JP2015041610A - 蓄電装置 - Google Patents

蓄電装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2015041610A
JP2015041610A JP2013173824A JP2013173824A JP2015041610A JP 2015041610 A JP2015041610 A JP 2015041610A JP 2013173824 A JP2013173824 A JP 2013173824A JP 2013173824 A JP2013173824 A JP 2013173824A JP 2015041610 A JP2015041610 A JP 2015041610A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bus bar
electrode terminals
electrode terminal
female screw
main body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013173824A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6070480B2 (ja
Inventor
昌人 小島
Masato Kojima
昌人 小島
雅巳 冨岡
Masami Tomioka
雅巳 冨岡
木下 恭一
Kyoichi Kinoshita
恭一 木下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyota Industries Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Industries Corp filed Critical Toyota Industries Corp
Priority to JP2013173824A priority Critical patent/JP6070480B2/ja
Publication of JP2015041610A publication Critical patent/JP2015041610A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6070480B2 publication Critical patent/JP6070480B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Landscapes

  • Electric Double-Layer Capacitors Or The Like (AREA)
  • Battery Mounting, Suspending (AREA)
  • Connection Of Batteries Or Terminals (AREA)

Abstract

【課題】バスバーを回り止めするとともにバスバーと電極端子間の接続抵抗を小さくすることができる蓄電装置を提供する。【解決手段】バスバー30は、電極端子22,23との接触面31aに形成された突条33,34を有する。電極端子22,23は、バスバー30との接触面60aに開口する雌ねじ穴62、および、バスバー30との接触面60aに形成され突条33,34が係合する凹部63,64を有するとともに、雌ねじ穴62の開口部を拡開するためのスリット65,66を有する。ボルト40,41におけるねじ部43と頭部44との間にテーパ部45を有する。ボルト40,41のねじ部43を電極端子22,23の雌ねじ穴62に螺入してバスバー30を締め付ける際にテーパ部45により雌ねじ穴62の開口部が拡開して電極端子22,23の凹部63,64がバスバー30の突条33,34に密着している。【選択図】図2

