JP2015034775A - 経路設定装置、経路設定方法及びプログラム - Google Patents

経路設定装置、経路設定方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】移動経路を適正に設定することができる。
【解決手段】携帯端末100であって、所定の地点の位置情報と対応付けられた所定の測位手段(測位部4b)による測位の精度に係る測位精度情報を取得する精度情報取得部6cと、取得された測位精度情報に基づいて、地図上で測位手段による測位の精度が相対的に高い地点を通る移動経路を設定する経路設定部6dと、を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、経路設定装置、経路設定方法及びプログラムに関する。
従来、出発地点から目的地点までの経路を探索して案内するナビゲーション装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。このナビゲーション装置は、出発地点と目的地点の情報を情報配信サーバに送信し、当該サーバで道路網や交通網のデータから探索条件に合致した経路を探索する。
特開2001−165681号公報
ところで、例えば、ジョギングやマラソン等にナビゲーション装置を利用する使用法も知られている。しかしながら、当該装置本体の存する位置をGPS(Global Positioning System)等により測位しても、当該測位が不正確であると、所定の単位距離の移動にかかる時間(ラップタイム)や移動速度(ペース)を正確に計測することができないといった問題がある。
そこで、本発明の課題は、移動経路を適正に設定することができる経路設定装置、経路設定方法及びプログラムを提供することである。
上記課題を解決するため、本発明に係る経路設定装置は、
通行可能な道情報を含む地図の情報を取得する第1取得手段と、所定の地点の位置情報と対応付けられた所定の測位手段による測位の精度に係る測位精度情報を取得する第2取得手段と、前記第2取得手段により取得された前記測位精度情報に基づいて、前記地図上で前記測位手段による測位の精度が相対的に高い地点を通る移動経路を設定する設定手段と、を備えたことを特徴としている。
また、本発明に係る経路設定方法は、
経路設定装置を用いた経路設定方法であって、通行可能な道情報を含む地図の情報を取得する処理と、所定の地点の位置情報と対応付けられた所定の測位手段による測位の精度に係る測位精度情報を取得する処理と、取得された前記測位精度情報に基づいて、前記地図上で前記測位手段による測位の精度が相対的に高い地点を通る移動経路を設定する処理と、を含むことを特徴としている。
また、本発明に係るプログラムは、
経路設定装置のコンピュータを、通行可能な道情報を含む地図の情報を取得する第1取得手段、所定の地点の位置情報と対応付けられた所定の測位手段による測位の精度に係る測位精度情報を取得する第2取得手段、前記第2取得手段により取得された前記測位精度情報に基づいて、前記地図上で前記測位手段による測位の精度が相対的に高い地点を通る移動経路を設定する設定手段、として機能させることを特徴としている。
本発明によれば、移動経路を適正に設定することができる。
本発明を適用した一実施形態の携帯端末の概略構成を示すブロック図である。 図1の携帯端末に記録されている地図情報の一例を模式的に示す図である。 図1の携帯端末による精度情報生成処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。 図1の携帯端末による経路設定処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。 図4の経路設定処理を説明するための図である。
以下に、本発明について、図面を用いて具体的な態様を説明する。ただし、発明の範囲は、図示例に限定されない。
図1は、本発明を適用した一実施形態の携帯端末100の概略構成を示すブロック図である。
図1に示すように、携帯端末100は、中央制御部1と、メモリ2と、状態検出部3と、GPS処理部4と、記録部5と、経路設定処理部6と、移動情報算出部7と、表示部8と、表示制御部9と、送受話部10と、通信制御部11と、操作入力部12等を備えている。
また、中央制御部1、メモリ2、状態検出部3、GPS処理部4、記録部5、経路設定処理部6、移動情報算出部7、表示制御部9、送受話部10及び通信制御部11は、バスライン13を介して接続されている。
なお、携帯端末100は、例えば、携帯電話やPHS(Personal Handy-phone System)などの移動体通信網で用いられる移動局、PDA(Personal Data Assistants)等から構成されている。また、携帯端末100は、例えば、ユーザの所定位置に装着された状態で使用されるものであっても良いし、所持された状態で使用されるものであっても良い。
中央制御部1は、携帯端末100の各部を制御するものである。具体的には、中央制御部1は、携帯端末100の各部を制御するCPU(Central Processing Unit;図示略)を具備し、携帯端末100用の各種処理プログラム(図示略)に従って各種の制御動作を行う。
