JP2015032963A - ユーザ端末、無線基地局及び通信制御方法 - Google Patents

ユーザ端末、無線基地局及び通信制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザ端末の消費電力の増大を防止しながら、スモールセルをより確実に検出可能とする。
【解決手段】本発明の通信制御方法は、マクロ基地局において、前記スモールセルにおける検出/測定用信号の送信周期と同一の繰り返し期間及び前記検出/測定用信号の送信期間と同一の時間長を示すメジャメントギャップパターン情報と、前記送信期間の開始オフセットとを、ユーザ端末に通知する工程と、前記ユーザ端末において、前記開始オフセットと同一の開始オフセットを用いて、前記繰り返し期間及び前記時間長のメジャメントギャップを設定する工程と、を有する。
【選択図】図6

Description

本発明は、マクロセル内にスモールセルが配置される次世代移動通信システムにおけるユーザ端末、無線基地局及び通信制御方法に関する。
LTE(Long Term Evolution)やLTEの後継システム(例えば、LTEアドバンスト、FRA(Future Radio Access)、4Gなどともいう)では、半径数百メートルから数キロメートル程度の相対的に大きいカバレッジを有するマクロセルと重複して、半径数メートルから数十メートル程度の相対的に小さいカバレッジ有するスモールセル(ピコセル、フェムトセルなどを含む)が配置される無線通信システム(例えば、HetNet(Heterogeneous Network)ともいう)が検討されている(例えば、非特許文献1)。
かかる無線通信システムでは、図1に示すように、マクロセルとスモールセルとの双方で同一の周波数帯F1を用いるシナリオ(Co-channel deployment)や、マクロセルとスモールセルとでそれぞれ異なる周波数帯F1、F2を用いるシナリオ(Non-co-channel deployment、separate frequency deployment)が検討されている。また、マクロセルを配置せずに、複数のスモールセルでスモールセルクラスタを形成するシナリオ(without macro coverage)も検討されている。
図1に示すような無線通信システムでは、PSS(Primary Synchronization Signal)、SSS(Secondary Synchronization Signal)、CRS(Cell-specific Reference Signal)などがマクロセルの検出及び/又は測定用の信号(以下、検出/測定用参照信号という)として用いられる。
一方、スモールセルの検出/測定用信号としては、PSS、SSS、CRSとは異なる信号を用いることが検討されている。具体的には、スモールセルでは、PSS、SSS、CRSよりも検出に要する時間が短く、送信周期も長い検出/測定用信号(例えば、ディスカバリー信号)を用いることが検討されている。このような検出/測定用信号によれば、スモールセルの検出及び/又は測定に伴うユーザ端末の消費電力の増大を防止できる。
しかしながら、ユーザ端末の消費電力の増大を防止するために、スモールセルにおいて、PSS、SSS、CRSとは異なる検出/測定用信号を用いる場合、ユーザ端末がスモールセルを検出できない場合が生じる恐れがある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、ユーザ端末の消費電力の増大を防止しながら、スモールセルをより確実に検出可能なユーザ端末、無線基地局及び通信制御方法を提供することを目的とする。
本発明に係る通信制御方法は、第1周波数が用いられるマクロセル内に第2周波数が用いられるスモールセルが配置される無線通信システムにおける通信制御方法であって、前記マクロセルを形成するマクロ基地局において、前記スモールセルにおける検出/測定用信号の送信周期と同一の繰り返し期間及び前記検出/測定用信号の送信期間と同一の時間長を示すメジャメントギャップパターン情報と、前記送信期間の開始オフセットとを、ユーザ端末に通知する工程と、前記ユーザ端末において、前記開始オフセットと同一の開始オフセットを用いて、前記繰り返し期間及び前記時間長のメジャメントギャップを設定する工程と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、ユーザ端末の消費電力の増大を防止しながら、ユーザ端末の消費電力の増大を防止しながら、スモールセルをより確実に検出できる。
マクロセル内にスモールセルが配置される無線通信システムの説明図である。 ディスカバリー信号の導入が検討される無線通信システムの説明図である。 CRS、PSS、SSSの送信周期の説明図である。 CRS、PSS、SSSを用いた異周波メジャメントの説明図である。 ディスカバリー信号を用いた異周波メジャメントの説明図である。 本発明に係る異周波メジャメントの概念図である。 本実施の形態の第1態様に係る通信制御方法の説明図である。 本実施の形態のハンドオーバの説明図である。 本実施の形態の第2態様に係る通信制御方法の説明図である。 本実施の形態の第1、第2態様に係る通信制御方法の効果の説明図である。 本実施の形態に係る無線通信システムの一例を示す概略図である。 本実施の形態に係る無線基地局の全体構成図である。 本実施の形態に係るユーザ端末の全体構成図である。 本実施の形態に係るマクロ基地局の機能構成図である。 本実施の形態に係るユーザ端末の機能構成図である。
図2は、ディスカバリー信号の導入が検討される無線通信システムの一例の説明図である。図2Aに示すように、無線通信システムは、マクロセルを形成する無線基地局(以下、マクロ基地局(MeNB:Macro eNodeB)という)と、スモールセル1−3を形成する無線基地局(以下、スモール基地局(SeNB:Small eNodeB)という)1−3と、ユーザ端末(UE:User Equipment)とを含んで構成される。
図2Aに示す無線通信システムでは、マクロセルでは、例えば、2GHz、800MHzなどの相対的に低い周波数(キャリア)F1が用いられ、スモールセル1−3では、例えば、3.5GHz、10GHzなどの相対的に高い周波数(キャリア)F2が用いられる。なお、図2Aは、一例にすぎず、マクロセルとスモールセル1−3とで同一の周波数(キャリア)が用いられてもよい。
図2Aに示す無線通信システムにおいて、ユーザ端末は、マクロ基地局と通信を行う。また、ユーザ端末は、スモール基地局1−3からのディスカバリー信号(DS)に基づいて、スモールセル1−3を検出する。ここで、ディスカバリー信号は、スモールセルの検出/測定用信号であり、CSI−RS(Channel State Information-Reference Signal)、PRS(Positioning Reference Signal)などの参照信号を更新して構成されてもよいし、新たに構成されてもよい。
また、図2Aに示す無線通信システムにおいて、ディスカバリー信号は、マクロセルの検出/測定用信号(例えば、PSSやSSS)よりも高いリソース密度とセル間直交性を持ってサブフレーム内に配置される。このため、図2Bに示すように、ユーザ端末がディスカバリー信号の検出に要する時間は、PSSやSSSの検出に要する時間と比較して短くなる。この結果、スモールセルの検出/測定用信号としてディスカバリー信号を用いる場合、PSSやSSSを用いる場合と比較して、メジャメントに要するユーザ端末の消費電力の増大を防止できる。
また、ディスカバリー信号は、PSS、SSS、CRSなどよりも長い周期で送信されることが検討されている。図3に示すように、CRSは各サブフレームで送信され、PSSやSSSは5サブフレーム毎に送信される。より具体的には、無線フレーム内には、PSS、SSS、CRSとが配置されるサブフレーム1、6と、CRSが配置されるサブフレーム2−5、7−10と、が設けられる。サブフレーム1、6では、4つのOFDMシンボルにCRSが配置され、6番目のOFDMシンボルにSSSが配置され、7番目のOFDMシンボルにPSSが配置される。また、サブフレーム2−5、7−10では、4つのOFDMシンボルにCRSが配置される。これに対して、ディスカバリー信号は、例えば100サブフレーム毎(100ms周期)に送信することが検討されている。かかる場合、ディスカバリー信号送信によるオーバーヘッドの増加やディスカバリー信号が周辺セルのユーザ端末に与えてしまう干渉の増大を防止できる。
ここで、メジャメント(measurement)とは、ユーザ端末が、検出/測定用信号(例えば、PSS、SSS、CRS、ディスカバリー信号など)を受信して、当該検出/測定用信号を発見しその受信品質を測定することである。ユーザ端末における検出/測定用信号の受信品質が所定品質を満たす場合、セルが検出される。なお、ユーザ端末において測定される受信品質は、例えば、RSRP(Reference Signal Received Power)、RSRQ(Reference Signal Received Quality)、SINR(Signal to Interference plus Noise Ratio)などである。
また、メジャメントには、異周波メジャメント(Inter-frequency measurement)と同周波メジャメント(Intra-frequency measurement)とが含まれる。異周波メジャメントは、接続中のセルと異なる周波数で送信される検出/測定用信号を受信して、当該検出/測定用信号の受信品質を測定することである。一方、同周波メジャメントは、接続中のセルと同一の周波数で送信される検出/測定用信号を受信して、当該検出/測定用信号の受信品質を測定することである。
図2Aに示す無線通信システムでは、マクロ基地局と接続するユーザ端末(すなわち、RRC-connectedモードであるユーザ端末)は、メジャメントギャップ(Measurement Gap)において、受信周波数を周波数F1から周波数F2に切り替え、周波数F2で送信される検出/測定用信号(例えば、ディスカバリー信号など)の受信品質を測定して、スモールセルを検出する。
ここで、メジャメントギャップ(Measurement Gap)とは、異なる周波数F2を用いて送信される検出/測定用信号を測定(検出)するための期間であり、通信中の周波数F1での受信を停止して別の周波数F2を受信する。メジャメントギャップは、所定の時間長(以下、Measurement Gap Length(MGL)という)を、所定の繰り返し期間(以下、Measurement Gap Repetition Period(MGRP)という)で繰り返す。また、間欠受信(以下、Discontinuous Reception(DRX)という)を行う場合、メジャメントギャップでは、オン期間でなくとも、ユーザ端末は、オン状態(すなわち、受信回路のスイッチをオンにする状態)となる。
図4を参照し、PSS、SSS、CRSを用いた異周波メジャメントについて説明する。図4Aに示すように、異周波メジャメントでは、上記MGL及びMGRPの組み合わせであるメジャメントギャップパターンが規定される。例えば、図4Aでは、MGLが6msでありMGRPが40msであるメジャメントギャップパターン0と、MGLが6msでありMGRPが80msであるメジャメントギャップパターン1と、が規定される。
また、異周波メジャメントでは、ギャップオフセット(Gap offset)が、RRCシグナリングにより通知される。ここで、ギャップオフセットは、図4Bに示すように、無線フレームの先頭からメジャメントギャップが開始されるまでの開始オフセットであり、メジャメントギャップのタイミングを示す。ユーザ端末は、通知されたギャップオフセットによりメジャメントギャップパターン(図4A参照)を特定してもよい。この場合、図4Aのメジャメントギャップパターンが黙示的(implicitly)に通知されることとなる。
例えば、図4Bでは、MGLが6msでありMGRPが40ms又は80msであるメジャメントギャップパターンが示される。また、CRSは、各サブフレームで送信され、PSS及びSSSが5サブフレーム毎に送信される。この場合、ユーザ端末は、6msのMGLのメジャメントギャップにおいて、CRS、PSS及びSSSを受信でき、スモールセルを検出できる。
一方、スモールセルの検出/測定用信号としてディスカバリー信号を用いる場合、図4Aで規定されるメジャメントギャップパターンを用いると、スモールセルを検出できない恐れがある。図5を参照し、ディスカバリー信号を用いた異周波メジャメントについて説明する。図5では、図4Bと同様に、MGLが6ms(6サブフレーム)でありMGRPが40ms又は80msであるものとする。
また、図5では、DS送信期間(DS transmission duration)が1msであり、DS周期(DS cycle)が100msであるものとする。ここで、DS送信期間は、ディスカバリー信号の送信期間であり、所定の時間長を有する。また、DS周期は、ディスカバリー信号の送信周期である。
図5に示すように、ディスカバリー信号は、図4BのCRS、PSS及びSSSのように、頻繁に送信されない。このため、図4Aで規定されるメジャメントパターンを用いると、図5に示すように、DS送信期間とメジャメントギャップとが重複せずに、スモールセルを検出できない恐れがある。或いは、DS送信期間とメジャメントギャップとが重複するまでに長い時間を要してしまい、スモールセルを適時に(timely)検出できない恐れがある。
以上のように、ユーザ端末の消費電力の増大を防止しようとして、スモールセルの検出/測定用信号としてディスカバリー信号を用いる場合、ユーザ端末がスモールセルを検出できない場合が生じる恐れがある。そこで、本発明者らは、DS送信期間とメジャメントギャップとのタイミングを一致させることで、ユーザ端末の消費電力の増大を防止しながら、スモールセルを確実に検出可能とするという着想を得た。
図6は、本発明に係る異周波メジャメントの概念図である。図6Aに示すように、本発明に係る異周波メジャメントでは、ディスカバリー信号を検出するためのメジャメントギャップパターン2が規定される。このメジャメントギャップパターン2では、MGLが、DS送信期間(例えば、1ms)と等しい時間長である。また、MGRPが、DS送信周期(例えば、100ms)と等しい時間長である。
また、本発明に係る異周波メジャメントでは、マクロ基地局は、メジャメントギャップパターン情報をユーザ端末に通知する。メジャメントギャップパターン情報は、例えば、MGLとMGRPとを示すギャップパターン識別子(Gap Pattern Id)(図6A参照)であるが、これに限られない。メジャメントギャップパターン情報は、MGL及びMGRP、すなわち、メジャメントギャップパターンを示す情報であればどのような情報(例えば、上記ギャップオフセット)であってもよい。また、メジャメントギャップパターン情報は、例えば、RRC(Radio Resource Control)シグナリングなどの上位レイヤシグナリングによりユーザ端末に通知される。
また、本発明に係る異周波メジャメントでは、マクロ基地局は、ディスカバリー信号(DS)構成情報を、ユーザ端末に送信する。DS構成情報は、ディスカバリー信号の構成に関する情報であり、上記DS送信期間、上記DS周期、DS開始オフセット(DS start offset)の少なくとも一つを含む。なお、DS開始オフセットは、無線フレーム内の先頭からDS送信期間が開始されるまでの開始オフセット(例えば、DS送信期間が開始されるサブフレーム番号)であり、ディスカバリー信号の送信タイミングを示す。
図6Bに示すように、DS送信期間は、DS開始オフセットに基づいて開始され、DS周期で設定される。また、図6Bにおいて、ユーザ端末は、DS周期と同一のMGRP(繰り返し期間)及びDS送信期間と同一のMGL(時間長)を示すメジャメントギャップパターン情報と、DS開始オフセットと、をマクロ基地局から受信する。ユーザ端末は、当該DS開始オフセットと同一の開始オフセットを用いて、上記MGRP及び上記MGLのメジャメントギャップを設定する。これにより、DS送信期間とメジャメントギャップとのタイミングが一致する。
ユーザ端末は、以上のように設定されるメジャメントギャップにおいて、周波数F2を用いて送信されるディスカバリー信号を受信し、当該ディスカバリー信号の受信品質を測定する。ユーザ端末は、測定結果をメジャメントレポートとして、マクロ基地局に通知する。
本発明に係る異周波メジャメントによれば、DS周期と同一のMGRP及びDS送信期間と同一のMGLのメジャメントギャップが、DS開始オフセットと同一の開始オフセットを用いて設定されるので、DS送信期間とメジャメントギャップとのタイミングが一致する。このため、ユーザ端末の消費電力の増大を防止するためにディスカバリー信号を用いる場合、ユーザ端末がスモールセルをより確実に検出できる。
以下、本実施の形態に係る通信制御方法を詳細に説明する。なお、本実施の形態に係る通信制御方法は、第1周波数が用いられるマクロセル内に第2周波数が用いられるスモールセルが配置される無線通信システムで用いられる。
(第1態様)
図7、8を参照し、第1態様に係る通信制御方法を説明する。第1態様に係る通信制御方法では、マクロ基地局が、ユーザ端末の能力情報に基づいて、当該ユーザ端末がディスカバリー信号を検出できるか否かを判定する。マクロ基地局は、ユーザ端末がディスカバリー信号を検出できると判定する場合に、メジャメントギャップパターン2(すなわち、DS送信期間と同一のMGL、DS周期と同一のMGRP)を示すメジャメントギャップパターン情報と、DS構成情報とをユーザ端末に通知する。
図7は、第1態様に係る通信制御方法の説明図である。図7Aにおいて、ユーザ端末1及び2は、マクロセル1内に位置するものとする。また、図7Aにおいて、マクロセル1内には、スモールセルが配置されるものとする(図8参照)。
図7Aに示すように、ユーザ端末1は、ユーザ端末1の能力情報(UE capability)をマクロ基地局1に通知する(ステップS101)。また、ユーザ端末2は、ユーザ端末2の能力情報をマクロ基地局1に通知する(ステップS102)。なお、能力情報は、例えば、RRCシグナリングなどの上位レイヤシグナリングを用いて、通知される。
マクロ基地局1は、ユーザ端末1及び2から通知される能力情報に基づいて、ユーザ端末1及び2が、ディスカバリー信号を検出できるか否かを判定する(ステップS103)。例えば、マクロ基地局1は、ユーザ端末が、LTE−A(Long Term Evolution-Advance)リリース12方式をサポートする場合、ディスカバリー信号を検出できると判定してもよい。ここでは、マクロ基地局1は、ユーザ端末2がディスカバリー信号を検出できると判定し、ユーザ端末1が検出できないと判定するものとする。
マクロ基地局1は、ディスカバリー信号を検出できないユーザ端末1に対して、メジャメントギャップパターン0(すなわち、MGL=6ms、MGRP=40ms)又はメジャメントギャップ1(すなわち、MGL=6ms、MGRP=80ms)を示すメジャメントギャップパターン情報を送信する(ステップS104)。このメジャメントギャップパターン情報は、例えば、ギャップパターン識別子(図6A)であってもよいし、ギャップオフセットであってもよい。
一方、マクロ基地局1は、ディスカバリー信号を検出可能なユーザ端末2に対して、DS構成情報1を通知する(ステップS105)。DS構成情報1は、マクロセル1内のスモールセルにおけるDS送信期間、DS周期、DS開始オフセットの少なくとも一つを含む。DS構成情報1は、RRCシグナリングなどの上位レイヤシグナリングにより、通知される。
また、マクロ基地局1は、ディスカバリー信号を検出可能なユーザ端末2に対して、メジャメントギャップパターン2(すなわち、DS送信期間と同一のMGL、DS周期と同一のMGRP)を示すメジャメントギャップパターン情報を通知する(ステップS106)。このメジャメントギャップパターン情報は、ギャップパターン識別子(図6A)であってもよいし、メジャメントギャップパターン2を特定可能なギャップオフセットであってもよい。
ユーザ端末2は、図6Bに示すように、ステップS106のメジャメントギャップパターン情報が示すMGL及びMGRPのメジャメントギャップを、ステップS105のDS開始オフセットと同一のギャップオフセットを用いて設定する。これにより、DS送信期間とメジャメントギャップとが一致する。
ユーザ端末2は、メジャメントギャップにおいて、周波数F1を周波数F2に切り替え、周波数F2を用いて送信されるディスカバリー信号の受信品質(例えば、RSRP、RSRQ、SINRなど)を測定する。ユーザ端末2は、測定結果をメジャメントレポートとしてマクロ基地局に通知する。
次に、図7B及び8を参照し、第1態様に係る通信制御方法の他の例を説明する。図7Bでは、ユーザ端末1は、図7AのステップS101、S104に示す処理を行っているものとする。また、ユーザ端末2は、図7AのステップS102、S105、S106に示す処理を行っているものとする。
また、図7Bでは、ユーザ端末1及び2がマクロ基地局1(マクロセル1)からマクロ基地局2(マクロセル2)にハンドオーバする場合を想定する。ここで、図8に示すように、マクロ基地局1(マクロセル1)とマクロ基地局2(マクロセル2)とは、非同期である。
このため、マクロセル1内のスモールセルにおけるDS開始オフセット、DS周期、DS送信期間は、それぞれ、とマクロセル2内のスモールセルにおけるDS開始オフセット、DS周期、DS送信期間とは異なる。なお、マクロセル1内のスモールセルは同期するので、当該スモールセル間では、同一のDS開始オフセット、DS周期、DS送信期間が用いられる。マクロセル2内のスモールセルも同様である。
図7Bに示すように、マクロ基地局1及び2間では、ハンドオーバの準備処理(Handover preparation)が行われる(ステップS201)。準備処理が完了すると、マクロ基地局1は、ユーザ端末1に対して、マクロ基地局2へのハンドオーバ指示(Handover command)を送信する(ステップS202)。同様に、マクロ基地局1は、ユーザ端末2に対して、マクロ基地局2へのハンドオーバ指示(Handover command)を送信する(ステップS203)。
ユーザ端末1は、マクロ基地局1からのハンドオーバ指示に応じて、マクロ基地局2に対して、ランダムアクセス処理(RACH procedure)を行う(ステップS204)。同様に、ユーザ端末2は、マクロ基地局1からのハンドオーバ指示に応じて、マクロ基地局2に対して、ランダムアクセス処理(RACH procedure)を行う(ステップS205)。このランダムアクセス処理では、ユーザ端末1及び2の能力情報が、マクロ基地局2に通知されてもよい。
マクロ基地局2は、ユーザ端末1及び2の能力情報に基づいて、ユーザ端末1及び2が、ディスカバリー信号を検出できるか否かを判定する(ステップS206)。マクロ基地局1は、ディスカバリー信号を検出できないユーザ端末1に対して、メジャメントギャップパターン0又は1を示すメジャメントギャップパターン情報を通知する(ステップS207)。
一方、マクロ基地局2は、ディスカバリー信号を検出可能なユーザ端末2に対して、DS構成情報2を通知する(ステップS208)。DS構成情報2は、マクロセル2内のスモールセルにおけるDS送信期間、DS周期、DS開始オフセットの少なくとも一つを含む。DS構成情報2は、RRCシグナリングなどの上位レイヤシグナリングにより、通知されてもよい。
また、マクロ基地局2は、ディスカバリー信号を検出可能なユーザ端末2に対して、メジャメントギャップパターン2(すなわち、マクロセル2配下のスモールセルにおけるDS送信期間と同一のMGL、DS周期と同一のMGRP)を示すメジャメントギャップパターン情報を通知する(ステップS209)。
ユーザ端末2は、図6Bに示すように、ステップS209のメジャメントギャップパターン情報が示すMGL及びMGRPのメジャメントギャップを、ステップS208のDS開始オフセットと同一のギャップオフセットを用いて再設定する。これにより、DS送信期間とメジャメントギャップとのタイミングが一致する。
(第2態様)
図9を参照し、第2態様に係る通信制御方法を説明する。第2態様に係る通信制御方法では、マクロ基地局は、ユーザ端末がディスカバリー信号を検出できるか否かに関係なく、メジャメントギャップパターン2を示すメジャメントギャップパターン情報と、DS構成情報とをユーザ端末に通知する。
ユーザ端末は、当該ユーザ端末がディスカバリー信号を検出できるか否かを判定し、判定結果に基づいて、上記メジャメントギャップパターン情報が示すMGL及びMGRPのメジャメントギャップを、DS開始オフセットと同一のギャップオフセットを用いて設定する。以下では、第1態様に係る通信制御方法との相違点を中心に説明する。
図9は、第2態様に係る通信制御方法の説明図である。図9Aに示すように、マクロ基地局1は、ユーザ端末1に対して、DS構成情報1を通知する(ステップS301)。DS構成情報1は、図7Aのステップ105で説明した通りである。
また、マクロ基地局1は、ユーザ端末1に対して、メジャメントギャップパターン0又は1に加えて、メジャメントギャップパターン2を示すメジャメントギャップパターン情報を通知する(ステップS302)。
ユーザ端末1は、ディスカバリー信号を検出できるか否かを判定する(ステップS303)。ここでは、ユーザ端末1は、ディスカバリー信号を検出できないと判定するので、メジャメントギャップパターン0(すなわち、MGL=6ms、MGRP=40ms)又はメジャメントギャップ1(すなわち、MGL=6ms、MGRP=80ms)のメジャメントギャップを設定する。
同様に、マクロ基地局1は、ユーザ端末2に対して、DS構成情報1を通知する(ステップS304)。また、マクロ基地局1は、ユーザ端末2に対して、メジャメントギャップパターン0又は1に加えて、メジャメントギャップパターン2を示すメジャメントギャップパターン情報を通知する(ステップS305)。
ユーザ端末2は、ディスカバリー信号を検出できるか否かを判定する(ステップS306)。ここでは、ユーザ端末2は、ディスカバリー信号を検出できないと判定するので、メジャメントギャップパターン2(すなわち、DS送信期間と同一のMGL、DS周期と同一のMGRP)のメジャメントギャップを設定する。
次に、図9Bを参照し、第2態様に係る通信制御方法の他の例を説明する。図9Bでは、ユーザ端末1は、図9AのステップS301−S303に示す処理を行っているものとする。また、ユーザ端末2は、図9AのステップS304−S306に示す処理を行っているものとする。なお、図9BのステップS401−S405は、図7BのステップS201−S205と同様であるため、説明を省略する。
図9Bに示すように、マクロ基地局2は、ユーザ端末1に対して、マクロセル2内のスモールセルにおけるDS構成情報2を通知する(ステップS406)。DS構成情報2は、図7Bのステップ208で説明した通りである。
また、マクロ基地局2は、ユーザ端末1に対して、メジャメントギャップパターン2(すなわち、マクロセル2内のスモールセルにおけるDS送信期間と同一のMGL、DS周期と同一のMGRP)を示すメジャメントギャップパターン情報を通知する(ステップS407)。なお、マクロセル1、2間において、メジャメントギャップパターン0、1のMGL、MGRPは同一であるため、ステップS407では、メジャメントギャップパターン0、1を示すメジャメントギャップパターン情報は通知されなくともよい。
ユーザ端末1は、ディスカバリー信号を検出できるか否かを判定する(ステップS408)。ここでは、ユーザ端末1は、ディスカバリー信号を検出できないと判定するものとするので、メジャメントギャップパターン0(すなわち、MGL=6ms、MGRP=40ms)又はメジャメントギャップ1(すなわち、MGL=6ms、MGRP=80ms)のメジャメントギャップを設定する。
同様に、マクロ基地局2は、ユーザ端末2に対して、DS構成情報2を通知する(ステップS409)。また、マクロ基地局2は、ユーザ端末2に対して、メジャメントギャップパターン2を示すメジャメントギャップパターン情報を通知する(ステップS410)。
ユーザ端末2は、ディスカバリー信号を検出できるか否かを判定する(ステップS411)。ここでは、ユーザ端末2は、ディスカバリー信号を検出できると判定するので、DS送信期間と同一のMGL及びDS周期と同一のMGRPのメジャメントギャップを、DS開始オフセットと同一のギャップオフセットを用いて再設定する。
(効果)
以上の第1、第2態様に係る通信制御方法によれば、DS送信期間と同一のMGL、DS周期と同一のMGRPのメジャメントギャップが、DS開始オフセットと同一の開始オフセットを用いて設定されるので、DS送信期間とメジャメントギャップとのタイミングを一致させることができる。この結果、スモールセルの検出/測定用信号としてディスカバリー信号を用いる場合、ユーザ端末の消費電力の増大を防止しながら、ユーザ端末がより確実にスモールセルを検出できる。
図10を参照し、第1、第2態様に係る通信制御方法による効果を説明する。図10Aでは、メジャメントギャップパターン0−2(図6A参照)におけるユーザ端末のアクティブ時間(すなわち、メジャメントギャップの総時間)が示される。図10Aに示すように、メジャメントギャップパターン2は、メジャメントギャップパターン0、1と比較して、ユーザ端末のアクティブ時間を短くすることができる。このため、メジャメントギャップパターン2では、メジャメントギャップパターン0、1と比較して、ユーザ端末の消費電力を低減できる。
図10Bでは、メジャメントギャップパターン0−2(図6B)におけるディスカバリー信号の検出割合が示される。図10Bに示すように、メジャメントギャップパターン2では、DS送信期間とメジャメントギャップとのタイミングが一致するので、ディスカバリー信号の検出割合は、略100%である。
一方、図10Bにおいて、メジャメントギャップパターン0、1では、DS送信期間とメジャメントギャップとが重複するとは限らないため、ディスカバリー信号の検出割合は低下する。このように、メジャメントギャップパターン2では、メジャメントギャップパターン0、1と比較して、ディスカバリー信号をより確実に検出できる。
(無線通信システムの構成)
以下、本実施の形態に係る無線通信システムについて、詳細に説明する。この無線通信システムでは、上述の第1、第2態様に係る通信制御方法が適用される。
図11は、本実施の形態に係る無線通信システムの概略構成図である。図11に示すように、無線通信システム1は、マクロセルC1を形成するマクロ基地局11と、マクロセルC1内に配置され、マクロセルC1よりも狭いスモールセルC2を形成するスモール基地局12a及び12bとを備えている。また、マクロセルC1及び各スモールセルC2には、ユーザ端末20が配置されている。なお、マクロセルC1(マクロ基地局11)、スモールセルC2(スモール基地局12)、ユーザ端末20の数は図11に示すものに限られない。
また、マクロセルC1及び各スモールセルC2には、ユーザ端末20が配置されている。ユーザ端末20は、マクロ基地局11及び/又はスモール基地局12と無線通信可能に構成されている。
ユーザ端末20とマクロ基地局11との間は、相対的に低い周波数帯域(例えば、2GHz)の周波数(キャリア)F1を用いて通信が行なわれる。一方、ユーザ端末20とスモール基地局12との間は、相対的に高い周波数帯域(例えば、3.5GHzなど)の周波数(キャリア)F2が用いられる。なお、マクロ基地局11、スモール基地局12で用いられる周波数帯域は、これに限られない。
また、マクロ基地局11と各スモール基地局12とは、X2インターフェースなどの相対的に低速の回線(Non-Ideal backhaul)で接続されてもよいし、光ファイバなどの相対的に高速(低遅延)の回線(Ideal backhaul)で接続されてもよいし、無線接続されてもよい。また、スモール基地局12間も、X2インターフェースなどの相対的に低速の回線(Non-Ideal backhaul)で接続されてもよいし、光ファイバなどの相対的に高速の回線(Ideal backhaul)で接続されてもよいし、無線接続されてもよい。
マクロ基地局11及び各スモール基地局12は、それぞれコアネットワーク30に接続される。コアネットワーク30には、MME(Mobility Management Entity)や、S−GW(Serving-GateWay)、P−GW(Packet-GateWay)などのコアネットワーク装置が設けられる。
また、マクロ基地局11は、相対的に広いカバレッジを有する無線基地局であり、eNodeB、マクロ基地局、集約ノード、送信ポイント、送受信ポイントなどと呼ばれてもよい。スモール基地局12は、局所的なカバレッジを有する無線基地局であり、スモール基地局、ピコ基地局、フェムト基地局、HeNB(Home eNodeB)、RRH(Remote Radio Head)、マイクロ基地局、送信ポイント、送受信ポイントなどと呼ばれてもよい。
以下、マクロ基地局11及びスモール基地局12を区別しない場合は、無線基地局10と総称する。ユーザ端末20は、LTE、LTE−Aなどの各種通信方式に対応した端末であり、移動通信端末だけでなく固定通信端末を含んでよい。
また、無線通信システム1では、下りリンクの物理チャネルとして、各ユーザ端末20で共有される物理下り共有チャネル(PDSCH:Physical Downlink Shared Channel)と、物理下り制御チャネル(PDCCH:Physical Downlink Control Channel、EPDCCH:Enhanced Physical Downlink Control Channel)、物理報知チャネル(PBCH)などが用いられる。PDSCHにより、ユーザデータや上位レイヤ制御情報が伝送される。PDCCH、EPDCCHにより、下り制御情報(DCI)が伝送される。
また、無線通信システム1では、上りリンクの物理チャネルとして、各ユーザ端末20で共有される各ユーザ端末20で共有される物理上り共有チャネル(PUSCH:Physical Uplink Shared Channel)と、物理上り制御チャネル(PUCCH:Physical Uplink Control Channel)などが用いられる。PUSCHにより、ユーザデータや上位レイヤ制御情報が伝送される。また、PUCCHにより、下りリンクの無線品質情報(CQI:Channel Quality Indicator)や、送達確認情報(ACK/NACK)等が伝送される。
図12及び13を参照し、無線基地局10(マクロ基地局11、スモール基地局12を含む)、ユーザ端末20の全体構成を説明する。図12は、無線基地局10の全体構成図である。
図12に示すように、無線基地局10は、MIMO伝送のための複数の送受信アンテナ101と、アンプ部102と、送受信部103と、ベースバンド信号処理部104と、呼処理部105と、伝送路インターフェース106とを備えている。
下りリンクにおいて、無線基地局10からユーザ端末20に送信されるユーザデータは、コアネットワーク30に設けられるS−GWから伝送路インターフェース106を介してベースバンド信号処理部104に入力される。
ベースバンド信号処理部104では、PDCPレイヤの処理、ユーザデータの分割・結合、RLC(Radio Link Control)再送制御の送信処理などのRLCレイヤの送信処理、MAC(Medium Access Control)再送制御、例えば、HARQの送信処理、スケジューリング、伝送フォーマット選択、チャネル符号化、逆高速フーリエ変換(IFFT:Inverse Fast Fourier Transform)処理、プリコーディング処理が行われて各送受信部103に転送される。また、下り制御信号(参照信号、同期信号、報知信号などを含む)に関しても、チャネル符号化や逆高速フーリエ変換等の送信処理が行われて、各送受信部103に転送される。
各送受信部103は、ベースバンド信号処理部104からアンテナ毎にプリコーディングして出力された下り信号を無線周波数帯に変換する。アンプ部102は、周波数変換された無線周波数信号を増幅して送受信アンテナ101により送信する。
なお、スモール基地局12の各送受信部103は、スモールセルの検出及び/又は測定に用いられる検出/測定用信号(例えば、ディスカバリー信号など)を送信してもよい。また、マクロ基地局11の各送受信部103は、上位レイヤ制御情報(例えば、上述のDS構成情報、メジャメントギャップパターン情報)を送信してもよい。このように、各送受信部103は、本発明の送信部を構成する。
一方、上り信号については、各送受信アンテナ101で受信された無線周波数信号がそれぞれアンプ部102で増幅され、各送受信部103で周波数変換されてベースバンド信号に変換され、ベースバンド信号処理部104に入力される。
ベースバンド信号処理部104では、入力された上り信号に含まれるユーザデータに対して、FFT処理、IDFT処理、誤り訂正復号、MAC再送制御の受信処理、RLCレイヤ、PDCPレイヤの受信処理がなされ、伝送路インターフェース106を介してコアネットワーク30に転送される。呼処理部105は、通信チャネルの設定や解放等の呼処理や、無線基地局10の状態管理や、無線リソースの管理を行う。
図13は、本実施の形態に係るユーザ端末20の全体構成図である。ユーザ端末20は、MIMO伝送のための複数の送受信アンテナ201と、アンプ部202と、送受信部203と、ベースバンド信号処理部204と、アプリケーション部205とを備えている。なお、ユーザ端末20は、1つの受信回路(RF回路)により、周波数F1、F2を切り替えて受信を行う。
下り信号については、複数の送受信アンテナ201で受信された無線周波数信号がそれぞれアンプ部202で増幅され、送受信部203で周波数変換され、ベースバンド信号処理部204に入力される。ベースバンド信号処理部204では、FFT処理や、誤り訂正復号、再送制御の受信処理等がなされる。この下り信号に含まれるユーザデータは、アプリケーション部205に転送される。アプリケーション部205は、物理レイヤやMACレイヤより上位のレイヤに関する処理等を行う。また、下りリンクのデータの内、報知情報もアプリケーション部205に転送される。
なお、送受信部203は、スモール基地局12からの検出/測定用信号(例えば、ディスカバリー信号など)を受信してもよい。また、送受信部203は、上位レイヤ制御情報(例えば、上述のDS構成情報、メジャメントギャップパターン情報)を、マクロ基地局11から受信してもよい。このように、送受信部203は、本発明の受信部を構成する。
一方、上りリンクのユーザデータについては、アプリケーション部205からベースバンド信号処理部204に入力される。ベースバンド信号処理部204では、再送制御(H−ARQ(Hybrid ARQ))の送信処理や、チャネル符号化、プリコーディング、DFT処理、IFFT処理等が行われて各送受信部203に転送される。送受信部203は、ベースバンド信号処理部204から出力されたベースバンド信号を無線周波数帯に変換する。その後、アンプ部202は、周波数変換された無線周波数信号を増幅して送受信アンテナ201により送信する。
次に、図14、15を参照し、マクロ基地局11及びユーザ端末20の機能構成について詳述する。図14に示すマクロ基地局11の機能構成は、主に、ベースバンド信号処理部104によって構成される。また、図15に示すユーザ端末20の機能構成は、主に、ベースバンド信号処理部204によって構成される。
図14は、本実施の形態に係るマクロ基地局11の機能構成図である。図14に示すように、マクロ基地局11は、DS構成決定部301、メジャメントギャップパターン決定部302、判定部303を具備する。なお、第2態様に係る通信制御方法において、判定部303は、省略されてもよい。本発明の決定部は、DS構成決定部301、メジャメントギャップパターン決定部302によって構成される。
DS構成決定部301は、ディスカバリー信号(DS)構成を決定する。具体的には、DS構成決定部301は、DS周期、DS送信期間、DS開始オフセットの少なくとも一つを決定する。上述のように、DS周期は、ディスカバリー信号の送信周期であり、DS送信期間は、ディスカバリー信号の送信期間(送信時間長)であり、DS開始オフセットは、無線フレームの先頭からDS送信期間を開始するまでの開始オフセットである。
DS構成決定部301は、決定したDS周期、DS送信期間、DS開始オフセットの少なくとも一つを含むDS構成情報を送受信部103に出力する。DS構成情報は、RRCシグナリングなどの上位レイヤシグナリングにより、ユーザ端末20に通知される。また、DS構成情報は、伝送路インターフェース106を介して、マクロ基地局11配下のスモール基地局12に通知されてもよい。
メジャメントギャップパターン決定部302は、記憶部(不図示)に記憶されるテーブル(図6A)を参照し、MGL及びMGRPで規定されるメジャメントギャップパターンを決定する。上述のように、MGLは、メジャメントギャップの時間長であり、MGRPは、メジャメントギャップの繰り返し期間である。
また、メジャメントギャップパターン決定部302は、決定されたメジャメントギャップパターンを示すメジャメントギャップパターン情報を送受信部103に出力する。上述のように、メジャメントギャップパターン情報は、図6Aのギャップパターン識別子であってもよい。また、メジャメントギャップパターン情報は、RRCシグナリングなどの上位レイヤシグナリング、報知情報などにより、ユーザ端末に通知される。
また、メジャメントギャップパターン決定部302は、判定部303(後述)によりユーザ端末20がディスカバリー信号を検出できると判定される場合、メジャメントギャップパターン2(すなわち、DS送信期間と同一のMGL、DS周期と同一のMGRP)を決定してもよい。
判定部303は、ユーザ端末20の能力情報に基づいて、ユーザ端末20がディスカバリー信号を検出できるか否かを判定する。上述のように、判定部303は、ユーザ端末20が、LTE−A方式である場合に、ディスカバリー信号を検出できると判定してもよい。
図15は、本実施の形態に係るユーザ端末20の機能構成図である。図15に示すように、ユーザ端末20は、メジャメントギャップ設定部401、測定部402、判定部403を具備する。なお、第1態様に係る通信制御方法において、判定部403は、省略されてもよい。本発明の設定部は、メジャメントギャップ設定部401によって構成される。
メジャメントギャップ設定部401は、メジャメントギャップパターン情報が示すMGL及びMGRPのメジャメントギャップを、ギャップオフセットを用いて設定(再設定)する。このメジャメントギャップパターン情報及びギャップオフセットは、送受信部203でマクロ基地局11から受信され、メジャメントギャップ設定部401に入力される。
メジャメントギャップ設定部401は、メジャメントギャップパターン2(すなわち、DS送信期間と同一のMGL、DS周期と同一のMGRP)を示すメジャメントギャップパターン情報が送受信部203から入力される場合、DS送信期間と同一のMGL、DS周期と同一のMGRPのメジャメントギャップを、DS開始オフセットと同一の開始オフセットを用いて、設定してもよい。
また、メジャメントギャップ設定部401は、判定部403(後述)でユーザ端末20がディスカバリー信号を検出できると判定された場合、DS送信期間と同一のMGL、DS周期と同一のMGRPのメジャメントギャップを、DS開始オフセットと同一の開始オフセットを用いて、設定してもよい。当該DS開始オフセットを含むDS構成情報は、送受信部203でマクロ基地局11から受信され、メジャメントギャップ設定部401に入力される。
また、メジャメントギャップ設定部401は、ユーザ端末20が他のマクロセルC1にハンドオーバする場合、メジャメントギャップを再設定してもよい。具体的には、メジャメントギャップ設定部401は、DS送信期間と同一のMGL、DS周期と同一のMGRPのメジャメントギャップを、DS開始オフセットと同一の開始オフセットを用いて、再設定してもよい。
測定部402は、メジャメントギャップ設定部401で設定されたメジャメントギャップにおいて、異周波メジャメントにより、スモールセルC2を検出する。具体的には、測定部402は、メジャメントギャップにおいて、周波数F1を周波数F2に切り替えて、スモール基地局11から送信されるディスカバリー信号の受信品質を測定する。上述のように、受信品質は、RSRP、RSRQ、SINR、SNRなどを含む。
また、測定部402は、測定結果をメジャメントレポートとして送受信部203に出力する。このメジャメントレポートは、例えば、RRCシグナリングなどの上位レイヤシグナリングにより、マクロ基地局11に通知される。
