JP2015032951A - 情報処理装置、情報処理システムおよび制御方法 - Google Patents

情報処理装置、情報処理システムおよび制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】装置に対する異なるIDが設定されたリモコンからの操作を防止する。
【解決手段】情報処理装置200が、リモコン100から第1のリモコン識別情報が送信されてきた際、情報処理装置200の記憶部にリモコン識別情報が記憶されていない場合、第1のリモコン識別情報を記憶部に記憶する。第1の識別情報と記憶部に記憶されている識別情報とが一致することが確認された場合、第1の識別情報とともに送信されてきた制御信号に基づいた制御を情報処理装置200に行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報を処理する情報処理装置、情報処理システムおよび制御方法に関する。
一般的に、プロジェクタやモニタなどの情報処理装置に所望の処理を行わせるには、利用者がリモートコントローラー(以下、リモコンと称する)を操作して、情報処理装置を制御するための制御信号をリモコンから情報処理装置へ送信するという手法が用いられている。
近年では、このような情報処理装置を複数台使用する場面において、それらを制御するために複数のリモコンを使用する場合がある。例えば、装置Aを操作するときには装置A用のリモコンを使用し、装置Bを操作するときには装置B用のリモコンを使用する。このとき、装置Aと装置Bとが互いに同一メーカー製である場合や、同一機種である場合には、装置B用のリモコンを操作したときに、その操作に応じて装置Aが動作してしまうなどの意図しない動作が生じてしまうおそれがある。具体的には、広い室内を仕切りなどで2つの会議室A,Bに区切り、会議室Aでは装置Aを利用者Aが使用し、会議室Bでは装置Bを利用者Bが使用することを想定する。装置Aは、利用者AのリモコンAの操作でその動作が制御されると同時に、利用者Bが装置Bを制御するために行ったリモコンBの操作によっても動作してしまうおそれがある。
これを回避するために、装置とリモコンとにID番号をそれぞれ設定し、リモコンに設定されたID番号を当該リモコンから制御信号とともに装置へ送信し、リモコンから受信したID番号と装置に設定されたID番号とが同一である場合、リモコンから受信した制御信号に基づいた制御を行うという技術が使用されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2011−19063号公報
しかしながら、特許文献1に記載されたような技術においては、そのリモコンでのみ装置を制御したい場合、当該装置と当該リモコンとの双方に互いに同一のID番号を設定しなければならなく、その手間がかかってしまうという問題点がある。
本発明の目的は、上述した課題を解決する情報処理装置、情報処理システムおよび制御方法を提供することである。
本発明の情報処理装置は、
識別情報を記憶する記憶部と、
リモコン装置から第1の識別情報が送信されてきた際、前記記憶部に前記識別情報が記憶されているか否かを判定し、前記記憶部に前記識別情報が記憶されていない場合には、前記第1の識別情報を前記記憶部に記憶させる制御部とを有する。
また、本発明の情報処理システムは、
情報を処理する情報処理装置と、前記情報処理装置を制御するための制御信号を前記情報処理装置へ送信するリモコン装置とを有する情報処理システムであって、
前記リモコン装置は、
前記制御信号を送信する際、当該リモコン装置に設定されている第1の識別情報を送信する送信部を有し、
前記情報処理装置は、
識別情報を記憶する記憶部と、
前記リモコン装置から前記第1の識別情報が送信されてきた際、前記記憶部に前記識別情報が記憶されているか否かを判定し、前記記憶部に前記識別情報が記憶されていない場合には、前記第1の識別情報を前記記憶部に記憶させる制御部とを有する。
また、本発明の制御方法は、
情報処理装置の制御方法であって、
リモコン装置から第1の識別情報が送信されてきた際、前記情報処理装置が具備する記憶部に識別情報が記憶されているか否かを判定する処理と、
前記記憶部に前記識別情報が記憶されていない場合には、前記第1の識別情報を前記記憶部に記憶させる処理とを行う。
以上説明したように、本発明においては、装置に対する異なるIDが設定されたリモコンからの操作を防止することができる。