Description

本発明は、蓄電装置に関するものである。
電池セルの電極端子に対するバスバーの取付構造において、バスバーを上下方向だけでなく水平方向においても電極端子と当接する構造を採用することで、回り止めの作用を持たせた構造が知られている(例えば特許文献1参照)。
特開2009−80963号公報
特許文献1のようにバスバーに設けた突起状の嵌合部を端子の外縁に配置し端子の側面と嵌合させて回り止めの作用を持つバスバーでは、バスバーが電極端子側面においても電極端子に当接している。しかしながら、この側面の作用は回り止めに留まり、接触面積の増加に伴う接続抵抗の低下には寄与していなかった。これは、上下方向は、多少の寸法誤差(公差)があっても、ボルトの締結により面同士が密接するのに対し、水平方向はそのような力が作用せず、大部分で隙間が生じることによるものである。
本発明の目的は、バスバーを回り止めするとともにバスバーと電極端子間の接続抵抗を小さくすることができる蓄電装置を提供することにある。
上記課題を解決する蓄電装置は、電極端子が本体部から突出するセルを複数並設して構成した蓄電モジュールと、隣接する前記セルの電極端子同士を電気的に接続する平板状のバスバーと、前記バスバーを貫通して前記電極端子に螺入される雄ねじ部品と、を有する蓄電装置であって、前記バスバーは、前記電極端子との接触面に形成された突条を有し、前記電極端子は、前記バスバーとの接触面に開口する雌ねじ穴、および、前記バスバーとの接触面に形成され前記突条が係合する凹部を有するとともに、前記雌ねじ穴の開口部を拡開するためのスリットを有し、前記雄ねじ部品におけるねじ部と頭部との間、および、前記電極端子における前記雌ねじ穴の開口部の少なくとも一方にテーパ部を有し、前記雄ねじ部品のねじ部を前記電極端子の雌ねじ穴に螺入して前記バスバーを締め付ける際に前記テーパ部により前記雌ねじ穴の開口部が拡開して前記電極端子の凹部を前記バスバーの突条に密着させてなることを要旨とする。
これによれば、バスバーにおいて電極端子との接触面に形成された突条が、電極端子においてバスバーとの接触面に形成された凹部に係合するので、バスバーを回り止めすることができる。また、電極端子における雌ねじ穴の開口部が拡開して電極端子の凹部がバスバーの突条に密着しているので、バスバーと電極端子間の接続抵抗を小さくすることができる。
上記蓄電装置において、前記突条は直線的に延びているとよい。
上記蓄電装置において、前記突条は複数個所に設けられているとよい。
本発明によれば、バスバーを回り止めするとともにバスバーと電極端子間の接続抵抗を小さくすることができる。
(a)は実施形態のリチウムイオン二次電池を模式的に示す平面図、(b)はリチウムイオン二次電池を模式的に示す右側面図、(c)はリチウムイオン二次電池を模式的に示す正面図。 (a)はリチウムイオン二次電池の電極端子部分を示す平面図、(b)は(a)のA−A線での断面図。 (a)はバスバーを示す平面図、(b)は(a)のA−A線での断面図。 (a)は電極端子を示す平面図、(b)は(a)のA−A線での断面図。 バスバーの組付け工程を説明するためのリチウムイオン二次電池の電極端子部分の断面図。 バスバーの組付け工程を説明するためのリチウムイオン二次電池の電極端子部分の断面図。 別例を説明するためのリチウムイオン二次電池の電極端子部分を示す断面図。 別例を説明するためのリチウムイオン二次電池の電極端子部分を示す断面図。 (a)は別例を説明するためのバスバーの斜視図、(b)は別例を説明するためのバスバーの斜視図。
以下、車載用リチウムイオン二次電池に具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
なお、図面において、水平面を、直交するX,Y方向で規定するとともに、上下方向をZ方向で規定している。
図1に示すように、リチウムイオン二次電池10は、複数の電池セルC1〜C9を並設して構成した蓄電モジュールとしての電池モジュール20と、電池セル間を電気的に接続する平板状のバスバー30と、ボルト40,41を有している。各電池セルC1〜C9は角型電池セルであり、電池セルC1〜C9の本体部21が薄い四角箱型をなしている。本体部21は、電槽(缶)と、電槽内に収容される正極とセパレータと負極とを積層して構成された電極組立体と、を有する。電池セルC1〜C9の本体部21はY方向において並設して配置され、隣接する電池セルの本体部21は側面が接触する状態で固定されている。
各電池セルC1〜C9は、本体部21の上面から正極用の電極端子22と負極用の電極端子23が上方に突出している。図1において、電池セルC1は、本体部21において左側に正極用の電極端子22が配置され、右側に負極用の電極端子23が配置されている。電池セルC2は、本体部21において左側に負極用の電極端子23が配置され、右側に正極用の電極端子22が配置されている。以下、電池セルC3は本体部21の左側に正極用の電極端子22が右側に負極用の電極端子23が、電池セルC4は本体部21の左側に負極用の電極端子23が右側に正極用の電極端子22が、電池セルC5は本体部21の左側に正極用の電極端子22が右側に負極用の電極端子23が配置されている。電池セルC6は本体部21の左側に負極用の電極端子23が右側に正極用の電極端子22が、電池セルC7は本体部21の左側に正極用の電極端子22が右側に負極用の電極端子23が配置されている。電池セルC8は本体部21の左側に負極用の電極端子23が右側に正極用の電極端子22が、電池セルC9は本体部21の左側に正極用の電極端子22が右側に負極用の電極端子23が配置されている。
電池セルC1〜C9は、本体部21の上面において台座(ナット)24を電極端子22,23が貫通する状態で配置されている。
バスバー30は、Y方向に延びている。バスバー30は隣接する電池セルの電極端子22,23に締結されている。即ち、バスバー30の一端側においてバスバー30の上側からボルト40がバスバー30を貫通して電極端子22に螺入され、ボルト40によりバスバー30が電池セルの電極端子22に締結されている。バスバー30の他端側においてバスバー30の上側からボルト41がバスバー30を貫通して電極端子23に螺入され、ボルト41によりバスバー30が電池セルの電極端子23に締結されている。
このようにして、セル間接続用導電部材としてのバスバー30により、隣接する電池セルの電極端子同士を電気的に接続して、各電池セルC1〜C9が直列接続されている。
