JP2015035371A - 面状発光体を用いた車両用灯具 - Google Patents
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Abstract
【課題】 面状発光体の鏡面を意匠表示部として活用し、消灯時における車両用灯具の見栄えを向上させる。【解決手段】 光源15に有機EL等の面状発光体17を使用し、面状発光体17の近傍に意匠部材16を設置する。意匠部材16は外光を遮る複数のルーバー25を備え、ルーバ—25の遮光部26と反対側の面に着色意匠部27を設ける。着色意匠部27を車体塗装色と同じ色で塗装し、車両用灯具11の消灯時に、着色意匠部27の色を面状発光体17の鏡面22に映り込ませる。【選択図】 図1
Description
本発明は、光源に面状発光体を用いた車両用灯具に関する。
従来、車両用灯具を薄く小型に構成するために、光源に面状発光体を使用する技術が知られている。例えば、特許文献1には、有機EL等からなる柔軟な面状発光体を折り曲げて複数の発光面を形成し、一つの面状発光体からの光を車両前後方向に加え側方にも配光できるようにした車両用灯具が記載されている。
ところで、通常、有機EL等の面状発光体は発光層の背面側にAL層を備え、発光層の前面側に透明層が設けられ、透明層の出射面が鏡面となっている。灯具の点灯時には、発光層からの光がAL層で反射して透明層を透過するため、鏡面は外部から見えない。しかし、灯具の消灯時には、比較的大きな面積の鏡面が外部から見えるため、灯具の外観が単調となるうえ、車体塗装色との調和を損なうこともあり、また、鏡面に車両周辺の景色が乱雑に映り込むという問題点もあった。
そこで、本発明の目的は、鏡面を意匠表示部として活用し、消灯時の見栄えを向上させることができる車両用灯具を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明は次のような車両用灯具を提供する。
(1)光源に面状発光体を用い、面状発光体が照明光を出射する鏡面を備え、面状発光体の近傍に意匠部材を設け、意匠部材が面状発光体の鏡面に映り込む意匠部を備えたことを特徴とする車両用灯具。
(1)光源に面状発光体を用い、面状発光体が照明光を出射する鏡面を備え、面状発光体の近傍に意匠部材を設け、意匠部材が面状発光体の鏡面に映り込む意匠部を備えたことを特徴とする車両用灯具。
(2)意匠部が灯具消灯時に面状発光体の鏡面に映り込むことを特徴とする車両用灯具。
(3)意匠部材が外光を遮るルーバーを含み、ルーバ―の遮光面と反対側の面に意匠部を設けたことを特徴とする車両用灯具。
(4)意匠部が車体塗装色と同じ色の着色意匠部を含むことを特徴とする車両用灯具。
(5)意匠部が鏡面に三次元画像を表示させる立体意匠部を含むことを特徴とする車両用灯具。
本発明の車両用灯具によれば、意匠部材の意匠部が面状発光体の鏡面に映り込むので、鏡面を意匠表示部として活用し、特に消灯時における灯具の見栄えを向上させることができるという効果がある。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1に示す車両用灯具11は、車体1に取り付けられるハウジング12と、ハウジング12の前面を覆う透光カバー13とを備えている。ハウジング12と透光カバー13との間には灯室14が形成され、灯室14内に光源15と意匠部材16とが設置されている。なお、灯具11の設置部位は、車体1の前面部、後面部、側面部、天井部など、特に限定されない。
光源15には、有機発光ダイオード(OLED)や発光ポリマー(LEP)等の有機EL素材からなる面状発光体17が用いられている。面状発光体17は、図2に示すように、有機発光層18に背面電極(AL層)19と透明電極20を接合し、透明電極20にガラス層21を被せ、ガラス層21の鏡面22からランバーティアンな照明光を出射するようになっている。なお、ガラス層21に代えて透明樹脂層を設け、面状発光体17を折曲可能に構成することもできる。
図1に示すように、意匠部材16は面状発光体17の近傍にブラケット24を備え、ブラケット24に複数のルーバー25が面状発光体17に対して所定の角度をなすように保持されている。各ルーバー25の上面には、透光カバー13から灯室14内に入射した外光を遮る遮光部26が設けられ、遮光部26の反対側において、各ルーバー25の下面に着色意匠部27が設けられている。
図3に示すように、着色意匠部27は、非通電時における面状発光体17の色と異なる色で塗装されている。そして、車両用灯具11の点灯時には、面状発光体17の鏡面22を有機発光層18の固有色で面発光させ、灯具11の消灯時に、着色意匠部27の色を鏡面22に映り込ませ、面状発光体17の外観を有機ELの素材色ではなく車両デザインに適った任意の色で表すようになっている。
