JP2011244315A - 通信システムおよびその動作方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】着信端末を相手に指定した信号が発信端末から送信され着信された場合において、この着信端末を相手にした着信があったことを着信端末に通知する。
【解決手段】SIPアプリケーションサーバ3は、メディアサーバ5に対し、着信通知ガイダンスの送出を指示する(S7)。SIPアプリケーションサーバ3は、信号INFO(着信通知ガイダンスの送出指示)をメディアサーバ5に送信し、メディアサーバ5は、信号200OK、信号INFO(着信通知ガイダンスの送出開始)をSIPアプリケーションサーバ3に送信し、SIPアプリケーションサーバ3は、信号200OKをメディアサーバ5に送信し、メディアサーバ5は、着信通知ガイダンスを着信端末に送信する。着信端末は、この着信通知ガイダンスを音声や画面表示などで再生する。
【選択図】図4

Description

本発明は、着信端末を相手に指定した信号が発信端末から送信され着信された場合において、この着信端末を相手にした着信があったことを着信端末に通知できる通信システムおよびその動作方法に関するものである。
近年においては、着信端末が応答しない場合などにおいては、発信端末からのメッセージを録音し、その旨をメールで通知するサービスがある(非特許文献1を参照)。
"着信お知らせメール"、[online]、東日本電信電話株式会社、[平成22年4月28日検索]、インターネット<URL:http://flets.com/hikaridenwa/service/mail.html>
しかしながら、メールの場合はリアルタイム性に欠け、確認漏れにより放置される場合があり、仕事等、確実に要件を通知したい場合には利便性に欠ける。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、着信端末を相手に指定した信号が発信端末から送信され着信された場合において、この着信端末を相手にした着信があったことを着信端末に通知できる通信システムおよびその動作方法を提供することにある。
上記の課題を解決するために、第1の本発明に係る通信システムの動作方法は、複数の通信端末の任意の2通信端末間を通信路で接続する呼処理システムおよび該呼処理システムとともに使用されるメディアサーバを含む通信システムの動作方法であって、前記呼処理システムが、前記一方の通信端末である着信端末を相手に指定した信号を前記他方の通信端末である発信端末から着信する着信ステップと、前記呼処理システムが、前記着信端末に着信信号を送信する着信端末呼出ステップと、前記呼処理システムの指示により前記メディアサーバが、前記着信信号に対して応答信号を送信した前記着信端末に対し、前記着信端末を相手に指定した信号の着信があったことを通知する着信通知ステップとを有することを特徴とする。
第2の本発明に係る通信システムの動作方法は、複数の通信端末の任意の2通信端末間を通信路で接続する呼処理システムおよび該呼処理システムとともに使用されるメディアサーバを含む通信システムの動作方法であって、前記呼処理システムが、前記一方の通信端末である着信端末を相手に指定した信号を前記他方の通信端末である発信端末から着信する着信ステップと、前記呼処理システムが、前記発信端末からメッセージを受信記憶するように前記メディアサーバに指示するメッセージ受信記憶指示ステップと、前記呼処理システムが、前記着信端末に着信信号を送信する着信端末呼出ステップと、前記呼処理システムの指示により前記メディアサーバが、前記着信信号に対して応答信号を送信した前記着信端末に対し、前記着信端末を相手に指定した信号の着信があったことと前記メッセージを受信記憶したか否かを通知する着信通知ステップとを有することを特徴とする。
例えば、前記メディアサーバは、前記メッセージを記憶している場合において、前記着信端末への通知後、前記着信端末から予め定められた操作により信号が送信されたなら、前記メッセージを前記着信端末に送信する。
例えば、前記呼処理システムは、前記着信端末への通知後、前記着信端末から予め定められた操作により信号が送信されたなら、前記発信端末と前記着信端末とを通信路で接続させる。
第3の本発明に係る通信システムは、複数の通信端末の任意の2通信端末間を通信路で接続する呼処理システムおよび該呼処理システムとともに使用されるメディアサーバを含む通信システムであって、前記呼処理システムは、前記一方の通信端末である着信端末を相手に指定した信号を前記他方の通信端末である発信端末から着信する着信手段と、前記着信端末に着信信号を送信する着信端末呼出手段とを備え、前記メディアサーバは、前記呼処理システムの指示により、前記着信信号に対して応答信号を送信した前記着信端末に対し、前記着信端末を相手に指定した信号の着信があったことを通知する着信通知手段を備えることを特徴とする。
