JP2015039082A - コンテンツ配信装置及びコンテンツ配信方法 - Google Patents

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Kazuaki Iwamura
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Abstract

【課題】DMP側の動作状態を考慮して、DMSが有する各機能の動作を制御することが可能なコンテンツ配信装置及びコンテンツ配信方法を提供する。【解決手段】コンテンツ受信装置からの要求に応じてコンテンツを配信する配信手段と、前記配信手段を少なくとも含む自装置が有する各機能部について、当該機能部で実行中の動作状態を示した第1動作状態を取得する第1取得手段と、前記配信手段により配信されたコンテンツに係る前記コンテンツ受信装置の動作状態を示した第2動作状態を取得する第2取得手段と、前記第1動作状態と前記第2動作状態との組が表す動作状態に基づいて、前記各機能部の動作を制御する制御手段と、を備える。【選択図】図4

Description

本発明の実施形態は、コンテンツ配信装置及びコンテンツ配信方法に関する。
従来、HDDレコーダ、テレビジョン受信装置、PC(Personal Computer)等の電子機器では、DLNA(Digital Living Network Alliance)ガイドラインに準拠して機器間のデータ通信を行うことで、放送中の番組等のデジタルコンテンツ(以下、コンテンツと呼ぶ)が共有されている。DLNAでは、放送中の番組等のコンテンツをHDDレコーダやテレビジョン受信装置等のDMS(Digital Media Server)で受信し、テレビジョン受信装置やPC等のDMP(Digital Media Player)へ配信することで、放送中の番組の視聴をDMPで行うことが可能である。
また、従来の技術では、DMSとなる機器に複数の機能が搭載されている場合、これら全ての機能を同時に実行することができないときには、当該機能の間で優先度を定め、優先度の高い機能を動作させるために優先度の低い機能を停止させるといった制御が行われている。
しかしながら、上記従来の技術では、DMS側の動作状態に基づいて各機能の動作を制御しているため、コンテンツの配信を受け付けるDMP側の動作状態については何ら考慮されていない。そのため、上記した優先度に基づく制御に従いDMSからDMPへの配信を不用意に停止すると、DMP側において不都合が発生する可能性があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、DMP側の動作状態を考慮して、DMSが有する各機能の動作を制御することが可能なコンテンツ配信装置及びコンテンツ配信方法を提供することを目的とする。
実施の形態のコンテンツ配信装置は、配信手段と、第1取得手段と、第2取得手段と、制御手段とを備える。配信手段は、コンテンツ受信装置からの要求に応じてコンテンツを配信する。第1取得手段は、配信手段による配信機能を少なくとも含む自装置が有する各機能部について、当該機能部で実行中の動作状態を示した第1動作状態を取得する。第2取得手段は、配信手段により配信されたコンテンツに係る前記コンテンツ受信装置の動作状態を示した第2動作状態を取得する。制御手段は、第1動作状態と第2動作状態との組が表す動作状態に基づいて、各機能部の動作を制御する。
図1は、実施形態にかかるコンテンツ配信装置、コンテンツ受信装置を有するシステム構成を示す概念図である。 図2は、コンテンツ配信装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 図3は、コンテンツ受信装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 図4は、コンテンツ配信装置の機能構成を示すブロック図である。 図5は、優先度テーブルの一例を模式的に示す図である。 図6は、コンテンツ受信装置の機能構成を示すブロック図である。 図7は、コンテンツ配信装置が実行するローカル動作制御処理の手順を示すフローチャートである。 図8は、コンテンツ配信装置が実行する優先度判定処理の手順示すフローチャートである。 図9は、コンテンツ配信装置及びコンテンツ受信装置が実行するコンテンツ配信処理の手順を示すフローチャートである。
以下、図面を参照しつつコンテンツ配信装置、コンテンツ受信装置及びコンテンツ配信方法の実施形態を詳細に説明する。なお、以下に説明する実施形態を構成する各装置は、UPnPTM AV規格およびDLNA(Digital Living Network Alliance)ガイドラインに準拠した装置であるものとするが、これに限らず、後述する本実施形態に特徴的な構成は、これらの規格およびガイドラインと同等または互換性のある規格等に準拠する装置またはシステムや、独自の仕様による装置またはシステムに対しても適用可能である。
図1は、実施形態にかかるコンテンツ配信装置1、コンテンツ受信装置2を有するシステム構成を示す概念図である。同図に示すように、コンテンツ配信装置1とコンテンツ受信装置2とはLAN(Local Area Network)等の通信ネットワークNTを介して互いに通信可能に接続される。
