JP2015032461A - Ledサインパネル - Google Patents

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Abstract

【課題】 薄型に設計することができるLEDサインパネルにおいて、放熱効果が高く、防水効果の高いLEDサインパネルを得る。
【解決手段】 一側方より入射したLED光源の光を対向する他側方へ導く導光板と、導光板の背面部に配され、LED光源の側方からの光を前面方向に反射する反射手段と、反射手段の反射光によって照明される導光板の前面の広告表示領域とを備えたLEDサインパネルにおいて、広告表示領域外の導光板の背面の広告表示領域の投映面外領域に形成された凹溝部と、この凹溝部に挿入される挿入部と凹溝部を覆って導光板の背面に当接する当接面部とを備えたヒートシンク部と、このヒートシンク部の挿入部に並設された複数のLED光源と、当接面部と導光板の背面との間隙を封止する封止手段とを備え、ヒートシンク部の当接面部が、広告表示領域の投映面を覆うように形成されているもの。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば板周囲に配したLEDの光を導光板と反射板とで前面方向に放射し、前面部に配した広告サインを背面側から照明するLEDサインパネルに関するものである。
従来、写真フイルム等の透光性の広告デザインに対して、パネルのエッジ部分に収装したLED光源に基づき照射を行うことにより、広告デザインをはっきりと浮き立たせるようなLEDサインパネルが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
具体的には、矩形状を呈する透明資材製パネル基板の外周縁寄りやや内輪の位置に形成された凹溝にLED群を嵌め込み、LED群の発する光が透明資材製パネル基板の四周縁まで透過することができるようにLED群の嵌め込み部分に光伝達のための透明資材部分を設け、パネル基板1の背面側に凹溝全体を覆うことができる程度の大きさを具えた反射板を張設し、反射板の正面方向に反射光を乱反射させる構成である。
LEDは消費電力が小さく、熱の発生も少ない照明器具であるが、多数を同時に通電し、尚且つ、長時間通電すると相応の熱が発生する。このため、このような構成のLEDサインパネルにおいては、放熱対策が重要であった。特許文献1のLEDサインパネルでは、LED群の取付け手段として、放熱用平板部の端部にLED群装着用折曲板部を直角に折り曲げ形成したヒートシンクを用いている。
図5は従来のLEDサインパネルの構成を説明する説明図であり、a図は正面図、b図は構成を個別に配置した状態の底面図、c図は要部の断面構成を示す説明図である。図5に示す通り、放熱板(ヒートシンク)58は、折曲板部58bをパネル板51に形成された凹溝52内に突入させた状態で反射板55の背面に固定される。放熱板58の折曲板部にはLED群54を密着させて装着する。
特開2011−95439号公報
しかしながら、夜間に継続して使用するに際しては、更なる熱対策を講じる必要があった。また、LEDサインパネルを屋外で使用するために、LEDサインパネル自体に防水処理を施した場合には、防水処理自体が放熱効果を減じることとなるため、効率のよい熱対策を講じる必要があった。
本発明は、薄型に設計することができるLEDサインパネルにおいて、放熱効果が高く、防水効果の高いLEDサインパネルを得ることを目的とする。
請求項1に記載された発明に係るLEDサインパネルは、一側方より入射したLED光源の光を対向する他側方へ導く導光板と、
前記導光板の背面部に配され、LED光源の側方からの光を前面方向に反射する反射手段と、
前記反射手段の反射光によって照明される前記導光板の前面の広告表示領域と、
を備えたLEDサインパネルにおいて、
前記広告表示領域外の前記導光板の背面の前記広告表示領域の投映面外領域に形成された凹溝部と、
