JP2015044709A - ガラスフィルムリボン製造方法及びガラスフィルムリボン製造装置並びにガラスロール - Google Patents

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Abstract

【課題】ガラスフィルムリボンに厚肉の耳部が形成されていることに起因する搬送手段の接触部の早期劣化、ひいては横搬送部の耐久性低下を防止する。
【解決手段】幅方向両端部の耳部G1、G2が幅方向中央部の有効部G3よりも厚肉とされたガラスフィルムリボンGを、成形部2から縦方向下方に引き出した後に、方向変換部3で横方向に方向を変換して搬送すると共に、方向変換部3を経た横搬送部4でガラスフィルムリボンGの耳部G1、G2を割断するガラスフィルムリボン製造方法において、成形部3と横搬送部4との間で、ガラスフィルムリボンGの少なくとも一方の耳部G1、G2を冷却手段15により冷却する。
【選択図】図2

Description

本発明は、成形部から縦方向下方に引き出されたガラスリボンの幅方向端部に形成される厚肉の耳部を対象とする技術に関する。
周知のように、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、及び有機ELディスプレイ等のフラットパネルディスプレイ(FPD)に用いられる板ガラス、有機EL照明に用いられる板ガラス、タッチパネルの構成要素である強化ガラス等の製造に用いられるガラス板、更には太陽電池のパネル等に用いられるガラス板は、薄肉化が推進されているのが実情である。
このような実情に対処するため、近年においては、これらのガラス板を、板厚が300μm以下或いは200μm以下のガラスフィルムとして使用できるように開発を進めているのが現状である。この種のガラスフィルムを製造するに際しては、オーバーフローダウンドロー法やスロットダウンドロー法等に代表されるダウンドロー法あるいはフロート法が一例として使用されている。
この種の手法では、溶融ガラスを材料として、成形部でガラスフィルムリボンを成形して引き出した後、このガラスフィルムリボンを横搬送部に移乗して横方向に搬送しながら、その搬送されているガラスフィルムリボンの耳部を割断除去して、ガラスロールとすることが行われている。詳述すると、横搬送部で横方向に搬送されているガラスフィルムリボンから、その幅方向両端部に存する不要部である厚肉の耳部を割断部で割断除去した後、有効部であるガラスフィルムリボンを巻き取ってガラスロールとすることが行われている(ダウンドロー法については特許文献1参照)。
特開2012−211074号公報
ところで、特許文献1に記載されているように薄肉のガラスフィルムリボンを成形するには、ガラスの板引き速度を高める必要がある。しかしながら、ガラスの板引き速度を高めた場合には、ガラスフィルムリボンの幅方向端部に形成されている厚肉の耳部が、幅方向中央部(有効部)に比して、十分に冷却されていない状態で、方向変換部を経て横搬送部で搬送されつつ耳部の割断部に至るという事態を招く。
この場合、ガラスフィルムリボンが成形部から引き出された後に耳部の割断部に至るまでの間においては、ガラスフィルムリボンは、横搬送部に設置されているベルトコンベア等の搬送手段の載置面部と接触することになる。そこで、搬送手段におけるガラスフィルムリボンとの接触部(例えばベルトコンベヤのベルト表面部)は、ガラスフィルムリボンへの接触傷の付着防止やクラック発生防止等の観点から、ガラスよりも硬度の低い樹脂やゴム等の材質で形成されている。
そして、これらの樹脂やゴム等は、低硬度であると同時に耐熱性も低いという特性を有しているのが通例である。そのため、上述のように横搬送部で搬送されるガラスフィルムリボンの耳部が十分に冷却されずに高温であると、樹脂やゴム等で形成されている搬送手段のガラスフィルムリボンとの接触部が、高熱の影響を受けて早期に劣化し、横搬送部の耐久性が低下するという問題を有している。