メモリ2は、例えば、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等により構成されている。また、メモリ2は、中央制御部1等によって処理されるデータ等を一時的に記録するバッファメモリや、中央制御部1などのワーキングメモリ、当該携帯端末100の機能に係る各種プログラムやデータが格納されたプログラムメモリ等(何れも図示略)を備えている。
状態検出部3は、当該端末本体の状態を検出する。
即ち、状態検出部3は、例えば、各種のセンサ(例えば、3軸加速度センサ等)の検出信号に基づいて、当該端末本体が静止しているか、或いは、移動しているかを検出する。
具体的には、状態検出部3は、例えば、3軸加速度センサ(図示略)を具備している。この3軸加速度センサは、互いに直交する3軸方向の加速度をそれぞれ検出し、検出された各軸の検出信号を所定の周波数でサンプリングする。状態検出部3は、3軸加速度センサの出力から当該端末本体の加速度成分を特定して、当該加速度成分の変化の態様から当該端末本体が静止しているか否かを判定する。
ここで、状態検出部3による当該端末本体が静止しているか否かの判定は、例えば、所定の時間間隔毎に行われても良いし、ユーザによる操作入力部12の所定操作に基づいて指示されたタイミングで行われても良い。
なお、状態検出部3は、互いに直交する3軸方向の地磁気の大きさをそれぞれ検出する3軸地磁気センサや、高低差を求めるために気圧を検出する気圧センサ等を具備していても良い。
GPS処理部4は、GPS衛星Sから送信された信号を受信して、当該端末本体の存する現在位置を測位する。
具体的には、GPS処理部4は、例えば、地球低軌道に打ち上げられた複数のGPS衛星(測位衛星;図1には一つのみ図示)S、…から送信されるGPS信号(例えば、アルマナック(概略軌道情報)やエフェメリス(詳細軌道情報)など)を所定のタイミングで受信アンテナ4aにより受信する。また、GPS処理部4は、受信アンテナ4aを介して受信されるGPS信号の復調処理を行って、GPS情報を生成する。
そして、GPS処理部4の測位部(測位手段)4bは、生成されたGPS情報に基づいて当該端末本体の存する現在位置を測位する測位処理を行う。具体的には、測位部4bは、生成されたGPS情報に基づいて所定の測位演算を行うことで、当該端末本体の絶対的な三次元の現在位置(緯度、経度、高度)を測位して当該位置に係る測位情報(例えば、緯度、経度、高度の座標情報)を取得する。
このとき、測位部4bは、当該装置本体が静止した状態で、所定の測位地点にて測位処理を複数回行う。即ち、状態検出部3により当該端末本体が静止していると特定されると、測位部4bは、測位処理を行って当該端末本体が存する所定の測位地点の測位情報を取得する。この所定の測位地点における測位処理は複数回行われ、測位部4bは、測位結果を当該所定の測位地点の識別情報(例えば、住所や地図上で指定された位置等)と対応付けて所定の格納手段(例えば、記録部5等)に格納する。
なお、受信アンテナ4aにより受信されたGPS信号に基づいて、端末本体の存する現在位置に係る測位情報を取得するようにしたが、一例であってこれに限られるものではなく、測位情報の取得方法は適宜任意に変更可能である。例えば、予め無線LANのアクセスポイント(Access Point)の位置を登録しておき、所定位置で検出された所定数のアクセスポイントからの電波の強度等に基づいて端末本体の存する現在位置を推定するようにしても良い。
記録部5は、例えば、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリ、ハードディスク等から構成されている。また、記録部5は、地図データベース5aを記録している。
地図データベース5aは、所定範囲の地図Mを表示部8に表示するための地図情報が位置座標と対応付けて記録されている。即ち、地図データベース5aは、都道府県や市町村等の行政区画、番地等の住所情報や、建物、施設、店舗、公園、道路情報、地形情報等を表す地図情報と、緯度、経度や高度等の位置情報とが対応付けられている(図2(a)参照)。
また、地図情報は、測位部4bによる測位の精度が所定の閾値を基準として区分された測位精度情報の区分に対応して領域分けされている(図2(b)参照)
即ち、地図データベース(記録手段)5aの所定の測位地点の位置情報には、測位精度情報が対応付けられている。具体的には、例えば、精度情報生成部6a(後述)により生成された測位部4bによる所定の測位地点における測位の精度に係る測位精度情報が、当該所定の測位地点の位置情報と対応付けて記録されている。そして、測位精度情報を所定数(例えば、二つ等)の異なる閾値を基準として区分し、当該区分の結果に応じて、測位部4bによる測位の精度が相対的に高い測位地点(例えば、河川敷等)を含む高精度領域A1、測位部4bによる測位の精度が相対的に低い測位地点(例えば、ビル街等)を含む低精度領域A2、測位部4bによる測位の精度が高精度領域A1と低精度領域A2の間の精度の測位地点を含む中間精度領域A3等に地図Mが領域分けされている。