第4の本発明に係る通信システムは、複数の通信端末の任意の2通信端末間を通信路で接続する呼処理システムおよび該呼処理システムとともに使用されるメディアサーバを含む通信システムであって、前記呼処理システムは、前記一方の通信端末である着信端末を相手に指定した信号を前記他方の通信端末である発信端末から着信する着信手段と、前記発信端末からメッセージを受信記憶するように前記メディアサーバに指示するメッセージ受信記憶指示手段と、前記着信端末に着信信号を送信する着信端末呼出手段とを備え、前記メディアサーバは、前記呼処理システムの指示により、前記着信信号に対して応答信号を送信した前記着信端末に対し、前記着信端末を相手に指定した信号の着信があったことと前記メッセージを受信記憶したか否かを通知する着信通知手段を備えることを特徴とする。
例えば、前記メディアサーバは、前記メッセージを記憶している場合において、前記着信端末への通知後、前記着信端末から予め定められた操作により信号が送信されたなら、前記メッセージを前記着信端末に送信する。
例えば、前記呼処理システムは、前記着信端末への通知後、前記着信端末から予め定められた操作により信号が送信されたなら、前記発信端末と前記着信端末とを通信路で接続させる。
本発明によれば、呼処理システムは、着信端末を相手に指定した信号を発信端末から着信したなら、着信端末に着信信号を送信し、着信信号に対して応答信号を送信した着信端末に対し、着信端末を相手に指定した信号を着信したこと、つまり発信端末のユーザが通話を望んでいることことを着信端末に通知するので、かかる着信があったこと、つまり、発信端末のユーザが通話を望んでいることを着信端末のユーザに対し確実に伝えることができる。
本実施の形態に係る通信システムの構成図である。 本実施の形態の実施例1に係るシーケンスの一部を示す図である。 本実施の形態の実施例1に係るシーケンスの一部を示す図である。 本実施の形態の実施例1に係るシーケンスの残りの部分を示す図である。 本実施の形態の実施例2に係るシーケンスの一部を示す図である。 本実施の形態の実施例3に係るシーケンスの一部を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本実施の形態に係る通信システムの構成図である。呼処理システム1は、サーバ(例えばIP電話通信のためのSIPサーバ2であり、以下、「SIPサーバ」という)2と、このSIPサーバ2に接続されたSIPアプリケーションサーバ3と、このSIPアプリケーションサーバ3に接続されたアプリケーションサーバ4と、を含む。SIPサーバ2、SIPアプリケーションサーバ3、アプリケーションサーバ4は、メディアサーバ5に接続されている。
SIPサーバ2は、網(例えばIP電話通信のための網であり、図では「IP電話網」と記載)6を介して、通信端末(例えばIP電話通信の端末つまりIP電話)7、8に接続されている。通信端末7、8は、SIPサーバ2に収容されていてもよい。
SIPサーバ2は、異なる網同士を接続するためのゲートウェイ9と、異なる通信事業者の網間を結ぶための相互接続点10と、網(例えば無線通信のための網であり、図では「携帯電話網」と記載)11を介して、通信端末(例えば無線通信のための端末つまり携帯電話)12に接続されている。ゲートウェイ9は、複数あってもよい。
図示のゲートウェイ9は、他の相互接続点10と、網(例えば、他の網を運営する会社でない他社の加入者網であり、図では「他社加入者網」と記載)13を介して、通信端末(例えば他社の一般的な電話端末)14に接続されている。
ゲートウェイ9に対し、このように複数の相互接続点が接続されていてもよい。ゲートウェイ9と携帯電話網が、図示しない他の相互接続点を介して接続されていてもよい。また、図示の相互接続点に対し複数の他社加入者網が接続されていてもよい。また、ゲートウェイ9と他社加入者網を、相互接続点を介さずに接続してもよい。
SIPサーバ2は、通信端末7、8、SIPアプリケーションサーバ3、ゲートウェイ9から呼設定の要求を受け、接続先のシステムに呼設定を行う機能を有する。SIPアプリケーションサーバ3からの呼設定の要求は、例えば、SIPやINAPなどを用いて行われる。
