JP2015031943A - レンズ駆動装置、それを用いた光学機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】アクチュエーターの回転角度を認識するために用いる検出器の設置位置を容易に調整するのに有利なレンズ駆動装置を提供する。【解決手段】レンズ駆動装置100は、レンズ群を移動させるための力を回転により発生させて、力を出力軸3を介してレンズ群に伝えるアクチュエーターと、円環状で円周方向に多極着磁され、出力軸3と一体的に回転可能な磁性体1と、磁性体1の外周面に非接触で対向し、出力軸3が回転しているときに、磁性体1が発生させる磁場を検出する検出器2と、検出器2を保持し、磁性体1に対する検出器2の位置を、磁性体1の回転軸と検出器2とを結ぶ軸に平行な第1の方向、または回転軸と第1の方向とに直交する軸に平行な第2の方向に調整可能とする形状を有する保持部材7と、保持部材7を固定部18に固定する締結部材8とを備える。【選択図】図1
Description
本発明は、レンズ駆動装置、およびそれを用いた光学機器に関する。
従来、デジタルビデオカメラやデジタルスチルカメラなどのレンズ鏡筒には、変倍動作や合焦動作の際にステッピングモーターを用いてレンズ群を移動させるレンズ駆動装置が搭載されている。特に、高速でレンズ群を移動させるレンズ駆動装置では、センサーによりステッピングモーターの回転角度を検出し、ステッピングモーターへの励磁のタイミングを制御(進角制御)する。このとき、レンズ駆動装置は、センサーから得られる回転角度情報によりフィードバック制御を行うため、制御性の向上のために、より正確なセンサー出力が要求される。そこで、このような制御性の良好なセンサーとして、センサーマグネットをステッピングモーターの出力軸に一体的に設け、このセンサーマグネットに対向する位置に固定配置される磁気センサーを採用し得る。この場合、出力軸の回転に伴いセンサーマグネットが回転し、磁気センサーを貫く磁場が変化する。磁気センサーは、この変化する磁場を検出することで、結果的にステッピングモーターの回転角度を得ることができる。特許文献1は、磁気センサーとセンサーマグネットとを含むセンサー部と、ステッピングモーターのアクチュエータ部とを備えるレンズ鏡筒を開示している。特許文献2は、特許文献1と同様に磁気センサーとセンサーマグネットとを含むセンサー部を備え、レンズマウント接点によるノイズの影響を抑えるために、このセンサー部をステッピングモーターのアクチュエーター部の背面に配置するレンズ鏡筒を開示している。
特許文献1および2に示すように磁気センサーを用いる場合、所定の磁気センサーの感度を得るためには、磁気センサーとセンサーマグネットとの間の距離、すなわちギャップを所定の範囲内にする必要がある。また、磁気センサーで検出する対象が回転角度である場合、磁気センサーとセンサーマグネットとのギャップだけでなく、センサーマグネットの回転軸と直交する方向においても、磁気センサーをセンサーマグネットに対して所定の位置に配置する必要がある。さらに、ここでレンズ鏡筒の小型化のためのセンサーマグネットの小型化について考える。センサーマグネットを小型化すると、磁場が弱まるだけでなく、多極着磁が技術的に困難であり、センサーマグネットの極数が少なくなる。その結果、磁気センサーの出力波形の振幅が小さくなるだけでなく、小極化によって着磁間隔の角度が大きくなり、位置ズレやセンサーマグネットの着磁リップルなどによる出力波形の歪みが顕著に表れ、駆動制御に影響を及ぼす可能性がある。したがって、センサーマグネットの小型化を実現するためには、安定したセンサー出力が得られるように、センサーマグネットにより近い範囲で、より高精度に磁気センサーを配置する必要がある。
これに対して、特許文献1および2には、センサーマグネットに対する磁気センサーの位置を調整する機構については記載されていない。すなわち、この場合のセンサーマグネットに対する磁気センサーの位置を調整するためには、レンズ鏡筒への組込み時に専用の調整工具を用いて行い、その後、磁気センサーを接着などにより固定していると考えられる。しかしながら、センサーマグネットに対する磁気センサーの位置の調整範囲、または要求される調整精度などを考慮すると、調整工具は、精密な調整メカニズムが必要で高価となる。また、センサーマグネットの小型化について、センサーマグネットにより近い範囲で、より高精度で所定の位置に磁気センサーを配置するならば、部品単品の精度や部品同士の組み付け精度、または調整工具の調整精度が一段と必要になる。