本発明の情報処理システムの実施の一形態を示す図である。 図1に示したリモコンの内部構成の一例を示す図である。 図2に示した送信部から送信されるリモコン信号の構造の一例を示す図である。 図1に示した情報処理装置の内部構成の一例を示す図である。 図4に示した情報処理装置の制御方法の一例を説明するためのフローチャートである。 他の形態で用いる情報処理装置の内部構成の一例を示す図である。 図6に示した情報処理装置の制御方法の一例を説明するためのフローチャートである。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の情報処理システムの実施の一形態を示す図である。
本形態は図1に示すように、リモコン100と、情報処理装置200とから構成されている。
リモコン100は、利用者が操作することで、情報処理装置200を遠隔で制御するための制御信号(利用者が指示した操作を示す操作コード)を情報処理装置200へ送信するリモートコントローラー(リモコン装置)である。
情報処理装置200は、リモコン100から送信されてきた制御信号を受信し、受信した制御信号に基づいて情報を処理する装置である。例えば、情報処理装置200は、映像を表示(投影)する映像表示(投影)装置であっても良いし、その他の電子機器であっても良い。また、情報処理装置200には、特定のID番号を送信してきたリモコンの制御信号のみを有効とするモード(以下、設定状態モードと称する)と、ID番号に関わらずリモコンの制御信号を有効とするモード(以下、無設定状態モードと称する)との2つの動作モードが設定可能である。この動作モードは、情報処理装置200の外部からの利用者の操作に基づいて設定される。
図2は、図1に示したリモコン100の内部構成の一例を示す図である。
図1に示したリモコン100には図2に示すように、入力部101と、制御部102(第1の制御部)と、送信部103と、記憶部104(第1の記憶部)とが設けられている。
入力部101は、利用者が行う操作(例えば、上下左右、電源オン/オフなどのボタンキーの押下等)に基づいて、所定の情報を入力する。また、入力部101は、その操作に基づいて入力された情報を制御部102へ出力する。
制御部102は、入力部101に入力された情報を解析し、その結果に基づいて、情報処理装置200を制御するための制御信号を情報処理装置200へ送信するように送信部103へ指示する。また、制御部102は、入力部101に入力された情報が、ID番号(第1の識別情報:リモコン100に設定される識別情報)である場合、当該ID番号を記憶部104に設定する(記憶させる)。また、制御部102は、送信部103へ制御信号の送信の指示を行うとき、記憶部104に設定されているID番号を読み出して、制御信号とともに情報処理装置200へ送信するように指示する。
送信部103は、制御部102からの指示に基づいて、制御信号および制御部102が記憶部104から読み出したID番号を情報処理装置200へ送信する。なお、この制御信号およびID番号の送信には、赤外線または電波が用いられるものであっても良い。
図3は、図2に示した送信部103から送信されるリモコン信号の構造の一例を示す図である。
図2に示した送信部103から送信されるリモコン信号は図3に示すように、ID番号と制御信号(操作コード)とから構成される。
図4は、図1に示した情報処理装置200の内部構成の一例を示す図である。ここでは、情報処理装置200が映像を投影する映像投影装置(例えば、プロジェクタ)である場合を例に挙げて示す。
図1に示した情報処理装置200には図4に示すように、受信部201と、解析部202と、比較部203と、記憶部204(第2の記憶部)と、動作制御部205と、投影部206とが設けられている。なお、比較部203と動作制御部205とから制御部(第2の制御部)を構成する。
受信部201は、リモコン100から送信されてきたリモコン信号を受信する。
解析部202は、受信部201が受信したリモコン信号を解析する。具体的には、解析部202は、受信部201が受信したリモコン信号から、制御信号およびID番号を識別し、受信部201が受信したリモコン信号を制御信号とID番号とに分離する。また、解析部202は、分離した制御信号およびID番号を比較部203へ出力する。
比較部203は、情報処理装置200が無設定状態モードで動作している状態で、解析部202からID番号が出力されてきた際、記憶部204にID番号(第2の識別情報:解析部202から出力されてきたID番号とは限らない番号)がすでに記憶されているかどうかを判定する。そして、比較部203は、記憶部204にID番号が記憶されていないと判定した場合、解析部202から出力されてきたID番号を記憶部204に記憶させる。そして、比較部203は、解析部202から出力されてきたID番号を記憶部204に記憶させた場合、その旨を動作制御部205へ通知する。一方、比較部203は、記憶部204にID番号がすでに記憶されていると判定した場合、解析部202から出力されてきたID番号と記憶部204にすでに記憶されているID番号とを比較する。
