JP2015040573A - レンジ切替装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】三つ以上にシフトレンジを切り替えるものであって、シフトレンジを切り替えることなく現在のシフトレンジを判定することができるレンジ切替装置を提供する。
【解決手段】レンジ切替装置は、ロータを回転駆動させるシフトECUと、ディテントローラと、各シフトレンジの夫々に対応して形状を全て異ならせて設けられた谷部を有したディテントプレートと、を備えている。シフトECUは、ディテントローラが谷部の一方の端部から他方の端部まで移動するようにディテントプレートを駆動する(S10)。そして、シフトECUは、ロータの回転角に相当するパルス回数Xをカウントし(S30)、カウントしたパルス回数Xと、各谷部の形状に対応した閾値とを比較することで、現在のシフトレンジを判定する(S40〜S100)。
【選択図】図6

Description

本発明は、自動変速機のシフトレンジをアクチュエータの回転力により切り替えるレンジ切替装置に関する。
従来、自動変速機のシフトレンジをアクチュエータの回転力により切り替えるレンジ切替装置が知られている。こレンジ切替装置の一例としては、特許文献1に開示されたシフト制御システムがある。このシフト制御システムは、アクチュエータを回転させて、ディテントプレートの壁と、ディテントスプリングのころ(以下、ディテントローラと称する)とを接触させ、その接触位置を検出することにより、ディテントプレートの壁位置を検出する。そして、シフト制御システムは、検出した壁位置をアクチュエータの基準位置として設定することで、相対位置情報しか検出できないエンコーダを用いても、アクチュエータの回転を適切に制御することができる。よって、シフト制御システムは、シフトレンジの切り替えを適切に実行することが可能となる。
特開2004−308752号公報
ところで、レンジ切替装置としては、パーキングレンジ、リバースレンジ、ニュートラルレンジ、ドライブレンジなど三つ以上にシフトレンジを切り替えるものもある。なお、以下においては、パーキングレンジをPレンジ、リバースレンジをRレンジ、ニュートラルレンジをNレンジ、ドライブレンジをDレンジと略す。
このような三つ以上の位置にシフトレンジを切り替える場合、ディテントプレートは、ディテントローラが配置される位置として、Pレンジ位置、Rレンジ位置、Nレンジ位置、Dレンジ位置が設けられることになる。また、このディテントプレートでは、ディテントローラを接触させる壁が、例えば、Pレンジ位置とDレンジ位置など、両端のレンジ位置にのみ設けられることになる。このため、上記シフト制御システムでは、ディテントローラがRレンジ位置やNレンジ位置等の中間のレンジ位置にある状況で、アクチュエータの基準位置を設定しようとした場合、自動変速機のシフトレンジが切り替わってしまう可能性がある。つまり、現在のシフトレンジを判定しようとした場合、自動変速機のシフトレンジが切り替わってしまう可能性がある。
本発明は、上記問題点に鑑みなされたものであり、三つ以上にシフトレンジを切り替えるものであって、シフトレンジを切り替えることなく現在のシフトレンジを判定することができるレンジ切替装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、
モータ(210)におけるロータ(215)を回転させることで、三つ以上にシフトレンジを切り替えるレンジ切替装置であって、
ロータ(215)が回転することによって相対的に移動するディテントプレート(400)とディテントローラ(500)とを含み、ディテントプレート(400,400a,400b)が、各シフトレンジの夫々に対応して形状を全て異ならせて設けられた谷部と各谷部に隣接して設けられた山部とを有しているレンジ切替部と、
ロータを回転駆動させて、ディテントローラを谷部間で移動させることでシフトレンジの切り替え制御を行う制御部(100)と、を備え、
制御部は、
ディテントローラが各山部を乗り越えない程度のトルクでロータを駆動制御することで、ディテントローラが谷部における一方の端部から他方の端部まで移動するようにディテントプレートを駆動するモータ制御手段(S10,S200)と、
ロータの回転角を相対的に検出する回転角検出手段(S30)と、
モータ制御手段がロータを駆動制御した際に、回転角検出手段によって検出された回転角と、各谷部の形状に対応した閾値とを比較することで、現在のシフトレンジを判定する判定手段(S40〜S100)と、を備えることを特徴とする。
このように、本発明は、各シフトレンジの夫々に対応して形状を全て異ならせて設けられた谷部と各谷部に隣接して設けられた山部とを有したディテントプレートを有している。また、本発明は、ディテントローラが各山部を乗り越えない程度のトルクでロータを駆動制御することで、ディテントローラが谷部における一方の端部から他方の端部まで移動するようにディテントプレートを駆動する。このとき、ディテントローラは、各山部を乗り越えないので、シフトレンジが切り替わることがない。また、各谷部の形状が全て異なっているため、ディテントローラが谷部における一方の端部から他方の端部まで移動する際のロータの回転角は、各谷部において異なる。そして、本発明は、このようにロータを駆動制御した際に、相対的に検出した回転角と、各谷部の形状に対応した閾値とを比較することで、現在のシフトレンジを判定する。従って、本発明は、三つ以上にシフトレンジを切り替えるレンジ切替装置でありながら、シフトレンジを切り替えることなく現在のシフトレンジを判定することができる。
なお、特許請求の範囲およびこの項に記載した括弧内の符号は、ひとつの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、発明の技術的範囲を限定するものではない。
実施形態におけるレンジ切替装置の概略構成を示す回路図である。 SRモータの概略構成を示す図面である。 SRモータの通電タイミングを示すタイムチャートである。 ディテントプレートの概略構成を示す拡大側面図である。 パルス回数に基づいたシフトレンジ判定の一例を示すグラフである。 レンジ切替装置によるシフトレンジ判定処理を示すフローチャートである。 変形例1おけるシフトレンジ判定処理を示すフローチャートである。 変形例2おけるレンジ切替装置による学習処理を示すフローチャートである。 変形例3おける変形例ディテントプレートの概略構成を示す拡大側面図である。 変形例4おける変形例ディテントプレートの概略構成を示す拡大側面図である。
