JP2015041253A - 情報処理システム、制御装置、制御方法、および制御プログラム - Google Patents

情報処理システム、制御装置、制御方法、および制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】第1および第2のCPUが不揮発性メモリに順番にアクセスして起動処理を行う場合に、第1のCPUが起動処理を開始した後、第2のCPUが起動処理を開始できない事態を抑制する。
【解決手段】情報処理システム5は、不揮発性メモリ10から第1の起動プログラムを読み出して実行することにより起動処理を行う第1のCPU21と、不揮発性メモリ10から第2の起動プログラムを読み出して実行することにより起動処理を行う第2のCPU31と、第1のCPU21および第2のCPU31の一方を不揮発性メモリ10に接続し、第1のCPU21が起動処理を開始した後、トリガを検出すると、不揮発性メモリ10の接続先を第1のCPU21から第2のCPU31に変更する起動制御部40とを備える。起動制御部40は、トリガを検出することなく所定時間が経過した場合、不揮発性メモリ10の接続先を第1のCPU21から第2のCPU31に変更する。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理システム、制御装置、制御方法、および制御プログラムに関する。
特許文献1には、複数のCPUと、これら複数のCPUにより共用されるメモリとを備えた処理装置が記載されている。この処理装置では、少なくともいずれかのCPUがメインCPUとして起動し、メインCPU用の所定のアドレスに基づいてメモリから起動プログラムを読み出した後、他のCPUを起動させる制御を行い、メインCPUにより起動されたCPUは、サブCPU用の所定のアドレスに従ってメモリから起動プログラムを読み出す。処理装置は、メインCPUとサブCPUとを選択的にメモリに接続する選択スイッチを備え、メインCPUは、メモリから起動プログラムを読み出して実行した後、サブCPUがメモリに接続されるように選択スイッチを切り替えて、サブCPUのリセットを解除する。
特開2013−50863号公報
特許文献1に記載された処理装置では、メインCPU用の起動プログラムの異常などによりメインCPUが正常に動作せず、メインCPUによる選択スイッチの切り替えが行われない場合、サブCPUがメモリにアクセスできず、起動処理を実行できない。
本発明は、第1のCPUおよび第2のCPUが共通の不揮発性メモリに順番にアクセスして起動処理を行う構成において、第1のCPUが起動処理を開始した後、第2のCPUが起動処理を開始できない事態を抑制することができる情報処理システム、制御装置、制御方法、および制御プログラムを提供することを目的とする。
本発明に係る情報処理システムは、第1のシステムを起動するための第1の起動プログラムおよび第2のシステムを起動するための第2の起動プログラムを記憶する不揮発性メモリと、前記不揮発性メモリから前記第1の起動プログラムを読み出して実行することにより、前記第1のシステムを起動する起動処理を行う第1のCPUと、前記不揮発性メモリから前記第2の起動プログラムを読み出して実行することにより、前記第2のシステムを起動する起動処理を行う第2のCPUと、前記第1のCPUおよび前記第2のCPUの一方を選択的に前記不揮発性メモリに接続する制御手段であって、前記第1のCPUが前記起動処理を開始した後、前記不揮発性メモリの接続変更のトリガを検出すると、前記不揮発性メモリの接続先を前記第1のCPUから前記第2のCPUに変更する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記第1のCPUが前記起動処理を開始した後、前記トリガを検出することなく所定時間が経過したと判定した場合、前記不揮発性メモリの接続先を前記第1のCPUから前記第2のCPUに変更することを特徴とする。
また、本発明に係る制御装置は、第1のシステムを起動するための第1の起動プログラムおよび第2のシステムを起動するための第2の起動プログラムを記憶する不揮発性メモリと、前記不揮発性メモリから前記第1の起動プログラムを読み出して実行することにより、前記第1のシステムを起動する起動処理を行う第1のCPUと、前記不揮発性メモリから前記第2の起動プログラムを読み出して実行することにより、前記第2のシステムを起動する起動処理を行う第2のCPUとを備える情報処理システムの制御装置であって、前記第1のCPUおよび前記第2のCPUの一方を選択的に前記不揮発性メモリに接続するCPU選択手段と、前記第1のCPUが前記起動処理を開始した後、前記不揮発性メモリの接続変更のトリガを検出する検出手段と、前記第1のCPUの起動処理の開始からの経過時間を計測し、前記検出手段が前記トリガを検出することなく前記経過時間が所定時間を経過したかを判定する時間判定手段とを備え、前記CPU選択手段は、前記第1のCPUが前記起動処理を開始した後、前記検出手段が前記トリガを検出した場合、および前記時間判定手段が前記所定時間を経過したと判定した場合、前記不揮発性メモリの接続先を前記第1のCPUから前記第2のCPUに変更することを特徴とする。
また、本発明に係る制御方法は、第1のシステムを起動するための第1の起動プログラムおよび第2のシステムを起動するための第2の起動プログラムを記憶する不揮発性メモリと、前記不揮発性メモリから前記第1の起動プログラムを読み出して実行することにより、前記第1のシステムを起動する起動処理を行う第1のCPUと、前記不揮発性メモリから前記第2の起動プログラムを読み出して実行することにより、前記第2のシステムを起動する起動処理を行う第2のCPUとを備える情報処理システムの制御方法であって、前記第1のCPUおよび前記第2のCPUの一方を選択的に前記不揮発性メモリに接続するCPU選択工程と、前記第1のCPUが前記起動処理を開始した後、前記不揮発性メモリの接続変更のトリガを検出する検出工程と、前記第1のCPUの起動処理の開始からの経過時間を計測し、前記検出工程が前記トリガを検出することなく前記経過時間が所定時間を経過したかを判定する時間判定工程とを備え、前記CPU選択工程は、前記第1のCPUが前記起動処理を開始した後、前記検出工程が前記トリガを検出した場合、および前記時間判定工程が前記所定時間を経過したと判定した場合、前記不揮発性メモリの接続先を前記第1のCPUから前記第2のCPUに変更することを特徴とする。
また、本発明に係る制御プログラムは、第1のシステムを起動するための第1の起動プログラムおよび第2のシステムを起動するための第2の起動プログラムを記憶する不揮発性メモリと、前記不揮発性メモリから前記第1の起動プログラムを読み出して実行することにより、前記第1のシステムを起動する起動処理を行う第1のCPUと、前記不揮発性メモリから前記第2の起動プログラムを読み出して実行することにより、前記第2のシステムを起動する起動処理を行う第2のCPUとを備える情報処理システムの制御プログラムであって、前記第1のCPUおよび前記第2のCPUの一方を選択的に前記不揮発性メモリに接続するCPU選択工程と、前記第1のCPUが前記起動処理を開始した後、前記不揮発性メモリの接続変更のトリガを検出する検出工程と、前記第1のCPUの起動処理の開始からの経過時間を計測し、前記検出工程が前記トリガを検出することなく前記経過時間が所定時間を経過したかを判定する時間判定工程とをコンピュータに実行させ、前記CPU選択工程は、前記第1のCPUが前記起動処理を開始した後、前記検出工程が前記トリガを検出した場合、および前記時間判定工程が前記所定時間を経過したと判定した場合、前記不揮発性メモリの接続先を前記第1のCPUから前記第2のCPUに変更することを特徴とする。
本発明によれば、第1のCPUおよび第2のCPUが共通の不揮発性メモリに順番にアクセスして起動処理を行う構成において、第1のCPUが起動処理を開始した後、不揮発性メモリの接続変更のトリガを検出することなく所定時間が経過した場合に不揮発性メモリの接続先を第2のCPUに変更することにより、第2のCPUが起動処理を開始できない事態を抑制することができる。
