JP2015028352A - 多管継手 - Google Patents

多管継手 Download PDF

Info

Publication number
JP2015028352A
JP2015028352A JP2013157677A JP2013157677A JP2015028352A JP 2015028352 A JP2015028352 A JP 2015028352A JP 2013157677 A JP2013157677 A JP 2013157677A JP 2013157677 A JP2013157677 A JP 2013157677A JP 2015028352 A JP2015028352 A JP 2015028352A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
joint
rotation
support member
cam
engagement
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013157677A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6117045B2 (ja
Inventor
北川 浩之
Hiroyuki Kitagawa
浩之 北川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Kohki Co Ltd
Original Assignee
Nitto Kohki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nitto Kohki Co Ltd filed Critical Nitto Kohki Co Ltd
Priority to JP2013157677A priority Critical patent/JP6117045B2/ja
Publication of JP2015028352A publication Critical patent/JP2015028352A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6117045B2 publication Critical patent/JP6117045B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)

Abstract

【課題】省スペースでの設置を可能とする多管継手を供給すること。
【解決手段】複数のプラグ13とソケット17とを接続する多管継手10において、ソケット支持部材20とプラグ部材支持部材80とをプラグとソケットとが相互に対面して整合した状態で連通位置にまで近づけるとソケットとプラグとが相互連結されるようにする。ソケット支持部材に回動可能に取り付けられた回動係合部材40は、プラグ支持部材の外周面周りで回動してプラグ支持部材と係合し、両支持部材20、80を相互に離れないように保持する。回動係合部材40は、ソケット支持部材に連結方向に変位可能に取り付けられた回動防止部材60によって所定の回動位置で回動しないように保持される。ソケット支持部材とプラグ支持部材とを連通位置に向かって近づけると、回動防止部材はプラグ支持部材によって押されて回動係合部材との係合を解除して、回動係合部材はその回動が許容される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複数のソケット(雌型の継手部材)とプラグ(雄型の継手部材)とを一括して連結するようにした多管継手に関する。
複数のソケットを支持するソケット支持部材と、複数のプラグを支持するプラグ支持部材とを備え、ソケット支持部材とプラグ支持部材とを連結することにより複数のソケットとプラグとがそれぞれ一括して連結されるようにした多管継手が知られている。
このような多管継手におけるソケット支持部材とプラグ支持部材との連結機構として、例えば特許文献1にあるように、ソケット支持部材に回動自在に取り付けられた回動係合部材をプラグ支持部材の外周面上で回動させることにより、回動係合部材に設けられたスロット状の溝とプラグ支持部材の外周面に設けられたローラとが係合して、ソケット支持部材とプラグ支持部材とを外れないように連結するものがある。
米国特許第6,799,605号