なお、このような問題は、フロート法において、フロートバスから引き出されたガラスフィルムリボンが、アニーラ内を横方向に送られて通過した後、横搬送部に移乗して横方向に搬送されつつ耳部が割断される場合にも、同様にして生じ得る。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、ガラスフィルムリボンに厚肉の耳部が形成されていることに起因する搬送手段の接触部の早期劣化、ひいては横搬送部の耐久性低下を防止することを課題とする。
上記課題を解決するために創案された本発明に係る方法は、幅方向両端部に幅方向中央部よりも厚肉の耳部を有するガラスフィルムリボンを、成形部から引き出した後に、横搬送部に移乗して横方向に搬送しつつ、割断部で前記ガラスフィルムリボンの耳部を割断するガラスフィルムリボン製造方法において、前記成形部と前記横搬送部との間で、前記ガラスフィルムリボンの少なくとも一方の耳部を冷却手段により冷却することに特徴づけられる。ここで、上記の「横方向」とは、水平方向、または水平方向に対して上下にそれぞれ45°未満の範囲内で傾斜した方向(好ましくは、30°未満の範囲内で傾斜した方向)を意味する(以下、同様)。また、上記の「成形部」とは、ダウンドロー法における成形体やフロート法におけるフロートバスのみならず、その下流側に配置されて所定の熱処理を施すアニーラ等の熱処理部をも含む(以下、同様)。
このような構成によれば、ガラスフィルムリボンの幅方向両端部に形成されている耳部は、幅方向中央部(有効部)よりも厚肉であるため、このガラスフィルムリボンが、成形部から引き出される時点においては、耳部の幅方向単位長さあたりの蓄熱量が有効部のそれよりも多量となり、冷えにくい状態にある。このような状態にあるガラスフィルムリボンは、成形部と横搬送部との間で、少なくとも一方の耳部が冷却手段により冷却された後に、横搬送部に移乗して横方向に搬送されつつ割断部で耳部が割断される。したがって、ガラスフィルムリボンの幅方向両端部に形成されている耳部のうち、双方の耳部が横搬送部に対して高温による悪影響を及ぼす場合には双方の耳部が十分に冷却され、一方のみの耳部が横搬送部に対して高温による悪影響を及ぼす場合には一方のみの耳部が十分に冷却され得る。その結果、横搬送部に配設される搬送手段のガラスフィルムリボンとの接触部が、樹脂やゴム等のように耐熱性の低い材質で形成されていても、その接触部が耳部の高熱により早期劣化するという事態が回避されて、横搬送部の耐久性が向上する。
この場合、前記成形部は、断面が略楔形の成形体を有すると共に、前記ガラスフィルムリボンは、前記成形体の上部に形成されて幅方向一端部から幅方向他端部に向かって溝深さが漸次深くなるオーバーフロー溝の上方から溶融ガラスを溢流させるオーバーフローダウンドロー法により成形することができる。
このような手法によりガラスフィルムリボンを成形すれば、表裏面に対する研磨等を不要としつつ、ガラスフィルム製品の高品質化が図られる。
そして、ガラスフィルムリボンの成形に、既述のオーバーフローダウンドロー法を採用する場合であって、且つ、前記冷却手段により耳部を冷却する際に、双方の前記耳部を冷却する場合には、前記オーバーフロー溝の前記幅方向一端部に対応して形成される前記ガラスフィルムリボンの幅方向一端部の耳部への冷却能力よりも、前記オーバーフロー溝の前記幅方向他端部に対応して形成される前記ガラスフィルムリボンの幅方向他端部の耳部への冷却能力を高くすることが好ましい。
すなわち、既述のオーバーフローダウンドロー法によれば、成形体のオーバーフロー溝が深くなっている前記幅方向他端部から溢流する溶融ガラスの量が多くなる傾向にあるため、耳部についても、ガラスフィルムリボンの前記幅方向他端部に形成される耳部が、前記幅方向一端部に形成される耳部よりも厚肉となる傾向にある。したがって、前記幅方向他端部に形成される耳部への冷却能力を、前記幅方向一端部に形成される耳部への冷却能力よりも高くすることによって、双方の耳部を均等に冷却することが可能となる。