以下、本発明の実施形態を図に基づいて説明する。レンジ切替装置は、運転者のシフト選択操作に従い、SRモータ210におけるロータ215を回転させることで、自動変速機のシフトレンジをPレンジ、Rレンジ、Nレンジ、Dレンジに切り替えるものである。レンジ切替装置は、シフトバイワイヤシステムと言い換えることもできる。図1に示すように、レンジ切替装置は、主に、シフトECU100と、アクチュエータ200とを備えて構成されている。
シフトECU100は、主にマイコン10、SRモータ210の各相に対応して設けられたスイッチング素子31〜33、電流検出回路40を備えて構成されている。マイコン10は、図示を省略するCPU、RAMなどの記憶部、I/Oなどを備えて構成されており、車載バッテリ(図示せず)などから電源が供給されると起動して動作可能な状態となる。また、マイコン10は、スイッチング素子31〜33や電流検出回路40に加えて、アクチュエータ200に設けられたエンコーダ220やシフトスイッチ300が接続されている。なお、CPUは、Central Processing Unitの略である。RAMは、Random Access Memoryの略である。I/Oは、Input/Outputの略である。
マイコン10は、エンコーダ220におけるA相ホールIC221のA相スイッチング素子221aが信号線及び入力抵抗22を介して接続されている。そして、入力抵抗22とA相スイッチング素子221aとを接続している信号線は、プルアップ抵抗21が接続されている。同様に、マイコン10は、エンコーダ220におけるB相ホールIC222のB相スイッチング素子222aが信号線及び入力抵抗24を介して接続されている。そして、入力抵抗24とB相スイッチング素子222aとを接続している信号線は、プルアップ抵抗23が接続されている。よって、マイコン10は、A相ホールIC221からパルス信号であるA相ホールIC信号、及びB相ホールIC222からパルス信号であるB相ホールIC信号が入力されることになる。プルアップ抵抗21,23は、例えば5Vの電源に接続されている。
なお、スイッチング素子31〜33は、符号31がU相スイッチング素子であり、符号32がV相スイッチング素子、符号33がW相スイッチング素子である。そして、マイコン10は、スイッチング素子31〜33の夫々におけるゲートに接続されている。
電流検出回路40は、各相(U相、V相、W相)を流れた電流値を検出する回路である。電流検出回路40は、スイッチング素子31〜スイッチング素子33に流れる電流を検出するための電流検出抵抗41と、電流検出抵抗41に生じる電位差が規定値以上になると過電流検出信号を出力するオペアンプ42とを備えて構成されている。この電流検出回路40の出力端子は、マイコン10のAD入力ポートに接続されている。なお、マイコン10は、その他のAD入力ポートを介して、SRモータ210の電源電圧を検出するものであってもよい。
マイコン10は、シフトスイッチ300から、運転者のシフト選択操作に対応したシフトレンジ情報を取得する。なお、シフトスイッチ300は、運転者によって操作されるセレクターの操作位置を検出し、検出した操作位置をシフトレンジ情報として出力する。よって、シフトレンジ情報は、Pレンジ、Rレンジ、Nレンジ、Dレンジのいずれかを示す操作位置となる。なお、セレクターは、シフトレバーやセレクトスイッチなどと称することができる。
このシフトECU100は、特許請求の範囲における制御部に相当するものである。シフトECU100は、エンコーダ220の出力信号のカウント値に基づいて、ロータ215の回転角を検出してSRモータ210の通電相を順次切り換えることでロータ215を回転駆動する。また、シフトECU100は、ロータ215を回転駆動させて、図4に示すディテントローラ500をディテントプレート400の谷部間で移動させることでシフトレンジの切り替え制御を行う。つまり、シフトレンジの切り替え制御時は、ディテントローラ500がディテントプレート400の山部を乗り越えて移動する。なお、ディテントプレート400及びディテントローラ500に関して後ほど説明する。
詳述すると、マイコン10は、A相ホールIC221から出力されるA相ホールIC信号、及びB相ホールIC222から出力されるB相ホールIC信号のパルス回数Xをカウントすることにより、SRモータ210の回転角を相対的に検出する。よって、カウントしたパルス回数Xは、ロータ215の回転角に相当する。なお、マイコン10は、A相ホールIC信号の立ち上がりエッジ及び立ち下りエッジの両方をカウントすると共に、B相ホールIC信号の立ち上がりエッジ及び立ち下りエッジの両方をカウントする。なお、SRモータ210の回転角とは、SRモータ210に設けられたロータ215の回転角である。
そして、シフトECU100は、検出したロータ215の回転角に応じて、SRモータ210のU相コイル91、V相コイル92、W相コイル93に通電してロータ215を通常トルクで回転駆動する。言い換えると、シフトECU100は、検出したSRモータ210の回転角に合わせて、各相コイル91〜93への通電タイミングを切り替えている。この通電タイミングは、図3を参照されたい。
このように、シフトECU100は、ロータ215を通常トルクで回転駆動することで、ディテントローラ500をディテントプレート400の谷部間で移動させてシフトレンジの切り替え制御を行う。このシフトレンジの切り替え制御時においては、シフトレンジの切り替えが完了した時点で、ディテントローラ500が山部に接触するように、ディテントプレート400を回転動作させると好ましい。
なお、シフトECU100は、このシフトレンジの切り替え制御に加えて、SRモータ210のロータ215を特定トルクで回転駆動させつつ、現在のシフトレンジを判定するシフトレンジ判定処理を行う。シフトレンジ判定処理に関しては、後ほど詳しく説明する。
