JP2015030553A - ワーク位置決め装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ワークの最大位置調整幅を小さくすることなく小型化を図ることができ、ワークを所定位置に確実に固定することができるワーク位置決め装置を提供する。【解決手段】本発明に係るワーク位置決め装置10は、ベース部12の平面24aと直交する方向に沿って延在した軸部108と、軸部108の一端側に設けられた状態で軸部108の径方向外方に延出すると共に板状部80の一方の面80bを中間部14側に押圧してテーブル部16をロックする押さえ部110と、軸部108の他端側に設けられたピストン56と、軸部108とテーブル部16との間に介設された弾性部材98とを備える。テーブル部16には、押さえ部110が相対変位可能な可動空間Sが形成されている。【選択図】図3

Description

本発明は、ワークを所定位置に位置決めして固定するためのワーク位置決め装置に関する。
従来、ローラコンベア等で搬送されたワークを所定位置に位置決めするワーク位置決め装置が広汎に利用されている。例えば、特許文献1に開示されているワーク位置決め装置は、下板と、下板の上に設けられて複数のボールが転動可能に配設される複数の保持孔が形成されたリテーナと、リテーナの上に設けられた上板と、をケーシング内に収容した構成を備えている。上板の中央には、ケーシングの外部に位置してワークが載置される天板を支持する軸部が設けられ、軸部の下端部とケーシングとの間にスプリングが介設されている。
このようなワーク位置決め装置では、天板に載置されたワークをエアシリンダ等で所定方向に押圧すると、下板に対して上板が複数のボールを介してスライドするため、ワークが位置決めされる。一方、無負荷状態では、スプリングの作用によって、上板(天板)は、センタリングポジションに復帰する。
しかしながら、当該ワーク位置決め装置は、ケーシング内に上板をスライドさせるための可動空間やスプリングを配置するための空間を設ける必要があると共にケーシングの厚み寸法が必要であるため、スライド方向の寸法が増大してしまうという問題があった。
そこで、例えば、特許文献2に開示されているワーク位置決め装置が提案されている。このワーク位置決め装置は、平面を有する下ブロックと、前記平面に接触する複数のボールが転動可能に配設される複数の保持孔が形成されたリテーナと、複数のボールの上に設けられてワークが載置される上ブロックとを備えている。リテーナの中央に設けられた軸部と上ブロックとの間には、ばね部材が設けられている。下ブロック及び上ブロックの各々には、軸部の可動範囲を規制する可動空間が形成されている。
このようなワーク位置決め装置では、特許文献1のようなワーク位置決め装置と比較して、下ブロックの可動空間と上ブロックの可動空間を略半分にすることができるため、ワークの最大位置調整幅を小さくすることなく小型化を図ることが可能となっている。
また、このワーク位置決め装置は、軸部の下端部のフランジをピストンで保持することによって、複数のボールの回転を止めてリテーナ及び上ブロックを下ブロックに対してロックする構成を採用している。
特開2005−109443号公報 特許第4797025号公報
ところで、通常、リテーナの各保持孔を構成する壁面と各ボールとの間には所定のクリアランスが設けられている。このようなクリアランスを設けないと、各ボールを円滑に転動させることができず、中間体及び上ブロックをスライドさせることができないためである。
上述した特許文献2のようなワーク位置決め装置では、リテーナに設けられた軸部を下ブロックのピストンで保持することによって、複数のボールが回転しなくなり、リテーナ及び上ブロックが下ブロックに対してロックされるとしている。しかしながら、実際には、軸部(リテーナ)を保持した状態で、各ボールは各保持孔を構成する壁面との間のクリアランス分だけ移動する。そのため、上ブロックが中間体に対して前記クリアランス分だけガタツクことがある。
また、このワーク位置値決め装置では、ロック解除時に、上ブロックが各ボールに対してスライド可能であるため、上ブロックと各ボールとの摩擦抵抗は比較的小さいと考えられる。そのため、上ブロックにワークを載置した状態であっても、スライド方向に沿った外力がワーク等に作用した場合、上ブロックは下ブロックに対してスライドしてしまうことがある。
すなわち、前記ワーク位置決め装置では、ワークを所定位置に確実に固定することができないおそれがある。
