JP2015030504A - 巻掛け梱包装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】扁平なワークの積層、端辺揃え、および、巻掛け装置への供給を自動化して、能率的な巻掛け梱包を行うことができる巻掛け梱包装置を提供する。
【解決手段】扁平矩形のワークwを搬入するワーク搬入装置1と、搬入された設定枚数のワークwを順次積層して積層ワークWを形成する積層機構2と、積層ワークWの側端辺を当接支持して設定位置まで押圧移動させる送出し機構3と、設定位置に押圧移動された積層ワーク群Wの一端辺と直交する他の側端辺を当接支持して梱包処理位置まで押圧移動させる送込み機構4と、梱包処理位置に押圧移動されてきた積層ワークWを巻掛け梱包する巻掛け機構5と、を備えてある。
【選択図】図1

Description

本発明は、主としてシート状あるいはプレート状に形成された扁平なワークを所定枚ずつ積層して梱包テープなどで巻掛け梱包する装置に関する。
従来より、積層されたワーク群を供給すると、自動的に梱包テープを巻き掛けて、その両端同士を結合する巻掛け機構は利用されているのであるが(例えば、特許文献1参照)、ワークを積層してその前後および左右の端辺を揃えた状態で巻掛け機構に供給する作業は人手によっていた。
特開平10−53210号公報
人手によるワーク群の積層および端辺揃えには手間がかかり、作業能率が低いものにならざるを得ないものであった。
本発明は、このような実情に着目してなされたものであって、扁平なワークの積層、端辺揃え、および、巻掛け装置への供給を自動化して、能率的な巻掛け梱包を行うことができる巻掛け梱包装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明では次のように構成している。
(1)本発明は、扁平矩形のワークを搬入する搬入装置と、搬入された設定枚数のワークを順次積層して積層ワークを形成する積層機構と、積層ワークの一端辺をプッシャーで当接支持して設定位置まで押圧移動させる送出し機構と、 前記設定位置に押圧移動された積層ワークの前記一端辺と直交する他の側端辺を支持部材で当接支持して梱包処理位置まで押圧移動させる送込み機構と、 前記梱包処理位置に押圧移動されてきた積層ワークを巻掛け梱包する巻掛け機構とを備えている。
本発明によると、積層ワークは、その一端辺を送出し機構のプッシャーで押圧移動された後、この一端辺と直交する他の側端辺を送込み機構の支持部材で当接支持されて梱包処理位置まで押圧移動されるので、積層ワークはその押圧移動の間に左右方向および前後方向からの押圧揃え作用を受けることになり、きれいに揃えられ積層状態で巻き掛け梱包処理することができる。
(2)本発明の好ましい実施態様では、前記積層機構の下方に前記送出し機構におけるワーク搬送径路の始端部を配置し、積層機構で形成した積層ワークを前記送出し機構におけるワーク搬送径路の始端部に載置供給する。
この実施態様によると、積層機構と送出し機構の始端部が上下に重複することで、装置全体の平面スペースを小さくすることができる。
(3)本発明の他の実施態様では、前記搬入装置における搬送径路の横一側にガイドを立設固定し、ワークの側辺を前記ガイドで摺接案内しながら前記積層位置に向けて搬送する。
この実施態様によると、搬入装置による搬送中にワークを横一側に揃えて積層機構に供給し、乱れのない積層を行うことができる。
(4)本発明の更に他の実施態様では、前記送出し機構におけるワーク搬送方向に沿ってチェーンを回動可能に配備するとともに、このチェーンに前記プッシャーを起伏自在に連結し、前記チェーンの往路においてはプッシャーをワーク搬送径路に突出する押圧搬送用の姿勢に起立させ、チェーンの復路においてはプッシャーをワーク搬送径路から退入させる。
この実施態様によると、一定方向に回動するチェーンの往路における所望の範囲を、積層ワークをプッシャーで押圧移動させるワーク搬送径路とすることができ、積層機構から送込み機構の始端部への積層ワークの送り出しを的確に行うことができる。
(5)本発明の他の実施態様では、前記送込み機構の前記支持部材を、ワークの搬送方向での長さより大きい前後間隔をもって複数箇所に配備し、これら支持部材を前記前後間隔と等しいストロークで一体にタクト作動させて、前後複数の支持部材で積層ワークを複数回順送りして前記梱包処理位置に送り込む。