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、例えば、アクチュエーターの回転角度を認識するために用いる検出器の設置位置を容易に調整するのに有利なレンズ駆動装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、固定部を基準としてレンズ群を所定の方向に移動させるレンズ駆動装置であって、レンズ群を移動させるための力を回転により発生させて、力を出力軸を介してレンズ群に伝えるアクチュエーターと、円環状で円周方向に多極着磁され、出力軸と一体的に回転可能な磁性体と、磁性体の外周面に非接触で対向し、出力軸が回転しているときに、磁性体が発生させる磁場を検出する検出器と、検出器を保持し、磁性体に対する検出器の位置を、磁性体の回転軸と検出器とを結ぶ軸に平行な第1の方向、または回転軸と第1の方向とに直交する軸に平行な第2の方向に調整可能とする形状を有する保持部材と、保持部材を固定部に固定する締結部材と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、例えば、アクチュエーターの回転角度を認識するために用いる検出器の設置位置を容易に調整するのに有利なレンズ駆動装置を提供することができる。
以下、本発明を実施するための形態について図面などを参照して説明する。
(第1実施形態)
まず、本発明の第1実施形態に係るレンズ駆動装置について説明する。本実施形態に係るレンズ駆動装置は、ビデオカメラやデジタルスチルカメラなどの撮像装置または交換レンズ単体などの光学機器に搭載し得る。そして、このレンズ駆動装置は、例えば、そのレンズ鏡筒において、光学系を構成する変倍(ズーム)用または合焦(フォーカス)用のレンズ群を光軸方向に移動させるものである。なお、以下の各図では、レンズ群の光軸方向において被写体に向かう方向にX軸を取り、X軸に直交する平面において、任意の方向(第1の方向)にZ軸を取り、Z軸に垂直な方向(第2の方向)にY軸を取る。
まず、本発明の第1実施形態に係るレンズ駆動装置について説明する。本実施形態に係るレンズ駆動装置は、ビデオカメラやデジタルスチルカメラなどの撮像装置または交換レンズ単体などの光学機器に搭載し得る。そして、このレンズ駆動装置は、例えば、そのレンズ鏡筒において、光学系を構成する変倍(ズーム)用または合焦(フォーカス)用のレンズ群を光軸方向に移動させるものである。なお、以下の各図では、レンズ群の光軸方向において被写体に向かう方向にX軸を取り、X軸に直交する平面において、任意の方向(第1の方向)にZ軸を取り、Z軸に垂直な方向(第2の方向)にY軸を取る。
図1は、本実施形態に係るレンズ駆動装置100の全体を示す斜視図である。特に、図1(a)は、フレキシブル基板22などが組み込まれた状態にある図であり、図1(b)は、センサー保持部材7が固定部材(固定部)18から分解された状態にある図である。レンズ駆動装置100は、レンズ鏡筒の一構成要素となり得る固定鏡筒18と、固定鏡筒18に組み込まれる駆動部20とを有する。
図2は、レンズ駆動装置100の内部構成を示す斜視図であり、図2(a)〜図2(c)の各図は、それぞれ異なる方向から見た図としている。駆動部20は、固定鏡筒18内でレンズ保持枠11をX軸方向に移動させる機構であり、まず、移動レンズ群10と、移動レンズ群10を保持して可動のレンズ保持枠11とを含む。移動レンズ群10は、上記のとおりズームレンズまたはフォーカスレンズのいずれの種類であってもよい。レンズ保持枠11は、2つの案内軸12、13に支持され、このうち案内軸12の近傍には、ラック14がX軸と平行な軸回りに回転可能に取り付けられている。ラック14は、後述するスクリュー3と螺合する歯部を有し、付勢バネ16により、X軸方向と、X軸と平行な軸回りとに付勢されつつ、スクリュー3に組み合わされる。この構成により、スクリュー3が回転すると、レンズ保持枠11は、ラック14を介して駆動力を得て、案内軸12、13に案内されつつX軸方向に移動する。また、レンズ保持枠11は、絶対位置検出用の突起部19を有する。これに対して、フレキシブル基板22には、突起部19が透過したことを検出するフォトインタラプター15を設置している。この構成により、突起部19がフォトインタラプター15を透過した位置を、レンズ保持枠11を所定の方向に移動させるときの基準位置として特定することができる。
