JP2015041899A - 画像読取装置、画像形成装置及び画像読取システム - Google Patents

画像読取装置、画像形成装置及び画像読取システム Download PDF

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Abstract

【課題】原稿読取部で読み取られた原稿の画像を表示する際に、表示部が輝度調整しなくても表示部の消費電力を削減することができる技術を提供できる。【解決手段】画像処理部13は、原稿が文書原稿である場合、原稿読取部12で読み取られた原稿の画像データの輝度を低減する。制御部18は、画像処理部13により輝度が低減された画像データを通信部16、ネットワーク3を介して外部端末4に送信する。外部端末4又は操作部11の表示部は、ノーマリーブラック型のパネルにより、輝度が低減された画像データに基づいて画像を表示するので、別途輝度低減処理を行うことなく画面表示における消費電力を削減することができる。【選択図】図1

Description

本発明は、読み取った原稿の画像データに基づいて画像を表示する画像読取装置、画像形成装置及び画像読取システムに関する。
近年、省エネルギー化の要求が高まっており、プリンターやMFP等の画像形成装置において消費電力を削減するための各種の技術が提案されている(例えば、特許文献1を参照)。
例えば、MFP(Multifunction Printer)の中には、スキャナー機能を用いて読み取った原稿の印刷イメージを表示したり、読み取った原稿の画像データを外部端末に送信して、外部端末で原稿画像を表示したりする機能を備えているものがある。
特許文献1に開示の技術では、画面表示する際の消費電力を削減するために、MFPの表示部に輝度調整機能を設けている。このMFPでは、スキャナー機能を用いて読み取った原稿の印刷イメージを表示する際に、表示部の輝度調整機能によりバックライトを制御して表示画面の輝度が暗くなるように調整して消費電力を削減している。
特開2012−54908号公報
しかしながら、特許文献1に開示の技術では、MFPにより読み取った原稿の画像データを外部端末に送信して、外部端末で表示する際に、外部端末の表示部が輝度調整機能を備えていない場合、消費電力を削減することができなかった。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、上記課題を解決することができる技術を提供することを目的とする。
本発明の画像読取装置は、原稿を読み取る原稿読取手段と、前記原稿が文書原稿である場合に、前記原稿読取手段で読み取られた前記原稿の画像データの文字又は背景の少なくともいずれか一方の輝度を調整して前記画像データの輝度を低減し、前記原稿読取手段で読み取られた前記原稿の画像データとする画像処理手段と、ノーマリーブラック型のパネルにより、前記原稿読取手段で読み取られた前記原稿の画像データに基づいて画像を表示する表示手段とを備えたことを特徴とする。
また、前記画像処理手段は、前記原稿読取手段で読み取られた前記原稿の画像データに文字認識処理を行って文字認識する文字認識手段と、前記文字認識処理された画像データに基づいて白黒反転処理を行って白黒反転画像データを取得する白黒反転画像データ取得手段と、前記文字認識処理された画像データに基づいて文字と背景の輝度差が所定値以上となるように前記画像データの前記背景の輝度を低減した画像データを取得する背景輝度低減画像データ取得手段とを有し、前記白黒反転画像データ取得手段により取得した白黒反転画像データと前記背景輝度低減画像データ取得手段により取得した前記背景の輝度を低減した画像データのうち、輝度が低い方の画像データを前記原稿読取手段で読み取られた前記原稿の画像データとしてもよい。
本発明の画像形成装置は、上記に記載の画像読取装置を備えたことを特徴とする。
本発明の画像形成システムは、原稿を読み取る原稿読取手段と、前記原稿が文書原稿である場合に、前記原稿読取手段で読み取られた前記原稿の画像データの文字又は背景の少なくともいずれか一方の輝度を調整して前記画像データの輝度を低減し、前記原稿読取手段で読み取られた前記原稿の画像データとする画像処理手段と、前記原稿読取手段で読み取られた前記原稿の画像データを外部端末に送信する通信手段とを有する画像読取装置と、ノーマリーブラック型のパネルにより、前記画像読取装置から受信した画像データに基づいて画像を表示する表示手段を有する前記外部端末とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、原稿読取部で読み取られた原稿の画像を表示する際に、表示部が輝度調整しなくても表示部の消費電力を削減することができる技術を提供できる。