特許文献1に示すような従来の多管継手は、回動係合部材がソケット支持部材に対して回動自在となっているので、ソケット支持部材をプラグ支持部材に連結する場合は、それら支持部材に支持されている複数のソケットと複数のプラグとの位置合わせをすることの他に、回動係合部材のスロットとプラグ支持部材のローラとの位置合わせもする必要があり、連結操作が煩雑である。
そこで本発明は、上述のような課題を解決する多管継手を供給することを目的とする。
すなわち本発明は、
複数の継手部材を支持する第1の継手部材支持部材と、
該複数の継手部材にそれぞれ連結される複数の対応継手部材を支持する第2の継手部材支持部材と、を備え、
該第1及び第2の継手部材支持部材を、該継手部材と該対応継手部材とが相互に対面して整合した継手位置整合状態で、該継手部材と該対応継手部材とが連通される連通位置にまで相互に近づけることにより該継手部材と該対応継手部材とが相互連結されるようにされた、多管継手であって、
該第1の継手部材支持部材に回動可能に取り付けられ、該第2の継手部材支持部材の外周面の周りで回動することにより、該第2の継手部材支持部材と係合して、該連通位置にある該第1及び第2の継手部材支持部材を相互に離れないようにする回動係合部材と、
該継手部材と該対応継手部材とを相互連結する連結方向には変位可能で該回動係合部材の回動方向には変位不能に該第1の継手部材支持部材に取り付けられ、該回動係合部材に係合して該回動係合部材を所定の回動位置で回動しないように保持する回動防止部材と、をさらに備え、
該第1及び第2の継手部材支持部材を該継手位置整合状態にして該連通位置に向かって相互に近づけたときに、該回動防止部材が該第2の継手部材支持部材によって押されて該連結方向で変位し、該回動防止部材と該回動係合部材との係合が解除されて該回動係合部材の回動が許容されるようにされた、多管継手を提供する。
当該多管継手においては、回動係合部材は、連結操作前においては回動防止部材により第1の継手部材支持部材に対する所定の回動位置で回動しないように保持されるので、該第1及び第2の継手部材支持部材を連結する場合には、継手部材と対応継手部材とが相互に対面して整合した継手位置整合状態として相互に近づけるだけで、当該回動係合部材は第1の継手部材支持部材に対して所要の位置とされ、連結のための回動操作ができる状態となる。
好ましくは、該回動防止部材が第1の相互係合部を有し、該第2の継手部材支持部材が第2の相互係合部を有しており、
該第1及び第2の継手部材支持部材を該継手位置整合状態にして相互に近づけたときに、該第1の相互係合部と該第2の相互係合部とが係合して、該第1及び第2の継手部材支持部材が該回動方向で相対的に回動しないように保持されるようにすることができる。
このような構造により、第1及び第2の継手部材支持部材が相対的に回動しない状態で第1及び第2の継手部材支持部材を相互に近づけるようにすることができるので、継手部材と対応継手部材とが連結されるときにこれら継手部材及び対応継手部材に不要な応力がかからないようにすることができる。
好ましくは、該第1の継手部材支持部材と該回動防止部材との間に設定され、該回動防止部材を該回動係合部材と係合する向きに該連結方向で付勢するスプリングをさらに有するようにすることができる。
具体的には、該第1の相互係合部と該第2の相互係合部との一方が、該第1の相互係合部と該第2の相互係合部との他方に向かって突出する係合凸部であり、該第1の相互係合部と該第2の相互係合部との該他方が該係合凸部を受け入れる係合凹部であるようにすることができる。
好ましくは、該回動係合部材と該第2の継手部材支持部材には、該回動係合部材を回動することにより該第2の継手部材支持部材を該第1の継手部材支持部材に向けて該連通位置にまで相対的に近づけて、該継手部材と該対応継手部材とを相互連結させるカム機構が設けられているようにすることができる。
第1の継手部材支持部材と第2の継手部材支持部材とを複数の継手部材とその対応継手部材とが連通される連通位置にまで近づけるために、回動係合部材と第2の継手部材支持部材とに設けられたカム機構を利用しているので、第2の継手部材支持部材を連通位置にまで近づけるための操作に必要な力を、作業者が直接連通位置にまで押し込む場合に較べて小さくすることが可能となる。
具体的には、
該カム機構が、該回動係合部材と該第2の継手部材支持部材との一方に設けられたカム輪郭軌道と、該回動係合部材と該第2の継手部材支持部材との他方に設けられ、該カム輪郭軌道に係合するカム突起部と、を有しており、