実施の形態1における監視システムの構成を概略的に示すブロック図である。 実施の形態1における不揮発性メモリの記憶フォーマットを示す概略図である。 実施の形態1における起動制御部の構成を概略的に示すブロック図である。 実施の形態1における時間判定部の時間計測手段の例を示す回路図である。 実施の形態1における起動制御部の動作を示すフローチャートである。 実施の形態1における第1のCPUまたは第2のCPUの動作を示すフローチャートである。 実施の形態2における不揮発性メモリの記憶フォーマットを示す概略図である。 実施の形態2における起動制御部の動作を示すフローチャートである。 実施の形態3における起動制御部の動作を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態を図面に従って説明する。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る監視システム100の構成を概略的に示すブロック図である。図1において、監視システム100は、複数台のカメラ1a〜1c、監視レコーダ2、およびモニタ3を備える。
カメラ1a〜1cは、それぞれ、監視レコーダ2に接続されており、監視対象を撮影し、得られた映像を監視レコーダ2に送信する。カメラ1a〜1cは、例えば監視レコーダ2から離れた場所に設置される。監視レコーダ2は、カメラ1a〜1cからの映像を受信して記録する。モニタ3は、監視レコーダ2によって制御される出力装置であり、監視レコーダ2に記録された映像や、カメラ1a〜1cによって撮影された映像を表示する。なお、カメラの台数は3台に限られず、例えば1台でもよい。
監視レコーダ2は、補助記憶装置4および情報処理システム5を備える。
補助記憶装置4は、カメラ1a〜1cによって撮影された映像を記憶する記憶装置であり、例えば、フラッシュメモリまたはHDD(Hard Disc Drive:ハードディスクドライブ)により構成される。なお、補助記憶装置4は、監視レコーダ2の外部に設けられてもよい。
情報処理システム5は、不揮発性メモリ10、記録系(記録システム)20、再生系(再生システム)30、および起動制御部40を備える。
不揮発性メモリ10は、情報処理システム5の起動プログラムを記憶する。ここでは、不揮発性メモリ10は、各種データを記憶する読み書き可能なメモリであり、例えばNAND型フラッシュメモリである。不揮発性メモリ10において、プログラムやその他のデータは、例えば、ブロック毎に記憶され、ブロック毎に読み出される。
図2は、不揮発性メモリ10の記憶フォーマットを示す概略図である。図2において、不揮発性メモリ10は、第1の起動プログラム11、第2の起動プログラム12、およびアドレス情報13を記憶している。
第1の起動プログラム11は、第1のシステムとしての記録系20を起動するためのプログラムまたはプログラムデータである。第2の起動プログラム12は、第2のシステムとしての再生系30を起動するためのプログラムまたはプログラムデータである。アドレス情報13は、不揮発性メモリ10における各起動プログラムのアドレスを示す情報である。ここでは、アドレス情報13は、第1の起動プログラム11および第2の起動プログラム12のそれぞれの先頭アドレスを示す。
記録系20は、カメラ1a〜1cと接続されており、カメラ1a〜1cから送信される映像を補助記憶装置4に記録する。記録系20は、第1のCPU(Central Processing Unit:中央演算装置)21およびワークメモリ22を含む。
第1のCPU21は、不揮発性メモリ10から第1の起動プログラム11を読み出して実行することにより、記録系20を起動する起動処理を行う。第1のCPU21は、不揮発性メモリ10から起動プログラムを読み出す場合、起動制御部40に対して読み出し要求を送り、当該読み出し要求に応じて起動制御部40により不揮発性メモリ10から読み出された起動プログラムを実行する。第1のCPU21は、不揮発性メモリ10または他の記憶装置に記憶されている他のプログラムを実行してもよい。例えば、第1のCPU21は、OS(Operating System:オペレーティングシステム)やアプリケーションプログラムなど、映像を記録するためのプログラムを不揮発性メモリ10または他の記憶装置から読み出して実行し、記録系20の記録動作を制御してもよい。具体的には、第1のCPU21は、不揮発性メモリ10に記憶されている第1の起動プログラム11等のプログラムを実行する場合、不揮発性メモリ10に記憶されているプログラムやその他のデータのうち必要となるものをワークメモリ22に読み出し(またはコピーし)、ワークメモリ22にアクセスし、ワークメモリ22に読み出されたプログラムに記述されている処理を実行する。
ワークメモリ22は、第1のCPU21の作業領域として使用されるメモリであり、例えばRAM(Random Access Memory)である。ワークメモリ22は、不揮発性メモリ10から読み出されたプログラムやその他のデータを記憶する。
再生系30は、モニタ3と接続されており、補助記憶装置4に記録された映像を再生してモニタ3に表示させる。再生系30は、カメラ1a〜1cによって撮影された映像をモニタ3に直接表示させてもよい。再生系30は、第2のCPU31およびワークメモリ32を含む。
第2のCPU31は、不揮発性メモリ10から第2の起動プログラム12を読み出して実行することにより、再生系30を起動する起動処理を行う。第2のCPU31は、不揮発性メモリ10から起動プログラムを読み出す場合、起動制御部40に対して読み出し要求を送り、当該読み出し要求に応じて起動制御部40により不揮発性メモリ10から読み出された起動プログラムを実行する。第2のCPU31は、不揮発性メモリ10または他の記憶装置に記憶されている他のプログラムを実行してもよい。例えば、第2のCPU31は、OSやアプリケーションプログラムなど、映像を再生するためのプログラムを不揮発性メモリ10または他の記憶装置から読み出して実行し、再生系30の再生動作を制御してもよい。具体的には、第2のCPU31は、不揮発性メモリ10に記憶されている第2の起動プログラム12等のプログラムを実行する場合、不揮発性メモリ10に記憶されているプログラムやその他のデータのうち必要となるものをワークメモリ32に読み出し(またはコピーし)、ワークメモリ32にアクセスし、ワークメモリ32に読み出されたプログラムに記述されている処理を実行する。
ワークメモリ32は、第2のCPU31の作業領域として使用されるメモリであり、例えばRAMである。ワークメモリ32は、不揮発性メモリ10から読み出されたプログラムやその他のデータを記憶する。
起動制御部40は、第1のCPU21および第2のCPU31の一方を選択的に不揮発性メモリ10に接続する。起動制御部40は、第1のCPU21および第2のCPU31と不揮発性メモリ10との接続を制御し、起動処理を実行するCPUが不揮発性メモリ10にアクセス可能となるように、当該CPUを選択して不揮発性メモリ10に接続する。
起動制御部40は、第1のCPU21が起動処理を開始した後、不揮発性メモリ10の接続変更のトリガを検出すると、不揮発性メモリ10の接続先を第1のCPU21から第2のCPU31に変更し、第2のCPU31に起動処理を開始させる。ここで、「不揮発性メモリ10の接続先」とは、不揮発性メモリ10に接続されるCPUを意味する。本実施の形態では、起動制御部40は、接続変更のトリガとして、第1のCPU21の起動処理が終了したことを検出する。具体的には、第1のCPU21は、起動処理が終了すると、不揮発性メモリ10の接続変更の要求(以下、「接続変更要求」という)を起動制御部40に出力し、起動制御部40は、第1のCPU21からの接続変更要求をトリガとして検出する。接続変更要求は、具体的には、不揮発性メモリ10とCPUとの接続の変更を要求する信号である。接続変更要求の出力は、例えば、第1の起動プログラム11または第1の起動プログラム11によって呼び出されたプログラムによって実行される。なお、起動制御部40は、第1のCPU21の起動処理が正常に終了したことをトリガとして検出してもよい。例えば、第1のCPU21は、起動処理が正常に終了した場合に接続変更要求を出力してもよい。
ここで、第1のCPU21が起動処理を開始した後、第1の起動プログラム11の異常などにより、第1のCPU21の起動処理が終了せず、第1のCPU21から接続変更要求が出力されない場合、不揮発性メモリ10の接続先が第2のCPU31に切り替わらず、第2のCPU31の起動処理が実行されない。第1の起動プログラム11の異常としては、例えば、不揮発性メモリ10に記憶されている第1の起動プログラム11のデータのビットエラーがある。このビットエラーは、例えば、不揮発性メモリ10に記憶されたビットの意図しない変化によるものであり、メモリの電荷抜けなどによって発生する。