ところで、特定トルクとは、後ほど説明するディテントローラ500がディテントプレート400の各山部を乗り越えない程度のトルクである。ロータ215を特定トルクで制御するには、後ほど説明するSRモータ210の各相コイル211〜213に流す電流を所定の電流に制限することで実現できる。例えば、スイッチング素子31〜33をデューティ制御したり、電流検出回路40で検出された電流値が特定値以上になるとスイッチング素子31〜33の駆動をカットしたりする。また、スイッチング素子31〜33をデューティ制御によって電流制御行う場合、SRモータ210の電源電圧をモニタしてデューティを決定する方法や、電流検出回路40でSRモータ210に流れる電流をモニタしフィードバックする方法が考えられる。このように、ロータ215を特定トルクで制御する場合、ディテントローラ500が各山部を乗り越えないので、予期せぬシフトレンジの切り替えを防止することができる。なお、特定トルクに対して、通常トルクは、ディテントローラ500がディテントプレート400の谷部間の各山部を乗り越えられる程度のトルクである。
アクチュエータ200は、主に、上記したSRモータ210やエンコーダ220を備えて構成されている。このSRモータ210やエンコーダ220に関しては、周知技術であるため、詳しい説明は省略して、簡単に説明する。SRモータ210は、図1や図2に示すように、U相コイル211、V相コイル212、W相コイル213、ステータ214、ロータ215などを備えて構成されている。このSRモータ210は、例えば12Vの電源に接続されている。また、エンコーダ220は、図1に示すように、A相ホール素子(図示せず)やA相スイッチング素子221aを含むA相ホールIC221、B相ホール素子(図示せず)やB相スイッチング素子222aを含むB相ホールIC222などを備えて構成されている。A相ホールIC221は、ロータ215が所定角度回転する毎にパルス信号であるA相ホールIC信号を出力する。同様に、B相ホールIC222は、ロータ215が所定角度回転する毎にパルス信号であるA相ホールIC信号を出力する。このA相ホールIC221及びB相ホールIC222は、図2に示すように、SRモータ210に設けられている。なお、図5においては、A相ホールIC信号をRA、B相ホールIC信号をRBと記載している。
アクチュエータ200は、ディテントプレート400やディテントローラ500などを備えたレンジ切替部と機械的に接続されている。具体的には、ロータ215が出力軸(図示せず)を介してディテントプレート400に固定されている。ディテントプレート400とディテントローラ500は、ロータ215が回転することによって相対的に移動する。つまり、ディテントプレート400は、ロータ215の回転に伴い、出力軸を中心に回転動作する。このように、ディテントプレート400が回転動作することで、ディテントプレート400とディテントローラ500とが相対的に移動することになる。また、ディテントプレート400は、図4に示すように、各シフトレンジの夫々に対応して形状を全て異ならせて設けられた谷部と各谷部に隣接して設けられた山部とを有している。なお、レンジ切替部のディテントプレート400以外の構成や動作に関しては、特開2004−56858号公報の図1などを参照されたい。
ここで、ディテントプレート400に関して、図4を用いて詳しく説明する。ディテントプレート400は、四つのポジションにシフトレンジを切り替えるシフトバイワイヤシステムに適用されるものである。なお、四つのポジションの夫々は、Pレンジ、Rレンジ、Nレンジ、Dレンジの夫々に対応している。
図4において、符号430はPレンジに対応した谷部、符号440はRレンジに対応した谷部、符号450はNレンジに対応した谷部、符号460はDレンジに対応した谷部である。また、ディテントプレート400は、谷部430と谷部440との間、谷部440と谷部450との間、谷部450と谷部460との間に山部が設けられている。この各谷部430〜460と各山部とは、ディテントプレート400における一部の側壁に設けられている。また、谷部430における、谷部440との間の山部が設けられていない側にはP壁410が設けられている。同様に、谷部460における、谷部450との間の山部が設けられていない側にはD壁420が設けられている。
このP壁410及びD壁420は、シフトレンジの切り替え制御時であっても、ディテントローラ500が乗り越えられないように、各谷部430〜460からの高さが、各山部よりも高く設けられている。このように、ディテントプレート400は、P壁410とD壁420との間に、各谷部430〜460と各山部とが設けられている、言い換えることができる。なお、P壁410及びD壁420は、各谷部430〜460と各山部が設けられた部位の両端に設けられた山部の壁面とみなすこともできる。
また、ディテントプレート400とディテントローラ500とが相対的に移動する際に、ディテントローラ500は、各谷部430〜460と各山部に沿って移動する。ただし、ロータ215を特定トルクで回転駆動しているときは、ディテントローラ500は、各山部を乗り越えないため、各谷部430〜460のいずれかに沿って移動することになる。また、図4において、符号LP、LR、LN、LDの夫々は、ロータ215を特定トルクで回転駆動させた場合に、ディテントローラ500が移動可能な範囲を示している。よって、符号LPはPレンジに対応した移動可能範囲、符号LRはRレンジに対応した移動可能範囲、符号LNはNレンジに対応した移動可能範囲、符号LDはDレンジに対応した移動可能範囲である。
つまり、移動可能範囲LPは、谷部430における一方の端部から他方の端部の範囲に相当する。移動可能範囲LRは、谷部440における一方の端部から他方の端部の範囲に相当する。移動可能範囲LNは、谷部450における一方の端部から他方の端部の範囲に相当する。移動可能範囲LDは、谷部460における一方の端部から他方の端部の範囲に相当する。
なお、各谷部430〜460における一方の端部、及び他方の端部は、各谷部430〜460の底面と各山部の頂点とを繋ぐ側壁の一部である。また、この各谷部430〜460における一方の端部、及び他方の端部とは、ロータ215を特定トルクで回転駆動しているときに、ディテントプレート400とディテントローラ500との相対的な移動を遮る部位、と称することもできる。以下において、各谷部430〜460における一方の端部から他方の端部を、単に、一方の端部から他方の端部とも記載する。
