JP2015034603A - 防振装置用の取付部材とそれを用いた防振装置 - Google Patents

防振装置用の取付部材とそれを用いた防振装置 Download PDF

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Abstract

【課題】高い形状自由度をもって、ブラケットの安定した支持と、優れた防振性能や本体ゴム弾性体への固着強度などを実現することができる、新規な構造の防振装置用の取付部材と、それを用いた防振装置を提供すること。
【解決手段】防振装置30用の取付部材10であって、ブラケット74が嵌入される筒状嵌合金具12の周上に対して、本体ゴム弾性体38に固着される樹脂製の固着部材14が部分的に固着されて、固着部材14が筒状嵌合金具12の外周面から外方に向かって突出している。
【選択図】図5

Description

本発明は、自動車のエンジンマウントなどに適用される防振装置と、防振装置用の取付部材に関するものである。
従来から、振動伝達系を構成する部材間に介装されて、それら部材を相互に防振連結する防振装置が知られている。防振装置は、第一の取付部材と第二の取付部材を本体ゴム弾性体で弾性連結した構造を有しており、第一の取付部材がブラケットを介して振動伝達系を構成する一方の部材に取り付けられるようになっていると共に、第二の取付部材が振動伝達系を構成する他方の部材に取り付けられるようになっている。
ところで、第一の取付部材とブラケットは、相互に重ね合わされてボルトで固定される構造が一般的であったが、昨今では、内周面に被覆ゴム層を設けた筒形の第一の取付部材にブラケットを圧入固定する構造も採用されている。このような構造は、例えば特開2010−48281号公報(特許文献1)などに開示されており、第一の取付部材が板金をプレス加工することで形成されて、ブラケットが嵌入される上部と本体ゴム弾性体が固着される下部とが一体とされている。
しかしながら、特許文献1に記載の構造では、第一の取付部材の上部と下部が一体のプレス金具で構成されていることから、それらの形状が相互に制約しあって、形状の設計自由度が低いという問題があった。即ち、第一の取付部材は、上部の形状や大きさがブラケットの形状や大きさなどに応じて設定される一方、下部の形状や大きさは防振特性などに応じて設定されることが望ましい。ところが、上部と下部が一体とされた構造では、ブラケットに応じて上部の形状が決定されると、下部の形状は上部に対してプレス加工で成形可能なものに限定されることから、防振性能を最大限に得られるように下部の形状を自由に設計することは難しかった。
しかも、上部から下方に突出する下部の突出量は、板金をプレス加工して成形し得る大きさに限定されることから、より大きな突出寸法を求められる場合に、充分に対応することが困難になるおそれもあった。
特開2010−48281号公報
本発明は、上述の事情を背景に為されたものであって、その解決課題は、高い形状自由度をもって、ブラケットの安定した支持と、優れた防振性能や本体ゴム弾性体への固着強度などを実現することができる、新規な構造の防振装置用の取付部材を提供することにある。
また、本発明は、上述の取付部材を第一の取付部材として採用することで、ブラケットの支持強度を確保しながら、優れた防振性能を発揮し得る、新規な構造の防振装置を提供することも、目的とする。
以下、このような課題を解決するために為された本発明の態様を記載する。なお、以下に記載の各態様において採用される構成要素は、可能な限り任意の組み合わせで採用可能である。
すなわち、本発明の第一の態様は、防振装置用の取付部材であって、ブラケットが嵌入される筒状嵌合金具の周上に対して、本体ゴム弾性体に固着される樹脂製の固着部材が部分的に固着されて、該固着部材が該筒状嵌合金具の外周面から外方に向かって突出していることを、特徴とする。
このような第一の態様に従う構造とされた防振装置用の取付部材によれば、ブラケットが嵌入される筒状嵌合金具と、本体ゴム弾性体に固着される固着部材が、互いに別部材とされており、それぞれの形状を独立して自由に設定することができる。これにより、ブラケットを強固に支持しながら、要求される防振特性に応じて固着部材の形状を自由に設定することで、優れた防振性能を実現可能となる。
特に、固着部材が樹脂製とされていることによって、固着部材の形状自由度の更なる向上が図られると共に、金属製に比して軽量化も実現される。一方、筒状嵌合金具が金属で形成されることにより、ブラケットの支持剛性が充分に確保される。
