JP2015040733A - フローセル固定装置及び核酸分析装置 - Google Patents

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【課題】複数のフローセルを収容可能な小型の核酸分析装置を実現する。【解決手段】核酸分析装置に実装するフローセル固定装置として、基板上に試料を保持するフローセルの温度を調整するホルダユニットと、水平方向に延びる回転軸を中心として縦方向に回転する回転式ドラムであり、その回転面上に前記ホルダユニットの取り付け部を複数有する回転式ドラムと、前記回転式ドラムを回転駆動する回転機構と、前記回転式ドラムの回転に関する情報を検知するセンサとを有するものを提案する。【選択図】図2

Description

本発明は、核酸(例えばDNA(Deoxyribonucleic acid)、RNA(ribonucleic acid))配列の解析に用いられる核酸分析装置及び当該装置に実装するフローセル固定装置に関する。
近年の核酸分析装置は、基板上に固定された多数のDNA断片を並列的に検出し、分析スループットの向上を図っている。本明細書では、DNA断片を固定する基板を「フローセル」と呼ぶ。核酸分析装置は、装置内の所定位置に取り付けられたフローセルに対して試薬を注入して温度を調整し、更にフローセルに励起光を照射してDNA断片から放射される蛍光を検出し、検出結果を基にDNA配列を読み取る。
一般的な核酸分析装置は、フローセルを取り付けるためのホルダ機構、フローセル内の試料と試薬を反応させるための温度調整機構、試薬をフローセルに注入するための送液機構、照射・蛍光検出を行う光学系、フローセルを移動させるステージ機構等から構成される。
現在、核酸分析装置の小型化に対するニーズがある。装置の小型化を図る場合、フローセルの取り付け構造が重要となる。フローセルの取り付け構造の一例が特許文献1に示されている。特許文献1には、複数枚のフローセルを、並列に取り付けられた温度調整可能なヒートプレートに取り付ける構造が示めされている。
特表2010―539987号公報
しかし、特許文献1に記載の技術のように、複数枚のフローセルを並列に配置する方法は、並列配置するフローセルの枚数が増えるほど配列方向へのサイズも大きくなり、核酸分析装置の小型化には不向きである。
また、蛍光検出に必要な励起光は、フローセルに対して常に垂直方向から照射する必要がある。このため、フローセルの取り付け角度が固定化されると、励起光を照射する照射・検出ユニットの配置位置も、おのずとフローセルの直上に限定される。この配置上の制約は、核酸分析装置の小型化を図る上で支障となる。
そこで、本明細書では、フローセルの取り付け角度の自由度が高く、かつ、複数枚のフローセルを省スペースで配置可能なフローセル固定装置を提供する。また、本明細書では、当該フローセル固定装置の実装により小型化された核酸分析装置も提供する。
本明細書は、上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その一形態であるフローセル固定装置は、基板上に試料を保持するフローセルの温度を調整するホルダユニットと、水平方向に延びる回転軸を中心として縦方向に回転する回転式ドラムであり、その回転面上に前記ホルダユニットの取り付け部を複数有する回転式ドラムと、前記回転式ドラムを回転駆動する回転機構と、前記回転式ドラムの回転に関する情報を検知するセンサとを有する。
また、別の一形態であるフローセル固定装置は、基板上に試料を保持するフローセルの温度を調整するホルダユニットと、垂直方向に延びる回転軸を中心として横方向に回転する回転式ドラムであり、その回転面上に前記ホルダユニットの取り付け部を複数有する回転式ドラムと、前記回転式ドラムを回転駆動する回転機構と、前記回転式ドラムの回転に関する情報を検知するセンサとを有する。
本発明によれば、フローセルの取り付け構造の省スペース化を実現でき、核酸分析装置を従来に比して一段と小型化できる。前述した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施の形態の説明により明らかにされる。
実施例1に係る核酸分析装置の構成例を示す図。 実施例1に係るフローセル固定装置の外観構成例を説明する斜視図。 実施例1に係るフローセル固定装置の分解構成例を説明する斜視図。 実施例2に係るフローセル固定装置の外観構成例を説明する斜視図。 実施例2に係るフローセル固定装置の分解構成例を説明する斜視図。
以下、図面に基づいて、本発明の実施の形態を説明する。なお、本発明の実施の態様は、後述する実施例に限定されるものではなく、その技術思想の範囲において、種々の変形が可能である。