なお、上記した地図データベース5aは、一例であってこれに限られるものではなく、当該データベースに記録される情報の内容等は適宜任意に変更可能である。また、地図Mの領域分けは、一例であってこれに限られるものではなく、例えば、3つ以外の領域に領域分けされていても良い。
経路設定処理部6は、精度情報生成部6aと、地図取得部6bと、精度情報取得部6cと、経路設定部6d等を具備している。
精度情報生成部6aは、測位部4bによる測位の精度に係る測位精度情報を生成する。
即ち、精度情報生成部6aは、当該装置本体が静止した状態で、測位部4bにより所定の測位地点にて測位処理を複数回行った結果を基準として、測位精度情報を生成する。具体的には、精度情報生成部6aは、所定の格納手段(例えば、記録部5等)から所定の測位地点における複数回の測位処理の結果(測位情報)を取得し、例えば、所定の演算式に従ってばらつき度合(例えば、分散や標準偏差等)を算出して当該所定の測位地点における測位精度情報として取得する。
また、精度情報生成部6aは、測位精度情報を所定数(例えば、二つ等)の異なる閾値を基準として区分することで、所定の測位地点における測位部4bによる測位の精度が相対的に高いのか、低いのか、或いは、中程度であるのかを特定する。この結果、測位の精度が相対的に高い測位地点は地図M内で高精度領域A1に含まれ、測位の精度が相対的に低い測位地点は地図M内で低精度領域A2に含まれ、測位の精度が高精度領域A1と低精度領域A2の間の精度の測位地点は中間精度領域A3に含まれることとなる。
地図取得部6bは、地図Mを取得する。
即ち、地図取得部(第1取得手段)6bは、通行可能な道情報を含む地図Mの情報を取得する。具体的には、地図取得部6bは、ユーザによる操作入力部12の所定操作に基づいて、記録部5の地図データベース5aから表示部8に地図Mを表示するための地図情報を読み出して取得する。
精度情報取得部6cは、測位精度情報を取得する。
即ち、精度情報取得部(第2取得手段)6cは、所定の測位地点の位置情報と対応付けられた測位部4b(所定の測位手段)による測位の精度に係る測位精度情報を取得する。具体的には、精度情報取得部6cは、地図取得部6bにより記録部5の地図データベース5aから地図情報が読み出されて取得されることで、当該地図情報に含まれる所定の測位地点と対応付けられている測位精度情報を取得する。
なお、測位精度情報の取得方法は、一例であってこれに限られるものではなく、適宜任意に変更可能である。
経路設定部6dは、地図M上で測位の精度が相対的に高い地点を通る移動経路Rを設定する。
即ち、経路設定部(設定手段)6dは、精度情報取得部6cにより取得された測位精度情報に基づいて、地図取得部6bにより取得された地図M上で測位部4bによる測位の精度が相対的に高い測位地点を通る移動経路Rを設定する(図5(b)参照)。具体的には、経路設定部6dは、地図M上で測位精度情報の区分に対応する領域(例えば、高精度領域A1、低精度領域A2、中間精度領域A3等)のうち、測位の精度が相対的に低い領域(例えば、低精度領域A2等)を通らないように移動経路Rを設定する。
例えば、表示部8に表示されている地図M上で、ユーザによる操作入力部12の所定操作に基づいて中央制御部(指定手段)1のCPUにより一の地点が指定されると(図5(a)参照)、経路設定部6dは、指定された一の地点を経路の始点(出発地点)P1及び終点(目的地点)P2のうちの少なくとも一方とし、且つ、測位の精度が相対的に低い領域(例えば、低精度領域A2等)を通らないように移動経路Rを設定する。
なお、図5(a)には、地図Mの所定範囲内で、移動経路Rの始点P1及び終点P2が指定された状態を模式的に表している。
移動情報算出部7は、移動経路Rに沿って移動中にGPS処理部4により測位された当該端末の存する位置の測位情報と計時部(図示略)により計時され時刻情報とに基づいて、所定の単位距離の移動にかかる時間(ラップタイム)や移動速度(ペース)等を移動情報として算出する。
また、移動情報算出部7は、例えば、算出された移動情報を測位情報や時間情報等と対応付けて所定の格納手段(例えば、メモリ2等)に出力して、記録させる。
表示部8は、例えば、液晶表示パネルから構成され、表示制御部9からのビデオ信号に基づいて各種画面を表示画面に表示する。
表示制御部9は、メモリ2に一時的に記録されている表示用の画像データを読み出して表示部8に表示させる制御を行う。
具体的には、表示制御部9は、VRAM(Video Random Access Memory)、VRAMコントローラ、デジタルビデオエンコーダなどを備えている。そして、デジタルビデオエンコーダは、中央制御部1の制御下にてメモリ2から読み出されてVRAM(図示略)に記録されている輝度信号Y及び色差信号Cb,Crを、VRAMコントローラを介してVRAMから読み出して、これらのデータを元にビデオ信号を発生して表示部8に出力する。
また、表示制御部9は、地図取得部6bにより取得された地図情報に基づいて、所定範囲の地図Mを表示部(表示手段)8に表示させる。