コンテンツ配信装置1は、DMS(Digital Media Server)等と呼ばれる電子機器である。コンテンツ配信装置1は、放送中のコンテンツの受信や配信、HDD(Hard Disk Drive)等の大容量記憶媒体に記憶されたコンテンツの配信等を、UPnPTM AV規格およびDLNAガイドラインに準拠して通信ネットワークNTを介して接続するコンテンツ受信装置2等に行う。コンテンツ配信装置1は、例えばHDDレコーダやテレビジョン受信装置、PC(Personal Computer)等であってよく、本実施形態ではテレビジョン受信装置として説明する。
コンテンツ受信装置2は、DMP(Digital Media Player)やDMR(Digital Media Renderer)等と呼ばれる電子機器である。コンテンツ受信装置2は、UPnPTM AV規格およびDLNAガイドラインに準拠して通信ネットワークNTを介して接続するコンテンツ配信装置1から配信されたコンテンツを再生又は録画する。コンテンツ受信装置2は、例えば、PCや、テレビジョン受信装置等であってよく、本実施形態ではPCとして説明する。
図2は、コンテンツ配信装置1のハードウェア構成を示すブロック図である。同図に示すように、コンテンツ配信装置1は、CPU(Central Processing Unit)101、ネットワークI/F102、A/V分離部103、メモリ104、オーディオデコーダ105、ビデオデコーダ106、グラフィック処理部107、映像処理出力部108、ストレージI/F109、バス110、ストリームI/F111、ビデオエンコーダ112、オーディオエンコーダ113、チューナー114、HDD115、A/V合成部116、DAC120(D/Aコンバータ)、アンプ121、スピーカ122、端子130、表示パネル140、操作部150、リモートコントローラ151及び受光部152を備える。
チューナー114によって受信されたアナログ映像信号は、ビデオエンコーダ112によって符号化される。また、チューナー114によって受信されたアナログ音声信号は、オーディオエンコーダ113によって符号化される。符号化された映像信号と音声信号とはA/V合成部116によって合成され、ストリームとされる。一方、チューナー114で受信されたデジタル映像信号は、例えばMPEG2TS(Transport Stream)形式のストリームとして、ストリームI/F111から入力される。このストリームは、ストレージI/F109を介して、HDD115に記憶される。また、チューナー114によって受信したストリームをそのまま表示する場合には、その受信したストリームはメモリ104に一時記憶されて、映像処理出力部108を介して表示パネル140に表示される。このようにチューナー114によって受信されるストリームが、放送事業者等により放送中の番組等のコンテンツに該当する。
端子130は、通信ネットワークNTと接続するためのイーサネット(登録商標)端子等である。通信ネットワークNTを介して接続するコンテンツ受信装置2との間のUPnPTM AV規格およびDLNAガイドラインに準拠した通信は、CPU101の制御のもと、端子130及びネットワークI/F102を通じて行われる。
HDD115に記憶されたストリームや、端子130及びネットワークI/F102を介した他のコンテンツ送信機能を有する装置からの入力、及びチューナー114での受信によってメモリ104に一時保持されるコンテンツ(ストリーム)のデータは、CPU101の制御の下、A/V分離部103で映像データと音声データに分離される。分離された映像データは、ビデオデコーダ106でデコード(復号)される。複号された映像データは、映像処理出力部108から映像信号として出力され、表示パネル140に表示される。また、A/V分離部103で分離された音声データは、オーディオデコーダ105でデコード(復号)され、DAC120、アンプ121を通りスピーカ122から出力される。
CPU101は、HDD115や図示しないROM(Read Only Memory)等の記憶媒体に保持された各種プログラムを実行することで、コンテンツ配信装置1の動作を統括的に制御する。具体的には、CPU101は、グラフィック処理部107と協働して、例えば、GUI(Graphical User Interface)表示画面等を生成し、RAM(Random Access Memory)等のメモリ104に保持して、適宜読み出して表示手段としての表示パネル140に表示する。
また、CPU101は、コンテンツ配信装置1に対しリモートコントローラ151等で行われた操作を、操作部150や受光部152を介して受け付ける。CPU101は、受け付けた操作内容に応じてチューナー114が受信する放送信号(チャンネル)を切り替えたり、GUI表示画面上での入力を検出したりする。
図3は、コンテンツ受信装置2のハードウェア構成を示すブロック図である。同図に示すように、コンテンツ受信装置2は、制御部21、ネットワークI/F22、ディスプレイ部23、操作部24及び記憶部25を備える。
制御部21は、マイクロコントローラやCPU、RAM、ROM等を備える構成であり、機器の動作を統括的に制御する。例えばCPUが、ROMに記憶された各種プログラムをRAMの作業領域に展開して順次実行し、機器内の各部へ制御信号を出力することで、各部の動作の制御を行う。
ネットワークI/F22は、制御部21の制御の下で通信ネットワークNTを介した通信を行うインタフェースである。具体的には、ネットワークI/F22は、通信ネットワークNTを介して接続するコンテンツ配信装置1等のデバイスとの間で通信を行う。