この実施態様によると、ワークを複数回に分けて順送りするので、支持部材を送り込み方向に往復作動させる駆動手段を、ワークの全体送り込み移動距離に比べて小型のものにすることができる。
このように、本発明によれば、ワーク群の積層、端辺揃え、および、巻掛け機構への供給を自動化して、ワークの積層から巻掛け梱包までの処理を能率よく行うことができる。
図1は本発明に係る巻掛け梱包装置の平面図である。 図2は本発明に係る巻掛け梱包装置の正面図である。 図3は積層機構、送出し機構、および、送込み機構を示す縦断面図である。 図4は送出し機構の要部を縦断した正面図である。 図5は送込み機構の正面図である。 図6は送込み機構の要部を示す縦断面図である。 図7は送出し作動を示す側面図である。 図8は送込み作動を示す正面図である。 図9は送込み作動を示す正面図である。 図10は巻き掛け梱包した積層ワークの斜視図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
この巻掛け梱包装置は、図10に示すように、矩形に形成された扁平なワークwを設定枚数ずつ積層し、その積層ワークWを梱包テープTで巻掛け梱包するものであり、図1に、本発明に係る巻掛け梱包装置の全体平面図が、また、図2に、その正面図がそれぞれ示されている。
この巻掛け梱包装置は、ワークwを載置して搬入するワーク搬入装置1と、搬入されたワークwを設定枚数づつ順次積層して積層ワークWを形成する積層機構2と、形成された積層ワークWを積層処理箇所から設定位置まで押圧移動させる送出し機構3と、前記設定位置の積層ワークWを巻掛け処理位置まで押圧移動させる送込み機構4と、巻掛け処理位置に搬送されてきた積層ワークWを巻掛け梱包する巻掛け機構5とが備えられている。
以下、各機構の詳細な構造およびその作動について説明する。なお、以降の説明の便宜上、ワーク搬入装置1および送込み機構4におけるワーク搬送径路に沿った方向(図1では左右方向)を前後方向、これと水平に直交する方向を左右(横)方向と呼称する。
前記ワーク搬入装置1には、ローラコンベア6、計量用ベルトコンベア7、および、選別用ベルトコンベア8とが前後方向直列に配備されており、長手方向を前後に向けた姿勢で供給されたワークwは、ローラコンベア6を経て計量用ベルトコンベア7に送られる。ここでワークwの重量が計測されて、ラベルなどの添付物の添付もれやワークw自体に欠損などのある不良品が検出され、検出された不良品は次に移載される選別用ベルトコンベア8において、コンベア自体が後端部を支点として下方に揺動することで排出され、所定重量を満たす良品だけが積層機構2に搬入されるようになっている。
なお、前記ローラコンベア6は、各ローラ軸心が平面視において少し傾斜して配備されて、載置したワークwが斜め前方に向けて搬送されるよう構成されるとともに、ワーク搬送径路の横側にガイド9が立設固定されており、ローラコンベア6上を搬送される間に、ワークwが一方のガイド9に摺接案内されて横方向に位置決めされた状態で計量用ベルトコンベア7に移載されるようになっている。また、ローラコンベア6から計量用ベルトコンベア7に亘るワーク搬送径は、透明樹脂板からなるトンネル状の風防カバー10で覆われ、外風が計量に悪影響を及ぼさないよう構成されている。
前記積層機構2には、図2に示すように、選別用ベルトコンベア8の終端に臨設して遊転自在に横架された受けローラ11、その上方に対向して駆動可能に横架されたブラシ状の送込みローラ12が備えられるとともに、図1に示すように、ワークwの横幅に相当する間隔をもって対向するよう固定配備された左右一対のガイド板13、その下方において内向きに突出された受け部材14、および、両ガイド板13の間の前方位置に固定配備されたストッパ15、等が備えられており、ワーク搬入装置1で送られてきたワークwは回転される送込みローラ12によって勢いを付けられて左右のガイド板13の間に放出され、ストッパ15によってワークwの前端が受け止められるとともに、受け部材14で下方から受け止め支持され、後続のワークwが順次一定姿勢で積層されるようになっている。