本実施の形態では、接続変更のトリガが検出されない場合でも、第2のCPU31の起動処理が実行されるように、起動制御部40は、第1のCPU21が起動処理を開始した後、接続変更のトリガを検出することなく所定時間が経過したと判定した場合、不揮発性メモリ10の接続先を第1のCPU21から第2のCPU31に変更し、第2のCPU31に起動処理を開始させる。ここで、所定時間は、予め設定された時間であり、例えば、起動処理に要する通常の時間よりも長い時間である。
図3は、起動制御部40の構成を概略的に示すブロック図である。図3において、起動制御部40は、CPU選択部41、起動開始部42、起動プログラム選択部43、トリガ検出部44、時間判定部45、第1のCPU21と接続されるデータインタフェース40aおよびリセットインタフェース40b、ならびに第2のCPU31と接続されるデータインタフェース40cおよびリセットインタフェース40dを備える。
CPU選択部41は、第1のCPU21および第2のCPU31のどちらか一方を選択的に不揮発性メモリ10に接続する。不揮発性メモリ10に接続するとは、不揮発性メモリ10にアクセス可能にすることを含む。CPU選択部41は、例えば、データインタフェース40aおよび40cの一方を起動プログラム選択部43に接続するスイッチを切り替えることによって、不揮発性メモリ10に接続されるCPUを切り替える。また例えば、CPU選択部41は、第1のCPU21および第2のCPU31のうちの一方からのアクセス要求を受諾し、他方からのアクセス要求を拒否し、どちらのCPUからのアクセス要求を受諾するかを切り替えることによって、不揮発性メモリ10に接続されるCPUを切り替える。
起動開始部42は、第1のCPU21または第2のCPU31に起動処理の開始を指示する。起動開始部42は、第1のCPU21および第2のCPU31のうち起動処理を開始すべきCPUに対し、起動処理の開始を指示する。ここでは、起動開始部42は、第1のCPU21および第2のCPU31のリセットとその解除を制御するリセット制御部である。具体的には、起動開始部42は、リセットインタフェース40bを介して第1のCPU21にリセット信号を出力し、リセットインタフェース40dを介して第2のCPU31にリセット信号を出力し、これらのリセット信号のオン/オフにより起動処理の開始を指示する。
起動プログラム選択部43は、不揮発性メモリ10にアクセスしてアドレス情報13を取得し、第1のCPU21および第2のCPU31のうち不揮発性メモリ10に接続されたCPUから読み出し要求を受けると、不揮発性メモリ10に記憶されている各起動プログラムのうち、読み出し要求を行ったCPUが実行すべき起動プログラムをアドレス情報に基づいて選択的に読み出す。具体的には、各CPUは、起動プログラムを読み出す場合、読み出しアドレスを指定して読み出し要求を出力する。リセット解除後に最初に指定される読み出しアドレスは0番地である。すなわち、各CPUは、リセットが解除されると、常に0番地から読み出しを要求する。起動プログラム選択部43は、CPUからの読み出し要求を受けると、指定された読み出しアドレスに当該CPUが実行すべき起動プログラムの先頭アドレスを足し合わせ、得られたアドレスを指定して不揮発性メモリ10に読み出しを要求する。これにより、第1のCPU21および第2のCPU31は、実行すべき起動プログラムの先頭アドレスを保持していなくても、実行すべき起動プログラムを読み出すことができる。起動プログラム選択部43は、例えば、起動時に不揮発性メモリ10からアドレス情報13を読み出す。
トリガ検出部44は、不揮発性メモリ10の接続変更のトリガを検出する。本実施の形態では、トリガ検出部44は、接続変更のトリガとして、第1のCPU21から出力される接続変更要求を受ける。なお、図3の例では、トリガ検出部44は、CPU選択部41に含まれる。
時間判定部45は、第1のCPU21の起動処理の開始からの経過時間を計測し、トリガ検出部44がトリガを検出することなく経過時間が所定時間を経過したかを判定する。例えば、時間判定部45は、第1のCPU21の起動またはリセット解除と同時または略同時に時間計測を開始する。その後、時間判定部45は、計測時間が所定時間を経過する前に、トリガ検出部44がトリガを検出した場合、計測時間を初期化し、時間計測が可能な状態で待機する。時間判定部45は、計測時間が所定時間を経過した場合、トリガを検出することなく経過時間が所定時間を経過したと判定する。時間判定部45は、経過時間が所定時間を経過したと判定した場合、起動開始部42を介してCPU選択部41に時間経過通知を送る。時間判定部45の時間計測手段は、例えば、図4に示すRC回路45a等のアナログ回路や、カウンタ回路等の論理回路により実現される。図4において、RC回路45aは、抵抗RとキャパシタCとの直列接続を有する。抵抗Rの一端には入力電圧Vinが印加され、他端はキャパシタCの一端に接続され、キャパシタCの他端は接地される。時間判定部45は、例えば、入力電圧Vinの印加開始後、抵抗RとキャパシタCとの接続点の電圧Voutが所定閾値に達すると、時間経過通知を出力する。
図3に示す起動制御部40は、各部が以下のように動作するように構成される。
システム起動時には、CPU選択部41は、第1のCPU21を不揮発性メモリ10に接続し、起動開始部42は、第1のCPU21に起動処理の開始を指示し、起動プログラム選択部43は、第1のCPU21からの読み出し要求に応じて第1の起動プログラム11を読み出す。ここで、「システム起動時」とは、情報処理システム5の動作開始時である。例えば、監視レコーダ2の電源が投入されると、情報処理システム5はリセット状態となり、電源電圧が安定した後、情報処理システム5のリセットが解除されると、情報処理システム5の動作が開始する。
第1のCPU21が起動処理を開始した後、トリガ検出部44がトリガを検出した場合、および時間判定部45が所定時間を経過したと判定した場合、CPU選択部41は、不揮発性メモリ10の接続先を第1のCPU21から第2のCPU31に変更し、起動開始部42は、第2のCPU31に起動処理の開始を指示し、起動プログラム選択部43は、第2のCPU31からの読み出し要求に応じて第2の起動プログラム12を読み出す。
図5は、本実施の形態1における起動制御部40の動作を示すフローチャートである。図6は、本実施の形態1における第1のCPU21または第2のCPU31の動作を示すフローチャートである。以下、図5および図6を参照して、情報処理システム5の動作について説明する。
図5において、情報処理システム5のリセットが解除されると、CPU選択部41は、第1のCPU21を不揮発性メモリ10に接続する(S10)。また、起動プログラム選択部43は、不揮発性メモリ10の所定のアドレスにアクセスし、アドレス情報13のうち第1の起動プログラム11の先頭アドレスを読み出し、第1の起動プログラム11にアクセスするように自身を設定する(S11)。なお、この間、起動開始部42は、第1のCPU21および第2のCPU31をリセット状態に維持している。
次に、起動開始部42は、時間判定部45に時間計測を開始させ(S12)、第1のCPU21のリセットを解除し、第1のCPU21の起動処理を開始させる(S13)。
図6に示すように、第1のCPU21は、リセットが解除されると、不揮発性メモリ10にアクセスし、第1の起動プログラム11をワークメモリ22に読み出す(S1)。この場合、第1のCPU21は、読み出しアドレスを指定して読み出し要求を起動制御部40に出力する。最初に指定される読み出しアドレスは0番地である。第1のCPU21からの読み出し要求は、データインタフェース40aに入力され、CPU選択部41を介して起動プログラム選択部43に送られる。起動プログラム選択部43は、読み出し要求を受けると、指定された読み出しアドレスに第1の起動プログラム11の先頭アドレスを加算し、得られたアドレスを指定して読み出し要求を不揮発性メモリ10に出力する。この読み出し要求に応じ、不揮発性メモリ10は、指定されたアドレスに記憶されているデータ(第1の起動プログラム11のデータ)を起動プログラム選択部43に出力する。このデータは、起動プログラム選択部43からCPU選択部41およびデータインタフェース40aを介して第1のCPU21に送られ、第1のCPU21からワークメモリ22に転送される。
第1のCPU21は、ワークメモリ22から第1の起動プログラム11を読み出し(S2)、第1の起動プログラム11に記述されている処理を実行する(S3)。この処理としては、例えば、第1のCPU21の初期化、記録系20を構成する第1のCPU21以外のデバイスの初期化、OS等のプログラムのワークメモリ22へのロードがある。第1のCPU21は、起動処理の終了時に、接続変更要求を起動制御部40に出力する。上述したように、この接続変更要求は、第1の起動プログラム11の異常(例えばビットエラー)などにより出力されない場合がある。