ディスプレイ部23は、LCD(Liquid Crystal Display)等であり、制御部21の制御の下で、通信ネットワークNTを介してコンテンツ配信装置1より受信したコンテンツ、操作画面、エラー表示画面等を表示する。なお、音声出力は、制御部21の制御の下で発音するスピーカ(図示しない)等で行うものとする。
操作部24は、ユーザからの操作指示を受け付けるための操作キーやタッチパネル等である。受け付けた操作指示は制御部21へ通知される。記憶部25は、HDD等の書き換え可能な不揮発性メモリ等である。
図4は、コンテンツ配信装置1の機能構成を示すブロック図である。同図に示すように、コンテンツ配信装置1は、CPU101がプログラムを実行することで、録画処理部1001、再生処理部1002、コンテンツ情報管理部1003、コンテンツ情報提供部1004、コンテンツ配信部1005、第1動作状態取得部1006、第2動作状態取得部1007及び動作制御部1008としての機能を実現する。
録画処理部1001は、ユーザによる操作部150又はリモートコントローラ151の操作に応じて、ユーザが録画を希望する番組を受信するようにチューナー114を制御し、該チューナー114により受信されたデータを、コンテンツとしてHDD115に記憶するための処理を行う。なお、録画処理部1001によりHDD115にコンテンツが記憶されるのに伴い、コンテンツ情報管理部1003では、このコンテンツと関連付けて後述するコンテンツ情報を記憶・管理する。
再生処理部1002は、ユーザによる操作部150又はリモートコントローラ151の操作に応じて、HDD115に記憶されたコンテンツを読み出し、このコンテンツを再生して表示パネル140に表示するための処理を行う。なお、再生処理部1002は、チューナー114により受信されたデータをリアルタイムに表示パネル140に表示することもできる。
コンテンツ情報管理部1003は、コンテンツ配信装置1で配信可能なコンテンツの各々について、当該コンテンツに関するコンテンツ情報を管理する。ここで、コンテンツ情報には、番組名、録画又は放送日時、放送局(チャンネル番号)等のコンテンツを識別可能な識別情報や、コンテンツの格納先を示した格納先情報等が含まれる。なお、識別情報は、デジタル放送信号から分離したデータ信号に含まれるEPG(Electronic Program Guide)の番組関連情報から取得するものとする。
コンテンツ情報管理部1003は、コンテンツ配信装置1で配信可能なコンテンツ、つまり記憶部25に記憶されたコンテンツや、チューナー114で受信可能なコンテンツの各々と関連付けて、当該コンテンツのコンテンツ情報をメモリ104やHDD115等に記憶・管理する。
コンテンツ情報提供部1004は、コンテンツ受信装置2からのコンテンツ情報取得要求に応じて、コンテンツ情報の提供を行う機能部である。具体的に、コンテンツ情報提供部1004は、UPnPTM AV規格およびDLNAガイドラインに準拠したコンテンツ受信装置2からのコンテンツ情報取得要求(Browseアクション等)に応じて、コンテンツ情報管理部1003が記憶・管理するコンテンツ情報の各々を送信する。
コンテンツ配信部1005は、コンテンツ受信装置2からのコンテンツ取得要求に応じて、当該コンテンツ受信装置2にコンテンツの配信を行う機能部である。具体的に、コンテンツ配信部1005は、コンテンツ受信装置2から送信されるコンテンツ取得要求(HTTP GET)により、HDD115に記憶された特定のコンテンツが指示されると、このコンテンツをHDD115から読み出し、読み出したコンテンツのストリームを、ネットワークI/F102を介してコンテンツ受信装置2に配信する。
また、コンテンツ配信部1005は、コンテンツ取得要求(HTTP GET)に含まれた識別情報や格納先情報により、放送中のコンテンツが指示されると、このコンテンツの識別情報に指示されたチャンネル(番組)を受信するようにチューナー部114を制御し、該チューナー部114により受信され、ビデオデコーダ106でデコードされたコンテンツのストリームを、ネットワークI/F102を介してコンテンツ受信装置2に配信する。以下、HDD115に記憶(録画)されたコンテンツの配信をPVR(Personal Video Recorder)配信と呼び、放送中のコンテンツの配信をチューナー配信と呼ぶ。
第1動作状態取得部1006は、自装置(コンテンツ配信装置1)が有する各機能について、当該機能で実行中の動作状態を表すデータ(以下、単に動作状態という)を取得し、第1動作状態としてメモリ104やHDD115に保持する。また、第1動作状態取得部1006は、実行中の動作状態が変化した場合には、変化後の動作状態に基づき、第1動作状態を更新する。
ここで、コンテンツ配信装置1が有する機能とは、例えば上述した録画処理部1001による録画機能、再生処理部1002による再生機能、コンテンツ配信部1005により配信(PVR配信、チューナー配信)である。本実施形態では、録画処理部1001がコンテンツの録画を開始したときに「録画」が、再生処理部1002が録画済のコンテンツや放送中のコンテンツの再生を開始したときに「再生」が取得されるものとする。また、コンテンツ配信部1005がPVR配信を開始したときに「PVR配信」が、コンテンツ配信部1005がチューナー配信を開始したときに「チューナー配信」が、それぞれ動作状態として取得されるものとする。なお、何れの動作も行われていない場合、第1動作状態取得部1006は、第1動作状態として無動作状態(NULL)を記憶する。