本発明に係る実施形態の画像読取システムの構成を示すブロック図である。 図1に示す画像読取システムの処理の流れを示すフローチャートである。 図1に示す画像処理部が画像データに対して輝度調整を行う様子を示したイメージ図である。 図2に示す輝度低減処理の流れを示すフローチャートである。
以下、図を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。なお、以下の実施形態において、同様の機能を示す構成には、同一の符号を付してある。
画像読取システム100は、図1に示すように、画像形成装置1と外部端末4を備えている。画像形成装置1と外部端末4とは、LAN(Local Area Network)等のネットワーク3を介して接続されている。
外部端末4は、携帯電話、スマートフォン、タブレット端末又はPC(Personal Computer)等である。外部端末4は、ネットワーク3を介して、画像形成装置1の原稿読取部12で読み取られた原稿の画像データを受信し、表示する機能を有している。また、外部端末4の不図示の表示部には、IPS(In Plane Switching)パネルや有機EL(Electro-Luminescence)パネル等のノーマリーブラック型のパネルが搭載されている。IPSパネルや有機ELパネル等は、近年、スマートフォン等で多く採用されるようになってきている。このようなノーマリーブラック型のパネルでは、電圧が掛かっていない状態で透過率が最小となるので、黒色表示するときに消費電力が低くなる。
画像形成装置1は、MFPであり、操作部11と原稿読取部12と画像処理部13と記憶部14と印刷部15と通信部16とファクシミリ送受信部17と制御部18とを備えている。
操作部11は、パネルの表面に透明の感圧センサーが設けられた表示手段及び入力手段として機能するタッチパネル、印刷枚数等の数値を入力するためのテンキー、設定情報を初期化させる指示を入力するためのリセットキー、複写動作を停止させたり、入力された数値を消去させたりするためのストップキー、印刷動作を開始させる出力指示を入力するためのスタートキー等の各種操作キーを備えたユーザーインターフェースである。また、操作部11には、原稿読取部12に文書原稿を読み取らせることを指示する文書原稿読み取りキーと、原稿読取部12にイメージ原稿を読み取らせることを指示するイメージ原稿読み取りキーとが設けられている。本実施形態で、文書原稿とは、主に文字が記載された原稿を指し、イメージ原稿とは、主に図形や写真等が記載された原稿を指す。また、操作部11のパネル(不図示)も外部端末4と同様にIPSパネルや有機ELパネル等のノーマリーブラック型で構成されている。
原稿読取部12は、図示しない原稿給紙装置により給紙されてきた原稿や、ユーザーによってプラテンガラスに載置された原稿に対して光を照射し、その反射光等を受光して原稿画像を読み取って画像データを出力するスキャナーである。
画像処理部13は、画像データに対して所定の画像処理を行う手段である。画像処理部13では、例えば、拡大縮小処理や、濃度調整、階調調整等の画像改善処理が行われる。また、画像処理部13は、原稿読取部12で読み取られた原稿の画像データに公知の文字認識処理を行って画像データから文字を検出する文字認識手段として機能する。また、画像処理部13は、画像データに文字認識処理を行うと、文字認識した画像データの輝度を低減する輝度低減処理を行う。画像処理部13における輝度低減処理については後述する。
記憶部14は、半導体メモリーやHDD(Hard Disk Drive)等の記憶手段であり、原稿読取部12によって読み取られたイメージ原稿の画像データや、画像処理部13によって輝度低減処理が施された文書原稿の画像データが蓄積される記憶手段である。
印刷部15は、記憶部14に記憶された画像データを印刷する印刷手段である。印刷部15は、例えば、記憶部14から読み出した画像データに基づき感光体ドラムの表面に潜像を形成し、トナーによってその潜像をトナー像とする画像形成を行い、その感光体ドラムから記録紙にトナー像を転写させ、そのトナー像を記録紙に定着させて排紙する。
通信部16は、LAN等のネットワーク3を介して、外部端末4の間で各種データを送受信する機能を有する。
ファクシミリ送受信部17は、モデムを有し、原稿読取部12によって読み取られた画像データや、画像処理部13によって輝度低減処理が施された画像データ、記憶部14に記憶されている画像データからファクシミリ信号を生成し、生成したファクシミリ信号を公衆回線網2経由で送信するファクシミリ送信機能と、公衆回線網2経由でファクシミリ信号を受信するファクシミリ受信機能とを備えている。