SIPアプリケーションサーバ3は、SIPサーバ2からの呼設定要求やアプリケーションサーバ4からの発信要求などを受付け、メディアサーバ5、通信端末六、7、11、13への呼設定や解放等の呼接続制御要求を行う機能を有する。
メディアサーバ5は、SIPアプリケーションサーバ3からの指示に応じて、通信端末7、8、12、14へガイダンスを送信するとともに、ボタン(例えば、多くの端末が有している、「*」などを割り当てられたボタン)操作により通信端末から送信された信号に応じて、SIPサーバ2へ情報を通知する機能を有する。また、メディアサーバ5は、入力された音声メッセージを受信記憶する機能と、そのような音声メッセージの有無をアプリケーションサーバ4へ通知する機能を有する。
アプリケーションサーバ4は、メディアサーバ5からメッセージの有無の通知を受け、その通知内容を含むガイダンスを通信端末に送信するように、SIPアプリケーションサーバ3へ要求する機能を有する。
以下、本実施の形態における動作を複数の実施例で説明する。なお、各実施例では、2つの通信端末を例にするが、他の通信端末を使用してもよい。
(実施例1)
実施例1では、通信端末12(以下、着信端末という)を相手に指定した信号が通信端末7(以下、発信端末という)から送信され、これを呼処理システム1が着信し、このような着信があったことを示すガイダンス(ここでは、さらに発信端末のユーザからの音声メッセージの有無も示すガイダンスとする。これを、以下、着信通知ガイダンスという。)を着信端末に送信する動作を説明する。
図2において、発信端末のユーザは、例えば、着信端末のユーザから予め知らされた論理番号を発信端末に入力し、これにより、発信端末が発信を行い(S1)、呼処理システムは発信を受け付ける。発信端末は、信号INVITE(SDP:発信端末)をSIPサーバ2に送信し、SIPサーバ2は、信号INVITE(SDP:発信端末)をSIPアプリケーションサーバ3に送信する。つまり、呼処理システム1は、着信端末を相手に指定した信号を発信端末から着信する。
論理番号は、通常の発信に使用する端末番号とは別のもので、例えば、端末番号を知られたくない相手に対し、端末番号の代わりとして知らせるものである。
さて、図示しないが、SIPアプリケーションサーバ3においては、論理番号に予め着信端末の端末番号が対応づけらている。呼処理システム1は、発信で入力された論理番号に対応づけられた端末番号をゲートウェイ9に通知し、着信端末に対して着信信号を送信させる。
例えば、着信端末のユーザが留守だった、または、着信端末にエラーが生じていた、または、着信端末が使用中(ビジー)だったことのなどにより、着信端末は、応答信号を送信しないことがある。
例えば、(1)このように応答信号が送信されなかった場合、または、(2)着信端末のユーザが、予め着信に応答できないことを想定して、所定の設定を行っていた場合など、条件が充足されたなら、SIPアプリケーションサーバ3は、メディアサーバ5に対し、発信端末と接続して、音声メッセージを受信記憶するように指示する(S2)。SIPアプリケーションサーバ3は、信号INVITE(SDP:発信端末)をメディアサーバ5に送信し、メディアサーバ5は、信号200OK(SDP:発信端末)をSIPアプリケーションサーバ3に送信する。
SIPアプリケーションサーバ3は、信号200OK(SDP:ms)をSIPサーバ2に送信し、SIPサーバ2は、信号200OK(SDP:ms)を発信端末に送信する。
メディアサーバ5は、音声メッセージを発声せよとの案内を発信端末に送信し、発信端末は、案内を音声などで再生する。発信端末は、ユーザが発した音声メッセージをメディアサーバ5に送信し、メディアサーバ5は、この音声メッセージを記憶する。
なお、発信端末のユーザは、不要と考えれば、音声メッセージを発しなくてもよく、この場合、メディアサーバ5には、音声メッセージが送信記憶されない。
メディアサーバ5は、信号BYEをSIPアプリケーションサーバ3に送信し、SIPアプリケーションサーバ3は、信号BYEをSIPサーバ2に送信し、SIPサーバ2は、信号BYEを発信端末に送信する。発信端末は、信号200OKをSIPサーバ2に送信し、SIPサーバ2は、信号200OKをSIPアプリケーションサーバ3に送信し、SIPアプリケーションサーバ3は、信号200OKをメディアサーバ5に送信する。
メディアサーバ5は、音声メッセージの有無をアプリケーションサーバ4へ通知する(S3)。メディアサーバ5は、発信で入力された論理番号と、この論理番号に予め対応づけられていた着信端末の端末番号とを取得し、これらをアプリケーションサーバ4へ通知する。
