JP2015030526A - 揮散体及び揮散装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】揮散量の調整を可能としつつ、組み付け作業を要しない揮散体及び揮散装置を提供する。
【解決手段】シート体43を筒状に形成して揮散体本体42を自立可能な形状に形成する。揮散体本体42の長さ方向に第一〜第七伸縮部51〜57を設定し、各伸縮部51〜57を揮散体本体42の長さ方向に伸張した伸張状態41又は縮小した折畳状態58を選択的に形成可能とする。上下に隣接する伸縮部51〜57を連続的に設け、各伸縮部51〜57を折畳状態58にした状態で折畳状態58の伸縮部51〜57が積層されるように構成する。揮散体本体42は、各伸縮部51〜57を伸張状態41にして自立させた状態で、上方へ向かうに従って先細り形状となるように構成する。
【選択図】図2

Description

本発明は、薬剤を揮散する揮散体及び揮散装置に関する。
従来、薬剤を揮散する揮散体としては、伸縮できるものが知られている。
その例としては、コイルスプリングの外周部に螺旋状揮散体が巻き付けられたものや(例えば、特許文献1参照。)、スプリングを覆うように芯が設けられたものが知られている(例えば、特許文献2参照。)。
これらの揮散体では、伸縮を実現する為に金属製のスプリングを用いるため、製造工程が複雑化するとともに、コスト高を招いてしまう。また、使用時には、スプリングの長さ分揮散体が伸張されるため、揮散体を任意の長さに広げて使用することができないという問題があった。
一方、未使用時には折り畳んでおき、使用時には吊り下げることによって広げることができる折り畳み式の揮散体や、提灯形の揮散体も知られている(例えば、特許文献3参照。)。
これらの揮散体においては、揮散体を吊り下げて広げる構造上、任意の長さに広げた状態で使用することができず、揮散量の調整が困難であった。
また、揮散量の調整を可能とするものとして、揮散体が、薬剤容器内に配置される吸上部と、該吸上部で吸い上げられた薬剤を揮散する揮散部とで構成されたものが知られている(例えば、特許文献4参照。)。
この揮散装置では、前記揮散部を支持する枠体に複数の突部が設けられ、いずれかの突部を容器体の口部に係止することで、前記揮散部の露出量を調整できるように構成されており、前記揮散部の露出量に応じて揮散量を調整できるように構成されている。
実公昭60−21073号公報 実公昭39−27855号公報 特開2003−189777号公報 特開2013−013484号公報
しかしながら、このような従来の揮散装置にあっては、揮散体を構成する揮散部を枠体に取り付けなければならなかった。
このため、組み付けに手間を要するとともに、部品点数が増加するためコスト高を招いてしまうという問題があった。
本発明は、このような従来の課題に鑑みてなされたものであり、揮散量の調整を可能としつつ、組み付け作業を要しない揮散体及び揮散装置を提供することを目的とするものである。
前記課題を解決するために本発明の請求項1の揮散体にあっては、液体を吸い上げて揮散する揮散体本体からなる揮散体において、自立可能な前記揮散体本体を形成するとともに、該揮散体本体の長さ方向複数箇所に伸縮部を設定し、各伸縮部を当該揮散体本体の長さ方向に伸張した伸張状態又は前記長さ方向に縮小した折畳状態を選択的に形成可能に構成した。
すなわち、液体を吸い上げて揮散する揮散体本体は、自立可能に形成されている。このため、当該揮散体本体は、コイルスプリングなど他の部材を用いることなく形成される。
また、液体が収容された容器体などに立てた状態で配置することで、前記液体を吸い上げて揮散することができる。これにより、前記揮散体本体を支持する枠体等への取付が不要となる。
この揮散体本体には、長さ方向複数箇所に伸縮部が設定されており、各伸縮部を当該揮散体本体の長さ方向に伸張した伸張状態又は前記長さ方向に縮小した折畳状態を選択的に形成することができる。
このため、総ての伸縮部を前記伸張状態にすることで、前記揮散体本体の長さ寸法を長くすることができ、揮散面積の増大が図れる。また、前記伸縮部を選択的に前記折畳状態とすることで、前記揮散体本体の長さ寸法を短くすることができ、揮散面積の縮小化が図られる。