本発明は、このような課題を考慮してなされたものであり、ワークの最大位置調整幅を小さくすることなく小型化を図ることができ、ワークを所定位置に確実に固定することができるワーク位置決め装置を提供することを目的とする。
本発明に係るワーク位置決め装置は、ワークを位置決めして固定するためのワーク位置決め装置であって、平面を有するベース部と、前記平面にスライド可能に設けられた中間部と、前記平面と平行に設けられて前記中間部に対してスライドする板状部を有し、且つワークが載置されるテーブル部と、前記平面と直交する方向に沿って延在した軸部と、前記軸部の一端側に設けられた状態で当該軸部の径方向外方に延出すると共に前記板状部の一方の面を前記中間部側に押圧して前記テーブル部をロックする押さえ部と、前記軸部の他端側に設けられて当該軸部の軸線方向に沿って変位可能な状態で前記ベース部に配設されたピストンと、前記軸部と前記テーブル部との間に介設されて当該テーブル部を基準位置に復帰させるための第1弾性部材と、を備え、前記テーブル部には、前記押さえ部が相対変位可能な可動空間が形成されている、ことを特徴とする。
上記のワーク位置決め装置によれば、軸部とテーブル部との間に第1弾性部材を介設しているので、第1弾性部材を支持するためのケーシングを設ける必要がない。また、押さえ部が相対変位可能な可動空間をテーブル部に形成しているので、テーブル部の外形寸法を大きくすることなく当該テーブル部の可動スペースを確保することができる。これにより、ケーシングを設ける構成と比較して、ワークの最大位置調整幅を小さくすることなく、ワーク位置決め装置の小型化を図ることができる。さらに、このような押さえ部を設けることによって、テーブル部がベース部から離脱することを防止できる。さらにまた、ピストンを中間部とは反対側に変位させることにより、板状部の一方の面に押さえ部を押し付けることができる。すなわち、板状部の一方の面と押さえ部との間に生じる摩擦力によって、テーブル部をベース部に対して直接的にロックすることができる。これにより、テーブル部のスライド方向に沿ってワーク等に外力が作用した場合であっても、テーブル部がベース部に対して変位することを抑制できる。従って、ワークを所定位置に確実に固定することができる。
上記のワーク位置決め装置において、前記中間部は、前記ベース部の前記平面と前記板状部の他方の面とに接触するボールと、前記ボールが転動可能な状態で配設される保持孔が形成されたリテーナと、を有していてもよい。
上記の構成によれば、中間部及びテーブル部のスライド動作を円滑に行うことができる。この場合、保持孔を構成する壁面とボールとの間に所定のクリアランスが形成される。しかしながら、テーブル部をベース部に対して直接的にロックするので、前記クリアランスに起因するテーブル部のガタツキを抑制できる。よって、ワークを所定位置に一層確実に固定することができる。
上記のワーク位置決め装置において、前記ベース部には、シリンダ室が形成され、前記ピストンは、前記シリンダ室に摺動可能に配設されていてもよい。
上記の構成によれば、ベース部に形成されたシリンダ室に摺動可能にピストンを配設しているため、ワーク位置決め装置の構成を簡素化することができる。
上記のワーク位置決め装置において、前記押さえ部は、前記軸部の外周面に設けられた円筒部と、前記円筒部の外周面から径方向外方に向けて突出した棒状部と、を有し、前記テーブル部には、前記棒状部が挿通される開口部が形成されていてもよい。
上記の構成によれば、棒状部が挿通される開口部をテーブル部に形成しているので、テーブル部の可動スペースを大きくとることができ、ワーク位置決め装置を効率的に小型化できる。また、棒状部を板状部の一方の面に確実に押し付けることができるため、テーブル部をベース部に対して確実にロックすることができる。
上記のワーク位置決め装置において、前記板状部は、環状に形成され、前記軸部は、前記板状部の内孔に配置され、前記棒状部は、前記円筒部の周方向に等間隔に複数設けられ、前記テーブル部には、複数の前記棒状部に対応して複数の前記開口部が形成されていてもよい。
上記の構成によれば、円筒部の周方向に等間隔に複数の棒状部を設けているので、中間部に対するテーブル部のスライド方向に拘わらずテーブル部をベース部に対して確実にロックすることができる。
上記のワーク位置決め装置において、前記棒状部は、前記板状部に対して面接触してもよい。
上記の構成によれば、棒状部が板状部に対して線接触する構成と比較して、板状部に作用する押圧力(単位面積当たりの圧力)を小さくすることができる。これにより、棒状部及び板状部の変形(破損)を抑えることができる。