送受話部10は、通信ネットワークNを介して接続された外部機器の外部ユーザとの通話を行う。
具体的には、送受話部10は、マイク10a、スピーカ10b、データ変換部10c等を備えている。そして、送受話部10は、マイク10aから入力されるユーザの送話音声をデータ変換部10cによりA/D変換処理して送話音声データを中央制御部1に出力するとともに、中央制御部1の制御下にて、通信制御部11から出力されて入力される受話音声データ等の音声データをデータ変換部10cによりD/A変換処理してスピーカ10bから出力する。
通信制御部11は、通信ネットワークN及び通信アンテナ11aを介してデータの送受信を行う。
即ち、通信アンテナ11aは、当該携帯端末100が無線基地局(図示略)との通信で採用している所定の通信方式(例えば、W−CDMA(Wideband Code Division Multiple Access)方式、GSM(Global System for Mobile Communications;登録商標)方式等)に対応したデータの送受信が可能なアンテナである。そして、通信制御部11は、所定の通信方式に対応する通信プロトコルに従って、この通信方式で設定される通信チャネルにより無線基地局との間で通信アンテナ11aを介してデータの送受信を行う。つまり、通信制御部11は、中央制御部1から出力されて入力される指示信号に基づいて、通信相手の外部機器に対して、当該外部機器の外部ユーザとの通話中の音声の送受信や、電子メールのデータの送受信を行う。
なお、通信制御部11の構成は一例であってこれに限られるものではなく、適宜任意に変更可能であり、例えば、図示は省略するが、無線LANモジュールを搭載し、アクセスポイント(Access Point)を介して通信ネットワークNにアクセス可能な構成としても良い。
通信ネットワークNは、例えば、携帯端末100を無線基地局やゲートウェイサーバ(図示略)等を介して外部機器と接続する通信ネットワークである。
また、通信ネットワークNは、例えば、専用線や既存の一般公衆回線を利用して構築された通信ネットワークであり、LAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)等の様々な回線形態を適用することが可能である。また、通信ネットワークNには、例えば、電話回線網、ISDN回線網、専用線、移動体通信網、通信衛星回線、CATV回線網等の各種通信ネットワーク網と、IPネットワーク、VoIP(Voice over Internet Protocol)ゲートウェイ、インターネットサービスプロバイダ等が含まれる。
操作入力部12は、端末本体に対して各種指示を入力するためのものである。
具体的には、操作入力部12は、端末本体の電源のON/OFFに係る電源ボタン、モードや機能等の選択指示に係る上下左右のカーソルボタンや決定ボタン、電話の発着信や電子メールの送受信等の実行指示に係る通信関連ボタン、テキストの入力指示に係る数字ボタンや記号ボタン等の各種ボタン(何れも図示略)を備えている。
そして、ユーザにより各種ボタンが操作されると、操作入力部12は、操作されたボタンに応じた操作指示を中央制御部1に出力する。中央制御部1は、操作入力部12から出力され入力された操作指示に従って所定の動作(例えば、電話の発着信、電子メールの送受信等)を各部に実行させる。
なお、操作入力部12は、表示部8と一体となって設けられたタッチパネルを有していても良く、ユーザによるタッチパネルの所定操作に基づいて、当該所定操作に応じた操作指示を中央制御部1に出力しても良い。
<精度情報生成処理>
以下に、精度情報生成処理について、図4を参照して詳細に説明する。
図4は、精度情報生成処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。
以下の精度情報生成処理は、当該端末本体を所持するユーザが歩行等で移動中に逐次行われるものとする。
図4に示すように、状態検出部3は、所定のタイミングで、例えば、3軸加速度センサの出力から当該端末本体の加速度成分を特定し、当該加速度成分の変化の態様から当該端末本体が静止しているか否かを判定する(ステップS1)。
ここで、当該端末本体が静止していないと判定されると(ステップS1;NO)、中央制御部1のCPUは、処理をステップS1に戻し、状態検出部3は、所定の時間間隔毎に、上記の判定処理を繰り返し実行する。
ステップS1にて、当該端末本体が静止していると判定されると(ステップS1;YES)、GPS処理部4は、GPS衛星Sから送信された信号を受信アンテナ4aを介して受信し、GPS信号の復調処理を行ってGPS情報を逐次生成し、測位部4bは、生成されたGPS情報に基づいて所定の測位演算を行うことで、当該端末本体の存する位置(緯度、経度、高度)を測位して測位情報を取得する(ステップS2;測位処理)。なお、取得された測位情報は、測位した地点の識別情報と対応付けて所定の格納手段(例えば、記録部5等)に一時的に格納される。
続けて、測位部4bは、所定の測位地点にて測位処理を複数回行ったか否かを判定する(ステップS3)。