本発明の第二の態様は、第一の態様に記載された防振装置用の取付部材において、前記固着部材が、前記筒状嵌合金具の周壁部の外周面に突設されて前記本体ゴム弾性体が固着される本体部と、該筒状嵌合金具の周壁部の内周面に係合される係合部とを、一体で備えているものである。
第二の態様によれば、固着部材の本体部と係合部が筒状嵌合金具の周壁部を挟んだ内外に配されることで、固着部材が筒状嵌合金具に係合されてより強固に固定される。特に、本体部と係合部をそれぞれ筒状嵌合金具に固着すれば、固着面積が大きく確保されて、一層強固な固定が実現され得る。
本発明の第三の態様は、第一又は第二の態様に記載された防振装置用の取付部材において、前記筒状嵌合金具の周壁部を貫通する連通孔が形成されており、前記固着部材の前記本体部と前記係合部が該連通孔を通じて相互に連結されているものである。
第三の態様によれば、例えば本体部と係合部が筒状嵌合金具の周壁部の軸方向端部までは至らない中間部分に設けられる場合にも、連通孔を通じて本体部と係合部を相互に一体で連結することができる。
本発明の第四の態様は、第二又は第三の態様に記載の防振装置用の取付部材において、前記固着部材の前記本体部と前記係合部が前記筒状嵌合金具の開口部で相互に連結されているものである。
第四の態様によれば、固着部材の本体部と係合部の連結部分を筒状嵌合金具の開口外方に設けることで、筒状嵌合金具に特別な孔などを形成することなく、固着部材の本体部と係合部を相互に一体で連結することが可能となる。
本発明の第五の態様は、第二〜第四の何れか1つの態様に記載された防振装置用の取付部材において、前記筒状嵌合金具の周壁部には内周面に開口する凹所が形成されており、前記固着部材の前記係合部が該凹所に固着されているものである。
第五の態様によれば、固着部材の係合部が筒状嵌合金具の凹所に収容されることで、係合部が筒状嵌合金具の内周面に突出するのを防いで、係合部と筒状嵌合金具で構成されたブラケットの嵌入孔の内周面が簡単な形状とされる。
本発明の第六の態様は、第一の取付部材と第二の取付部材を本体ゴム弾性体によって弾性連結した構造を有する防振装置において、前記第一の取付部材として第一〜第五の何れか1つの態様に記載された取付部材が用いられて、前記固着部材に前記本体ゴム弾性体が固着されていると共に、前記筒状嵌合金具の内周面に被覆ゴム層が固着されて、該筒状嵌合金具に前記ブラケットが該被覆ゴム層を介して嵌入されるようにしたことを、特徴とする。
このような第六の態様に従う構造とされた防振装置によれば、被覆ゴム層が固着された金属製の筒状嵌合金具によってブラケットが安定して支持されると共に、樹脂製とされて形状自由度の高い固着部材によって、目的とする防振性能を有効に得ることができる。
本発明によれば、ブラケットが嵌入される金属製の筒状嵌合金具と、本体ゴム弾性体に固着される樹脂製の固着部材とが、相互に固着されることで取付部材が構成されており、筒状嵌合金具と固着部材の形状や大きさが相互に独立して設定可能とされている。それ故、ブラケットの構造に応じて筒状嵌合金具の形状や大きさが設定されることで、ブラケットの支持強度が確保されると共に、防振装置に要求される防振特性や本体ゴム弾性体との固着強度などに応じて固着部材の形状や大きさが設定されることで、防振装置において優れた防振性能や耐久性が実現される。
本発明の第一の実施形態としての第一の取付部材を示す斜視図。 図1に示された第一の取付部材の縦断面図であって、図3のII−II断面図。 図2のIII−III断面図。 図2のIV−IV断面図。 図1に示された第一の取付部材を備えるエンジンマウントの縦断面図。 本発明の第二の実施形態としての第一の取付部材を示す斜視図。 図6に示された第一の取付部材の縦断面図であって、図8のVII−VII断面図。 図7のVIII−VIII断面図。 図7のIX−IX断面図。 本発明の第三の実施形態としての第一の取付部材を示す縦断面図であって、図11のX−X断面図。 図10のXI−XI断面図。 図10のXII−XII断面図。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
図1〜4には、本発明に従う構造とされた取付部材の第一の実施形態として、防振装置用の第一の取付部材10が示されている。第一の取付部材10は、筒状嵌合金具12と固着部材14を備えている。以下の説明において、上下方向とは、原則として、図2中の上下方向を言う。