[実施例1]
(核酸分析装置の全体構成)
図1に、実施例に係る核酸分析装置1の概略構成を示す。核酸分析装置1は、その筐体内に、図1に示す構成要素を内蔵する。なお、核酸分析装置1は、図1に記載の構成要素以外にも構成要素を有している。
フローセル2には、注入口、排出口、反応領域及びそれらを接続する流路が形成されている。フローセル2の構造は様々であるが、少なくとも励起光を照射して蛍光を検出するための領域部分は、励起光や蛍光の波長帯域に対して透明な材質で構成されている。
フローセル2は、温度調整機構付のホルダユニット3(以下「ホルダユニット3」という)の取り付け面に取り外し自在に取り付けられる。例えばフローセル2は、真空チャック方式により、ホルダユニット3の取り付け面に取り付けられる。また例えばフローセル2は、留め具等を用いてホルダユニット3の取り付け面に取り付けることもできる。
ホルダユニット3は、円柱状の回転式ドラム4に取り付けられる。本実施例の場合、ホルダユニット3は、回転式ドラム4に対して着脱自在に取り付けられる。もっとも、ホルダユニット3と回転式ドラム4は一体構造でも良い。本実施例の回転式ドラム4は、水平方向に延びる不図示の回転軸を中心に縦方向に回転駆動される。
回転式ドラム4は、不図示の回転機構により回転駆動される。回転機構は、ベルト、ギヤ、カム等を通じて伝達される回転力により回転式ドラム4を回転駆動する。回転式ドラム4の側面(回転面)には、円周方向に沿って4つのホルダユニット3が90°間隔で取り付けられている。回転式ドラム4の回転軸は、コ字状(U形状)のドラムホルダ4Aに支持されている。
ホルダユニット3は、回転式ドラム4に設けられた取り付け面に対し、例えば真空チャック方式により取り付けられる。また、ホルダユニット3は、留め具等を用いて回転式ドラム4に設けられた取り付け面に取り付けることもできる。ホルダユニット3及び回転式ドラム4の詳細構造については後述する。
ドラムホルダ4Aは、X軸方向にスライド移動するステージユニット5Aに搭載される。ステージユニット5Aは、Y軸方向にスライド移動するステージユニット5Bに搭載される。試薬容器6には、試薬や洗浄水が収容されている。送液ユニット7は、管6Aを通じて試薬容器6に収容された試薬を吸引し、フローセル2に注入する駆動源である。本明細書では、送液ユニット7を試薬注入部ともいう。管6Aは例えば弾力性を有し、ステージユニット5A及び5Bの移動に追従できるものとする。切り替えバルブ10は、管6Aの中間に位置し、送液ユニット7と試薬容器6とを連結して流路を形成するか、送液ユニット7とフローセル2とを連結して流路を形成するかの切り換えを実行する。
照射・検出ユニット8は、フローセル2に固定された試料に向けて励起光を照射する光源と、励起光の照射を受けた試料が放射する蛍光を検出するセンサを有する。照射・検出ユニット8は、回転式ドラム4の回転面に対して垂直な任意の位置に配置される。フローセル2は回転式ドラム4の回転に伴って移動するため、回転式ドラム4の回転面に対して垂直でありさえすれば、フローセル2に対して励起光を垂直に入射できる。ただし、本実施例では、照射・検出ユニット8は、回転式ドラム4の上方に取り付けている。
廃液容器9は、フローセル2からの廃液を収容する容器である。フローセル2の廃液は、ホルダユニット3の流路、回転式ドラム4内の流路、管6Aを順番に通じて廃液容器9に廃棄される。この他、核酸分析装置1の筐体内には、分析部11と表示部12が配置される。分析部11は、照射・検出ユニット8により検出された蛍光を分析し、試料に含まれるDNAの塩基配列を検出する。表示部12は、分析部11の分析結果を表示する。
なお、本実施例における分析部11は、分析工程の進捗に応じ、回転式ドラム4の動作、ステージユニット5A及び5Bの動作、送液ユニット7の動作、照射・検出ユニット8の動作、切り替えバルブ10の動作、表示部12の動作を制御する。すなわち、分析部11は制御部として機能する。
(観察動作)
続いて、核酸分析装置1で実行される動作の概要を説明する。まず、前処理装置において、直径1マイクロメートル程度のDNA断片が多数固定されたフローセル2をホルダユニット3に取り付ける。ここでは、回転式ドラム4にフローセル2を1枚だけ取り付けるものとする。また、フローセル2は、回転式ドラム4と共に回転移動するホルダユニット3のうち、最高点(照射・検出ユニット8との対向位置)に位置するホルダユニット3に取り付けられる。
