JP2015041507A - 端子締結構造 - Google Patents

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小野田 伸也
Shinya Onoda
伸也 小野田
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Abstract

【課題】相手端子が端子に着座しない状態で締結されるような締結不良が生じない端子締結構造を提供する。
【解決手段】突壁11,12,13が周囲に配置された外部接続用端子部4と、外部接続用端子部4にネジロッド部5bが突出され、ネジロッド部5b上に相手端子20を配置し、相手端子20の上からネジロッド部5bにナット30を螺入する端子締結構造であって、突壁11,12,13の高さHを、相手端子20が外部接続用端子部4に着座した状態でのみナット30がネジロッド部5bに螺入できる高さに設定した。
【選択図】図4

Description

本発明は、ナットをネジロッド部に螺入することによって端子を締結する端子締結構造に関する。
この種の端子締結構造は、従来より種々提案されている(特許文献1〜4参照)。かかる端子締結構造を適用したヒューズユニットの一従来例が図6〜図9に示されている。図6に示すように、ヒューズユニット50は、所定形状のバスバー51と、このバスバー51の所定の外周面を被覆する絶縁樹脂部55とを備えている。バスバー51には、バッテリ接続用端子部52、外部接続用端子部53が形成されている。バッテリ接続用端子部52及び外部接続用端子部53は、絶縁樹脂部55で被覆されずに露出されている。
バッテリ接続用端子部52には、接続端子(図示せず)を介してバッテリポスト(図示せず)が接続される。外部接続用端子部53には、固定ボルト54のネジロッド部54bが突設されている。バッテリ接続用端子部52の三方向の周囲には、絶縁樹脂部55の一部を使用して回り止め用突壁55aが突設されている。
図7(a)、(b)に示すように、ネジロッド部54bに挿入した相手端子60の上からナット70を螺入し、ナット70と固定ボルト54の締結力によって相手端子60を固定する。相手端子60は、回り止め用突壁55aによって回り止めされ、設置向きが所定の向きに規制される。
特開2012−230815号公報 特開2010−160990号公報 特開2010−062096号公報 特開2001−266967号公報
しかしながら、前記従来の端子締結構造では、図8及び図9に示すように、相手端子60が回り止め用突壁55aに乗った状態でもナット70をネジロッド部54bに螺入できる。そのため、相手端子60が外部接続用端子部53に着座しない状態で締結される締結不良が発生する。
そこで、本発明は、前記した課題を解決すべくなされたものであり、相手端子が端子に着座しない状態で締結されるような締結不良が生じない端子締結構造を提供することを目的とする。
本発明は、突壁が周囲に配置された端子部と、前記端子部にネジロッド部が突出され、前記ネジロッド部上に相手端子を配置し、前記相手端子の上から前記ネジロッド部にナットを螺入する端子締結構造であって、前記突壁の高さを、前記相手端子が前記端子部に着座した状態でのみ前記ナットが前記ネジロッド部に螺入できる高さに設定したことを特徴とする端子締結構造である。
前記突壁は、前記相手端子を所定の向きに規制する回り止め用突壁であるものを含む。
前記端子部は、バスバーに設けられ、前記突壁は、バスバーを絶縁樹脂材によりオーバーモールドして形成した絶縁樹脂部によって設けられたものを含む。
本発明によれば、相手端子が端子部に着座した状態でのみナットをネジロッド部に螺入でき、相手端子が端子部に着座していない状態では、ナットをネジロッド部に螺入できないため、締結不良が発生しない。
本発明の実施形態を示し、相手端子を締結する前のヒューズユニットの斜視図である。 本発明の実施形態を示し、(a)、(b)はそれぞれ相手端子が適正に締結されたヒューズユニットの斜視図である。 本発明の実施形態を示し、(a)は相手端子が回り止め用突壁に全面乗り上げた状態で締結しようとした場合のヒューズユニットの平面図、(b)は相手端子が回り止め用突壁に全面乗り上げた状態で締結しようとした場合のヒューズユニットの側面図である。 本発明の実施形態を示し、図3(a)のA−A線拡大断面図である。 本発明の実施形態を示し、相手端子が回り止め用突壁に片側乗り上げした状態で締結しようとした場合のヒューズユニットの断面図である。 従来例を示し、相手端子を締結する前のヒューズユニットの斜視図である。 従来例を示し、(a)、(b)はそれぞれ相手端子が適正に締結されたヒューズユニットの斜視図である。 従来例を示し、(a)は相手端子が締結不良状態で締結されたヒューズユニットの平面図、(b)は相手端子が締結不良状態で締結されたヒューズユニットの側面図である。 従来例を示し、図8(a)のB−B線拡大断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図5は、本発明の実施形態を示す。この実施形態では、ヒューズユニット1の端子接続箇所に、本発明に係る端子締結構造が適用されている。以下、説明する。