ここで、測位処理を複数回行っていないと判定されると(ステップS3;NO)、中央制御部1のCPUは、処理をステップS1に戻し、状態検出部3は、上記と同様に、当該端末本体が静止しているか否かを判定する。そして、当該端末本体が静止していると判定されると(ステップS1;YES)、GPS処理部4は、測位処理を逐次実行する(ステップS2)。
上記の各処理は、ステップS3にて、測位処理を複数回行ったと判定されるまで(ステップS3;YES)、繰り返し行われる。なお、測位処理は、総計として複数回行われていれば良く、例えば、同日に連続して行われても良いし、日時を変えて行われても良い。
ステップS3にて、測位処理を複数回行ったと判定されると(ステップS3;YES)、精度情報生成部6aは、所定の測位地点の識別情報と対応付けられている複数回の測位処理の結果(測位情報)を所定の格納手段(例えば、記録部5等)から取得し、測位結果のばらつき度合(例えば、分散や標準偏差等)を算出して所定の測位地点における測位精度情報として取得する(ステップS4)。
続けて、精度情報生成部6aは、測位精度情報を所定数(例えば、二つ等)の異なる閾値を基準として区分することで、所定の測位地点における測位部4bによる測位の精度が相対的に高いのか、低いのか、或いは、中程度であるのかを特定する(ステップS5)。
次に、精度情報生成部6aは、生成された測位精度情報を記録部5に出力し、地図データベース5aは、測位精度情報を所定の測位地点の位置情報と対応付けて記録する(ステップS6)。
その後、状態検出部3は、所定のタイミングで、例えば、3軸加速度センサの出力から当該端末本体の加速度成分を特定し、当該加速度成分の変化の態様から当該端末本体が異なる地点に移動したか否かを判定する(ステップS7)。
ここで、端末本体が異なる地点に移動したと判定されると(ステップS7;YES)、中央制御部1のCPUは、処理をステップS1に戻し、それ以降の各処理を上記と同様に実行させる。
上記の各処理は、ステップS7にて、端末本体が異なる地点に移動していないと判定されるまで(ステップS7;NO)、繰り返し行われる。これにより、各測位地点における測位精度情報が生成された状態となり、さらに、当該精度情報生成処理が繰り返し実行されることで、当該端末本体の中に所定の測位地点の位置情報と対応付けられた測位精度情報のデータベースを構築することができる。
ステップS7にて、端末本体が異なる地点に移動していないと判定されると(ステップS7;NO)、中央制御部1のCPUは、当該端末本体を所持するユーザの移動が完全に停止したものと判断して、当該精度情報生成処理を終了させる。
<経路設定処理>
以下に、経路設定処理について、図5を参照して詳細に説明する。
図5は、経路設定処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。
図5に示すように、地図取得部6bは、ユーザによる操作入力部12の所定操作に基づいて、地図データベース5aからユーザ所望の範囲の地図Mを表示部8に表示するための地図情報を読み出して取得する(ステップS11)。そして、精度情報取得部6cは、地図取得部6bにより地図情報が読み出されて取得されることで、当該地図情報に含まれる所定の測位地点と対応付けられている測位精度情報を取得する(ステップS12)。
続けて、表示制御部9は、地図取得部6bにより取得された地図情報に基づいて、ユーザ所望の範囲の地図Mを表示部8に表示させる(ステップS13)。
次に、経路設定部6dは、表示部8に表示されている地図M上で、ユーザによる操作入力部12の所定操作に基づいて始点P1や終点P2が指定されたか否かを判定する(ステップS14)。
ここで、始点P1や終点P2が指定されていないと判定されると(ステップS14;NO)、中央制御部1のCPUは、処理をステップS1に戻し、経路設定部6dは、所定の時間間隔毎に、上記の判定処理を繰り返し実行する。
ステップS14にて、始点P1や終点P2が指定されたと判定されると(ステップS14;YES)、経路設定部6dは、精度情報取得部6cにより取得された測位精度情報に基づいて、地図M上で測位部4bによる測位の精度が相対的に低い領域(例えば、低精度領域A2等)を通らないように、即ち、高精度領域A1や中間精度領域A3等を通るように移動経路Rを設定する(ステップS15)。
続けて、表示制御部9は、地図M上で経路設定部6dにより設定された移動経路Rを表示部8に表示させる(ステップS16)。
ここで、経路設定部6dは、候補としての移動経路Rを複数設定し、表示制御部9は、これら複数の移動経路Rの中からユーザ所望の移動経路Rを選択可能な形式で表示部8に表示させるようにしても良い。
次に、中央制御部1のCPUは、ユーザによる操作入力部12の所定操作に基づいて当該経路設定処理の終了指示が入力されたか否かを判定する(ステップS17)。
ここで、終了指示が入力されていないと判定されると(ステップS17;NO)、中央制御部1のCPUは、処理をステップS13に戻し、それ以降の各処理を上記と同様に実行させる。これにより、移動経路Rの始点P1や終点P2の再設定、移動経路Rの再設定等が実行可能となる。