図5において、ステップS13の後、時間判定部45の計測時間が所定時間を経過する前に、第1のCPU21の起動処理が完了し、第1のCPU21から接続変更要求が出力された場合(S14:Yes)、CPU選択部41に接続変更要求が入力される(S15)。
一方、ステップS13の後、時間判定部45の計測時間が所定時間を経過し、時間判定部45から時間経過通知が出力された場合(S14:No)、CPU選択部41に時間経過通知が入力される(S16)。
CPU選択部41は、第1のCPU21からの接続変更要求または時間判定部45からの時間経過通知を受けると、不揮発性メモリ10の接続先を第2のCPU31に変更し、起動開始部42および起動プログラム選択部43に接続変更を通知する(S17)。起動開始部42は、接続変更の通知を受けると、時間判定部45の時間計測を初期化して停止させる(S18)。起動プログラム選択部43は、接続変更の通知を受けると、不揮発性メモリ10の所定のアドレスにアクセスし、アドレス情報13のうち第2の起動プログラム12の先頭アドレスを読み出し、第2の起動プログラム12にアクセスするように自身の設定を変更する(S19)。この設定変更が完了した後、起動開始部42は、第2のCPU31のリセットを解除し、第2のCPU31の起動処理を開始させる(S20)。
図6に示すように、第2のCPU31は、リセットが解除されると、不揮発性メモリ10にアクセスして第2の起動プログラム12をワークメモリ32に読み出し(S1)、ワークメモリ32から第2の起動プログラム12を読み出し(S2)、第2の起動プログラム12に記述されている処理を実行する(S3)。この処理としては、例えば、第2のCPU31の初期化、再生系30を構成する第2のCPU31以外のデバイスの初期化、OS等のプログラムのワークメモリ32へのロードがある。このとき、起動プログラム選択部43は、第2の起動プログラム12にアクセスするように設定されているので、第2のCPU31からの読み出し要求に応じて、不揮発性メモリ10から第2の起動プログラム12を読み出す。
なお、上記の動作は一例であり、適宜変更されてもよい。例えば、起動プログラム選択部43は、ステップS11において、第1の起動プログラム11の先頭アドレスと同時に、第2の起動プログラム12の先頭アドレスを読み出してもよい。
以上説明した本実施の形態1によれば、下記(1)〜(7)の効果が得られる。
(1)起動制御部40は、第1のCPU21が起動処理を開始した後、接続変更のトリガを検出することなく所定時間が経過したと判定した場合、不揮発性メモリ10の接続先を第1のCPU21から第2のCPU31に変更する。これにより、第2のCPU31が不揮発性メモリ10にアクセスできず、起動処理を実行できないという事態を抑制または回避することができる。例えば、第1のCPU21の起動処理が正常に終了しない場合でも、第2のCPU31が起動処理を実行することが可能となる。
(2)起動制御部40は、接続変更のトリガを検出することなく所定時間が経過したと判定した場合に、不揮発性メモリ10の接続先を第1のCPU21から第2のCPU31に変更し、第2のCPU31に起動処理を開始させる。本構成によれば、接続変更のトリガが検出されない場合でも、第2のCPU31に起動処理を開始させることができる。例えば、特許文献1に記載の技術では、メインCPUが正常に動作せず、メインCPUによるサブCPUのリセット解除が行われない場合、サブCPUの起動処理が実行されない問題が発生する。また、メインCPUの起動処理が正常に終了せず、メインCPUによるサブCPUのリセット解除が行われない場合、システム全体が起動できない問題が発生する。本実施の形態によれば、起動制御部40が第2のCPU31に起動処理の開始を指示するので、上記特許文献1の問題を抑制または回避することができる。
(3)起動制御部40は、不揮発性メモリ10にアクセスしてアドレス情報を取得し、不揮発性メモリ10に接続されたCPUから読み出し要求を受けると、不揮発性メモリ10から当該CPUが実行すべき起動プログラムをアドレス情報に基づいて選択的に読み出す。本構成によれば、各CPUは、実行すべき起動プログラムのアドレス(例えば先頭アドレス)を保持していなくても、実行すべき起動プログラムにアクセスすることができる。また、各CPUは、起動プログラムのアドレスを記録しておく必要や取得する必要がないので、各CPUの処理負荷が軽減される。
(4)起動制御部40は、第1のCPU21に起動処理の開始を指示し、このタイミングで経過時間の計測を開始する。このため、第1のCPU21が起動処理を開始してからの経過時間を正確または容易に計測することができる。
(5)第1のCPU21の起動処理が正常に終了しなかった場合、第2のCPU31の起動処理が終了した後、第2のCPU31は、不揮発性メモリ10または他の記憶装置から記録系用の起動プログラムを読み出して実行することにより、記録系20を起動してもよい。これにより、第1のCPU21の起動処理により記録系20を起動できない場合に、記録系20を起動することができる。
(6)監視レコーダでは、カメラから送信される映像を記録し続けることが重要である。本実施の形態では、記録系と再生系とで別々のCPUを用いるので、記録系は、再生系に影響を及ぼされることなく動作することができ、映像を記録し続けることができる。
(7)第1のCPU21用の起動プログラムと第2のCPU31用の起動プログラムとを共通の不揮発性メモリ10に格納するので、別々の不揮発性メモリに格納する場合と比較して、回路規模を小さくすることができる。また、各起動プログラムを更新する際に、共通の不揮発性メモリを書き換えればよく、別々の不揮発性メモリを書き換える場合と比較して処理が簡易になる。
実施の形態2.
以下、実施の形態2における情報処理システムについて説明する。この情報処理システムは、予備の起動プログラムを用いる点を除き、実施の形態1の情報処理システムと同様である。以下の説明では、実施の形態1と同様の部分については説明を省略または簡略化し、実施の形態1と同一または対応する要素については同一の符号を付す。
図7は、本実施の形態2における不揮発性メモリ10の記憶フォーマットを示す概略図である。図7において、不揮発性メモリ10は、第1の起動プログラム11、第2の起動プログラム12、およびアドレス情報13に加えて、予備の起動プログラム14を記憶している。予備の起動プログラム14は、記録系20を起動するためのプログラムまたはプログラムデータであり、第1の起動プログラム11の異常が検出された場合に用いられる。予備の起動プログラム14は、第1の起動プログラム11と同一内容のプログラム(例えばバージョンが同じプログラム)であってもよいし、第1の起動プログラム11と内容の異なるプログラム(例えばバージョンの異なるプログラム)であってもよい。アドレス情報13は、不揮発性メモリ10における第1の起動プログラム11、第2の起動プログラム12、および予備の起動プログラム14のそれぞれのアドレス(具体的には先頭アドレス)を示す。
起動制御部40は、第1のCPU21が第1の起動プログラム11による起動処理を開始した後、第1の起動プログラム11の異常を検出した場合に、第1のCPU21に予備の起動プログラム14による起動処理を実行させる。例えば、起動制御部40は、第1の起動プログラム11の異常として、第1の起動プログラム11による起動処理が所定の判定時間内に終了しないことを検出した場合に、第1のCPU21に予備の起動プログラム14による起動処理を実行させる。ここで、所定の判定時間は、予め設定された時間であり、例えば、起動処理に要する通常の時間よりも長い時間である。所定の判定時間は、一例では上記「所定時間」と同じ時間であるが、異なる時間であってもよい。
本実施の形態では、起動制御部40は、第1のCPU21が第1の起動プログラム11による起動処理を開始した後、所定時間内に第1のCPU21の起動処理が終了したことを検出した場合、不揮発性メモリ10の接続先を第2のCPU31に変更し、第2のCPU31に起動処理を開始させる。一方、第1のCPU21の起動処理が終了したことを検出することなく所定時間が経過したと判定した場合、第1のCPU21に予備の起動プログラム14による起動処理を実行させ、その後、不揮発性メモリ10の接続先を第1のCPU21から第2のCPU31に変更し、第2のCPU31に起動処理を開始させる。
起動制御部40は、図3に示される構成を有する。ただし、本実施の形態では、起動制御部40は、各部が以下のように動作するように構成される。