バスバー30と電極端子22,23との接続構造について図2,3,4を用いて詳しく説明する。
図3に示すように、バスバー30は本体部31が直線的に延びる銅製の平板よりなり、長辺方向であるY方向において両端部には円形の貫通孔32が形成されている。なお、図3等において便宜上バスバー30の片側の先端部のみ図示するが、他方の先端部においても同様な構成となっている。貫通孔32にボルト40,41が通る。このように、バスバー30は、両方の端部が電極端子22,23との接続部となっている。
図2に示すように、電池セルC1〜C9は、本体部21の天板50に貫通孔51が形成されている。
銅製またはアルミ製の電極端子22,23は同一構成をなしている。図2に示すように、電極端子22,23の本体部60は立設する柱状をなし、下端には鍔部61を有する。図2に示すように、電極端子22,23の本体部60が、電池セルC1〜C9の本体部21の内部から天板50の貫通孔51を通して天板50から上方に突出している。電極端子22,23の本体部60の外周面と天板50の貫通孔51との間には絶縁樹脂カラー52およびシール材53が配置され、絶縁樹脂カラー52およびシール材53により電極端子22,23と天板50とは絶縁されている。電極端子22,23の本体部60の外周面は雄ねじが形成され、電極端子22,23の本体部60における天板50から上方に突出している部位に台座(ナット)24が螺入されている。この台座(ナット)24により電極端子22,23が天板50に締結固定されている。電極端子22,23の本体部60の上部は台座(ナット)24より上方に突出している。電極端子22,23の本体部60の上面にバスバー30が配置されている。
図4に示すように、電極端子22,23の本体部60の上面がバスバー30との接触面60aであり、この接触面60aの中央には上面(接触面60a)に開口する雌ねじ穴62が形成され、雌ねじ穴62は下方に延びている。図2に示すように、雌ねじ穴62に対し、バスバー30を貫通するボルト40,41のねじ部43が螺入されている。
図3に示すように、バスバー30の本体部31の下面が電極端子22,23との接触面31aであり、この接触面31aには突条33,34が形成されている。各突条33,34は、それぞれバスバー30の延設方向であるY方向に直線的に延びている。両突条33,34は、貫通孔32を挟んで形成され、貫通孔32から等距離に位置している。
図4に示すように、電極端子22,23の本体部60の上面、即ち、バスバー30との接触面60aには、バスバー30の突条33,34に対応する凹部63,64が形成されている。各凹部63,64はそれぞれY方向に直線的に延び、電極端子22,23の本体部60の上面に開口している。両凹部63,64は、中央の雌ねじ穴62を、X方向において挟むように形成されている。
図2に示すように、電極端子22,23の本体部60の凹部63にバスバー30の突条33が係合しているとともに電極端子22,23の本体部60の凹部64にバスバー30の突条34が係合している。
図2,4に示すように、電極端子22,23の本体部60における台座(ナット)24から突出する部位には2本のスリット65,66が等角度で(180°毎に)形成されている。スリット65,66は電極端子22,23の本体部60の上面、即ち、バスバー30との接触面60aから垂直方向において、台座(ナット)24の上面位置に相当する所定深さに形成されている。このスリット65,66により電極端子22,23の雌ねじ穴62の開口部はX方向に拡開することができるようになっている。
ボルト40,41は同一構成をなしている。図2に示すように、ボルト40,41におけるねじ部43と頭部44との間にはテーパ部45が形成され、テーパ部45は上側ほど径が大きくなっている。
図2(b)に示すように、電極端子22,23の本体部60の凹部63での内径側の側面63aとバスバー30の突条33の内径側の側面33aとが密接している。同様に、電極端子22,23の本体部60の凹部64での内径側の側面64aとバスバー30の突条34の内径側の側面34aとが密接している。これは次のように密接させている。図5,6に示すように、ボルト40,41のねじ部43を電極端子22,23の本体部60の雌ねじ穴62に螺入してバスバー30を締め付けるが、その際にテーパ部45により電極端子22,23における雌ねじ穴62の開口部が変形してX方向に拡開して、図2に示すように、拡開部67が形成される。この拡開部67は上側ほど多く開く。これにより、電極端子22,23の凹部63,64がバスバー30の突条33,34に密着している。
次に、電池セル間の接続方法、即ち、リチウムイオン二次電池10の電極端子22,23へのバスバー30の組付け工程について説明する。
図5に示すように、絶縁樹脂カラー52およびシール材53により電極端子22,23と天板50とを絶縁した状態で電極端子22,23の本体部60における天板50から上方に突出している部位に台座(ナット)24を螺入して台座(ナット)24により電極端子22,23を天板50に締結する。
そして、電極端子22,23の本体部60の上面にバスバー30を配置する。このとき、電極端子22,23の本体部60の凹部63にバスバー30の突条33を係合するとともに電極端子22,23の本体部60の凹部64にバスバー30の突条34を係合する。このとき、突条33,34と凹部63,64とはガタがある。
引き続き、ボルト40,41のねじ部43をバスバー30の貫通孔32を通して電極端子22,23の本体部60の雌ねじ穴62に螺入していく。すると、図5で示すようにボルト40,41のテーパ部45が電極端子22,23の本体部60の雌ねじ穴62の開口端に接触する。更にボルト40,41を電極端子22,23の本体部60の雌ねじ穴62に螺入していくと、図6に示すように電極端子22,23の本体部60の雌ねじ穴62の上端部が拡開する。この拡開により、最終的には図2(b)に示すように、電極端子22,23の本体部60の凹部63での内径側の側面63aとバスバー30の突条33の内径側の側面33aとが密接するとともに電極端子22,23の本体部60の凹部64での内径側の側面64aとバスバー30の突条34の内径側の側面34aとが密接する。
これにより、バスバー30を上下方向だけでなく水平方向においても電極端子22,23と密接し、接触面積が増加して接触抵抗を小さくできる。即ち、上下方向においては多少の寸法誤差(公差)があってもボルト締結により面同士が密接する。一方、水平方向においては電極端子22,23の本体部60の上部の拡開による水平方向の力が作用して水平方向にも面同士が密接する。
