JP2015028545A - クリーニング装置およびプロセスカートリッジ - Google Patents

クリーニング装置およびプロセスカートリッジ Download PDF

Info

Publication number
JP2015028545A
JP2015028545A JP2013158002A JP2013158002A JP2015028545A JP 2015028545 A JP2015028545 A JP 2015028545A JP 2013158002 A JP2013158002 A JP 2013158002A JP 2013158002 A JP2013158002 A JP 2013158002A JP 2015028545 A JP2015028545 A JP 2015028545A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
photosensitive drum
cleaning
charging member
charging
electrophotographic photosensitive
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013158002A
Other languages
English (en)
Inventor
小石 勇雄
Isao Koishi
勇雄 小石
行生 久保
Yukio Kubo
行生 久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2013158002A priority Critical patent/JP2015028545A/ja
Publication of JP2015028545A publication Critical patent/JP2015028545A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

【課題】帯電部材に帯電バイアスが供給された際に、帯電部材からクリーニング部材を構成する導電性部材へ電流がリークすることを未然に防止することのできるクリーニング装置及び、前記クリーニング装置を用いるプロセスカートリッジの提供。【解決手段】電子写真感光体ドラムの軸線に垂直な断面において、クリーニング部材の支持板金の帯電部材の対向する面の、帯電部材が最も近接する部分を跨いで両側に、リーク防止部材を配置する。【選択図】図1