より詳細には、筒状嵌合金具12は、上壁部16aと下壁部16bを一対の側壁部16c,16cによって一体で相互に連結した周壁部を備えた略四角筒状であって、長さ方向(図3中の左右方向)に貫通する中心孔を備えている。また、筒状嵌合金具12は、鉄やアルミニウム合金等の金属材料で形成されており、例えば、押出し加工や金属板材のプレス加工などによって所定の形状に成形されている。
さらに、筒状嵌合金具12の下壁部16bには、凹所20が形成されている。凹所20は、筒状嵌合金具12の内周面、換言すれば下壁部16bの上面に開口しており、下壁部16bの中央部分に形成されて、上下方向視で円形とされている(図4参照)。本実施形態では、筒状嵌合金具12をプレス加工によって成形する際に形成されており、開口側に向かって次第に大径となるテーパ形状を呈している。
更にまた、筒状嵌合金具12の下壁部16bには、複数の連通孔22が形成されている。連通孔22は、小径の円形孔であって、凹所20の底壁部を上下に貫通している。本実施形態では、4つの連通孔22,・・・,22が形成されて、周上で均等に配置されている。
一方、固着部材14は、硬質の合成樹脂で形成されており、本体部24と係合部26が複数の中間連結部28によって一体で相互に連結された構造とされている。本体部24は、全体として逆向きの略円錐台形状を有しており、下方に向かって次第に小径となるテーパ形状の外周面を備えている。
係合部26は、筒状嵌合金具12の凹所20と略対応する逆向きの略円錐台形状を有しており、上面が平坦面とされている。更に、係合部26は、本体部24に対して上方に位置しており、それら本体部24と係合部26が複数の中間連結部28で相互に連結されている。
中間連結部28は、筒状嵌合金具12の連通孔22と対応する小径の略円柱形状とされており、下端が本体部24と一体とされていると共に、上端が係合部26と一体とされている。なお、中間連結部28は、連通孔22と同数が形成されており、本実施形態では4つが形成されている。
かくの如き構造とされた筒状嵌合金具12と固着部材14は、相互に固定されている。即ち、固着部材14の本体部24の上面が筒状嵌合金具12の下壁部16bの下面に重ね合わされて固着されていると共に、固着部材14の係合部26の下面が筒状嵌合金具12の下壁部16bの上面に重ね合わされて固着されている。更に、固着部材14の中間連結部28が筒状嵌合金具12の連通孔22に挿通されており、固着部材14の本体部24と係合部26が筒状嵌合金具12の下壁部16bを挟んだ両側に配置された状態で連通孔22を通じて相互に連結されている。これにより、固着部材14は、筒状嵌合金具12の下壁部16bに対して、固着されると共に上下に係合されて、固定されている。
本実施形態では、固着部材14の本体部24が、筒状嵌合金具12の周上の一部である下壁部16bから下方に突出して設けられており、後述するエンジンマウント30において本体ゴム弾性体38に固着されるようになっている。
一方、固着部材14の係合部26は、筒状嵌合金具12の下壁部16bに形成された凹所20に入り込んで固着されており、係合部26が下壁部16bの上面(凹所20の内面)に係合されていると共に、係合部26の上面が下壁部16bにおける凹所20を外れた部分と略同一平面で広がっている。これにより、筒状嵌合金具12の内周面と係合部26の上面との協働によって、後述するブラケット74が嵌め入れられる嵌入孔29の内周面が構成されている。
なお、固着部材14の成形時に筒状嵌合金具12をインサートすることで、固着部材14と筒状嵌合金具12が容易且つ強固に固着される。具体的には、例えば、筒状嵌合金具12をセットされた固着部材14の成形用金型のキャビティに、所定の樹脂材料を射出して充填することで、固着部材14を筒状嵌合金具12に固着された状態で成形することができる。
このような本実施形態に従う構造とされた第一の取付部材10によれば、金属製とされた筒状嵌合金具12の形状および大きさと、樹脂製とされた固着部材14の形状および大きさとが、互いに独立して設定可能とされている。それ故、ブラケット74を安定して支持するために必要な形状や大きさ、変形剛性などが筒状嵌合金具12に設定されると共に、要求される防振特性や本体ゴム弾性体38(後述)への固着面積に応じて、固着部材14の形状や大きさが筒状嵌合金具12の形状や大きさによる制限を防ぎつつ自由に設定される。