第2動作状態取得部1007は、コンテンツ配信部1005により配信されたコンテンツに係るコンテンツ受信装置2の動作状態をコンテンツ受信装置2から取得し、第2動作状態としてメモリ104やHDD115に保持する。具体的に、第2動作状態取得部1007は、コンテンツ受信装置2から送信されたコンテンツの「再生」又は「録画」を表す動作状態をネットワークI/F102を介して取得し、第2動作状態として保持する。なお、コンテンツ受信装置2の動作状態は、後述するようにコンテンツ配信部1005によるコンテンツ配信時にコンテンツ受信装置2から取得(通知)されるものであるため、第2動作状態取得部1007は、コンテンツ配信時以外では第2動作状態として無動作状態(NULL)を記憶する。
動作制御部1008は、上述したコンテンツ配信装置1の各機能部の動作を統括的に制御する。また、動作制御部1008は、メモリ104やHDD115に保持された第1動作状態と第2動作状態との組で表される動作状態を自装置の現動作として特定し、この現動作に基づいて録画処理部1001、再生処理部1002及びコンテンツ配信部1005の各機能部の動作を制御する。
具体的に、動作制御部1008は、操作部150やリモートコントローラ151或いはコンテンツ受信装置2から新たな動作が後動作として要求された場合に、現動作と後動作との優先関係に基づいて、当該現動作及び後動作を制御する。また、動作制御部1008は、現動作と後動作との優先関係を定めた優先度テーブル1009を参照し、特定した現動作と要求された後動作との優先関係に基づいて、当該後動作に係る機能を開始するか否かを決定する。ここで、優先度テーブル1009は、コンテンツ配信装置1で想定される現動作と後動作との各組について、その動作間の優先関係を定めた設定情報であって、メモリ104又はHDD115に予め記憶されているものとする。
図5は、優先度テーブル1009の一例を模式的に示す図である。同図に示すように、優先度テーブル1009では、現動作と後動作との優先関係として、現動作に対する後動作の優先度を定義している。同図では、現動作の種別として「録画」、「再生」、「PVR配信」、「チューナー配信(再生)」、「チューナー配信(録画)」が登録されている。また、後動作の種別として、「録画」、「再生」、「PVR配信」及び「チューナー配信」が登録されている。ここで、現動作の「チューナー配信(再生)」及び「チューナー配信(録画)」は、第1動作状態として取得される「チューナー配信」と、第2動作状態として取得される「再生」及び「録画」とをそれぞれ組み合わせたものである。なお、第1動作状態「PVR配信」についても、同様に第2動作状態と組み合わせる形態としてもよい。
図5に示す優先度テーブル1009では、同時に一つの動作しか実行できないよう各機能部の動作を制限した例を示しており、現動作及び後動作の何れか一方が実行されるよう優先度が設定されている。図5では、現動作に対する後動作の優先度を二値(○か×)で表しており、現動作の実行を優先する場合には「×」、後動作の実行を優先する場合には「○」としている。
例えば、コンテンツ配信装置1においてコンテンツの再生中(現動作「再生」)に、リモートコントローラ151等により該コンテンツ又は他のコンテンツの録画が要求された場合(後動作「録画」)、図5に示す優先度テーブル1009では、現動作「再生」よりも後動作「録画」の実行を優先するよう定められているため、動作制御部1008は、再生処理部1002によるコンテンツの再生を停止するとともに、録画処理部1001に録画処理を開始させる。
また、コンテンツ配信部1005からチューナー配信中のコンテンツが、コンテンツ受信装置2で録画されているとき(現動作「チューナー配信(録画)」)に、コンテンツ配信装置1においてコンテンツの再生が要求された場合(後動作「再生」)、図5に示す優先度テーブル1009では、現動作「チューナー配信(録画)」の実行を後動作「再生」よりも優先するよう定められているため、動作制御部1008は、コンテンツ配信部1005によるチューナー配信を継続させ、後動作の実行を抑制する。
このように、コンテンツ配信装置1又はコンテンツ受信装置2において、コンテンツの録画が現動作として行われている場合には、その現動作を後動作よりも優先して実行するよう設定することが好ましい。その理由は、録画は受信するデータが時間とともに変化するリアルタイム性を有するためであり、録画動作を後動作より優先して実行することで、録画途中で録画動作が停止してしまうことを防止することができる。
なお、優先度テーブル1009は、図5の例に限らず、他の動作を登録する形態としてもよい。また、コンテンツ配信装置1において同時に実行可能な動作の個数は一つに限らず、複数個としてもよい。この場合、動作制御部1008は、同時実行可能な最大動作数まで要求された動作を許容し、最大動作数に到達した後、同時実行中の現動作に対する後動作の優先度に基づいて、当該後動作に係る機能を開始するか否かを決定するものとする。
図6は、コンテンツ受信装置2の機能構成を示すブロック図である。同図に示すように、コンテンツ受信装置2は、制御部21のCPUがプログラムを実行することで、UPnP制御部201、コンテンツ再生部202、コンテンツ録画部203及び動作制御部204としての機能を実現する。