Description

本発明は、電子写真方式を採用する複写機やレーザープリンタ、ファクシミリ等の電子写真画像形成装置に使用されるプロセスカートリッジ、およびプロセスカートリッジを備える電子写真画像形成装置に関するものである。
ここで、本発明において電子写真画像形成装置とは、電子写真画像形成方式を用いて記録媒体(例えば、紙、OHPシート等)に画像を形成するものである。電子写真画像形成装置の例としては、例えば電子写真複写機、電子写真プリンタ(例えば、レーザービームプリンタ、LEDプリンタ等)、ファクシミリ装置およびワードプロセッサ等が含まれる。
また、プロセスカートリッジとは、プロセス手段としての帯電手段、現像手段又はクリーニング手段と電子写真感光体ドラムとを一体的にカートリッジ化し、このプロセスカートリッジを電子写真画像形成装置本体に対して着脱可能とするものである。および、プロセス手段としての帯電手段、現像手段、クリーニング手段の少なくとも1つと電子写真感光体ドラムとを一体的にカートリッジ化し、このプロセスカートリッジを電子写真画像形成装置本体に対して着脱可能とするものである。
従来、上記のような電子写真画像形成装置は、帯電手段によって一様に帯電された電子写真感光体ドラムに選択的な露光を行い、静電潜像を形成する。そして、この静電潜像を現像手段によって現像し、可視像(現像剤像)とする。その後、この現像剤像を記録紙(記録媒体)に転写し記録紙に画像を形成する。現像剤像転写後の電子写真感光体ドラムは、表面に残留した現像剤をクリーニング手段で除去されて、次の画像形成に移行する。なおクリーニング手段によって電子写真感光体ドラム表面から除去された現像剤は、除去現像剤収納部に収納する。
クリーニング手段には、鉄を主成分とする板金等で形成された支持部材と、ポリウレタンゴム等で形成された弾性ブレードで構成された、ブレード状のクリーニングブレードが一般的に用いられている。クリーニングブレードを、PS(ポリスチレン)やABS(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン)等の樹脂部材で形成されたクリーニング装置に、高精度に位置決め、取り付けることにより、電子写真感光体ドラムに対し所定の侵入量及び設定角をもって当接し、電子写真感光体ドラム上に残留する現像剤を除去する。
感光体ドラムを帯電させる方法としては、帯電部材としての帯電部材を感光体ドラムに従動回転させる方法が一般に知られている。帯電部材に高電圧を印加しており、帯電部材を流れる電流が隣接する他の導電性部材(部品)にリークしないように、帯電部材と導電性部材間に所定の距離を保ってこれらを組み付けている(特許文献1)。
特開平5−6076号公報
しかしながら、近年の画像形成装置においては小型化が推し進められている。これには画像形成装置本体、及び画像形成装置内で大きな空間を占めるプロセスカートリッジの小型化が必要である。この観点から、プロセスカートリッジを構成する部品の小型化および、各部品の効率的な配置が必要である。
即ち、導電性部材(部品)間の距離を小さくして配置することが求められている。そこで帯電部材とその周辺に配置される部品との設置間隔を所定の距離よりも小さくした場合、高電圧を印加する帯電部材から隣接する他の部品へ電流がリークすることが懸念される。電流のリークが発生した場合には、良質な画像を得ることができない。そこで、従来は、帯電部材と導電性部材(部品)との設置間隔を所定距離以上大きくしていた。
本発明の目的は、帯電部材とクリーニング部材との設置距離を従来の設置距離よりも小さくすることのできるクリーニング装置及び、前記クリーニング装置を用いるプロセスカートリッジを提供することである。
本発明の他の目的は、帯電部材に帯電バイアスが供給された際に、帯電部材からクリーニング部材を構成する導電性部材へ電流がリークすることを未然に防止することのできるクリーニング装置及び、前記クリーニング装置を用いるプロセスカートリッジを提供することである。
前述の目的を達成するため、本出願に係る第1の発明は、電子写真感光体ドラムに残留する現像剤を前記電子写真感光体ドラムから除去するためのクリーニング装置において、前記電子写真感光体ドラム上に残留する現像剤を前記電子写真感光体ドラムから除去するために、前記電子写真感光体ドラムに弾性的に接触する弾性ブレードと、前記弾性ブレードを支持する支持板金と、前記電子写真感光体ドラムに帯電を行う帯電部材と、を有し、前記帯電部材に帯電バイアスが供給された際に、前記帯電部材から前記支持板金へ電流がリークするのを防止するために、前記電子写真感光体ドラムの軸線に垂直な断面において、前記支持板金の前記帯電部材の対向する面の、前記帯電部材が最も近接する部分を跨いで両側にリーク防止部材を配置する。
本出願に係る第1の発明によれば、帯電部材と導電性部材との設置距離を小さくすることができる。よって、プロセスカートリッジを小型化することができる。また小型化したにもかかわらず、帯電部材から導電性部材へ電流がリークすることを未然に防止することができる。
本発明に係る実施例1のプロセスカートリッジ構成を示す断面図 本発明に係る電子写真画像形成装置の一例を示す断面概略図 本発明に係るプロセスカートリッジの一例を示す斜視図 本発明に係る実施例1のクリーニング装置構成を示す分解斜視図 本発明に係る実施例1のクリーニング装置構成を示す斜視図 本発明に係る実施例1のクリーニング装置の詳細構成を示す断面図 本発明に係る実施例1のクリーニング装置の構成を示す正面図 本発明に係る実施例2のプロセスカートリッジ構成を示す断面図 本発明に係る実施例2のクリーニング装置の詳細構成を示す断面図
以下、本発明を図面に基づいて詳しく説明する。
なお、以下の実施形態では電子写真画像形成装置(以下、画像形成装置と称す)として、4個のプロセスカートリッジが着脱可能なフルカラー電子写真画像形成装置を例示している。しかしながら、前記画像形成装置に装着するプロセスカートリッジの個数はこれに限定されるものではない。必要に応じて適宜設定されるものである。例えば、モノクロの画像を形成する画像形成装置の場合には、前記画像形成装置に装着されるプロセスカートリッジの個数は1個である。