該回動係合部材を回動することにより該カム突起部が該カム輪郭軌道に沿って動き該第1の継手部材支持部材と該第2の継手部材支持部材とを該連通位置にまで相互に近づけるようにすることができる。
さらに具体的には、該回動係合部材と該第2の継手部材支持部材との前記一方が、該第1及び第2の継手部材支持部材を該継手位置整合状態にして相互に近づけたときに、該カム突起部を該回動係合部材の回動方向で見て少なくとも該カム輪郭軌道の一部と重なる位置にまで受け入れる突起部受け入れ部を有するようにすることができる。
より具体的には、該回動係合部材が円筒状の形状を有し、該カム突起部が該回動係合部材の内周面に設けられ、
該カム輪郭軌道が該第2の継手部材支持部材の該外周面に設けられており、
該回動防止部材が、円筒状の形状を有し、該回動係合部材の該内周面の内側に該回動係合部材と同軸状に配置されており、
該回動防止部材は、該回動係合部材の該カム突起部を収容して該回動係合部材の回動を防止するカム突起部収容部を有し、該カム突起部収容部は、該第1及び第2の継手部材支持部材が該継手位置整合状態にあるときに該突起部受け入れ部と該連結方向で整合する位置に形成されているようにすることができる。
連結操作前において、回動係合部材は、回動防止部材の突起部収容部によって、カム突起部が突起部受け入れ部と連結方向で整合する位置で回動しないように保持されるので、第1及び第2の継手部材支持部材が継手位置整合状態にない状態では、第1及び第2の継手部材支持部材を連通位置にまで互いに近づけることができないようにすることができる。従って、継手部材と対応継手部材とが正しく整合した状態でのみ連結可能となるので、対応しない継手同士が連結される誤接続を防止することができる。
好ましくは、該回動係合部材は、2つの該カム突起部を当該回動係合部材の該内周面の直径方向で互いに対向しない位置に有し、該第2の継手部材支持部材は該2つのカム突起部をそれぞれ受け入れる2つの該突起部受け入れ部と、該2つのカム突起部のそれぞれに対応する該カム輪郭軌道と、を有するようにすることができる。
このような構成により、第1の継手部材支持部材と第2の継手部材支持部材とを連結位置にまで近づけることが可能となる継手位置整合状態を一つの状態に定めることができる。
好ましくは、該カム輪郭軌道が、
該回動係合部材の回動方向に延びる円周方向部であって、該カム突起部が該円周方向部と係合しているときには、該第1及び第2の継手部材支持部材を該継手部材と該対応継手部材とが連通されていない非連通位置に保持する円周方向部と、
該円周方向部から周方向で該第1の継手部材支持部材に対面する側から遠ざかる方向に傾斜して延びるカム作用部であって、該カム突起部が該カム作用部に沿って動かされることにより、該第1及び第2の継手部材支持部材を該非連通位置と該連通位置との間で近づけたり離したりするようにするカム作用部と、
を有しているようにすることができる。
カム輪郭軌道をこのような形状とすることで、特に連結された継手部材と対応継手部材とを切り離す際に、カム突起部が円周方向部と係合した非連通状態において、第1及び第2の継手部材支持部材の連結方向での位置を保持しつつ配管内に残った流体を放出することが可能となる。これにより、第1の継手部材支持部材と第2の継手部材支持部材とが、放出される気体から受ける力により飛ばされることを防止すること可能となる。
好ましくは、該カム突起部が、回転しながら該カム輪郭軌道と係合するローラを有するようにすることができる。
ローラによってカム輪郭軌道との係合が滑らかになり、回動係合部材を回動させる際に必要な力をさらに低減することが可能となる。
以下、本発明に係る多管継手の実施形態を添付図面に基づき説明する。
本発明の実施形態に係る多管継手の連結前の状態における部分断面図である。 図1の多管継手のソケット支持部材及び該ソケット支持部材に取り付けられた状態の各種部材を示す側面図である。 図2のソケット支持部材及び該ソケット支持部材に取り付けられた状態の各種部材を示す下面図である。 図1の多管継手のプラグが取り付けられた状態のプラグ支持部材の側面図である。 図4のプラグ支持部材の上面図である。 回動防止部材の側面図である。 図6の回動防止部材の下面図である。 組み付けられた状態のソケット支持部材と回動防止部材の側面組図である。 図8のA−A線に沿う断面図である。 図1の多管継手の連結過程を示す第1の図である。 図1の多管継手の連結過程を示す第2の図である。 図1の多管継手の連結過程を示す第3の図である。 図10Aの状態におけるカム機構の状態を示す図である。 図10Bの状態におけるカム機構の状態を示す図である。 図10Cの状態におけるカム機構の状態を示す図である。