さらに、駆動部20は、駆動力(力)を発生するアクチュエーター4と、アクチュエーター4の出力軸であるスクリュー3と、スクリュー3を回転可能に支持し、かつ駆動部20を固定鏡筒18に固定する固定部材6とを含む。アクチュエーター4は、例えば、不図示であるが、内部にスクリュー3と一体的に回転可能に取り付けられるマグネットと、このマグネットの周縁に所定の隙間を介して固定されるコイルとを有するステッピングモーターである。フレキシブル基板22を介してコイルに電流を印加することで電磁力が発生し、スクリュー3が回転する。固定部材6は、固定対象であるアクチュエーター4やスクリュー3、および被固定対象である固定鏡筒18の形状に合わせて形成(成形)される板材である。特に、固定部材6の両端部に曲げ部6aを形成し、一方の曲げ部6aでアクチュエーター4を固定しつつ、他方の曲げ部6aでスクリュー3を支持する形状とし得る。
また、レンズ駆動装置100は、レンズ保持枠11を所定の位置まで駆動させるときにその位置を検出するセンサー部として、スクリュー3の回転量を検出する位置検出部5を含む。図3は、駆動部20と位置検出部5との位置関係を示す図である。特に、図3(a)は、斜視図であり、図3(b)は、Y軸方向から見た側面図であり、図3(c)は、Z軸方向から見た側面図である。位置検出部5は、センサーマグネット1と、センサーマグネット1の外周面の近傍に配置される磁気センサー2と、磁気センサー2を保持するセンサー保持部材7とを含む。センサーマグネット1は、円環状で、円周方向に多極着磁された磁性体であり、スクリュー3に一体的に回転可能に取り付けられる。磁気センサー(検出器)2は、センサーマグネット1で発生した磁場を、センサーマグネット1に対して非接触で検出する磁気抵抗素子であり、フレキシブル基板22を介してセンサー保持部材7に保持される。センサー保持部材7は、磁気センサー2を保持する部位の他に、センサーマグネット1に対する磁気センサー2の位置を調整可能とするような形状を有し、止めネジ締結面(設置部)7dにある長穴7aを介して固定鏡筒18にネジ締結される。また、止めネジ締結面7dの裏面(固定鏡筒18に対向する面)は、これも後述するスペーサー9を挿入可能(配置可能)としている。
このような構成により、光学機器に含まれる不図示の制御部は、磁気センサー2の出力からスクリュー3の回転角度を算出し、基準位置に対するレンズ保持枠11の現在位置を求めることができる。そして、制御部は、得られたレンズ保持枠11の現在位置と目標位置との差分などから、アクチュエーター4のコイルに印加する電流を制御することで、レンズ駆動装置100の駆動制御を実行する。この駆動制御において、磁気センサー2の出力からレンズ保持枠11の正確な位置を把握するためには、センサーマグネット1に対して磁気センサー2を所定の位置に精度良く配置することが望ましい。まず、この理由を明らかにするために、磁気センサー2による回転角度の検出原理について説明する。
図4は、磁気センサー2による磁場検出の原理を説明するための図である。スクリュー3に一体的に設置されている円環状のセンサーマグネット1には、円周上にN極とS極とが交互に着磁されている。磁気センサー2は、センサーマグネット1が発生する磁場のうち、Y軸方向またはZ軸方向の磁場を検出する2つの磁気検出部2a、2bを含む。
図5は、磁気センサー2の出力例を示すグラフである。特に、図5(a)は、スクリュー3が矢印d3の向きに等速回転しているときに磁気検出部2aが得る出力例を示し、一方、図5(b)は、そのときに磁気検出部2bが得る出力例を示す。また、図5(a)および図5(b)では、横軸が時間であり、縦軸がY軸方向の磁場の強さを表す。各磁気検出部2a、2bの出力は、振幅が等しいsin波で、かつ位相差が90度であることが望ましい。スクリュー3の回転に伴って得られる磁束は、周期的に変化するため、このように設定することにより、各磁気検出部2a、2bの出力値の変化から、スクリュー3の回転量を求めることができる。しかしながら、図5(a)および図5(b)に示す各磁気検出部2a、2bの出力波形は、センサーマグネット1に対する磁気センサー2の位置により変化する。Z軸方向の位置(矢印d1)、すなわちセンサーマグネット1と磁気センサー2とのギャップ(間隔)が変化すると、主に磁気センサー2の出力値の振幅が変化する。一方、Y軸方向の位置(矢印d2)、すなわちセンサーマグネット1の回転軸と直交する方向の位置関係が変化すると、主に各磁気検出部2a、2bの出力値の位相差が変化する。さらに、Y軸方向とZ軸方向の両方の位置関係によっては、各磁気検出部2a、2bで振幅や波形の歪み方が異なる場合もある。このように、各磁気検出部2a、2bの出力波形の振幅が所定の範囲にあり、かつ位相差が90度のSin波となるように、センサーマグネット1に対する磁気センサー2の位置を、Y軸方向とZ軸方向との所定の範囲内に配置する必要がある。そこで、本実施形態では、以下のようにセンサーマグネット1に対する磁気センサー2の位置を調整し、固定をする。