上記のワーク位置決め装置において、前記中間部と前記軸部との間に介設されて前記中間部を基準位置に復帰させるための第2弾性部材を備えていてもよい。
上記の構成によれば、ベース部に対してスライドした中間部を第2弾性部材の弾性力によって基準位置に容易に復帰させることができる。
上記のワーク位置決め装置において、前記第1弾性部材及び前記第2弾性部材の各々は、渦巻ばねであってもよい。この場合、スライドした中間部及びテーブル部を効率的に所定の基準位置に復帰させることができる。
本発明に係るワーク位置決め装置によれば、軸部とテーブル部との間に第1弾性部材を介設し、テーブル部の板状部の一方の面を中間部側に押圧してロックする押さえ部が挿通する開口部を当該テーブル部に形成している。よって、ワークの最大位置調整幅を小さくすることなく小型化を図ることができ、ワークを所定位置に確実に固定することができる。
本発明の一実施形態に係るワーク位置決め装置の平面図である。 図1に示すワーク位置決め装置の側面図である。 図2のIII−III線に沿った断面図である。 前記ワーク位置決め装置の分解斜視図である。 前記ワーク位置決め装置を構成する中間部及びテーブル部をベース部に対してスライドさせた状態を示す一部断面斜視図である。 前記ワーク位置決め装置を構成する中間部及びテーブル部をベース部に対してロックした状態を示す平面図である。 図6のVII−VII線に沿った断面図である。
以下、本発明に係るワーク位置決め装置について好適な実施形態を挙げ、添付の図面を参照しながら説明する。
本実施形態に係るワーク位置決め装置10は、ローラコンベア等の搬送装置で搬送されたワークWを所定位置に位置決めして固定するセンタリングユニットとして構成されている。そのため、このワーク位置決め装置10は、ローラコンベアを構成する隣接するローラ間に配設された昇降装置に取り付けられる。
図1及び図2に示すように、ワーク位置決め装置10は、ベース部12と、ベース部12に対してスライド可能に設けられた中間部14と、中間部14に対してスライド可能に設けられてワークW(図5参照)が載置されるテーブル部16と、中間部14及びテーブル部16をベース部12に対してロックするロック機構18とを備える。
図3及び図4に示すように、ベース部12は、平面視で略四角形状の板状部材であるベースフランジ(取付部)20と、ベースフランジ20に設けられたロックシリンダ(シリンダ部)22と、ロックシリンダ22に設けられた円環状の第1ボール当て板24とを有する。第1ボール当て板24は、例えば、熱処理されたステンレス鋼等が用いられる。このようなステンレス鋼を用いた場合、第1ボール当て板24の硬度を好適に高めることができる。
ベースフランジ20には、当該ベースフランジ20を前記昇降装置に固定するための図示しないボルトが挿通する複数の固定孔26と、ロックシリンダ22を取り付けるためのボルト28が挿通する複数(図4では4つ)の挿通孔30が形成されている。各固定孔26は、ベースフランジ20の各角部に位置している。
ベースフランジ20の一方の面(ロックシリンダ22に指向する面)の略中央には、円形凹部32が形成されている。円形凹部32を構成する内周面の一端部には、ガスケット34が装着される円環状のガスケット装着溝36が形成されている。ガスケット34は、例えば、ゴムで構成されている。このガスケット装着溝36の外側に周方向に等間隔に複数の前記挿通孔30が位置している。
ロックシリンダ22は、円板状に形成されたロックシリンダ本体38と、ロックシリンダ本体38の略中央からベースフランジ20側に突出した第1凸部40と、ロックシリンダ本体38の略中央からベースフランジ20とは反対側に突出した第2凸部42とを有している。
ロックシリンダ本体38には、複数のボルト28の各々が螺合する複数(図4では4つ)のボルト孔44が形成されている。これらボルト孔44は、複数の挿通孔30に対応してロックシリンダ本体38の周方向に等間隔に位置している。
第1凸部40は、円形凹部32に嵌入(挿入)される。第1凸部40の先端面には凹部46が形成されており、この凹部46の底面には第2凸部42の先端面に開口するロッド孔48が形成されている。ベースフランジ20の円形凹部32を構成する壁面とロックシリンダ22の凹部46を構成する壁面とでシリンダ室50が形成される。
このシリンダ室50には、ベースフランジ20に形成されて大気開放された第1ポート52と、ロックシリンダ22に形成されて圧力流体を供給・排出するための第2ポート54とが連通している。なお、第1ポート52を圧力流体の供給・排出用のポートとし、第2ポート54を大気開放用のポートとして用いても構わない。