一方、ステップS17にて、終了指示が入力されたと判定されると(ステップS17;YES)、経路設定部6dは、設定された移動経路Rに係る情報を記録部5に出力し、記録部5は、移動経路Rに係る情報を記録する(ステップS18)。なお、経路設定部6dにより候補としての移動経路Rが複数設定された場合、記録部5は、これら全ての移動経路Rに係る情報を記録しても良いし、選択されたユーザ所望の一の移動経路Rに係る情報のみを記録しても良い。
これにより、経路設定処理を終了する。
経路設定処理の終了後、当該端末本体を所持するユーザによる移動経路Rに沿った移動(例えば、ジョギング等)の開始指示が入力されると、GPS処理部4は、当該端末の存する位置の測位を開始する。
そして、移動情報算出部7は、GPS処理部4により測位された当該端末の存する位置の測位情報と計時部(図示略)により計時され時間情報とに基づいて、所定の単位距離の移動にかかる時間(ラップタイム)や移動速度(ペース)等を算出する。
以上のように、本実施形態の携帯端末100によれば、所定の測位地点の位置情報と対応付けられた測位部4bによる測位の精度に係る測位精度情報に基づいて、地図M上で測位の精度が相対的に高い測位地点を通る移動経路Rを設定するので、測位の精度が相対的に低い測位地点を通るような移動経路が設定されてしまうことを抑制することができる。
具体的には、地図Mは、測位部4bによる測位の精度が所定の閾値を基準として区分された測位精度情報の区分に対応して領域分けされてなり、当該地図M上で測位精度情報の区分に対応する領域のうち、測位部4bによる測位の精度が相対的に低い領域を通らないように移動経路Rを設定するので、測位の精度が相対的に高い領域を通る移動経路Rを適正に設定することができる。
従って、例えば、所定の単位距離の移動にかかる時間(ラップタイム)や移動速度(ペース)等の算出を正確に行うことができる移動経路Rを適正に設定することができる。
また、測位精度情報は、所定の測位地点にて測位処理を複数回行った結果を基準として、具体的には、当該端末本体が静止した状態で、所定の測位地点にて測位処理を複数回行った結果のばらつきを基準として生成されているので、測位部4bによる測位の精度を適正に特定することができ、測位の精度が相対的に高い移動経路Rを適正に設定することができる。
また、表示部8に表示されている地図M上で指定された一の地点を基準として、具体的には、指定された一の地点を経路の始点P1及び終点P2のうち、少なくとも一方とするように移動経路Rを設定するので、ユーザ所望の地点を始点P1や終点P2とする移動経路Rを設定する場合であっても、測位の精度が相対的に高い移動経路Rを適正に設定することができる。
また、通行可能な道の所定の測位地点の位置情報と測位精度情報とが対応付けられた地図情報が地図データベース5aに記録されているので、当該地図データベース5aを利用することで地図Mや測位精度情報の取得を簡便に行うことができる。即ち、地図取得部6bにより地図情報が取得されることで、精度情報取得部6cは、当該地図情報に含まれる所定の測位地点と対応付けられている測位精度情報を容易に取得することができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の改良並びに設計の変更を行っても良い。
例えば、上記実施形態にあっては、測位部4bによる測位の精度に係る測位精度情報を生成して取得するようにしたが、一例であってこれに限られるものではなく、必ずしも精度情報生成部6aを具備する必要はない。即ち、所定の測位手段が外部機器(図示略)に搭載され、当該外部機器により生成された測位精度情報を所定の通信回線等を介して取得するようにしても良い。
また、上記実施形態にあっては、測位部4bによる測位の精度が所定の閾値を基準として区分された測位精度情報の区分に対応して地図Mを領域分けするようにしたが、一例であってこれに限られるものではなく、必ずしも測位精度情報を所定の閾値を基準として区分する必要もないし、地図Mを領域分けする必要もない。即ち、測位精度情報は、所定の測位地点の位置情報と対応付けられていれば良く、測位精度情報を区分するか否かや地図Mを領域分けするか否かは適宜任意に変更可能である。
さらに、上記実施形態にあっては、測位精度情報を、所定の測位地点にて複数回行われた測位処理の結果を基準として生成するようにしたが、例えば、所定の測位地点にて測位処理を一回だけ行い、そのときのGPSの信号強度から測位精度情報を生成するようにしても良い。
また、上記実施形態にあっては、地図M上でユーザによる操作入力部12の所定操作に基づいて指定された一の地点を経路の始点P1及び終点P2のうち、少なくとも一方とする移動経路Rを設定するようにしたが、一例であってこれに限られるものではなく、移動経路Rの設定手法は適宜任意に変更可能である。
さらに、上記実施形態にあっては、地図情報を含む地図データベース5aを記録するようにしたが、一例であってこれに限られるものではなく、必ずしも地図情報を記録しておく必要はなく、例えば、外部機器から地図情報を所定の通信回線等を介して取得するようにしても良い。