なお、左右のガイド板13は、図3に示すように、固定配備された支持フレーム16に左右移動可能に支持された上下のラック部材17にそれぞれ連結されており、両ラック部材17に咬合するピニオンギヤ18を手動で回動操作して左右のラック部材17を背反的に左右移動させることで、両ガイド部材13の間隔をワークwの横幅に応じて調節することができるようになっている。また、ストッパ15も、ワークwの前後長さに対応して位置調節可能となっている。
図1,図3に示すように、左右の受け部材14は、L形に屈曲されて先端部が櫛歯状に形成された板材からなり、ガイド板13から外向きに延出された前後一対のガイド軸20に沿って左右にスライド移動可能に支持されるとともに、ガイド板13に連結固定されたシリンダ21によって左右にスライド駆動可能に構成されている。積層処理工程においては、両受け部材14がガイド板13の内側に突出するワーク受け止め位置にあり、所定枚数のワークwの積層が完了すると、シリンダ21が伸出作動して両受け部材14がそれぞれ横外方に向けて後退移動し、受け部材14の支持を解除された積層ワークWが両ガイド板13の間において落下され、送出し機構3におけるワーク搬送径路の始端部に載置供給される。
図3に示すように、送出し機構3には、積層機構2の直下位置から送込み機構4の始端部に亘る横長の搬送台22と、搬送台22に載置された積層ワークWを送込み機構4の始端部に向けて押圧搬送する複数のプッシャー23と、これを搬送台22に沿って横移動させる複数本(この例では6本)のチェーン24とが備えられている。
図3,図4に示すように、搬送台22は、フレーム25に亘って前後水平に架設したステー26に、硬質樹脂製のガイド部材22aを前後に間隔を開けて並列配備して構成されており、ガイド部材22aの間に形成された間隙からプッシャー23が突出した起立姿勢で横移動することで、積層ワークWの横一側辺をプッシャー23で当接支持して送込み機構4の始端部に押圧移動させるようになっている。なお、搬送台22の搬送面(上面)は、ワーク搬送方向に対して若干前上がり傾斜されている。
各チェーン24は、送込み機構4の始端部下方において前後向きに軸支した駆動スプロケット27と積層機構2の下方において軸支した従動スプロケット28とに亘って縦回し巻回され、駆動スプロケット27を、図2及び図5に示す減速機付きのモータ29に巻掛け連動して駆動することで、全チェーン24が同期して回動駆動されるとともに、各チェーン24の周方向所定位置において前後2本づつのプッシャー23がチェーンリンク連結ピン24aを介して支点p周りに起伏揺動可能に枢支連結されている。
また、図3,図4に示すように、ガイド部材22aを支持したステー26には、各チェーン24の上側移動径路(往路)においてチェーン24を摺接案内するガイドレール30と、プッシャー23を起立案内するための案内部材31とが並列支持されている。
案内部材31は積層ワークWを押圧搬送する領域にのみ配備されており、チェーン24の上側移動径路(往路)においてプッシャー23が横方向に直線移動する際に、プッシャー23の基端部が案内部材31の上面に摺接案内されることで、プッシャー23が搬送台22の上方に突出した起立姿勢となり、プッシャー23が下側の戻り径路(復路)を走行する際には、図5に示すように下方に垂れ下がった姿勢で移動するよう構成されている。
送込み機構4は、図1〜図3に示すように、送出し機構3の終端部に臨む位置から巻掛け機構5に亘る前後に長い搬送台41と、搬送台41に載置された積層ワークWを巻掛け機構5に向けて押圧搬送する前後一対の支持部材42と、これを前後および上下に移動させる駆動手段とが備えられている。
搬送台41は、図5,図6に示すように、硬質樹脂材からなる前後に長い案内部材41aを左右に間隔を開けて並列配備して構成されており、棒材を櫛状に並列配備してなる支持部材42の下端を案内部材41aの間に入り込ませた状態で前方に移動することで、積層ワークWの後端辺を支持部材42で当接支持して巻掛け機構5に向けて押圧移動させるようになっている。
