JP2015039741A - マグネットの磁力を考慮したチャック装置 - Google Patents

Abstract

【課題】マグネットをチャックする際に、磁力の影響を受けずに確実な保持ができて、配置する際にも、意図する前にチャックから外れてしまうのを防ぎ、正確な位置への配置を可能とする。
【解決手段】クランプ方式のチャックに加えて、磁性体プレートをマグネットに吸着させることで、マグネット確実に保持することができ、ピックアップ及びプレイスの際の相手側への吸着の影響を排除することができる。
【選択図】図１

Description

本発明は、マグネットの磁力の影響を受けずに、確実にピックアップ及びプレイスができるチャック装置に関するものである。

マグネットの収納は、個々のマグネットの磁力の影響で反発、吸引の作用を防ぐために、磁性体プレートの上に置かれており、クランプ方式のチャックでのピックアップが一般てきである。

しかし、クランプ方式でのチャックの場合には、磁性体プレートからのスムーズなピックアップが困難であり、チャック姿勢の傾きが発生する。

マグネットを基準位置にプレイスする場合は、プレイス位置が磁性体であると、磁力によって意図する前に、チャックから外れて貼りついてしまうために、クランプ力を強くする必要がある。

マグネットを磁性体に貼りついている状態からピックアップする時に、クランプ方式でのチャックでは磁力の影響で確実なピックアップが難しい。

マグネットを基準位置にプレイスする時に、クランプ方式のチャックでは、意図する前にチャックから外れて、対象物へ貼りついてしまい、正確な位置決めが難しい。

本発明は、サイドからのクランプに加えて、マグネット上面に磁性体プレートを吸着させる機構を設けることで、チャック保持力を確保して、確実なピックアップ及びプレイスをすることができる。

本発明のチャック装置でマグネットを磁性体プレートから確実にピックアップすることが可能となり、チャック姿勢の変化も防止することができる。

本発明のチャック装置でマグネットをプレイスすることで、意図する前にチャックから外れて対象物へ吸着してしまうことを防ぐことができ、正確な位置決め配置が可能である。

図１はマグネットをクランプしている状態を示した正面図である。 図２はマグネットをクランプしている状態を示した側面図である。 図３はマグネットのアンクランプ状態を示した正面図である。

以下、本発明によるチャック方法を図面を基に説明する。
図１、図２は、マグネットをクランプしている状態を示しており、マグネット４をクランプチャック１を閉じてクランプをして、その後、磁性体プレート上下アクチュエータ２により、磁性体プレート３を下降させて、マグネット４に吸着させる。

クランプチャック１と磁性体プレート３との両方を利用することで、マグネットは確実に保持される。

図３は、マグネットのアンクランプ状態を示しており、磁性体プレート上下アクチュエータ２により、磁性体プレート３を上昇させ、その後、クランプチャック１を開いて、マグネットを解放する。

マグネット４と磁性体プレート３との吸着及び分離する際の磁力の影響は、クランプチャック１の先端形状に肩を付けることで、マグネット４の浮き上がりを防止する。

１ クランプチャック
２ 磁性体プレート上下アクチュエータ
３ 磁性体プレート
４ マグネット

Claims (1)

1. マグネットをチャックする際に、クランプ式のチャックと合わせて磁性体プレートをマグネットに吸着させることで、磁力の影響を受けずに確実な保持ができるチャック方式。

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