また、ガラスフィルムリボンの成形に、既述のオーバーフローダウンドロー法を採用する場合においては、前記冷却手段により耳部を冷却する際に、前記成形体のオーバーフロー溝の前記幅方向他端部に対応して形成される前記ガラスフィルムリボンの幅方向他端部の耳部のみを冷却するようにしてもよい。
このようにすれば、既述のように相対的に厚肉となる傾向にある前記幅方向他端部の耳部への冷却のみによって、双方の耳部への冷却の均等化が図られると共に、冷却手段の配設個数を半減することができ、装置の簡素化や部品点数の削減が図られる。
以上の構成において、前記ガラスフィルムリボンの搬送経路における前記横搬送部よりも上流側に、成形部から縦方向下方に引き出されたガラスフィルムリボンを横方向への搬送に方向を変換させる方向変換部が配設される場合には、前記冷却手段による耳部の冷却は、前記方向変換部と前記横搬送部との間で行われるようにしてもよい。
このようにすれば、ガラスフィルムリボンが横搬送部に至る直前で、耳部が冷却手段により冷却されることになるため、横搬送部に設置されている搬送手段等に対して耳部の高熱による悪影響を及ぼすことが回避され、横搬送部の耐久性が確実に向上する。なお、このような構成は、方向変換部に、ガラスフィルムリボンの裏面側でその方向変換を案内するガイド部材が設けられていない場合、或いは、ガイド部材が設けられていてもガラスフィルムリボンの裏面に非接触のガイド部材が設けられている場合に有効である。
また、上記のように方向変換部が設けられる場合において、前記冷却手段による耳部の冷却は、前記成形部と前記方向変換部との間で行われるようにしてもよい。そして、この場合には、前記方向変換部が、前記ガラスフィルムリボンの裏面側に接触してその方向変換を案内するガイド手段を備えていることが好ましい。
このようにすれば、方向変換部の手前で、ガラスフィルムリボンの耳部が十分に冷却されるため、ガイド部材が耳部の高熱によって悪影響を受けるという事態をも回避するができ、方向変換部と横搬送部との両者の耐久性の向上が図られる。特に、この場合には、ガイド部材におけるガラスフィルムリボンとの接触部を、ガラスよりも硬度が低く且つ耐熱性に劣る樹脂やゴム等で形成することができるため、当該接触部の材質の選択肢が広がり、コスト面等において有利となる。
以上の方法によって製造されたガラスフィルムリボンは、保護シートに重ねて巻き取ることによりガラスロールとすることができる。
このようにすれば、横搬送部に設置されている搬送手段のガラスフィルムリボンとの接触部が、ガラスよりも低硬度の樹脂やゴム等の材質で形成されていても支障が生じないため、接触傷やクラック等が存在しないガラスフィルムリボンからなる高品位のガラスロールを得ることができる。
また、上記課題を解決するために創案された本発明に係る装置は、幅方向両端部に幅方向中央部よりも厚い耳部を有するガラスフィルムリボンを成形する成形部と、該成形部から引き出された前記ガラスリボンを移乗させて横方向に搬送する横搬送部と、前記ガラスフィルムリボンが前記横搬送部によって横方向に搬送されている間に前記ガラスフィルムリボンの耳部を割断する割断部とを備えたガラスフィルムリボン製造装置において、前記成形部と前記横搬送部との間で、前記ガラスフィルムリボンの少なくとも一方の耳部を冷却する冷却手段を配備したことに特徴づけられる。
このような装置に係る本発明は、冒頭で述べた方法に係る本発明と主たる構成が実質的に同一であるので、作用効果等においても、両者は実質的に同一となる。
以上のように本発明によれば、ガラスフィルムリボンに厚肉の耳部が形成されていることに起因する搬送手段の接触部の高熱による早期劣化、ひいては横搬送部の耐久性低下が防止される。