シリンダ室50には、ベースフランジ20の厚み方向に沿って摺動可能(変位可能)にピストン56が配設されている。ピストン56の外周面には、ピストンパッキン58が装着されるピストンパッキン装着溝60が形成されている。ピストン56の一方の面には、ロッド孔48に挿通するピストンロッド62が一体的に設けられている。
ロッド孔48を構成する壁面には、ロッドパッキン64が装着されるロッドパッキン装着溝66が形成されている。ピストンロッド62の一端面には、スタッドボルト(支軸)68の先端部が螺合するボルト孔70が形成されている。
第1ボール当て板24は、第2凸部42の外周側においてロックシリンダ本体38に配設されている。第1ボール当て板24の外径の寸法は、ロックシリンダ本体38の外径の寸法と同一に設定され、第1ボール当て板24の厚み寸法は、第2凸部42の突出長よりも大きく設定されている。すなわち、第2凸部42の先端面は、第1ボール当て板24の一方の面24aよりも低くなる。これにより、中間部14がベース部12に対して好適にスライドさせることができる。
中間部14は、複数のボール72と、各ボール72が転動可能な状態で配設される複数の保持孔74が形成された円環状のリテーナ76とを有している。各ボール72は金属材料で構成されており、リテーナ76は樹脂材料で構成されている。複数の保持孔74は、周方向に等間隔に位置している。リテーナ76は、各ボール72が第1ボール当て板24の一方の面24aに接触するように配設されている。これにより、中間部14は、第1ボール当て板24の一方の面24aに対してスライド可能となる。
リテーナ76とピストンロッド62との間には弾性部材(第2弾性部材)78が介設されている。具体的には、リテーナ76の内周面に形成された環状溝とピストンロッド62の外周面に形成された環状溝とに弾性部材78が装着されている。このような環状溝に弾性部材78を装着しておくことで、弾性部材78の位置ずれを抑制できる。
本実施形態では、弾性部材78として渦巻ばねを用いている。このような渦巻ばねを用いると、中間部14が360°いずれの方向にスライドしても当該中間部14を効率的に所定の基準位置(センタリングポジション)に復帰させる(中間部14の中心線をスタッドボルト68の軸線上に位置させる)ことができて好適である。ただし、弾性部材78は、ベース部12に対してスライドした中間部14を所定の基準位置に復帰させることができるものであれば、その構成及び材質を任意に設定することが可能である。つまり、弾性部材78は、円環状のゴム部材であっても構わない。
テーブル部16は、複数のボール72が接触する面80aを有する円環状の第2ボール当て板(板状部)80と、第2ボール当て板80に設けられたカバー部82と、カバー部82に設けられてワークWが載置されるテーブル本体84とを有している。第2ボール当て板80は、第1ボール当て板24の一方の面24aに対して平行に設けられている。第2ボール当て板80は、例えば、熱処理されたステンレス鋼等が用いられる。このようなステンレス鋼を用いた場合、第2ボール当て板80の硬度を好適に高めることができる。
第2ボール当て板80の一方の面(中間部14とは反対側に指向する面)80bには、複数(図4では3つ)のボルト穴86が周方向に等間隔に形成されている。カバー部82は、第2ボール当て板80の各ボルト穴86に対応して設けられた複数の脚部88と、これら脚部88の一端部を連結する円環部90とを含む。これにより、テーブル部16には、後述する押さえ部110が相対変位可能な可動空間Sが形成されることとなる。各脚部88は、平面視で扇形に近い形状をなしている(図1参照)。カバー部82には、各ボルト穴86に連通してカバー部82と第2ボール当て板80とを締結する締結ボルト92が挿通する複数の貫通孔94が形成されている。
第2ボール当て板80と円環部90との間に複数の脚部88を設けることによって、テーブル部16には、第2ボール当て板80の一方の面、各脚部88の側面及び円環部90の他方の面とで複数(3つ)の開口部96が形成される。各開口部96の幅寸法(隣接する脚部88の間隔)は、各脚部88の幅寸法よりも大きく形成されている。
円環部90とスタッドボルト68の間には弾性部材(第1弾性部材)98が介設されている。具体的には、円環部90の内周面に形成された環状溝とスタッドボルト68の拡径した頭部68aの外周面に形成された環状溝とに弾性部材98が装着されている。このような環状溝に弾性部材98を装着しておくことで、弾性部材98の位置ずれを抑制できる。