また、以下に説明する実施形態によれば、画像形成装置の一態様としてプリンタを例示している。しかしながら、これに限定されるものではない。例えば複写機、ファクシミリ装置等の他の画像形成装置や、あるいはこれらの機能を組み合わせた複合機等の他の画像形成装置にも適用することができる。
(実施例1)
≪画像形成装置の概略構成≫
図2は本発明に係る電子写真画像形成装置の一例を示す断面概略図である。
図2に示すように、画像形成装置1は電子写真プロセスを用いた4色フルカラーレーザープリンタであり、記録媒体Sにカラー画像形成を行う。画像形成装置1はプロセスカートリッジ方式であり、プロセスカートリッジ(以下、カートリッジと称す)を装置本体2に取り外し可能に装着して、記録媒体Sにカラー画像を形成するものである。
ここで、画像形成装置1に関して、装置開閉ドア3を設けた側を正面(前面)、正面と反対側の面を背面(後面)とする。また、画像形成装置1を正面から見て右側を駆動側、左側を非駆動側と称す。
装置本体2には第1のカートリッジPY、第2のカートリッジPM、第3のカートリッジPC、第4のカートリッジPKの4つのカートリッジP(PY・PM・PC・PK)が水平方向に配置されている。
第1〜第4の各カートリッジP(PY・PM・PC・PK)は、それぞれ同様の電子写真プロセス機構を有しており、現像剤(以下、トナーと称す)の色が各々異なるものである。第1〜第4のカートリッジP(PY・PM・PC・PK)には装置本体2の駆動出力部(不図示)から回転駆動力が伝達される。
また、第1〜第4の各カートリッジP(PY・PM・PC・PK)には装置本体2からバイアス電圧(帯電バイアス、現像バイアス等)が供給される(不図示)。
図1は本発明に係るプロセスカートリッジの一例を示す断面図である。
図1に示すように、本実施例の第1〜第4の各カートリッジP(PY・PM・PC・PK)は、電子写真感光体4(以下、感光体ドラムと称す)と、この感光体ドラム4に作用するプロセス手段としての帯電手段及びクリーニング手段を備えたクリーニングユニット8を有する。
また、第1〜第4の各カートリッジP(PY・PM・PC・PK)は、感光体ドラム4上の静電潜像を現像する現像手段を備えた現像装置9を有する。
クリーニングユニット8と現像装置9は互いに結合されている。また、帯電手段としては帯電部材5、クリーニング手段としてはクリーニングブレード7、現像手段としては現像剤担持体6(以下、現像ローラと称す)を用いている。カートリッジのより具体的な構成については後述する。
図2に示すように、第1のカートリッジPYは、現像枠体29内にイエロー(Y)のトナーを収容しており、感光体ドラム4の表面にイエロー色のトナー像を形成する。
第2のカートリッジPMは、現像枠体29内にマゼンタ(M)のトナーを収容してあり、感光体ドラム4の表面にマゼンタ色のトナー像を形成する。
第3のカートリッジPCは、現像枠体29内にシアン(C)のトナーを収容してあり、感光体ドラム4の表面にシアン色のトナー像を形成する。
第4のカートリッジPKは、現像枠体29内にブラック(K)のトナーを収容しており、感光体ドラム4の表面にブラック色のトナー像を形成する。
第1〜第4のカートリッジP(PY・PM・PC・PK)の上方には、露光手段としてのレーザースキャナユニットLBが設けられている。このレーザースキャナユニットLBは、画像情報に対応してレーザー光Zを出力する。そして、レーザー光Zは、カートリッジPの露光窓部10を通過して感光体ドラム4の表面を走査露光する(図1)。
図2に示すように、第1〜第4のカートリッジP(PY・PM・PC・PK)の下方には、転写部材としての中間転写ベルトユニット11を設けている。この中間転写ベルトユニット11は、駆動ローラ13・ターンローラ14・テンションローラ15を有し、可撓性を有する転写ベルト12を掛け渡している。
第1〜第4の各カートリッジP(PY・PM・PC・PK)の感光体ドラム4は、その下面が転写ベルト12の上面に接している。その接触部が一次転写部である。転写ベルト12の内側には、感光体ドラム4に対向させて1次転写ローラ16を設けている。
ターンローラ14には転写ベルト12を介して2次転写ローラ17を当接させている。転写ベルト12と2次転写ローラ17の接触部が二次転写部である。
中間転写ベルトユニット11の下方には、給送ユニット18を設けている。この給送ユニット18は、記録媒体Sを積載して収容した給紙トレイ19、給紙ローラ20を有する。
図2における装置本体2内の左上方には、定着ユニット21と、排出ユニット22を設けている。装置本体2の上面は排出トレイ23としている。
≪画像形成動作≫
フルカラー画像を形成するための動作は次のとおりである。主に図2を用いて説明する。
第1〜第4の各カートリッジP(PY・PM・PC・PK)の感光体ドラム4が所定の速度で回転駆動される(図1矢印U方向、図2において反時計回り)。
転写ベルト12も感光体ドラムの回転に順方向(図2矢印C方向)に感光体ドラム4の速度に対応した速度で回転駆動される。
レーザースキャナユニットLBも駆動される。レーザースキャナユニットLBの駆動に同期して、各カートリッジにおいて帯電部材5が感光体ドラム4の表面を所定の極性・電位に一様に帯電する。レーザースキャナユニットLBは各感光体ドラム4の表面を各色の画像信号に応じてレーザー光Zで走査露光する。
これにより、各感光体ドラム4の表面に対応色の画像信号に応じた静電潜像が形成される。形成された静電潜像は、所定の速度で回転駆動(図1矢印V方向、図2において時計回り)される現像ローラ6により現像される。
前記のような電子写真画像形成プロセス動作により、第1のカートリッジPYの感光体ドラム4にはフルカラー画像のイエロー成分に対応するイエロー色のトナー像が形成される。そして、そのトナー像が転写ベルト12上に一次転写される。
同様に第2のカートリッジPMの感光体ドラム4にはフルカラー画像のマゼンタ成分に対応するマゼンタ色トナー像が形成される。そして、そのトナー像が、転写ベルト12上にすでに転写されているイエロー色のトナー像に重畳されて一次転写される。