さらに、本発明におけるディテントプレート400は、各谷部430〜460の形状を全て異なる形状としている。ここでは、ディテントプレート400は、各移動可能範囲LP,LR,LN,LDの寸法を互いに異なるように設けられている。詳述すると、各移動可能範囲LP,LR,LN,LDの関係は、LP<LR<LN<LDである。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではない。各谷部430〜460の形状は、ロータ215を特定トルクで回転駆動させて、一方の端部から他方の端部までディテントローラ500が移動した際のロータ215の回転角が、各谷部430〜460で異なるように設けられていればよい。つまり、各谷部430〜460の形状は、ロータ215を特定トルクで回転駆動させて、一方の端部から他方の端部までディテントローラ500が移動した際にカウントされるパルス回数Xが異なるように設けられていればよい。このとき、マイコン10がカウントしたパルス回数X(カウント値)が、各谷部430〜460で1カウント以上異なるように、谷部430〜460の形状を異ならせると好ましい。
ここで、図5を用いて、各移動可能範囲LP,LR,LN,LDと、マイコン10がカウントしたパルス回数との関係に関して説明する。なお、一例として、各谷部430〜460間でのカウント値の差異が、2カウント以上の例を採用している。また、本実施形態では、パルス回数Xが8回未満の場合はPレンジ、8回以上且つ10回未満の場合はRレンジ、10回以上且つ12回未満の場合はNレンジ、12回以上の場合はDレンジと判定する例を採用している。
まず、移動可能範囲LPに関して説明する。移動可能範囲LPにおいて、ロータ215を特定トルクで回転駆動させて、一方の端部から他方の端部までディテントローラ500が移動すると、RA及びRBは、図示のようなパルス波形となる。このときマイコン10がカウントしたパルス回数Xは、RAエッジが3回、RBエッジが3回となるため合計して6回となる。
次に、移動可能範囲LRに関して説明する。移動可能範囲LRにおいて、ロータ215を特定トルクで回転駆動させて、一方の端部から他方の端部までディテントローラ500が移動すると、RA及びRBは、図示のようなパルス波形となる。このときマイコン10がカウントしたパルス回数Xは、RAエッジが4回、RBエッジが4回となるため合計して8回となる。
次に、移動可能範囲LNに関して説明する。移動可能範囲LNにおいて、ロータ215を特定トルクで回転駆動させて、一方の端部から他方の端部でディテントローラ500が移動すると、RA及びRBは、図示のようなパルス波形となる。このときマイコン10がカウントしたパルス回数Xは、RAエッジが5回、RBエッジが5回となるため合計して10回となる。
次に、移動可能範囲LDに関して説明する。移動可能範囲LDにおいて、ロータ215を特定トルクで回転駆動させて、一方の端部から他方の端部までディテントローラ500が移動すると、RA及びRBは、図示のようなパルス波形となる。このときマイコン10がカウントしたパルス回数Xは、RAエッジが6回、RBエッジが6回となるため合計して12回となる。
ここで、図6を用いて、レンジ切替装置によるシフトレンジ判定処理に関して説明する。シフトECU100は、自身の電源瞬断又はリセットが生じ、再起動した場合、図6のフローチャートの処理を実行する。つまり、シフトECU100は、再起動した場合、現在のシフトレンジが不明であるため、現在のシフトレンジを判定する処理を実行する。言い換えると、シフトECU100は、再起動した場合、ディテントローラ500の位置が不明であるため、ディテントローラ500が各谷部430〜460のいずれに位置しているかを判定する処理を実行する。
ステップS10では、U/V/W相通電する。このとき、マイコン10は、各スイッチング素子31〜33を用いて各相コイル91〜93へ通電し、ロータ215を特定トルクで回転駆動させる。つまり、マイコン10は、ディテントローラ500が各山部を乗り越えない程度のトルクでロータ215を駆動制御することで、ディテントローラ500が一方の端部から他方の端部まで移動するようにディテントプレート400を駆動する(モータ制御手段)。これによって、ステップS20では、ディテントローラ500が移動可能範囲LP,LR,LN,LDのいずれかを移動することになる。
ステップS30では、パルス回数をカウントする(回転角検出手段)。つまり、マイコン10は、ディテントローラ500が一方の端部から他方の端部まで移動するようにディテントプレート400を駆動しているときの、A相ホールIC信号及びB相ホールIC信号のパルス回数Xをカウントする。
そして、ステップS40〜ステップS100において、ステップS30でカウントしたパルス回数Xと閾値とを比較することで、現在のシフトレンジを判定する(判定手段)。本実施形態のマイコン10は、パルス回数Xと、閾値としての第1閾値(8回)、第1閾値よりも大きな値である第2閾値(10回)、第2閾値よりも大きな値である第3閾値(12回)とを比較することで、現在のシフトレンジを判定する。なお、この第1閾値〜第3閾値は、例えば、シフトECU100に設けられたEEPROM(図示せず)に記憶させておく。また、第1閾値〜第3閾値は、ディテントプレート400形状の設計公差などを考慮して決定することができる。ただし、本発明は、これに限定されない。第1閾値〜第3閾値は、変形例で説明するように学習制御で決定することもできる。
ステップS40では、パルス回数<8であるか否かを判定する。マイコン10は、パルス回数X<8でないと判定した場合はステップS50へ進み、パルス回数X<8であると判定した場合はステップS100へ進む。ステップS100では、LP=Pレンジ位置と判定する。つまり、マイコン10は、パルス回数Xが8回未満であると判定した場合、現在のシフトレンジがPレンジであると判定する。言い換えると、マイコン10は、ディテントローラ500が移動可能範囲LP(又は、各谷部430)に位置していると判定する。
ステップS50では、パルス回数X<10であるか否かを判定する。マイコン10は、パルス回数X<10でないと判定した場合はステップS60へ進み、パルス回数<10であると判定した場合はステップS90へ進む。ステップS90では、LR=Rレンジ位置と判定する。つまり、マイコン10は、パルス回数Xが8回以上且つ10回未満であると判定した場合、現在のシフトレンジがRレンジであると判定する。言い換えると、マイコン10は、ディテントローラ500が移動可能範囲LR(又は、各谷部440)に位置していると判定する。
ステップS60では、パルス回数X<12であるか否かを判定する。マイコン10は、パルス回数X<12でないと判定した場合はステップS70へ進み、パルス回数<12であると判定した場合はステップS80へ進む。ステップS80では、LN=Nレンジ位置と判定する。つまり、マイコン10は、パルス回数Xが10回以上且つ12回未満であると判定した場合、現在のシフトレンジがNレンジであると判定する。言い換えると、マイコン10は、ディテントローラ500が移動可能範囲LN(又は、各谷部450)に位置していると判定する。
