JP6108230B2 - ガラスフィルムリボン製造方法及びガラスフィルムリボン製造装置並びにガラスロール製造方法 - Google Patents
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Description
2 成形部
3 方向変換部
4 横搬送部
5 割断部
6 巻き取り部
7 成形体
7a オーバーフロー溝
12 ガイドローラ(ガイド部材)
13 搬送手段
15 冷却手段
G ガラスフィルムリボン
G1 ガラスフィルムリボンの幅方向一端部の耳部
G2 ガラスフィルムリボンの幅方向他端部の耳部
G3 ガラスフィルムリボンの有効部(中央部)
R ガラスロール
S 保護シート
Claims (9)
- 幅方向両端部に幅方向中央部よりも厚肉の耳部を有するガラスフィルムリボンを、成形部から引き出した後に、横搬送部に移乗して横方向に搬送しつつ、割断部で前記ガラスフィルムリボンの耳部を割断するガラスフィルムリボン製造方法において、
前記成形部は、断面が略楔形の成形体を有すると共に、前記ガラスフィルムリボンは、前記成形体の上部に形成されて幅方向一端部から幅方向他端部に向かって溝深さが漸次深くなるオーバーフロー溝の上方から溶融ガラスを溢流させるオーバーフローダウンドロー法により成形され、
前記成形部と前記横搬送部との間で、前記ガラスフィルムリボンの幅方向両端部における双方の前記耳部を冷却手段により冷却する際に、
前記オーバーフロー溝の前記幅方向一端部に対応して形成される前記ガラスフィルムリボンの幅方向一端部の耳部への冷却能力よりも、前記オーバーフロー溝の前記幅方向他端部に対応して形成される前記ガラスフィルムリボンの幅方向他端部の耳部への冷却能力を高くしたことを特徴とするガラスフィルムリボン製造方法。 - 幅方向両端部に幅方向中央部よりも厚肉の耳部を有するガラスフィルムリボンを、成形部から引き出した後に、横搬送部に移乗して横方向に搬送しつつ、割断部で前記ガラスフィルムリボンの耳部を割断するガラスフィルムリボン製造方法において、
前記成形部は、断面が略楔形の成形体を有すると共に、前記ガラスフィルムリボンは、前記成形体の上部に形成されて幅方向一端部から幅方向他端部に向かって溝深さが漸次深くなるオーバーフロー溝の上方から溶融ガラスを溢流させるオーバーフローダウンドロー法により成形され、
前記成形部と前記横搬送部との間で、前記ガラスフィルムリボンの前記耳部を冷却手段により冷却する際に、
前記オーバーフロー溝の前記幅方向他端部に対応して形成される前記ガラスフィルムリボンの幅方向他端部の耳部のみを冷却することを特徴とするガラスフィルムリボン製造方法。 - 前記ガラスフィルムリボンの搬送経路における前記横搬送部よりも上流側には、成形部から縦方向下方に引き出されたガラスフィルムリボンを横方向への搬送に方向を変換させる方向変換部が配設され、前記冷却手段による前記耳部の冷却は、前記方向変換部と前記横搬送部との間で行われることを特徴とする請求項1または2に記載のガラスフィルムリボン製造方法。
- 前記ガラスフィルムリボンの搬送経路における前記横搬送部よりも上流側には、成形部から縦方向下方に引き出されたガラスフィルムリボンを横方向への搬送に方向を変換させる方向変換部が配設され、前記冷却手段による前記耳部の冷却は、前記成形部と前記方向変換部との間で行われることを特徴とする請求項1または2に記載のガラスフィルムリボン製造方法。
- 前記方向変換部は、前記ガラスフィルムリボンの裏面側に接触してその方向変換を案内するガイド手段を備えていることを特徴とする請求項3または4に記載のガラスフィルムリボン製造方法。
- 幅方向両端部に幅方向中央部よりも厚肉の耳部を有するガラスフィルムリボンを、成形部から引き出した後に、横搬送部に移乗して横方向に搬送しつつ、割断部で前記ガラスフィルムリボンの耳部を割断し、その割断された耳部を除去して得られるガラスフィルムをロール状に巻き取るガラスロール製造方法において、
前記成形部は、断面が略楔形の成形体を有すると共に、前記ガラスフィルムリボンは、前記成形体の上部に形成されて幅方向一端部から幅方向他端部に向かって溝深さが漸次深くなるオーバーフロー溝の上方から溶融ガラスを溢流させるオーバーフローダウンドロー法により成形され、