また、請求項2の揮散体においては、前記揮散体本体は、シート体を筒状に形成したものである。
すなわち、前記揮散体本体は、シート体が筒状に形成され自立可能に構成されている。このため、液体が収容された容器体などに立てた状態で配置することで、前記液体を吸い上げて揮散することができる。
さらに、請求項3の揮散体では、前記揮散体本体に前記各伸縮部を連続的に設け、各伸縮部を前記折畳状態にした状態で該折畳状態の前記伸縮部が積層されるように構成した。
すなわち、前記揮散体本体には、前記各伸縮部が連続的に設けられており、各伸縮部を前記折畳状態にすることで、該折畳状態の前記伸縮部を積層することができる。
これにより、揮散を行わない場合には、前記揮散体本体はコンパクト化される。
加えて、請求項4の揮散体にあっては、前記各伸縮部を前記伸張状態にして自立させた状態で上方へ向かうに従って先細り形状となるように前記揮散体本体を構成した。
すなわち、前記各伸縮部を前記伸張状態にして自立させた際には、当該揮散体本体を上方へ向かうに従って先細り形状とすることができる。
このため、揮散体本体を自立させた状態において、安定性が高められる。
また、請求項5の揮散体においては、前記伸縮部を前記シート体が折曲されてなる折曲部で構成し、該折曲部に前記伸張状態と前記折畳状態とを選択的に形成する思案点を設けた。
すなわち、前記伸縮部は、前記シート体が折曲されてなる折曲部で構成されており、この折曲部には、前記伸張状態と前記折畳状態とを選択的に形成する思案点が設定されている。
このため、この思案点を折曲することで、前記折畳状態が形成される。また、前記思案点を伸ばすことで、前記伸張状態が形成される。
さらに、請求項6の揮散体では、前記揮散体本体に切欠部を設けた。
すなわち、筒状に形成された揮散体本体には、切欠部が設けられているので、揮散体本体内部に揮散した液体が外部に放出される。
加えて、請求項7の揮散体にあっては、前記揮散体本体に突出片を設けた。
すなわち、揮散体本体には、突出片が設けられているので、揮散面積の増大が図られる。
そして、本発明の請求項8の揮散装置にあっては、液体が供給される容器体と、該容器体の開口部を閉鎖する蓋体と、前記容器体に収容され該容器体内の前記液体を吸い上げて揮散する揮散体とを備え、該揮散体の天部が前記蓋体に固定された揮散装置であって、シート体を筒状に形成して自立可能な前記揮散体を形成するとともに、該揮散体の長さ方向複数箇所に伸縮部を設定し、各伸縮部を当該揮散体の長さ方向に伸張した伸張状態又は前記長さ方向に縮小した折畳状態を選択的に形成可能に構成した。
すなわち、液体を吸い上げて揮散する揮散体は、シート体により自立可能に形成されている。このため、当該揮散体は、コイルスプリングなど他の部材を用いることなく形成される。
また、前記揮散体は、シート体が筒状に形成され自立可能に構成されている。このため、液体が収容された容器体に立てた状態で配置することで、前記液体を吸い上げて揮散することができる。これにより、前記揮散体を支持する枠体等への取付が不要となる。
この揮散体には、長さ方向複数箇所に伸縮部が設定されており、各伸縮部を当該揮散体の長さ方向に伸張した伸張状態又は前記長さ方向に縮小した折畳状態を選択的に形成することができる。
このため、総ての伸縮部を前記伸張状態にすることで、前記揮散体の長さ寸法を長くすることができ、揮散面積の増大が図れる。また、前記伸縮部を選択的に前記折畳状態とすることで、前記揮散体の長さ寸法を短くすることができ、揮散面積の縮小化が図られる。
また、請求項9の揮散装置においては、前記揮散体に前記各伸縮部を連続的に設け、各伸縮部を前記折畳状態にした状態で該折畳状態の前記伸縮部が積層されるように構成した。
すなわち、前記揮散体には、前記各伸縮部が連続的に設けられており、各伸縮部を前記折畳状態にすることで、該折畳状態の前記伸縮部を積層することができる。
これにより、揮散を行わない場合には、前記揮散体はコンパクト化される。
さらに、請求項10の揮散装置では、前記各伸縮部を前記伸張状態にして自立させた状態で上方へ向かうに従って先細り形状となるように前記揮散体を構成した。