次に、本実施形態における磁気センサー2の位置を調整し固定する方法について説明する。図1(b)を参照すると、この状態では、固定鏡筒18に駆動部20が組み込まれている。また、アクチュエーター4、フォトインタラプター15および磁気センサー2は、予めフレキシブル基板22に連結されている。まず、フレキシブル基板22を、接着剤や両面テープなどを用いてセンサー保持部材7に固定した状態にしておく。次に、所定の厚みを有するスペーサー9を、固定鏡筒18に設けられているスライド用の受け面18dに配置しつつ、その上にセンサー保持部材7を組み合わせる。このとき、受け面18dに設けられている2つのピン18bを、センサー保持部材7に設けられているスライド用の長穴7bにそれぞれ挿入する。そして、センサー保持部材7に設けられている4つのスライド用の凸部7c(図3(a)参照)を、固定鏡筒18に設けられている2箇所のスライド用の凸部受け面18cに当接させる。この当接は、後述する止めネジ8を締結する際に、止めネジ8の回転方向の倒れを抑制するのに有利となる。ここまでの組み付け(仮締め)により、センサー保持部材7は、固定鏡筒18に対してY軸方向にスライド移動可能な状態となる。
次に、この状態でセンサーマグネット1を回転させながら、磁気センサー2のセンサー出力を確認する。ここで、図5に示すような所望の位相差90度のsin波のセンサー出力が得られた場合には、それ以上調整する必要がないのでそのまま調整終了となり、止めネジ8を用いてセンサー保持部材7を固定鏡筒18に固定する。止めネジ(締結部材)8は、センサー保持部材7の止めネジ用の長穴7aと、スペーサー9の止めネジ用の穴9aを貫通し、固定鏡筒18に設けられている止めネジ穴18aに締結(本締め)される。
一方、所望の位相差90度のsin波のセンサー出力が得られなかった場合には、以下のようにセンサー保持部材7の位置調整を行い、センサーマグネット1に対する磁気センサー2のY軸方向とZ軸方向との位置を決定する。ここで、Z軸方向は、センサーマグネット1の回転軸と磁気センサー2とを結ぶ軸に平行な方向(ギャップ方向)であり、Y軸方向は、センサーマグネット1の回転軸と直交し、かつギャップ方向であるZ軸とも直交する軸に平行な方向である。まず、磁気センサー2の各磁気検出部2a、2bによる2つのセンサー出力において、主に位相差を調整したい場合には、センサー保持部材7をY軸方向にスライド移動させる。そして、センサー出力を観察しながら、位相差が90度となるようなY軸方向の位置で、止めネジ8を用いてセンサー保持部材7を固定する。一方、主にセンサー出力の振幅を調整したい場合には、スペーサー9の厚みを変更する。その上で、センサー出力を観察しながら、位相差が90度となるようにY軸方向にスライド移動させてセンサー保持部材7の位置を決定し、止めネジ8を用いて固定する。
なお、止めネジ8として採用し得る一般的なネジは、鉄などの磁性体を使用したものとする場合が多い。そのため、レンズ駆動装置100の量産時の作業性を考慮すると、センサーマグネット1や磁気センサー2の近くにこのような磁性体を配置することで磁場が変化し、所望のセンサー出力が得られなくなる場合もあり得る。特に、磁性体を磁気センサー2の裏面(具体的には磁気検出面の裏面)に配置すると、磁気センサー2の磁気検出面を貫く磁場が変化してしまう。そのため、止めネジ8は、磁気センサー2の裏面を避けて配置するのが望ましい。なお、「磁気検出面」とは、磁気センサー2の内部で磁気を検出する場所であり、具体的には、図4でいう磁気検出部2aと磁気検出部2bとを結ぶXY平面をいう。そこで、本実施形態では、止めネジ8は、磁気センサー2の出力への影響を抑えるよう、センサーマグネット1および磁気センサー2(磁気検出面)から所定の距離だけ離れた位置に配置する。具体的には、センサー保持部7において、長穴7a(および長穴7b)が形成されている止めネジ締結面7dを以下のように設ける。すなわち、止めネジ締結面7dは、ギャップ方向であるY軸方向において、磁気センサー2の磁気検出面とは異なり、かつセンサーマグネット1から遠ざかる方向の平面上に位置するように設けられる。さらに、この平面は、磁気センサー2の裏面を避けた(第1の軸方向とは重ならない)位置にある。この構成により、止めネジ8が磁性体であっても、センサー出力に対する影響を抑え、レンズ駆動装置100の量産時の作業性を維持することができる。