次に、作用について説明する。
電極端子22,23の本体部60の上部における台座(ナット)24より上方に突出する部位には拡開用の垂直方向に延びるスリット65,66が形成されているとともに、締結部材としてテーパ付きボルト40,41が用いられている。そして、バスバー30をボルト締結する時に電極端子22,23の本体部60の上部が拡開され、これに伴い電極端子22,23の本体部60の凹部63,64もX方向において互いに離間する方向に移動される。その結果、バスバー30の突条33,34に対し電極端子22,23の凹部63,64が密着する。つまり、バスバー30の突条33,34の側面33a,34aと電極端子22,23の凹部63,64の側面33a,34aとが密接する。
バスバー30の突条33,34が電極端子22,23の凹部63,64に係合しており、バスバー30が回り止めされる。具体的には、バスバー30で電池セル間を接続する工程においてボルト40,41の螺入によるバスバー30の締結時にボルト40,41の頭部44が回転する際にバスバーが回転することを防止できる。これにより、隣接する電池セルとの間で短絡やスパークが発生することが防止される。
また、バスバーの締結時にスリット65,66を付けた電極端子の上部が変形してバスバー30の突条33,34が電極端子22,23の凹部63,64に絞め込まれるので、車載用のリチウムイオン二次電池10において振動によるバスバー締結用のボルトの緩みが防止される。詳しくは、バスバーの組み付け後も、凹部63,64が突条33,34に対して外側に力を加え、電動式産業車両や自動車搭載時の振動や温度の上下に起因する緩みが発生しない。その結果、バスバー30と電極端子22,23との間の接続抵抗が上昇することもない。
また、電極端子22,23については円柱状で真っ直ぐな雌ねじ穴を有する構成としたまま六角ボルトをテーパ付きの雄ねじを有する構成としており、バスバーと接触する電極端子などの寸法を変更することなく、凹部63,64と突条33,34の接触によるバスバーと電極端子との接触面積が増加する。その結果、両者の接続抵抗を減少させることができ、電池出力電圧や電力供給容量等の諸特性を向上させることができる。
また、電極端子22,23の上面にはバスバーの突条33,34と係合する凹部(受け溝)63,64を形成するので、その分だけ電極端子に用いる金属材料(銅またはアルミ)の使用量を節約することができる。
以上のごとく上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)蓄電装置としてのリチウムイオン二次電池10の構成として、バスバー30は、電極端子22,23との接触面31aに形成された突条33,34を有する。電極端子22,23は、バスバー30との接触面60aに開口する雌ねじ穴62、および、バスバー30との接触面60aに形成され突条33,34が係合する凹部63,64を有するとともに、雌ねじ穴62の開口部を拡開するためのスリット65,66を有する。雄ねじ部品としてのボルト40,41におけるねじ部43と頭部44との間にテーパ部45を有する。ボルト40,41のねじ部43を電極端子22,23の雌ねじ穴62に螺入してバスバー30を締め付ける際にテーパ部45により雌ねじ穴62の開口部が拡開して電極端子22,23の凹部63,64をバスバー30の突条33,34に密着させた。その結果、バスバー30において電極端子22,23との接触面31aに形成された突条33,34が、電極端子22,23においてバスバー30との接触面60aに形成された凹部63,64に係合するので、バスバー30を回り止めすることができる。また、電極端子22,23における雌ねじ穴62の開口部が拡開して電極端子22,23の凹部63,64がバスバー30の突条33,34に密着しているので、バスバーと電極端子間の接続抵抗を小さくすることができる。
(2)突条33,34は直線的に延び、複数個所に設けられているので、安定してバスバー30を回り止めすることができる。
実施形態は前記に限定されるものではなく、例えば、次のように具体化してもよい。
・図7に示すように、ボルト40,41におけるねじ部43と頭部44の間にテーパ部45を形成するとともに電極端子22,23の雌ねじ穴62の開口部において段差70を形成してもよい。他にも、図8に示すように、電極端子22,23の雌ねじ穴62の開口部にテーパ部68を形成するとともに、ボルト40,41のねじ部43と頭部44の間に段差71を形成してもよい。
要は、雄ねじ部品としてのボルト40,41におけるねじ部43と頭部44との間、および、電極端子22,23における雌ねじ穴62の開口部の少なくとも一方にテーパ部を有する構成であればよい。
・図9(a),(b)に示すように、バスバーの本体部31の下面の突条33,34については、同一断面形状であるため、押し出しあるいは引き抜き形成した部材を図中のカットラインLcで切断してバスバーを形成することもできる。なお、ボルトが通る貫通孔32は別途形成する。図9(a)においては突条33,34はY方向に延びており、図3と同様な構成となる。図9(b)においては突条33,34はX方向に延びている。つまり、突条は電流が流れる方向(Y方向)に延びていても、電流が流れる方向に直交するX方向に延びていてもよい。要は、突条の延設方向は問わない。
・電極端子の雌ねじ穴の開口部を拡開できるようにすべく設けるスリットは、図4では180°毎に2本のスリット65,66を設けたが、スリットを120°毎に3本を設けたり、スリットを90°毎に4本を設ける等してもよい。
・電極端子は、母材としての銅またはアルミに対しニッケルめっき等で防錆してもよい。
・蓄電装置はリチウムイオン二次電池であったが、これに限定されることなく、他にも例えば、鉛蓄電池、ニッケル水素電池、キャパシタ等であってもよい。
・蓄電装置(リチウムイオン二次電池10)を搭載する車両は問わない。例えば、電気自動車、ハイブリッド車、燃料電池車、産業車両等に搭載するとよい。
・車載用以外の蓄電装置に適用してもよい。
10…リチウムイオン二次電池、20…電池モジュール、21…本体部、22,23…電極端子、30…バスバー、31a…接触面、33,34…突条、40,41…ボルト、43…ねじ部、44…頭部、45…テーパ部、60a…接触面、62…雌ねじ穴、63,64…凹部、65,66…スリット、68…テーパ部、C1〜C9…電池セル。