本発明の実施形態に係るガラスフィルムリボン製造装置の全体構成を示す概略側面図である。 (a)は、本発明の実施形態に係るガラスフィルムリボン製造装置の構成要件である冷却手段を示す一部縦断正面図、(b)は、その冷却手段を示す概略平面図である。 本発明の実施形態に係るガラスフィルムリボン製造装置の構成要件である冷却手段の他の例を示す一部縦断正面図である。 本発明の実施形態に係るガラスフィルムリボン製造装置の構成要件である成形部に配備される成形体を示す概略正面図である。 本発明の実施形態に係るガラスフィルムリボン製造装置の構成要件である冷却手段の成形体構造に対応する状態を示す一部縦断正面図である。 本発明の実施形態に係るガラスフィルムリボン製造装置の構成要件である冷却手段の成形体構造に対応する状態を示す一部縦断正面図である。 本発明の実施形態に係るガラスフィルムリボン製造装置によって作製されたガラスロールを示す概略斜視図である。 本発明の他の実施形態に係るガラスフィルムリボン製造装置の要部構成を示す概略側面図である。
以下、本発明の実施形態に係るガラスフィルムリボン製造装置(以下、単に製造装置という)について図面を参照しつつ説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る製造装置1の全体構成を模式的に示す概略側面図である。同図に示すように、この製造装置1は、主たる構成要素として、ガラスフィルムリボンGを成形する成形部2と、ガラスフィルムリボンGの進行方向を縦方向下方から横方向に変換する方向変換部3と、方向変換後にガラスフィルムリボンGを横方向に搬送する横搬送部4と、横搬送部4で横方向に搬送しつつガラスフィルムリボンGの耳部を割断する割断部5と、割断部5で耳部を割断して除去したガラスフィルムリボンG3をロール状に巻き取ってガラスロールRを製作する巻き取り部6とを有する。なお、耳部が割断除去されたガラスフィルムリボン(有効部)G3の厚みは、300μm以下または200μm以下もしくは100μm以下であることが好ましい。
成形部2は、上端部にオーバーフロー溝7aが形成された断面が略楔形の成形体7と、成形体7の直下に配置されてリボン状の溶融ガラスGbを表裏両側から挟む冷却ローラ8と、冷却ローラ8の直下に配備されて上下方向複数段に配設されたアニーラローラ9を有するアニーラ10とから構成されている。詳述すると、成形部2の作用に着目した場合の主成形部2aは、オーバーフロー溝7aの上方から溢流した溶融ガラスGaを、両側面に沿ってそれぞれ流下させ、下端で合流させてリボン状の溶融ガラスGbとする成形体7と、リボン状の溶融ガラスGbの幅方向収縮を規制して所定幅のガラスフィルムリボンGとする冷却ローラ8とから構成される。そして、この主成形部2aの下方に、ガラスフィルムリボンGに対して除歪処理を施すためのアニーラ10を配備することにより、上記の成形部2が構成されている。
アニーラ10の下方には、ガラスフィルムリボンGを表裏両側から挟持する引張りローラ11が配設され、引張りローラ11と冷却ローラ8との間、または引張りローラ11と何れか一箇所のアニーラローラ9との間で、ガラスフィルムリボンGを薄肉にすることを助長するための張力が付与されている。なお、この引張りローラ11は、ガラスフィルムリボンGの厚みが大きい場合には、ガラスフィルムリボンGの自重による下方への延びを防止する支持ローラとしての役割を果たす。
引張りローラ11の下方には、ガラスフィルムリボンGの進行方向を縦方向下方から横方向に変換する方向変換部3が備えられている。この方向変換部3には、ガラスフィルムリボンGの裏面側に、ガラスフィルムリボンGの方向変換を案内するガイド部材としての複数のガイドローラ12が湾曲状に配列され、これらのガイドローラ12は、ガラスフィルムリボンGを支持している。なお、ガイド部材としては、湾曲状に形成されたベルトコンベア状の形態をなす一個のものであってもよく、また、方向変換部3にガイド部材を配設せずに、ガラスフィルムリボンGが裏面側からの外力の影響を受けることなく方向変換するようにしてもよい。また、ガイドローラ12から気流を発生させることで、ガラスフィルムリボンGを非接触支持するようにしてもよい。さらに、ガイドローラ12は、ガラスフィルムリボンGの一部(例えば幅方向両端部)のみを支持していてもよい。
