JP2015039113A - 部品モジュール - Google Patents
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Abstract
【解決手段】非可逆回路素子100の周囲に配置される各部品3のうち、非可逆回路素子100が有する永久磁石102による磁界の磁力線が密な部分に配置される部品3が、磁力線が疎な部分に配置される部品3よりも非可逆回路素子100から離れて位置している。したがって、非可逆回路素子100に向う吸引力の大きさが大きい磁力線が密な部分における部品3が非可逆回路素子100から離れて配置されることにより、非可逆回路素子100の周囲に配置される複数の部品3が永久磁石102の磁気による吸引力により移動して位置ずれするのを抑制することができる。
【選択図】図1
Description
本発明の第1実施形態について、図1〜図4を参照して説明する。図1は本発明の部品モジュールの第1実施形態を示し、(a)は配置状態を示す平面図、(b)は回路ブロック図、図2は非可逆回路素子の周囲に設けられたランド電極の配置状態を示す平面図である。図3は磁気による吸引力の方向とランド電極の配置状態との関係の一例を示す図であって、(a)はランド電極を示し、(b)はランド電極に部品が実装された状態を示す。図4は吸引力の方向とランド電極の配置状態との関係の他の例を示す図であって、(a)はランド電極を示し、(b)はランド電極に部品が実装された状態を示す。
図1(a),(b)に示す部品モジュール1は、この実施形態では、樹脂やセラミックなどにより形成された基板2の実装面2aに、予め定められた特定方向にのみ信号を伝送する特性を有するアイソレータにより形成される非可逆回路素子100、各種の部品3、送信信号を増幅するパワーアンプ4などが実装されて電力増幅モジュールとして形成される。また、部品モジュール1は、無線LAN規格やBluetooth(登録商標)規格等の通信規格により通信を行う無線通信機器、携帯電話などの通信端末の送信回路部において使用される。
ランド電極の構成について説明する。なお、図1および図2に示すように、この実施形態では、基板2の実装面2aに所定距離隔てて並べて配置された短冊形状の2個のランド電極10の組のそれぞれに、一の部品3の両端に設けられた外部電極3aがそれぞれはんだを用いて接続されることにより、一の部品3が2個のランド電極10に対して実装される。また、この実施形態では、部品3が実装される2個のランド電極10の配置状態として、以下で説明する2通りの配置状態が採用されている。
部品3が実装される2個のランド電極10の組のうちの一部は、例えば図3(a)に示すように、永久磁石102の磁気による吸引力の方向である矢印αの方向に2個のランド電極10が所定距離隔てて並べて配置されている。また、2個のランド電極10のうち、非可逆回路素子100からの距離が遠い方のランド電極10は、その端縁部分に該端縁部分から延出した舌状の延出部11を有している。なお、組を成す2個のランド電極10の間隔は、部品3の長手方向における両端に設けられた外部電極3a間の距離とほぼ同一に設定されている。
部品3が実装される2個のランド電極10の組のうちの残りは、例えば図4(a)に示すように、永久磁石102の磁気による吸引力の方向である矢印αの方向に直交する方向に2個のランド電極10が所定距離隔てて並べて配置されている。また、2個のランド電極10それぞれは、その端縁部分に舌状の延出部11を有している。なお、組を成す2個のランド電極10の間隔は、部品3の長手方向における両端に設けられた外部電極3a間の距離とほぼ同一に設定されている。
各部品の配置状態について説明する。なお、図1(a)および図2中の点線は、非可逆回路素子100から等距離の位置を示している。また、後の説明で用いる、図5,図6,図8,図11,図14〜図19においても、同様に非可逆回路素子100から等距離の位置が点線で示されているが、これらの図に関するその説明は省略する。