ステップS70では、LD=Dレンジ位置と判定する。つまり、マイコン10は、パルス回数Xが12回以上であると判定した場合、現在のシフトレンジがDレンジであると判定する。言い換えると、マイコン10は、ディテントローラ500が移動可能範囲LD(又は、各谷部460)に位置していると判定する。
ここまでに説明したように、レンジ切替装置は、各シフトレンジの夫々に対応して形状を全て異ならせて設けられた谷部430〜460と各谷部430〜460に隣接して設けられた山部とを有したディテントプレート400を有している。また、レンジ切替装置は、ディテントローラ500が各山部を乗り越えない程度のトルクでロータ215を駆動制御することで、ディテントローラ500が一方の端部から他方の端部まで移動するようにディテントプレート400を駆動する。このとき、ディテントローラ500は、各山部を乗り越えないので、シフトレンジが切り替わることがない。また、各谷部430〜460の形状が全て異なっているため、ディテントローラ500が谷部の一方の端部から他方の端部まで移動する際のパルス回数Xは、各谷部430〜460で異なる。そして、レンジ切替装置は、このようにロータ215を駆動制御した際に、カウントしたパルス回数Xと、各谷部430〜460の形状に対応した閾値とを比較することで、現在のシフトレンジを判定する。従って、レンジ切替装置は、三つ以上にシフトレンジを切り替えるレンジ切替装置でありながら、シフトレンジを切り替えることなく現在のシフトレンジを判定することができる。つまり、レンジ切替装置は、自身が再起動した場合に、シフトレンジを切り替えることなく現在のシフトレンジを判定することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明した。しかしながら、本発明は、上述した実施形態に何ら制限されることはなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の変形が可能である。
(変形例1)
なお、ディテントローラ500は、レンジ切替装置が再起動した時点で、移動可能範囲LP,LR,LN,LDのいずれかにおける端部にない場合もある。つまり、レンジ切替装置は、移動可能範囲LP,LR,LN,LDのいずれかにおける端部以外にディテントローラ500が位置しているときに、電源瞬断が起こることもありうる。
このような場合、単に、ロータ215を特定トルクで回転駆動させただけでは、ディテントローラ500が一方の端部から他方の端部まで移動するようにディテントプレート400を駆動することができない。そこで、レンジ切替装置は、再起動した場合、図7のフローチャートの処理を実行するようにしてもよい。
まず、ステップS200,S210では、U/V/W相通電する。このとき、マイコン10は、各スイッチング素子31〜33を用いて各相コイル91〜93へ通電し、ロータ215を特定トルクで回転駆動させる。そして、マイコン10は、ディテントローラ500が各山部を乗り越えない程度のトルクでロータ215を駆動制御することで、ディテントローラ500がPレンジ方向に移動するようにディテントプレート400を駆動する(モータ制御手段)。言い換えると、マイコン10は、ディテントローラ500が各山部を乗り越えない程度のトルクでロータ215を駆動制御することで、ディテントローラ500がP壁410方向に移動するようにディテントプレート400を駆動する。例えば、ディテントローラ500が谷部450に位置していた場合、ディテントローラ500が谷部450と谷部440との間の山部側に移動するようにディテントプレート400を駆動する。
ステップS220では、パルス入力が停止したか否かを判定する。マイコン10は、A相ホールIC信号及びB相ホールIC信号が入力されている場合はパルス入力停止ではないと判定してステップS210へ戻る。また、マイコン10は、A相ホールIC信号及びB相ホールIC信号の入力が停止した場合はパルス入力停止と判定してステップS230へ進む。
ステップS200,S210のように、ロータ215を特定トルクで回転駆動させている場合、エンコーダ220は、ディテントローラ500が山部に接触するまではA相ホールIC信号及びB相ホールIC信号を出力する。よって、マイコン10は、ディテントローラ500が山部に接触するまではA相ホールIC信号及びB相ホールIC信号が入力されることになる。言い換えると、マイコン10は、ディテントローラ500が山部に接触するまではパルス入力が継続されることになる。
しかしながら、ロータ215は、特定トルクで回転駆動されている場合、ディテントローラ500が山部に接触すると、ディテントプレート400の回転動作が停止して、自身の回転も停止する。よって、エンコーダ220は、ディテントローラ500が山部に接触するとA相ホールIC信号及びB相ホールIC信号の出力を停止する。このため、マイコン10は、A相ホールIC信号及びB相ホールIC信号が入力されなくなる。言い換えると、マイコン10は、パルス入力が停止することになる。このように、マイコン10は、パルス入力が停止したことで、移動可能範囲LP,LR,LN,LDのいずれかにおける端部にディテントローラ500が位置したとみなすことができる。
ステップS230では、Dレンジ方向へ駆動する。このとき、マイコン10は、各スイッチング素子31〜33を用いて各相コイル91〜93へ通電し、ロータ215を特定トルクで回転駆動させる。そして、マイコン10は、ディテントローラ500が各山部を乗り越えない程度のトルクでロータ215を駆動制御することで、ディテントローラ500がDレンジ方向に移動するようにディテントプレート400を駆動する(モータ制御手段)。言い換えると、マイコン10は、ディテントローラ500が各山部を乗り越えない程度のトルクでロータ215を駆動制御することで、ディテントローラ500がD壁420方向に移動するようにディテントプレート400を駆動する。例えば、ディテントローラ500が谷部450に位置していた場合、ディテントローラ500が谷部450と谷部460との間の山部側に移動するようにディテントプレート400を駆動する。