方向変換部3の進行方向前方(下流側)には、ガラスフィルムリボンGを横方向に搬送する横搬送部4が備えられている。この横搬送部4には、搬送方向に直列に3機の搬送手段としてのベルトコンベア13が配列され、これらのベルトコンベア13におけるガラスフィルムリボンGとの接触部(各ベルトコンベア13の表面部)は、ガラスよりも硬度が低く且つ耐熱性に劣る樹脂やゴム等で形成されている。なお、本実施形態では、横搬送部4が、ガラスフィルムリボンGを水平方向に搬送するように構成されているが、水平方向に対して上下にそれぞれ45°未満の範囲内(好ましくは、30°未満の範囲内)で傾斜していてもよい。
3機のベルトコンベア13のうち、中央部に存するベルトコンベア13における搬送方向中央部の上方には、ガラスフィルムリボンGの幅方向(表裏面に沿う方向で且つ搬送方向と直交する方向)の両端部に形成されている厚肉の耳部G1、G2を割断する割断部5が配備されている。この割断部5には、ガラスフィルムリボンGの耳部G1、G2とその幅方向中央側の有効部G3との境界に対して局部加熱を行うレーザー光照射手段14aと、レーザー光照射手段14aによる加熱部位に対して冷却を行うミスト水噴射手段14bとからなる熱応力割断装置14が設けられている。そして、割断された耳部G1、G2(厳密には耳部G1、G2を含む不要部)は、進行方向斜め下方に向かって送られて破棄されるようになっている。
横搬送部4の進行方向前方(下流側)には、耳部を含む不要部が除去されて搬送されてきたガラスフィルムリボンG3を巻き取ってガラスロールRとする巻き取り部6が配備されている。そして、巻き取り部6の下方には、保護シートSを巻回してなるシートロールrが配設され、このシートロールrから取り出された保護シートSが、巻き取り部6でガラスフィルムリボンG3に重ねられて巻き取られていくことにより、ガラスロールRが製作されるようになっている。
然して、この製造装置1には、成形部2と横搬送部4との間、図例では、方向変換部3と横搬送部4との間で、ガラスフィルムリボンGを冷却する冷却手段15が配備されている。この冷却手段15は、基本的には、図2(a)に示すように、ミスト水等のミスト液、もしくは水流等の液流、または空気流等の気流からなる冷媒16を、ガラスフィルムリボンGの幅方向一端部と幅方向他端部とに形成され且つ幅方向中央部の有効部G3よりも厚肉とされた耳部G1、G2に、上方からそれぞれノズル15aを通じて噴射供給する装置である。そして、図2(b)に示すように、冷却手段15のノズル15aは、始端15xから終端15yまで、耳部G1、G2の上方をその長手方向に沿って延びている。
この場合、冷却手段15のノズル15aから噴射供給された冷媒16は、耳部G1、G2のみを冷却し、有効部G3を冷却しないことが好ましい。このような要請に応じるには、図3に示すように、冷却手段15のノズル15aからの冷媒16が、ガラスフィルムリボンGの上方における中央寄り位置から斜め外側に向かって噴射供給されることが好ましい。この場合、冷却手段15の一対のノズル15aは、個々に独立したものであってもよく、あるいは、一対のノズル15aが相互に連結されていてもよい。
なお、これらの冷却手段15は、ガラスフィルムリボンGの上方(表面側)に配備することに代えて、ガラスフィルムリボンGの下方(裏面側)に配備してもよく、あるいは、冷却効果を高めるために上方(表面側)と下方(裏面側)との双方に配備してもよい。また、これらの冷却手段15は、図1に示すように、方向変換部3と横搬送部4との間の一箇所に配置するのみならず、その両者3、4間の二箇所以上に配置してもよい。