本発明の実施形態に係る多管継手10は、複数のソケット(雌型の継手部材)13を有するソケット支持部材(第1の継手部材支持部材)20と、該複数のソケット13にそれぞれ連結される複数のプラグ(雄型の対応継手部材)17を有するプラグ支持部材(第2の継手部材支持部材)80とを有する(図1乃至図5)。ソケット支持部材20は、短円柱形状とされ、複数のソケット13を各ソケット13の長手軸線2が、この短円柱形状の中心軸線と平行な同一の方向を向くように支持している。図示の実施形態においては、ソケット支持部材20には、その外周面22に回動可能に取り付けられた円筒状の回動係合部材40と、ソケット支持部材20の外周面22と回動係合部材40の内周面42との間に配置された円筒状の回動防止部材60と、回動防止部材60を長手軸線2の方向に図1で見て下向きに付勢するスプリング74と、が取り付けられている。プラグ支持部材80は、短円柱形状とされ、複数のプラグ17を各プラグ17の長手軸線4がこの短円柱形状の中心軸線と平行な同一の方向を向き且つ複数のソケット13の配置に対応する配置となるように支持する。回動係合部材40の内周面42とプラグ支持部材80の外周面81とには後に詳述するカム機構が設けられており、各ソケット13と対応するプラグ17とが相互に対面して整合した継手位置整合状態(図10A)からソケット支持部材20とプラグ支持部材80とを相互に近接させ(図10B)、回動係合部材40を回動させることにより、カム機構が作用してソケット支持部材20とプラグ支持部材80とが相互に近づけられて各ソケット13とプラグ17とが連通して一括して相互連結された連通状態(図10C)となるとともに、ソケット支持部材20とプラグ支持部材80とが相互に離れないように保持されるようになっている。なお、本実施形態においては、各ソケット13はバルブ14を内蔵している。
具体的には、短円柱形状のソケット支持部材20は、その上面24から下面26にまで貫通する6つのソケット支持穴28を有する。各ソケット13は、図1に示すように、各ソケット支持穴28の上部から挿入され、各ソケット13の連結部15にストップリング36を取り付けることによりソケット支持部材20に固定されている。
円筒状の回動係合部材40は、その上端に半径方向内側に延出する円環状摺動部44を有する。回動係合部材40は、ソケット支持部材20の外周面22の上面24に近い位置に設けられた半径方向外側に延出する円環状支持部30の上面に形成されたボール支持面30−1と円環状摺動部44の下面に形成されたボール摺動面44−1との間に複数のボール58を挟んだ状態で配置され、ソケット支持部材20の外周面22の上面24に近接した位置に設けられたストップリング溝32にストップリング48を嵌め込むことにより、ソケット支持部材20に対して回転可能に取り付けられる。回動係合部材40には、さらにその内周面42から内側に突出するようにボルト(カム突起部)50が取り付けられている。このボルト50は、回動係合部材40の外周面46上に配置された取っ手52のネジ穴52−1に螺合され、ボルト50の頭部50−1と回動係合部材40の内周面42との間に座金54を介してローラ56を保持するようにして固定されている。このボルト50、取っ手52、座金54、及びローラ56は、図3に示すように、互いに直径方向で対向しない位置に2組取り付けられている。なお、このローラ56は、後述するカム輪郭軌道94との摺動摩擦を低減するために設けたものであり、必ずしも必要なものではない。
図6及び図7に示すように、回動防止部材60は円筒状の形状を有し、上端部62から下方に延びるピンガイド穴64を有する。回動防止部材60は、図8及び9に示すように、ピンガイド穴64がソケット支持部材20の外周面22に設けられたピン嵌合穴34に嵌合されたガイドピン38を受け入れるようにしてソケット支持部材20の外周面22上に配置されている。回動防止部材60は、ピンガイド穴64がガイドピン38と摺動係合することにより、ソケット13とプラグ17とが相互連結される連結方向には変位可能であるが、回動係合部材40の回動方向には変位不能となっている。回動防止部材60の下端部66には、ローラ56を収容可能な大きさとされたローラ収容凹部(カム突起部収容部)68が設けられている。このローラ収容凹部68がローラ56を収容しているときには、ローラ56がローラ収容凹部68に係合して回動係合部材40は回動できない状態に保持される。