図1に示すように、ヒューズユニット1は、バスバー2と、このバスバー2の所定の外周面を被覆する絶縁樹脂部10とを備えている。バスバー2は、所定形状の導電性の金属プレートである。バスバー2には、バッテリ接続用端子部3、外部接続用端子部4、これらの間に介在される溶断部(図示せず)等が形成されている。バッテリ接続用端子部3及び外部接続用端子部4は、絶縁樹脂部10で被覆されずに露出されている。
バッテリ接続用端子部3には、バッテリ連結端子(図示せず)を介してバッテリポスト(図示せず)が接続される。外部接続用端子部4には、固定ボルト5が配置されている。固定ボルト5,頭部5aと、外周にネジ溝が形成されたネジロッド部5bから構成されている。頭部5aは、絶縁樹脂部10に埋設され、回転不能とされている。ネジロッド部5bは、外部接続用端子部4の孔4aより上方に突出している。
絶縁樹脂部10は、バスバー2を絶縁樹脂材によりオーバーモールドして形成されている。バッテリ接続用端子部3の三方向の周囲には、絶縁樹脂部10の一部を使用して突壁である回り止め用突壁11,12,13が突設されている。回り止め用突壁11と回り止め用突壁12は、互いに直交し、連続した平壁より形成されている。回り止め用突壁13は、間隔を置いて配置された複数の直立ロッドより形成されている。
突壁11,12,13の高さは、相手端子20が外部接続用端子部4に全域に亘って面接触した状態(着座状態)でのみナット30がネジロッド部5bに螺入できる高さHに設定されている。換言すれば、相手端子20が外部接続用端子部4に着座しない状態ではナット30がネジロッド部5bに螺入できない高さHに設定されている。具体的には、図4に示すように、相手端子20が回り止め用突壁11,12,13に全面乗り上げした状態や、図5に示すように、相手端子20が回り止め用突壁11,12,13に片側乗り上げした状態の場合には、ナット30をネジロッド部5bに螺入できない高さHに設定されている。
相手端子20は、LA端子であり、中心にボルト貫通孔20aが形成されている。相手端子20は、電線Wの端部に接続されている。
上記構成において、図2(a)、(b)に示すように、相手端子20を適正な向きで外部接続用端子部4上にセットし、相手端子20の上からナット30をネジロッド部5bに螺入する。この場合には、ナット30をネジロッド部5bに螺入可能である。ナット30を最後まで螺入すると、ナット30と固定ボルト5の締結力によって相手端子20が固定される。締結された相手端子20は、回り止め用突壁11,12,13によって回り止めされ、設置向きが所定の向きに規制される。
図5や図6に示すように、相手端子20を不適正な向き(適正な向きに対してα回転した向き)で外部接続用端子部4上にセットすると、相手端子20が回り止め用突壁11,12,13の少なくとも1つに干渉し、相手端子20が外部接続用端子部4に着座しない。すると、相手端子20の上からナット30をネジロッド部5bに螺入しようとしてもネジロッド部5bに螺入することができない。相手端子20が図5に示すような全面乗り上げした場合には、ナット30はネジロッド部5bに螺入できる高さよりもh寸法上方に位置し、螺入できない。
これにより、相手端子20の向きが不適正であることを認識し、相手端子20の向きを適正な向きに直してナット30を締結する。以上より、相手端子20が外部接続用端子部4に着座しない状態で締結されるような締結不良が生じない。
実施形態では、外部接続用端子4の周囲に配置される突壁は、回り止め用突壁11,12,13であるが、本発明は回り止め目的以外の突壁であっても適用できる。
実施形態では、ヒューズユニット1の端子形結構造に適用されたが、本発明はヒューズユニット1以外の端子締結構造にも適用できることはもちろんである。
2 バスバー
4 端子部(外部接続用端子部)
5b ネジロッド部
10 絶縁樹脂部
11,12,13 回り止め用突壁(突壁)
20 相手端子
30 ナット

Claims (3)

  1. 突壁が周囲に配置された端子部と、前記端子部にネジロッド部が突出され、前記ネジロッド部上に相手端子を配置し、前記相手端子の上から前記ネジロッド部にナットを螺入する端子締結構造であって、
    前記突壁の高さを、前記相手端子が前記端子部に着座した状態でのみ前記ナットが前記ネジロッド部に螺入できる高さに設定したことを特徴とする端子締結構造。
  2. 請求項1に記載の端子締結構造であって、
    前記突壁は、前記相手端子を所定の向きに規制する回り止め用突壁であることを特徴とする端子締結構造。
  3. 請求項1又は請求項2のいずれかに記載の端子締結構造であって、
    前記端子部は、バスバーに設けられ、前記突壁は、バスバーを絶縁樹脂材によりオーバーモールドして形成した絶縁樹脂部によって設けられたことを特徴とする端子締結構造。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000164111A (ja) * 1998-03-16 2000-06-16 Yazaki Corp 自動車用大電流ヒュ―ズ
JP2001052772A (ja) * 1999-08-02 2001-02-23 Sumitomo Wiring Syst Ltd 丸形板端子の取付構造
JP2010104111A (ja) * 2008-10-22 2010-05-06 Yazaki Corp 電気接続箱

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