さらに、ガイドローラ12等からなるガイド部材が、ガラスフィルムリボンGに非接触である場合、及び、当該ガイド部材が設けられていない場合、並びに、当該ガイド部材が耐熱性を有する場合には、上記のように、冷却手段15を、方向変換部3と横搬送部4との間を冷却するように設けることが好ましいが、これ以外にも、冷却手段15を、成形部2と方向変換部3との間、あるいは、方向変換部3の始端と終端との間を冷却するように設けてもよく、さらには、これらの全ての部位を冷却するように設けてもよい。一方、ガイドローラ12等からなるガイド部材が耐熱性が低く、ガラスフィルムリボンGの裏面側に接触する場合には、冷却手段15は、成形部2と方向変換部3との間における一箇所または複数箇所に設けられる。
以上のような構成によれば、方向変換部3におけるガイドローラ12等からなるガイド部材が、ガラスフィルムリボンGに非接触である場合、及び、当該ガイド部材が設けられていない場合には、冷却手段15が、成形部2と横搬送部4との間でガラスフィルムリボンGの耳部G1、G2を冷却することになる。これにより、ガラスフィルムリボンGが横搬送部4に至る手前で、耳部G1、G2が冷却されることになるため、最上流側のベルトコンベア13及び中央部のベルトコンベア13の早期劣化が阻止され、横搬送部4の耐久性が向上する。
また、方向変換部3におけるガイドローラ12等からなるガイド部材が耐熱性が低く、ガラスフィルムリボンGの裏面側に接触する場合には、冷却手段15が、成形部2と方向変換部3との間でガラスフィルムリボンGの耳部G1、G2を冷却することになる。これにより、ガラスフィルムリボンGが方向変換部3に至る手前で、耳部G1、G2が冷却されるため、ガイドローラ12等からなるガイド部材の早期劣化をも防止することができ、横搬送部4のみならず方向変換部3の耐久性も向上する。さらに、このようにすれば、ガイド部材におけるガラスフィルムリボンGとの接触部を、ガラスよりも硬度が低く且つ耐熱性に劣る樹脂やゴム等で形成することが可能となるため、その材質の選択肢が広がり、コスト面において有利となる。
図4は、オーバーフローダウンドロー法を採用した場合における成形部2(主成形部2a)の構成要素である成形体7の正面視を示すものであって、成形体7の幅方向両端部は、エッジガイド7xによりそれぞれ覆われている。そして、成形体7の上端部に存するオーバーフロー溝7aの溝深さは、幅方向一端部(幅方向左端部)7a1から幅方向他端部(幅方向右端部)7a2に向かって漸次深くなっている。このような構成の下では、オーバーフロー溝7aの幅方向他端部7a2の上方から溢流する溶融ガラスGaが、他の部位の上方から溢流する溶融ガラスGaよりも相対的に多量となりやすい。
これに対応して、図5に示すように、ガラスフィルムリボンGの幅方向他端部(幅方向右端部)の耳部G2が、幅方向一端部(幅方向左端部)の耳部G1よりも厚肉となりやすい。そこで、同図に示すように、ガラスフィルムリボンGの幅方向他端部の耳部G2に噴射供給される冷媒16を、幅方向一端部の耳部G1に噴射供給される冷媒16よりも多量にし、あるいは高い流速としている。このようにすれば、ガラスフィルムリボンGの幅方向両端部に形成されている双方の耳部G1、G2に対して、均等に冷却作用を行うことが可能となる。なお、この場合においても、双方の冷却手段15のノズル15aを、図3に示す場合と同様に、傾斜状に配置してもよい。
また、ガラスフィルムリボンGの幅方向他端部の耳部G2が、幅方向一端部の耳部G1よりも極端に厚肉である場合、換言すると、幅方向一端部の耳部G1が自然冷却によって十分に冷却される程度の厚肉であって、その耳部G1よりも幅方向他端部の耳部G2が厚肉である場合には、図6に示すように、幅方向他端部の耳部G2のみが、冷却手段15のノズル15aからの冷媒16の噴射供給を受けるようにすることもできる。これによっても、ガラスフィルムリボンGの幅方向両端部に形成されている双方の耳部G1、G2に対して、均等に冷却作用を行うことが可能となる。なお、この場合においても、幅方向他端部に存する一方の冷却手段15のノズル15aを、図3に示す場合と同様に、傾斜状に配置してもよい。