また、従来のレンズ駆動装置では、予期せず外部から衝撃(外乱)が加わったときに、センサーマグネットと磁気センサーとが接触する可能性があった。このような接触が発生すると、衝撃の前後でセンサーマグネットと磁気センサーとの位置関係が変化することで出力が変化したり、さらには、それらが破損して出力が得られなかったりすることも考えられる。そこで、レンズ駆動装置100は、予期せず外部から衝撃が加わったときでも、センサーマグネット1と磁気センサー2とが接触することを抑止するためのメカストッパー部を有する。図6は、図3各図に示すメカストッパー部17およびその周辺の拡大図である。特に、図6(a)は、斜視図であり、図6(b)は、Y軸方向から見た側面図である。また、図7は、メカストッパー部17およびその周辺に特化した図3(c)に示すA−A’断面を示す図である。磁気センサー2は、センサーマグネット1から所定のギャップ5dだけ離れた位置に配置されるが、センサーマグネット1の小型化と、所定の感度を得るためには、ギャップ5dをより狭くすることが望ましい。しかしながら、ギャップを狭くすればするほど、外部から衝撃が加わったときにセンサーマグネット1と磁気センサー2とが接触してしまう可能性が高くなる。そこで、本実施形態では、図6および図7に示すように、Z軸方向において、固定部材6の曲げ部6aの一部と、センサー保持部材7の一部とが、センサーマグネット1と磁気センサー2とが接触する前に接触するようなメカストッパー部17を設ける。すなわち、メカストッパー部17のクリアランス(隙間)17dは、図7に示すように、センサーマグネット1と磁気センサー2とのギャップ5dよりも狭くなるように設定される。この構成により、外部から衝撃が加わったときには、メカストッパー部17が先当たりするので、センサーマグネット1と磁気センサー2の接触を予め抑止することができ、結果的に、磁気センサー2は、常時安定したセンサー出力を送信することができる。
ここで、参考として、クリアランス17dとギャップ5dとのばらつき精度について説明する。クリアランス17dは、固定部材6の曲げ部6aと、センサー保持部材7の例えば突起部7eとにより形成される。このうち、曲げ部6aの位置精度は、固定鏡筒18と固定部材6との位置決め精度と、固定部材6の曲げ精度とに依存する。一方、突起部7eの位置精度は、固定鏡筒18に対するセンサー保持部材7の位置決め精度と、センサー保持部材7単体における突起部7eの寸法精度に依存する。これに対して、ギャップ5dについて、センサーマグネット1の位置精度は、センサーマグネット1単体の寸法精度、スクリュー3への取付精度、スクリュー3の固定部材6に支持される精度、固定部材6の固定鏡筒18への位置決め精度の積み重ねに依存する。一方、磁気センサー2の位置精度は、磁気センサー2単体の寸法精度、磁気センサー2とフレキシブル基板22との実装精度、センサー保持部材7への位置決め精度、センサー保持部材7と固定鏡筒18との位置決め精度の積み重ねに依存する。これらのことを前提としてクリアランス17dとギャップ5dとを比較すると、クリアランス17dの方が、各構成要素の部品点数や組み込み回数が少ないため、ばらつきが少なく、位置精度が高い。したがって、仮にギャップ5dが公差の範囲内でばらついて狭くなったとしても、クリアランス17を常にギャップ5dよりも狭くなるように設定し得る。
このように、レンズ駆動装置100は、高い精度が要求される磁気センサー2の設置位置を、専用の調整工具を用いることなく、容易に調整することができる。また、センサーマグネット1の小型化のために、よりセンサーマグネット1に近い範囲で磁気センサー2を高精度に位置決めしたい場合でも、同様に容易に調整し得る。なお、このときの調整精度は、スペーサー9の厚みの変化量と、センサー保持部材7のスライド量に依存するが、より高精度な位置調整を行うために、マイクロゲージなどを用いてスライド量を管理すれば、μm単位での位置調整にも対応可能である。また、レンズ駆動装置100は、メカストッパー部17を備えるので、外部から予期せぬ衝撃が加わったときでも、センサーマグネット1と磁気センサー2との接触を抑止できる。したがって、磁気センサー2は、常時正確なセンサー出力を送信でき、結果的に正確な位置検出が可能となることから、レンズ駆動装置100の制御性が向上する。
以上のように、本実施形態によれば、アクチュエーターの回転角度を認識するために用いる磁気センサーの設置位置を容易に調整し、かつ制御性の向上の点で有利なレンズ駆動装置を提供することができる。また、さらに、このレンズ駆動装置をビデオカメラやデジタルスチルカメラなどの撮像装置や交換レンズ単体などに適用することで、制御性の向上に有利な光学機器を提供することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態に係るレンズ駆動装置について説明する。図8は、本実施形態に係るレンズ駆動装置200の全体を示す図であり、特に、図8(a)は、斜視図であり、図8(b)は、X軸方向から見た平面図である。図9は、本実施形態における駆動部20の構成を示す斜視図である。