次に、切り替えバルブ10は、回転式ドラム4側に接続される管6Aのバルブを閉じる一方、試料容器6側に接続される管6Aのバルブを開く。これにより、送液ユニット7と試薬容器6の間に流路が形成される。この後、送液ユニット7は、管6Aを通じ、試薬容器6から試薬を吸引する。本実施例の場合、管6Aは、回転式ドラム4の回転軸の内側を通ってドラム内の流路と連結される。
試薬の吸引が終了すると、切り替えバルブ10は、試料容器6側に接続される管6Aのバルブを閉じる一方、回転式ドラム4側に接続される管6Aのバルブを開く。これにより、送液ユニット7と回転式ドラム4の間に流路が形成される。この後、送液ユニット7は、管6Aを通じ、試薬を回転式ドラム4に注入する。
回転式ドラム4に注入された試薬は、回転式ドラム4の内部流路、ホルダユニット3の内部流路を経てフローセル2に注入される。例えば回転式ドラム4の内部に不図示のバルブ(分析部11により開閉制御される)を設け、特定のフローセル2に対してのみ試薬を注入する。
試薬の注入後、ホルダユニット3による温度調整により、フローセル2の反応領域ではDNA断片と試薬との反応が起きる。反応したDNA断片を観察するため、ステージユニット5A及び5BがXY平面内でスライド移動する。フローセル2が観察位置に位置決めされると、照射・検出ユニット8は、励起光を反応領域に照射する。また、照射・検出ユニット8は、反応領域内に存在する複数のDNA断片から放射される蛍光を受光部で検出する。
1つの観察領域について蛍光の検出が終了すると、ステージユニット5A及び5Bがドラムホルダ4Aを水平面内で微小に動かし、フローセル2の次の観察領域を照射・検出ユニット8の直下に位置決めする。この後、前述と同様の手法により、観察領域への励起光の照射と蛍光の検出とが実行される。この観察動作は、複数回繰り返し実行される。全ての観察領域について観察が終了すると、送液ユニット7は、試薬容器6に収容されている洗浄水を吸引し、その後、フローセル2へ注入する。洗浄水の注入により、フローセル2内の流路が洗浄される。この後、別の試薬をフローセル2に注入し、前述の観察の後、さらに洗浄する一連の動作を複数回繰り返す。当該観察動作の実行後、分析部11は、DNA断片のDNA配列を読み取る。
なお、フローセル2が回転式ドラム4に複数枚取り付けられている場合、1枚のフローセル2に対する観察が終了すると、回転式ドラム4を回転軸の周りに回転し、別のフローセル2を照射・検出ユニット8の直下に移動し、その観察位置についての観察を開始する。以後、別のフローセル2について、同様の観察動作が実行される。
(フローセル固定装置の構成)
図2及び図3を用い、核酸分析装置1に実装されるフローセル固定装置20の構成例を説明する。因みに、図2はフローセル固定装置20の外観構成を示し、図3はフローセル固定装置20の分解構成を示す。
フローセル固定装置20は、フローセル2、ホルダユニット3、回転式ドラム4、ドラムホルダ4A、不図示の回転機構で構成される。本実施例におけるホルダユニット3は、縦方向に回転する回転式ドラム4に対し、最大4つ設置することができる。このため、円柱状の回転式ドラム4の側面(回転面)には、凹形状の収容部4Bが4つ形成されている。本実施例の場合、収容部4Bは断面矩形である。4つの収容部4Bは、円周方向に90°間隔で配置される。
本実施例の場合、収容部4Bは、円柱状の回転式ドラム4の1端面から他端面まで達している。なお、収容部4Bの深さ(内側面の高さ)は、フローセル2をホルダユニット3に取り付けた状態で、回転式ドラム4の回転に支障が生じないように形成されている。すなわち、収容部4Bは、フローセル2及びホルダユニット3の全体を収容可能に形成されている。
本実施例のように、複数枚のフローセル2を回転面上に取り付けることにより、同じ枚数のフローセル2を並列方向に取り付ける場合に比して水平方向に必要となる寸法を大幅に削減することができる。また、本実施例の場合、フローセル2は、回転駆動される回転ドラム4の回転面に取り付けられるため、フローセル2の設置角度が広くなる。結果的に、照射・検出ユニット8を回転面に対向する任意の位置に配置することができる。このことは、核酸分析装置1の筐体内における照射・検出ユニット8の配置位置の自由度を高められることを意味する。結果的に、核酸分析装置1の内容積を従来装置に比して一段と小型化することができる。
ホルダユニット3は、温度調整が可能なヒートプレート21、ヒートプレート21の温度を調整するペルチェ素子(不図示)、放熱用のヒートシンク22、ホルダベース23で構成される。本実施例の場合、ヒートプレート21及びホルダベース23(必要に応じてヒートシンク22にも)には内部を貫通する流路が形成されており、当該流路を通じ、フローセル2に対する溶液の流入及び排出が行われる。