すなわち、前記各伸縮部を前記伸張状態にして自立させた際には、当該揮散体を上方へ向かうに従って先細り形状とすることができる。
このため、揮散体を自立させた状態において、安定性が高められる。
加えて、請求項11の揮散装置にあっては、前記伸縮部を前記シート体が折曲されてなる折曲部で構成し、該折曲部に前記伸張状態と前記折畳状態とを選択的に形成する思案点を設けた。
すなわち、前記伸縮部は、前記シート体が折曲されてなる折曲部で構成されており、この折曲部には、前記伸張状態と前記折畳状態とを選択的に形成する思案点が設定されている。
このため、この思案点を折曲することで、前記折畳状態が形成される。また、前記思案点を伸ばすことで、前記伸張状態が形成される。
以上説明したように本発明の請求項1の揮散体にあっては、コイルスプリングなど他の部材を用いることなく揮散体本体を形成することができる。このため、コイルスプリング等を用いる場合と比較して、製造工程の簡素化を図ることができるととともに、低コスト化を図ることができる。
また、前記揮散体本体は、自立可能に構成されている。このため、液体が収容された容器体などに立てた状態で配置することで、前記液体を吸い上げて揮散することができる。
このため、従来のように、前記揮散体本体を支持する枠体等への取付が不要となり、組み付けなどの手間を省くことができる。
この揮散体本体には、長さ方向複数箇所に伸縮部が設定されており、各伸縮部を当該揮散体本体の長さ方向に伸張した伸張状態又は前記長さ方向に縮小した折畳状態を選択的に形成することができる。
このため、総ての伸縮部を前記伸張状態にすることで、前記揮散体本体の長さ寸法を長くすることができ、揮散面積の増大が図れ、揮散量を増大することができる。また、前記伸縮部を選択的に前記折畳状態とすることで、前記揮散体本体の長さ寸法を短くすることができ、揮散面積の縮小化が図られ、揮散量を少なくすることができる。
これにより、揮散量の調整が可能となる。
また、請求項2の揮散体においては、前記揮散体本体は、シート体が筒状に形成され自立可能に構成されている。このため、液体が収容された容器体などに立てた状態で配置することで、前記液体を吸い上げて揮散することができる。
このため、従来のように、前記揮散体本体を支持する枠体等への取付が不要となり、組み付けなどの手間を省くことができる。
さらに、請求項3の揮散体では、前記揮散体本体には、前記各伸縮部が連続的に設けられており、総ての伸縮部を前記折畳状態にすることで、該折畳状態の前記伸縮部を積層することができる。
これにより、揮散を行わない場合には、前記揮散体本体をコンパクトにして収納することができる。
加えて、請求項4の揮散体にあっては、前記各伸縮部を前記伸張状態にして自立させた際には、当該揮散体本体を上方へ向かうに従って先細り形状とすることができる。
このため、揮散体本体を自立させた状態において、安定性を高めることができる。
また、請求項5の揮散体においては、前記伸縮部は、前記シート体が折曲されてなる折曲部で構成されており、この折曲部には、前記伸張状態と前記折畳状態とを選択的に形成する思案点が設定されている。
このため、この思案点を折曲することで、前記折畳状態を形成することができる。また、前記思案点を伸ばすことで、前記伸張状態を形成することができる。
さらに、請求項6の揮散体では、筒状に形成された揮散体本体に切欠部が設けられている。このため、揮散体本体内部に揮散した液体を外部に放出することができ、揮散量の増大を図ることができる。
加えて、請求項7の揮散体にあっては、揮散体本体に突出片が設けられている。このため、揮散面積の増大が図られ、揮散量を増大することができる。
そして、本発明の請求項8の揮散装置においても、コイルスプリングなど他の部材を用いることなく揮散体を形成することができる。このため、コイルスプリング等を用いる場合と比較して、製造工程の簡素化を図ることができるととともに、低コスト化を図ることができる。
また、前記揮散体は、シート体が筒状に形成され自立可能に構成されている。このため、液体が収容された容器体に立てた状態で配置することで、前記液体を吸い上げて揮散することができる。