また、比較部203は、情報処理装置200が設定状態モードで動作している状態で、解析部202からID番号が出力されてきた場合、解析部202から出力されてきたID番号と記憶部204にすでに記憶されているID番号とを比較する。
また、比較部203は、比較の結果を動作制御部205へ通知する。また、比較部203は、解析部202から出力されてきた制御信号を動作制御部205へ出力する。
記憶部204は、ID番号を含む情報を記憶する記憶媒体である。なお、情報処理装置200が設定状態モードで動作している状態では、記憶部204にはID番号があらかじめ記憶されている。
動作制御部205は、情報処理装置200が無設定状態モードで動作している状態で、比較部203からID番号を記憶部204に記憶させた旨が通知された場合、比較部203から出力されてきた制御信号に基づいた制御を行う。
また、動作制御部205は、比較部203から通知された比較の結果が、情報処理装置200が受信したID番号と記憶部204に記憶されているID番号とが一致するものである場合、比較部203から出力されてきた制御信号に基づいた制御を行う。一方、動作制御部205は、比較部203から通知された比較の結果が、情報処理装置200が受信したID番号と記憶部204に記憶されているID番号とが異なるものである場合は、比較部203から出力されてきた制御信号に基づく制御を行わない。
また、動作制御部205は、情報処理装置200が無設定状態モードで動作している場合、記憶部204に記憶されているID番号を所定のタイミングで消去する。この消去のタイミングについては、後述する。
投影部206は、動作制御部205の制御に基づいて、映像を投影する。また、投影部206は、映像を表示するものであっても良い。
また、比較部203は、記憶部204にID番号が記憶されていないと判定した場合、解析部202から出力されてきたID番号を記憶部204に記憶させる処理を比較部203ではなく、動作制御部205が行っても良い。この場合、比較部203は、解析部202から出力されてきたID番号を記憶部204に記憶させずに動作制御部205へ出力し、動作制御部205は、比較部203から出力されてきたID番号を記憶部204に記憶させる(書き込む)。
以下に、図4に示した情報処理装置200の制御方法について説明する。ここでは、主として、情報処理装置200の動作モードに無設定状態モードが設定されている場合の制御方法を説明する。なお、情報処理装置200の動作モードに設定状態モードが設定されている場合の制御方法については、一般的なものと同じである。
図5は、図4に示した情報処理装置200の制御方法の一例を説明するためのフローチャートである。
まず、ステップ1にて、リモコン100から送信されたリモコン信号を受信部201が受信すると、解析部202が当該リモコン信号を解析する。また、ステップ2にて、比較部203は、記憶部204にすでにID番号が記憶されているかどうかを判定する。
記憶部204にすでにID番号が記憶されている場合、ステップ3にて、比較部203は、解析部202が解析したリモコン信号に含まれるID番号と記憶部204に記憶されているID番号とを比較する。比較の結果、解析部202が解析したリモコン信号に含まれるID番号と記憶部204に記憶されているID番号とが一致した場合、ステップ4にて、動作制御部205は、解析部202が解析したリモコン信号に含まれる制御信号に基づいた制御を行う。
一方、ステップ2にて、記憶部204にID番号が記憶されていない場合は、ステップ5にて、比較部203は、解析部202が解析したリモコン信号に含まれるID番号を記憶部204に書き込んで記憶させる。その後、ステップ4の処理が行われる。
なお、設定状態モードが設定されている場合は、記憶部204にはID番号があらかじめ設定されているため、ステップ2の処理は行わず、ステップ3の処理が行われる。
動作制御部205が制御を行った後、電源切断の指示があったかどうかをステップ6にて動作制御部205が判定する。この電源切断の指示は、例えば、情報処理装置200に設けられた電源スイッチの利用者の操作によるものや、リモコン100からの情報処理装置200の電源の切断を要求する制御信号の送信によるものが考えられるが、これらに限定しない。
一方、ステップ1にて、リモコン100からリモコン信号を受信部201が受信していない場合や、ステップ3にて、解析部202が解析したリモコン信号に含まれるID番号と記憶部204に記憶されているID番号とが一致しない場合は、動作制御部205は制御信号に基づいた制御は行わず、ステップ6の処理が行われる。