制御部18は、操作部11、原稿読取部12、画像処理部13、記憶部14、印刷部15、通信部16及びファクシミリ送受信部17にそれぞれ接続され、操作部11から入力された所定の指示情報に応じて画像形成装置1全体の動作制御を実行する。制御部18は、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を備えたマイクロコンピュータ等の情報処理部である。ROMには画像形成装置1の動作制御を行うための制御プログラムが記憶されている。制御部18は、ROMに記憶されている制御プログラムを読み出し、制御プログラムをRAMに展開させることで、操作部11から入力された所定の指示情報に応じて装置全体の制御を行う。なお、制御プログラムは、ネットワーク3又は不図示のコンピューター読取可能な記録媒体を介してROMに記憶されてもよい。
上述の構成における画像形成装置1の処理の流れについて図2を参照して説明する。
以下では、画像処理部13は、操作部11が文書原稿読み取りキーに対する操作を受け付けた場合に、画像データに文字認識処理を行って輝度低減処理を行い、操作部11がイメージ原稿読み取りキーに対する操作を受け付けた場合には、文字認識処理及び輝度低減処理を行わないものとする。文書原稿では、図形や写真等のイメージ原稿とは異なり、コントラストや濃淡等の色彩に関する画像情報がそれほど重要ではないからである。
原稿読取部12は、文書原稿読取キーが操作されたか判定する(ステップs11)。文書原稿読取キーが操作された場合(ステップs11でYes)、原稿読取部12は、セットされた文書原稿を読み取って画像データを取得し(ステップs12)、文字認識処理を行う(ステップs13)。これにより、文字認識された画像データが生成される。
つづいて、画像処理部13は、文字認識処理された画像データに対して輝度低減処理を行う(ステップs14)。これにより、画像データは輝度が低下した画像データになる。画像処理部13の輝度低減処理については、後で詳しく説明する。
画像処理部13は、輝度低減処理した画像データを原稿読取部12で読み取られた文書原稿の画像データとして記憶部14に保存する(ステップs15)。制御部18は、記憶部14から輝度低減処理された画像データを読み出して、操作部11又は通信部16を介した外部端末4で表示して(ステップs16)、本処理を終了する。また、制御部18は、ファクシミリ送受信部17により、公衆回線網2を介して、輝度低減処理された画像データを送信先のファクシミリ機で表示するようにしてもよい。
一方、文書原稿読取キーが操作されていない場合(ステップs11でNo)、原稿読取部12は、イメージ原稿読取キーが操作されたか判定する(ステップs17)。イメージ原稿読取キーが操作されていない場合(ステップs17でNo)、本処理は終了する。イメージ原稿読取キーが操作された場合(ステップs17でYes)、原稿読取部12は、セットされたイメージ原稿を読み取って画像データを取得し(ステップs18)、記憶部14に画像データを保存する(ステップs19)。つまり、イメージ原稿読取キーが操作された場合、画像データは、文字認識処理も輝度低減処理も行われずに記憶部14に保存される。画像処理部13は、記憶部14から画像データを読み出して、操作部11、通信部16を介した外部端末4、又はファクシミリ送受信部17を介した送信先のファクシミリ受信機に表示して(ステップs16)、本処理を終了する。
次に、図3を参照して画像処理部13における輝度低減処理について説明する。図3は、画像処理部13が文字認識した画像データに対して輝度低減処理を施す様子を示したイメージ図である。画像処理部13の輝度低減処理では、画像データの黒量が多くなるように処理される。つまり、画像データの輝度が低くなるように処理される。黒量は、画像データにおける各画素の黒レベルの総和である。黒レベルは、黒量を計算するために、画素における0〜255の輝度値を0〜9の10段階のレベルで表したものである。なお、黒レベルは、10段階に限らず、複数段階のレベルであればよい。
図3において、(a)は、原稿読取部12で読み取られた原稿の画像データに対して画像処理部13が文字認識した画像データである。また、(b)は、(a)に示す文字認識した画像データにおける背景の輝度を低減して、背景の黒レベルを黒レベルの最大値“9”で変換した画像データである。また、(c)は、(a)に示す文字認識した画像データにおける背景の輝度を低減して、背景の黒レベルを黒レベル“6”で変換した画像データである。(d)は、(a)に示す文字認識した画像データを白黒反転処理した白黒反転画像データである。ここでは、(a)に示す文字認識した画像データにおける文字の黒レベルが“9”であり、背景の黒レベルが“0”であり、画像データの黒量が“99”で、文字の黒レベルと背景の黒レベルとの輝度差(コントラスト)が“9”である場合を例に説明する。また、(b)に示す画像データについては、便宜的に画素と画素の区切りを白く反転させて示している。