この凹溝部に挿入される挿入部と前記凹溝部を覆って導光板の背面に当接する当接面部とを備えたヒートシンク部と、
このヒートシンク部の挿入部に並設された複数のLED光源と、
前記当接面部と導光板の背面との間隙を封止する封止手段とを備え、
前記ヒートシンク部の当接面部が、前記広告表示領域の投映面を覆うように形成されていることを特徴とするものであるものである。
請求項2に記載された発明に係るLEDサインパネルは、請求項1に記載のヒートシンク部の当接面部が、前記反射手段を介して広告表示領域の投映面を覆うように形成されていることを特徴とするものである。
請求項3に記載された発明に係るLEDサインパネルは、請求項1又は2に記載の凹溝部が、前記広告表示領域の投映面を挟んで互いに対向するように前記導光板の背面の対向位置に形成され、
前記ヒートシンク部が、前記対向して形成された凹溝部の各々に挿入される一対の挿入部と、これら一対の挿入部に連結して配される連結当接面部とを含み、
前記連結当接面部の導光板側に前記反射手段が形成されていることを特徴とするものである。
請求項4に記載された発明に係るLEDサインパネルは、請求項1〜3の何れか1項に記載の封止手段が、前記ヒートシンク部の当接面部の周縁部を覆って導光板の背面に貼着される粘着テープであることを特徴とするものである。
請求項5に記載された発明に係るLEDサインパネルは、請求項1〜3の何れか1項に記載の封止手段が、前記ヒートシンク部の当接面部の周縁部を覆って導光板の背面に貼着される粘着テープであることを特徴とするものである。
本発明は、薄型に設計することができるLEDサインパネルにおいて、放熱効果が高く、防水効果の高いLEDサインパネルを得ることができるという効果がある。また、反射手段としての機能とヒートシンク機能とを一体構造とすることにより、パネルの構成点数を少なくすることができ、組み立て等が容易となる効果もある。
本発明のLEDサインパネルの一実施例の構成を説明する説明図であり、a図は正面図、b図は構成を個別に配置した状態の底面図、c図は要部の断面構成を示す説明図である。 LED光源の構成を示した説明図であり、a図は平面図、b図は正面図である。 本発明のLEDサインパネルの別の実施例の構成を説明する説明図であり、a図は正面図、b図は構成を個別に配置した状態の底面図、c図は要部の断面構成を示す説明図である。 本発明のLEDサインパネルの更に別の実施例の構成を説明する説明図であり、a図は正面図、b図は構成を個別に配置した状態の底面図、c図は要部の断面構成を示す説明図である。 従来のLEDサインパネルの構成を説明する説明図であり、a図は正面図、b図は構成を個別に配置した状態の底面図、c図は要部の断面構成を示す説明図である。
本発明においては、一側方より入射したLED光源の光を対向する他側方へ導く導光板と、前記導光板の背面部に配され、LED光源の側方からの光を前面方向に反射する反射手段と、前記反射手段の反射光によって照明される前記導光板の前面の広告表示領域と、を備えたLEDサインパネルにおいて、
前記広告表示領域外の前記導光板の背面の前記広告表示領域の投映面外領域に形成された凹溝部と、この凹溝部に挿入される挿入部と前記凹溝部を覆って導光板の背面に当接する当接面部とを備えたヒートシンク部と、このヒートシンク部の挿入部に並設された複数のLED光源と、前記当接面部と導光板の背面との間隙を封止する封止手段とを備え、
前記ヒートシンク部の当接面部が、前記広告表示領域の投映面を覆うように形成されているため、薄型に設計することができるLEDサインパネルにおいて、放熱効果が高く、防水効果の高いLEDサインパネルを得ることができる。
即ち、ヒートシンク部の当接面部が、前記広告表示領域を覆うように構成されることにより、導光板の背面側に大きな放熱板を備えるため、放熱効果が高いLEDサインパネルを得ることができる。また、当接面部と導光板の背面との間隙を封止する封止手段を備えることにより、前面側は面一の表示領域であり、水分に影響される電気系統が露出される背面側のみの防水処理によって、防水効果の高いパネルを実現することができる。