電源切断の指示があった場合、ステップ7にて、動作制御部205は、記憶部204に記憶されているID番号を消去する。そして、ステップ8にて、動作制御部205は、情報処理装置200の電源を切断する。
一方、ステップ6にて、電源切断の指示がない場合は、ステップ1の処理が行われる。
なお、設定状態モードが設定されている場合は、記憶部204に記憶されているID番号を更新する必要はないため、ステップ6にて電源切断の指示があった場合、ステップ7の処理は行わず、ステップ8の処理が行われる。
記憶部204が揮発性の記憶媒体である場合、ステップ7の処理を省略することができる。
また、記憶部204に記憶されているID番号を消去するタイミングとして、あらかじめ設定された時間を用いるものであっても良い。
図6は、他の形態で用いる情報処理装置の内部構成の一例を示す図である。
図6に示した情報処理装置210は、図1に示した情報処理システムにおいて、情報処理装置200に代わって用いることができる。
図6に示すように、情報処理装置210には、図4に示した構成のうち動作制御部205に代えて動作制御部207が設けられている。さらに、動作制御部207には、タイマ208が設けられている。なお、比較部203と動作制御部207とから制御部を構成する。
動作制御部207は、比較部203がID番号を記憶部204に記憶させた(書き込んだ)ときにタイマ208を起動する。また、動作制御部207は、受信されたリモコン信号のID番号が記憶部204に記憶されたID番号と一致したときに、タイマ208をリセットする。また、タイマ208が計測している時間が、あらかじめ設定された時間である記憶時間を経過したとき、動作制御部207は、記憶部204が記憶しているID番号を消去する。動作制御部207のその他の機能は、動作制御部205が具備する機能と同じである。
また、この記憶時間は、リモコン100から設定できるものであっても良い。例えば、利用者がリモコン100を操作して、記憶時間を示す時間情報を情報処理装置210へ送信する。そして、リモコン100から送信されてきた時間情報を情報処理装置210が受信すると、受信した時間情報が示す記憶時間を動作制御部207が保持して使用するものであっても良い。
以下に、図6に示した情報処理装置210の制御方法について説明する。ここでは、主として、情報処理装置210の動作モードに無設定状態モードが設定されている場合の制御方法を説明する。なお、情報処理装置210の動作モードに設定状態モードが設定されている場合の制御方法については、一般的なものと同じである。
図7は、図6に示した情報処理装置210の制御方法の一例を説明するためのフローチャートである。
まず、ステップ11にて、リモコン100から送信されたリモコン信号を受信部201が受信すると、解析部202が当該リモコン信号を解析する。また、ステップ12にて、比較部203は、記憶部204にすでにID番号が記憶されているかどうかを判定する。
記憶部204にすでにID番号が記憶されている場合、ステップ13にて、比較部203は、解析部202が解析したリモコン信号に含まれるID番号と記憶部204に記憶されているID番号とを比較する。比較の結果、解析部202が解析したリモコン信号に含まれるID番号と記憶部204に記憶されているID番号とが一致した場合、ステップ14にて、動作制御部207は、タイマ208を起動して時間の計測を開始させる。また、既にタイマ208での時間の計測が行われている場合は、動作制御部207は、タイマ208をリセットして計測を再度開始させる。
一方、ステップ12にて、記憶部204にID番号が記憶されていない場合は、ステップ15にて、比較部203は、解析部202が解析したリモコン信号に含まれるID番号を記憶部204に書き込んで記憶させる。その後、ステップ14の処理が行われる。
なお、設定状態モードが設定されている場合は、記憶部204にはID番号があらかじめ設定されているため、ステップ12の処理は行わず、ステップ13の処理が行われる。
ステップ14の処理が行われた後、ステップ16にて、動作制御部207は、解析部202が解析したリモコン信号に含まれる制御信号に基づいた制御を行う。
動作制御部207が制御信号に基づいた制御を行った後、ステップ17にて、電源切断の指示があった場合、ステップ18にて、動作制御部207は、記憶部204に記憶されているID番号を消去する。そして、ステップ19にて、動作制御部207は、情報処理装置210の電源を切断する。