ステップS240では、パルス入力が停止したか否かを判定する。マイコン10は、A相ホールIC信号及びB相ホールIC信号が入力されている場合はパルス入力停止ではないと判定してステップS230へ戻る。また、マイコン10は、A相ホールIC信号及びB相ホールIC信号の入力が停止した場合はパルス入力停止と判定して図6のステップS30へ進む。マイコン10は、パルス入力停止と判定したことで、ステップS220での判定と同様に、移動可能範囲LP,LR,LN,LDのいずれかにおける端部にディテントローラ500が位置したとみなすことができる。そして、マイコン10は、図6のステップS30の次に、図6のステップS40に進む。なお、図6のステップS30以降に関しては、上記の通りであるため、ここでの説明は省略する。
このようにすることで、レンジ切替装置は、ディテントローラ500が一方の端部から他方の端部まで移動するようにディテントプレート400を駆動することができる。よって、レンジ切替装置は、カウントしたパルス回数Xと、各谷部430〜460の形状に対応した閾値とを比較して現在のシフトレンジを判定することができる。
(変形例2)
なお、P壁410からD壁420までの移動可能範囲、及び移動可能範囲LP,LR,LN,LDを学習する学習制御を行ってもよい。この学習制御に関して、図8を用いて説明する。
シフトECU100は、自身の電源瞬断又はリセットが生じ、再起動した場合、図8のフローチャートの処理を実行する。ここでは、一例として、PレンジからDレンジにシフトレンジを切り替える場合を採用している。
まず、ステップS300〜S350の処理を実行することで、P壁410からD壁420までの移動可能範囲の学習処理を行う。
ステップS300,S310では、U/V/W相通電する。このとき、マイコン10は、各スイッチング素子31〜33を用いて各相コイル91〜93へ通電し、ロータ215を通常トルクで回転駆動させる。そして、マイコン10は、ディテントローラ500が各山部を乗り越えられる程度のトルクでロータ215を駆動制御することで、ディテントローラ500がPレンジ方向に移動するようにディテントプレート400を駆動する(モータ制御手段)。
ステップS320では、パルス入力が停止したか否かを判定する。マイコン10は、A相ホールIC信号及びB相ホールIC信号が入力されている場合はパルス入力停止ではないと判定してステップS310へ戻る。また、マイコン10は、A相ホールIC信号及びB相ホールIC信号の入力が停止した場合はパルス入力停止と判定してステップS330へ進む。
ステップS300,S310のように、ロータ215を通常トルクで回転駆動させ場合、エンコーダ220は、ディテントローラ500がP壁410に接触するまではA相ホールIC信号及びB相ホールIC信号を出力する。よって、マイコン10は、ディテントローラ500がP壁410に接触するまではA相ホールIC信号及びB相ホールIC信号が入力されることになる。言い換えると、マイコン10は、ディテントローラ500がP壁410に接触するまではパルス入力が継続されることになる。
しかしながら、エンコーダ220は、ディテントローラ500がP壁410に接触するとA相ホールIC信号及びB相ホールIC信号の出力を停止する。よって、マイコン10は、A相ホールIC信号及びB相ホールIC信号が入力されなくなる。言い換えると、マイコン10は、パルス入力が停止することになる。よって、パルス入力が停止したことで、P壁410にディテントローラ500が位置したとみなすことができる。
ステップS330では、Dレンジ方向へ駆動する。このとき、マイコン10は、各スイッチング素子31〜33を用いて各相コイル91〜93へ通電し、ロータ215を通常トルクで回転駆動させる。そして、マイコン10は、ディテントローラ500が各山部を乗り越えられる程度のトルクでロータ215を駆動制御することで、ディテントローラ500がDレンジ方向に移動するようにディテントプレート400を駆動する(モータ制御手段)。
ステップS340では、パルス入力が停止したか否かを判定する。マイコン10は、A相ホールIC信号及びB相ホールIC信号が入力されている場合はパルス入力停止ではないと判定してステップS330へ戻る。また、マイコン10は、A相ホールIC信号及びB相ホールIC信号の入力が停止した場合はパルス入力停止と判定してステップS350へ進む。マイコン10は、パルス入力が停止することで、D壁420にディテントローラ500が位置したとみなすことができる。
ステップS350では、P壁410からD壁420のパルス回数Xを学習する。マイコン10は、ステップS300以降にカウントしていたパルス回数XをEEPROMなどに記憶させることで、P壁410からD壁420のパルス回数Xを学習する。つまり、マイコン10は、P壁410からD壁420までの寸法を算出して、この寸法を学習する、と言い換えることができる。
このあと、ステップS360〜S410の処理を実行することで、Dレンジに対応する移動可能範囲LDの学習処理を行う。
まず、ステップS360,S370では、U/V/W相通電する。このとき、マイコン10は、各スイッチング素子31〜33を用いて各相コイル91〜93へ通電し、ロータ215を特定トルクで回転駆動させる。そして、マイコン10は、ディテントローラ500が各山部を乗り越えない程度のトルクでロータ215を駆動制御することで、ディテントローラ500がPレンジ方向に移動するようにディテントプレート400を駆動する(モータ制御手段)。本実施例では、ディテントローラ500が谷部460に位置していた場合を採用しているので、ディテントローラ500が谷部460と谷部450との間の山部側に移動するようにディテントプレート400を駆動する。
ステップS380では、パルス入力が停止したか否かを判定する。マイコン10は、A相ホールIC信号及びB相ホールIC信号が入力されている場合はパルス入力停止ではないと判定してステップS370へ戻る。また、マイコン10は、A相ホールIC信号及びB相ホールIC信号の入力が停止した場合はパルス入力停止と判定してステップS390へ進む。
ステップS360,S370のように、ロータ215を特定トルクで回転駆動させ場合、エンコーダ220は、ディテントローラ500が山部に接触するまではA相ホールIC信号及びB相ホールIC信号を出力する。よって、マイコン10は、ディテントローラ500が山部に接触するまではA相ホールIC信号及びB相ホールIC信号が入力されることになる。言い換えると、マイコン10は、ディテントローラ500が山部に接触するまではパルス入力が継続されることになる。