図10は、本実施形態における駆動部20と位置検出部5との位置関係を示す図である。特に、図10(a)は、斜視図であり、図10(b)は、Y軸方向から見た側面図であり、図10(c)は、Z軸方向から見た側面図である。本実施形態に係るレンズ駆動装置の特徴は、第1実施形態におけるセンサー保持部材7の別タイプとしてのセンサー保持部材30を備える点にある。なお、その他の構成については、第1実施形態に係るレンズ駆動装置100と同一または類似であり、以下対応する構成には同一の符号を付し、説明を省略する。まず、センサー保持部材30も、第1実施形態におけるセンサー保持部材7に対応する部分(センサー保持部材7における符号7a〜7eのそれぞれ対応する符号30a〜30e)を有する。そして、センサー保持部材30でも、固定鏡筒18に固定される止めネジ締結面30dが、磁気センサー2の磁気検出面とは高さが異なり、かつ磁気センサー2の磁気検出面の裏面とは一致しない平面上に位置するのは、センサー保持部材7と同様である。また、センサー保持部材30でも、止めネジ締結面30dは、センサーマグネット1の回転軸と、磁気センサー2の各磁気検出部2a、2bとを結ぶ軸とは重ならない位置に配置される。回転軸の方向は、X軸と平行な軸であるので、具体的には、X軸方向の−側にずれた箇所で固定鏡筒18とセンサー保持部材30とが止めネジ8によって固定される。その上で、センサー保持部材30が、特に第1実施形態におけるセンサー保持部材7と異なる点は、固定鏡筒18に対する止めネジ締結面7dの設置位置が、磁気センサー2の位置を基準として90°回転している点にある。具体的には、図8〜図10の各図に示すように、センサー保持部材30は、磁気センサー2と止めネジ締結面30dとがX軸方向に列をなして並ぶように、固定鏡筒18に設置される形状を有する。この構成によれば、第1実施形態と同様の効果を奏する。さらに、第1実施形態における図1(b)と比較しつつ、本実施形態における図8を見るとわかるとおり、本実施形態のレンズ駆動装置200は、図8中の波線に示す領域31の分だけ省スペース化され、全体的に小型化される。そして、この省スペース化により生じた領域31には、レンズ鏡筒内部の他の構成部品を配置することが可能となる。
次に、本発明の第2実施形態に係るレンズ駆動装置について説明する。図8は、本実施形態に係るレンズ駆動装置200の全体を示す図であり、特に、図8(a)は、斜視図であり、図8(b)は、X軸方向から見た平面図である。図9は、本実施形態における駆動部20の構成を示す斜視図である。図10は、本実施形態における駆動部20と位置検出部5との位置関係を示す図である。特に、図10(a)は、斜視図であり、図10(b)は、Y軸方向から見た側面図であり、図10(c)は、Z軸方向から見た側面図である。本実施形態に係るレンズ駆動装置の特徴は、第1実施形態におけるセンサー保持部材7の別タイプとしてのセンサー保持部材30を備える点にある。なお、その他の構成については、第1実施形態に係るレンズ駆動装置100と同一または類似であり、以下対応する構成には同一の符号を付し、説明を省略する。まず、センサー保持部材30も、第1実施形態におけるセンサー保持部材7に対応する部分(センサー保持部材7における符号7a〜7eのそれぞれ対応する符号30a〜30e)を有する。そして、センサー保持部材30でも、固定鏡筒18に固定される止めネジ締結面30dが、磁気センサー2の磁気検出面とは高さが異なり、かつ磁気センサー2の磁気検出面の裏面とは一致しない平面上に位置するのは、センサー保持部材7と同様である。また、センサー保持部材30でも、止めネジ締結面30dは、センサーマグネット1の回転軸と、磁気センサー2の各磁気検出部2a、2bとを結ぶ軸とは重ならない位置に配置される。回転軸の方向は、X軸と平行な軸であるので、具体的には、X軸方向の−側にずれた箇所で固定鏡筒18とセンサー保持部材30とが止めネジ8によって固定される。その上で、センサー保持部材30が、特に第1実施形態におけるセンサー保持部材7と異なる点は、固定鏡筒18に対する止めネジ締結面7dの設置位置が、磁気センサー2の位置を基準として90°回転している点にある。具体的には、図8〜図10の各図に示すように、センサー保持部材30は、磁気センサー2と止めネジ締結面30dとがX軸方向に列をなして並ぶように、固定鏡筒18に設置される形状を有する。この構成によれば、第1実施形態と同様の効果を奏する。さらに、第1実施形態における図1(b)と比較しつつ、本実施形態における図8を見るとわかるとおり、本実施形態のレンズ駆動装置200は、図8中の波線に示す領域31の分だけ省スペース化され、全体的に小型化される。