対応可能であるため、ポイントアンドプリント機能を利用したプリンタドライバのインストールやアップデートにも支障はない。
また、以上説明した実施形態においては、プリンタドライバ130は、OS120から受け取った印刷データを一旦中間データに変換してからその中間データの分析結果に基づきPDLの選択を行うようにしている。このようにすると、印刷データから中間データへの変換時のデータサイズの変化をノイズとして含まない分析が可能であり、適切にPDLを選択することができる。しかし、中間データを分析することは必須ではなく、プリンタドライバ130が受け取った時点のスプールファイル形式のデータを分析することも妨げられない。
ここで、上述した実施形態の比較例について説明する。
図5は、この比較例の機能構成を示す、図3と対応する図である。ただし、プリンタドライバの構成は簡略化して示している。また、図6は、比較例の構成を採用した場合のプリンタ選択について説明するための、図1と対応する図である。これらの図において、図1又は図3の構成と共通の部分には同じ符号を付した。
この比較例は、プリンタ20を用いて印刷を行うためのプリンタドライバとして、それぞれ使用するPDLの種類が異なる3つのプリンタドライバ321〜323を設けたものである。アプリケーション110、OS120及びプリンタ20は、上述した実施形態の構成と共通である。
この構成であっても、複数のPDLを使い分けた印刷は一応可能である。しかしながら、図5の構成を採った場合、OS120にプリンタドライバを複数登録することになる。このため、アプリケーション110のプリンタ選択受付機能111により印刷に使用するプリンタを選択する場合に、図6に示すように、ドライバ毎に、すなわち使用するPDL毎に異なる選択肢が表示されることになる。そしてユーザは、使用するPDLを自身で選択して、そのPDLに対応したプリンタドライバを用いて印刷すべきことを、プリンタ選択受付機能111により指示しなければならない。
このため、PDLについて詳しい知識のないユーザでは適切な選択ができず、ネットワークの負荷軽減の効果が得られない。
また、図5の構成において、プリンタ選択受付機能111に、あるいはOS120とプリンタドライバ321〜323との間に、図3のPDL選択部133と同様なPDLを自動で選択する機能を設けたとしても、上述の実施形態と同様な効果は得られない。PDL選択機能を実現するためのPDL選択プログラムを、プリンタドライバと別に管理(インストールやバージョンアップ等)する必要が生じるためである。
この管理には手間を要するし、管理が適切に行われなければ、PDL選択機能とドライバとでPDLに関する情報が食い違い、適切なPDLを選択できない可能性もある。また、ポイントアンドプリント機能ではPDL選択プログラムを管理することができない。
以上で実施形態及び比較例の説明を終了するが、この発明において、各部の具体的な構成や処理の手順、取り扱うデータの構成及び形式等は、実施形態で説明したものに限るものではない。
例えば、上述の実施形態においては、図4のステップS17で、どの種類のデータ量が多いかを判断するようにした。しかし、より具体的に、中間データをPDLデータに変換した場合のデータ量を予測するようにしてもよい。
この場合、例えば図7に示すように、プリンタドライバ130が利用可能な各PDLにおける、各種類の描画要素の変換効率を、プリンタドライバ130が参照可能な位置に記憶させておくとよい。変換効率とは、中間データをPDLデータに変換した場合にデータサイズが概ね何倍になるかを見積もった値であり、変換時におけるデータ量の推定変化量である。この値が小さいほど、変換後のPDLデータのサイズは小さくなる。例えば、中間データにおけるテキストデータ1バイト分をPDL_Aで記述すると0.5バイトになり、PDL_Bで記述すると1.5バイトになり、PDL_Cで記述すると1.0バイトになる等である。
図7のデータを用いることにより、ステップS13乃至S15でカウントした各種類の描画要素のデータ量とその種類の変換効率とを乗じて加え、各PDLを用いた場合の変換後のPDLデータのサイズを見積もることができる。従って、プリンタドライバ130は、ステップS17〜S20の処理に代えて、PDLデータのサイズが最小となるようなPDLを選択すればよい。
このようにすれば、より精密に、転送データ量の低減を図ることができる。
また、プリンタドライバ130が複数の機種のプリンタに対応している場合、一部のプリンタが、PDL変換部134に用意しているPDLの一部に対応していないことが考えられる。
この場合、例えば図8に示すように、プリンタドライバ130が対応するプリンタの機種毎に、該当機種がどのPDLに対応しているかを、プリンタドライバ130が参照可能な位置に記憶させておくとよい。そして、PDLの選択に際しては、印刷に使用するプリンタが対応しているPDLの中から、変換に使用するPDLを選択するとよい。
ただし、プリンタドライバ130をインストールする際には、プリンタドライバ130をどのプリンタにおける印刷に用いるかは特定されているはずである。従って、インストールの際に、使用するプリンタが対応していないPDLを扱うPDL変換部は、除去するか、使用しない設定にしておくことも考えられる。
このようにすれば、プリンタが対応していないPDLを誤って選択し、印刷エラーが発生する事態を防止することができる。
なお、図7及び図8のデータを記憶する位置は、PC10内部の記憶手段に限らず、外部のサーバ等に備えた記憶手段でもよい。
また、上述した実施形態では、生成したPDLデータをプリンタ20に送信する動作を、PDLデータの生成までと一連の動作として行う例について説明した。しかし、PDLデータをプリンタ20に出力せずに一旦蓄積しておき、後で印刷に用いるようにすることも考えられる。このようにしても、印刷時、あるいは別の装置にPDLデータを転送する場合等に、ネットワークの負荷軽減の効果を得られることは、上述した実施形態の場合と変わりがない。
蓄積印刷などリアルタイムで印刷を行わない場合は、ネットワークの帯域が空くのを待って(例えば昼休み時間帯まで待って)から、PC10からプリンタ20へPDLデータを転送するようにしてもよい。このようにすれば、ネットワーク負荷のピーク値を下げることができる。
この発明の実施形態であるプログラムは、1のコンピュータを、または複数のコンピュータを協働させて、上述したプリンタドライバ130の機能を実現させるための印刷制御プログラムである。そして、このようなプログラムをコンピュータに実行させることにより、上述したような効果を得ることができる。
このようなプログラムは、はじめからコンピュータに備えるROMや他の不揮発性記憶媒体(フラッシュメモリ,EEPROM等)などに格納しておいてもよい。しかし、メモリカード、CD、DVD、ブルーレイディスク等の任意の不揮発性記録媒体に記録して提供することもできる。それらの記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータにインストールして実行させることにより、上述した各手順を実行させることができる。
さらに、ネットワークに接続され、プログラムを記録した記録媒体を備える外部装置あるいはプログラムを記憶手段に記憶した外部装置からダウンロードし、コンピュータにインストールして実行させることも可能である。
また、この発明の印刷システムは、上述の印刷制御プログラムと、その印刷制御プログラムが出力するPDLデータに基づき印刷を行う画像形成装置とを備えたシステムである。このプログラムと画像形成装置との組み合わせにより、実施形態及び変形例において述べた効果を得ることができる。
また、以上説明してきた実施形態及び変形例の構成は、相互に矛盾しない限り任意に組み合わせて実施可能であることは勿論である。
10:PC、11:CPU、12:ROM、13:RAM、14:HDD、15:通信I/F、16:表示部、17:操作部、18:システムバス、20:プリンタ、110:アプリケーション、111:プリンタ選択受付機能、130,321〜323:プリンタドライバ、131:中間データ生成部、132:分析部、133:PDL選択部、134:PDL変換部、135:送信部
特開平11−265267号公報