また、携帯端末100の構成は、上記実施形態に例示したものは一例であり、これに限られるものではない。また、経路設定装置として、携帯端末100を例示したが、一例であってこれに限られるものではなく、地図M上で測位の精度が相対的に高い地点を通る移動経路を設定可能なものであれば適宜任意に変更可能である。
加えて、上記実施形態にあっては、第1取得手段、第2取得手段、設定手段としての機能を、中央制御部1のCPUの制御下にて、地図取得部6b、精度情報取得部6c、経路設定部6dが駆動することにより実現される構成としたが、これに限られるものではなく、中央制御部1によって所定のプログラム等が実行されることにより実現される構成としても良い。
即ち、プログラムを記録するプログラムメモリ(図示略)に、第1取得処理ルーチン、第2取得処理ルーチン、設定処理ルーチンを含むプログラムを記録しておく。そして、第1取得処理ルーチンにより中央制御部1のCPUを、通行可能な道情報を含む地図Mの情報を取得する手段として機能させるようにしても良い。また、第2取得処理ルーチンにより中央制御部1のCPUを、所定の地点の位置情報と対応付けられた所定の測位手段による測位の精度に係る測位精度情報を取得する手段として機能させるようにしても良い。また、設定処理ルーチンにより中央制御部1のCPUを、取得された測位精度情報に基づいて、地図M上で測位手段による測位の精度が相対的に高い地点を通る移動経路を設定する手段として機能させるようにしても良い。
さらに、上記の各処理を実行するためのプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な媒体として、ROMやハードディスク等の他、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリ、CD−ROM等の可搬型記録媒体を適用することも可能である。また、プログラムのデータを所定の通信回線を介して提供する媒体としては、キャリアウェーブ(搬送波)も適用される。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、本発明の範囲は、上述の実施の形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲とその均等の範囲を含む。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
〔付記〕
<請求項1>
通行可能な道情報を含む地図の情報を取得する第1取得手段と、
所定の地点の位置情報と対応付けられた所定の測位手段による測位の精度に係る測位精度情報を取得する第2取得手段と、
前記第2取得手段により取得された前記測位精度情報に基づいて、前記地図上で前記測位手段による測位の精度が相対的に高い地点を通る移動経路を設定する設定手段と、
を備えたことを特徴とする経路設定装置。
<請求項2>
前記測位精度情報は、前記測位手段による測位の精度が所定の閾値を基準として区分された情報を含み、
前記地図は、前記測位精度情報の区分に対応して領域分けされてなり、
前記設定手段は、更に、前記地図上で前記測位精度情報の区分に対応する領域のうち、前記測位手段による測位の精度が相対的に低い領域を通らないように前記移動経路を設定することを特徴とする請求項1に記載の経路設定装置。
<請求項3>
前記測位手段は、更に、
測位衛星から送信された信号に基づいて、当該装置本体の存する位置を測位する測位処理を行い、
前記測位精度情報は、前記所定の地点にて前記測位処理を複数回行った結果を基準として生成されてなることを特徴とする請求項1又は2に記載の経路設定装置。
<請求項4>
前記測位手段は、更に、
当該装置本体が静止した状態で、前記所定の地点にて前記測位処理を複数回行い、
前記測位精度情報は、前記測位処理を複数回行った結果のばらつきを基準として生成されてなることを特徴とする請求項3に記載の経路設定装置。
<請求項5>
前記地図を表示する表示手段と、
前記表示手段に表示されている地図上で一の地点を指定する指定手段と、を更に備え、
前記設定手段は、
前記指定手段により指定された一の地点を基準として、前記移動経路を設定することを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の経路設定装置。
<請求項6>
前記設定手段は、更に、
前記指定手段により指定された一の地点を経路の始点及び終点のうち、少なくとも一方とするように前記移動経路を設定することを特徴とする請求項5に記載の経路設定装置。
<請求項7>
通行可能な道の所定の地点の位置情報と前記測位精度情報とが対応付けられた地図の情報を記録する記録手段を更に備え、
前記第1取得手段は、前記記録手段から前記地図の情報を取得し、
前記第2取得手段は、前記第1取得手段により前記地図の情報が取得されることで当該地図に含まれる所定の地点の位置情報と対応付けられている前記測位精度情報を取得することを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載の経路設定装置。