このようにして、ガラスフィルムリボンGの幅方向両端部における双方の耳部G1、G2が均等に冷却されることにより、ベルトコンベア13の早期劣化、場合によっては方向変換部3のガイド部材の早期劣化までもが一層効果的に防止されて、横搬送部4の耐久性、場合によっては方向変換部3の耐久性までもが大幅に向上する。
以上のようにして冷却された双方の耳部G1、G2が、割断部5の熱応力割断装置1によって割断され除去された後に、そのガラスフィルムリボンG3が巻き取り部6に至ることにより、最終的に、図7に示すように、巻芯17の廻りにガラスフィルムリボンG3と保護シートSとが重なった状態で巻き取られてなるガラスロールRを得ることができる。このようにして得られたガラスロールRは、接触傷やクラック等が極めて少ない高品質なものとなる。すなわち、このガラスロールRの製作に際して、ガラスフィルムリボンGがベルトコンベア13等と接触する場合に、そのベルトコンベア13等の接触部が、ガラスよりも低硬度である樹脂やゴム等で形成されていても、耳部G1、G2が冷却されることによりベルトコンベア13等の早期劣化等の問題は生じない。そのため、ベルトコンベア13等におけるガラスフィルムリボンGとの接触部は、上述のガラスよりも低硬度の材質で形成することができ、これによりガラスフィルムリボンGに接触傷やクラック等が生じ難くなるため、高品質のガラスロールRを得ることができる。
なお、以上の実施形態では、方向変換部3から横搬送部4に至るガラスフィルムリボンGの進行経路が、横搬送部4でのガラスフィルムリボンGの進行経路よりも下方に垂れ下がっていないが、図8に示すように、成形部2から縦方向下方に引き出されたガラスフィルムリボンGが、方向変換部3において、横搬送部4での進行経路よりも下方に垂れ下がった後に上方に移行して、横搬送部4に至る進行経路となるようにしてもよい。
また、以上の実施形態では、横搬送部4に3機のベルトコンベア13を直列に配設したが、このベルトコンベア13は、1機、または2機、もしくは4機以上が直列に配設されていてもよい。
さらに、以上の実施形態では、ガラスフィルムリボンGを成形するために、オーバーフローダウンドロー法を採用したが、これに代えて、ガラスフィルムリボンGの幅方向両端部に相対的に厚肉の耳部が形成されるものであれば、スロットダウンドロー法等の他のダウンドロ―法を採用することも可能である。
加えて、本発明は、フロート法において、フロートバスから引き出されたガラスフィルムリボンが、アニーラ内を横方向に送られて通過した後、横搬送部に移乗して横方向に搬送されつつ耳部の割断を行うように構成した装置にも適用することが可能である。なお、この場合には、フロートバスとアニーラとが成形部の構成要素となる。
また、以上の実施形態は、割断部5で耳部を割断して除去したガラスフィルムリボンG3をロール状に巻き取ってガラスロールRを製作する巻き取り部6を有する構成としたが、このような巻き取り部6を有さずに、割断部5で耳部を割断して除去したガラスフィルムリボンG3を長手方向所定長さずつ矩形に切断して、複数の矩形の各ガラスフィルムの相互間に保護シートを介在させてなるガラスフィルム積層体を作製する構成としてもよい。
さらに、以上の実施形態では、横搬送部4に配列される各搬送手段13を、ベルトコンベアで構成したが、これに代えて又はこれと共に、各搬送手段の一部または全部を、複数(多数)のローラが自転する構成とされたローラコンベアや浮上搬送手段等を適宜組み合わせて構成するようにしてもよい。
1 ガラスフィルムリボン製造装置
2 成形部
3 方向変換部
4 横搬送部
5 割断部
6 巻き取り部
7 成形体