変形例について図5〜図7を参照して説明する。図5および図6それぞれは非可逆回路素子の周囲に設けられたランド電極の配置状態の変形例を示す平面図であって、(a)はランド電極の配置状態を示し、(b)はランド電極に部品が実装された状態を示す。図7は磁気による吸引力の方向とランド電極の形状および配置状態との関係の変形例を示す図であって、(a)はランド電極を示し、(b)はランド電極に部品が実装された状態を示す。
本発明の第2実施形態について、図8〜図10を参照して説明する。図8は本発明の第2実施形態にかかる非可逆回路素子の周囲に設けられたランド電極の配置状態を示す平面図であって、(a)はランド電極の配置状態を示し、(b)はランド電極に部品が実装された状態を示す。図9は図8のランド電極の配置状態と磁気による吸引力の方向との関係を示す図であって、(a)はランド電極を示し、(b)はランド電極に部品が実装された状態を示す。図10は磁気による吸引力の方向とランド電極の配置状態との関係の変形例を示す図であって、(a)はランド電極を示し、(b)はランド電極に部品が実装された状態を示す。
本発明の第3実施形態について、図11〜図13を参照して説明する。図11は本発明の第3実施形態にかかる非可逆回路素子の周囲に設けられたランド電極の配置状態を示す平面図であって、(a)はランド電極の配置状態を示し、(b)はランド電極に部品が実装された状態を示す。図12は図11のランド電極の配置状態と磁気による吸引力の方向との関係を示す図であって、(a)はランド電極を示し、(b)はランド電極に部品が実装された状態を示す。図13は磁気による吸引力の方向とランド電極の配置状態との関係の変形例を示す図であって、(a)はランド電極を示し、(b)はランド電極に部品が実装された状態を示す。
本発明の第4実施形態について、図14を参照して説明する。図14は本発明の第4実施形態にかかる非可逆回路素子の周囲に設けられたランド電極の配置状態を示す平面図であって、(a)はランド電極の配置状態を示し、(b)はランド電極に部品が実装された状態を示す。
本発明の第5実施形態について、図15を参照して説明する。図15は本発明の第5実施形態にかかる非可逆回路素子の周囲に設けられたランド電極の配置状態を示す平面図であって、(a)はランド電極の配置状態を示し、(b)はランド電極に部品が実装された状態を示す。
本発明の第6実施形態について、図16を参照して説明する。図16は本発明の第6実施形態にかかる非可逆回路素子の周囲に設けられたランド電極の配置状態を示す平面図であって、(a)はランド電極の配置状態を示し、(b)はランド電極に部品が実装された状態を示す。
本発明の第7実施形態について、図17を参照して説明する。図17は本発明の第7実施形態にかかる非可逆回路素子の周囲に設けられたランド電極の配置状態を示す平面図であって、(a)はランド電極の配置状態を示し、(b)はランド電極に部品が実装された状態を示す。
参考例について、図18および図19を参照して説明する。図18および図19は、非可逆回路素子の周囲に設けられたランド電極の配置状態の参考例を示す平面図であって、(a)はランド電極の配置状態を示し、(b)はランド電極に部品が実装された状態を示す。
図18(a),(b)に示す参考例が上記した第1実施形態と異なるのは、磁力線密度が密な部分に配置される部品3と、磁力線密度が疎な部分に配置される部品3とが非可逆回路素子100から等距離の位置に配置される点である。その他の構成については、上記した第1実施形態と同様であるため、その構成については同一符号を付すことによりその説明を省略する。
図19(a),(b)に示す参考例が上記した第1実施形態と異なるのは、非可逆回路素子100の周囲に配置される複数の部品3が、全ての非可逆回路素子100から等距離の位置に配置されている点である。その他の構成については、上記した第1実施形態と同様であるため、その構成については同一符号を付すことによりその説明を省略する。
2 基板
3 チップ部品(部品)
3a 外部電極
10 ランド電極
11 延出部
100 非可逆回路素子