支持部材42の駆動手段は、搬送台41の横一側上方において前後水平に配備されたロッドレスシリンダ43と、これを平行に昇降するシリンダ44とで構成されており、ロッドレスシリンダ43の側面に前後移動可能に装備された可動台43aに前後に長い支持ブラケット45が連結され、この支持ブラケット45に前後一対の支持部材42が、積層ワークWの前後長さより大きい所定の前後間隔Lをもって装着支持されている。また、可動台43aが支持部材42の前後間隔Lと同一のストロークSで前後に往復移動するようロッドレスシリンダ43が制御されるとともに、これに同期してシリンダ44によってロッドレスシリンダ43全体が平行に昇降され、前後の支持部材42が搬送台41に沿って前方に移動した後、上方に退避して後方に復帰移動し、元の位置まで下降する、矩形の移動軌跡に沿って循環往復移動する作動、いわゆるタクト作動するよう構成されている。
この実施形態の巻掛け梱包装置は以上のように構成されており、以下にその梱包作動について説明する。
ワーク搬入装置1に供給されたワークwは、ローラコンベア6に載置されて前方に搬送される間に、横一側方に寄せられてガイド9で位置決めされ、計量用ベルトコンベア7および選別用ベルトコンベア8を経て積層機構2に供給される。
積層機構2に供給されたワークwは、送込みローラ12によって勢いを付けられて左右のガイド板13の間に放出され、ストッパ15によってワークwの前端が受け止められるとともに、両ガイド板13の内方に突出している受け部材14で受け止め支持され、後続のワークwが順次一定姿勢で積層されてゆく。
所定枚数のワークwが積層されると、図7(a)中の仮想線で示すように、両受け部材14が横外方に退避移動して、積層ワークWの支持が解除され、積層ワークWは落下して送出し機構3の搬送台22上に載置される。
この場合、搬送台22の搬送面が若干前上がり傾斜されているので、搬送台22上に積層ワークWが落下した際に、上層のワークwが搬送方向前方に崩れ動くことが抑制される。なお、上層のワークwが搬送方向後方に崩れ動いたとしても、搬送方向後方から作用するプッシャー23で押圧されて揃えられることになる。
次に、送出し機構3のチェーン24が回動され、搬送台22上に突出して移動するプッシャー23が積層ワークWの横一側辺に当接し、積層ワークWは送込み機構4の始端部に向けて押圧移動されてゆく。
図7(b)に示すように、積層ワークWが送込み機構4における搬送台41の上に移載されて、その側脇に立設固定されたガイド板34に受け止められた時点で、プッシャー23の基端部が案内部材31の終端に到達する。図7(c)に示すように、チェーン24の引き続く回動に伴って、案内部材31から外れて自由になったプッシャー23は、積層ワークWの側端および搬送台22の端部に当接摺動しながら移動方向と逆方向に倒伏格納されて戻り径路に移動してゆく。
図8(a)に示すように、積層ワークWが送込み機構4の始端部に搬送された時点において、前後の支持部材42は後方下方位置に待機しており、積層ワークWが、両支持部材42の間に供給される。
次に、図8(b)に示すように、ロッドレスシリンダ43が作動して前後の支持部材42が一体に前方に移動し、後方の支持部材42(r)に後端辺を当接支持されて積層ワーク群Wが前方に押圧移動される。この支持部材42(r) の移動と連動して、当接部材46が搬送台41の隙間より上昇し、この当接部材46と支持部材42(r)により積層ワークWを挟み込むことにより、積層ワークWがさらに揃えられる。
後方の支持部材42(r)が前方の支持部材42(f)が待機していた位置まで移動すると、図8(c)に示すように、シリンダ44が伸長作動してロッドレスシリンダ43が上昇されるとともに、両支持部材42(r),42(f)が一体に上昇され、支持部材42(r),42(f)が積層ワークWより高い所定位置まで上昇すると、ロッドレスシリンダ43が逆方向に後退作動して、両支持部材42(r),42(f)は後方に移動し、更に、図9(d)に示すように、シリンダ44の短縮作動によってロッドレスシリンダ43が元の高さまで下降されるとともに、両支持部材42(r),42(f)が元の後方待機位置まで下降される。この動きに連動して、当接部材46は搬送台41の隙間より下降する。
この間に、積層機構2での次のワーク積層処理および送出し機構3による送出し作動が行われ、後続の積層ワークWが送込み機構4の始端部に供給される。