本発明の導光板としては、一側方より入射したLED光源の光を対向する他側方へ導くものであればよい。例えば、透明なガラス材や、アクリル樹脂、ポリカーボネイト樹脂等のような透明な合成樹脂材によって形成されればよい。
本発明の凹溝部としては、広告表示領域外の導光板の背面の広告表示領域の投映面外領域に形成されるものであればよい。凹溝部が背面に形成され、広告表示領域を含む表面側には、凹溝部や電気系統の配線等が現れないため、表面側の防水効果が高くなる。特に、屋外で使用する場合、例えば自動販売機の広告表示に応用した場合には、背面側を自動販売機の内部に露出させて設置することにより、高い防水効果を得ることができる。
この凹溝部としては、LED光源が配され、一側方より入射したLED光源の光を対向する他側方へ導くように配されればよいため、並設された複数のLED光源を少なくとも1箇所備えればよい。しかしながら、広告表示領域全体を均等に発光させるためには、好ましくは広告表示領域を中心として両側部に対象に配する。また、凹溝部は直線状又は曲線状に形成されてもよく、同一直線又は曲線上に破線状に疎らに配されてもよい。
また、広告表示領域を照明するために、一組の凹溝部を挟んで互いに対向するように配されてもよい。具体的には、矩形状の広告表示領域を備えた導光板においては、対向する一組又は二組の凹溝部の各々に対向して設け、各々1つ以上の凹溝にLED光源を配置してもよい。
本発明のLED光源としては、ヒートシンク部の挿入部に複数のLEDを並設されたものであって、挿入部と共に導光板の背面に形成された凹溝部に挿入されるものであればよい。例えば、複数のLEDを帯状の基板に上に並べて直列又は並列接続した状態で構成される。また、LED群の挿入部への取付けは、LED群の発光面が導光板の一側方から他側方へ向かうように取付けられればよい。
また、用いるLED光源の色については、自然光に近い、白色LED、電球色LEDを単独又は組み合わせて用いることは当然のことながら、使用される状況に応じて、赤色LED、緑色LED、青色LEDの三原色を単独又は組み合わせてLED群に配して用いてもよい。また、光の明るさや色温度を少なくとも2段階で変更するように構成してもよい。例えば、深夜等の弱い光でも認識が容易な状況では、間引いて発光させたり、白色LEDと電球色LEDとの両者を配しておき、深夜では電球色LEDのみを発光させたりすることも可能である。
本発明の反射手段としては、導光板の背面部に配され、LED光源の側方からの光を前面方向に反射するものであり、広告表示領域の投映面を背面側から覆うように配される。反射手段は、高い反射を行うように平滑な高輝度の反射層を形成させてもよいし、鏡面状又は高輝度で反射する白色のシール材を貼着して構成してもよい。
本発明のヒートシンク部としては、凹溝部に挿入される挿入部と前記凹溝部の対向する両縁部を覆って導光板の背面に当接する当接面部とを備えたものであり、複数のLEDから発せられる熱をLEDを載置する挿入部からL字状に曲折された当接面部からパネル外に逃がされる。本発明では、ヒートシンク部の当接面部が、前記広告表示領域を覆うように構成されることにより、放熱効果を高めることができる。
本発明の広告表示領域としては、反射手段の反射光によって照明される領域であり、その領域に配された写真、絵画、文章等の広告サインを背面から光らせる。これら写真、絵画、文章等の広告サインは直接描写させてもよいが、フィルム加工し、このフィルムを広告表示領域に貼着することにより、容易に変更することが可能となる。尚、透明な部材で押さえてもよいが、屋外で使用する際には薄いがその間隙に進入するため、好適ではない。
