JP2015037048A - スパークプラグの製造方法 - Google Patents
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Description
図1は、スパークプラグ100の部分断面図である。図1において、スパークプラグ100の軸線方向ODを図面における上下方向とし、下側をスパークプラグ100の先端側、上側を後端側として説明する。図1において、一点破線で示す軸線Oの右側は、スパークプラグ100の外観を示しており、軸線Oの左側は、スパークプラグ100の中心軸を通る断面を示している。
図2は、本発明の一実施形態としてのスパークプラグの製造方法のフローチャートである。本実施形態では、まず、予め接地電極30が接合された主体金具50が用意され、この主体金具50内の先端側環状部材配置部61に、板パッキン8が配置される(ステップS100)。
上述した実施形態におけるスパークプラグ100の製造方法に関して、種々の試験を行った。以下、これらの試験の結果を示す。
表1には、第1の線パッキン6を後端側環状部材配置部62に自由落下させるだけで配置した試験結果と、第1の線パッキン6を自由落下させるとともに挿入治具402の自重によって第1の線パッキン6を後端側環状部材配置部62に挿入した試験結果とを示している。挿入治具402としては、非磁性材料であるオーステナイト系ステンレス材料で形成されたものを使用した。
表2には、端子金具40を押さえ治具403によって押さえることなしに第1の線パッキン6を後端側環状部材配置部62に配置した試験結果と、端子金具40を押さえ治具403によって押さえた状態で第1の線パッキン6を後端側環状部材配置部62に配置した試験結果とを示している。この試験では、第1の線パッキン6を、挿入治具402を用いて後端側環状部材配置部62に配置した。また、挿入治具402としては、非磁性材料であるオーステナイト系ステンレス材料で形成されたものを使用した。
表3には、挿入治具402の自重(100gf)によって第1の線パッキン6を後端側環状部材配置部62に配置した試験結果と、挿入治具402に所定の荷重(1kgf)をかけて強制的に移動させることで環状部材6を後端側環状部材配置部62に配置した試験結果とを示している。
表4には、様々な材質の挿入治具402を用意し、それらの挿入治具402を用いて第1の線パッキン6を後端側環状部材配置部62に配置した結果を示している。
表5には、磁性体(S45C)によって形成した挿入治具302と、非磁性体(SUS304)によって形成した挿入治具302と、について、それぞれ、挿入治具302の有無、および、ガイド棒303の有無、を変更して板パッキン8の供給性を評価した試験結果を示している。
上記実施形態において、環状部材6,7,8は、完全に「環」として形成されていなくてもよい。例えば、環状部材6,7,8の一部には、切れ目が入っていてもよい。
4…シール体
5…ガスケット
6…第1の線パッキン
7…第2の線パッキン
8…板パッキン
9…タルク
10…絶縁碍子
12…軸孔
13…脚長部
15…第2の段部
17…先端側胴部
18…後端側胴部
19…鍔部
20…中心電極
21…電極母材
25…芯材
30…接地電極
40…端子金具
50…主体金具
51…工具係合部
52…取付ネジ部
53…加締部
54…シール部
55…座面
56…第1の段部
58…圧縮変形部
59…ネジ首
61…先端側環状部材配置部
62…後端側環状部材配置部
65…くびれ
90…電極チップ
100…スパークプラグ
200…エンジンヘッド
201…取付ネジ孔
205…開口周縁部
300…板パッキン配置装置
301…シャッタ
302…挿入治具
303…ガイド棒
304…窪み
306…開口
307…位置検出器
400…線パッキン配置装置
401…シャッタ
402…挿入治具
403…押さえ治具
404…窪み
406…開口
407…位置検出器
408…凹部
501…挿入孔
O…軸線
OD…軸線方向
Claims (10)
- 軸線方向に延びた中心電極と、
前記中心電極の外周に配置される筒状の絶縁体と、
前記絶縁体の外周に配置される筒状の主体金具と、
環状部材と、
前記絶縁体の外周面と前記主体金具の内周面との間に形成され、前記環状部材が配置される環状部材配置部と、
を有するスパークプラグの製造方法であって、
前記環状部材を、挿入治具を用いて、前記軸線方向に沿って前記環状部材配置部に配置する第1の工程を備えることを特徴とするスパークプラグの製造方法。 - 請求項1に記載のスパークプラグの製造方法であって、
前記第1の工程では、前記挿入治具の自重により、前記環状部材が前記環状部材配置部に配置されることを特徴とするスパークプラグの製造方法。 - 請求項1または請求項2に記載のスパークプラグの製造方法であって、
前記第1の工程に先だって、前記挿入治具の先端より軸線方向先端側に配置されたシャッタが閉じている場合に、前記シャッタの軸線方向後端側の面に前記環状部材が配置されるとともに、前記環状部材と前記挿入治具との径方向の位置合わせが行われ、
前記第1の工程では、前記シャッタが開いた後に、前記環状部材が前記挿入治具によって前記環状部材配置部に配置されることを特徴とするスパークプラグの製造方法。 - 請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載のスパークプラグの製造方法であって、
前記環状部材配置部は、前記絶縁体の外周面と、前記主体金具の後端部の内周面とで囲まれた部分であることを特徴とするスパークプラグの製造方法。 - 請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載のスパークプラグの製造方法であって、
前記環状部材配置部は、前記主体金具の内周面に備えられる第1の段部と、前記絶縁体の外周面に備えられ、前記絶縁体が前記主体金具に挿入された場合に前記第1の段部と対向する第2の段部との間の部分であることを特徴とするスパークプラグの製造方法。 - 請求項4に記載のスパークプラグの製造方法であって、
前記スパークプラグは、前記中心電極に電気的に接続される端子金具を前記絶縁体の端部に有しており、
前記第1の工程では、押さえ治具を用いて前記軸線方向に沿って前記端子金具を押さえた状態で、前記挿入治具を用いて前記環状部材を前記環状部材配置部に配置することを特徴とするスパークプラグの製造方法。 - 請求項5に記載のスパークプラグの製造方法であって、
前記挿入治具は筒状であり、該挿入治具の内周面で囲まれた部分には前記軸線方向に延びるガイド棒が備えられ、
前記第1の工程では、前記挿入治具は、前記ガイド棒に沿って移動して前記環状部材を配置することを特徴とするスパークプラグの製造方法。 - 請求項1から請求項7までのいずれか一項に記載のスパークプラグの製造方法であって、更に、
前記挿入治具の前記軸線方向における位置を検出器を用いて検出することで、前記環状部材が前記環状部材配置部に配置されたか否かを判断する工程を備えることを特徴とするスパークプラグの製造方法。 - 請求項1から請求項8までのいずれか一項に記載のスパークプラグの製造方法であって、
前記環状部材は、磁性材料によって形成されており、
前記挿入治具は、非磁性材料、または、磁化された場合に消磁可能な材料によって形成されていることを特徴とするスパークプラグの製造方法。 - 請求項1から請求項8までのいずれか一項に記載のスパークプラグの製造方法であって、
前記挿入治具は、オーステナイト系のステンレス材料によって形成されていることを特徴とするスパークプラグの製造方法。
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JPH1032077A (ja) * | 1996-07-15 | 1998-02-03 | Ngk Spark Plug Co Ltd | スパークプラグの組付方法 |
JP2006079954A (ja) * | 2004-09-10 | 2006-03-23 | Ngk Spark Plug Co Ltd | スパークプラグの製造方法 |
JP2007141868A (ja) * | 2000-06-23 | 2007-06-07 | Ngk Spark Plug Co Ltd | スパークプラグ及びその製造方法 |
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