101 フェライト
102 永久磁石
α 矢印(吸引力の方向)
L 吸引力の方向に平行な直線
Claims (12)
- 永久磁石を有する非可逆回路素子と、
前記非可逆回路素子の周囲に配置される複数の部品と、
前記非可逆回路素子および前記各部品が実装される基板とを備え、
前記各部品それぞれは外部電極を有し、前記各部品のうち、前記非可逆回路素子が有する前記永久磁石による磁界の磁力線が密な部分に配置される前記部品が、前記磁力線が疎な部分に配置される前記部品よりも前記非可逆回路素子から離れて位置する
ことを特徴とする部品モジュール。 - 前記各部品それぞれは直方体状の部品本体を有し、前記部品本体の長手方向における両端それぞれに前記外部電極が設けられており、
前記各部品のうち、隣接配置される複数の前記部品について、
前記永久磁石の磁気による吸引力の方向に前記部品本体の長手方向がほぼ直交して配置された前記部品が、前記吸引力の方向に前記部品本体の長手方向がほぼ平行に配置された前記部品よりも前記非可逆回路素子から離れて位置する
ことを特徴とする請求項1に記載の部品モジュール。 - 前記基板に設けられ前記部品の前記外部電極とはんだにより接続されるランド電極を備え、
前記ランド電極は端縁部分に該端縁部分から延出した延出部を有する
ことを特徴とする請求項1または2に記載の部品モジュール。 - 前記延出部は、前記非可逆回路素子から遠い側の端縁部分に形成されていることを特徴とする請求項3に記載の部品モジュール。
- 前記延出部は、前記永久磁石の磁気による吸引力の方向に交差する方向に延伸して形成されていることを特徴とする請求項3または4に記載の部品モジュール。
- 2個の前記ランド電極が所定距離隔てて前記永久磁石の磁気による吸引力の方向に直交する方向に並べて配置され、
前記両ランド電極のそれぞれに前記延出部が互いに異なる方向に延伸して形成されていることを特徴とする請求項5に記載の部品モジュール。 - 前記ランド電極の端縁部分に複数の前記延出部が互いに異なる方向に延伸して形成されていることを特徴とする請求項3ないし6のいずれかに記載の部品モジュール。
- 前記各延出部のうち、少なくとも2個の前記延出部が前記永久磁石の磁気による吸引力の方向に平行な直線について線対称の位置に配置されていることを特徴とする請求項7に記載の部品モジュール。
- 2個の前記ランド電極が所定距離隔てて配置され、
一方の前記ランド電極の他方の前記ランド電極に対向する端縁部分に、2個の前記延出部が所定間隔を開けて配置されると共に互いに外側に広がるように延伸して形成され、
前記他方のランド電極の前記一方のランド電極に対向する端縁部分に、2個の前記延出部が所定間隔を開けて配置されると共に互いに外側に広がるように延伸して形成されている
ことを特徴とする請求項3ないし8のいずれかに記載の部品モジュール。 - 2個の前記ランド電極が所定距離隔てて配置され、
一方の前記ランド電極の他方の前記ランド電極と反対側の端縁部分に、2個の前記延出部が所定間隔を開けて配置されると共に互いに外側に広がるように延伸して形成され、
前記他方のランド電極の前記一方のランド電極と反対側の端縁部分に、2個の前記延出部が所定間隔を開けて配置されると共に互いに外側に広がるように延伸して形成されている
ことを特徴とする請求項3ないし8のいずれかに記載の部品モジュール。 - 直方体状の前記部品が、その長手方向が前記永久磁石の磁気による吸引力の方向にほぼ直交するように配置されて前記ランド電極に実装され、前記部品の長手方向における両端それぞれに前記外部電極が設けられていることを特徴とする請求項3ないし10のいずれかに記載の部品モジュール。
- 前記非可逆回路素子は、一対の前記永久磁石を有し、一方の前記永久磁石の一の磁極と他方の前記永久磁石の反対の磁極との間にフェライトが配置されて形成されている
ことを特徴とする請求項1ないし11のいずれかに記載の部品モジュール。
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