しかも、筒状嵌合金具12が金属製とされることで、荷重の入力に対する優れた変形剛性が実現される。一方、固着部材14が樹脂製とされることで、形状の自由度の向上が図られて、要求される防振特性などにより高度に対応することができる。加えて、固着部材14が樹脂製とされることで、軽量化も図られる。
また、固着部材14の本体部24と係合部26が下壁部16bを挟んだ上下に配置されていることから、固着部材14が筒状嵌合金具12の下壁部16bに固着されると共に係合されて、より強固に固定されている。
さらに、筒状嵌合金具12の下壁部16bに貫通形成された連通孔22を通じて、固着部材14の本体部24と係合部26が中間連結部28で相互に連結されており、固着部材14が下壁部16bの中央部分に固着された本実施形態の構造においても、固着部材14の筒状嵌合金具12に対する係合が実現されている。特に本実施形態では、複数の中間連結部28が設けられていると共に、それら中間連結部28が同一周上で均等に配置されていることから、本体部24と係合部26が一層強固に且つバランス良く連結されて、筒状嵌合金具12と固着部材14の接続部分における耐荷重性の向上が図られる。
また、筒状嵌合金具12の下壁部16bに凹所20が形成されて、固着部材14の係合部26が凹所20に入り込んで固着されていると共に、係合部26の上面が下壁部16bにおける凹所20を外れた部分の上面と略同一平面上に位置しており、嵌入孔29の内周面が係合部26の上面を含んで構成されている。これにより、係合部26が嵌入孔29の内周面に突出するのを防いで、嵌入孔29の形状を、係合部26によって制約されることなく、簡単な形状とすることができる。
このような本実施形態に係る第一の取付部材10は、防振装置に採用される。以下、図5を参照しながら、本発明に従う構造とされた防振装置である自動車用のエンジンマウント30について説明する。エンジンマウント30は、第一の取付部材10と第二の取付部材36を本体ゴム弾性体38によって相互に弾性連結した構造とされている。なお、以下の説明において、第一の取付部材10の各部の構造は、図1〜図4に示すものと同一であることから、図中に同一の符号を付すことで説明を省略する。また、軸方向とは、原則として、主たる振動入力方向であって、第一の取付部材10の上下方向となる図5中の上下方向を言う。
より詳細には、第二の取付部材36は、薄肉大径の略円筒形状を有しており、上部には外周側に開口する溝状の括れ部が設けられている。そして、第二の取付部材36の上方に第一の取付部材10が離隔配置されて、それら第一の取付部材10と第二の取付部材36が本体ゴム弾性体38によって弾性連結されている。
本体ゴム弾性体38は、厚肉大径の略円錐台形状とされており、小径側の端部が第一の取付部材10の固着部材14に加硫接着されていると共に、大径側の端部の外周面が第二の取付部材36の上部に加硫接着されている。なお、本体ゴム弾性体38は、第一の取付部材10と第二の取付部材36を備えた一体加硫成形品として形成されている。
さらに、本体ゴム弾性体38には、大径側の軸方向端面に開口する大径凹所40が形成されている。大径凹所40は、下方に向かって次第に大径となる逆向きの略すり鉢形状とされている。また、大径凹所40の開口周縁部から下方に向かって延び出すシールゴム層42が、本体ゴム弾性体38と一体形成されている。
更にまた、第一の取付部材10の筒状嵌合金具12には、被覆ゴム層44が固着されている。被覆ゴム層44は、筒状嵌合金具12の内周面と固着部材14の係合部26の上面とを覆う薄肉のゴム層であって、本体ゴム弾性体38と一体形成されている。本実施形態では、筒状嵌合金具12の長さ方向端面(図5中の左右端面)と外周面も本体ゴム弾性体38および被覆ゴム層44と一体形成されたゴム層で覆われている。
また、本体ゴム弾性体38の一体加硫成形品には、可撓性膜46が取り付けられている。可撓性膜46は、略円板形状乃至は円形ドーム形状を呈する薄肉のゴム膜であって、上下に弛みを有している。更に、可撓性膜46の外周端部には環状の固定金具48が加硫接着されており、第二の取付部材36の下側開口部に挿入されて、第二の取付部材36に縮径加工が施されることで、第二の取付部材36に対して流体密に固定されている。