アプリケーションサーバ4は、SIPアプリケーションサーバ3に対し、メディアサーバ5から通知された端末番号の通信端末つまり着信端末に、着信通知ガイダンスを送信するように要求する(S4)。アプリケーションサーバ4は、メディアサーバ5から通知された端末番号と論理番号をSIPアプリケーションサーバ3に通知する。
図3において、SIPアプリケーションサーバ3は、メディアサーバ5に対し、音声メッセージが記憶されているか否かを問い合わせる(S5)。SIPアプリケーションサーバ3は、信号INVITE(SDP:dummy)をメディアサーバ5に送信し、メディアサーバ5は、信号200OK(SDP:ms)をSIPアプリケーションサーバ3に送信する。SIPアプリケーションサーバ3は、信号INFO(音声メッセージの有無の問い合わせ)をメディアサーバ5に送信し、メディアサーバ5は、信号200OKをSIPアプリケーションサーバ3に送信する。メディアサーバ5は、信号INFO(音声メッセージの有無)をSIPアプリケーションサーバ3に送信し、SIPアプリケーションサーバ3は、信号200OKをメディアサーバ5に送信する。
SIPアプリケーションサーバ3は、音声メッセージの有無が通知されると、着信端末とメディアサーバ5を接続させる(S6)。SIPアプリケーションサーバ3は、信号INVITE(SDP:ms)をSIPサーバ2に送信する。このとき、SIPアプリケーションサーバ3は、SIPアプリケーションサーバ3が論理番号に予め対応づけて記憶していた端末番号をSIPサーバ2に送信する前記信号INVITE(SDP:ms)に設定し、SIPサーバ2は、当該端末番号へのルーティングを行う。このルーティングでは、SIPサーバ2は、信号INVITE(SDP:ms)をゲートウェイ9に送信し、ゲートウェイ9は、着信信号を着信端末に送信する。着信端末は、応答信号をゲートウェイ9に送信し、ゲートウェイ9は、信号200OK(SDP:着信端末)をSIPサーバ2に送信する。SIPサーバ2は、信号200OK(SDP:着信端末)をSIPアプリケーションサーバ3に送信し、SIPアプリケーションサーバ3は、信号reINVITE(SDP:着信端末)をメディアサーバ5に送信し、メディアサーバ5は、信号200OK(SDP:ms)をSIPアプリケーションサーバ3に送信する。
図4において、SIPアプリケーションサーバ3は、メディアサーバ5に対し、着信通知ガイダンスの送出を指示する(S7)。SIPアプリケーションサーバ3は、信号INFO(着信通知ガイダンスの送出指示)をメディアサーバ5に送信し、メディアサーバ5は、信号200OK、信号INFO(着信通知ガイダンスの送出開始)をSIPアプリケーションサーバ3に送信し、SIPアプリケーションサーバ3は、信号200OKをメディアサーバ5に送信し、メディアサーバ5は、着信通知ガイダンスを着信端末に送信する。着信端末は、この着信通知ガイダンスを音声や画面表示などで再生する。
メディアサーバ5は、信号INFO(着信通知ガイダンスの送出終了)をSIPアプリケーションサーバ3に送信し、SIPアプリケーションサーバ3は、信号200OKをメディアサーバ5に送信する。
SIPアプリケーションサーバ3は、着信端末とメディアサーバ5のセッションを解放させる(S8)。SIPアプリケーションサーバ3は、SIPサーバ2に信号BYEを送信し、SIPサーバ2は、信号BYEをゲートウェイ9に送信し、ゲートウェイ9は、切断信号を着信端末に送信する。着信端末は、応答信号をゲートウェイ9に送信し、ゲートウェイ9は、信号200OKをSIPサーバ2に送信し、SIPサーバ2は、信号200OKをSIPアプリケーションサーバ3に送信する。SIPアプリケーションサーバ3は、信号BYEをメディアサーバ5に送信し、メディアサーバ5は、信号200OKをSIPアプリケーションサーバ3に送信する。
(実施例2)
実施例2では、着信端末に着信通知ガイダンスを送信し、さらに、発信端末のユーザによる音声メッセージを着信端末に送信する動作を説明する。
図5において、実施例1と同様なシーケンスを経て、メディアサーバ5は、着信通知ガイダンスを着信端末に送信する。着信端末は、この着信通知ガイダンスを音声や画面表示などで再生する。
例えば、この着信通知ガイダンスには、着信端末における所定のボタンを押すことにより、さらに、音声メッセージを聞くことができる旨の内容が含まれていることとする。
このような着信通知ガイダンスを得たユーザは、音声メッセージを聞こうとし、そのボタンを押す。これにより、着信端末は、音声メッセージを要求するための信号(PB信号)をメディアサーバ5に送信する。