しかしながら、エンコーダ220は、ディテントローラ500が山部に接触するとA相ホールIC信号及びB相ホールIC信号の出力を停止する。よって、マイコン10は、A相ホールIC信号及びB相ホールIC信号が入力されなくなる。言い換えると、マイコン10は、パルス入力が停止することになる。よって、パルス入力が停止したことで、移動可能範囲LP,LR,LN,LDのいずれかにおける端部にディテントローラ500が位置したとみなすことができる。また、これによって、ディテントローラ500が移動できるP壁410側の移動可能範囲を検出することができる。
ステップS390では、Dレンジ方向へ駆動する。このとき、マイコン10は、各スイッチング素子31〜33を用いて各相コイル91〜93へ通電し、ロータ215を特定トルクで回転駆動させる。そして、マイコン10は、ディテントローラ500が各山部を乗り越えない程度のトルクでロータ215を駆動制御することで、ディテントローラ500がDレンジ方向に移動するようにディテントプレート400を駆動する(モータ制御手段)。本実施例では、ディテントローラ500が谷部460に位置していた場合を採用しているので、ディテントローラ500がD壁420方向に移動するようにディテントプレート400を駆動する。
ステップS400では、パルス入力が停止したか否かを判定する。マイコン10は、A相ホールIC信号及びB相ホールIC信号が入力されている場合はパルス入力停止ではないと判定してステップS390へ戻る。また、マイコン10は、A相ホールIC信号及びB相ホールIC信号の入力が停止した場合はパルス入力停止と判定してステップS410へ進む。マイコン10は、パルス入力停止と判定したことで、ステップS220での判定と同様に、移動可能範囲LP,LR,LN,LDのいずれかにおける端部にディテントローラ500が位置したとみなすことができる。これによって、ステップS380の判定でパルス入力停止と判定した位置から、ステップS400の判定でパルス入力停止と判定した位置までの、パルス回数Xを検出することができる。
ステップS410では、Dレンジ位置(Dレンジに対応する谷部460)での移動可能範囲LDを学習する。このとき、マイコン10は、ステップS380でYES判定した以降にカウントしていたパルス回数XをEEPROMなどに記憶させることで、移動可能範囲LDを学習する。つまり、マイコン10は、谷部460における一方の端部から他方の端部までの寸法を算出して、この寸法を学習する、と言い換えることができる。
このように、学習制御を行うことで、ディテントプレート400の形状が経年変化した場合であっても、シフトレンジ判定処理の判定精度を向上することができる。また、このように、学習制御を行うことで、シフトレンジの切り替え制御時においても、シフトレンジの切り替え精度を向上させることができる。さらに、各谷部430〜460の夫々における移動可能範囲LP,LR,LN,LDを学習することで、ディテントローラ500が接触する部位(P壁410,D壁420,各山部)の耐久性を向上させることもできる。なお、マイコン10は、電源が供給されて起動する度に、閾値の学習を行ってもよい(学習手段)。
なお、このように、マイコン10は、特定トルクで回転駆動させて、ディテントローラ500が一方の端部から他方の端部まで移動する際に、カウントしたパルス回数Xを、谷部460の形状に対応した閾値として学習することもできる。つまり、マイコン10は、今回カウントしたパルス回数Xを、次回のシフトレンジの判定に用いる閾値として学習することもできる。また、マイコン10は、各谷部430〜460において同様の処理を行うことで、カウントしたパルス回数Xを、各谷部430〜460の形状に対応した閾値として学習することができる。
(変形例3)
なお、図9に示すように、ディテントプレート400aは、シフトレンジを特定のシフトレンジから切り替える際、又は特定のシフトレンジへ切り替える際に、他のシフトレンジより大きな回転角又は大きなトルクを必要とする形状としてもよい。
ディテントプレート400aは、谷部として、一部のシフトレンジ(ここではPレンジ)に対応した第1谷部430aと、他のシフトレンジ(ここではR、N、Dレンジ)に対応した第2谷部440〜460とを含む。第1谷部であるPレンジに対応した谷部430aの移動可能範囲LP1は、第2谷部であるR、N、Dレンジの夫々に対応した各谷部440〜460の移動可能範囲LR,LN,LDよりも広く設けられている。つまり、各移動可能範囲LP1,LR,LN,LDの関係は、LR<LN<LD<LP1である。また、谷部430aと谷部440との間の山部は、谷部440と谷部450との間の山部などよりも高く設けられている。このように、ここでは、谷部430aの長さを、谷部440〜460の夫々における長さよりも長くしている。また、谷部430aに隣接された山部の高さを、他の山部よりも高くしている。
つまり、ディテントプレート400aは、例えばディテントローラ500を谷部440から谷部450へ移動させるよりも、谷部430aから谷部440へ移動させる方が、大きな回転角又は大きなトルクでロータ215を駆動制御させる必要がある形状である。また、ディテントプレート400aは、例えばディテントローラ500を谷部440から谷部450へ移動させるよりも、谷部440から谷部430aへ移動させる方が、大きな回転角又は大きなトルクでロータ215を駆動制御させる必要がある形状である。
例えば、車両を坂道等に駐車していた場合、パーキングロックが意図せず解除されてしまえば、車両は自動的に動く可能性がある。その様な重要なシフトレンジに対応する谷部おいては、その他のシフトレンジに対応する谷部の形状と比較して、切り替えにくい形状とする。このようにすることで、第1谷部430aに対応するシフトレンジの検出性を向上させることができる。
(変形例4)
なお、図10に示すように、ディテントプレート400bは、シフトレンジを特定のシフトレンジから切り替える際、又は特定のシフトレンジへ切り替える際に、他のシフトレンジより小さな回転角又は小さなトルクで切り替えることができる形状としてもよい。