本発明の好ましい態様としては、ヒートシンク部の当接面部が、反射手段を介して広告表示領域の投映面を覆うように形成され、ヒートシンク部の当接面部を反射板として一体化する。これにより、パネル構造の構成点数が減少し、パネルの組み立てが容易となる。ヒートシンク部の当接面部の広告表示領域側を反射板として、反射板とヒートシンクとを一体構造とすることにより、放熱効果が高いLEDサインパネルを得ることができる。金属板に細かい溝を網目状に縦横に刻設するように反射層を形成してもよいし、側方からの光を乱反射させるフィルムをヒートシンク部の当接面に貼着して構成してもよい。
更に本発明の好ましい態様としては、凹溝部が広告表示領域を跨ぐように導光板の背面に対向して形成され、ヒートシンク部が前記対向して形成された凹溝部の各々に挿入される一対の挿入部と、これら一対の挿入部に連結して配される連結当接面部とを含み、前記連結当接面部の導光板側が反射板であるため、薄型に設計することができるLEDサインパネルにおいて、放熱効果が高く、防水効果の高いLEDサインパネルを得ることができる。
本発明の封止手段としては、当接面部と導光板の背面との間隙を封止するものであればよく、好ましい態様としては、封止手段がヒートシンク部の当接面部の周縁部を覆って導光板の背面に貼着される両面テープ等の粘着テープであるものであれば、粘着テープによって良好に水の浸入が阻止される。別の好ましい態様としては、封止手段がヒートシンク部の当接面部の周縁部を覆って導光板の背面に封止される接着剤を含む封止樹脂層であるものであれば、封止樹脂装置によって良好に水の浸入が阻止される。その他にも、水密パッキンを施すことで防水とすることも可能である。
図1は本発明のLEDサインパネルの一実施例の構成を説明する説明図であり、a図は正面図、b図は構成を個別に配置した状態の底面図、c図は要部の断面構成を示す説明図である。図2はLED光源の構成を示した説明図であり、a図は平面図、b図は正面図である。
図1のa図に示す通り、本実施例のLEDサインパネル10は、一側方より入射したLED光源の光を対向する他側方へ導く導光板として機能する厚さ6mm、横32.5cm、縦24cmの矩形状の透明な樹脂製のパネル材11を備える。このパネル材11の背面側には、パネル材11の周縁部に沿ってパネル材11の中央部の広告表示領域17を取り囲むように矩形状の対向する2つの短辺部と1つの長辺部との3方向に幅5mmのコ字状の凹溝部12が形成されている。本実施例では広告表示領域17の大きさはA4程度の大きさとしている。
この凹溝部12の深さは略均一に4mmであり、この凹溝部12の内部にはc図に示す通り、ヒートシンク部13の挿入部14に並設された複数のLED光源16が挿入される。LED光源16の個々のLEDの発光向きは互いに挿入部14のパネル材11の中心部側に向かう方向に配置されている。また、凹溝部12の長辺部はLED光源16に給電するための給電線が配されている。
パネル材11の裏面から表面に至るまでの孔、切れ込み、溝等がなく、パネル材11の表面は1つの面が現れている。表面側には孔、切れ込み、溝等が現れない構造となっているため、本パネル材11の防水性は高く、背面側に防水処理を施すことにより、高い防水性能を有することとなる。
ヒートシンク部13は熱伝導率が高いアルミニウム製の素材からなり、パネル材11の背面の略全てを覆う当接面部15と、この当接面部15からパネル材11の凹溝部12の短辺部の各々に挿入されるように突設した挿入部14とを備えている。尚、図1の実施例では当接面部15と挿入部14とは一体成形で形成されている。このように当接面部15をパネル材11の背面の全てを覆う大きさとすることにより、放熱効果を飛躍的に高めることができる。特に、夜間に継続して使用するに際しても充分な放熱効果を奏することができる。
ヒートシンク部13の当接面部15のパネル材11側の表面は、LED光源16の側方からの光を前面方向に反射する反射板として機能するように高い反射を行うように平滑な高輝度の面を備えている。これは、アルミニウム製のヒートシンク部の当接面部15を研磨して平滑な高輝度の面に加工したり、当接面部15側に鏡面状又は高輝度で反射する白色のシール材を貼着して構成される。