7a オーバーフロー溝
12 ガイドローラ(ガイド部材)
13 搬送手段
15 冷却手段
G ガラスフィルムリボン
G1 ガラスフィルムリボンの幅方向一端部の耳部
G2 ガラスフィルムリボンの幅方向他端部の耳部
G3 ガラスフィルムリボンの有効部(中央部)
R ガラスロール
S 保護シート

Claims (9)

  1. 幅方向両端部に幅方向中央部よりも厚肉の耳部を有するガラスフィルムリボンを、成形部から引き出した後に、横搬送部に移乗して横方向に搬送しつつ、割断部で前記ガラスフィルムリボンの耳部を割断するガラスフィルムリボン製造方法において、
    前記成形部と前記横搬送部との間で、前記ガラスフィルムリボンの少なくとも一方の耳部を冷却手段により冷却することを特徴とするガラスフィルムリボン製造方法。
  2. 前記成形部は、断面が略楔形の成形体を有すると共に、前記ガラスフィルムリボンは、前記成形体の上部に形成されて幅方向一端部から幅方向他端部に向かって溝深さが漸次深くなるオーバーフロー溝の上方から溶融ガラスを溢流させるオーバーフローダウンドロー法により成形されることを特徴とする請求項1に記載のガラスフィルムリボン製造方法。
  3. 前記冷却手段により耳部を冷却する際に、双方の前記耳部を冷却すると共に、前記オーバーフロー溝の前記幅方向一端部に対応して形成される前記ガラスフィルムリボンの幅方向一端部の耳部への冷却能力よりも、前記オーバーフロー溝の前記幅方向他端部に対応して形成される前記ガラスフィルムリボンの幅方向他端部の耳部への冷却能力を高くしたことを特徴とする請求項2に記載のガラスフィルムリボン製造方法。
  4. 前記冷却手段により耳部を冷却する際に、前記成形体のオーバーフロー溝の前記幅方向他端部に対応して形成される前記ガラスフィルムリボンの幅方向他端部の耳部のみを冷却することを特徴とする請求項3に記載のガラスフィルムリボン製造方法。
  5. 前記ガラスフィルムリボンの搬送経路における前記横搬送部よりも上流側には、成形部から縦方向下方に引き出されたガラスフィルムリボンを横方向への搬送に方向を変換させる方向変換部が配設され、前記冷却手段による耳部の冷却は、前記方向変換部と前記横搬送部との間で行われることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載のガラスフィルムリボン製造方法。
  6. 前記ガラスフィルムリボンの搬送経路における前記横搬送部よりも上流側には、成形部から縦方向下方に引き出されたガラスフィルムリボンを横方向への搬送に方向を変換させる方向変換部が配設され、前記冷却手段による耳部の冷却は、前記成形部と前記方向変換部との間で行われることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載のガラスフィルムリボン製造方法。
  7. 前記方向変換部は、前記ガラスフィルムリボンの裏面側に接触してその方向変換を案内するガイド手段を備えていることを特徴とする請求項5または6に記載のガラスフィルムリボン製造方法。
  8. 請求項1〜7の何れかの方法によって製造されたガラスフィルムリボンを保護シートに重ねて巻き取ったことを特徴とするガラスロール。
  9. 幅方向両端部に幅方向中央部よりも厚い耳部を有するガラスフィルムリボンを成形する成形部と、該成形部から引き出された前記ガラスリボンを移乗させて横方向に搬送する横搬送部と、前記ガラスフィルムリボンが前記横搬送部によって横方向に搬送されている間に前記ガラスフィルムリボンの耳部を割断する割断部とを備えたガラスフィルムリボン製造装置において、
    前記成形部と前記横搬送部との間で、前記ガラスフィルムリボンの少なくとも一方の耳部を冷却する冷却手段を配備したことを特徴とするガラスフィルムリボン製造装置。
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