ディテントプレート400bは、谷部として、一部のシフトレンジ(ここではNレンジ)に対応した第3谷部450aと、他のシフトレンジ(ここではP、R、Dレンジ)に対応した第4谷部430,440,460とを含む。第3谷部であるNレンジに対応した谷部450aの移動可能範囲LN1は、第4谷部であるR、N、Dレンジの夫々に対応した各谷部430,440,460の移動可能範囲LP,LR,LDよりも狭く設けられている。つまり、各移動可能範囲LP,LR,LN1,LDの関係は、LN1<LP<LR<LDである。また、谷部450aと谷部440との間の山部,及び谷部450aと谷部460との間の山部は、例えば谷部430と谷部440との間の山部などよりも低く設けられている。このように、ここでは、谷部450aの長さを、谷部430,440,460の夫々における長さよりも短くしている。また、谷部450aに隣接された山部の高さを、他の山部よりも低くしている。
つまり、ディテントプレート400bは、例えばディテントローラ500を谷部430と谷部440との間で移動させるよりも、谷部450aから谷部440や谷部460に移動させる方が、ディテントローラ500を移動させやすい。また、ディテントプレート400bは、例えばディテントローラ500を谷部430と谷部440との間で移動させるよりも、谷部440や谷部460から谷部450aに移動させる方が、ディテントローラ500を移動させやすい。なお、移動させやすいとは、小さい回転角又は小さいトルクでロータ215を駆動制御してディテントローラ500を移動させることができることである。
例えば、Nレンジは、仕様頻度が少なく、その他のシフトレンジに切り替える時に通過するだけとなる事が多い。このため、ディテントプレート400bのようにすることで、PレンジからDレンジ、又はDレンジからPレンジに切り替える際の応答性を向上することができる。
10 マイコン、21,23 プルアップ抵抗、22,24 入力抵抗、31 U相スイッチング素子、32 V相スイッチング素子、33 W相スイッチング素子、40 電流検出回路、41 電流検出抵抗、42 オペアンプ、100 シフト制御装置、200 アクチュエータ、210 SRモータ、211 U相コイル、212 V相コイル、213 W相コイル、220 エンコーダ、221 A相ホールIC、221a A相スイッチング素子、222 B相ホールIC、222a B相スイッチング素子、300 シフトスイッチ、400 ディテントプレート、410 P壁、420 D壁、430 Pレンジ位置、440 Rレンジ位置、450 Nレンジ位置、460 Dレンジ位置、500 ディテントローラ

Claims (6)

  1. モータ(210)におけるロータ(215)を回転させることで、三つ以上にシフトレンジを切り替えるレンジ切替装置であって、
    前記ロータ(215)が回転することによって相対的に移動するディテントプレート(400,400a,400b)とディテントローラ(500)とを含み、前記ディテントプレートが、各シフトレンジの夫々に対応して形状を全て異ならせて設けられた谷部と各谷部に隣接して設けられた山部とを有しているレンジ切替部と、
    前記ロータを回転駆動させて、前記ディテントローラを前記谷部間で移動させることで前記シフトレンジの切り替え制御を行う制御部(100)と、を備え、
    前記制御部は、
    前記ディテントローラが各山部を乗り越えない程度のトルクで前記ロータを駆動制御することで、前記ディテントローラが前記谷部における一方の端部から他方の端部まで移動するように前記ディテントプレートを駆動するモータ制御手段(S10,S200)と、
    前記ロータの回転角を相対的に検出する回転角検出手段(S30)と、
    前記モータ制御手段が前記ロータを駆動制御した際に、前記回転角検出手段によって検出された前記回転角と、各谷部の形状に対応した閾値とを比較することで、現在のシフトレンジを判定する判定手段(S40〜S100)と、
    を備えることを特徴とするレンジ切替装置。
  2. 前記制御部は、各谷部において、前記ディテントローラが前記谷部の一方の端部から他方の端部まで移動する際に、前記回転角検出手段によって検出された前記回転角を記憶することで、各谷部の形状を学習する学習手段(S360〜S410)を備えることを特徴とする請求項1に記載のレンジ切替装置。
  3. 前記制御部は、電源が供給されることで起動するものであり、
    前記学習手段は、前記制御部が起動する度に、各谷部の形状を学習することを特徴とする請求項2に記載のレンジ切替装置。
  4. 前記谷部は、一部の前記シフトレンジに対応した第1谷部と、他の前記シフトレンジに対応した少なくとも二つの第2谷部とを含むものであり、
    前記第1谷部は、前記ディテントローラを前記第1谷部から前記第2谷部へ移動させる際、又は前記第2谷部から前記第1谷部へ移動させる際に、前記第2谷部間で前記ディテントローラを移動させる場合よりも、大きな回転角又は大きなトルクで前記ロータを駆動制御させる必要がある形状であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のレンジ切替装置。
  5. 前記谷部は、一部の前記シフトレンジに対応した第3谷部と、他の前記シフトレンジに対応した少なくとも二つの第4谷部とを含むものであり、
    前記第3谷部は、前記ディテントローラを前記第3谷部から前記第4谷部へ移動させる際、又は前記第4谷部から前記第3谷部へ移動させる際に、前記第4谷部間で前記ディテントローラを移動させる場合よりも、小さな回転角又は小さなトルクで前記ロータを駆動制御して前記ディテントローラを移動させることができる形状であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のレンジ切替装置。
  6. 前記判定手段は、前記回転角と、前記閾値としての第1閾値、第1閾値よりも大きな値である第2閾値、第2閾値よりも大きな値である第3閾値とを比較することで、現在のシフトレンジを判定するものであり、
    前記回転角が前記第1閾値未満であった場合は、現在のシフトレンジがパーキングレンジであると判定し、
    前記回転角が前記第1閾値以上且つ前記第2閾値未満であった場合は、現在のシフトレンジがリバースレンジであると判定し、
    前記回転角が前記第2閾値以上且つ前記第3閾値未満であった場合は、現在のシフトレンジがニュートラルレンジであると判定し、
    前記回転角が前記第3閾値以上であった場合は、現在のシフトレンジがドライブレンジであると判定することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載のレンジ切替装置。
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