また、反射板として機能する当接面部15が当接されるパネル材11、特に広告表示領域17に対応するパネル材11の当接面部に15が当接される表面には、反射板に入射する入射光及び反射板で反射された反射光を乱反射させるために多数の細溝18が凹溝部12の短辺部に平行に形成されている。尚、これら多数の細溝18は中央部へ向かうほど細溝18間の間隔を短くして配されることにより、両端部のLED光源16からの光を広告表示領域17全体に均一に反射させるようにしている。また、図示してはいないが、必要に応じて凹溝部12のパネル材11の投映面には表側からLED光源16が直接視認されないように、広告表示領域17の四方を取り囲むように遮蔽テープや遮蔽印刷が施されている。同様に、LED光源16が直接視認されないように、凹部溝12のパネル材11の表側面(溝の底面)にLEDの光を表側に透過させないように遮蔽層を設けてもよい。
ヒートシンク部13の当接面部15と、パネル材11の背面部とには互いの間隙を封止する封止手段が講じられる。本実施例では、当接面部15の周端縁部に両面テープ材19を介在させることにより、互いの間隙を封止している。尚、この両面テープ材19の他にも封止手段としては、封止樹脂で封止したり、水密パッキンを施したりすることで置換えることが可能である。この封止手段による当接面部と導光板の背面との間隙を封止することにより、放熱効果が高く、防水効果の高いLEDサインパネルを得ることができる。
図2に示す通り、図1のLED光源16は、凹溝部12の対向する短辺部の各々に挿入可能な基板21上に、約1cm間隔で18個の白色LED(2.5×2.5mm)20が並設して配置されている。このLED光源16については、白色LEDの他にも、電球色LEDを単独又は白色と組み合わせて用いたり、赤色LED、緑色LED、青色LEDの三原色を単独又は組み合わせてLED群に配して用いてもよい。また、光の明るさや色温度を少なくとも2段階で変更するように構成してもよい。例えば、深夜等の弱い光でも認識が容易な状況では、間引いて発光させたり、白色LEDと電球色LEDとの両者を配しておき、深夜では電球色LEDのみを発光させたりすることも可能である。
図3は本発明のLEDサインパネルの別の実施例の構成を説明する説明図であり、a図は正面図、b図は構成を個別に配置した状態の底面図、c図は要部の断面構成を示す説明図である。図3に示したLEDサインパネルは、図1のLEDサインパネルのヒートシンク部13の挿入部14の構成が若干相違している。
即ち、図3のa図に示す通り、本実施例のLEDサインパネル30は、先の実施例と同様に、一側方より入射したLED光源の光を対向する他側方へ導く導光板として機能する厚さ6mm、横32.5cm、縦24cmの矩形状の透明な樹脂製のパネル材31を備える。このパネル材31の背面側には、パネル材31の周縁部に沿ってパネル材31の中央部の広告表示領域37を取り囲むように矩形状の対向する2つの短辺部と1つの長辺部との3方向に幅5mmのコ字状の凹溝部32が形成されている。
この凹溝部32の深さは略均一に4mmであり、この凹溝部32の内部にはc図に示す通り、ヒートシンク部33の挿入部34に並設された複数のLED光源36が挿入される。パネル材31の裏面から表面に至るまでの孔、切れ込み、溝等がなく、パネル材31の表面は1つの面が現れているため、本パネル材31の防水性は高く、背面側に防水処理を施すことにより、高い防水性能を有することとなる。
ヒートシンク部33は熱伝導率が高いアルミニウム製の素材からなり、パネル材31の背面の略全てを覆う当接面部35と、この当接面部35からパネル材31の凹溝部32を塞ぐように、L字状の挿入部34が装着されている。即ち、本実施例ではヒートシンク部33のL字状の挿入部34をLED光源36と共に先に凹溝部32に溝幅を塞ぐように挿入した後に、挿入部34の挿入後端部34bをヒートシンク部33の当接面部35に当接させるようにパネル材31背面に装着する。これにより、より高い防水効果を得ることができると共に、組み立て工程も容易となり、凹溝部32に合わせて挿入後端部34bの装着位置を変更可能とすることができるという効果を奏する。尚、組み立ての際に、当接面部35と挿入後端部34bとの間に熱伝導を高める熱伝導シートや熱伝導グリスを介して当接させてもよい。