なお、ローラ56を用いていない場合には、このローラ収容凹部68はカム突起部としてのボルト50を直接収容する。回動防止部材60の下端部66にはさらに係合凹部(第1の相互係合部)70が設けられていて、後述するプラグ支持部材80の係合凸部(第2の相互係合部)88と係合して、ソケット支持部材20とプラグ支持部材80との相対的な回動を阻止するようにもなっている。図1に示すように、回動防止部材60の外周面61の段部に形成されたスプリング支持面72とソケット支持部材20が有する円環状支持部30の下面に形成されたスプリング支持面30−2との間にはスプリング74が設定されている。このスプリング74によって回動防止部材60はソケット支持部材20に対して下方に向かって、下端部66のローラ収容凹部68がローラ56に当接する位置にまで移動する。
図4及び図5に示すように、プラグ支持部材80は円筒状部分80−1とその下の板状部分80−2とからなり、板状部分80−2に形成された4つの取付穴80−3により所定の場所にボルト等で固定できるようになっている。プラグ支持部材80は、その上面82から下面84にまで貫通する6つのプラグ支持穴86を有し、各プラグ17は下面84側から各プラグ支持穴86内に挿入され、各プラグ17のプラグ支持部材80の上面82から出た位置にストップリング98を取り付けることによりプラグ支持部材80に固定される(図1)。プラグ支持部材80の上面82には、上方に向かって突出する係合凸部88が形成されており、上述のように、回動防止部材60の係合凹部70と係合することにより、ソケット支持部材20をプラグ支持部材80に対して回動係合部材40の回動方向で相対的に回動しないように保持する。また、係合凸部88を係合凹部70と係合させることにより、ソケット支持部材20とプラグ支持部材80とが各ソケット13とプラグ17とが軸線方向2,4で相互に対面して整合した継手位置整合状態に位置合わせされるようにもなっている。プラグ支持部材80の外周面81の上端位置には、ボルト50、図示の例では、ボルト50に取り付けられているローラ56が当該プラグ支持部材80の中心軸線方向で通過可能な大きさのローラ受け入れ溝(突起部受け入れ部)90が形成されている。回動防止部材60に設けられた上述のローラ収容凹部68は、ソケット支持部材20とプラグ支持部材80とが継手位置整合状態にあるときに、このローラ受け入れ溝90と連結方向で整合する位置に形成されている。さらにこのローラ受け入れ溝90に連接したカム溝(カム輪郭軌道)94が、外周面81上で周方向に沿って形成されている。上述のカム機構は、回動係合部材40のボルト50、図示の例ではボルト50に取り付けられているローラ56と、プラグ支持部材80のカム溝94と、によって構成されている。カム溝94は、図11Aに示すように、ローラ受け入れ溝90に連接し回動係合部材40の回動方向に沿って伸びる第1円周方向部94−1と、それに続き周方向でプラグ支持部材80の上面82から遠ざかる方向に緩やかに傾斜したカム作用部94−2と、さらにこれに続き回動係合部材40の回動方向に沿って伸びる第2円周方向部94−3と、その先に設けられたローラ受部94−4とにより構成されている。ここで「周方向」とは、外周面81の中心軸線を中心とする円周に沿う方向及び該円周に対して斜めの方向を含む方向、すなわち該中心軸線に沿う方向以外の方向で外周面81に沿う方向と意味する。また「回動方向」とは、該回動係合部材40が回動する方向、すなわち回動係合部材40の回動中心軸を中心とする円周に沿う方向を意味し、該円周に対して斜めの方向は含まないことを意味する。
次に、ソケット支持部材20とプラグ支持部材80とを相互連結する過程を図10A乃至図11Cに基づき説明する。まず、ソケット支持部材20とプラグ支持部材80とを各ソケット13とプラグ17とが相互に対面して整合した継手位置整合状態とし、回動防止部材60の係合凹部70とプラグ支持部材80の係合凸部88とが係合するように配置する(図10A)。このとき、回動防止部材60のローラ収容凹部68によって所定の回動位置に位置決めされて回動しないように保持されているローラ56の一部が、プラグ支持部材80の外周面81に形成されたローラ受け入れ溝90に既に受け入れられている(図11A)。上述のように2つのローラ56は径方向で対向しない位置に配置されているので、各ローラ56が各ローラ受け入れ溝90に受け入れられるときのプラグ支持部材20に対するソケット支持部材80の向きは一つに定まる。