システム起動時には、実施の形態1と同様に、CPU選択部41は、第1のCPU21を不揮発性メモリ10に接続し、起動開始部42は、第1のCPU21に起動処理の開始を指示し、起動プログラム選択部43は、第1のCPU21からの読み出し要求に応じて第1の起動プログラム11を読み出す。
第1のCPU21が第1の起動プログラム11または予備の起動プログラム14による起動処理を開始した後、時間判定部45が所定時間を経過したと判定する前に、トリガ検出部44が起動処理の終了を検出した場合、CPU選択部41は、不揮発性メモリ10の接続先を第1のCPU21から第2のCPU31に変更し、起動開始部42は、第2のCPU31に起動処理の開始を指示し、起動プログラム選択部43は、第2のCPU31からの読み出し要求に応じて第2の起動プログラム12を読み出す。
第1のCPU21が第1の起動プログラム11または予備の起動プログラム14による起動処理を開始した後、時間判定部45が所定時間を経過したと判定した場合、CPU選択部41は、次に起動処理を実行するCPUを決定し、決定されたCPUを不揮発性メモリ10に接続する。起動開始部42は、次に起動処理を実行するCPUを決定し、決定されたCPUに起動処理の開始を指示する。起動プログラム選択部43は、次に実行される起動プログラムを決定し、決定された起動プログラムをCPUからの読み出し要求に応じて読み出す。これらの決定は、例えば、所定時間を経過したとの判定の回数に基づいてなされる。具体的には、所定時間を経過したとの判定が1回目であるときには、CPU選択部41は第1のCPU21の接続を維持し、起動開始部42は第1のCPU21に起動処理の開始を指示し、起動プログラム選択部43は第1のCPU21からの読み出し要求に応じて予備の起動プログラム14を読み出す。所定時間を経過したとの判定が2回目であるときには、CPU選択部41は接続先を第2のCPU31に変更し、起動開始部42は第2のCPU31に起動処理の開始を指示し、起動プログラム選択部43は第2のCPU31からの読み出し要求に応じて第2の起動プログラム12を読み出す。
図8は、本実施の形態2における起動制御部40の動作を示すフローチャートである。以下、図8および図6を参照して、情報処理システム5の動作について説明する。
図8において、情報処理システム5のリセットが解除されると、CPU選択部41は、第1のCPU21を不揮発性メモリ10に接続し(S10)、起動プログラム選択部43は、第1の起動プログラム11の先頭アドレスを読み出し、第1の起動プログラム11にアクセスするように自身を設定する(S11)。
次に、起動開始部42は、時間判定部45に時間計測を開始させ(S12)、第1のCPU21のリセットを解除し、第1のCPU21の起動処理を開始させる(S13)。これにより、第1のCPU21は、不揮発性メモリ10から第1の起動プログラム11を読み出して実行し(図6のS1〜S3)、起動処理が終了すると、接続変更要求を起動制御部40に出力する。
ステップS13の後、時間判定部45の計測時間が所定時間を経過する前に、第1のCPU21の起動処理が完了し、第1のCPU21から接続変更要求が出力された場合(S14:Yes)、CPU選択部41に接続変更要求が入力される(S15)。CPU選択部41は、第1のCPU21からの接続変更要求を受けると、不揮発性メモリ10の接続先を第2のCPU31に変更し、起動開始部42および起動プログラム選択部43に接続変更を通知する(S17)。この通知に応じて、起動開始部42は、時間判定部45の時間計測を初期化して停止させ(S18)、起動プログラム選択部43は、第2の起動プログラム12の先頭アドレスを読み出し、第2の起動プログラム12にアクセスするように自身の設定を変更する(S19)。その後、起動開始部42は、第2のCPU31のリセットを解除し、第2のCPU31の起動処理を開始させる(S20)。これにより、第2のCPU31は、不揮発性メモリ10から第2の起動プログラム12を読み出して実行する(図6のS1〜S3)。
一方、ステップS13の後、時間判定部45の計測時間が所定時間を経過し、時間判定部45から時間経過通知が出力された場合(S14:No)、CPU選択部41に時間経過通知が入力される(S16)。CPU選択部41は、時間判定部45からの時間経過通知を受けると、1回目の時間経過通知であることから、不揮発性メモリ10の接続先を第1のCPU21のままとし、起動開始部42および起動プログラム選択部43に1回目の時間経過通知を送る。起動プログラム選択部43は、1回目の時間経過通知を受けると、不揮発性メモリ10から予備の起動プログラム14の先頭アドレスを読み出し、予備の起動プログラム14にアクセスするように自身の設定を変更する(S21)。起動開始部42は、1回目の時間経過通知を受けると、起動プログラム選択部43の設定変更が完了した後、時間判定部45の時間計測を初期化して開始させ(S22)、第1のCPU21にリセットをかけて、再び起動処理を開始させる(S23)。これにより、第1のCPU21は、不揮発性メモリ10から予備の起動プログラム14を読み出して実行する(図6のS1〜S3)。このとき、起動プログラム選択部43は、予備の起動プログラム14にアクセスするように設定されているので、第1のCPU21からの読み出し要求に応じて、不揮発性メモリ10から予備の起動プログラム14を読み出す。第1のCPU21は、起動処理が終了すると、接続変更要求を起動制御部40に出力する。
ステップS23の後、時間判定部45の計測時間が所定時間を経過する前に、第1のCPU21の起動処理が完了し、第1のCPU21から接続変更要求が出力された場合(S24:Yes)、CPU選択部41に接続変更要求が入力される(S15)。CPU選択部41は、第1のCPU21からの接続変更要求を受けると、不揮発性メモリ10の接続先を第2のCPU31に変更し、起動開始部42および起動プログラム選択部43に接続変更を通知する(S17)。この通知に応じて、ステップS18〜S20の処理が行われ、第2のCPU31が不揮発性メモリ10から第2の起動プログラム12を読み出して実行する(図6のS1〜S3)。
一方、ステップS23の後、時間判定部45の計測時間が所定時間を経過し、時間判定部45から時間経過通知が出力された場合(S24:No)、CPU選択部41に時間経過通知が入力される(S25)。CPU選択部41は、時間判定部45からの時間経過通知を受けると、2回目の時間経過通知であることから、第1のCPU21または記録系20の起動処理が終了していないことを示すエラー処理を実行する(S26)。このエラー処理では、例えば、監視レコーダ2に接続されているモニタ3等に、エラーが発生していることを示す内容を出力する。その後、CPU選択部41は、不揮発性メモリ10の接続先を第2のCPU31に変更し、起動開始部42および起動プログラム選択部43に接続変更を通知する(S17)。この通知に応じて、ステップS18〜S20の処理が行われ、第2のCPU31が不揮発性メモリ10から第2の起動プログラム12を読み出して実行する(図6のS1〜S3)。
なお、上記の動作は一例であり、適宜変更されてもよい。例えば、起動プログラム選択部43は、ステップS11において、第1の起動プログラム11の先頭アドレスと同時に、第2の起動プログラム12の先頭アドレスおよび予備の起動プログラム14の先頭アドレスを読み出してもよい。
以上説明した本実施の形態2によれば、上記実施の形態1の効果の他に、下記(8)〜(9)の効果が得られる。
(8)起動制御部40は、第1のCPU21が第1の起動プログラム11による起動処理を開始した後、第1の起動プログラム11の異常を検出した場合(例えば、第1の起動プログラム11による起動処理が所定時間内に終了しなかった場合)、第1のCPU21に予備の起動プログラム14による起動処理を実行させる。このため、本実施の形態によれば、第1の起動プログラム11に異常があり第1のCPU21の起動処理を正常に実行できない場合でも、予備の起動プログラム14により、第1のCPU21の起動処理を正常に実行することができる。
(9)カメラから送信される映像を記録する記録系と、記録した映像を再生する再生系とにそれぞれCPUが設置された監視システムでは、記録系が、いち早く、かつ、確実に起動することが望まれる。本実施の形態によれば、第1のCPU21が第2のCPU31より先に起動処理を実行し、第1の起動プログラム11に異常があった場合に予備の起動プログラム14による起動処理を実行するので、いち早く、かつ、確実に記録系20を起動することができる。
実施の形態3.