画像処理部13は、文字認識した画像データ(a)を取得すると、文字認識した画像データ(a)をコピーして、各画素を白黒反転させた白黒反転画像データ(d)を取得する白黒反転画像データ取得手段として機能する。例えば、画像処理部13は、画像データにおける各画素について、最大輝度値(“255”)から実際の輝度値を差し引いて白黒反転処理を行ってもよい。なお、画像処理部13は、文字認識した画像データ(a)をコピーして、後述する背景の黒レベルを低減した画像データ(c)を取得し、文字認識した画像データ(a)を直接処理して、白黒反転画像データ(d)を取得してもよい。
また、画像処理部13は、文字認識した画像データ(a)における背景の黒レベルと文字の黒レベルとの輝度差が“3”以上となるように、背景の黒レベルを低減した画像データ(c)を取得する背景輝度低減画像データ取得手段として機能する。具体的には、画像処理部13は、文字認識した画像データ(a)における背景の黒レベルと文字の黒レベルとの輝度差が“3”以上になるまで、背景の黒レベルを黒レベルの最大値から順に下げていく。具体的には、画像処理部13は、まず、背景の黒レベルを黒レベルの最大値である“9”にする。この場合、文字の黒レベルが“9”であるため、背景の黒レベルを“9”にすると、(b)に示すように、背景の黒レベルと文字の黒レベルとの輝度差が“0”となり、文字を判読できない。そのため、画像処理部13は、背景の黒レベルを“9”から1段階下げて“8”にする。この場合、背景の黒レベルと文字の黒レベルとの輝度差が“1”となり、文字の判読が困難である。同様に、画像処理部13は、背景の黒レベルと文字の黒レベルとの輝度差が“3”以上になるまで、背景の黒レベルを1段階ずつ下げていく。ここでは、(c)に示すように、背景の黒レベルが“6”になると、背景の黒レベルと文字の黒レベルとの輝度差が“3”になる。なお、文字の黒レベルを“8”や“7”等としてもよいことは言うまでもない。
つづいて、画像処理部13は、背景の黒レベルと文字の黒レベルとの輝度差が“3”以上となった画像データ(c)の黒量と、白黒反転画像データ(d)の黒量とを比較する。ここでは、背景の輝度を低減した画像データ(c)の黒量が“327”であり、白黒反転画像データ(d)の黒量が“342”である。この場合、白黒反転画像データ(d)の黒量の方が、背景の輝度を低減した画像データ(c)の黒量よりも大きい。つまり、白黒反転画像データ(d)の方が、背景の輝度を低減した画像データ(c)よりも輝度が低いので、画像処理部13は、(d)に示す白黒反転画像データを原稿読取部12が読み取った文書原稿の画像データとして選択し、記憶部14に保存する。なお、白黒反転画像データ(d)の黒量“342”は、画像データ(a)の黒量“99”よりも多く、輝度が低減されていることが分かる。
原稿読取部12で読み取られた文書原稿を外部端末4及び操作部11で表示する際は、この黒量が多くなるように補正された画像データ、すなわち輝度低減処理が施された画像データに基づいて表示する。外部端末4及び操作部11は、ノーマリーブラック型のパネルであるため、黒量が多くなるように補正された画像データに基づいて画像を表示することにより、パネルに対する駆動電圧を削減することができる。
図4を参照して輝度低減処理の流れを具体的に説明する。
画像処理部13は、原稿読取部12で文字認識処理された画像データをコピーして、コピーした画像データに対して白黒反転処理を行い、白黒反転画像データを生成する(ステップs141)。
つづいて、画像処理部13は、iに黒レベルの最大値をセットする(ステップs142)。ここで、iは、背景(画像データ内の文字に対応する画素以外の画素)の黒レベルを表す変数である。ここでは黒レベルは“0”〜“9”の10段階であるものとし、iには黒レベルの最大値として“9”がセットされる。
つづいて、画像処理部13は、背景の黒レベルと文字の黒レベルとの輝度差が“3”以上あるか判定する(ステップs143)。文字と背景とのコントラストが低いと文字を読みにくくなるからである。輝度差が“3”以上ない場合(ステップs143でNo)、画像処理部13は、iをデクリメントして(ステップs144)、背景の黒レベルと文字の黒レベルとの輝度差が“3”以上あるか判定する処理に戻る(ステップs143)。なお、背景の黒レベルと文字の黒レベルとの輝度差は“3”以上あればよく、例えば“4”以上であってもよい。
輝度差が3以上になると(ステップs143でYes)、画像処理部13は、画像データの背景に対応する各画素の黒レベルをiに変換する(ステップs145)。これにより、画像データは、背景の輝度が低減された画像データに変換される。