UPnP制御部201は、ネットワークI/F22が通信ネットワークNTを介して行う、UPnPTM AV規格およびDLNAガイドラインに準拠した通信を制御する。具体的には、通信ネットワークNTに接続するデバイスの探索、探索されたデバイスに対するアクションにかかる通信を制御する。また、UPnP制御部201は、コンテンツ情報取得部2011、コンテンツ取得部2012を機能部として有する。
コンテンツ情報取得部2011は、通信ネットワークNTを介して接続するコンテンツ配信装置1との間で、コンテナに格納された各コンテンツの内容を示すコンテンツ情報を受信する。具体的に、コンテンツ情報取得部2011は、UPnPTM AV規格およびDLNAガイドラインに準拠した要求(Browseアクション等)をコンテンツ配信装置1へ送信し、その要求に応じてコンテンツ配信装置1より返信されたコンテンツ情報を取得する。
コンテンツ取得部2012は、通信ネットワークNTを介して接続するコンテンツ配信装置1から送信されるコンテンツ(ストリーム)を受信する。具体的には、コンテンツ取得部2012は、UPnPTM AV規格およびDLNAガイドラインに準拠したコマンド(HTTP GET)を用いて、特定のコンテンツの取得を要求するコンテンツ取得要求をコンテンツ配信装置1へ送信し、その要求に応じてコンテンツ配信装置1より返信されたストリームを受信する。なお、コンテンツ取得要求には、取得の対象となるコンテンツを特定可能な情報として、当該コンテンツのコンテンツ情報に含まれた識別情報や格納先情報等が含まれるものとする。
コンテンツ再生部202は、動作制御部204の制御の下、コンテンツ取得部2012が受信したストリームを再生する。具体的に、コンテンツ再生部202は、コンテンツ取得部2012により受信されるストリームを、ディスプレイ部23による表示やスピーカからの音声出力で再生する。これにより、コンテンツ配信装置1から配信されたコンテンツの再生が行われることとなる。
コンテンツ録画部203は、動作制御部204の制御の下、コンテンツ取得部2012により受信されたストリームを、コンテンツとして記憶部25に記憶する。また、コンテンツ録画部203は、録画の対象となったコンテンツのコンテンツ情報を、当該コンテンツと関連付けて記憶する。
動作制御部204は、ユーザによる操作部24の操作に応じて、コンテンツ受信装置2の各機能部の動作を統括的に制御する。また、動作制御部204は、自装置(コンテンツ受信装置2)が有する、コンテンツ配信装置1から配信されたコンテンツに係る各機能について、当該機能で実行中の動作状態を取得し、ネットワークI/F22を介してコンテンツ配信装置1に送信する。
ここで、コンテンツ配信装置1が有する機能は、例えば上述したコンテンツ再生部202による再生機能、コンテンツ録画部203による録画機能である。本実施形態では、コンテンツ再生部202が配信されたコンテンツの再生を開始したときに「再生」が、コンテンツ録画部203が配信されたコンテンツの録画を開始したときに「録画」が、動作状態として取得されるものとする。
次に、上記構成のシステムの動作について説明する。まず、図7を参照して、操作部150又はリモートコントローラ151からコンテンツ配信装置1に後動作が要求された場合の処理の流れを説明する。ここで、図7は、コンテンツ配信装置1が実行するローカル動作制御処理の手順を示すフローチャートである。なお、本処理では、コンテンツ配信装置1が有する各機能部の動作を、同時に一つの動作しか実行できないよう制限した例を示している。
操作部150やリモートコントローラ151を介して、コンテンツの録画又は再生が要求されると、動作制御部1008は、この要求された動作を後動作として受け付け(ステップS11)、ステップS12の優先度判定処理を実行する。以下、図8を参照し、優先度判定処理について説明する。
図8は、コンテンツ配信装置1が実行する優先度判定処理の手順を示すフローチャートである。まず、動作制御部1008は、メモリ104又はHDD115に保持された第1動作状態を第2動作状態に基づき、これら第1動作状態と第2動作状態との組で表される動作状態を自装置の現動作として特定する(ステップS21)。
続いて、動作制御部1008は、優先度テーブル1009を参照し、ステップS21で特定した現動作に対応するエントリを検索する(ステップS22)。ここで、例えば、第1動作状態及び第2動作状態が何れも無動作を表す等の理由により、対応するエントリが存在しないと判定した場合には(ステップS23;No)、後動作を実行可能と判定し(ステップS24)、図7のステップS13に移行する。
また、ステップS23において、現動作に対応するエントリが存在する場合(ステップS23;Yes)、動作制御部1008は、このエントリから、現動作に対する後動作の優先度を読み出す(ステップS25)。そして、動作制御部1008は、読み出した優先度に基づいて後動作を実行することが可能か否かを判定した後(ステップS26)、図7のステップS13に移行する。例えば、図5に示した優先度テーブル1009を用いる場合、動作制御部1008は、読み出した優先度が、現動作よりも後動作を優先的に実行することを示す場合に実行可能と判定し、後動作よりも現動作を優先的に実行することを示す場合に実行不可と判定する。