例えば、図4に示す車両用灯具11は、クリアランスランプとして車体1の前面に設けられ、ルーバー(図示されない)に車体1の塗装色28と同じ色の着色意匠部が設けられている。点灯時には、図4(a)に示すように、面状発光体が例えば白色で発光し、車両用灯具11がクリアランスランプとしての照明機能を発揮する。一方、消灯時には、図4(b)に示すように、車両用灯具11が面状発光体を車体塗装色28と同じ色で見せ、クリアランスランプの存在感を抑え、前照灯周りに斬新なデザインを創出する。
したがって、この実施形態の車両用灯具11によれば、面状発光体17の鏡面22を意匠表示部として活用し、灯具消灯時における面状発光体17の見栄えを向上させることができる。また、意匠部材16にルーバー25を設け、ルーバー25の遮光部26と反対側の面に着色意匠部27を設けたので、太陽光を含む外光を遮り、周辺景色の映り込みを規制し、面状発光体17の鏡面22を所望の色で美しく装飾できるという利点もある。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、以下に例示するように、発明の趣旨を逸脱しない範囲で、各部の形状や構成を適宜に変更して実施することも可能である。
(1)図5に示すように、ルーバー25の下面に立体意匠部31を設け、灯具消灯時に、立体意匠部31の形状を鏡面22に映り込ませ、面状発光体17に三次元画像32を表示させること。
(2)図6に示すように、ルーバー25に穴明き意匠部34を設け、灯具消灯時に、穴明き意匠部34の輪郭を鏡面22に映り込ませるとともに、穴明き意匠部34を透過した光を鏡面22に反射させること。
(1)図5に示すように、ルーバー25の下面に立体意匠部31を設け、灯具消灯時に、立体意匠部31の形状を鏡面22に映り込ませ、面状発光体17に三次元画像32を表示させること。
(2)図6に示すように、ルーバー25に穴明き意匠部34を設け、灯具消灯時に、穴明き意匠部34の輪郭を鏡面22に映り込ませるとともに、穴明き意匠部34を透過した光を鏡面22に反射させること。
11 車両用灯具
15 光源
16 意匠部材
17 面状発光体
22 鏡面
25 ルーバー
26 遮光部
27 着色意匠部
28 車体塗装色
31 立体意匠部
32 三次元画像
34 穴明き意匠部
15 光源
16 意匠部材
17 面状発光体
22 鏡面
25 ルーバー
26 遮光部
27 着色意匠部
28 車体塗装色
31 立体意匠部
32 三次元画像
34 穴明き意匠部
Claims (5)
- 光源に面状発光体を用い、面状発光体が照明光を出射する鏡面を備え、面状発光体の近傍に意匠部材を設け、意匠部材が面状発光体の鏡面に映り込む意匠部を備えたことを特徴とする車両用灯具。
- 前記意匠部が灯具消灯時に面状発光体の鏡面に映り込む請求項1記載の車両用灯具。
- 前記意匠部材が外光を遮るルーバーを含み、ルーバ―の遮光面と反対側の面に前記意匠部を設けた請求項1または2記載の車両用灯具。
- 前記意匠部が車体塗装色と同じ色の着色意匠部を含む請求項1〜3の何れか一項に記載の車両用灯具。
- 前記意匠部が鏡面に三次元画像を表示させる立体意匠部を含む請求項1〜4の何れか一項に記載の車両用灯具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013166457A JP2015035371A (ja) | 2013-08-09 | 2013-08-09 | 面状発光体を用いた車両用灯具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013166457A JP2015035371A (ja) | 2013-08-09 | 2013-08-09 | 面状発光体を用いた車両用灯具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2015035371A true JP2015035371A (ja) | 2015-02-19 |
Family
ID=52543760
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2013166457A Pending JP2015035371A (ja) | 2013-08-09 | 2013-08-09 | 面状発光体を用いた車両用灯具 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2015035371A (ja) |
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2013
- 2013-08-09 JP JP2013166457A patent/JP2015035371A/ja active Pending
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