メディアサーバ5は、記憶した音声メッセージを着信端末に送信する(S11)。後に、メディアサーバ5は、信号INFO(着信通知ガイダンスの送信終了)をSIPアプリケーションサーバ3に送信し、SIPアプリケーションサーバ3は、信号200OKをメディアサーバ5に送信する。以下、実施例1のシーケンスと同様である。
(実施例3)
実施例2では、着信端末に着信通知ガイダンスを送信し、さらに、発信端末、着信端末のユーザ同士で通話をさせる動作を説明する。
図6において、実施例1と同様なシーケンスを経て、メディアサーバ5は、着信通知ガイダンスを着信端末に送信する。着信端末は、この着信通知ガイダンスを音声や画面表示などで再生する。
例えば、この着信通知ガイダンスには、着信端末における所定のボタンを押すことにより、さらに、発信端末のユーザと通話できる旨の内容が含まれていることとする。
このような着信通知ガイダンスを得たユーザは、通話を行おうとし、そのボタンを押す。これにより、着信端末は、発信端末との接続を要求するための信号(PB信号)をメディアサーバ5に送信する。メディアサーバ5は、信号INFO(接続要求)をSIPアプリケーションサーバ3に送信し、SIPアプリケーションサーバ3は、信号200OKをメディアサーバ5に送信する。
SIPアプリケーションサーバ3は、発信端末と着信端末との接続処理を行う(S21)。つまり、SIPアプリケーションサーバ3は、これらの通信端末間にセッション(通信路)を形成し、通信路で通信端末間を接続する。SIPアプリケーションサーバ3は、信号INVITE(SDP:着信端末)をSIPサーバ2に送信し、SIPサーバ2は、信号INVITE(SDP:着信端末)発信端末に送信する。発信端末は、信号200OKをSIPサーバ2に送信し、SIPサーバ2は、信号200OKをSIPアプリケーションサーバ3に送信する。SIPアプリケーションサーバ3は、信号reINVITE(SDP:発信端末)をSIPサーバ2に送信し、SIPサーバ2は、信号reINVITE(SDP:発信端末)をゲートウェイ9に送信する。ゲートウェイ9は、信号200OK(SDP:着信端末)をSIPサーバ2に送信し、SIPサーバ2は、信号200OK(SDP:着信端末)をSIPアプリケーションサーバ3に送信する。
これにより、発信端末と着信端末とで通話が行われると、SIPアプリケーションサーバ3は、メディアサーバ5のセッションを解放する(S21)。SIPアプリケーションサーバ3は、メディアサーバ5に信号BYEを送信し、メディアサーバ5は、信号200OKをSIPアプリケーションサーバ3に送信する。
以上のように、本実施の形態の通信システムは、複数の通信端末の任意の2通信端末間を通信路で接続する呼処理システムおよびメディアサーバを含む通信システムであって、呼処理システムは、着信端末を相手に指定した信号を発信端末から着信したなら、着信端末に着信信号を送信し、着信信号に対して応答信号を送信した着信端末に対し、着信端末を相手に指定した信号を着信したこと、つまり発信端末のユーザが通話を望んでいることことを着信端末に通知するので、かかる着信があったこと、つまり、発信端末のユーザが通話を望んでいることを着信端末のユーザに対し確実に伝えることができる。
また、本実施の形態では、メディアサーバは、発信端末からのメッセージを受信記憶したか否かを着信端末に通知するので、メッセージの有無により通話の重要性などを判断することができる。
また、メディアサーバは、メッセージを記憶している場合において、着信端末から予め定められた操作により信号が送信されたなら、メッセージを着信端末に送信するので、着信端末のユーザはメッセージの内容を知ることができる。
また、呼処理システムは、着信端末への通知後、着信端末から予め定められた操作により信号が送信されたなら、発信端末と着信端末とを通信路で接続させるので、通話により詳細な内容確認等が行える。
なお、本実施の形態のSIPサーバ2、SIPアプリケーションサーバ3、アプリケーションサーバ4、メディアサーバ5などとしてコンピュータを機能させるためのコンピュータプログラムは、半導体メモリ、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、磁気テープなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録でき、また、インターネットなどの通信網を介して伝送させて、広く流通させることができる。
1…呼処理システム
2…SIPサーバ
3…SIPアプリケーションサーバ
4…アプリケーションサーバ
5…メディアサーバ
7、8、12、14…通信端末
9…ゲートウェイ

Claims (8)