図7に戻り、動作制御部1008は、ステップS13の判定結果に基づき、後動作に係る機能を開始するか否かを決定する。具体的に、ステップS13での判定結果が実行不可であった場合(ステップS13;No)、動作制御部1008は、現動作を継続させるとともに、後動作を実行できない旨を表したエラー情報を表示パネル140に表示させ(ステップS14)、本処理を終了する。
一方、ステップS13の判定結果が実行可能であった場合(ステップS13;Yes)、動作制御部1008は、現動作に係る機能部を制御することで、現動作を停止させる(ステップS15)。次いで、動作制御部1008は、後動作(録画又は再生)に係る機能部(録画処理部1001又は再生処理部1002)を制御することで、該後動作を開始させる(ステップS16)。
そして、第1動作状態取得部1006は、ステップS16で後動作が開始された機能部の動作状態を取得すると、この取得した動作状態に基づいて第1動作状態を更新し(ステップS17)、本処理を終了する。
次に、図9を参照して、コンテンツ受信装置2からコンテンツ配信装置1に後動作が要求された場合の処理の流れを説明する。ここで、図9は、コンテンツ配信装置1及びコンテンツ受信装置2が実行するコンテンツ配信処理の手順を示すフローチャートである。なお、本処理では、コンテンツ配信装置1が有する各機能部の動作を、同時に一つの動作しか実行できないよう制限した例を示している。
まず、コンテンツ受信装置2のコンテンツ情報取得部2011は、操作部24を操作するユーザからの指示に応じ、コンテンツ情報取得要求(Browseアクション等)をコンテンツ配信装置1に送信する(ステップS31)。
コンテンツ配信装置1では、コンテンツ情報提供部1004が、コンテンツ受信装置2からコンテンツ情報の取得要求を受け付けると、コンテンツ情報管理部1003が記憶・管理するコンテンツ情報を読み出し(ステップS41)、読み出したコンテンツ情報をコンテンツ受信装置2に送信(返信)する(ステップS42)。
コンテンツ受信装置2では、コンテンツ配信装置1から返信されたコンテンツ情報がコンテンツ情報取得部2011により取得されると、動作制御部204は、取得されたコンテンツ情報の一覧をディスプレイ部23に表示させる(ステップS32)。ここで、コンテンツ受信装置2のユーザにより、特定のコンテンツのコンテンツ情報が選択されるとともに、当該コンテンツに対する動作要求として再生又は録画が指示されると、動作制御部204は、この動作要求を受け付ける(ステップS33)。また、コンテンツ取得部2012は、選択されたコンテンツ情報に含まれる識別情報や格納先情報に基づいて生成したコンテンツ取得要求を、コンテンツ配信装置1に送信する(ステップS34)。
コンテンツ配信装置1では、コンテンツ配信部1005がコンテンツ取得要求を受信すると、このコンテンツ取得要求に含まれた識別情報や格納先情報に基づいて、PVR配信及びチューナー配信の何れの配信動作が要求されたか判別する(ステップS43)。次いで、動作制御部1008は、ステップS43で判別された配信動作を後動作として受け付けると(ステップS44)、ステップS45の優先度判定処理を実行する。なお、ステップS45の優先度判定処理は、図8で説明した優先度判定処理と同様であるため説明を省略する。
続いて、動作制御部1008は、ステップS45の判定結果に基づき、後動作に係る機能を開始するか否かを決定する。具体的に、ステップS45での判定結果が実行不可であった場合(ステップS46;No)、動作制御部1008は、現動作を継続させるとともに、HTTPステータス503等のエラーコードや後動作を実行できない旨のメッセージを記したHTTPコンテンツ等のエラー情報をコンテンツ受信装置2に送信(返信)し(ステップS47)、処理を終了する。
一方、ステップS45の判定結果が実行可能であった場合(ステップS46;Yes)、動作制御部1008は、現動作に係る機能部を制御することで、現動作を停止させる(ステップS48)。次いで、動作制御部1008は、後動作(PVR配信又はチューナー配信)に係る機能部(コンテンツ配信部1005)を制御することで、該後動作を開始させる(ステップS49)。これにより、コンテンツ配信部1005からコンテンツ受信装置2に、コンテンツのストリームが送信(返信)される。
また、第1動作状態取得部1006では、ステップS49で後動作が開始された機能部の動作状態を取得すると、この取得した動作状態に基づいて第1動作状態を更新する(ステップS50)。
コンテンツ受信装置2の動作制御部204では、コンテンツ取得部2012を介して受信されたコンテンツ配信装置1からの返信が、コンテンツのストリームかエラー情報かを判定する(ステップS35)。ここで、コンテンツ配信装置1からの返信がエラー情報の場合(ステップS35;No)、動作制御部204は、そのエラー情報をディスプレイ部23に表示させ(ステップS36)、処理を終了する。
また、コンテンツ配信装置1からの返信がコンテンツのストリームの場合(ステップS35;Yes)、動作制御部204は、ステップS33で受け付けた動作(再生又は録画)に係る機能部(コンテンツ再生部202又はコンテンツ録画部203)を制御し、コンテンツ取得部2012で受信されたストリームの再生又は録画を開始させる(ステップS37)。そして、動作制御部204は、ステップS37で動作を開始させた機能部の動作状態を取得すると、その動作状態をコンテンツ配信装置1に送信した後(ステップS38)、処理を終了する。