このため、従来のように、前記揮散体を支持する枠体等への取付が不要となり、組み付けなどの手間を省くことができる。
この揮散体には、長さ方向複数箇所に伸縮部が設定されており、各伸縮部を当該揮散体の長さ方向に伸張した伸張状態又は前記長さ方向に縮小した折畳状態を選択的に形成することができる。
このため、総ての伸縮部を前記伸張状態にすることで、前記揮散体の長さ寸法を長くすることができ、揮散面積の増大が図れ、揮散量を増大することができる。また、前記伸縮部を選択的に前記折畳状態とすることで、前記揮散体の長さ寸法を短くすることができ、揮散面積の縮小化が図られ、揮散量を少なくすることができる。
これにより、揮散量の調整が可能となる。
また、請求項9の揮散装置では、前記揮散体には、前記各伸縮部が連続的に設けられており、総ての伸縮部を前記折畳状態にすることで、該折畳状態の前記伸縮部を積層することができる。
これにより、揮散を行わない場合には、前記揮散体をコンパクトにして容器体内に収納することができる。
さらに、請求項10の揮散装置にあっては、前記各伸縮部を前記伸張状態にして自立させた際には、当該揮散体を上方へ向かうに従って先細り形状とすることができる。
このため、揮散体を自立させた状態において、安定性を高めることができる。
加えて、請求項11の揮散装置では、前記伸縮部は、前記シート体が折曲されてなる折曲部で構成されており、この折曲部には、前記伸張状態と前記折畳状態とを選択的に形成する思案点が設定されている。
このため、この思案点を折曲することで、前記折畳状態を形成することができる。また、前記思案点を伸ばすことで、前記伸張状態を形成することができる。
本発明の一実施の形態を示す説明図である。 同実施の形態の揮散体を伸張した状態を示す説明図である。 同実施の形態の揮散体を展開した状態を示す図である。
以下、本発明の一実施の形態を図に従って説明する。
図1は、本実施の形態にかかる揮散装置1を示す図であり、使用前の状態が示されている。
この揮散装置1は、液体11が供給される容器体12と、該容器体12の開口部13を閉鎖する蓋体14と、前記容器体12に収容された揮散体15とによって構成されている。なお、液体の例としては、芳香剤、消臭剤、防虫剤、殺虫剤等の揮散性の薬剤や水が挙げられる。液体11として水を用いる場合には、揮散装置1は加湿器として利用することができる。
前記容器体12は、上面開口状の下容器21と、該下容器21の上部に装着される上カバー22とによって構成されており、該上カバー22の下縁と前記下容器21の上縁とは、ねじ式の結合方式で結合されている。前記上カバー22の上部には、前記開口部13が形成されており、該開口部13の開口縁には、下方に延出するフランジ23が形成されている。前記容器体12に揺れが加えられた場合には、前記下容器21のみの場合と比較して、前記上カバー22が結合されて開口部が狭くなっていることに加え、前記フランジ23が返しとなり、前記液体11をこぼれ難くすることができる。
前記蓋体14の周縁部には、前記上カバー22の開口縁と係合する係合構造を有しており(図示省略)、該上カバー22の開口縁に前記蓋体14の周縁を当接した状態で該蓋体14を上から押さえることで、当該蓋体14を前記上カバー22に係合できるように構成されている。
この蓋体14の上面中央には、上方に突出したつまみ31が形成されており、当該蓋体14の下面には、前記揮散体15の天部を固定する固定部が設けられている(図示省略)。
図2は、前記揮散体15を伸張した伸張状態41を示す図であり、該揮散体15は、前記容器体12内の前記液体11を吸い上げて揮散する揮散体本体42により構成されている。該揮散体本体42は、図3にも示したように、不織布からなるシート体43を筒状に形成されてなり、自立可能な形状に形成されている。
前記揮散体本体42の長さ方向には、図2及び図3に示したように、第一〜第七伸縮部51〜57が設定されており、各伸縮部51〜57を当該揮散体本体42の長さ方向に伸張した伸張状態41又は前記長さ方向に縮小した折畳状態58(図1参照)を選択的に形成可能に構成されている。
上下に隣接する伸縮部51〜57は連続的に設けられており、各伸縮部51〜57を前記折畳状態58にした状態で該折畳状態58の前記伸縮部51〜57が、図1に示したように、積層されるように構成されている。
