JP2015032863A - 着信方法選択方法、着信方法選択装置及び着信方法選択プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】着信者の現在状態に適した着信処理を簡便に実現すること。【解決手段】着信方法選択要求部13により、1つ以上の着信方法識別情報を着信側の電話端末に送信して着信側のユーザに選択させ、呼接続要求送信部14により、着信側の電話端末で選択された着信方法識別情報の着信方法に基づきINVITE信号を転送する。【選択図】図1
Description
本発明は、IP電話システムにおける電話サービスの技術に関する。
電話に応答できない場合に対応するサービスとして、留守番電話サービスや転送サービスがある。電車等への乗車前や会議の開始前にサービスの利用を予め設定することにより、以降の着信を設定済の転送先に転送することが可能となる。
また、着信者が現在応答可能か否かを把握させる手段として、チャットシステム等でのプレゼンス状態確認機能がある(非特許文献1,2)。退社前に在席状態をオフラインに変更することにより、ユーザの現在状態を相手に伝えることが可能となる。
"A Presence Event Package for the Session Initiation Protocol (SIP)"、RFC3856、[online]、[平成25年7月24日検索]、<URL: http://www.ietf.org/rfc/rfc3856.txt>
"Session Initiation Protocol (SIP)-Specific Event Notification"、RFC3265、[online]、[平成25年7月24日検索]、<URL: http://www.ietf.org/rfc/rfc3265.txt>
しかしながら、いずれも事前に設定しておく必要があるため、リアルタイムで状態が変化する着信者の要望に応じた着信処理に対応できないという課題があった。前述の場合、サービスの利用を事前に設定しなければ留守番電話サービス等を利用できず、プレゼンスの状態を初期設定から変更しなければ相手に誤ったユーザ状態を伝えてしまう。
このような課題に対し、サービス利用の設定やプレゼンス状態の変更を着信者の状態が変わる度に随時行うことも考えられる。しかし、通勤時や会議中の場合には、電車の乗り換え時間やホームでの待ち時間、会議の隙間等の短時間で頻繁に設定や変更する必要があり、ユーザに対して設定上の手間に関し過度の負担を強いてしまい、現実的には困難である。
本発明は、上記事情を鑑みてなされたものであり、着信者の現在状態に適した着信処理を簡便に実現することを目的とする。
請求項1に記載の着信方法選択方法は、コンピュータにより、着信方法を識別する着信方法識別情報を着信方法識別情報記憶手段に記憶しておく着信方法識別情報記憶ステップと、呼の接続を要求する呼接続要求を受信した場合、前記着信方法識別情報記憶手段から少なくとも1つ以上の着信方法識別情報を読み出して、着信側の電話端末に送信して着信側のユーザに選択させる着信方法選択要求ステップと、前記着信側の電話端末で選択された着信方法識別情報の着信方法に基づき前記呼接続要求を転送する呼接続要求送信ステップと、を有することを要旨とする。
請求項2に記載の着信方法選択装置は、着信方法を識別する着信方法識別情報を記憶しておく着信方法識別情報記憶手段と、呼の接続を要求する呼接続要求を受信した場合、前記着信方法識別情報記憶手段から少なくとも1つ以上の着信方法識別情報を読み出して、着信側の電話端末に送信して着信側のユーザに選択させる着信方法選択要求手段と、前記着信側の電話端末で選択された着信方法識別情報の着信方法に基づき前記呼接続要求を転送する呼接続要求送信手段と、を有することを要旨とする。
請求項3に記載の着信方法選択プログラムは、コンピュータに、着信方法を識別する着信方法識別情報を着信方法識別情報記憶手段に記憶しておく着信方法識別情報記憶処理と、呼の接続を要求する呼接続要求を受信した場合、前記着信方法識別情報記憶手段から少なくとも1つ以上の着信方法識別情報を読み出して、着信側の電話端末に送信して着信側のユーザに選択させる着信方法選択要求処理と、前記着信側の電話端末で選択された着信方法識別情報の着信方法に基づき前記呼接続要求を転送する呼接続要求送信処理と、を実行させることを要旨とする。
以上より、本発明によれば、1つ以上の着信方法識別情報を着信側の電話端末に送信して着信側のユーザに選択させ、選択された着信方法識別情報の着信方法に基づき呼接続要求を転送するため、着信者の現在状態に適した着信処理を簡便に実現できる。
本発明によれば、着信者の現在状態に適した着信処理を簡便に実現できる。
本発明は、事前に設定等が必要なサービス利用やプレゼンス状態を用いることなく、着信時に着信側のユーザに対して着信方法を選択させることにより、着信者の現在状態に適した着信処理を簡便に実現するようにしている。
以下、本発明を実施する一実施の形態について図面を用いて説明する。