  1. 複数の通信端末の任意の2通信端末間を通信路で接続する呼処理システムおよび該呼処理システムとともに使用されるメディアサーバを含む通信システムの動作方法であって、
    前記呼処理システムが、前記一方の通信端末である着信端末を相手に指定した信号を前記他方の通信端末である発信端末から着信する着信ステップと、
    前記呼処理システムが、前記着信端末に着信信号を送信する着信端末呼出ステップと、
    前記呼処理システムの指示により前記メディアサーバが、前記着信信号に対して応答信号を送信した前記着信端末に対し、前記着信端末を相手に指定した信号の着信があったことを通知する着信通知ステップと
    を有することを特徴とする通信システムの動作方法。
  2. 複数の通信端末の任意の2通信端末間を通信路で接続する呼処理システムおよび該呼処理システムとともに使用されるメディアサーバを含む通信システムの動作方法であって、
    前記呼処理システムが、前記一方の通信端末である着信端末を相手に指定した信号を前記他方の通信端末である発信端末から着信する着信ステップと、
    前記呼処理システムが、前記発信端末からメッセージを受信記憶するように前記メディアサーバに指示するメッセージ受信記憶指示ステップと、
    前記呼処理システムが、前記着信端末に着信信号を送信する着信端末呼出ステップと、
    前記呼処理システムの指示により前記メディアサーバが、前記着信信号に対して応答信号を送信した前記着信端末に対し、前記着信端末を相手に指定した信号の着信があったことと前記メッセージを受信記憶したか否かを通知する着信通知ステップと
    を有することを特徴とする通信システムの動作方法。
  3. 前記メディアサーバは、前記メッセージを記憶している場合において、前記着信端末への通知後、前記着信端末から予め定められた操作により信号が送信されたなら、前記メッセージを前記着信端末に送信する
    ことを特徴とする請求項2記載の通信システムの動作方法。
  4. 前記呼処理システムは、前記着信端末への通知後、前記着信端末から予め定められた操作により信号が送信されたなら、前記発信端末と前記着信端末とを通信路で接続させる
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか記載の通信システムの動作方法。
  5. 複数の通信端末の任意の2通信端末間を通信路で接続する呼処理システムおよび該呼処理システムとともに使用されるメディアサーバを含む通信システムであって、
    前記呼処理システムは、
    前記一方の通信端末である着信端末を相手に指定した信号を前記他方の通信端末である発信端末から着信する着信手段と、
    前記着信端末に着信信号を送信する着信端末呼出手段とを備え、
    前記メディアサーバは、
    前記呼処理システムの指示により、前記着信信号に対して応答信号を送信した前記着信端末に対し、前記着信端末を相手に指定した信号の着信があったことを通知する着信通知手段
    を備えることを特徴とする通信システム。
  6. 複数の通信端末の任意の2通信端末間を通信路で接続する呼処理システムおよび該呼処理システムとともに使用されるメディアサーバを含む通信システムであって、
    前記呼処理システムは、
    前記一方の通信端末である着信端末を相手に指定した信号を前記他方の通信端末である発信端末から着信する着信手段と、
    前記発信端末からメッセージを受信記憶するように前記メディアサーバに指示するメッセージ受信記憶指示手段と、
    前記着信端末に着信信号を送信する着信端末呼出手段とを備え、
    前記メディアサーバは、
    前記呼処理システムの指示により、前記着信信号に対して応答信号を送信した前記着信端末に対し、前記着信端末を相手に指定した信号の着信があったことと前記メッセージを受信記憶したか否かを通知する着信通知手段
    を備えることを特徴とする通信システム。
  7. 前記メディアサーバは、前記メッセージを記憶している場合において、前記着信端末への通知後、前記着信端末から予め定められた操作により信号が送信されたなら、前記メッセージを前記着信端末に送信する
    ことを特徴とする請求項6記載の通信システム。
  8. 前記呼処理システムは、前記着信端末への通知後、前記着信端末から予め定められた操作により信号が送信されたなら、前記発信端末と前記着信端末とを通信路で接続させる
    ことを特徴とする請求項5ないし7のいずれかに記載の通信システム。
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