ヒートシンク部33の当接面部35のパネル材31側の表面は、先の実施例と同様にLED光源36の側方からの光を前面方向に反射する反射板として機能するように高い反射を行うように平滑な高輝度の面を備えている。また、図示してはいないが、必要に応じて凹溝部32のパネル材31の投映面には表側からLED光源36が直接視認されないように、広告表示領域37の四方を取り囲むように遮蔽テープや遮蔽印刷が施されている。同様に、LED光源36が直接視認されないように、凹部溝32のパネル材31の表側面(溝の底面)にLEDの光を表側に透過させないように遮蔽層を設けてもよい。
また、反射板として機能する当接面部35が当接されるパネル材31表面には、反射板に入射する入射光及び反射板で反射された反射光を乱反射させるために多数の細溝38が凹溝部32の短辺部に平行に形成されている。ヒートシンク部33の当接面部35と、パネル材31の背面部とには互いの間隙を封止する封止手段が講じられる。本実施例でも、当接面部35の周端縁部に両面テープ材39を介在させることにより、互いの間隙を封止している。
図4は本発明のLEDサインパネルの更に別の実施例の構成を説明する説明図であり、a図は正面図、b図は構成を個別に配置した状態の底面図、c図は要部の断面構成を示す説明図である。図4に示したLEDサインパネルは、図3のLEDサインパネルのヒートシンク部33の挿入部34の構成が若干相違して、断面がコ字状となっている。
即ち、図4のa図に示す通り、本実施例のLEDサインパネル40は、先の実施例と同様に、一側方より入射したLED光源の光を対向する他側方へ導く導光板として機能する厚さ6mm、横32.5cm、縦24cmの矩形状の透明な樹脂製のパネル材41を備える。このパネル材41の背面側には、パネル材41の周縁部に沿ってパネル材41の中央部の広告表示領域47を取り囲むように矩形状の対向する2つの短辺部と1つの長辺部との3方向に幅5mmのコ字状の凹溝部42が形成されている。
この凹溝部42の深さは略均一に4mmであり、この凹溝部42の内部にはc図に示す通り、ヒートシンク部43の挿入部44に並設された複数のLED光源46が挿入される。パネル材41の裏面から表面に至るまでの孔、切れ込み、溝等がなく、パネル材41の表面は1つの面が現れているため、本パネル材41の防水性は高く、背面側に防水処理を施すことにより、高い防水性能を有することとなる。
ヒートシンク部43は熱伝導率が高いアルミニウム製の素材からなり、パネル材41の背面の略全てを覆う当接面部45と、この当接面部45からパネル材41の凹溝部42を塞ぐように、L字状の挿入部44が装着されている。即ち、本実施例ではヒートシンク部43のコ字状の挿入部44をLED光源46と共に先に凹溝部42に挿入後端部44bが溝は場を塞ぐように挿入した後に、挿入部44の挿入後端部44bをヒートシンク部43の当接面部45に当接させるようにパネル材41の背面に装着する。これにより、より高い防水効果を得ることができると共に、組み立ても宵になり、凹溝部42に合わせて挿入後端部44bの装着位置を変更可能とすることができるという効果を奏する。尚、組み立ての際に、当接面部45と挿入後端部44bとの間に熱伝導を高める熱伝導シートや熱伝導グリスを介して当接させてもよい。
ヒートシンク部43の当接面部45のパネル材41側の表面は、先の実施例と同様にLED光源46の側方からの光を前面方向に反射する反射板として機能するように高い反射を行うように平滑な高輝度の面を備えている。尚、挿入先端部44aをコ字状としているため、表面からLED光源46を隠すことができ、凹溝部42のパネル材41の投映面の広告表示領域47の四方を取り囲むように配される遮蔽テープや遮蔽印刷は不要とすることができる。