図1は、本実施の形態に係る着信方法選択装置1の機能ブロック構成を示す図である。この着信方法選択装置1は、既存のSIPサーバ上で動作する装置であり、呼接続要求受信部11と、契約有無判定部12と、着信方法選択要求部13と、呼接続要求送信部14と、契約情報DB15と、着信方法識別情報DB16とを備えて構成される。以下、各部について説明する。
呼接続要求受信部11は、発信側の電話端末から送信された、呼の接続を要求する呼接続要求(以下、INVITE信号)を受信する機能部である。
契約有無判定部12は、INVITE信号に含まれる着信側の電話端末の電話番号を契約情報DB15から検索し、その検索結果に基づいて本着信方法選択サービスの契約電話端末であるか否かを判定する機能部である。
着信方法選択要求部13は、INVITE信号を受信した時に、少なくとも1つ以上の着信方法識別情報を着信方法識別情報DB16から読み出して、着信側の電話端末に送信して着信側のユーザに選択させる機能部である。
呼接続要求送信部14は、着信側の電話端末で選択された着信方法識別情報の着信方法に基づき受信中のINVITE信号を転送する機能部である。この機能を呼接続要求受信部11に含めて1つの呼処理部として実現してもよい。
契約情報DB15は、着信方法選択装置1で提供する本着信方法選択サービスを契約している電話端末の電話番号を記憶しておく記憶部である。
着信方法識別情報DB16は、着信方法を識別する着信方法識別情報を記憶しておく機能部である。着信方法識別情報とは、例えば、「留守番電話」、「留守番電話サービス」、「留守番電話サービスへの接続」等であり、着信先を識別する名称以外に、着信先で提供されているサービス名や着信先への接続表現を含む情報等である。
続いて、着信方法選択装置1で行う着信方法選択方法について説明する。図2は、着信方法選択方法の処理フローを示す図である。
まず、呼接続要求受信部11により、発信側の電話端末からIP電話網を介してSIPサーバに送信されたINVITE信号が受信される(ステップS101)。
次に、契約有無判定部12により、受信したINVITE信号内で指定された着信側の電話端末の電話番号が契約情報DB15に記憶されているか否かが検索され、記憶されている場合、その着信側の電話端末は本着信方法選択サービスの契約電話端末と決定され、記憶されていない場合、未契約電話端末と決定される(ステップS102)。
次に、着信側の電話端末が契約電話端末の場合、着信方法選択要求部13により、例えば、「留守番電話」、「転送」、「メール」、「ガイダンス」といった4つの着信方法の識別情報が着信方法識別情報DB16から取得され、INVITE信号を用いて着信側の電話端末に送信される(ステップS103)。
このとき、着信側の電話端末では、図3に示すような着信方法選択画面が表示される。(1)留守番電話サービス、(2)転送サービス、(3)メールサービス、(4)ガイダンスサービス、のうちいずれかの着信方法を画面上で選択可能となる。そして、着信側のユーザにより任意の着信方法が選択されると、その着信方法での着信処理情報が設定されたNOTIFY信号が返信される。
なお、着信処理情報とは、留守番電話サービスを示す“absense”、転送サービスを示す“move”、メールサービスを示す“mail”、ガイダンスサービスを示す“guidance”である。
また、(2)の選択方法が選択された場合には、転送先の電話番号を指定するための入力画面に遷移し、入力された電話番号は“move”の着信処理情報と共にNOTIFY信号内に設定される。
次に、着信方法選択要求部13により、着信側の電話端末から返信されたNOTIFY信号が受信され、そのNOTIFY信号内に設定された着信処理情報が前述の(1)〜(4)に該当するか、又は、NOTIFY信号を応答時間内に受信しないかが判定される(ステップS104)。
最後に、着信処理情報が(1)〜(4)に該当する場合、呼接続要求送信部14により、その着信処理情報を処理するサーバ又は指定された転送先の電話番号に対して、ステップS101で受信したINVITE信号が転送される(ステップS105)。
すなわち、(1)が選択された場合(NOTIFY信号に“absense”が設定されている場合)、留守番電話サービスを提供するサーバに接続され、呼接続が確立された後に発信側のユーザの音声が録音される。このときの処理シーケンスを図4に示す。
同様に、(2)が選択された場合(“move”が設定された場合)、指定入力された電話番号の電話端末等に転送される。また、(3)が選択された場合(“mail”が設定された場合)、音声認識用のメールサーバに接続され、発信側のユーザの音声がテキスト化される。また、(4)が選択された場合(“guidance”が設定された場合)、ガイダンスサーバに接続される。これらの場合の夫々の処理シーケンスを図5〜図7に示す。なお、図5の“move”の後に付された「XXX」は、指定入力された電話番号を意味する。
なお、ステップS102で着信側の電話端末が未契約電話端末の場合、又は、ステップS104でNOTIFY信号を一定の応答時間内に受信しない場合には、通常通り着信処理が実行される(ステップS106)。これらの場合の夫々の処理シーケンスを図8の(a),(b)に示す。