このように可撓性膜46が第二の取付部材36の下端部に流体密に取り付けられることにより、本体ゴム弾性体38と可撓性膜46の間には、非圧縮性流体を封入された流体室50が形成されている。なお、流体室50に封入される非圧縮性流体は、特に限定されるものではないが、例えば、水やアルキレングリコール、ポリアルキレングリコール、シリコーン油、或いはそれらの混合液等が何れも採用され得る。より好適には、後述する流体の流動作用に基づく防振効果を有効に得るために、0.1Pa・s以下の低粘性流体が採用される。
また、流体室50には、仕切部材52が収容配置されている。仕切部材52は、蓋部材54と仕切部材本体56を備えている。蓋部材54は、金属や合成樹脂で形成された硬質の部材であって、薄肉の略円板形状とされている。
仕切部材本体56は、金属や合成樹脂で形成された硬質の部材であって、厚肉の略円板形状を呈している。更に、仕切部材本体56の径方向中央部分には、上面に開口する円形の収容凹所58が形成されている。更にまた、仕切部材本体56の外周端部には、上面および外周面に開口しながら周方向に延びる周溝60が形成されている。
そして、蓋部材54が仕切部材本体56の上面に重ね合わされて、仕切部材本体56の収容凹所58の開口部が蓋部材54で覆蓋されていると共に、仕切部材本体56の周溝60の上開口部が蓋部材54で覆蓋されている。
さらに、蓋部材54で開口部を覆蓋された収容凹所58には、可動膜62が収容配置されている。可動膜62は、ゴム弾性体で形成されて略円板形状とされており、外周端部が厚さ方向の両側に突出して全周に亘って厚肉とされている。そして、可動膜62が収容凹所58に配設されて、厚肉とされた外周端部が蓋部材54と仕切部材本体56の間で挟持されていると共に、中央部分が蓋部材54と仕切部材本体56との間で上下の微小変形を許容されている。
そして、仕切部材52は、流体室50内に軸直角方向で広がるように配設されており、外周端部が第二の取付部材36の括れ部と固定金具48との間で上下に挟持されていると共に、外周面が第二の取付部材36によって支持されている。なお、仕切部材52の外周面と第二の取付部材36の内周面との間がシールゴム層42で流体密に封止されている。
これにより、流体室50が仕切部材52を挟んだ上下に二分されており、仕切部材52の上方には、壁部の一部が本体ゴム弾性体38で構成されて、振動入力時に内圧変動が惹起される受圧室64が形成されている一方、仕切部材52の下方には、壁部の一部が可撓性膜46で構成されて、容積変化が容易に許容される平衡室66が形成されている。
また、仕切部材52の周溝60の外周開口部が第二の取付部材36によって流体密に覆蓋されていると共に、周溝60の周方向両端部が受圧室64と平衡室66の各一方に連通されている。これにより、受圧室64と平衡室66を相互に連通するオリフィス通路68が、周溝60を利用して形成されている。なお、オリフィス通路68は、通路断面積(A)と通路長(L)の比(A/L)を調節することで、流動流体の共振周波数であるチューニング周波数が設定されており、例えば、エンジンシェイクに相当する10Hz程度の低周波数に設定されている。
また、蓋部材54に形成された上透孔70を通じて可動膜62の上面に受圧室64の液圧が及ぼされていると共に、仕切部材本体56に形成された下透孔72を通じて可動膜62の下面に平衡室66の液圧が及ぼされており、可動膜62の中央部分が受圧室64と平衡室66の相対的な液圧変動によって上下に微小変形するようになっている。これにより、受圧室64の液圧を平衡室66に伝達して吸収する液圧吸収機構が、可動膜62を含んで構成されている。なお、本実施形態では、アイドリング振動に相当する十数Hz程度の中周波数振動の入力時に、可動膜62が共振状態で積極的に弾性変形して、液圧吸収作用が効率的に発揮されるようになっている。
かくの如き構造とされたエンジンマウント30には、ブラケット74が取り付けられている。ブラケット74は、略四角断面で延びる中実ロッド状の嵌入部76を備えており、嵌入部76の断面形状が被覆ゴム層44の内周形状と略対応し、且つ被覆ゴム層44の内周形状よりも僅かに大きくされている。
そして、ブラケット74は、嵌入部76が第一の取付部材10の筒状嵌合金具12の嵌入孔29に嵌め入れられて固定されることにより、エンジンマウント30に取り付けられるようになっている。ブラケット74の嵌入部76と筒状嵌合金具12との間には、被覆ゴム層44が挟み込まれて圧縮されるが、被覆ゴム層44が充分に薄肉とされていることで、ブラケット74と第一の取付部材10が実質的に剛結される。なお、図中では省略されているが、ブラケット74は、嵌入部76の先に図示しないパワーユニットへの取付部分が一体で設けられており、第一の取付部材10はブラケット74を介してパワーユニットに取り付けられる。