一方、ステップ17にて、電源切断の指示がない場合は、ステップ20にて、動作制御部207は、タイマ208が計測している時間が、所定の時間である記憶時間を経過したかどうか、つまり、記憶時間に対してタイムアウトしたかどうかを判定する。この「所定の時間」は、装置ごとにあらかじめ設定されているものであっても良いし、リモコン100から指示されたものであっても良いし、利用者の操作でメニューから任意に選択されるものであっても良い。
一方、ステップ11にて、リモコン100からリモコン信号を受信部201が受信していない場合や、ステップ13にて、解析部202が解析した信号に含まれるID番号と記憶部204に記憶されているID番号とが一致しない場合は、動作制御部207は制御信号に基づいた制御は行わず、ステップ17の処理が行われる。
タイムアウトした場合、ステップ21にて、動作制御部207は、記憶部204に記憶されているID番号を消去する。
一方、ステップ20にて、タイムアウトしていない場合は、ステップ11の処理が行われる。
なお、設定状態モードが設定されている場合は、記憶部204に記憶されているID番号を更新する必要はないため、ステップ20,21の処理は行われない。
また、上述した動作においては、比較部203は、解析部202が解析したリモコン信号に含まれるID番号と記憶部204に記憶されているID番号とを比較し、その結果と制御信号とを動作制御部205,207へ出力し、その結果に基づいて、動作制御部205,207が、制御信号に基づいた制御を行うか、行わない(制御信号を無効にする)かの処理を行う。一方、比較部203が、当該比較を行い、その結果に基づいて、制御信号を動作制御部205,207へ出力するか、出力しないかの処理を行うものであっても良い。つまり、比較部203は、比較の結果、解析部202が解析したリモコン信号に含まれるID番号と記憶部204に記憶されているID番号とが一致した場合、制御信号を動作制御部205,207へ出力し、そうでない場合は、制御信号を出力しないものであっても良い。
また、比較部203はリモコン100から受信した制御信号(操作コード)が情報処理装置200,210の状態によって有効であるか無効であるかを判定しても良い。例えば、電源が切断されている状態で電源投入を指示する操作コードは有効であるが、電源切断を指示する操作コードは無効であると判定する。リモコン100から受信した制御信号(操作コード)が無効な操作コードであると判定された場合は、リモコン信号を受信していないと判定しても良い。つまり、図5のステップ1、図7のステップ11において、判定を「No」として、処理する。このようにすることで、最初に有効な制御信号(操作コード)を受信したリモコン100のID番号を設定することができるため、リモコンの操作ミスや異なる制御コードをもつ他の機種のリモコンの操作、等による誤送信による設定を防止することができる。
また、上記の実施の形態では、リモコン100のID番号は、入力部101に入力された情報に基づいて設定され、記憶部104に記憶されたが、当該ID番号は、入力部101に入力された情報に基づいて設定される代わりに、複数の状態を示す1つまたは複数のスイッチをリモコン100に設け、当該スイッチの状態に基づいて設定されても良い。この場合、制御部102は、記憶部104に記憶されたID番号を読み出す代わりに、当該スイッチの状態を検出してID番号を認識し、認識したID番号を制御信号とともに情報処理装置200へ送信するように送信部103へ指示する。また、情報処理装置200のID番号は、設定状態モードが設定されている場合は、リモコン100と同様に、情報処理装置200に設けられたスイッチの状態に基づいて設定され、スイッチで設定されたID番号に基づいて処理が行われても良い。ただし、無設定状態モードが設定されている場合は、記憶部204に記憶されるID番号およびID番号の状態(記憶されているかどうかの状態)に基づいて処理が行われる。
このように、情報処理装置が無設定状態モードで動作している場合であっても、一時的に、あるID番号のリモコンの操作のみを有効とすることで、当該情報処理装置を操作している利用者の意図しない動作を防止することができる。
また、情報処理装置のID番号をリモコンに合わせて設定する必要がなく、リモコンのID番号を設定するだけで、例えば、電源を投入して切断するまでの間、当該情報処理装置を操作している利用者の意図しない動作を防止することができる。