同様に第3のカートリッジPCの感光体ドラム4にはフルカラー画像のシアン成分に対応するシアン色トナー像が形成される。そして、そのトナー像が、転写ベルト12上にすでに転写されているイエロー色、マゼンタ色のトナー像に重畳されて一次転写される。
同様に第4のカートリッジPKの感光体ドラム4にはフルカラー画像のブラック成分に対応するブラック色トナー像が形成される。そして、そのトナー像が、転写ベルト12上にすでに転写されているイエロー色、マゼンタ色、シアン色のトナー像に重畳されて1次転写される。
このようにして、転写ベルト12上にイエロー色、マゼンタ色、シアン色、ブラック色の4色フルカラーの未定着トナー像が形成される。
一方、所定の制御タイミングで記録媒体Sが1枚ずつ分離されて給送される。その記録媒体Sは、所定の制御タイミングで2次転写ローラ17と転写ベルト12との当接部である2次転写部に導入される。
これにより、記録媒体Sが前記2次転写部へ搬送されていく過程で、転写ベルト12上の4色重畳のトナー像が記録媒体Sの面に順次に一括転写される。
記録媒体Sは転写ベルト12の面から分離されて定着ユニット21へ導入される。そして、定着ニップ部で加熱・加圧される。これにより、各色トナー像の記録媒体Sへの定着がなされる。そして、記録媒体Sは、定着ユニット21を出て、フルカラー画像形成物として排出ユニット22により排紙トレイ23上に排出される。
≪カートリッジの構成≫
図3は本発明に係るプロセスカートリッジの一例を示す斜視図である。
図3に示すように、カートリッジP(PY・PM・PC・PK)は、感光体ドラム4の回転軸線aの方向を長手方向とする横長の形状であり、クリーニングユニット8と、現像装置9と、駆動側カバー部材24、非駆動側カバー部材25を有する。
図1に示すように、クリーニングユニット8は、感光体ドラム4と、帯電部材5と、クリーニングブレード7を有するクリー二ング枠体26により構成される。
図3に示すように、感光体ドラム4は、駆動側カバー部材24、非駆動側カバー部材25によって回転可能に支持されており、ドラム駆動カップリング4aから装置本体2のモータ(図不示)の駆動力を得て回転駆動する(図1矢印U方向)。
図1に示すように、帯電部材5は、クリー二ング枠体26の帯電部材軸受27によって両端部を回転可能に支持されており、感光体ドラム4の表面に接触して従動回転し、帯電バイアスの供給を受けて感光体ドラム4の表面を帯電させる。このとき、表面を均一に帯電させるため、帯電部材5の両端部は帯電部材加圧バネ28によって感光体ドラム4の表面に加圧されている。
クリーニングブレード7はクリー二ング枠体26に固定されており、先端の弾性ゴム部を感光体ドラム4の回転方向(矢印U方向)に対してカウンター方向に当接させて設けている。画像形成時には、感光体ドラム4上に残留した転写残トナーを掻きとって感光体ドラム4の表面をクリーニングする。このとき、転写残トナーを十分に掻き取るためにクリーニングブレード7の先端は感光体ドラム4の表面に対して所定の圧をもって当接している。
また、クリーニングブレード7によって感光体ドラム4の表面から掻き取られた転写残トナーは、廃トナーとしてクリー二ング枠体26の廃トナー収容部26aに収容される。そのためクリー二ング枠体26には、感光体ドラム4やクリーニングブレード7との隙間からの廃トナーの漏れ出しを防止するための廃トナー回収シート部材44を感光ドラム4の長手方向に固定している。また、クリーニングブレード7の長手方向両端部に端部シール部材(図不示)が設けられている。
≪クリーニングブレード7のクリーニング枠体26への固定方法≫
次に図4、図5を用いてクリーニング部材7のクリーニング枠体26への固定方法について説明する。図4は本発明に係るクリーニング装置の一例を示す分解斜視図である。図5は本発明に係るクリーニング装置の一例を示す斜視図である。組み立て前のクリーニング装置の分解図を図4に、組み立て後のクリーニング装置8の完成図を図5に示している。
図4に示すように、クリーニング部材7は金属製の支持部としての支持板金7b(導電性部材)と、支持板金7bに接着、あるいは成形等により固定されているゴム製の弾性ブレード7cとを有する。すなわち、クリーニング部材7がクリーニング枠体26に取り付けられた際に、支持板金7bは弾性ブレード7cを支持している。
支持板金7bは、クリーニング部材7のY方向(容器短手方向)の位置決めに用いる切り欠き部7hを長手両端に、そしてX方向(容器長手方向)の位置決めに用いる穴7iを一端部に設けている。また、支持板金7bは、クリーニング部材7をクリーニング枠体26に固定する、締結部材としてのビス43のための穴7jを長手両端に設けている。
一方、クリーニング枠体26には、クリーニング部材7を枠体26に位置決めするための座面26kと、リブ部26hを長手両端に、そしてボス26iを一端部に設けている。また、座面26hには、クリーニング部材7を固定するためのビス下穴26jを設けている。
本実施形態の切り欠き部7hは、感光体ドラム4の回転軸方向に沿って矩形状(凹形状)である。クリーニング部材7のクリーニング枠体26へのY方向(容器短手方向)の位置決めは、クリーニング枠体26の座面26kに設けられたリブ26hの側面とクリーニング部材7の切り欠き部7hを合わせることにより行われる。
X方向(容器長手方向)の位置決めは、前記ボス26iと前記穴7iとを合せることで行われる。ここで、前記穴7iはY方向に長穴となっており、クリーニング枠体26のリブ26hとクリーニング部材7の切り欠き部7h を合わせた時のY方向の寸法誤差を吸収できる。
またZ方向(容器座面方向)は枠体26の座面26kの高さによって規定される。
このような方法で、クリーニング部材7を枠体26に位置決め後、例えばビスなどの締結部材3により固定する。これにより、クリーニング部材7の弾性ブレード7bの先端が、感光体ドラム4へ侵入する量を規定することができ、クリーニング性能を安定して得ることができる。
≪帯電部材5のクリーニング枠体26への取り付け≫