<請求項8>
経路設定装置を用いた経路設定方法であって、
通行可能な道情報を含む地図の情報を取得する処理と、
所定の地点の位置情報と対応付けられた所定の測位手段による測位の精度に係る測位精度情報を取得する処理と、
取得された前記測位精度情報に基づいて、前記地図上で前記測位手段による測位の精度が相対的に高い地点を通る移動経路を設定する処理と、
を含むことを特徴とする経路設定方法。
<請求項9>
経路設定装置のコンピュータを、
通行可能な道情報を含む地図の情報を取得する第1取得手段、
所定の地点の位置情報と対応付けられた所定の測位手段による測位の精度に係る測位精度情報を取得する第2取得手段、
前記第2取得手段により取得された前記測位精度情報に基づいて、前記地図上で前記測位手段による測位の精度が相対的に高い地点を通る移動経路を設定する設定手段、
として機能させることを特徴とするプログラム。
100 携帯端末
1 中央制御部
4 GPS処理部
4b 測位部
5 記録部
5a 地図データベース
6 経路設定処理部
6a 精度情報生成部
6b 地図取得部
6c 精度情報取得部
6d 経路設定部
8 表示部
12 操作入力部

Claims (9)

  1. 通行可能な道情報を含む地図の情報を取得する第1取得手段と、
    所定の地点の位置情報と対応付けられた所定の測位手段による測位の精度に係る測位精度情報を取得する第2取得手段と、
    前記第2取得手段により取得された前記測位精度情報に基づいて、前記地図上で前記測位手段による測位の精度が相対的に高い地点を通る移動経路を設定する設定手段と、
    を備えたことを特徴とする経路設定装置。
  2. 前記測位精度情報は、前記測位手段による測位の精度が所定の閾値を基準として区分された情報を含み、
    前記地図は、前記測位精度情報の区分に対応して領域分けされてなり、
    前記設定手段は、更に、前記地図上で前記測位精度情報の区分に対応する領域のうち、前記測位手段による測位の精度が相対的に低い領域を通らないように前記移動経路を設定することを特徴とする請求項1に記載の経路設定装置。
  3. 前記測位手段は、更に、
    測位衛星から送信された信号に基づいて、当該装置本体の存する位置を測位する測位処理を行い、
    前記測位精度情報は、前記所定の地点にて前記測位処理を複数回行った結果を基準として生成されてなることを特徴とする請求項1又は2に記載の経路設定装置。
  4. 前記測位手段は、更に、
    当該装置本体が静止した状態で、前記所定の地点にて前記測位処理を複数回行い、
    前記測位精度情報は、前記測位処理を複数回行った結果のばらつきを基準として生成されてなることを特徴とする請求項3に記載の経路設定装置。
  5. 前記地図を表示する表示手段と、
    前記表示手段に表示されている地図上で一の地点を指定する指定手段と、を更に備え、
    前記設定手段は、
    前記指定手段により指定された一の地点を基準として、前記移動経路を設定することを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の経路設定装置。
  6. 前記設定手段は、更に、
    前記指定手段により指定された一の地点を経路の始点及び終点のうち、少なくとも一方とするように前記移動経路を設定することを特徴とする請求項5に記載の経路設定装置。
  7. 通行可能な道の所定の地点の位置情報と前記測位精度情報とが対応付けられた地図の情報を記録する記録手段を更に備え、
    前記第1取得手段は、前記記録手段から前記地図の情報を取得し、
    前記第2取得手段は、前記第1取得手段により前記地図の情報が取得されることで当該地図に含まれる所定の地点の位置情報と対応付けられている前記測位精度情報を取得することを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載の経路設定装置。
  8. 経路設定装置を用いた経路設定方法であって、
    通行可能な道情報を含む地図の情報を取得する処理と、
    所定の地点の位置情報と対応付けられた所定の測位手段による測位の精度に係る測位精度情報を取得する処理と、
    取得された前記測位精度情報に基づいて、前記地図上で前記測位手段による測位の精度が相対的に高い地点を通る移動経路を設定する処理と、
    を含むことを特徴とする経路設定方法。
  9. 経路設定装置のコンピュータを、
    通行可能な道情報を含む地図の情報を取得する第1取得手段、
    所定の地点の位置情報と対応付けられた所定の測位手段による測位の精度に係る測位精度情報を取得する第2取得手段、
    前記第2取得手段により取得された前記測位精度情報に基づいて、前記地図上で前記測位手段による測位の精度が相対的に高い地点を通る移動経路を設定する設定手段、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
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