一方、コンテンツ配信装置1では、第2動作状態取得部1007が、コンテンツ受信装置2から送信された動作状態を取得すると、この動作状態に基づいて第2動作状態を更新し(ステップS51)、処理を終了する。
以上のように、本実施形態のコンテンツ配信装置1によれば、自装置(DMS)から取得した第1動作状態と、コンテンツ受信装置2(DMP)から取得した第2動作状態との組で表される動作状態を自装置の現動作とし、この現動作に基づいて録画処理部1001、再生処理部1002及びコンテンツ配信部1005の各機能部を制御するため、コンテンツ受信装置2側の動作状態を考慮して、コンテンツ配信装置1が有する各機能の動作を制御することができる。
また、現動作と後動作との優先関係に基づき、現動作及び後動作を制御することで、例えば、コンテンツ配信装置1又はコンテンツ受信装置2において、現動作としてコンテンツの録画が行われている場合には、この録画動作を後動作よりも優先して実行(継続)させることができるため、録画途中で録画動作が停止してしまうことを防止することができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、上記実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。上記実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更、追加等を行うことができる。また、上記実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
例えば、上記実施形態では、配信されたコンテンツのコンテンツ受信装置2での動作状態として、再生と録画を挙げたが、これらに限らず、早送り再生や早戻り再生等の特殊再生や、再生又は録画の一次停止等が行われる形態としてもよい。
コンテンツ受信装置2において早送り再生や早戻り再生が行われた場合、コンテンツ配信装置1へのコンテンツの取得要求は間欠的に行われるため、コンテンツ配信部1005は、コンテンツ取得要求を受け付ける毎に、配信動作(PVR配信)を行うことになる。この場合、コンテンツ配信部1005では、PVR配信と無動作状態とが交互に切り替わることになるため、第1動作状態の管理が煩雑になる可能性がある。そこで、コンテンツ配信部1005の動作状態がPVR配信から無動作状態に切り替わった場合、直ちに第1動作状態に反映するのではなく、所定時間(但しコンテンツ取得要求の送信間隔以上)従前の第1動作状態を保持するよう制御することで、コンテンツ受信装置2において特殊再生が行われている間、コンテンツ配信部1005の第1動作状態を「PVR配信」に維持することができる。なお、コンテンツ受信装置2から特殊再生中である旨が明示的に通知される構成の場合には、この特殊再生中である間、コンテンツ配信部1005の第1動作状態を「PVR配信」に維持する形態としてもよい。
また、コンテンツ受信装置2において再生又は録画の一次停止が行われた場合、コンテンツ配信装置1のコンテンツ配信部1005では配信動作を停止するため、コンテンツ配信部1005は無動作状態となる。この場合、コンテンツ受信装置2では、再生又は録画処理を継続しているため、コンテンツ配信装置1とコンテンツ受信装置2との間で動作の不整合が生じる可能性がある。そこで、コンテンツ配信部1005の動作状態が配信動作から無動作状態に切り替わった場合、直ちに第1動作状態に反映するのではなく、所定時間(例えば1分間)やコンテンツ配信装置1とコンテンツ受信装置2との通信セッションが確立されている間は、従前の第1動作状態を保持するよう制御することで、コンテンツ配信装置1とコンテンツ受信装置2との間の動作の整合を維持することができる。なお、コンテンツ受信装置2から一次停止中である旨が明示的に通知される構成の場合には、この一次停止中の間、コンテンツ配信部1005の従前の動作状態(配信動作)を第1動作状態として保持する形態としてもよい。
また、上記実施形態の各装置で実行されるプログラムは、各装置が備える記憶媒体(メモリ104、HDD115、記憶部25等)に予め組み込んで提供するものとするが、これに限らず、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。さらに、記憶媒体は、コンピュータ或いは組み込みシステムと独立した媒体に限らず、LANやインターネット等により伝達されたプログラムをダウンロードして記憶又は一時記憶した記憶媒体も含まれる。
また、上記実施形態の各装置で実行されるプログラムをインターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよく、インターネット等のネットワーク経由で提供又は配布するように構成してもよい。
1 コンテンツ配信装置
101 CPU
102 ネットワークI/F
103 A/V分離部
104 メモリ
105 オーディオデコーダ
106 ビデオデコーダ
107 グラフィック処理部
108 映像処理出力部
109 ストレージI/F
110 バス
111 ストリームI/F
112 ビデオエンコーダ
113 オーディオエンコーダ
114 チューナー
115 HDD
116 A/V合成部
120 DAC
121 アンプ
122 スピーカ
130 端子
140 表示パネル
150 操作部
151 リモートコントローラ
152 受光部