この揮散体本体42は、図2に示したように、前記各伸縮部51〜57を前記伸張状態41にして自立させた状態で、上方へ向かうに従って先細り形状となるように構成されている。
図3は、前記揮散体本体42をシート状に展開した状態を示す図であり、このシート体43は、台形状に形成されている。このシート体43は、筒状に丸められるように構成されており、これにより自立可能な前記揮散体本体42を形成できるように構成されている。
このシート体43の右縁には、該シート体43を丸めた状態で当該シート体43の左部と係合される第一〜第三係合片61〜63が形成されている。前記第一係合片61は、シート体43の左部に設けられた第一切欠部66に挿入されるように構成されており、前記第二係合片62は、シート体43の左部に設けられた第二切欠部67に挿入されるように構成されている。また、前記第三係合片63は、シート体43の左部に設けられた第三切欠部68に挿入されるように構成されている。
また、前記シート体43の左縁には、該シート体43を丸めた状態で当該シート体43の右部と係合される第四〜第六係合片71〜73が形成されている。前記第四係合片71は、シート体43の右部に設けられた第四切欠部76に挿入されるように構成されており、前記第五係合片72は、シート体43の右部に設けられた第五切欠部77に挿入されるように構成されている。また、前記第六係合片73は、シート体43の右部に設けられた第六切欠部78に挿入されるように構成されており、前記各係合片61〜63、71〜73を前記各切欠部66〜68、76〜78に挿入した状態で、当該シート体43を丸めた状態に維持できるように構成されている。
このシート体43の下縁には、前記揮散体本体42の底面を形成する第一〜第五底面構成片81〜85が形成されており、第一底面構成片81から第五底面構成片85を順次重ねることで、五角形状の底面を形成できるように構成されている。また、前記シート体43の上縁には、前記揮散体本体42の天面を形成する第一〜第五天面構成片91〜95が形成されており、第一天面構成片91から第五天面構成片95を順次重ねることで、五角形状の天面を形成できるように構成されている。
前記シート体43の下縁から上縁までの間には、前記第一〜第七伸縮部51〜57が形成されている。各伸縮部51〜57は、横方向に並設された五つの単位体101,・・・で構成されており、各単位体101,・・・は、折曲部を構成する四辺が山折りにされてなる台形状に形成されている。左右に隣接する単位体101,101は、左方の単位体101の右辺が右方の単位体101の左辺を形成するように構成されており、左右の単位体101,101は連続して形成されている。
各伸縮部51〜57を構成する各単位体101,・・・は、上底が下底より短くなるように構成されており、当該シート体43を丸めて筒状の揮散体本体42を形成した際に、当該揮散体本体42が上方へ向かうに従って先細り形状となるように構成されている。
各単位体101,・・・の右下角部と左上角部との対角線上には、思案点を構成する思案線111,・・・が谷折りによって形成されている。
これにより、前記蓋体14のつまみ31を操作して、前記揮散体本体42を下方へ押し下げることによって、前記各単位体101,・・・を前記思案線111で折曲できるように構成されており、各単位体101が折り畳まれた前記折畳状態58を形成できるように構成されている。このとき、前記揮散体本体42の下部は、容器体12底面に固定されておらず、前記つまみ31を操作して前記各単位体101を前記折畳状態58にする際には、当該揮散体本体42の下部が平面視反時計回りに回転できるように構成されている。
また、前記蓋体14のつまみ31を操作して、前記揮散体本体42を上方へ持ち上げることによって、前記各単位体101,・・・を前記思案線111で伸ばせるように構成されており、各単位体101を伸張した前記伸張状態41を形成できるように構成されている。このとき、前記揮散体本体42の下部は、容器体12底面に固定されていないので、前記つまみ31を操作して前記各単位体101を前記伸張状態41にする際には、当該揮散体本体42の下部が平面視時計回りに回転できるように構成されている。また、先細り形状の揮散体本体42の下縁部分は、前記容器体12の前記フランジ23部分に引っかかるため、不用意な離脱が防止されるように構成されている。