つづいて、画像処理部13は、画像データを白黒反転処理した白黒反転画像データの黒量と、背景の輝度を低減させた画像データの黒量とを比較して(ステップs146)、黒量が大きい方の画像データを原稿読取部12で読み取られた原稿の画像データとして選択する(ステップs147)。以上により、本処理が終了する。なお、上記処理では、画像データ毎に黒量が大きくなるように補正する場合を例に説明したが、画像データの所定領域毎に行ってもよい。
以上の処理により、画像データは、画像処理部13により輝度が低くなるように輝度調整処理が施される。この輝度調整された画像データによる画像を表示する場合には、輝度調整されていない画像データによる画像を表示する場合よりも暗い画像を表示することになる。そのため、ノーマリーブラック型のパネルでは、パネルの種類や駆動方式に関係なく消費電力を削減することができる。また、輝度調整機能を有していない表示部であっても画面表示における消費電力を削減することができる。
なお、上記実施形態では、画像形成装置1を例に説明したが、原稿を読み取る原稿読取部12(原稿読取手段)と、原稿読取部12で読み取られた原稿の画像データの輝度を低減して、原稿読取部12で読み取られた原稿の画像データとする画像処理部13(画像処理手段)と、ノーマリーブラック型のパネルを有し、原稿読取部12で読み取られた原稿の画像データに基づいて画像を表示する操作部11(表示手段)とを備えた画像読取装置であってもよい。
本発明は上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々様々に変更が可能であることは言うまでもない。
1 画像形成装置
2 公衆回線網
3 ネットワーク
4 外部端末(表示手段)
11 操作部(表示手段)
12 原稿読取部
13 画像処理部
14 記憶部
15 印刷部
16 通信部
17 ファクシミリ送受信部
18 制御部
100 画像読取システム

Claims (4)

  1. 原稿を読み取る原稿読取手段と、
    前記原稿が文書原稿である場合に、前記原稿読取手段で読み取られた前記原稿の画像データの文字又は背景の少なくともいずれか一方の輝度を調整して前記画像データの輝度を低減し、前記原稿読取手段で読み取られた前記原稿の画像データとする画像処理手段と、
    ノーマリーブラック型のパネルにより、前記原稿読取手段で読み取られた前記原稿の画像データに基づいて画像を表示する表示手段と
    を備えたことを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記画像処理手段は、
    前記原稿読取手段で読み取られた前記原稿の画像データに文字認識処理を行って文字認識する文字認識手段と、
    前記文字認識処理された画像データに基づいて白黒反転処理を行って白黒反転画像データを取得する白黒反転画像データ取得手段と、
    前記文字認識処理された画像データに基づいて文字と背景の輝度差が所定値以上となるように前記画像データの前記背景の輝度を低減した画像データを取得する背景輝度低減画像データ取得手段とを有し、
    前記白黒反転画像データ取得手段により取得した白黒反転画像データと前記背景輝度低減画像データ取得手段により取得した前記背景の輝度を低減した画像データのうち、輝度が低い方の画像データを前記原稿読取手段で読み取られた前記原稿の画像データとする
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 請求項1又は2に記載の画像読取装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  4. 原稿を読み取る原稿読取手段と、
    前記原稿が文書原稿である場合に、前記原稿読取手段で読み取られた前記原稿の画像データの文字又は背景の少なくともいずれか一方の輝度を調整して前記画像データの輝度を低減し、前記原稿読取手段で読み取られた前記原稿の画像データとする画像処理手段と、
    前記原稿読取手段で読み取られた前記原稿の画像データを外部端末に送信する通信手段と
    を有する画像読取装置と、
    ノーマリーブラック型のパネルにより、前記画像読取装置から受信した画像データに基づいて画像を表示する表示手段を有する
    前記外部端末と
    を備えたことを特徴とする画像読取システム。
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WO2023189925A1 (ja) * 2022-03-28 2023-10-05 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

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