以上より、本実施の形態によれば、1つ以上の着信方法識別情報を着信側の電話端末に送信して着信側のユーザに選択させ、選択された着信方法識別情報の着信方法に基づきINVITE信号を転送するので、着信者の現在状態に適した着信処理を簡便に実現でき、着信者の要求する着信処理をリアルタイムに反映できる。
最後に、本実施の形態で説明した着信方法選択装置1は、メモリやCPUを備えたコンピュータにより実現できる。また、本着信方法選択装置1の各動作をプログラムとして構築し、コンピュータにインストールして実行させることや、通信ネットワークを介して流通させることも可能である。
1…着信方法選択装置
11…呼接続要求受信部
12…契約有無判定部
13…着信方法選択要求部(着信方法選択要求手段)
14…呼接続要求送信部(呼接続要求送信手段)
15…契約情報DB
16…着信方法識別情報DB(着信先識別情報記憶手段)
S101〜S106…ステップ
11…呼接続要求受信部
12…契約有無判定部
13…着信方法選択要求部(着信方法選択要求手段)
14…呼接続要求送信部(呼接続要求送信手段)
15…契約情報DB
16…着信方法識別情報DB(着信先識別情報記憶手段)
S101〜S106…ステップ
Claims (3)
- コンピュータにより、
着信方法を識別する着信方法識別情報を着信方法識別情報記憶手段に記憶しておく着信方法識別情報記憶ステップと、
呼の接続を要求する呼接続要求を受信した場合、前記着信方法識別情報記憶手段から少なくとも1つ以上の着信方法識別情報を読み出して、着信側の電話端末に送信して着信側のユーザに選択させる着信方法選択要求ステップと、
前記着信側の電話端末で選択された着信方法識別情報の着信方法に基づき前記呼接続要求を転送する呼接続要求送信ステップと、
を有することを特徴とする着信方法選択方法。 - 着信方法を識別する着信方法識別情報を記憶しておく着信方法識別情報記憶手段と、
呼の接続を要求する呼接続要求を受信した場合、前記着信方法識別情報記憶手段から少なくとも1つ以上の着信方法識別情報を読み出して、着信側の電話端末に送信して着信側のユーザに選択させる着信方法選択要求手段と、
前記着信側の電話端末で選択された着信方法識別情報の着信方法に基づき前記呼接続要求を転送する呼接続要求送信手段と、
を有することを特徴とする着信方法選択装置。 - コンピュータに、
着信方法を識別する着信方法識別情報を着信方法識別情報記憶手段に記憶しておく着信方法識別情報記憶処理と、
呼の接続を要求する呼接続要求を受信した場合、前記着信方法識別情報記憶手段から少なくとも1つ以上の着信方法識別情報を読み出して、着信側の電話端末に送信して着信側のユーザに選択させる着信方法選択要求処理と、
前記着信側の電話端末で選択された着信方法識別情報の着信方法に基づき前記呼接続要求を転送する呼接続要求送信処理と、
を実行させることを特徴とする着信方法選択プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013158868A JP2015032863A (ja) | 2013-07-31 | 2013-07-31 | 着信方法選択方法、着信方法選択装置及び着信方法選択プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2013158868A JP2015032863A (ja) | 2013-07-31 | 2013-07-31 | 着信方法選択方法、着信方法選択装置及び着信方法選択プログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2015032863A true JP2015032863A (ja) | 2015-02-16 |
Family
ID=52517886
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2013158868A Pending JP2015032863A (ja) | 2013-07-31 | 2013-07-31 | 着信方法選択方法、着信方法選択装置及び着信方法選択プログラム |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2015032863A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20100080363A1 (en) * | 2008-09-30 | 2010-04-01 | Embarq Holding Company, Llc | System, method and apparatus for acknowledging an incoming phone call |
-
2013
- 2013-07-31 JP JP2013158868A patent/JP2015032863A/ja active Pending
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