上下に隣接する伸縮部51〜57は、下側の単位体101の上底が上側の単位体101の下底を形成するように構成されている。これにより、上下に隣接する伸縮部51〜57は連続的に設けられ、各伸縮部51〜57を前記折畳状態58にした状態で該折畳状態58の前記伸縮部51〜57が、図1に示したように、積層されるように構成されている。
前記第一伸縮部51と前記第三伸縮部53と前記第五伸縮部55とを構成する各単位体101,・・・には、左辺寄りに円形切欠部121,・・・が形成されている。この円形切欠部121,・・・は、その一部が当該単位体101の左辺に連結されており、この連設部分を支点として切り起こすことで、各単位体101,・・・には、図2に示したように、切欠部としての円形穴122が形成されるとともに、各左辺からは、突出片としての円形片123が延出するように構成されている。
前記第二伸縮部52と前記第四伸縮部54と前記第六伸縮部56とを構成する各単位体101,・・・には、右辺寄りに円形切欠部121,・・・が形成されている。この円形切欠部121,・・・は、その一部が当該単位体101,・・・の右辺に連結されており、この連設部分を支点として切り起こすことで、各単位体101,・・・には、円形穴122が形成されるとともに、各右辺からは、円形片123が延出するように構成されている。
これにより、前記揮散体15内部に滞留した揮散した液体11を円形切欠部121から外部に揮散させることができる。また、延出した円形片123を揮散体として利用することができるので、不織布の面に沿って生ずる毛細管現象による揮散のみの場合と比較して、揮散量の増大を図ることができる。
なお、前記円形切欠部121は、円形に限定されるものではなく、他の形状であっても良い。
以上の構成にかかる本実施において、液体11を吸い上げて揮散する揮散体15は、シート体43により自立可能に形成されている。このため、当該揮散体15を、コイルスプリングなど他の部材を用いることなく形成することができる。
このため、コイルスプリング等を用いる場合と比較して、製造工程の簡素化を図ることができるととともに、低コスト化を図ることができる。
また、前記揮散体15は、前記シート体43が筒状に形成されており、自立可能に構成されている。このため、前記液体11が収容された容器体12内に立てた状態で配置することで、前記液体11を吸い上げて揮散することができる。
このため、従来のように、前記揮散体15を支持する枠体等への取付が不要となり、組み付けなどの手間を省くことができる。
そして、この揮散体15には、長さ方向複数箇所に伸縮部51〜57が設定されており、各伸縮部51〜57を当該揮散体15の長さ方向に伸張した伸張状態41又は前記長さ方向に縮小した折畳状態58を選択的に形成することができる。
このため、総ての伸縮部51〜57を前記伸張状態41にすることで、前記揮散体15の長さ寸法を長くすることができる。これにより、揮散面積を増大することができ、揮散量の増大を図ることができる。
また、各伸縮部51〜57を選択的に前記折畳状態58とすることで、前記揮散体15の長さ寸法を短くすることができる。これにより、揮散面積を縮小することができ、揮散量を少なくすることができる。
したがって、揮散量の調整が可能となる。
また、前記揮散体15には、前記各伸縮部51〜57が連続的に設けられており、総ての伸縮部51〜57を前記折畳状態58にすることで、該折畳状態58の前記伸縮部51〜57を積層することができる。
これにより、揮散を行わない場合には、前記揮散体15をコンパクトにして容器体12内に収納し、該容器体12の開口部を蓋体14で閉鎖することができる。
また、前記各伸縮部51〜57を前記伸張状態41にして自立させた際には、当該揮散体15を上方へ向かうに従って先細り形状とすることができる。
このため、前記揮散体15を自立させた状態において、起立状態の安定性を高めることができる。