本実施形態では、弾性部材98として渦巻ばねを用いている。このような渦巻ばねを用いると、テーブル部16が360°いずれの方向にスライドしても当該テーブル部16を効率的に所定の基準位置(センタリングポジション)に復帰させる(テーブル部16の中心線をスタッドボルト68の軸線上に位置させる)ことができて好適である。ただし、弾性部材98は、ベース部12に対してスライドしたテーブル部16を所定の基準位置に復帰させることができるものであれば、その構成及び材質を任意に設定することが可能である。つまり、弾性部材98は、円環状のゴム部材であっても構わない。
テーブル本体84は、ワークWが載置される円板部100と、円板部100の縁部から中間部14側に突出した環状突出部102とを有している。環状突出部102には、テーブル本体84を円環部90に固定するためのビス104が挿通する複数のビス孔106が形成されている。
ロック機構18は、ピストン56、ピストンロッド62、スタッドボルト68、スリーブ112及び押さえ部110を有している。本実施形態では、ピストンロッド62、スタッドボルト68及びスリーブ112が軸部108として機能する。軸部108は、第1ボール当て板24の一方の面24aに対して直交する方向に延在している。スリーブ112は、ピストンロッド62の先端面に当接した状態で押さえ部110を支持する。
押さえ部110は、第2ボール当て板80の一方の面80bを中間部14側に押圧するための部材であって、スタッドボルト68の外周面に固着された円筒部114と、円筒部114の外周面から径方向外方に向けて延出した複数(図4では3つ)の棒状部116とを含む。円筒部114は、スリーブ112とスタッドボルト68の拡径した頭部68aとに接触している。
複数の棒状部116は、円筒部114の周方向に等間隔に配設されている。すなわち、各棒状部116は、各開口部96に挿入されると共に四角形状の横断面を有している。これにより、各棒状部116は、第2ボール当て板80に対して面接触することとなる。よって、各棒状部116が第2ボール当て板80に対して線接触する構成と比べて、各棒状部116及び第2ボール当て板80が変形(破損)することを抑制できる。
本実施形態では、中間部14とテーブル部16が基準位置にある状態で、スリーブ112の外周面と第2ボール当て板80の内周面との間隔は、円筒部114の外周面と脚部88との間隔よりも狭く設定されている。すなわち、中間部14に対してテーブル部16がスライドした際に、スリーブ112が第2ボール当て板80の内周面に接触することでストッパとして機能する。
本実施形態に係るワーク位置決め装置10は、基本的には以上のように構成されるものであり、以下、その作用及び効果について説明する。ここでは、ローラコンベアによって搬送されたワークWをワーク位置決め装置10を用いて位置決めして固定する動作について説明する。
先ず、初期状態において、ワーク位置決め装置10は、ロック機構18のロックを解除しておく。すなわち、第2ポート54を介してシリンダ室50の流体を排出(吸引)することにより、ピストン56をシリンダ室50の一端側に配置させて各棒状部116を第2ボール当て板80から離間させる。
そして、ローラコンベアによって搬送されたワークWがワーク位置決め装置10の上方に停止すると、昇降装置がワーク位置決め装置10を上昇する。これにより、ワークWは、ローラコンベアから離間してテーブル本体84に載置されることとなる。
続いて、図5に示すように、図示しないエアシリンダによりワークWを所定方向(矢印A方向)に押すことによって、ワークWの位置決めがなされる。このとき、中間部14の複数のボール72が第1ボール当て板24の一方の面24aを転動することにより、リテーナ76が弾性部材78を圧縮させながら矢印A方向にスライドする。これにより、中間部14がベース部12に対して所定距離だけ矢印A方向にスライドすることとなる。
また、第2ボール当て板80の他方の面80aが複数のボール72を滑ることにより、円環部90(テーブル部16)が弾性部材98を圧縮させながら矢印A方向にスライドする。これにより、テーブル部16が中間部14に対して所定距離だけ矢印A方向にスライドすることとなる。なお、このとき、ベース部12に形成された可動空間Sを押さえ部110が相対変位する。
すなわち、本実施形態では、ベース部12に対する中間部14のスライド量と中間部14に対するテーブル部16のスライド量との合計がベース部12に対するテーブル部16の変位量となる。なお、本実施形態において、ベース部12に対する中間部14のスライド量は、ベース部12に対するテーブル部16のスライド量の略半分となっている。