以下、実施の形態3における情報処理システムについて説明する。この情報処理システムは、処理の順序を除き、実施の形態2の情報処理システムと同様である。以下の説明では、実施の形態2と同様の部分については説明を省略または簡略化し、実施の形態2と同一または対応する要素については同一の符号を付す。
本実施の形態では、起動制御部40は、第1のCPU21が第1の起動プログラム11による起動処理を開始した後、所定時間内に第1のCPU21の起動処理が終了したことを検出した場合、不揮発性メモリ10の接続先を第1のCPU21から第2のCPU31に変更し、第2のCPU31に起動処理を開始させる。一方、第1のCPU21の起動処理が終了したことを検出することなく所定時間が経過したと判定した場合、不揮発性メモリ10の接続先を第1のCPU21から第2のCPU31に変更し、第2のCPU31に起動処理を実行させ、その後、不揮発性メモリ10の接続先を第1のCPU21に変更し、第1のCPU21に予備の起動プログラム14による起動処理を実行させる。この場合、起動制御部40は、例えば、第2のCPU31の起動処理が終了したことを検出したときに、不揮発性メモリ10の接続先を第2のCPU31から第1のCPU21に変更する。ただし、起動制御部40は、第2の起動プログラム12の読み出しの終了を検出したときや、第2のCPU31の起動処理の開始から所定時間が経過したときなど、他のタイミングで接続先を第1のCPU21に変更してもよい。
起動制御部40は、図3に示される構成を有する。ただし、本実施の形態では、起動制御部40は、各部が以下のように動作するように構成される。
システム起動時には、実施の形態1と同様に、CPU選択部41は、第1のCPU21を不揮発性メモリ10に接続し、起動開始部42は、第1のCPU21に起動処理の開始を指示し、起動プログラム選択部43は、第1のCPU21からの読み出し要求に応じて第1の起動プログラム11を読み出す。
第1のCPU21が第1の起動プログラム11による起動処理を開始した後、時間判定部45が所定時間を経過したと判定する前に、トリガ検出部44が起動処理の終了を検出した場合、CPU選択部41は、不揮発性メモリ10の接続先を第1のCPU21から第2のCPU31に変更し、起動開始部42は、第2のCPU31に起動処理の開始を指示し、起動プログラム選択部43は、第2のCPU31からの読み出し要求に応じて第2の起動プログラム12を読み出す。
第1のCPU21が第1の起動プログラム11による起動処理を開始した後、時間判定部45が所定時間を経過したと判定した場合、CPU選択部41は、不揮発性メモリ10の接続先を第1のCPU21から第2のCPU31に変更し、起動開始部42は、第2のCPU31に起動処理の開始を指示し、起動プログラム選択部43は、第2のCPU31からの読み出し要求に応じて第2の起動プログラム12を読み出す。その後、CPU選択部41は、不揮発性メモリ10の接続先を第1のCPU21に変更し、起動開始部42は、第1のCPU21に起動処理の開始を指示し、起動プログラム選択部43は、第1のCPU21からの読み出し要求に応じて予備の起動プログラム14を読み出す。
図9は、本実施の形態3における起動制御部40の動作を示すフローチャートである。以下、図9および図6を参照して、情報処理システム5の動作について説明する。
図9のステップS10〜S20の処理は、図5のステップS10〜S20の処理と同様である。ただし、図9では、ステップS17において、CPU選択部41は、第1のCPU21の起動処理が終了しているか否かを示す起動状態情報を記憶する。具体的には、CPU選択部41は、接続変更要求を受けた場合には、起動処理が終了していることを示す起動状態情報を記憶し、時間経過通知を受けた場合には、起動処理が終了していないことを示す起動状態情報を記憶する。
ステップS20で第2のCPU31のリセットが解除されると、第2のCPU31は、不揮発性メモリ10から第2の起動プログラム12を読み出して実行し(図6のS1〜S3)、起動処理が終了すると、起動終了通知を起動制御部40に出力する。
ステップS20の後、CPU選択部41は、第2のCPU31からの起動終了通知を受けると(S31)、記憶している起動状態情報に基づき、第1のCPU21の起動処理が終了しているか否かを判断する(S32)。
第1のCPU21の起動処理が終了している場合には(S32:Yes)、情報処理システム5の起動処理は終了する。
一方、第1のCPU21の起動処理が終了していない場合には(S32:No)、CPU選択部41は、不揮発性メモリ10の接続先を第1のCPU21に変更し、起動開始部42および起動プログラム選択部43に予備起動プログラム実行通知を送る(S33)。起動プログラム選択部43は、予備起動プログラム実行通知を受けると、不揮発性メモリ10から予備の起動プログラム14の先頭アドレスを読み出し、予備の起動プログラム14にアクセスするように自身の設定を変更する(S34)。起動開始部42は、予備起動プログラム実行通知を受けると、起動プログラム選択部43の設定変更が完了した後、時間判定部45の時間計測を初期化して開始させ(S35)、第1のCPU21にリセットをかけて、再び起動処理を開始させる(S36)。これにより、第1のCPU21は、不揮発性メモリ10から予備の起動プログラム14を読み出して実行する(図6のS1〜S3)。このとき、起動プログラム選択部43は、予備の起動プログラム14にアクセスするように設定されているので、第1のCPU21からの読み出し要求に応じて、不揮発性メモリ10から予備の起動プログラム14を読み出す。第1のCPU21は、起動処理が終了すると、起動終了通知を起動制御部40に出力する。
ステップS36の後、時間判定部45の計測時間が所定時間を経過する前に、第1のCPU21の起動処理が完了し、第1のCPU21から起動終了通知が出力された場合(S37:Yes)、CPU選択部41に起動終了通知が入力され、情報処理システム5の起動処理が終了する。
一方、ステップS36の後、時間判定部45の計測時間が所定時間を経過し、時間判定部45から時間経過通知が出力された場合(S37:No)、CPU選択部41に時間経過通知が入力される(S38)。CPU選択部41は、時間判定部45からの時間経過通知を受けると、2回目の時間経過通知であることから、第1のCPU21または記録系20の起動処理が終了していないことを示すエラー処理を実行する(S39)。このエラー処理では、例えば、CPU選択部41は、監視レコーダ2に接続されているモニタ3等に、エラーが発生していることを示す内容を出力する。
以上説明した本実施の形態3によれば、上記実施の形態1および2の効果の他に、下記(10)の効果が得られる。
(10)起動制御部40は、第1のCPU21が第1の起動プログラム11による起動処理を開始した後、第1のCPU21の起動処理が終了したことを検出することなく所定時間が経過したと判定した場合、不揮発性メモリ10の接続先を第1のCPU21から第2のCPU31に変更し、第2のCPU31に起動処理を実行させ、その後、不揮発性メモリ10の接続先を第1のCPU21に変更し、第1のCPU21に予備の起動プログラム14による起動処理を実行させる。本構成では、第1のCPU21の第1の起動プログラム11による起動処理が所定時間内に終了しない場合に、第1のCPU21に予備の起動プログラム14による起動処理を実行させる前に、第2のCPU31に起動処理を実行させる。このため、情報処理システム5の一部分を早期に起動することができる。特に、監視レコーダでは、システムが起動できない状態にあることは望ましくないため、システムの異常をいち早く把握する必要がある。本構成では、第2のCPU31が起動することで、第2のCPU31を用いて第1のCPU21または記録系20の異常を把握することが可能または容易になる。例えば、ユーザは、第2のCPU31を用いて、第1のCPU21または記録系20の状態をモニタ3等で確認することが可能になる。
なお、実施の形態1〜3において、起動制御部40の機能は、電子回路などのハードウェア資源のみにより実現されてもよいし、ハードウェア資源とソフトウェアとの協働により実現されてもよい。ハードウェア資源とソフトウェアとの協働により実現される場合、起動制御部40の機能は、例えばコンピュータプログラムがコンピュータにより実行されることによって実現される。より具体的には、起動制御部40の機能は、ROM(Read Only Memory)等の記録媒体に記録されたコンピュータプログラムが主記憶装置に読み出されてCPUにより実行されることによって実現される。コンピュータプログラムは、光ディスク等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されて提供されてもよいし、インターネット等の通信回線を介して提供されてもよい。
また、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の態様で実施することができる。
例えば、上記の説明では、プログラムをワークメモリ22または32に展開して実行する構成を例示したが、第1のCPU21または第2のCPU31は、プログラムをワークメモリ22または32に展開せずに不揮発性メモリ10上から直接実行するように構成されてもよい。この構成では、ワークメモリ22または32の容量を削減することができる。
また、第1の起動プログラム11の起動対象である第1のシステムは、一例では記録系20のような第1のCPU21を含むシステムであるが、第1のCPU21であってもよいし、第1のCPU21を含まないシステムであってもよい。同様に、第2の起動プログラム12の起動対象である第2のシステムは、一例では再生系30のような第2のCPU31を含むシステムであるが、第2のCPU31であってもよいし、第2のCPU31を含まないシステムであってもよい。
また、上記の説明では、不揮発性メモリ10の接続変更のトリガとして、第1のCPU21の起動処理が終了したこと、および第1のCPU21からの接続変更要求を例示したが、接続変更のトリガは、これらに限られず、例えば下記(a)〜(d)の事象または信号であってもよい。