このような本実施形態に係る第一の取付部材10を備えたエンジンマウント30によれば、第一の取付部材10の筒状嵌合金具12とブラケット74との取付強度が充分に確保されて、耐荷重性が確保される。更に、第一の取付部材10の固着部材14の形状や大きさが筒状嵌合金具12とは独立して自由に設計可能とされていることから、固着部材14の形状や大きさを、軸方向の振動入力に対する受圧室64の内圧変動を効率的に生ぜしめ得るように設定することで、防振性能の向上が実現される。なお、固着部材14の形状は、本体ゴム弾性体38に対する固着面積や、本体ゴム弾性体38の自由長なども考慮して設定されることが望ましく、それによって耐久性の向上も図られる。
また、嵌入孔29の内周面が被覆ゴム層44で覆われており、ブラケット74の嵌入部76が被覆ゴム層44を介して嵌入孔29に嵌め入れられている。これにより、金属製のブラケット74を金属製の筒状嵌合金具12に圧入する場合に比して、異種金属接触腐食などによる耐久性の低下や、かじりによるブラケット74の組付け不良等が回避される。特に本実施形態では、固着部材14の係合部26の上面が筒状嵌合金具12の下壁部16bの上面と略同一平面上に位置しており、被覆ゴム層44の厚さが略一定とされていることから、ブラケット74の装着状態で被覆ゴム層44の圧縮量が均一とされて、応力の分散による耐久性の向上や、ブラケット74の支持の安定化が図られ得る。
図6〜9には、本発明に従う構造とされた取付部材の第二の実施形態として、第一の取付部材80が示されている。この第一の取付部材80は、筒状嵌合金具82と固着部材84とを備えている。なお、以下の説明において、第一の実施形態と実質的に同一の部材および部位については、図中に同一の符号を付すことで説明を省略する。
筒状嵌合金具82は、全体として略四角筒状であって、上壁部86aと下壁部86bを一対の側壁部86c,86cで相互に一体で連結した構造とされている。なお、本実施形態の筒状嵌合金具82では、下壁部86bが凹所20を持たない平坦な形状とされていると共に、下壁部86bの中央部分に複数の連通孔22が貫通形成されている。
固着部材84は、第一の実施形態の固着部材14と同様に、合成樹脂で形成された硬質の部材であって、本体部90と係合部92が一体的に連結された構造とされている。本体部90は、第一の実施形態と同様に、下方に向かって次第に小径となるテーパ形状を有していると共に、下壁部86bに凹所20がないことで上端が略平坦とされている。一方、係合部92は、略矩形長手板状とされており、下壁部86bの全長に亘って連続して延びている。
そして、本体部90と係合部92は、複数の中間連結部28によって相互に連結されていると共に、一対の外方連結部94,94によっても相互に連結されている。一対の外方連結部94,94は、本体部90および係合部92と一体形成されており、係合部92の長さ方向(図8中、左右方向)の両側において、本体部90の上端外周面と係合部92の長さ方向端面とを繋ぐように設けられている。
このような構造とされた固着部材84は、筒状嵌合金具82に固定されている。即ち、固着部材84の本体部90が筒状嵌合金具82の下壁部86bの下面に重ね合わされて固着されていると共に、固着部材84の係合部92が筒状嵌合金具82の下壁部86bの上面に重ね合わされて固着されている。更に、固着部材84の本体部90と係合部92が筒状嵌合金具82の下壁部86bを挟んだ状態で、複数の中間連結部28と一対の外方連結部94,94とによって相互に連結一体化されており、固着部材84が筒状嵌合金具82に対して固着されると共に係止されることで固定されている。なお、本実施形態に係る構造においても、第一の実施形態と同様に、固着部材84の射出成形時に筒状嵌合金具82をインサートすることによって、筒状嵌合金具82と固着部材84が容易に固定される。
また、図8に示すように、一対の外方連結部94,94は、筒状嵌合金具82の開口外方において下壁部86bの外側を回り込むように形成されており、筒状嵌合金具82の長さ方向端面および長さ方向端部の下面に固着されている。これにより、筒状嵌合金具82と固着部材84が、筒状嵌合金具82の長さ方向の中間において、複数の中間連結部28で相互に連結されていると共に、長さ方向の両端において、一対の外方連結部94,94で相互に連結されている。