また、ID番号が設定された後、他のリモコンを用いて同じ装置を制御したい場合(例えば、他の利用者が同じ装置を操作するために、他のリモコンを用いる場合)、ID番号を有効にする時間を設定する、つまり、設定されているID番号を所定のタイミングで消去することで、その後は、他のリモコンのみを用いて当該装置を制御することができる。例えば、会議などで装置の入力端子Aに利用者AのPC(Personal Computer)が接続されており、入力端子Bに利用者BのPCが接続されており、自分の発表時に自分で装置を制御したい、例えば、入力端子を切り替えたいとき、異なるIDが設定されているリモコンを一時的に使用したい場合などに、そのリモコンを用いて装置の制御が可能となる。
また、装置を管理している部署に複数のリモコンが無造作に管理されていて、その中から無作為に選んだリモコンを用いる場合、例えば、当該リモコンのID番号が不明である場合、操作の容易性や、簡易性等を考慮すると、装置は無設定状態モードで動作させることが望ましい。このような場合であっても、利用者の意図しない動作を防止することができる。
また、上述したような広い室内を仕切りなどで区切った2つの会議室それぞれで使用されていたリモコンが、同じ室内のためにいつのまにか入れ替わってしまった場合、設定状態モードで動作しているために、各装置がリモコンに応じた動作を行わず、すぐに会議が開始できないことがあるという不都合を解消することができる。
以上、実施の形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施の形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
上記の実施の形態の一部または全部は、以下の付記のようにも記載され得るが、以下には限られない。
(付記1)識別情報を記憶する記憶部と、
リモコン装置から第1の識別情報が送信されてきた際、前記記憶部に前記識別情報が記憶されているか否かを判定し、前記記憶部に前記識別情報が記憶されていない場合には、前記第1の識別情報を前記記憶部に記憶させる制御部とを有する情報処理装置。
(付記2)前記制御部は、前記記憶部に前記識別情報が記憶されている場合、前記第1の識別情報と前記記憶部に記憶されている識別情報とを比較し、該比較の結果、前記第1の識別情報と前記記憶部に記憶されている識別情報とが異なることが確認された場合、該第1の識別情報とともに送信されてきた前記制御信号に基づく制御を行わないことを特徴とする、付記1に記載の情報処理装置。
(付記3)前記制御部は、前記記憶部に前記識別情報が記憶されてなくて前記第1の識別情報を前記記憶部に記憶させた場合、または、前記比較の結果、前記第1の識別情報と前記記憶部に記憶されている識別情報とが一致することが確認された場合、該第1の識別情報とともに送信されてきた前記制御信号に基づいた制御を当該情報処理装置に行うことを特徴とする、付記2に記載の情報処理装置。
(付記4)前記制御部は、前記記憶部に前記第1の識別情報を記憶させてから、または、前記比較の結果、前記第1の識別情報と前記記憶部に記憶されている識別情報とが一致することが確認されてから、所定の記憶時間が経過すると、前記第1の識別情報または前記第1の識別情報と一致することが確認された識別情報を前記記憶部から消去することを特徴とする、付記2または付記3に記載の情報処理装置。
(付記5)前記制御部は、前記記憶部に前記第1の識別情報を記憶させてから、または、前記比較の結果、前記第1の識別情報と前記記憶部に記憶されている識別情報とが一致することが確認されてから、前記リモコン装置から送信されてきた時間情報が示す前記記憶時間が経過すると、前記第1の識別情報または前記第1の識別情報と一致することが確認された識別情報を前記記憶部から消去することを特徴とする、付記2または付記3に記載の情報処理装置。
(付記6)前記制御部は、当該情報処理装置の電源を切断する際、前記識別情報を前記記憶部から消去してから、当該情報処理装置の電源を切断することを特徴とする、付記1から5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(付記7)当該情報処理装置は、映像を表示する映像表示装置であることを特徴とする、付記1から6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(付記8)情報を処理する情報処理装置と、前記情報処理装置を制御するための制御信号を前記情報処理装置へ送信するリモコン装置とを有する情報処理システムにおいて、
前記リモコン装置は、
前記制御信号を送信する際、当該リモコン装置に設定されている第1の識別情報を送信する送信部を有し、
前記情報処理装置は、
識別情報を記憶する記憶部と、
前記リモコン装置から前記第1の識別情報が送信されてきた際、前記記憶部に前記識別情報が記憶されているか否かを判定し、前記記憶部に前記識別情報が記憶されていない場合には、前記第1の識別情報を前記記憶部に記憶させる制御部とを有する情報処理システム。