そして、ワークWが最大位置調整幅だけ変位した場合には、第2ボール当て板80の内周面がスリーブ112の外周面に当接する。これにより、テーブル部16が中間部14から離脱することが防止される。
ワークWの位置決めが完了すると、第2ポート54を介してシリンダ室50に圧縮流体を供給する。そうすると、ピストン56が軸部108の軸線方向に沿ってシリンダ室50の他端側に摺動するため、複数の棒状部116が第2ボール当て板80側に変位して第2ボール当て板80の一方の面80bに接触して当該第2ボール当て板80を中間部14側に押圧する。これにより、各棒状部116と第2ボール当て板80の一方の面80bとの間に摩擦力が発生するため、テーブル部16がベース部12に対して直接的にロックされ、位置決めされたワークWが固定される(図6及び図7参照)。
このように、テーブル部16を構成する第2ボール当て板80を複数の棒状部116で中間部14側に押さえ付けているので、テーブル部16のスライド方向に沿ってワークW等に外力が作用したとした場合であっても、テーブル部16がベース部12に対して変位することを抑制できる。また、リテーナ76の各保持孔74を構成する壁面とボール72との間にクリアランスが形成されていても、テーブル部16をベース部12に対して直接的にロックするので、テーブル部16が中間部14に対してガタツクこともない。
本実施形態に係るワーク位置決め装置10によれば、スタッドボルト68の頭部68aと円環部90との間に弾性部材98を介設しているので、弾性部材98を支持するためのケーシングを設ける必要がない。また、押さえ部110が相対変位可能な可動空間Sをテーブル部16に形成しているので、テーブル部16の外形寸法を大きくすることなくテーブル部16の可動スペースを確保することができる。これにより、ケーシングを設ける構成と比較して、ワークWの最大位置調整幅を小さくすることなく、ワーク位置決め装置10の小型化を図ることができる。さらに、このような押さえ部110を設けることによって、テーブル部16がベース部12に対して離脱することを防止できる。
さらにまた、ピストン56を中間部14とは反対側に変位させることにより、第2ボール当て板80の一方の面80bに複数の棒状部116を押し付けることができる。すなわち、第2ボール当て板80の一方の面80bと各棒状部116との間に生じる摩擦力によって、テーブル部16をベース部12に対して直接的にロックすることができる。これにより、テーブル部16のスライド方向に沿ってワークW等に外力が作用した場合であっても、テーブル部16がベース部12に対して変位することを抑制できる。従って、ワークWを所定位置に確実に固定することができる。
本実施形態では、リテーナ76の各保持孔74に転動可能に配設された各ボールが第1ボール当て板24の一方の面24aと第2ボール当て板80の他方の面80aとに接触するため、中間部14及びテーブル部16のスライド動作を円滑に行うことができる。この場合、各保持孔74を構成する壁面と各ボールとの間に所定のクリアランスが形成される。しかしながら、テーブル部16をベース部12に対して直接的にロックするので、前記クリアランスに起因するテーブル部16のガタツキを抑制できる。よって、ワークWを所定位置に一層確実に固定することができる。
また、ピストン56をシリンダ室50の他端側(テーブル部16とは反対側)に摺動させると、押さえ部110が中間部14側に変位して第2ボール当て板80を押圧するため、テーブル部16及び中間部14がベース部12に対してロックされる。一方、ピストン56を一端側(テーブル部16側)に摺動させると、押さえ部110が中間部14とは反対側に変位するため、テーブル部16及び中間部14のベース部12に対するロックが解除される。これにより、ロック機構18を簡易な構成にすることができる。
さらに、テーブル部16に形成された各開口部96に各棒状部116を挿通しているため、テーブル部16の可動スペースを大きくとることができ、ワーク位置決め装置10を効率的に小型化できる。さらにまた、各棒状部116を第2ボール当て板80の一方の面80bに押し付けることができるので、テーブル部16をベース部12に対して確実にロックすることができる。
本実施形態によれば、第2ボール当て板80の内孔に軸部108を配置して円筒部114の周方向に等間隔に複数の棒状部116を設けているので、中間部14に対するテーブル部16のスライド方向に拘わらずテーブル部16をベース部12に対して確実にロックすることができる。