Claims (7)

  1. コンピュータに、
    印刷すべき文書のデータを取得する取得手段と、
    前記取得手段が取得したデータに含まれる描画要素の種類及び量を分析する分析手段と、
    前記分析手段の分析結果に従い、複数のページ記述言語から1つを選択する選択手段と、
    前記取得手段が取得したデータを、前記選択手段が選択したページ記述言語を用いた記述に変換する変換手段と
    の機能を実現させるための印刷制御プログラム。
  2. 請求項1に記載の印刷制御プログラムであって、
    前記分析手段は、前記取得手段が取得したデータ中の画像、グラフィック、および文字の量を分析する手段であることを特徴とする印刷制御プログラム。
  3. 請求項2に記載の印刷制御プログラムであって、
    前記選択手段は、前記複数のページ記述言語のそれぞれについて記憶された、画像、グラフィック及び文字を前記変換手段が該ページ記述言語を用いた記述に変換した場合のデータ量の推定変化量を用いて、前記分析手段による分析結果に従い、前記取得手段が取得したデータを最小のデータ量で記述可能なページ記述言語を選択する手段であることを特徴とする印刷制御プログラム。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の印刷制御プログラムであって、
    前記選択手段は、前記複数のページ記述言語のうち、印刷に用いることを指定された画像処理装置が対応しているページ記述言語の中から、前記選択を行う手段であることを特徴とする印刷制御プログラム。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の印刷制御プログラムであって、
    前記取得手段は、OSから受け取った印刷データを、前記複数のページ記述言語のいずれを用いた記述にも変換可能な中間データに変換することにより、前記印刷すべき文書のデータを取得する手段であり、
    前記分析手段は、前記取得手段が前記印刷データから前記中間データへの変換を行う際に前記分析を行う手段であることを特徴とする印刷制御プログラム。
  6. 印刷すべき文書のデータを取得する取得手段と、
    前記取得手段が取得したデータに含まれる描画要素の種類及び量を分析する分析手段と、
    前記分析手段の分析結果に従い、複数のページ記述言語から1つを選択する選択手段と、
    前記取得手段が取得したデータを、前記選択手段が選択したページ記述言語を用いた記述に変換する変換手段とを備えた情報処理装置。
  7. 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の印刷制御プログラムと、
    前記変換手段による変換後のデータに基づき印刷を行う画像処理装置とを備えた印刷システム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9904878B2 (en) * 2016-03-23 2018-02-27 Fuji Xerox Co., Ltd. Printer, printing method, and non-transitory computer readable medium for printing data based on a predicted performance of generating the data to be printed

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