Claims (3)

  1. 電極端子が本体部から突出するセルを複数並設して構成した蓄電モジュールと、
    隣接する前記セルの電極端子同士を電気的に接続する平板状のバスバーと、
    前記バスバーを貫通して前記電極端子に螺入される雄ねじ部品と、
    を有する蓄電装置であって、
    前記バスバーは、前記電極端子との接触面に形成された突条を有し、
    前記電極端子は、前記バスバーとの接触面に開口する雌ねじ穴、および、前記バスバーとの接触面に形成され前記突条が係合する凹部を有するとともに、前記雌ねじ穴の開口部を拡開するためのスリットを有し、
    前記雄ねじ部品におけるねじ部と頭部との間、および、前記電極端子における前記雌ねじ穴の開口部の少なくとも一方にテーパ部を有し、
    前記雄ねじ部品のねじ部を前記電極端子の雌ねじ穴に螺入して前記バスバーを締め付ける際に前記テーパ部により前記雌ねじ穴の開口部が拡開して前記電極端子の凹部を前記バスバーの突条に密着させてなることを特徴とする蓄電装置。
  2. 前記突条は直線的に延びていることを特徴とする請求項1に記載の蓄電装置。
  3. 前記突条は複数個所に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の蓄電装置。
JP2013173824A 2013-08-23 2013-08-23 蓄電装置 Expired - Fee Related JP6070480B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013173824A JP6070480B2 (ja) 2013-08-23 2013-08-23 蓄電装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013173824A JP6070480B2 (ja) 2013-08-23 2013-08-23 蓄電装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015041610A true JP2015041610A (ja) 2015-03-02
JP6070480B2 JP6070480B2 (ja) 2017-02-01