なお、本実施形態では、固着部材84の係合部92が筒状嵌合金具82の下壁部86bの上面に対して上方に突出して設けられており、筒状嵌合金具82と係合部92が協働して嵌入孔96が形成されている。
このような本実施形態に従う構造とされた第一の取付部材80では、複数の中間連結部28に加えて一対の外方連結部94,94が設けられており、固着部材84の本体部90と係合部92が中間部分だけでなく長さ方向の両端部においても相互に連結されている。それ故、成形時に合成樹脂材料の充填不良がより効果的に防止されると共に、本体部90と係合部92の一層強固な連結が実現されている。なお、固着部材84の中間連結部28および筒状嵌合金具82の連通孔22が省略されて、一対の外方連結部94,94だけで本体部90と係合部92が連結されていても良い。
さらに、筒状嵌合金具82の下壁部86bには凹所20がなく、固着部材84の係合部92が下壁部86bの上面に対して上方に突出しているが、係合部92が下壁部86bの長さ方向の全長に亘って連続して広がっていると共に、幅方向でも略全長に亘る広い範囲を覆うように設けられている。これにより、第一の取付部材80が防振装置に採用されてブラケット74が取り付けられる場合に、嵌入孔96の内周面を覆う被覆ゴム層44が実質的に全体を略均一に圧縮されて、ブラケット74の安定した支持と、被覆ゴム層44の耐久性の確保が、何れも有効に実現される。
加えて、固着部材84の筒状嵌合金具82に対する固着面積が大きく確保されていることから、応力が集中し易い筒状嵌合金具82と固着部材84の固着部分において、固着部材84の剥離や損傷が防止されて、充分な耐久性が確保される。
図10〜12には、本発明に従う構造とされた取付部材の第三の実施形態として、第一の取付部材100が示されている。第一の取付部材100は、筒状嵌合金具102と固着部材104とを備えている。
より詳細には、筒状嵌合金具102は、鉄やアルミニウム合金等の金属で形成された高剛性の部材であって、全体として略四角筒状を呈しており、上壁部106aと下壁部106bを一対の側壁部106c,106cで相互に一体で連結した構造とされている。
また、筒状嵌合金具102の下壁部106bには、上面に開口する凹所としての凹溝110が形成されている。この凹溝110は、開口側に向かって次第に拡幅する溝断面形状を有しており、下壁部106bの幅方向中央部分を長さ方向の全長に亘って連続して延びている。なお、凹溝110の底面には、6つの連通孔22,・・・,22が貫通形成されている。
一方、固着部材104は、合成樹脂で形成された硬質の部材であって、本体部112と係合部114を一体で備えている。本体部112は、前記実施形態と同様に、逆向きの略円錐台形状を呈しており、下方に向かって次第に小径となっている。係合部114は、筒状嵌合金具102の凹溝110の溝内形状と略対応する長手形状とされている。
本体部と係合部114は、中間部分が複数の中間連結部28によって相互に一体で連結されていると共に、長さ方向の両端が一対の外方連結部116,116によって相互に一体で連結されている。なお、本実施形態の外方連結部116は、第二の実施形態の外方連結部94に比して狭幅とされている。
そして、筒状嵌合金具102と固着部材104は、前記実施形態と同様に、相互に固定されている。本実施形態では、固着部材104の係合部114が筒状嵌合金具102の凹溝110内面に固着されていると共に、固着部材104の本体部112と係合部114が中間連結部28と外方連結部116で相互に連結されることにより、固着部材104が筒状嵌合金具102に係合されて固着されている。
なお、本実施形態において、係合部114は、筒状嵌合金具102の下壁部106bの凹溝110に収容されており、嵌入孔118の内周面が筒状嵌合金具102の凹溝110を外れた部分の内周面と係合部114の上面との協働によって構成されている。
このような本実施形態に従う構造とされた第一の取付部材100によれば、第一の実施形態と同様の効果を得ることができる。しかも、固着部材104の本体部112と係合部114が複数の中間連結部28だけでなく、一対の外方連結部116,116によっても相互に連結されていることから、第二の実施形態と同様に強固な連結が実現されている。
また、本実施形態の筒状嵌合金具102では、下壁部106bの長さ方向で全長に亘って延びる凹溝110が形成されており、係合部114が凹溝110に収容された状態で固着されていることから、係合部114の上面が下壁部106bの上面と略同一平面上に位置しており、第一の実施形態と同様に防振装置への適用時に被覆ゴム層44の耐久性の向上が図られる。