また、反射板として機能する当接面部45が当接されるパネル材41表面には、反射板に入射する入射光及び反射板で反射された反射光を乱反射させるために多数の細溝48が凹溝部42の短辺部に平行に形成されている。ヒートシンク部43の当接面部45と、パネル材41の背面部とには互いの間隙を封止する封止手段が講じられる。本実施例でも、当接面部45の周端縁部に両面テープ材49を介在させることにより、互いの間隙を封止している。
以上のように、本LEDサインパネルでは、6mmの薄い厚さでありながら、高い防水性を有することが可能となっている。また、プラスチック素材が主流の反射板を、ヒートシンク部にその機能を持たせることにより、構成点数を減じることができ、尚且つ、ヒートシンク部(反射手段)とパネル材との間隙を封止することにより、高い防水効果を奏することができる。
ヒートシンク部に反射手段としての機能を持たせることにより、背面側の凹凸が少なくなり、壁やその他機器などとの装着がスムーズになる利点も奏することができる。また、ヒートシンクの熱拡散率が大幅に上がり、LEDの寿命はより長くなる利点もある。
10、30 、40 …LEDサインパネル、
11、31 、41 …パネル材(導光板)、
12、32 、42 …凹溝部、
13、33 、43 …ヒートシンク部、
14、34 、44 …挿入部、
34a、44a…挿入先端部、
34b、44b…挿入後端部、
15、35 、45 …当接面部(反射手段)、
16、36 、46 …LED光源、
17、37 、47 …広告表示領域、
18、38 、48 …細溝、
19、39 、49 …両面テープ材(粘着テープ)、
20 …LED、
21 …基板、

Claims (5)

  1. 一側方より入射したLED光源の光を対向する他側方へ導く導光板と、
    前記導光板の背面部に配され、LED光源の側方からの光を前面方向に反射する反射手段と、
    前記反射手段の反射光によって照明される前記導光板の前面の広告表示領域と、
    を備えたLEDサインパネルにおいて、
    前記広告表示領域外の前記導光板の背面の前記広告表示領域の投映面外領域に形成された凹溝部と、
    この凹溝部に挿入される挿入部と前記凹溝部を覆って導光板の背面に当接する当接面部とを備えたヒートシンク部と、
    このヒートシンク部の挿入部に並設された複数のLED光源と、
    前記当接面部と導光板の背面との間隙を封止する封止手段とを備え、
    前記ヒートシンク部の当接面部が、前記広告表示領域の投映面を覆うように形成されていることを特徴とするLEDサインパネル。
  2. 前記ヒートシンク部の当接面部が、前記反射手段を介して広告表示領域の投映面を覆うように形成されていることを特徴とする請求項1に記載のLEDサインパネル。
  3. 前記凹溝部が、前記広告表示領域の投映面を挟んで互いに対向するように前記導光板の背面の対向位置に形成され、
    前記ヒートシンク部が、前記対向して形成された凹溝部の各々に挿入される一対の挿入部と、これら一対の挿入部に連結して配される連結当接面部とを含み、
    前記連結当接面部の導光板側に前記反射手段が形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のLEDサインパネル。
  4. 前記封止手段が、前記ヒートシンク部の当接面部の周縁部を覆って導光板の背面に貼着される粘着テープであることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載のLEDサインパネル。
  5. 前記封止手段が、前記ヒートシンク部の当接面部の周縁部を覆って導光板の背面に封止される封止樹脂層であることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項にLEDサインパネル。
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