次に帯電部材5のクリーニング枠体26への取り付け方法について説明する。
図4に示すように、帯電部材5は金属軸5aと、金属軸5aの周囲に導電性のゴムローラ部5gを有する。本実施形態においては軸5aの外径はφ4mm〜φ6mm、ゴムローラ部5gの外径はφ8mm〜φ12mm程度としている。なお、ゴムローラ部5gは、例えば誘電性ゴムである。また、ゴムローラ部5gの長さは225mm〜235mm程度である。そして、このゴムローラ部5gが感光体ドラム4の表面に接触する。
帯電部材5の金属軸5aの両端には、軸受27、29に取り付けられる。軸受29は導電性を有する樹脂材料を成形したものである。軸受27、29には、帯電部材5を加圧するためのバネ28を支持するためのボス26e(他端不図示)が設けられている。また、軸受27、29の上下端面には、クリーニング枠体26との係合部(後述する)としてガイド溝27a、29aが設けている。
帯電部材5をクリーニング枠体26に取り付ける手順は、以下の通りである。
初めに、バネ28を軸受27、29に取り付ける。そして、そのユニットをクリーニング枠体26のバネ受け部26eに組み込む。同時に、クリー二ング枠体26のガイドリブ26aに軸受27、29のガイド溝27a、29aを係合させる。その後、帯電部材5の金属軸5aを軸受27、29にはめ込む。これによって帯電部材5がクリーニング枠体26へ取り付けられる。
また、軸受29が組み込まれる側のバネ受け部26eの周辺には、電極板(不図示)が配置されている。電極板はクリーニング枠体26の内部を経由してクリーニング枠体26の外部に設けた接点部へと接続している。この接点部は、装置本体1から帯電バイアスを受ける経路の一部である。これにより、装置本体1に設けられた内部電源から、接点板(不図示)、バネ28、(導電性)軸受29を経由して、帯電部材5へ帯電バイアスを供給する。なお、本実施形態にあっては帯電バイアスは1000〜1500(V)である。
以上の組み付け工程により、図5に示すようなクリーニング装置8が完成する。
帯電部材5は、クリー二ング枠体26の帯電部材軸受27によって両端部を回転可能に支持されている。そして、帯電部材5は、感光体ドラム4の表面に接触して従動回転し、帯電バイアスの供給を受けて感光体ドラム4の表面を帯電させる。この時、感光体ドラム4の表面を均一に帯電させるため、帯電部材5の両端部は帯電部材加圧バネ28によって、感光体ドラム4の表面に向けて加圧している。
図6は、本発明に関わるクリーニング装置8の詳細拡大図であり、図1のプロセスカートリッジの断面におけるクリーニング部材7と帯電部材5周辺の詳細拡大図S1を示したものである。
従来技術においては、図1に示すように、帯電部材5には高圧(1000(V)〜1500(V))を供給しており、帯電部材5に流れる電流が、隣接する他の導電性の部品にリークしないように、帯電部材5と部品間に所定の距離を保って部品を組み付けている。例えば、クリーニング部材7の支持板金7bとの空間距離g1や、現像ブレード31の支持板金31bとの空間距離g2が挙げられる。
しかし、近年の画像形成装置には小型化が求められてきている。そのため、カートリッジPを構成する部品の小型化、及び部品の効率的な配置が必要である。
そこで本実施形態では、図6に示すように、帯電部材5に帯電バイアスが供給された際に、帯電部材5から支持板金5bへ電流がリークするのを防止するために、電子写真感光体ドラム4の軸線に垂直な断面において、支持板金7bの帯電部材5の対向する面の、帯電部材5が最も近接する部分を跨いで両側に非導電性部材7aを配置している。
ここで、詳細には、帯電部材5の中心を通り、支持板金7bの帯電部材5と対向する面における垂線をv1とした時、垂線v1と対向面との交点Pが、帯電部材5と支持板金7bが最も近接するポイントである。また、ポイントPを跨いで両側(図示c、dの方向)に非導伝部材7aを配置している。
非導電性部材7aはシート状の部材であり接着により支持板金7bの帯電部材5の対向する面に配置される。
また、図7は帯電部材5と非導電性部材7aの長手方向の位置関係を示したものである。非導電性部材7aの長手方向の寸法は、帯電部材5のゴムローラ部5gの長手寸法に対して、同一になるように、あるいは図中e、f方向に長くなるように設定されている。つまり、非導電性部材7aが帯電部材5が感光体ドラム4に対して帯電を行う接触領域(ゴムローラ部5g)の端部から、長手方向へ延出している。
これにより、帯電部材5と、帯電部材5に隣接して設けられている導電性の部品との距離をできるだけ小さくし、配置することが可能となる。ひいては画像形成装置には小型化につなげることができる。
また小型化したにもかかわらず、帯電部材から導電性部材へ電流がリークすることを未然に防止することができる。
ここで、非導電性部材7aには、別部材である非導電性のシート部材を用いたが、同様の形状をクリーニングブレード7の弾性ブレード7bと同一素材で、同時成形しても良い。弾性ブレード7bは、上述したように、ポリウレタンゴム等で形成されているため、非導伝性部材として適用できる。
1…電子写真画像形成装置(画像形成装置)
2…装置本体
3…装置開閉ドア
4…電子写真感光体(感光体ドラム)
5…帯電部材
6…現像剤担持体(現像ローラ)
6a…芯材
7…クリーニングブレード
8…クリーニングユニット
9…現像装置
10…露光窓部
11…中間転写ベルトユニット
12…転写ベルト
13…駆動ローラ
14…ターンローラ
15…テンションローラ
16…1次転写ローラ
17…2次転写ローラ
18…給送ユニット
19…給紙トレイ
20…給紙ローラ
21…定着ユニット
22…排出ユニット
23…排紙トレイ
24…駆動側カバー部材
25…非駆動側カバー部材
26…クリーニング枠体
26a…廃トナー収容部
27…帯電部材軸受
28…帯電部材加圧バネ
29…現像枠体
43…小ねじ
44…廃トナー回収シート部材
LB…レーザースキャナユニット
P…プロセスカートリッジ(カートリッジ)
PY…第1のカートリッジ
PM…第1のカートリッジ
PC…第1のカートリッジ
PK…第1のカートリッジ
S…記録媒体
Z…レーザー光