また、四角形状の横断面を有する各棒状部116が第2ボール当て板80に対して面接触するので、各棒状部116が第2ボール当て板80に対して線接触する構成と比較して、第2ボール当て板80に作用する押圧力(単位面積当たりの圧力)を小さくすることができる。これにより、各棒状部116及び第2ボール当て板80の変形(破損)を抑えることができる。
本実施形態によれば、リテーナ76とピストンロッド62との間に渦巻ばねで構成された弾性部材78を介設している。これにより、ベース部12に対してスライドした中間部14を弾性部材78の弾性力によって基準位置に容易に復帰させることができる。
本発明に係るワーク位置決め装置は、上述の実施形態に限らず、本発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成乃至工程を採り得ることはもちろんである。
10…ワーク位置決め装置 12…ベース部
14…中間部 16…テーブル部
18…ロック機構 24…第1ボール当て板
50…シリンダ室 56…ピストン
68…スタッドボルト 68a…頭部
72…ボール 74…保持孔
76…リテーナ 78…弾性部材(第2弾性部材)
80…第2ボール当て板(板状部) 82…カバー部
84…テーブル本体 88…脚部
90…円環部 96…開口部
98…弾性部材(第1弾性部材) 108…軸部
110…押さえ部 112…スリーブ
114…円筒部 116…棒状部
S…可動空間

Claims (8)

  1. ワークを位置決めして固定するためのワーク位置決め装置であって、
    平面を有するベース部と、
    前記平面にスライド可能に設けられた中間部と、
    前記平面と平行に設けられて前記中間部に対してスライドする板状部を有し、且つワークが載置されるテーブル部と、
    前記平面と直交する方向に沿って延在した軸部と、
    前記軸部の一端側に設けられた状態で当該軸部の径方向外方に延出すると共に前記板状部の一方の面を前記中間部側に押圧して前記テーブル部をロックする押さえ部と、
    前記軸部の他端側に設けられて当該軸部の軸線方向に沿って変位可能な状態で前記ベース部に配設されたピストンと、
    前記軸部と前記テーブル部との間に介設されて当該テーブル部を基準位置に復帰させるための第1弾性部材と、
    を備え、
    前記テーブル部には、前記押さえ部が相対変位可能な可動空間が形成されている、
    ことを特徴とするワーク位置決め装置。
  2. 請求項1記載のワーク位置決め装置において、
    前記中間部は、前記ベース部の前記平面と前記板状部の他方の面とに接触するボールと、
    前記ボールが転動可能な状態で配設される保持孔が形成されたリテーナと、
    を有する、
    ことを特徴とするワーク位置決め装置。
  3. 請求項1又は2に記載のワーク位置決め装置において、
    前記ベース部には、シリンダ室が形成され、
    前記ピストンは、前記シリンダ室に摺動可能に配設されている、
    ことを特徴とするワーク位置決め装置。
  4. 請求項3記載のワーク位置決め装置において、
    前記押さえ部は、前記軸部の外周面に設けられた円筒部と、
    前記円筒部の外周面から径方向外方に向けて突出した棒状部と、
    を有し、
    前記テーブル部には、前記棒状部が挿通される開口部が形成されている、
    ことを特徴とするワーク位置決め装置。
  5. 請求項4記載のワーク位置決め装置において、
    前記板状部は、環状に形成され、
    前記軸部は、前記板状部の内孔に配置され、
    前記棒状部は、前記円筒部の周方向に等間隔に複数設けられ、
    前記テーブル部には、複数の前記棒状部に対応して複数の前記開口部が形成されている、
    ことを特徴とするワーク位置決め装置。
  6. 請求項4又は5に記載のワーク位置決め装置において、
    前記棒状部は、前記板状部に対して面接触する、
    ことを特徴とするワーク位置決め装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載のワーク位置決め装置において、
    前記中間部と前記軸部との間に介設されて前記中間部を基準位置に復帰させるための第2弾性部材を備える、
    ことを特徴とするワーク位置決め装置。
  8. 請求項7記載のワーク位置決め装置において、
    前記第1弾性部材及び前記第2弾性部材の各々は、渦巻ばねである、
    ことを特徴とするワーク位置決め装置。
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