ここで、ヒートプレート21の表面に露出する開口24は、フローセル2の注入口と排出口と対向する位置に配置される。同様に、ホルダベース23の底面に露出する開口24は、回転式ドラム4の収容部4Bの底面に露出する開口24と対向する位置に配置される。なお、フローセル2とヒートプレート21の取り付け面及びホルダベース23と回転式ドラム4の取り付け面との間には液漏れを防止する機構又は仕組みを採用する。例えば開口24の周囲をシーリングリング(例えばゴム)で囲う構造、又は、真空チャックによりフローセル2とヒートプレート21の取り付け面とを密着させる仕組みを採用する。
フローセル2やホルダベース23の取り付けに真空チャック方式を採用する場合には、回転式ドラム4の内部に排気用の通路を形成し、回転式ドラム4の回転軸の内部に形成された通路を通じて真空ポンプに接続できるようにする。ドラムホルダ4Aには、回転式ドラム4の回転方向、回転位置、回転速度を検知するセンサ25を配置する。センサ25で検知された情報は、分析部11に与えられる。
(実施例1による効果)
本実施例で説明したように、回転式ドラム4の回転面上に複数枚のフローセル2を取り付け可能としたフローセル固定装置20を用いることにより、複数のフローセルの取り付けに必要なスペースを従来に比して大幅に削減することができる。
また、フローセル2の設置角度が広がるため(360°に広がるため)、照射・検出ユニット8を回転式ドラム4の回転面と対向する任意の位置に配置することが可能となる。その結果、核酸分析装置1の内容積を従来装置に比して一段と小型化することができる。
[実施例2]
(核酸分析装置の全体構成)
核酸分析装置1を構成する構成要素は、基本的に、実施例1と同じである。ただし、本実施例の場合には、実施例1とは異なり、垂直方向に延びる回転軸を中心に横方向に回転する回転式ドラム4を有するフローセル固定装置30を実装する。なお、本実施例の観察動作は、実施例1と同じである。
(フローセル固定装置の構成)
図4及び図5を用い、核酸分析装置1に実装されるフローセル固定装置30の構成例を説明する。因みに、図4はフローセル固定装置30の外観構成を示し、図5はフローセル固定装置30の分解構成を示す。
フローセル固定装置30は、フローセル2、ホルダユニット3、回転式ドラム4、ドラムホルダ4A、不図示の回転機構で構成される。ただし、前述の通り、本実施例における回転式ドラム4は、垂直方向に延びる回転軸を中心に横方向に回転駆動される。
(実施例2による効果)
本実施例の場合も、複数枚のフローセル2を回転面上に取り付けることができるため、同じ枚数のフローセル2を並列方向に取り付ける場合に比して水平方向に必要となる寸法を大幅に削減することができる。
また、フローセル2は、回転駆動される回転ドラム4の回転面に取り付けられるため、フローセル2の配置角度が広くなる。結果的に、照射・検出ユニット8を回転面に対向する任意の位置に配置することができる。その結果、核酸分析装置1の筐体内における照射・検出ユニット8の配置位置の自由度が高くなり、核酸分析装置1の内容積を従来装置に比して一段と小型化することができる。
[他の実施例]
本発明は、上述した実施例の構成に限定されるものでなく、様々な変形例を含んでいる。例えば収容部4Bは、2つでも、3つでも、5つ以上でも良い。また例えば、核酸分析装置1は、前述のフローセル固定装置20又は30を複数実装しても良い。なお、上述した実施例は、本発明を分かりやすく説明するために、一部の実施例について詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備える必要は無い。また、ある実施例の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成に他の構成を追加し、又は、各実施例の一部構成を他の構成で置換し、又は各実施例の一部構成を削除することも可能である。
1…核酸分析装置
2…フローセル
3…温度調整機構付きホルダユニット
4…回転式ドラム
4A…ドラムホルダ
4B…収容部
5A、5B…ステージユニット
6…試薬容器
6A…管
7…送液ユニット
8…照射・検出ユニット
9…廃液容器
10…切り替えバルブ
11…分析部(制御部)
12…表示部
20…フローセル固定装置
21…ヒートプレート
22…ヒートシンク
23…ホルダベース
24…開口
25…センサ
30…フローセル固定装置

Claims (14)

  1. 基板上に試料を保持するフローセルの温度を調整するホルダユニットと、