次に、図9(e)に示すように、ロッドレスシリンダ43が作動して前後の支持部材42(r),42(f)が一体に前方に移動し、後方の支持部材42(r)によって後続の積層ワークWが前方に押圧移動され再び上昇した当接部材46に当接されるとともに、先行する積層ワークWが前方の支持部材42(f)によって当接支持されて前方に押圧移動され、巻掛け機構5に送り込まれる。
積層ワークWの供給が確認されると巻掛け機構5が起動され、積層ワーク群Wに一定長さの梱包テープTを巻き掛けてその両端を接合して巻き掛け梱包が完了する。
また、巻掛け機構5への積層ワークWの送り込みが完了すると、図9(f)に示すように、ロッドレスシリンダ43が上昇され、以下、図9(d)〜(f)で示される上記作動が繰り返されて、積層ワーク群Wの巻掛け梱包が順次行われる。
(他の実施形態)
本発明は、以下のような形態で実施することもできる。
(1)ワーク搬入装置1は、ワークwを載置して搬送するものの他に、ワークwを吸着パッドなどで上方から吸着して積層機構2に搬入するものを利用することもできる。
(2)前記積層機構2を、ワークwを左右のガイド板13およびストッパ15で案内して送出し機構3における搬送台22の上で直接に積層し、所定枚数の積層が完了するとガイド板13を上昇させて積層ワークWの移動径路を開け、プッシャー23で送り出す構造とすることもできる。
(3)前記送出し機構3を、送込み機構4と同様なタクト作動を行うプッシャー23で送込み機構4の始端部に押圧搬送する形態にして実施することもできる。
(4)前記送込み機構4を、前記送出し機構3と同様に、一定方向に回動されるチェーンに支持部材42を連結した構造とし、送出し装置3で搬送されてきた積層ワークWを、搬送台41の始端部から巻掛け機構5にまで一挙に押圧搬送するようにしてもよい。
(5)巻掛け機構5は、梱包テープTを利用するものの他に、紐を巻き掛けて梱包するものでもよく、また、ワークによっては。梱包テープや紐を十字掛けする仕様のものを利用することもできる。
1 ワーク搬入装置
2 積層機構
3 送出し機構
4 送込み機構
5 巻掛け機構
9 ガイド
23 プッシャー
24 チェーン
42 支持部材
L 前後間隔
S ストローク
w ワーク
W 積層ワーク

Claims (5)

  1. 扁平矩形のワークを搬入する搬入装置と、
    搬入された設定枚数のワークを順次積層して積層ワーク群を形成する積層機構と、
    積層ワークの側端辺をプッシャーで当接支持して設定位置まで押圧移動させる送出し機構と、
    前記設定位置に押圧移動された積層ワークの前記一端辺と直交する他の側端辺を支持部材で当接支持して梱包処理位置まで押圧移動させる送込み機構と、
    前記梱包処理位置に押圧移動されてきた積層ワークを巻掛け梱包する巻掛け機構と、
    を備えることを特徴とする巻掛け梱包装置。
  2. 前記積層機構の下方に前記送出し機構におけるワーク搬送径路の始端部を配置し、積層機構で形成した積層ワークを前記送出し機構におけるワーク搬送径路の始端部に載置供給する、
    請求項1記載の巻掛け梱包装置。
  3. 前記ワーク搬入装置における搬送径路の横一側にガイドを立設固定し、ワークの側辺を前記ガイドで摺接案内しながら前記積層位置に向けて搬送する、
    請求項1または2に記載の巻掛け梱包装置。
  4. 前記送出し機構におけるワーク搬送方向に沿ってチェーンを回動可能に配備するとともに、このチェーンに前記プッシャーを起伏自在に連結し、前記チェーンの往路においてはプッシャーをワーク搬送径路に突出する押圧搬送用の姿勢に起立させ、チェーンの復路においてはプッシャーをワーク搬送径路から退入させる、
    請求項1ないし3のいずれかに記載の巻掛け梱包装置。
  5. 前記送込み機構の前記支持部材を、ワークの搬送方向での長さより大きい前後間隔をもって複数箇所に配備し、これら支持部材を前記前後間隔と等しいストロークで一体にタクト作動させて、前後複数の支持部材で積層ワークを複数回順送りして前記巻掛け処理位置に送り込む、
    請求項1ないし4のいずれかに記載の巻掛け梱包装置。
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