そして、この省スペース化により生じた領域31には、レンズ鏡筒内部の他の構成部品を配置することが可能となる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態に係るレンズ駆動装置について説明する。本実施形態に係るレンズ駆動装置の特徴は、上記各実施形態で使用されている磁気センサー2の種類をホールICに変更する点にある。なお、その他の構成は、上記各実施形態と同様であるので説明を省略する。図11は、本実施形態における磁気センサー23による磁場検出の原理を説明するための図である。スクリュー3に一体的に設置されている円環状のセンサーマグネット1に、円周上にN極とS極とが交互に着磁されているのは、第1実施形態と同様である。一方、本実施形態における磁気センサー23は、センサーマグネット1が発生する磁場のうちのY軸方向またはZ軸方向の磁場を1つの磁気検出部23aで検出するホールICである。すなわち、磁気センサー23は、第1実施形態における磁気センサー2が2つの磁気検出部2a、2bを有していたのに対して、磁気検出部の数が1つ少ない。
次に、本発明の第3実施形態に係るレンズ駆動装置について説明する。本実施形態に係るレンズ駆動装置の特徴は、上記各実施形態で使用されている磁気センサー2の種類をホールICに変更する点にある。なお、その他の構成は、上記各実施形態と同様であるので説明を省略する。図11は、本実施形態における磁気センサー23による磁場検出の原理を説明するための図である。スクリュー3に一体的に設置されている円環状のセンサーマグネット1に、円周上にN極とS極とが交互に着磁されているのは、第1実施形態と同様である。一方、本実施形態における磁気センサー23は、センサーマグネット1が発生する磁場のうちのY軸方向またはZ軸方向の磁場を1つの磁気検出部23aで検出するホールICである。すなわち、磁気センサー23は、第1実施形態における磁気センサー2が2つの磁気検出部2a、2bを有していたのに対して、磁気検出部の数が1つ少ない。
図12は、磁気センサー23の出力例を示すグラフである。特に、図12(a)は、スクリュー3が矢印d3の向きに等速回転しているときに磁気検出部23が得るZ軸方向(ギャップ方向)の出力例を示し、一方、図12(b)は、そのときに磁気検出部23が得るY軸方向(ギャップ方向と直交する方向)の出力例を示す。また、図12(a)および図12(b)では、横軸が時間であり、縦軸がそれぞれの軸方向の磁場の強さを表す。磁場の性質上、センサーマグネット1から必要な磁場が得られる位置に磁気センサー23を配置すれば、センサーマグネット1が回転しているときに磁気センサー23が得るZ軸方向とY軸方向との磁場は、振幅が略等しく、位相差が略90度の略sin波となる。したがって、このような磁気センサー23を用いることで、磁気センサー23の位置調整は、Z軸方向(d1)を主とし、Z軸方向の調整だけでは所望のセンサー出力が得られなかった場合にのみ、Y軸方向(d2)の位置調整を行うとすることができる。これにより、上記各実施形態と比較して、より設置位置の調整の容易性に有利となる。
なお、上記の各実施形態では、Z軸方向についてはスペーサー9の厚みにより、一方、Y軸方向についてはセンサー保持部材7のスライド移動により、センサーマグネット1に対する磁気センサー2の位置を調整するものとした。しかしながら、本発明は、これに限らず、調整方向および調整方法については、いずれの組み合わせとしてもよい。また、上記の各実施形態では、磁気センサー2の種類として、Y軸方向の磁場を検出する磁気抵抗素子と、Z軸方向およびY軸方向の磁場を検出するホールICとを例示した。しかしながら、本発明に採用し得る磁気センサーは、磁力の強さに対応した信号を出力するものであれば、その種類を問わず、また、例えばZ軸方向(ギャップ方向)の磁場を検出する磁気センサーを採用するものでもよい。さらに、上記各実施形態では、アクチュエーター4としてステッピングモーターを採用しているが、回転出力が得られるならば、DCモーターやACモーターなど、他のモーターでも採用可能である。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、これらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形および変更が可能である。
1 センサーマグネット
2 磁気センサー
3 スクリュー
4 アクチュエーター
7 センサー保持部材
8 止めネジ
10 移動レンズ群
18 固定部材
100 レンズ駆動装置
2 磁気センサー
3 スクリュー
4 アクチュエーター
7 センサー保持部材
8 止めネジ
10 移動レンズ群
18 固定部材
100 レンズ駆動装置
Claims (8)