Family

ID=52695633

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013173824A Expired - Fee Related JP6070480B2 (ja) 2013-08-23 2013-08-23 蓄電装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6070480B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016219270A (ja) * 2015-05-21 2016-12-22 株式会社東芝 バスバー及びバッテリーモジュール
JP2019016520A (ja) * 2017-07-07 2019-01-31 矢崎総業株式会社 バスバモジュール

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09219186A (ja) * 1996-02-09 1997-08-19 Toyota Autom Loom Works Ltd 電池間接続装置
JPH11250950A (ja) * 1998-02-27 1999-09-17 Harness Syst Tech Res Ltd バッテリーの接続構造
JP2009037817A (ja) * 2007-08-01 2009-02-19 Toyota Motor Corp 電池
JP2009080963A (ja) * 2007-09-25 2009-04-16 Gs Yuasa Corporation:Kk 端子間接続構造
JP2011154898A (ja) * 2010-01-27 2011-08-11 Toyota Motor Corp 蓄電ユニット
JP2012079456A (ja) * 2010-09-30 2012-04-19 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 組電池
JP2015035365A (ja) * 2013-08-09 2015-02-19 株式会社豊田自動織機 蓄電装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09219186A (ja) * 1996-02-09 1997-08-19 Toyota Autom Loom Works Ltd 電池間接続装置
JPH11250950A (ja) * 1998-02-27 1999-09-17 Harness Syst Tech Res Ltd バッテリーの接続構造
JP2009037817A (ja) * 2007-08-01 2009-02-19 Toyota Motor Corp 電池
JP2009080963A (ja) * 2007-09-25 2009-04-16 Gs Yuasa Corporation:Kk 端子間接続構造
JP2011154898A (ja) * 2010-01-27 2011-08-11 Toyota Motor Corp 蓄電ユニット
JP2012079456A (ja) * 2010-09-30 2012-04-19 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 組電池
JP2015035365A (ja) * 2013-08-09 2015-02-19 株式会社豊田自動織機 蓄電装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016219270A (ja) * 2015-05-21 2016-12-22 株式会社東芝 バスバー及びバッテリーモジュール
US9979003B2 (en) 2015-05-21 2018-05-22 Kabushiki Kaisha Toshiba Bus bar including two conductive concave portions and battery module
JP2019016520A (ja) * 2017-07-07 2019-01-31 矢崎総業株式会社 バスバモジュール
JP7039199B2 (ja) 2017-07-07 2022-03-22 矢崎総業株式会社 バスバモジュール

Also Published As

Publication number Publication date
JP6070480B2 (ja) 2017-02-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9627151B2 (en) Electrical storage module
JP6256326B2 (ja) 検知モジュール
EP3032612B1 (en) Electricity storage module
US9159977B2 (en) Method for producing electric storage device, spacer and electric storage device
JP6180848B2 (ja) 組電池のブスバおよび組電池
KR20130023562A (ko) 배터리 셀 및 이를 이용한 배터리 모듈
JP2013225457A (ja) フレキシブルプリント配線板の取付構造
KR102449864B1 (ko) 전지모듈 어셈블리용 접속장치
JP2016143584A (ja) バスバーモジュール及びバッテリ監視モジュール
JP2012028061A (ja) 電極端子接続構造及びバスバー
JP6044454B2 (ja) 蓄電装置モジュール
JP6070480B2 (ja) 蓄電装置
JP2014179197A (ja) 二次電池の接続構造およびこれを備えた二次電池装置
WO2016009786A1 (ja) 蓄電装置
JP6048304B2 (ja) 蓄電装置及び蓄電装置の製造方法
JP2018517264A (ja) 第1の端子が第2の端子の内部に配置された電池セル
JP6520215B2 (ja) 蓄電装置及び蓄電モジュール
JP2012113834A (ja) バスバーおよび電池セルの接続構造
JPWO2019054079A1 (ja) 電池モジュール
JP6015594B2 (ja) 蓄電装置
WO2019069838A1 (ja) 蓄電モジュール積層構造体
JP2015162546A (ja) 蓄電モジュール
JP6171810B2 (ja) 蓄電装置の製造方法および蓄電装置
JP5924236B2 (ja) 蓄電装置
KR101913433B1 (ko) 배터리 팩 단자 감지장치 및 그 조립방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160111

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20161117

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161206

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161219

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6070480

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees