JP6359815B2 - ユーザ端末、無線基地局及び異周波測定方法 - Google Patents

ユーザ端末、無線基地局及び異周波測定方法 Download PDF

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Description

本発明は、マクロセル内にスモールセルが配置される次世代移動通信システムにおけるユーザ端末、無線基地局及び異周波測定方法に関する。
LTE(Long Term Evolution)やLTEの後継システム(例えば、LTEアドバンスト、FRA(Future Radio Access)、4Gなどともいう)では、半径数百メートルから数キロメートル程度の相対的に大きいカバレッジを有するマクロセル内に、半径数メートルから数十メートル程度の相対的に小さいカバレッジ有するスモールセル(ピコセル、フェムトセルなどを含む)が配置される無線通信システム(例えば、HetNet(Heterogeneous Network)ともいう)が検討されている(例えば、非特許文献1)。
かかる無線通信システムでは、図1Aに示すように、マクロセルとスモールセルとの双方で同一の周波数帯F1を用いるシナリオ(Co-channel)や、図1Bに示すように、マクロセルとスモールセルとでそれぞれ異なる周波数F1、F2を用いるシナリオ(Separated frequency、Non-co-channel)が検討されている。また、図1Bに示すシナリオでは、スモールセル間で異なる周波数F2、F3を用いることも検討されている。
図1Bに示すような無線通信システムでは、ユーザ端末は、マクロセルとの通信を中断してスモールセルでの測定を行う異周波測定(Inter-frequency measurement)を行うことで、スモールセルを検出する。
ところで、図1Bに示すような無線通信システムでは、スモールセルにおいて複数のコンポーネントキャリア(CC:Component Carrier)(単に、キャリア、周波数ともいう)を用いることも検討されている。かかる場合、ユーザ端末は、CC毎に異周波測定を行うことが望まれる。しかしながら、CC毎に異周波測定を行う場合、ユーザ端末における負荷が増大する恐れがある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、マクロセル内の各スモールセルにおいて複数のCCが用いられる無線通信システムにおいて、異周波測定の負荷を軽減可能なユーザ端末、無線基地局及び異周波測定方法を提供することを目的とする。
本発明に係る異周波測定方法は、マクロセル内のスモールセルにおいて複数のコンポーネントキャリア(CC)が用いられる無線通信システムにおける異周波測定方法であって、前記マクロセルを形成する無線基地局からユーザ端末に対して、前記スモールセルにおける検出用信号の送信タイミング情報と、前記スモールセルにおいてタイミングシフトして送信される前記複数のCCそれぞれの検出用信号のタイミングシフト値と、を送信する工程と、前記ユーザ端末において、前記複数のCCそれぞれの検出用信号が送信されない又は送信される測定ギャップにおいて、前記送信タイミング情報と前記タイミングシフト値とに基づいて、前記複数のCCそれぞれ総受信電力を測定する工程と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、マクロセル内の各スモールセルにおいて複数のCCが用いられる無線通信システムにおいて、ユーザ端末における異周波測定の負荷を軽減できる。
マクロセル内にスモールセルが配置される無線通信システムの説明図である。 オン/オフ状態が切り替えられる無線通信システムの説明図である。 CC毎のオン/オフ状態の切り替えの説明図である。 オン状態のCCを用いたキャリアアグリゲーションの説明図である。 異周波測定方法の一例の説明図である。 第1態様に係る異周波測定方法の説明図である。 第1態様に係る測定ギャップのタイミングシフトの説明図である。 第1態様に係る測定ギャップの拡張の説明図である。 第1態様に係るRSRP及びRSSIの測定の説明図である。 第1態様に係る複数のスモールセルと複数のCCのディスカバリー信号との関係の説明図である。 第2態様に係る異周波測定方法の説明図である。 本実施の形態に係る無線通信システムの一例を示す概略図である。 本実施の形態に係る無線基地局の全体構成図である。 本実施の形態に係るユーザ端末の全体構成図である。 本実施の形態に係るマクロ基地局の機能構成図である。 本実施の形態に係るスモール基地局の機能構成図である。 本実施の形態に係るユーザ端末の機能構成図である。
図2は、マクロセル内にスモールセルが配置される無線通信システムの一例の説明図である。図2に示すように、無線通信システムは、マクロセルを形成する無線基地局(以下、マクロ基地局(MeNB:Macro eNodeB)という)と、スモールセル1−3を形成する無線基地局(以下、スモール基地局(SeNB:Small eNodeB)という)1−3と、ユーザ端末(UE:User Equipment)とを含んで構成される。
図2に示す無線通信システムでは、マクロセルでは、例えば、2GHz、800MHzなどの相対的に低い周波数帯F1が用いられ、スモールセル1−3では、例えば、3.5GHz、10GHzなどの相対的に高い周波数帯F2が用いられる。
図2に示すように、スモールセル1−3で高い周波数帯F2が用いられる場合、スモールセル1−3が集中配置されることが想定される。このため、図2に示す無線通信システムでは、スモールセル1−3のトラヒックに基づいて、スモールセル1−3のオン/オフ状態を切り替えることで、スモールセル間の干渉や電力消費を削減することが検討されている。
ここで、オン状態とは、データの送受信が行われる状態であり、連続送信(Continuous Transmission)状態とも呼ばれる。例えば、図2では、トラヒックが相対的に高いスモールセル1(スモール基地局1)がオン状態である。オン状態では、セル固有参照信号(CRS:Cell-specific Reference Signal)が各サブフレームで送信され、不図示の同期信号(PSS:Primary Synchronization Signal、SSS:Secondary Synchronization Signal)が5サブフレーム毎に送信される。
一方、オフ状態とは、データの送受信が行われない状態であり、間欠送信(DTX:Discontinuous Transmission)状態とも呼ばれる。図2では、トラヒックが相対的に低いスモールセル2、3(スモール基地局2、3)がオフ状態である。図2に示すように、オフ状態では、CRSよりも長い周期で、ディスカバリー信号(後述)が送信される。オフ状態では、CRSの送信が省略されることにより、スモールセル1−3間の干渉やスモール基地局2、3の電力消費を低減できる。
また、図2に示す無線通信システムでは、図3に示すように、各スモールセル(スモール基地局)が複数のコンポーネントキャリア(CC)をサポートし、CC毎にオン/オフ状態を切り替えることも検討されている。例えば、図3では、スモールセル1−3のそれぞれにおいて、CC1−3がサポートされる。なお、図3では、スモールセル1のCC1、3がオン状態であり、スモールセル2のCC2がオン状態であり、スモールセル3のCC2、3がオン状態であるものとする。
図3において、ユーザ端末は、スモールセル1−3のどのCCがオン状態(又はオフ状態)であるかが不明である。このため、ユーザ端末は、スモールセル1−3それぞれのCC1−3の受信品質(例えば、RSRQ:Reference Signal Received Quality)を測定する必要がある。したがって、スモールセルのCC毎にオン/オフ状態を切り替える場合、スモールセル毎にオン/オフ状態を切り替える場合と比較して、ユーザ端末における負荷が増大する。
また、スモールセル1−3のオン/オフ状態がCC毎に切り替えられる場合、ユーザ端末は、オン状態のCCを統合してキャリアアグリゲーション(CA)を行うことができる。このCAは、単独のスモールセル内の複数のCCが統合されてもよいし、異なるスモールセル内の複数のCCが統合されてもよい。例えば、図4では、周波数帯F1(例えば、2GHz)のマクロセルのCCと、周波数帯F2(例えば、3.5GHz)のスモールセル1のCC1とスモールセル3のCC2、3とが統合される。
ところで、図3のスモールセル1−3では、マクロセルとは異なる周波数帯が用いられる。このため、マクロセルに接続するユーザ端末は、スモールセル1−3それぞれのCC1−3の検出処理(セルサーチ)や受信品質の測定処理を行うために、マクロセルとの通信を中断(Interrupt)することになる(異周波測定(Inter-frequency measurement))。
異周波測定では、マクロ基地局と接続するユーザ端末は、測定ギャップ(MG:Measurement Gap)において、受信周波数を周波数F1から他の周波数(図5では、周波数F2又はF3)に切り替え、当該他の周波数で送信される同期信号(例えば、PSS(Primary Synchronization Signal)/SSS(Secondary Synchronization Signal))を観測し、スモールセルを検出する。また、ユーザ端末は、検出されたスモールセルのセル固有参照信号(CRS:Cell-specific Reference Signal)を用いて、当該他の周波数の受信品質(RSRP:Reference Signal Received Power)を測定する。
図5は、異周波測定の一例の説明図である。図5に示すように、測定ギャップ(MG)は、所定の時間長(MGL:Measurement Gap Length)を有し、所定周期(MGRP:Measurement Gap Repetition Period)で繰り返される。例えば、図5において、測定ギャップ(MG)1−3の時間長は、6msであり、所定周期(MGRP)は、40ms又は80msであってもよい。
図5において、周波数F2、F3のPSS/SSSは、それぞれ、5ms周期で送信される。このため、ユーザ端末は、5msを1単位として周波数F2、F3のPSS/SSSを観測し、スモールセルを検出する。一方、図5の測定ギャップの時間長は、6msであるので、1測定ギャップでは、1周波数のPSS/SSSしか観測できず、1周波数のスモールセルしか検出できない。このため、図5の測定ギャップでは、測定ギャップ毎に異なる周波数のスモールセルの検出処理が行われる。
図5に示すように、測定ギャップ毎に異なる周波数(CC)について異周波測定を行う場合、測定する周波数(CC)数に比例して、異周波測定の要求時間が増加してしまう。例えば、測定ギャップの周期(MGRP:Measurement Gap Repetition Period)が40msの場合における異周波測定の要求時間は、1周波数(CC)の異周波測定の場合、3.84秒であるが、3周波数(CC)の異周波測定の場合、11.52秒となってしまう。
このように、測定ギャップ毎に異なる周波数(CC)について異周波測定を行う場合、異周波測定の要求時間が増加する。この結果、ユーザ端末の負荷が増大するとともに、マクロセルとの通信の中断時間が増大し、マクロセルでのスループットが低下する恐れがある。
そこで、全てのCC(周波数)ではなく、特定のCCの異周波測定を行うことも検討されている。あるスモールセルにおいて、特定のCCの所望信号の受信電力(例えば、RSRP)は、他のCCの所望信号の受信電力と同一であると推定できるためである。一方、図3に示すように、各スモールセルのオン/オフ状態はCC毎に切り替えられるため、特定のCCの総受信電力(例えば、RSSI:Received Signal Strength Indicator)は、他のCCの総受信電力と同一であると推定することはできない。
また、各CCの受信品質(例えば、RSRQ)は、各CCの所望信号の受信電力(例えば、RSRP)と総受信電力(例えば、RSSI)との比に基づいて算出される。このため、全CCの受信品質(例えば、RSRQ)を測定するためには、当該全CCの総受信電力を測定する必要がある。すなわち、複数のCCの受信品質を測定するためには、特定のCCの異周波測定ではなく、複数のCCの異周波測定を行うことが望まれる。
そこで、本発明者らは、マクロセル内の各スモールセルにおいて複数のCCが用いられる無線通信システムにおいて、ユーザ端末の負荷を軽減しながら、複数のCCの異周波測定を行うことが可能な異周波測定方法を検討し、本発明に至った。以下、本発明の第1、第2態様に係る異周波測定方法を説明する。
(第1態様)
第1態様に係る異周波測定方法では、マクロ基地局が、ユーザ端末に対して、スモールセルにおけるディスカバリー信号の送信タイミング情報と、当該スモールセルにおいてタイミングシフトして送信される当該複数のCCのディスカバリー信号のタイミングシフト値と、を送信する。ユーザ端末は、測定ギャップにおいて、当該送信タイミング情報と当該タイミングシフト値とに基づいて、複数のCCの測定を行う。
第1態様に係る異周波測定方法によれば、マクロ基地局から送信タイミング情報とタイミングシフト値とが送信されるので、ユーザ端末は、1測定ギャップ内で複数のCCの測定を行うことができ、ユーザ端末の負荷を軽減できる。
ここで、ディスカバリー信号とは、スモールセルの検出処理に用いられる検出用信号である。また、ディスカバリー信号は、スモールセルにおける受信品質(例えば、RSRQ)の測定処理に用いられる測定用信号であってもよい。また、ディスカバリー信号は、CRS、CSI−RS(Channel State Information-Reference Signal)、PRS(Positioning Reference Signal)などの参照信号や、PSS/SSSなどの同期信号に基づいて規定されてもよいし、新たな信号が規定されてもよい。また、ディスカバリー信号は、サブフレームにおいてPSS/SSS、CRSなどよりも高い密度で配置されてもよい。
また、複数のCCの測定とは、当該複数のCCのディスカバリー信号を用いたスモールセルの検出処理と、当該複数のCCのディスカバリー信号を用いた受信電力(例えば、RSRP)、受信品質(例えば、RSRQ)の測定処理と、当該複数のCCの総受信電力(例えば、RSSI)の測定処理と、の少なくとも一つを含んでもよい。
図6−10を参照し、第1態様に係る異周波測定方法を詳細に説明する。図6は、第1態様に係る異周波測定方法の説明図である。図6に示すように、第1態様に係る異周波測定方法では、複数のCC(周波数)のディスカバリー信号がタイミングシフトして送信される。なお、当該複数のCCのディスカバリー信号は、単一のスモールセルで送信されてもよいし、複数のスモールセルで送信されてもよい。
例えば、図6では、CC1−3(周波数F2−F4)のディスカバリー信号が、シフトされたタイミングT1−T3で送信される。マクロ基地局は、ユーザ端末に対して、ディスカバリー信号の送信タイミング情報と、各CCのディスカバリー信号のタイミングシフト値と、を送信する。ユーザ端末は、マクロ基地局からの送信タイミング情報とタイミングシフト値とに基づいて、CC1−3のディスカバリー信号の送信タイミングT1−T3を特定する。
ここで、送信タイミング情報は、スモールセルにおけるディスカバリー信号の送信タイミングを示す情報である。送信タイミング情報は、ディスカバリー信号の送信周期(DS送信周期)、ディスカバリー信号の送信期間(DS送信期間)、当該送信期間の開始オフセットの少なくとも一つを含んでもよい。なお、DS送信周期は、例えば、100ms、160msなど、PSS/SSS、CRSよりも長い周期である。また、DS送信期間は、例えば、1msなどである。また、開始オフセットは、サブフレーム番号であってもよい。
タイミングシフト値は、送信タイミング情報によって特定される送信タイミングに対する各CCのディスカバリー信号のタイミングシフト値である。例えば、タイミングシフト値は、DS送信期間(例えば、1ms)と受信周波数の切り替え時間(例えば、最大0.5ms)とに基づいて決定されてもよい。なお、タイミングシフト値は、オフセット値などと呼ばれてもよい。
例えば、図6において、送信タイミング情報がタイミングT1を示す場合、CC1のタイミングシフト値は、0msである。また、CC2のタイミングシフト値は、CC1のDS送信期間(例えば、1ms)とCC1からCC2への切り替え時間(例えば、0.5ms)との加算値(例えば、1.5ms)である。また、CC3のタイミングシフト値は、CC2のタイミングシフト値に、CC2のDS送信期間とCC2からCC3への切り替え時間との加算値を加えた値(例えば、3ms)である。
なお、各CCのタイミングシフト値は、図6に示すものに限られない。図6では、各ディスカバリー信号は、均等にシフトされるが、均等にシフトされなくともよい。また、送信タイミング情報とタイミングシフト値とは、例えば、RRCシグナリングなどの上位レイヤシグナリングによりユーザ端末に通知されてもよいし、セル固有情報として報知されてもよい。また、送信タイミング情報、タイミングシフト値は、ディスカバリー信号の系列パターンなどとともに、ディスカバリー信号の構成情報(DS構成情報)として、送信されてもよい。
また、図6では、マクロ基地局は、ユーザ端末毎に測定ギャップ(MG)設定情報を生成し、生成したMG設定情報を送信する。例えば、MG設定情報は、RRCシグナリングなどの上位レイヤシグナリングによりユーザ端末に送信されてもよい。ユーザ端末は、マクロ基地局からのMG設定情報に基づいて、測定ギャップを設定する。
ここで、MG設定情報は、測定ギャップの時間長(MGL:Measurement Gap Length)と測定ギャップの周期(MGRP:Measurement Gap Repetition Period)とを含んでもよいし、MGLとMGRPとの組み合わせを示すパターン識別子(Gap Pattern Id)を含んでもよい。また、MG設定情報は、測定ギャップのオフセット(Gap Offset)を含んでもよい。なお、当該オフセットは、サブフレーム番号であってもよい。
具体的には、マクロ基地局は、ディスカバリー信号の送信タイミング情報とタイミングシフト値に基づいて、測定ギャップに複数のCCのディスカバリー信号の送信タイミングが含まれるようにMG設定情報を生成してもよい。例えば、図6では、MGRPが、DS送信周期と同一に設定される。
また、図6において、ユーザ端末は、マクロ基地局からの送信タイミング情報及びタイミングシフト値に基づいて、CC1−3のディスカバリー信号の送信タイミングT1−T3を特定する。また、ユーザ端末は、マクロ基地局からのMG設定情報に基づいて、測定ギャップを設定し、設定された測定ギャップにおいて、CC1−3を順次観測し、CC1−3のディスカバリー信号を検出する。
例えば、図6において、測定ギャップが6msであり、各DS送信期間が1msである場合、ユーザ端末は、タイミングT1までに受信周波数を周波数F1から周波数F2(CC1)に切り替える。ユーザ端末は、タイミングT1から周波数F2を1ms観測し、タイミングT2までに受信周波数を周波数F2から周波数F3(CC2)に切り替える。ユーザ端末は、タイミングT2から周波数F3を1ms観測し、タイミングT3までに受信周波数を周波数F3から周波数F4(CC3)に切り替える。ユーザ端末は、タイミングT3から周波数F4を1ms観測し、タイミングT5までに受信周波数を周波数F4から周波数F1に切り替える。
このように、測定ギャップ内でCC毎にシフトされたタイミングでディスカバリー信号が送信される場合、ユーザ端末は、1測定ギャップ内で複数のCCのディスカバリー信号を検出できる。このため、複数のCCの異周波測定を行う場合に、ユーザ端末の負荷を軽減できるとともに、マクロセルとの通信の中断時間を軽減できる。特に、図6では、測定ギャップの時間長(MGL)や周期(MGRP)を変更せずに、複数のCCの異周波測定を行うことができる。
次に、図7及び図8を参照し、第1態様に係る異周波測定方法における測定ギャップのタイミングシフト又は拡張について説明する。図7は、第1態様に係る測定ギャップのタイミングシフトの説明図である。図8は、第1態様に係る測定ギャップの拡張の説明図である。以下では、図6との相違点を中心に説明を行う。
図7に示すように、CC1−4(周波数F2−F5)のディスカバリー信号が、シフトされたタイミングT1−T4で送信される場合、ユーザ端末は、1測定ギャップ(例えば、6ms)において、CC1−4の全てを観測できないことが想定される。例えば、図7の測定ギャップ1には、CC4の送信タイミングT4は含まれない。
そこで、ユーザ端末は、マクロ基地局からのタイミングシフト値に基づいて、測定ギャップをシフトする。測定ギャップをシフトすることにより、測定ギャップで観測される複数のCCの組み合わせを変更することができる。例えば、図7では、ユーザ端末は、測定ギャップ2の開始タイミングを、タイミングT5からタイミングT6にシフトする。これにより、測定ギャップ2では、測定ギャップ1とは異なり、CC2−4(周波数F2−F5)のディスカバリー信号を観測できる。
なお、図7において、ユーザ端末は、マクロ基地局からのタイミングシフト値に基づいて、測定ギャップの周期(MGRP)を変更してもよいし、測定ギャップの時間長(MGL)を変更してもよいし、測定ギャップのオフセット(Gap Offset)を変更してもよい。また、図7では、1測定ギャップ毎にシフトが行われるが、複数の測定ギャップ毎にシフトが行われてもよい。
このように、マクロ基地局からのタイミングシフト値に基づいて測定ギャップがシフトされる場合、測定ギャップで観測される複数のCCの組み合わせを変更できる。このため、1測定ギャップ内で全てのCCを観測できない場合であっても、測定ギャップの時間長(MGL)を延ばさず、複数のCCの異周波測定を行うことができる。
また、図8に示すように、ユーザ端末は、マクロ基地局からのタイミングシフト値に基づいて、測定ギャップを拡張してもよい。具体的には、ユーザ端末は、全てのCC(周波数)を観測できるように、測定ギャップの時間長(MGL)を長くしてもよい。例えば、図8では、CC1−4(周波数F2−F4)を含むように、タイミングシフト値に基づいて、測定ギャップ1、2のMGLを長くする。これにより、全てのCC1−4の異周波測定を行うことができる。これにより、観測すべきCCの数が増加しても、1測定ギャップ内で全てのCCの観測を行うことができる。
次に、図9を参照し、第1態様に係る異周波測定方法におけるディスカバリー信号の受信電力及び総受信電力の測定について説明する。以下では、ディスカバリー信号の受信電力として、RSRPを測定し、ディスカバリー信号の受信品質として、RSRQを測定し、データ信号、干渉信号などを含む総受信電力としてRSSIを測定するものとするが、これに限られない。
なお、RSRPは、ディスカバリー信号が配置されるリソースエレメントあたりの受信電力である。また、RSSIは、リソースブロックあたりの総受信電力である。また、RSRQは、例えば、式「RSRQ=(N*RSRP)/RSSI」によって、算出されてもよい。なお、上記式において、Nは、帯域幅を示すパラメータであり、例えば、リソースブロック数であってもよい。
図9は、第1態様に係るRSRP及びRSSIの測定の説明図である。図9では、CC1−3(周波数F2−F4)のDS送信周期が、測定ギャップの周期(MGRP)よりも長い場合を想定する。例えば、図9では、MGRPを40msとし、DS送信周期を160ms(MGRPの倍数、ここでは、4倍)とする。
上述のように、RSRPは、ディスカバリー信号が配置されるリソースエレメントあたりの受信電力である。このため、図9において、ユーザ端末は、ディスカバリー信号が送信される測定ギャップ(MG1、MG5)において、各CCのディスカバリー信号を用いて、各CCのRSRPを測定する。
一方、RSSIは、リソースブロックあたりの総受信電力であり、トラヒックを反映することが望まれる。ここで、ディスカバリー信号が配置されるサブフレームでは、データ信号などが配置されないことも想定される。このため、ディスカバリー信号が配置されるサブフレームでRSSIを測定する場合、RSSIにトラヒックを反映できず、RSRQの精度が低下する恐れがある。
そこで、ユーザ端末は、測定ギャップにおいてディスカバリー信号が送信されない場合に、当該測定ギャップ(MG2)において、各CCのRSSIを測定してもよい。例えば、図9の測定ギャップ2において、ユーザ端末は、タイミングT6−T8において受信周波数を順次CC1−3(周波数F2−F4)に切り替えることで、1測定ギャップ内でCC1−3のRSSIを測定してもよい。
また、ユーザ端末は、測定ギャップにおいてディスカバリー信号が送信される場合に、当該測定ギャップ(MG1、MG5)において、各CCのRSSIを測定してもよい。ディスカバリー信号が配置されるサブフレームにおいてデータ信号などが配置される場合、当該RSSIにもトラヒックが反映されるためである。
次に、図10を参照し、第1態様に係る異周波測定方法において、複数のCCのディスカバリー信号が複数のスモールセルで送信される場合について説明する。図10は、第1態様に係る異周波測定方法における複数のスモールセルと複数のCCのディスカバリー信号との関係の説明図である。なお、図10では、図6−9で説明した異周波測定方法を組み合わせることもできる。
図10Aでは、各スモールセルにおいてCC1−4が運用される場合に、各スモールセルにおいて一部のCCのディスカバリー信号が送信される。例えば、図10Aでは、スモールセル1でCC1のディスカバリー信号が送信され、スモールセル2でCC2のディスカバリー信号が送信され、スモールセル3でCC2のディスカバリー信号が送信され、スモールセル4でCC4のディスカバリー信号が送信される。なお、図示しないが、各スモールセルにおいてCC1−4全てのディスカバリー信号が送信されてもよい。
図10Bでは、図10Aのスモールセル1−4からのディスカバリー信号の送信タイミングが示される。図10Bに示すように、周辺のスモールセル1−4間で、同一のCCのディスカバリー信号は、同期送信される。例えば、図10Bでは、スモールセル2、3のCC2のディスカバリー信号は、タイミングT2で同期送信される。
ここで、同期送信とは、所定のタイミングからの所定期間(例えば、1ms)内に、複数のスモールセルの同一CCのディスカバリー信号が多重されていればよく、当該ディスカバリー信号は、完全に同一のタイミングで送信されなくともよい。例えば、図10Bにおいて、スモールセル2、3のCC2のディスカバリー信号は、タイミングT2からのDS送信期間において、符号分割多重されてもいし、時分割多重されてもよいし、CC2内で周波数分割多重されてもよい。
また、図10Bに示すように、周辺のスモールセル1−4において、異なるCCのディスカバリー信号は、CC毎にシフトされたタイミングで送信される。この場合、マクロ基地局(不図示)は、スモールセル1−4間で共通の送信タイミング情報及びタイミングシフト値を生成し、スモール基地局1−4に通知してもよい。
また、図10BのタイミングT3は、CC3のディスカバリー信号用であるが、図10Aでは、スモールセル1−4のいずれでもCC3のディスカバリー信号は送信されない。このため、図10BのタイミングT3では、CC3のディスカバリー信号は送信されない。なお、CC3のディスカバリー信号が送信される場合、タイミングT3が用いられてもよい。
次に、図10Bを参照し、第1態様に係る異周波測定方法における、複数のユーザ端末の測定ギャップの関係について説明する。図10Bに示すように、マクロ基地局は、ユーザ端末毎に測定ギャップのタイミングを異ならせてもよい。
例えば、図10Bでは、ユーザ端末1の測定ギャップ1、2と、ユーザ端末2の測定ギャップとは異なるタイミングに設定される。マクロ基地局は、測定ギャップのオフセット(Gap Offset)を異ならせることで、ユーザ端末1、2の測定sギャップのタイミングを異ならせることができる。
このように、ユーザ端末毎に測定ギャップのタイミングを異ならせることで、ユーザ端末毎にマクロセルとの通信の中断時間を異ならせることができ、マクロセルにおける通信効率を向上させることができる。
なお、図7で説明したように、図10Bでは、ユーザ端末1において観測される複数のCCの組み合わせが変更されるように、ユーザ端末1は、測定ギャップ2をシフトしてもよい。これにより、ユーザ端末は、測定ギャップ1では、CC1−3(周波数F2−F4)のディスカバリー信号が観測するのに対して、シフトされた測定ギャップ2では、CC2−4(周波数F2−F5)のディスカバリー信号を観測することができる。
(第2態様)
本発明の第2態様に係る異周波測定方法では、マクロ基地局が、ユーザ端末に対して、スモールセルにおけるディスカバリー信号の検出期間(以下、DS検出期間という)を示す検出期間情報と、DS検出期間において観測すべき特定のCCを示すCC情報と、を送信する。ユーザ端末は、マクロ基地局からの検出期間情報に基づいてDS検出期間を設定し、当該DS検出期間において、マクロ基地局からのCC情報が示す特定のCCの測定を行う。
なお、特定のCCの測定とは、特定のCCのディスカバリー信号を用いたスモールセルの検出処理と、当該特定のCCのディスカバリー信号を用いた受信電力(例えば、RSRP)の測定処理とを含んでもよい。
図11を参照し、第2態様に係る異周波測定方法を詳細に説明する。以下では、第1態様に係る異周波測定方法との相違点を中心に説明する。図11は、第2態様に係る異周波測定方法の説明図である。図11に示すように、第2態様に係る異周波測定方法では、測定ギャップとは別に、ディスカバリー信号の送信タイミングに合わせたDS検出期間が設けられる。
図11において、マクロ基地局は、ユーザ端末に対して、DS検出期間のタイミングを示す検出期間情報と、当該DS検出期間において観測すべきCC(周波数)を示すCC情報と、を送信する。検出期間情報及びCC情報は、RRCシグナリングなどの上位レイヤシグナリングによりユーザ端末に通知されてもよいし、セル固有情報として報知されてもよい。
ここで、検出期間情報は、DS検出期間の時間長、DS検出期間の周期、DS検出期間の開始オフセットの少なくとも一つを含む。なお、DS検出期間の時間長は、DS送信期間の時間長と受信周波数の切り替え時間とに基づいて、設定されてもよい。DS検出期間の周期は、DS送信周期と同一であってもよい。
また、図11において、ユーザ端末は、マクロ基地局からの検出期間情報に基づいて、タイミングT0、T11においてDS検出期間を設定する。また、ユーザ端末は、DS検出期間において、マクロ基地局からのCC情報が示すCC1(周波数F2)を観測し、当該CC2のディスカバリー信号を検出する。ユーザ端末は、検出されたディスカバリー信号を用いて、RSRPを測定する。
また、図11では、ユーザ端末は、マクロ基地局からのMG設定情報に基づいて、タイミングT3において測定ギャップ1を設定する。ユーザ端末は、測定ギャップ1内のタイミングT4−T6においてCC1−3(F2−4)を観測し、CC1−3のRSSIを測定する。同様に、ユーザ端末は、測定ギャップ2を設定し、CC1−3のRSSIを測定する。
ここで、特定のスモールセルにおける各CCのRSRPは、概ね等しいと推定される。このため、図11では、DS検出期間において、CC1(周波数F2)のRSRPを測定し、CC2、3(周波数F3、F4)のRSRPを測定せずに、CC1のRSRPと等しいと推定する。これにより、ユーザ端末は、DS検出期間で測定されたCC1のRSRPと、測定ギャップで測定されたCC1−3のRSSIとに基づいて、CC1−3のRSRQを算出できる。
なお、図示しないが、図11のタイミングT1において、CC1(周波数F2)のディスカバリー信号だけでなく、CC2、3(周波数F3、F4)のディスカバリー信号が送信されてもよい。
また、図11では、特定のスモールセルにおける複数のCCが示されるが、複数のスモールセルから複数のCCのディスカバリー信号が送信されてもよい。この場合、同一のCCのディスカバリー信号は、同期送信されてもよい。
また、図11では、単一のユーザ端末のDS検出期間が設定されるが、複数のユーザ端末のDS検出期間が設定されてもよい。この場合、複数のユーザ端末のDS検出期間は、異なるタイミングに設定されることが望ましい。複数のユーザ端末において同一のタイミングでスモールセルが検出されるのを防止するためである。
(無線通信システムの構成)
以下、本実施の形態に係る無線通信システムについて、詳細に説明する。この無線通信システムでは、上述の第1、2態様に係る異周波測定方法が適用される。なお、以下の無線通信システムでは、ディスカバリー信号の受信電力としてRSRP、総受信電力としてRSSI、ディスカバリー信号の受信品質としてRSRQを測定するものとするが、これに限られない。
図12は、本実施の形態に係る無線通信システムの概略構成図である。図12に示すように、無線通信システム1は、マクロセルC1を形成するマクロ基地局11と、マクロセルC1内に配置され、マクロセルC1よりも狭いスモールセルC2を形成するスモール基地局12a及び12bとを備えている。また、マクロセルC1及び各スモールセルC2には、ユーザ端末20が配置されている。なお、マクロセルC1(マクロ基地局11)、スモールセルC2(スモール基地局12)、ユーザ端末20の数は図12に示すものに限られない。
また、マクロセルC1及び各スモールセルC2には、ユーザ端末20が配置されている。ユーザ端末20は、マクロ基地局11及び/又はスモール基地局12と無線通信可能に構成されている。
ユーザ端末20とマクロ基地局11との間は、相対的に低い周波数F1(例えば、2GHz)が用いられる。一方、ユーザ端末20とスモール基地局12との間は、相対的に高い周波数F2−F4(例えば、3.5GHzなど)などが用いられる。なお、マクロ基地局11、スモール基地局12で用いられる周波数帯域は、これに限られない。
また、マクロ基地局11と各スモール基地局12とは、X2インターフェースなどの相対的に低速の回線(Non-Ideal backhaul)で接続されてもよいし、光ファイバなどの相対的に高速(低遅延)の回線(Ideal backhaul)で接続されてもよいし、無線接続されてもよい。また、スモール基地局12間も、X2インターフェースなどの相対的に低速の回線(Non-Ideal backhaul)で接続されてもよいし、光ファイバなどの相対的に高速の回線(Ideal backhaul)で接続されてもよいし、無線接続されてもよい。
マクロ基地局11及び各スモール基地局12は、それぞれコアネットワーク30に接続される。コアネットワーク30には、MME(Mobility Management Entity)や、S−GW(Serving-GateWay)、P−GW(Packet-GateWay)などのコアネットワーク装置が設けられる。
また、マクロ基地局11は、相対的に広いカバレッジを有する無線基地局であり、eNodeB、マクロ基地局、集約ノード、送信ポイント、送受信ポイントなどと呼ばれてもよい。スモール基地局12は、局所的なカバレッジを有する無線基地局であり、スモール基地局、ピコ基地局、フェムト基地局、HeNB(Home eNodeB)、RRH(Remote Radio Head)、マイクロ基地局、送信ポイント、送受信ポイントなどと呼ばれてもよい。
以下、マクロ基地局11及びスモール基地局12を区別しない場合は、無線基地局10と総称する。ユーザ端末20は、LTE、LTE−A、FRAなどの各種通信方式に対応した端末であり、移動通信端末だけでなく固定通信端末を含んでよい。
また、無線通信システム1では、下りリンクの物理チャネルとして、各ユーザ端末20で共有される物理下り共有チャネル(PDSCH:Physical Downlink Shared Channel)と、物理下り制御チャネル(PDCCH:Physical Downlink Control Channel、EPDCCH:Enhanced Physical Downlink Control Channel)、物理報知チャネル(PBCH)などが用いられる。PDSCHにより、ユーザデータや上位レイヤ制御情報が伝送される。PDCCH、EPDCCHにより、下り制御情報(DCI)が伝送される。
また、無線通信システム1では、上りリンクの物理チャネルとして、各ユーザ端末20で共有される各ユーザ端末20で共有される物理上り共有チャネル(PUSCH:Physical Uplink Shared Channel)と、物理上り制御チャネル(PUCCH:Physical Uplink Control Channel)などが用いられる。PUSCHにより、ユーザデータや上位レイヤ制御情報が伝送される。また、PUCCHにより、下りリンクの無線品質情報(CQI:Channel Quality Indicator)や、送達確認情報(ACK/NACK)等が伝送される。
図13及び14を参照し、無線基地局10(マクロ基地局11、スモール基地局12を含む)、ユーザ端末20の全体構成を説明する。図13は、無線基地局10の全体構成図である。
図13に示すように、無線基地局10は、MIMO伝送のための複数の送受信アンテナ101と、アンプ部102と、送受信部103(送信部、受信部)と、ベースバンド信号処理部104と、呼処理部105と、伝送路インターフェース106とを備えている。
下りリンクにおいて、無線基地局10からユーザ端末20に送信されるユーザデータは、コアネットワーク30に設けられるS−GWから伝送路インターフェース106を介してベースバンド信号処理部104に入力される。
ベースバンド信号処理部104では、PDCPレイヤの処理、ユーザデータの分割・結合、RLC(Radio Link Control)再送制御の送信処理などのRLCレイヤの送信処理、MAC(Medium Access Control)再送制御、例えば、HARQの送信処理、スケジューリング、伝送フォーマット選択、チャネル符号化、逆高速フーリエ変換(IFFT:Inverse Fast Fourier Transform)処理、プリコーディング処理が行われて各送受信部103に転送される。また、下り制御信号(参照信号、同期信号、報知信号などを含む)に関しても、チャネル符号化や逆高速フーリエ変換等の送信処理が行われて、各送受信部103に転送される。
各送受信部103は、ベースバンド信号処理部104からアンテナ毎にプリコーディングして出力された下り信号を無線周波数帯に変換する。アンプ部102は、周波数変換された無線周波数信号を増幅して送受信アンテナ101により送信する。
一方、上り信号については、各送受信アンテナ101で受信された無線周波数信号がそれぞれアンプ部102で増幅され、各送受信部103で周波数変換されてベースバンド信号に変換され、ベースバンド信号処理部104に入力される。
ベースバンド信号処理部104では、入力された上り信号に含まれるユーザデータに対して、FFT処理、IDFT処理、誤り訂正復号、MAC再送制御の受信処理、RLCレイヤ、PDCPレイヤの受信処理がなされ、伝送路インターフェース106を介してコアネットワーク30に転送される。呼処理部105は、通信チャネルの設定や解放等の呼処理や、無線基地局10の状態管理や、無線リソースの管理を行う。
図14は、本実施の形態に係るユーザ端末20の全体構成図である。ユーザ端末20は、MIMO伝送のための複数の送受信アンテナ201と、アンプ部202と、送受信部203(送信部、受信部)と、ベースバンド信号処理部204と、アプリケーション部205とを備えている。なお、ユーザ端末20は、1つの受信回路(RF回路)により、周波数F1、F2を切り替えて受信を行う。
下り信号については、複数の送受信アンテナ201で受信された無線周波数信号がそれぞれアンプ部202で増幅され、送受信部203で周波数変換され、ベースバンド信号処理部204に入力される。ベースバンド信号処理部204では、FFT処理や、誤り訂正復号、再送制御の受信処理等がなされる。この下り信号に含まれるユーザデータは、アプリケーション部205に転送される。アプリケーション部205は、物理レイヤやMACレイヤより上位のレイヤに関する処理等を行う。また、下りリンクのデータの内、報知情報もアプリケーション部205に転送される。
一方、上りリンクのユーザデータについては、アプリケーション部205からベースバンド信号処理部204に入力される。ベースバンド信号処理部204では、再送制御(H−ARQ(Hybrid ARQ))の送信処理や、チャネル符号化、プリコーディング、DFT処理、IFFT処理等が行われて各送受信部203に転送される。送受信部203は、ベースバンド信号処理部204から出力されたベースバンド信号を無線周波数帯に変換する。その後、アンプ部202は、周波数変換された無線周波数信号を増幅して送受信アンテナ201により送信する。
次に、図15−17を参照し、マクロ基地局11、スモール基地局12及びユーザ端末20の機能構成について詳述する。図15に示すマクロ基地局11及び図16に示すスモール基地局12の機能構成は、主に、ベースバンド信号処理部104によって構成される。また、図17に示すユーザ端末20の機能構成は、主に、ベースバンド信号処理部204によって構成される。
図15は、本実施の形態に係るマクロ基地局11の機能構成図である。図15に示すように、マクロ基地局11は、DS構成情報生成部301(生成部)、MG設定情報設定部302、検出期間情報生成部303を具備する。なお、検出期間情報生成部303は、本発明の第1態様においては、省略されてもよい。
DS構成情報生成部301は、ディスカバリー信号(DS)構成情報を生成する。ここで、DS構成情報とは、ディスカバリー信号に関する情報であり、例えば、ディスカバリー信号の送信タイミング情報や、各CCのディスカバリー信号のタイミングシフト値、ディスカバリー信号の系列パターンなどを含む。上述のように、送信タイミング情報は、DS送信周期、DS送信期間、DS開始オフセットの少なくとも一つを含んでもよい。
なお、DS送信周期は、測定ギャップの周期(MGRP)と同一であってもよいし、MGRPよりも長周期であってもよい。また、DS送信周期は、MGRP(例えば、40ms、80ms)の倍数(例えば、4倍の160ms)に設定されてもよい。
DS構成情報生成部301は、生成されたDS構成情報を送受信部103に出力する。送信タイミング情報及びタイミングシフト値を含むDS構成情報は、DS構成情報は、RRCシグナリングなどの上位レイヤシグナリングにより、ユーザ端末20に通知されてもよいし、セル固有情報として報知されてもよい。また、DS構成情報は、伝送路インターフェース106を介して、マクロ基地局11配下のスモール基地局12に通知されてもよい。
MG設定情報生成部302は、測定ギャップ(MG)設定情報を生成する。MG設定情報とは、ユーザ端末20における測定ギャップの設定に用いられる情報である。MG設定情報は、測定ギャップの時間長(MGL)と測定ギャップの周期(MGRP)とを含んでもよいし、MGLとMGRPとの組み合わせを示すパターン識別子(Gap Pattern Id)を含んでもよい。また、MG設定情報は、測定ギャップのオフセット(Gap Offset)を含んでもよい。当該オフセットは、測定ギャップの開始位置を示し、例えば、サブフレーム番号であってもよい。
具体的には、MG設定情報生成部302は、DS構成情報生成部301で生成される送信タイミング情報及びタイミングシフト値に基づいて、MG設定情報を生成する。例えば、MG設定情報生成部302は、スモールセルC2で運用される複数のCC(周波数)の全て又は一部(少なくとも2つ)の送信タイミングを含むように、ユーザ端末20の測定ギャップの開始位置(オフセット)を設定してもよい。
MG設定情報生成部302は、生成されたMG設定情報を送受信部103に出力する。MG設定情報は、RRCシグナリングなどの上位レイヤシグナリングによりユーザ端末20に通知される。
検出期間情報生成部303は、ディスカバリー信号(DS)の検出期間を示す検出期間情報を生成する(第2態様)。上述のように、検出期間情報は、DS検出期間の時間長、DS検出期間の周期、DS検出期間の開始オフセットの少なくとも一つを含む。なお、DS検出期間の時間長は、DS送信期間の時間長と受信周波数の切り替え時間とに基づいて、設定されてもよい。DS検出期間の周期は、DS送信周期と同一であってもよい。
図16は、本実施の形態に係るスモール基地局12の機能構成図である。図16に示すように、スモール基地局12は、DS構成情報取得部401、DS生成部402、送信タイミング制御部403を具備する。
DS構成情報取得部401は、マクロ基地局11から伝送路インターフェース106を介して、DS構成情報を取得し、DS生成部402に出力する。また、DS構成情報取得部401は、上述の送信タイミング情報及びタイミングシフト値を送信タイミング制御部403に出力してもよい。
DS生成部402は、ディスカバリー信号を生成し、所定の無線リソース(例えば、サブフレーム、OFDMシンボルなどの時間リソースや、リソースブロックなどの周波数リソースなど)にマッピングする。
具体的には、DS生成部402は、使用可能な複数のCC(周波数)について、CC毎にディスカバリー信号を生成する。なお、DS生成部402は、オン状態のCCのディスカバリー信号を生成し、オフ状態のCCのディスカバリー信号を生成しなくともよい。
送信タイミング制御部403は、DS生成部402で生成されたディスカバリー信号の送信タイミングを制御する。具体的には、送信タイミング制御部403は、マクロ基地局11から通知された送信タイミング情報とタイミングシフト値に基づいて、各CCのディスカバリー信号の送信タイミングを決定する。送信タイミング制御部403は、決定された送信タイミングの時間リソース(例えば、サブフレームやOFDMシンボルなど)に、各CCのディスカバリー信号をマッピングするよう、DS生成部402を制御する。
図17は、本実施の形態に係るユーザ端末20の機能構成図である。図17に示すように、ユーザ端末20は、測定ギャップ設定部501、測定部502、DS検出期間設定部503を具備する。なお、DS検出期間設定部503は、本発明の第1態様においては、省略されてもよい。
測定ギャップ設定部501は、マクロ基地局11からのMG設定情報に基づいて、測定ギャップを設定する。具体的には、測定ギャップ設定部501は、MGL及びMGRPの測定ギャップを、ギャップオフセットを用いて設定する。このMG設定情報は、送受信部203でマクロ基地局11から受信され、測定ギャップ設定部501に入力される。
また、測定ギャップ設定部501は、マクロ基地局11からのタイミングシフト値に基づいて、測定ギャップをシフトしてもよい。これにより、シフト前の測定ギャップとシフト後の測定ギャップとにおいて、測定されるCCの組み合わせを変更することができる(図7参照)。
また、測定ギャップ設定部501は、マクロ基地局11からのタイミングシフト値に基づいて、測定ギャップを拡張してもよい(図8参照)。具体的には、測定ギャップ設定部501は、全てのCC(周波数)を観測できるように、測定ギャップの時間長(MGL)を長くしてもよい。これにより、観測すべきCCの数が増加しても、1測定ギャップ内で全てのCCの観測を行うことができる。
測定部502は、測定ギャップ設定部501で設定された測定ギャップにおいて複数のCC(周波数)の測定を行う。上述のように、複数のCCの測定とは、複数のCCのディスカバリー信号を用いたスモールセルの検出処理と、当該複数のCCのRSRP、RSRQ、RSSIの測定処理の少なくとも一つを含んでもよい。
具体的には、測定部502は、測定ギャップにおいて、複数のCCのRSRP(ディスカバリー信号の受信電力)を測定してもよい。また、測定部502は、測定ギャップにおいて、複数のCCのディスカバリー信号が送信されない場合、当該複数のCCのRSSIを測定してもよい。また、測定部502は、測定ギャップにおいて、複数のCCのディスカバリー信号が送信される場合、当該複数のCCのRSSIを測定してもよい。
また、測定部502は、DS検出期間設定部503で設定されるDS検出期間に、特定のCCのRSRP(ディスカバリー信号の受信電力)を測定してもよい(第2態様)。この場合、測定部502は、他のCCのディスカバリー信号の受信電力(RSRP)を測定せずに、測定した特定のCCのディスカバリー信号の受信電力(RSRP)と同一であるとみなしてもよい。これにより、全てのCCのディスカバリー信号の受信電力(RSRP)を測定する場合と比較して、ユーザ端末の測定負荷を軽減できる。
DS検出期間設定部503は、マクロ基地局11からの検出期間情報に基づいて、測定ギャップとは別に、DS検出期間を設定する(第2態様)。
本実施の形態に係る無線通信システム1によれば、ユーザ端末20における異周波測定の負荷を軽減できる。具体的には、マクロ基地局11から送信タイミング情報とタイミングシフト値とが送信されるので、ユーザ端末20は、1測定ギャップ内で複数のCCの測定を行うことができ、ユーザ端末の負荷を軽減できる(第1態様)。
なお、無線通信システム1では、送信タイミング情報、タイミングシフト値を含むDS構成情報や検出期間情報は、マクロ基地局11からユーザ端末20に通知されるが、ネットワーク側の装置であれば、どの装置(例えば、スモール基地局12など)から通知されてもよい。
以上、上述の実施形態を用いて本発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本発明は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。従って、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
1…無線通信システム
10…無線基地局
11…無線基地局(マクロ基地局)
12、12a、12b…無線基地局(スモール基地局)
20…ユーザ端末
30…コアネットワーク
101…送受信アンテナ
102…アンプ部
103…送受信部
104…ベースバンド信号処理部
105…呼処理部
106…伝送路インターフェース
201…送受信アンテナ
202…アンプ部
203…送受信部
204…ベースバンド信号処理部
205…アプリケーション部
301…DS構成情報生成部
302…MG設定情報生成部
303…検出期間情報生成部
401…DS構成情報取得部
402…DS生成部
403…送信タイミング制御部
501…測定ギャップ設定部
502…測定部
503…DS検出期間設定部

Claims (8)

  1. マクロセル内のスモールセルにおいて複数のコンポーネントキャリア(CC)が用いられる無線通信システムにおけるユーザ端末であって、
    前記マクロセルを形成する無線基地局から、前記スモールセルにおける検出用信号の送信タイミング情報と、前記スモールセルにおいてタイミングシフトして送信される前記複数のCCそれぞれの検出用信号のタイミングシフト値と、を受信する受信部と、
    前記複数のCCそれぞれの検出用信号が送信されない又は送信される測定ギャップにおいて、前記送信タイミング情報と前記タイミングシフト値とに基づいて、前記複数のCCそれぞれ総受信電力を測定する測定部と、を具備することを特徴とするユーザ端末。
  2. 前記測定部は、前記複数のCCそれぞれの検出用信号が送信される測定ギャップにおいて、前記複数のCCそれぞれの検出用信号の受信電力を測定することを特徴とする請求項1に記載のユーザ端末。
  3. 前記受信部は、前記無線基地局から測定ギャップ設定情報を受信し、
    前記測定ギャップは、前記測定ギャップ設定情報に基づいて設定されることを特徴とする請求項1又は請求項に記載のユーザ端末。
  4. 前記測定ギャップは、前記タイミングシフト値に基づいて、シフトされることを特徴とする請求項1から請求項のいずれかに記載のユーザ端末。
  5. 前記スモールセルは、複数のスモールセルであり、
    前記複数のスモールセル間において、同一のCCの検出用信号は、同期送信されることを特徴とする請求項1から請求項のいずれかに記載のユーザ端末。
  6. 前記複数のスモールセルの各々において、前記複数のCCの少なくとも一つの検出用信号が送信されることを特徴とする請求項に記載のユーザ端末。
  7. マクロセル内のスモールセルにおいて複数のコンポーネントキャリア(CC)が用いられる無線通信システムにおいて、前記マクロセルを形成する無線基地局であって、
    前記スモールセルにおける検出用信号の送信タイミング情報と、前記スモールセルにおいてタイミングシフトして送信される前記複数のCCそれぞれの検出用信号のタイミングシフト値と、を生成する生成部と、
    ユーザ端末に対して、前記送信タイミング情報と、前記タイミングシフト値と、を送信する送信部と、を具備し、
    前記複数のCCそれぞれの総受信電力は、前記複数のCCそれぞれの検出用信号が送信されない又は送信される測定ギャップにおいて、前記送信タイミング情報と前記タイミングシフト値とに基づいて測定されることを特徴とする無線基地局。
  8. マクロセル内のスモールセルにおいて複数のコンポーネントキャリア(CC)が用いられる無線通信システムにおける異周波測定方法であって、
    前記マクロセルを形成する無線基地局からユーザ端末に対して、前記スモールセルにおける検出用信号の送信タイミング情報と、前記スモールセルにおいてタイミングシフトして送信される前記複数のCCそれぞれの検出用信号のタイミングシフト値と、を送信する工程と、
    前記ユーザ端末において、前記複数のCCそれぞれの検出用信号が送信されない又は送信される測定ギャップにおいて、前記送信タイミング情報と前記タイミングシフト値とに基づいて、前記複数のCCそれぞれ総受信電力を測定する工程と、を有することを特徴とする異周波測定方法。
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