判定部403は、ユーザ端末20の能力情報に基づいて、ユーザ端末20がディスカバリー信号を検出できるか否かを判定する。上述のように、判定部403は、ユーザ端末20が、LTE−A方式である場合に、ディスカバリー信号を検出できると判定してもよい。
本実施の形態に係る無線通信システム1によれば、DS送信期間と同一のMGL、DS周期と同一のMGRPのメジャメントギャップが、DS開始オフセットと同一の開始オフセットを用いて設定されるので、DS送信期間とメジャメントギャップとのタイミングを一致させることができる。この結果、スモールセルの検出/測定用信号としてディスカバリー信号を用いる場合、ユーザ端末の消費電力の増大を防止しながら、ユーザ端末がより確実にスモールセルを検出できる。
なお、無線通信システム1では、メジャメントギャップパターン情報及びDS構成情報は、マクロ基地局11からユーザ端末20に通知されるが、ネットワーク側の装置であれば、どの装置(例えば、スモール基地局12など)から通知されてもよい。
以上、上述の実施形態を用いて本発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本発明は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。従って、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
1…無線通信システム
10…無線基地局
11…無線基地局(マクロ基地局)
12、12a、12b…無線基地局(スモール基地局)
20…ユーザ端末
30…コアネットワーク
101…送受信アンテナ
102…アンプ部
103…送受信部
104…ベースバンド信号処理部
105…呼処理部
106…伝送路インターフェース
201…送受信アンテナ
202…アンプ部
203…送受信部
204…ベースバンド信号処理部
205…アプリケーション部
301…DS構成決定部
302…メジャメントギャップパターン決定部
303…判定部
401…メジャメントギャップ設定部
402…測定部
403…判定部

Claims (9)

  1. 第1周波数が用いられるマクロセル内に第2周波数が用いられるスモールセルが配置される無線通信システムにおいて用いられるユーザ端末であって、
    前記スモールセルにおける検出/測定用信号の送信周期と同一の繰り返し期間及び前記検出/測定用信号の送信期間と同一の時間長を示すメジャメントギャップパターン情報と、前記送信期間の開始オフセットとを、前記マクロセルを形成するマクロ基地局から受信する受信部と、
    前記開始オフセットと同一の開始オフセットを用いて、前記繰り返し期間及び前記時間長のメジャメントギャップを設定する設定部と、を具備することを特徴とするユーザ端末。
  2. 前記ユーザ端末の能力情報を前記マクロ基地局に送信する送信部を更に具備し、
    前記能力情報に基づいて前記マクロ基地局によって前記ユーザ端末が前記検出/測定用信号を検出できると判定される場合、前記受信部は、前記マクロ基地局から、前記メジャメントギャップパターン情報及び前記開始オフセットを受信することを特徴とする請求項1に記載のユーザ端末。
  3. 前記ユーザ端末が前記検出/測定用信号を検出できるか否かを判定する判定部を更に具備し、
    前記判定部によって前記ユーザ端末が前記検出/測定用信号を検出できると判定された場合、前記設定部は、前記開始オフセットと同一の開始オフセットを用いて、前記メジャメントギャップを設定することを特徴とする請求項1に記載のユーザ端末。
  4. 前記ユーザ端末が前記マクロ基地局から他のマクロ基地局にハンドオーバする場合、前記受信部は、前記メジャメントギャップパターン情報と前記開始オフセットとを、前記他のマクロ基地局から受信し、
    前記設定部は、前記開始オフセットと同一の開始オフセットを用いて、前記メジャメントギャップを再設定することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のユーザ端末。
  5. 前記メジャメントギャップにおいて、前記第2周波数で送信される前記検出/測定用信号の受信品質を測定する測定部を更に具備することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載のユーザ端末。
  6. 前記メジャメントギャップパターン情報と前記開始オフセットとは、上位レイヤシグナリングを用いて前記マクロ基地局から通知されることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載のユーザ端末。
  7. 第1周波数が用いられるマクロセル内に第2周波数が用いられるスモールセルが配置される無線通信システムにおいて、前記マクロセルを形成する無線基地局であって、
    前記スモールセルにおける検出/測定用信号の送信周期と、前記検出/測定用信号の送信期間と、前記送信期間の開始オフセットと、を決定する決定部と、
    前記送信周期と同一の繰り返し期間及び前記送信期間と同一の時間長を示すメジャメントギャップパターン情報と、前記送信期間の開始オフセットとを、ユーザ端末に送信するする送信部と、を具備することを特徴とする無線基地局。
  8. 前記ユーザ端末の能力情報を、前記ユーザ端末から受信する受信部と、
    前記ユーザ端末が前記検出/測定用信号を検出できるか否かを判定する判定部と、を更に具備し、
    前記判定部によって前記ユーザ端末が前記検出/測定用信号を検出できると判定された場合、前記送信部は、前記メジャメントギャップパターン情報及び前記開始オフセットを前記ユーザ端末に送信することを特徴とする請求項7に記載の無線基地局。
  9. 第1周波数が用いられるマクロセル内に第2周波数が用いられるスモールセルが配置される無線通信システムにおける通信制御方法であって、
    前記マクロセルを形成するマクロ基地局において、前記スモールセルにおける検出/測定用信号の送信周期と同一の繰り返し期間及び前記検出/測定用信号の送信期間と同一の時間長を示すメジャメントギャップパターン情報と、前記送信期間の開始オフセットとを、ユーザ端末に通知する工程と、
    前記ユーザ端末において、前記開始オフセットと同一の開始オフセットを用いて、前記繰り返し期間及び前記時間長のメジャメントギャップを設定する工程と、を有することを特徴とする通信制御方法。

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