前記成形部と前記横搬送部との間で、前記ガラスフィルムリボンの幅方向両端部における双方の前記耳部を冷却手段により冷却する際に、
前記オーバーフロー溝の前記幅方向一端部に対応して形成される前記ガラスフィルムリボンの幅方向一端部の耳部への冷却能力よりも、前記オーバーフロー溝の前記幅方向他端部に対応して形成される前記ガラスフィルムリボンの幅方向他端部の耳部への冷却能力を高くし、
前記耳部を冷却した後、前記双方の耳部を割断し除去して得られるガラスフィルムを保護シートに重ねてロール状に巻き取ることを特徴とするガラスロール製造方法。 - 幅方向両端部に幅方向中央部よりも厚肉の耳部を有するガラスフィルムリボンを、成形部から引き出した後に、横搬送部に移乗して横方向に搬送しつつ、割断部で前記ガラスフィルムリボンの耳部を割断し、その割断された耳部を除去して得られるガラスフィルムをロール状に巻き取るガラスロール製造方法において、
前記成形部は、断面が略楔形の成形体を有すると共に、前記ガラスフィルムリボンは、前記成形体の上部に形成されて幅方向一端部から幅方向他端部に向かって溝深さが漸次深くなるオーバーフロー溝の上方から溶融ガラスを溢流させるオーバーフローダウンドロー法により成形され、
前記成形部と前記横搬送部との間で、前記ガラスフィルムリボンの前記耳部を冷却手段により冷却する際に、
前記オーバーフロー溝の前記幅方向他端部に対応して形成される前記ガラスフィルムリボンの幅方向他端部の耳部のみを冷却し、
前記耳部を冷却した後、前記ガラスフィルムの幅方向両端部における双方の耳部を割断し除去して得られるガラスフィルムを保護シートに重ねてロール状に巻き取ることを特徴とするガラスロール製造方法。 - 幅方向両端部に幅方向中央部よりも厚い耳部を有するガラスフィルムリボンを成形する成形部と、該成形部から引き出された前記ガラスリボンを移乗させて横方向に搬送する横搬送部と、前記ガラスフィルムリボンが前記横搬送部によって横方向に搬送されている間に前記ガラスフィルムリボンの耳部を割断する割断部とを備えたガラスフィルムリボン製造装置において、
前記成形部は、断面が略楔形の成形体を有すると共に、前記成形体の上部に形成されて幅方向一端部から幅方向他端部に向かって溝深さが漸次深くなり且つオーバーフローダウンドロー法で成形される前記ガラスリボンの原料である溶融ガラスを上方から溢流させるオーバーフロー溝を有し、
前記成形部と前記横搬送部との間で、前記ガラスフィルムリボンの幅方向両端部における双方の前記耳部を冷却する冷却手段が、前記オーバーフロー溝の前記幅方向一端部に対応して形成される前記ガラスフィルムリボンの幅方向一端部の耳部への冷却能力よりも、前記オーバーフロー溝の前記幅方向他端部に対応して形成される前記ガラスフィルムリボンの幅方向他端部の耳部への冷却能力が高くなるように構成されていることを特徴とするガラスフィルムリボン製造装置。 - 幅方向両端部に幅方向中央部よりも厚い耳部を有するガラスフィルムリボンを成形する成形部と、該成形部から引き出された前記ガラスリボンを移乗させて横方向に搬送する横搬送部と、前記ガラスフィルムリボンが前記横搬送部によって横方向に搬送されている間に前記ガラスフィルムリボンの耳部を割断する割断部とを備えたガラスフィルムリボン製造装置において、
前記成形部は、断面が略楔形の成形体を有すると共に、前記成形体の上部に形成されて幅方向一端部から幅方向他端部に向かって溝深さが漸次深くなり且つオーバーフローダウンドロー法で成形される前記ガラスリボンの原料である溶融ガラスを上方から溢流させるオーバーフロー溝を有し、
前記成形部と前記横搬送部との間で、前記ガラスフィルムリボンの前記耳部を冷却する冷却手段が、前記オーバーフロー溝の前記幅方向他端部に対応して形成される前記ガラスフィルムリボンの幅方向他端部の耳部のみを冷却するように構成されていることを特徴とするガラスフィルムリボン製造装置。
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