(a)不揮発性メモリ10からの第1の起動プログラム11の読み出しが終了したこと
(b)第1のCPU21から出力される、不揮発性メモリ10からの第1の起動プログラム11の読み出しが終了したことを示す信号
(c)第1のCPU21と関係するデバイスから出力される、第1のCPU21の起動処理の終了または第1の起動プログラム11の読み出しの終了を示す信号
(d)第1のCPU21の起動処理の終了または第1の起動プログラム11の読み出しの終了を示す、第1のCPU21または第1のCPU21と関係するデバイスの状態の変化
また、上記の説明では、起動制御部40が第1のCPU21および第2のCPU31に起動処理を開始させる構成を例示したが、第1のCPU21および第2のCPU31は、他の態様で起動処理を開始してもよい。例えば、第1のCPU21が第2のCPU31のリセットを解除することで、第2のCPU31の起動処理を開始させてもよい。
また、上記の説明では、アドレス情報13が不揮発性メモリ10に記憶されている構成を例示したが、アドレス情報13は、例えば起動プログラム選択部43に接続されるレジスタなど、不揮発性メモリ10以外の記憶装置に記憶されてもよい。
また、上記各実施の形態において、アドレス情報13および起動プログラム選択部43は省略されてもよい。例えば、各CPUが起動プログラムのアドレスを指定し、起動制御部40は、CPUにより指定されたアドレスをそのまま指定して不揮発性メモリ10にアクセスしてもよい。また、各CPUは、リセット解除後に常に共通のプログラムにアクセスし、このプログラムの命令に従って、実行すべき起動プログラムの先頭アドレスにジャンプしてもよい。
また、上記実施の形態2および3では、第1の起動プログラム11による起動処理が所定時間内に終了しない場合に予備の起動プログラム14を用いる構成を例示したが、起動制御部40は、他の態様で第1の起動プログラム11の異常を検出してもよい。例えば、起動制御部40は、第1のCPU21または他のデバイスから第1の起動プログラム11の異常(例えばビットエラーが検出されたこと)を示す信号を受けた場合や、第1のCPU21から定期的に出力されるべき信号が途絶えた場合に、予備の起動プログラム14を用いてもよい。
また、上記実施の形態2および3では、予備の起動プログラムが1つだけ記憶される構成を例示したが、複数の予備の起動プログラムが不揮発性メモリ10に記憶されていてもよい。複数の予備の起動プログラムは、それぞれ、記録系20を起動するためのプログラムであり、第1の起動プログラム11と同一内容のプログラムデータであってもよいし、第1の起動プログラム11と内容の異なるプログラムデータであってもよい。また、複数の予備の起動プログラムは、それぞれが他の予備の起動プログラムと同一内容のプログラムデータであってもよいし、他の予備の起動プログラムと内容が異なるプログラムデータであってもよい。本構成では、起動制御部40は、例えば予備の起動プログラムの個数情報を保持し、第1のCPU21の起動処理が正常に終了するか、または使用されていない予備の起動プログラムがなくなるまで、複数の予備の起動プログラムを第1のCPU21に順に実行させてもよい。例えば、図8において、ステップS25で未使用の予備の起動プログラムが残っているかを判断し、残っている場合にはステップS21に戻って未使用の予備の起動プログラムによる起動処理を行い、残っていない場合にステップS26に進むようにしてもよい。また、図9において、ステップS38で未使用の予備の起動プログラムが残っているかを判断し、残っている場合にはステップS34に戻って未使用の予備の起動プログラムによる起動処理を行い、残っていない場合にステップS39に進むようにしてもよい。
また、起動制御部40の構成は、図3に示される構成に限定されず、適宜変更されてもよい。例えば、図3では、起動開始部42が1つのブロックである構成を例示したが、CPU選択部41、起動プログラム選択部43、または時間判定部45が起動開始部42の機能を有するように構成されてもよい。
また、本発明は、監視レコーダに限られず、様々な種類の装置に適用することができる。
2 監視レコーダ、 5 情報処理システム、 10 不揮発性メモリ、 20 記録系、 21 第1のCPU、 22 ワークメモリ、 30 再生系、 31 第2のCPU、 32 ワークメモリ、 40 起動制御部、 41 CPU選択部、 42 起動開始部、 43 起動プログラム選択部、 44 トリガ検出部、 45 時間判定部。

Claims (15)

  1. 第1のシステムを起動するための第1の起動プログラムおよび第2のシステムを起動するための第2の起動プログラムを記憶する不揮発性メモリと、
    前記不揮発性メモリから前記第1の起動プログラムを読み出して実行することにより、前記第1のシステムを起動する起動処理を行う第1のCPUと、
    前記不揮発性メモリから前記第2の起動プログラムを読み出して実行することにより、前記第2のシステムを起動する起動処理を行う第2のCPUと、
    前記第1のCPUおよび前記第2のCPUの一方を選択的に前記不揮発性メモリに接続する制御手段であって、前記第1のCPUが前記起動処理を開始した後、前記不揮発性メモリの接続変更のトリガを検出すると、前記不揮発性メモリの接続先を前記第1のCPUから前記第2のCPUに変更する制御手段と
    を備え、
    前記制御手段は、前記第1のCPUが前記起動処理を開始した後、前記トリガを検出することなく所定時間が経過したと判定した場合、前記不揮発性メモリの接続先を前記第1のCPUから前記第2のCPUに変更することを特徴とする情報処理システム。
  2. 前記トリガは、前記第1のCPUの前記起動処理が終了したことであることを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記トリガは、前記第1のCPUから出力される接続変更の要求であることを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  4. 前記制御手段は、前記トリガを検出することなく所定時間が経過したと判定した場合、前記不揮発性メモリの接続先を前記第1のCPUから前記第2のCPUに変更し、前記第2のCPUに前記起動処理を開始させることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  5. 前記不揮発性メモリは、前記第1のシステムを起動するための予備の起動プログラムをさらに記憶し、
    前記制御手段は、前記第1のCPUが前記第1の起動プログラムによる起動処理を開始した後、前記第1の起動プログラムの異常を検出した場合に、前記第1のCPUに前記予備の起動プログラムによる起動処理を実行させることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  6. 前記第1の起動プログラムの異常は、前記第1の起動プログラムによる起動処理が所定の判定時間内に終了しないことであることを特徴とする請求項5に記載の情報処理システム。
  7. 前記制御手段は、
    前記第1のCPUが前記第1の起動プログラムによる起動処理を開始した後、
    前記所定時間内に前記第1のCPUの起動処理が終了したことを検出した場合、前記不揮発性メモリの接続先を前記第1のCPUから前記第2のCPUに変更し、
    前記第1のCPUの起動処理が終了したことを検出することなく前記所定時間が経過したと判定した場合、前記第1のCPUに前記予備の起動プログラムによる起動処理を実行させ、その後、前記不揮発性メモリの接続先を前記第1のCPUから前記第2のCPUに変更することを特徴とする請求項6に記載の情報処理システム。
  8. 前記制御手段は、
    前記第1のCPUが前記第1の起動プログラムによる起動処理を開始した後、
    前記所定時間内に前記第1のCPUの起動処理が終了したことを検出した場合、前記不揮発性メモリの接続先を前記第1のCPUから前記第2のCPUに変更し、
    前記第1のCPUの起動処理が終了したことを検出することなく前記所定時間が経過したと判定した場合、前記不揮発性メモリの接続先を前記第1のCPUから前記第2のCPUに変更し、前記第2のCPUに前記起動処理を実行させ、その後、前記不揮発性メモリの接続先を前記第1のCPUに変更し、前記第1のCPUに前記予備の起動プログラムによる起動処理を実行させることを特徴とする請求項6に記載の情報処理システム。
  9. 前記不揮発性メモリにおける前記各起動プログラムのアドレスを示すアドレス情報を記憶するアドレス記憶手段を備え、
    前記各CPUは、前記不揮発性メモリから起動プログラムを読み出す場合、前記制御手段に読み出し要求を送り、当該読み出し要求に応じて前記制御手段により前記不揮発性メモリから読み出された起動プログラムを実行し、
    前記制御手段は、前記アドレス記憶手段にアクセスして前記アドレス情報を取得し、前記第1のCPUおよび前記第2のCPUのうち前記不揮発性メモリに接続されたCPUから前記読み出し要求を受けると、前記不揮発性メモリから当該CPUが実行すべき起動プログラムを前記アドレス情報に基づいて選択的に読み出すことを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  10. 前記不揮発性メモリにおける前記各起動プログラムのアドレスを示すアドレス情報を記憶するアドレス記憶手段を備え、
    前記各CPUは、前記不揮発性メモリから起動プログラムを読み出す場合、前記制御手段に読み出し要求を送り、当該読み出し要求に応じて前記制御手段により前記不揮発性メモリから読み出された起動プログラムを実行し、
    前記制御手段は、
    前記第1のCPUおよび前記第2のCPUの一方を選択的に前記不揮発性メモリに接続するCPU選択手段と、
    前記第1のCPUまたは前記第2のCPUに起動処理の開始を指示する起動開始手段と、