そして、前記伸縮部51〜57は、前記シート体43が台形状に折曲されてなる折曲部としての単位体101で構成されており、この単位体101には、前記伸張状態41と前記折畳状態58とを選択的に形成する思案点としての思案線111が設定されている。
このため、この思案線111を折曲することで、前記折畳状態58を形成することができる。また、前記思案点111を伸ばすことで、前記伸張状態41を形成することができる。
また、筒状に形成された前記揮散体本体42に切欠部としての円形穴122,・・・が設けられている。このため、前記揮散体本体42内部に揮散した液体11を外部に放出することができ、揮散量の増大を図ることができる。
さらに、前記揮散体本体42には、突出片としての円形片123,・・・が設けられている。このため、揮散面積の増大が図られ、前記液体11の揮散量を増大することができる。
なお、本実施の形態では、上方へ向かうに従って先細り形状となる揮散体15を例に挙げて説明したが、これに限定されるものではなく、上方へ向かうに従って先太り形状となる揮散体であってもよい。この場合、各伸縮部51〜57を構成する各単位体101,・・・の下底を上底より短くする。
このような構成では、本発明の作用効果に加えて、容器体12に収容された液体11の量が同じ場合において、先細り形状の場合と比較して、揮散体15のうち外気に接する面積が大きくなるため、揮散量の増大を図ることができる。
1 揮散装置
11 液体
12 容器体
13 開口部
14 蓋体
15 揮散体
41 伸張状態
42 揮散体本体
43 シート体
55 第五伸縮部
58 折畳状態
101 単位体
111 思案線
122 円形穴
123 円形片

Claims (11)

  1. 液体を吸い上げて揮散する揮散体本体からなる揮散体において、
    自立可能な前記揮散体本体を形成するとともに、該揮散体本体の長さ方向複数箇所に伸縮部を設定し、各伸縮部を当該揮散体本体の長さ方向に伸張した伸張状態又は前記長さ方向に縮小した折畳状態を選択的に形成可能に構成したことを特徴とする揮散体。
  2. 前記揮散体本体は、シート体を筒状に形成したものであることを特徴とする請求項1記載の揮散体。
  3. 前記揮散体本体に前記各伸縮部を連続的に設け、各伸縮部を前記折畳状態にした状態で該折畳状態の前記伸縮部が積層されるように構成したことを特徴とする請求項1又は2記載の揮散体。
  4. 前記各伸縮部を前記伸張状態にして自立させた状態で上方へ向かうに従って先細り形状となるように前記揮散体本体を構成したことを特徴とする請求項1、2又は3記載の揮散体。
  5. 前記伸縮部を前記シート体が折曲されてなる折曲部で構成し、該折曲部に前記伸張状態と前記折畳状態とを選択的に形成する思案点を設けたことを特徴とする請求項1から4にいずれか記載の揮散体。
  6. 前記揮散体本体に切欠部を設けたことを特徴とする請求項2から5にいずれか記載の揮散体。
  7. 前記揮散体本体に突出片を設けたことを特徴とする請求項6記載の揮散体。
  8. 液体が供給される容器体と、該容器体の開口部を閉鎖する蓋体と、前記容器体に収容され該容器体内の前記液体を吸い上げて揮散する揮散体とを備え、該揮散体の天部が前記蓋体に固定された揮散装置であって、
    シート体を筒状に形成して自立可能な前記揮散体を形成するとともに、該揮散体の長さ方向複数箇所に伸縮部を設定し、各伸縮部を当該揮散体の長さ方向に伸張した伸張状態又は前記長さ方向に縮小した折畳状態を選択的に形成可能に構成したことを特徴とする揮散装置。
  9. 前記揮散体に前記各伸縮部を連続的に設け、各伸縮部を前記折畳状態にした状態で該折畳状態の前記伸縮部が積層されるように構成したことを特徴とする請求項8記載の揮散装置。
  10. 前記各伸縮部を前記伸張状態にして自立させた状態で上方へ向かうに従って先細り形状となるように前記揮散体を構成したことを特徴とする請求項8又は9記載の揮散装置。
  11. 前記伸縮部を前記シート体が折曲されてなる折曲部で構成し、該折曲部に前記伸張状態と前記折畳状態とを選択的に形成する思案点を設けたことを特徴とする請求項8、9又は10記載の揮散装置。
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