    水平方向に延びる回転軸を中心として縦方向に回転する回転式ドラムであり、その回転面上に前記ホルダユニットの取付部を複数有する回転式ドラムと、
    前記回転式ドラムを回転駆動する回転機構と、
    前記回転式ドラムの回転に関する情報を検知するセンサと
    を有するフローセル固定装置。
  2. 請求項1に記載のフローセル固定装置において、
    前記取付部は、前記ホルダユニットを収容する凹形状の収容部である
    ことを特徴とするフローセル固定装置。
  3. 請求項2に記載のフローセル固定装置において、
    前記収容部の内側表面には、前記ホルダユニット側の流路に連結される回転式ドラム側流路の開口を有する
    ことを特徴とするフローセル固定装置。
  4. 基板上に試料を保持するフローセルの温度を調整するホルダユニットと、
    垂直方向に延びる回転軸を中心として横方向に回転する回転式ドラムであり、その回転面上に前記ホルダユニットの取付部を複数有する回転式ドラムと、
    前記回転式ドラムを回転駆動する回転機構と、
    前記回転式ドラムの回転に関する情報を検知するセンサと
    を有するフローセル固定装置。
  5. 請求項4に記載のフローセル固定装置において、
    前記取付部は、前記ホルダユニットを収容する凹形状の収容部である
    ことを特徴とするフローセル固定装置。
  6. 請求項5に記載のフローセル固定装置において、
    前記収容部の内側表面には、前記ホルダユニット側の流路に連結される回転式ドラム側流路の開口を有する
    ことを特徴とするフローセル固定装置。
  7. 流路が形成された基板上に試料を保持するフローセルと、
    支持面に装着された前記フローセルの温度を調整するホルダユニットと、水平方向に延びる回転軸を中心として縦方向に回転する回転式ドラムであり、その回転面上に前記ホルダユニットの取付部を複数有する回転式ドラムと、前記回転式ドラムを回転駆動する回転機構と、前記回転式ドラムの回転に関する情報を検知するセンサとを有するフローセル固定装置と、
    前記フローセルの流路に試薬を注入する試薬注入部と、
    前記フローセルに励起光を照射する照射部と、
    前記フローセル内の試料から蛍光を検出する検出部と、
    前記検出部により検出された蛍光を分析する分析部と、
    前記分析部による分析結果を表示する表示部と、
    を有する核酸分析装置。
  8. 請求項7に記載の核酸分析装置において、
    前記取付部は、前記ホルダユニットを収容する凹形状の収容部である
    ことを特徴とする核酸分析装置。
  9. 請求項8に記載の核酸分析装置において、
    前記収容部の内側表面には、前記ホルダユニット側の流路に連結される回転式ドラム側流路の開口を有する
    ことを特徴とする核酸分析装置。
  10. 請求項7に記載の核酸分析装置において、
    前記照射部及び前記検出部は、前記回転式ドラムの回転面と対向する位置に配置される
    ことを特徴とする核酸分析装置。
  11. 試料の流路が形成された基板上に試料を保持するフローセルと、
    支持面に装着された前記フローセルの温度を調整するホルダユニットと、垂直方向に延びる回転軸を中心として横方向に回転する回転式ドラムであり、その回転面上に前記ホルダユニットの取付部を複数有する回転式ドラムと、前記回転式ドラムを回転駆動する回転機構と、前記回転式ドラムの回転に関する情報を検知するセンサとを有するフローセル固定装置と、
    前記フローセルの流路に試薬を注入する試薬注入部と、
    前記フローセルに励起光を照射する照射部と、
    前記フローセル内の試料から蛍光を検出する検出部と、
    前記検出部により検出された蛍光を分析する分析部と、
    前記分析部による分析結果を表示する表示部と、
    を有する核酸分析装置。
  12. 請求項11に記載の核酸分析装置において、
    前記取付部は、前記ホルダユニットを収容する凹形状の収容部である
    ことを特徴とする核酸分析装置。
  13. 請求項12に記載の核酸分析装置において、
    前記収容部の内側表面には、前記ホルダユニット側の流路に連結される回転式ドラム側流路の開口を有する
    ことを特徴とする核酸分析装置。
  14. 請求項11に記載の核酸分析装置において、
    前記照射部及び前記検出部は、前記回転式ドラムの回転面と対向する位置に配置される
    ことを特徴とする核酸分析装置。
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