このようにすることにより、ソケット支持部材20とプラグ支持部材80とが異なる向きで連結されるような誤連結が起こることを防止している。なお、ソケット支持部材20とプラグ支持部材80とが継手位置整合状態にない不適切な配置状態でソケット支持部材20とプラグ支持部材80とを相互に近づけようとすると、ローラ56がプラグ支持部材80の上面82に当接するので、ソケット支持部材20とプラグ支持部材80とを連通位置にまで近づけることはできない。またこのとき、回動防止部材60はローラ収容部68とローラ56との係合が解除される位置にまでは変位しないので、回動係合部材40の回動防止状態は解除されないままとなる。係合凹部70と係合凸部88とが係合し、且つローラ56の一部がローラ受け入れ溝90に受け入れられている状態(図10A)でソケット支持部材20をプラグ支持部材80に対してスプリング74の付勢力に抗して押し付けると、ソケット支持部材20は、ローラ56がプラグ支持部材80のカム溝94の下面96に当接する位置にまで移動する(図10B、図11B)。このときプラグ17の先端の連結部18の一部が対応するソケット13の連結部15の中に挿入されているが、ソケット13とプラグ17とはまだ完全には連通しておらず間に隙間がある状態となっている。また、ソケット13のバルブ14はまだ閉じた状態となっている。プラグ支持部材80の上面82と係合している回動防止部材60は、プラグ支持部材80によってスプリング74の付勢力に抗して上方に押されて、ローラ56をローラ収容凹部68から完全に解放した状態となる。従って、回動係合部材40は回動可能な状態となる。ここから回動係合部材40を上方から見て時計回りに回動させると、ローラ56がまずカム溝94の第1円周方向部94−1内に入る。この時点では、ソケット支持部材20とプラグ支持部材80との距離は図10Bの状態から変化していない。すなわち、ソケット支持部材20とプラグ支持部材80とは、ソケット13とプラグ17とが近接はしているが連通はしていない、非連通位置にある。回動係合部材40をさらに回動させると、ローラ56は、傾斜したカム作用部94−2(具体的には、カム作用部94−2のソケット支持部材20側の側面)に係合し、このカム作用部94−2に沿って進む。それに伴い、ソケット支持部材20とプラグ支持部材80とが徐々に近づけられていく。ローラ56が第2円周方向部94−3にまで至る途中で、まずソケット13とプラグ17とが連通され、その後にバルブ14が開いて、ソケット支持部材20とプラグ支持部材80とが、ソケット13とプラグ17との相互連結が完了した連通位置となる。さらに回動係合部材40を回動させると、ローラ56がローラ受部94−4と係合して、回動係合部材40の回動が抑制された状態となり、連結操作が完了する(図10C、図11C)。
ソケット支持部材20とプラグ支持部材80とを切り離す際には、回動係合部材40を連結操作時とは逆方向(上から見て反時計回り)に回動する。ソケット支持部材20とプラグ支持部材80とは、スプリング74の付勢力、及び配管内に圧縮流体がある場合にはその圧力により、互いに離される方向に力を受けているので、回動係合部材40を回動させてローラ56がカム作用部94−2にまで至ると、ソケット支持部材20とプラグ支持部材80とは連結方向で離されていく。ローラ56がカム作用部94−2の上部側面と係合しながら移動している途中の段階で、まずバルブ14が閉じ、次にソケット13とプラグ17との連通が解除される。このときバルブ14が設けられていないプラグ17側の内部流体が連結部18から勢いよく放出されるので、プラグ支持部材80はソケット支持部材20から離される方向に大きな力を受ける。この力により回動係合部材40は、ローラ56がカム作用部94−2に沿って第1円周方向部94−1に係合する位置までは回動されるが、ローラ56が第1円周方向部94−1と係合した以降は、内部流体の放出による連結方向の力をローラ56と第1円周方向部94−1とによって受けるので、ソケット支持部材20とプラグ支持部材80とは非連通位置に保持されてそれ以上は離されない。プラグ17側の内部流体が十分に放出されるのを待ってからさらに回動係合部材40を回動させ、ローラ56がローラ受け入れ溝90と連結方向で整合する位置にまで至ると、プラグ支持部材20はスプリング74の付勢力によりソケット支持部材80から離されて、ソケット支持部材20とプラグ支持部材80との切り離し操作が完了する。回動防止部材60は、スプリング74によって付勢されて、ローラ収容凹部68にローラ56を収容して保持した状態となり、これにより回動係合部材40は再びソケット支持部材20に対して所定の回動位置で回動が防止された状態となる。