なお、第二,第三の実施形態に示す第一の取付部材80,100は、第一の実施形態の第一の取付部材10に代えて、図5に示すエンジンマウント30に適用することができる。尤も、エンジンマウント30は、本発明に係る防振装置の一例であって、第一〜第三の実施形態に示す第一の取付部材10,80,100は、エンジンマウント30とは異なる構造の防振装置(例えば、流体封入式ではないソリッドの防振装置など)にも適用可能である。
以上、本発明の実施形態について詳述してきたが、本発明はその具体的な記載によって限定されない。例えば、筒状嵌合金具は、筒状とされていれば断面形状は特に限定されるものではなく、例えば長円断面や異形断面などをもって延びる筒状も採用され得る。
また、第一の実施形態のように筒状嵌合金具12の下壁部16bの中央部分に固着部材14の係合部26が固着された構造においても、凹所20を省略することは可能であり、係合部が筒状嵌合金具の下壁部の上面に対して上方に突出していても良い。
また、第一の実施形態では、固着部材14が本体部24と係合部26を備えて、筒状嵌合金具12に係止された構造とされているが、固着部材と筒状嵌合金具の固着強度を充分に確保可能であれば、例えば、固着部材が本体部24だけで構成されて、筒状嵌合金具12の外周面に固着されていても良い。
本発明では、固着部材が樹脂製とされていることから、固着部材の形状は特に限定されることなく高い自由度をもって設計され得る。特に、特開2002−227912号公報に開示されているような多方向防振型の防振装置の第一の取付部材に本発明を適用する場合には、例えば、第一の実施形態の本体部24から小径円柱状の固着軸部を下方に延びるように設けることで、軸直角方向の防振性能を向上させることもできる。また、固着部材14の本体部24を筒状嵌合金具12の幅よりも大径とすることも可能である。
また、本発明は、エンジンマウントとして用いられる防振装置とその第一の取付部材にのみ適用されるものではなく、例えば、ボデーマウントやサブフレームマウント、デフマウントなどに用いられる防振装置とその第一の取付部材にも適用され得る。更に、本発明の適用範囲は、自動車用の防振装置とその第一の取付部材に限定されるものではなく、自動二輪車や鉄道用車両、産業用車両などへの適用も可能である。
10,80,100:第一の取付部材(取付部材)、12,82,102:筒状嵌合金具、14,84,104:固着部材、20:凹所、22:連通孔、24,90,112:本体部、26,92,114:係合部、28:中間連結部、36:第二の取付部材、38:本体ゴム弾性体、44:被覆ゴム層、94,116:外方連結部、110:凹溝(凹所)

Claims (6)

  1. ブラケットが嵌入される筒状嵌合金具の周上に対して、本体ゴム弾性体に固着される樹脂製の固着部材が部分的に固着されて、該固着部材が該筒状嵌合金具の外周面から外方に向かって突出していることを特徴とする防振装置用の取付部材。
  2. 前記固着部材が、前記筒状嵌合金具の周壁部の外周面に突設されて前記本体ゴム弾性体が固着される本体部と、該筒状嵌合金具の周壁部の内周面に係合される係合部とを、一体で備えている請求項1に記載の防振装置用の取付部材。
  3. 前記筒状嵌合金具の周壁部を貫通する連通孔が形成されており、前記固着部材の前記本体部と前記係合部が該連通孔を通じて相互に連結されている請求項2に記載の防振装置用の取付部材。
  4. 前記固着部材の前記本体部と前記係合部が前記筒状嵌合金具の開口部で相互に連結されている請求項2又は3に記載の防振装置用の取付部材。
  5. 前記筒状嵌合金具の周壁部には内周面に開口する凹所が形成されており、前記固着部材の前記係合部が該凹所に固着されている請求項2〜4の何れか1項に記載の防振装置用の取付部材。
  6. 第一の取付部材と第二の取付部材を本体ゴム弾性体によって弾性連結した構造を有する防振装置において、
    前記第一の取付部材として請求項1〜5の何れか1項に記載の取付部材が採用されて、前記固着部材に前記本体ゴム弾性体が固着されていると共に、前記筒状嵌合金具の内周面に被覆ゴム層が固着されて、該筒状嵌合金具に前記ブラケットが該被覆ゴム層を介して嵌入されるようにしたことを特徴とする防振装置。
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