(付記9)情報処理装置の制御方法であって、
リモコン装置から第1の識別情報が送信されてきた際、前記情報処理装置が具備する記憶部に識別情報が記憶されているか否かを判定する処理と、
前記記憶部に前記識別情報が記憶されていない場合には、前記第1の識別情報を前記記憶部に記憶させる処理とを行う制御方法。
100 リモコン
101 入力部
102 制御部
103 送信部
104,204 記憶部
200,210 情報処理装置
201 受信部
202 解析部
203 比較部
205,207 動作制御部
206 投影部
208 タイマ

Claims (9)

  1. 識別情報を記憶する記憶部と、
    リモコン装置から第1の識別情報が送信されてきた際、前記記憶部に前記識別情報が記憶されているか否かを判定し、前記記憶部に前記識別情報が記憶されていない場合には、前記第1の識別情報を前記記憶部に記憶させる制御部とを有する情報処理装置。
  2. 請求項1に記載の情報処理装置において、
    前記制御部は、前記記憶部に前記識別情報が記憶されている場合、前記第1の識別情報と前記記憶部に記憶されている識別情報とを比較し、該比較の結果、前記第1の識別情報と前記記憶部に記憶されている識別情報とが異なることが確認された場合、該第1の識別情報とともに前記リモコン装置から送信されてきた制御信号に基づく制御を行わないことを特徴とする情報処理装置。
  3. 請求項2に記載の情報処理装置において、
    前記制御部は、前記記憶部に前記識別情報が記憶されてなくて前記第1の識別情報を前記記憶部に記憶させた場合、または、前記比較の結果、前記第1の識別情報と前記記憶部に記憶されている識別情報とが一致することが確認された場合、該第1の識別情報とともに送信されてきた前記制御信号に基づいた制御を当該情報処理装置に行うことを特徴とする情報処理装置。
  4. 請求項2または請求項3に記載の情報処理装置において、
    前記制御部は、前記記憶部に前記第1の識別情報を記憶させてから、または、前記比較の結果、前記第1の識別情報と前記記憶部に記憶されている識別情報とが一致することが確認されてから、所定の記憶時間が経過すると、前記第1の識別情報または前記第1の識別情報と一致することが確認された識別情報を前記記憶部から消去することを特徴とする情報処理装置。
  5. 請求項2または請求項3に記載の情報処理装置において、
    前記制御部は、前記記憶部に前記第1の識別情報を記憶させてから、または、前記比較の結果、前記第1の識別情報と前記記憶部に記憶されている識別情報とが一致することが確認されてから、前記リモコン装置から送信されてきた時間情報が示す前記記憶時間が経過すると、前記第1の識別情報または前記第1の識別情報と一致することが確認された識別情報を前記記憶部から消去することを特徴とする情報処理装置。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載の情報処理装置において、
    前記制御部は、当該情報処理装置の電源を切断する際、前記識別情報を前記記憶部から消去してから、当該情報処理装置の電源を切断することを特徴とする情報処理装置。
  7. 請求項1から6のいずれか1項に記載の情報処理装置において、
    当該情報処理装置は、映像を表示する映像表示装置であることを特徴とする情報処理装置。
  8. 情報を処理する情報処理装置と、前記情報処理装置を制御するための制御信号を前記情報処理装置へ送信するリモコン装置とを有する情報処理システムにおいて、
    前記リモコン装置は、
    前記制御信号を送信する際、当該リモコン装置に設定されている第1の識別情報を送信する送信部を有し、
    前記情報処理装置は、
    識別情報を記憶する記憶部と、
    前記リモコン装置から前記第1の識別情報が送信されてきた際、前記記憶部に前記識別情報が記憶されているか否かを判定し、前記記憶部に前記識別情報が記憶されていない場合には、前記第1の識別情報を前記記憶部に記憶させる制御部とを有する情報処理システム。
  9. 情報処理装置の制御方法であって、
    リモコン装置から第1の識別情報が送信されてきた際、前記情報処理装置が具備する記憶部に識別情報が記憶されているか否かを判定する処理と、
    前記記憶部に前記識別情報が記憶されていない場合には、前記第1の識別情報を前記記憶部に記憶させる処理とを行う制御方法。
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