- 固定部を基準としてレンズ群を所定の方向に移動させるレンズ駆動装置であって、
前記レンズ群を移動させるための力を回転により発生させて、該力を出力軸を介して前記レンズ群に伝えるアクチュエーターと、
円環状で円周方向に多極着磁され、前記出力軸と一体的に回転可能な磁性体と、
前記磁性体の外周面に非接触で対向し、前記出力軸が回転しているときに、前記磁性体が発生させる磁場を検出する検出器と、
前記検出器を保持し、前記磁性体に対する前記検出器の位置を、前記磁性体の回転軸と前記検出器とを結ぶ軸に平行な第1の方向、または前記回転軸と前記第1の方向とに直交する軸に平行な第2の方向に調整可能とする形状を有する保持部材と、
前記保持部材を前記固定部に固定する締結部材と、
を備えることを特徴とするレンズ駆動装置。 - 前記保持部材は、前記検出器の検出面とは異なる平面上に位置する前記締結部材の設置部を有することを特徴とする請求項1に記載のレンズ駆動装置。
- 前記設置部が位置する前記第1の方向は、前記磁性体の回転軸と前記検出器とを結ぶ前記軸とは重ならないことを特徴とする請求項2に記載のレンズ駆動装置。
- 前記保持部材は、前記保持部材と前記固定部との間にスペーサーを挿入可能とする面を有することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のレンズ駆動装置。
- 前記保持部材は、前記固定部に対して、前記第1の方向および前記第2の方向にスライド移動可能とする面を有することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のレンズ駆動装置。
- 外乱を受けたときに、前記磁性体と前記検出器とが接触する前に、前記回転軸を支持している部材の一部と前記保持部材の一部とを前記第1の方向において接触させることで、前記磁性体と前記検出器との接触を抑止するメカストッパーを備えることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載のレンズ駆動装置。
- 前記締結部材は、仮締めの状態で前記保持部材の位置を調整し、前記保持部材の位置が決定された後に本締めを行うことで前記保持部材を固定するネジであることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載のレンズ駆動装置。
- レンズ群を含む光学系を有する光学機器であって、
前記光学系は、請求項1ないし7のいずれか1項に記載のレンズ駆動装置を含むことを特徴とする光学機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013163952A JP2015031943A (ja) | 2013-08-07 | 2013-08-07 | レンズ駆動装置、それを用いた光学機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013163952A JP2015031943A (ja) | 2013-08-07 | 2013-08-07 | レンズ駆動装置、それを用いた光学機器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015031943A true JP2015031943A (ja) | 2015-02-16 |
Family
ID=52517267
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013163952A Pending JP2015031943A (ja) | 2013-08-07 | 2013-08-07 | レンズ駆動装置、それを用いた光学機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2015031943A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016177219A (ja) * | 2015-03-23 | 2016-10-06 | コニカミノルタ株式会社 | 駆動ユニット及びレンズ鏡胴 |
-
2013
- 2013-08-07 JP JP2013163952A patent/JP2015031943A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2016177219A (ja) * | 2015-03-23 | 2016-10-06 | コニカミノルタ株式会社 | 駆動ユニット及びレンズ鏡胴 |
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