Claims (3)

  1. 電子写真感光体ドラムに残留する現像剤を前記電子写真感光体ドラムから除去するためのクリーニング装置において、
    前記電子写真感光体ドラム上に残留する現像剤を前記電子写真感光体ドラムから除去するために、前記電子写真感光体ドラムに弾性的に接触する弾性ブレードと、
    前記弾性ブレードを支持する支持板金と、
    前記電子写真感光体ドラムに帯電を行う帯電部材と、
    を有し
    前記帯電部材に帯電バイアスが供給された際に、前記帯電部材から前記支持板金へ電流がリークするのを防止するために、前記電子写真感光体ドラムの軸線に垂直な断面において、前記支持板金の前記帯電部材の対向する面の、前記帯電部材が最も近接する部分を跨いで両側にリーク防止部材を配置することを特徴とするクリーニング装置。
  2. 前記弾性ブレードと前記リーク防止部材はウレタンゴムで同時成形されることを特徴とする請求項1に記載のクリーニング装置。
  3. 前記クリーニング装置は前記支持板金を保持するためのクリーニング枠体を有し、
    前記支持板金の前記クリーニング枠体への保持は金属製のビスを用いて取り付けられ、
    前記ビスは、前記帯電部材が前記電子写真感光体ドラムに帯電を行うために前記電子写真感光体ドラムに接触している接触領域の長手方向端部を超えて配置されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のクリーニング装置。
JP2013158002A 2013-07-30 2013-07-30 クリーニング装置およびプロセスカートリッジ Pending JP2015028545A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013158002A JP2015028545A (ja) 2013-07-30 2013-07-30 クリーニング装置およびプロセスカートリッジ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013158002A JP2015028545A (ja) 2013-07-30 2013-07-30 クリーニング装置およびプロセスカートリッジ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015028545A true JP2015028545A (ja) 2015-02-12