1001 録画処理部
1002 再生処理部
1003 コンテンツ情報管理部
1004 コンテンツ情報提供部
1005 コンテンツ配信部
1006 第1動作状態取得部
1007 第2動作状態取得部
1008 動作制御部
1009 優先度テーブル
2 コンテンツ受信装置
21 制御部
22 ネットワークI/F
23 ディスプレイ部
24 操作部
25 記憶部
201 UPnP制御部
2011 コンテンツ情報取得部
2012 コンテンツ取得部
202 コンテンツ再生部
203 コンテンツ録画部
204 動作制御部
NT 通信ネットワーク
実施の形態のコンテンツ配信装置は、配信部と、第1取得部と、第2取得部と、制御部とを備える。配信部は、コンテンツ受信装置からの要求に応じてコンテンツを配信する。第1取得部は、前記配信部を含む複数の機能部の各々について、当該機能部で実行中の動作状態を示した第1動作状態を取得する。第2取得部は、前記配信部により配信されたコンテンツに係る前記コンテンツ受信装置の状態を示した第2動作状態を取得する。制御部は、前記第1動作状態と前記第2動作状態とに基づいて、前記複数の機能部の各々の動作を制御する。

Claims (9)

  1. コンテンツ受信装置からの要求に応じてコンテンツを配信する配信手段と、
    前記配信手段を少なくとも含む自装置が有する各機能部について、当該機能部で実行中の動作状態を示した第1動作状態を取得する第1取得手段と、
    前記配信手段により配信されたコンテンツに係る前記コンテンツ受信装置の動作状態を示した第2動作状態を取得する第2取得手段と、
    前記第1動作状態と前記第2動作状態との組が表す動作状態に基づいて、前記各機能部の動作を制御する制御手段と、
    を備えるコンテンツ配信装置。
  2. 前記制御手段は、前記第1動作状態と前記第2動作状態との組を自装置の現動作とし、新たな動作が後動作として要求された場合に、前記現動作と前記後動作との優先関係に基づいて、前記現動作及び前記後動作を制御する請求項1に記載のコンテンツ配信装置。
  3. 前記制御手段は、前記第1動作状態として配信動作が取得され、且つ前記第2動作状態として前記配信されたコンテンツの録画を示す動作状態が取得された場合に、これら第1動作状態及び第2動作状態の組となる現動作を、前記後動作よりも優先して実行する請求項2に記載のコンテンツ配信装置。
  4. 放送局から放送される放送波をコンテンツとして受信するチューナー手段を更に備え、
    前記配信手段は、前記チューナー手段で受信されたコンテンツを配信する第1配信動作と、予め記憶されたコンテンツを配信する第2配信動作とを実行し、
    前記制御手段は、前記第1動作状態として前記第1配信動作が取得され、且つ前記第2動作状態として配信されたコンテンツの録画を示す動作状態が取得された場合に、当該第1動作状態及び第2動作状態の組となる現動作を、前記後動作よりも優先して実行する請求項2又は3に記載のコンテンツ配信装置。
  5. 前記チューナー手段で受信されたコンテンツを録画する録画手段を更に備え、
    前記第1取得手段は、前記録画手段による録画動作を前記第1動作状態として取得し、
    前記制御手段は、前記第1動作状態として前記録画動作が取得された場合、この第1動作状態を前記現動作とし、当該現動作を前記後動作よりも優先して実行する請求項4に記載のコンテンツ配信装置。
  6. 前記録画手段で録画されたコンテンツを再生する再生手段を更に備え、
    前記第1取得手段は、前記再生手段による再生動作を前記第1動作状態として取得し、
    前記制御手段は、前記第1動作状態として前記再生動作が取得された場合、この第1動作状態を前記現動作とし、当該現動作を、前記後動作として要求される前記配信手段による配信動作又は前記録画手段による録画動作よりも優先して実行する請求項5に記載のコンテンツ配信装置。
  7. 想定される現動作と後動作との各組について、その動作間の優先関係を定めた設定情報を記憶する記憶手段を更に備え、
    前記制御手段は、前記設定情報に定められた、前記現動作と前記後動作との優先関係に基づいて、当該後動作の実行を制御する請求項2〜6の何れか一項に記載のコンテンツ配信装置。
  8. 前記優先関係は、前記現動作及び前記後動作の何れか一方を優先的に実行することを示した二値の優先度により表され、
    前記制御手段は、前記優先度が前記後動作を優先的に実行することを示す場合に、前記現動作に係る機能部を停止した後、前記後動作に係る機能部の動作を開始する請求項7に記載のコンテンツ配信装置。
  9. コンテンツ受信装置からの要求に応じてコンテンツを配信する配信手段を有したコンテンツ配信装置で実行されるコンテンツ配信方法であって、
    第1取得手段が、前記配信手段を少なくとも含む自装置が有する各機能部について、当該機能部で実行中の動作状態を示した第1動作状態を取得する第1取得工程と、
    第2取得手段が、前記配信手段により配信されたコンテンツに係る前記コンテンツ受信装置の動作状態を示した第2動作状態を取得する第2取得工程と、
    制御手段が、前記第1動作状態と前記第2動作状態との組が表す動作状態に基づいて、前記各機能部の動作を制御する制御工程と、
    を含むコンテンツ配信方法。
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