    前記アドレス記憶手段にアクセスして前記アドレス情報を取得し、前記不揮発性メモリに接続されたCPUから前記読み出し要求を受けると、前記不揮発性メモリから当該CPUが実行すべき起動プログラムを前記アドレス情報に基づいて選択的に読み出す起動プログラム選択手段と、
    前記トリガを検出する検出手段と、
    前記第1のCPUの起動処理の開始からの経過時間を計測し、前記検出手段が前記トリガを検出することなく前記経過時間が前記所定時間を経過したかを判定する時間判定手段と
    を備え、
    前記第1のCPUが起動処理を開始した後、前記検出手段が前記トリガを検出した場合、および前記時間判定手段が前記所定時間を経過したと判定した場合、前記CPU選択手段は前記不揮発性メモリの接続先を前記第1のCPUから前記第2のCPUに変更し、前記起動開始手段は前記第2のCPUに起動処理の開始を指示し、前記起動プログラム選択手段は前記第2のCPUからの読み出し要求に応じて前記第2の起動プログラムを読み出すことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  11. 前記不揮発性メモリにおける前記各起動プログラムのアドレスを示すアドレス情報を記憶するアドレス記憶手段を備え、
    前記各CPUは、前記不揮発性メモリから起動プログラムを読み出す場合、前記制御手段に読み出し要求を送り、当該読み出し要求に応じて前記制御手段により前記不揮発性メモリから読み出された起動プログラムを実行し、
    前記制御手段は、
    前記第1のCPUおよび前記第2のCPUの一方を選択的に前記不揮発性メモリに接続するCPU選択手段と、
    前記第1のCPUまたは前記第2のCPUに起動処理の開始を指示する起動開始手段と、
    前記アドレス記憶手段にアクセスして前記アドレス情報を取得し、前記不揮発性メモリに接続されたCPUから前記読み出し要求を受けると、前記不揮発性メモリから当該CPUが実行すべき起動プログラムを前記アドレス情報に基づいて選択的に読み出す起動プログラム選択手段と、
    前記第1のCPUの起動処理の終了を検出する検出手段と、
    前記第1のCPUの起動処理の開始からの経過時間を計測し、前記検出手段が前記第1のCPUの起動処理の終了を検出することなく前記経過時間が前記所定時間を経過したかを判定する時間判定手段と
    を備え、
    前記第1のCPUが前記第1の起動プログラムによる起動処理を開始した後、
    前記時間判定手段が前記所定時間を経過したと判定する前に、前記検出手段が前記起動処理の終了を検出した場合、前記CPU選択手段は前記不揮発性メモリの接続先を前記第1のCPUから前記第2のCPUに変更し、前記起動開始手段は前記第2のCPUに起動処理の開始を指示し、前記起動プログラム選択手段は前記第2のCPUからの読み出し要求に応じて前記第2の起動プログラムを読み出し、
    前記時間判定手段が前記所定時間を経過したと判定した場合、前記起動開始手段は前記第1のCPUに起動処理の開始を指示し、前記起動プログラム選択手段は前記第1のCPUからの読み出し要求に応じて前記予備の起動プログラムを読み出し、その後、前記CPU選択手段は前記不揮発性メモリの接続先を前記第1のCPUから前記第2のCPUに変更し、前記起動開始手段は前記第2のCPUに起動処理の開始を指示し、前記起動プログラム選択手段は前記第2のCPUからの読み出し要求に応じて前記第2の起動プログラムを読み出すことを特徴とする請求項6に記載の情報処理システム。
  12. 前記不揮発性メモリにおける前記各起動プログラムのアドレスを示すアドレス情報を記憶するアドレス記憶手段を備え、
    前記各CPUは、前記不揮発性メモリから起動プログラムを読み出す場合、前記制御手段に読み出し要求を送り、当該読み出し要求に応じて前記制御手段により前記不揮発性メモリから読み出された起動プログラムを実行し、
    前記制御手段は、
    前記第1のCPUおよび前記第2のCPUの一方を選択的に前記不揮発性メモリに接続するCPU選択手段と、
    前記第1のCPUまたは前記第2のCPUに起動処理の開始を指示する起動開始手段と、
    前記アドレス記憶手段にアクセスして前記アドレス情報を取得し、前記不揮発性メモリに接続されたCPUから前記読み出し要求を受けると、前記不揮発性メモリから当該CPUが実行すべき起動プログラムを前記アドレス情報に基づいて選択的に読み出す起動プログラム選択手段と、
    前記第1のCPUの起動処理の終了を検出する検出手段と、
    前記第1のCPUの起動処理の開始からの経過時間を計測し、前記検出手段が前記第1のCPUの起動処理の終了を検出することなく前記経過時間が前記所定時間を経過したかを判定する時間判定手段と
    を備え、
    前記第1のCPUが前記第1の起動プログラムによる起動処理を開始した後、
    前記時間判定手段が前記所定時間を経過したと判定する前に、前記検出手段が前記起動処理の終了を検出した場合、前記CPU選択手段は前記不揮発性メモリの接続先を前記第1のCPUから前記第2のCPUに変更し、前記起動開始手段は前記第2のCPUに起動処理の開始を指示し、前記起動プログラム選択手段は前記第2のCPUからの読み出し要求に応じて前記第2の起動プログラムを読み出し、
    前記時間判定手段が前記所定時間を経過したと判定した場合、前記CPU選択手段は前記不揮発性メモリの接続先を前記第1のCPUから前記第2のCPUに変更し、前記起動開始手段は前記第2のCPUに起動処理の開始を指示し、前記起動プログラム選択手段は前記第2のCPUからの読み出し要求に応じて前記第2の起動プログラムを読み出し、その後、前記CPU選択手段は前記不揮発性メモリの接続先を前記第1のCPUに変更し、前記起動開始手段は前記第1のCPUに起動処理の開始を指示し、前記起動プログラム選択手段は前記第1のCPUからの読み出し要求に応じて前記予備の起動プログラムを読み出すことを特徴とする請求項6に記載の情報処理システム。
  13. 第1のシステムを起動するための第1の起動プログラムおよび第2のシステムを起動するための第2の起動プログラムを記憶する不揮発性メモリと、
    前記不揮発性メモリから前記第1の起動プログラムを読み出して実行することにより、前記第1のシステムを起動する起動処理を行う第1のCPUと、
    前記不揮発性メモリから前記第2の起動プログラムを読み出して実行することにより、前記第2のシステムを起動する起動処理を行う第2のCPUと
    を備える情報処理システムの制御装置であって、
    前記第1のCPUおよび前記第2のCPUの一方を選択的に前記不揮発性メモリに接続するCPU選択手段と、
    前記第1のCPUが前記起動処理を開始した後、前記不揮発性メモリの接続変更のトリガを検出する検出手段と、
    前記第1のCPUの起動処理の開始からの経過時間を計測し、前記検出手段が前記トリガを検出することなく前記経過時間が所定時間を経過したかを判定する時間判定手段と
    を備え、
    前記CPU選択手段は、前記第1のCPUが前記起動処理を開始した後、前記検出手段が前記トリガを検出した場合、および前記時間判定手段が前記所定時間を経過したと判定した場合、前記不揮発性メモリの接続先を前記第1のCPUから前記第2のCPUに変更することを特徴とする制御装置。
  14. 第1のシステムを起動するための第1の起動プログラムおよび第2のシステムを起動するための第2の起動プログラムを記憶する不揮発性メモリと、
    前記不揮発性メモリから前記第1の起動プログラムを読み出して実行することにより、前記第1のシステムを起動する起動処理を行う第1のCPUと、
    前記不揮発性メモリから前記第2の起動プログラムを読み出して実行することにより、前記第2のシステムを起動する起動処理を行う第2のCPUと
    を備える情報処理システムの制御方法であって、
    前記第1のCPUおよび前記第2のCPUの一方を選択的に前記不揮発性メモリに接続するCPU選択工程と、
    前記第1のCPUが前記起動処理を開始した後、前記不揮発性メモリの接続変更のトリガを検出する検出工程と、
    前記第1のCPUの起動処理の開始からの経過時間を計測し、前記検出工程が前記トリガを検出することなく前記経過時間が所定時間を経過したかを判定する時間判定工程と
    を備え、
    前記CPU選択工程は、前記第1のCPUが前記起動処理を開始した後、前記検出工程が前記トリガを検出した場合、および前記時間判定工程が前記所定時間を経過したと判定した場合、前記不揮発性メモリの接続先を前記第1のCPUから前記第2のCPUに変更することを特徴とする制御方法。
  15. 第1のシステムを起動するための第1の起動プログラムおよび第2のシステムを起動するための第2の起動プログラムを記憶する不揮発性メモリと、
    前記不揮発性メモリから前記第1の起動プログラムを読み出して実行することにより、前記第1のシステムを起動する起動処理を行う第1のCPUと、
    前記不揮発性メモリから前記第2の起動プログラムを読み出して実行することにより、前記第2のシステムを起動する起動処理を行う第2のCPUと
    を備える情報処理システムの制御プログラムであって、
    前記第1のCPUおよび前記第2のCPUの一方を選択的に前記不揮発性メモリに接続するCPU選択工程と、
    前記第1のCPUが前記起動処理を開始した後、前記不揮発性メモリの接続変更のトリガを検出する検出工程と、
    前記第1のCPUの起動処理の開始からの経過時間を計測し、前記検出工程が前記トリガを検出することなく前記経過時間が所定時間を経過したかを判定する時間判定工程と
    をコンピュータに実行させ、
    前記CPU選択工程は、前記第1のCPUが前記起動処理を開始した後、前記検出工程が前記トリガを検出した場合、および前記時間判定工程が前記所定時間を経過したと判定した場合、前記不揮発性メモリの接続先を前記第1のCPUから前記第2のCPUに変更することを特徴とする制御プログラム。
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