Family

ID=52492280

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013158002A Pending JP2015028545A (ja) 2013-07-30 2013-07-30 クリーニング装置およびプロセスカートリッジ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2015028545A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108957976A (zh) * 2017-05-19 2018-12-07 佳能株式会社 成像单元

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108957976A (zh) * 2017-05-19 2018-12-07 佳能株式会社 成像单元
US10466641B2 (en) 2017-05-19 2019-11-05 Canon Kabushiki Kaisha Image forming unit to suppress uneven charging
CN108957976B (zh) * 2017-05-19 2022-01-11 佳能株式会社 成像单元

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6004690B2 (ja) プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP5347240B2 (ja) 被給電ユニット、像保持体ユニットおよび画像形成装置
US8583001B2 (en) Developing device and process cartridge
US9188945B2 (en) Cartridge and image forming apparatus
EP3002634A1 (en) Developing device frame unit, developing device, process cartridge, and manufacturing method of the developing device frame unit
JP2007264469A (ja) 画像形成装置
US9342047B2 (en) Movement limiting apparatus for image forming apparatus process cartridge
JP6164935B2 (ja) プロセスカートリッジ
US9772600B2 (en) Side member, cartridge, and image forming apparatus
US8918016B2 (en) Process cartridge and image forming apparatus including same
US9285712B2 (en) Developing device and process cartridge for suppressing toner leakage
JP4983396B2 (ja) 給電部材作製方法および被給電部材支持体
KR102323007B1 (ko) 트레이에 소모품 카트리지 장착을 위한 가이드 부재를 포함하는 화상형성장치
JP2015028545A (ja) クリーニング装置およびプロセスカートリッジ
JP2014139654A (ja) プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置
JP2004118193A (ja) マルチカラー画像形成装置およびその装置におけるカラー関連構成要素の消耗を低減させる方法
US20190121277A1 (en) Replaceable unit having a media feed roll assembly for an electrophotographic image forming device
JP6433274B2 (ja) ローラ支持装置、およびこれを用いたカートリッジ、画像形成装置
JP2013097252A (ja) 現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置
US10185247B1 (en) Toner cartridge having a media feed roll assembly
US10444661B2 (en) Toner cartridge having a biasing assembly for biasing a media feed roll in an electrophotographic image forming device
JP6108286B2 (ja) プロセスユニット及び画像形成装置
US20140161484A1 (en) Cartridge and method of manufacturing cartridge
JP2023026759A (ja) カートリッジの再生産方法、カートリッジの再生産システム、及びカートリッジ
JP6525639B2 (ja) 画像形成装置に着脱可能なカートリッジ