このように本発明に係る多管継手10は、ソケット13とプラグ17とを連結させるための操作部である回動係合部材40が、回動防止部材60によって、ローラ56がプラグ支持部材80のカム溝94に受け入れられる位置で保持されているので、連結操作時に回動係合部材40の位置合わせを行う必要がない。このような構成により、ソケット支持部材20とプラグ支持部材80との連結操作を迅速に行うことが可能となる。また、カム機構を利用してソケット支持部材20とプラグ支持部材80とを非連通位置から連通位置にまで近づけるようにしていて、カム作用部94−2の傾斜を緩やかなものに設定することによってプラグ支持部材80の変位量に対する回動係合部材40の回動量を大きくできるので、連結操作に要する作業者の力を小さくすることも可能となる。特にバルブ14を有するソケット13側の流路内が加圧された状態で連結操作を行う場合には、加圧状態にあるバルブ14を押し開けるために比較的に大きな力が必要になるが、このようなカム機構を利用することにより、加圧状態での連結操作でも作業者は大きな力を要することなく連結作業を行うことが可能となる。
なお、本実施形態においては、6つのソケット13とプラグ17とが円形状に配置されているが、ソケット13とプラグ17の配置数及び配置位置はどのようにしてもよい。また、本実施形態におけるソケット支持部材20側にプラグ17を設け、プラグ支持部材80側にソケット13を設けるようにしてもよい。さらには一方の支持部材にソケット13とプラグ17を混合して配置し、他方の支持部材にそれらに対応するソケット13とプラグ17とを配置するようにしてもよい。本実施形態ではソケット13にバルブ14が設けられているが、プラグ17側に設けるようにしてもよいし、ソケット13とプラグ17との両方に設けるようにしてもよい。
本実施形態において、カム機構は回動係合部材40の内周面42から突出したボルト50と該ボルトに取り付けたローラ56とからなるカム突起部と、プラグ支持部材80の外周面81に形成されたカム溝94からなるカム輪郭軌道とによって構成されているが、回動係合部材40の内周面42にカム溝94を形成し、プラグ支持部材80の外周面81にボルト50若しくはボルト50とローラ56を設けるようにすることもできる。また、上記実施例ではカム溝94をカム輪郭軌道として示したが、カム輪郭軌道としては、溝ではなく、上述のカム溝と同様のカム輪郭曲線を備えるレール上のもとすることもできる。
長手軸線2;長手軸線4;多管継手10;ソケット13;バルブ14;連結部15;プラグ17;連結部18; ソケット支持部材(第1の継手部材支持部材)20;外周面22;上面24;下面26;ソケット支持穴28;円環状支持部30;ボール支持面30−1;スプリング支持面30−2;ストップリング溝32;ピン嵌合穴34;ストップリング36;ガイドピン38;回動係合部材40;内周面42;円環状摺動部44;ボール摺動面44−1;外周面46;ストップリング48;ボルト(カム突起部)50;頭部50−1;取っ手52;ネジ穴52−1;座金54;ローラ56;ボール58;回動防止部材60;外周面61;上端部62;ピンガイド穴64;下端部66;ローラ収容凹部(カム突起部収容部)68;係合凹部70;スプリング支持面72;スプリング74;プラグ支持部材(第2の継手部材支持部材)80;円筒状部分80−1;板状部分80−2;取付穴80−3;外周面81;上面82;下面84;プラグ支持穴86;係合凸部88;ローラ受け入れ溝(突起部受け入れ部)90;カム溝(カム輪郭軌道)94;第1円周方向部94−1;カム作用部94−2;第2円周方向部94−3;ローラ受部94−4;下面96;ストップリング98;

Claims (11)

  1. 複数の継手部材を支持する第1の継手部材支持部材と、
    該複数の継手部材にそれぞれ連結される複数の対応継手部材を支持する第2の継手部材支持部材と、を備え、
    該第1及び第2の継手部材支持部材を、該継手部材と該対応継手部材とが相互に対面して整合した継手位置整合状態で、該継手部材と該対応継手部材とが連通される連通位置にまで相互に近づけることにより該継手部材と該対応継手部材とが相互連結されるようにされた、多管継手であって、
    該第1の継手部材支持部材に回動可能に取り付けられ、該第2の継手部材支持部材の外周面の周りで回動することにより、該第2の継手部材支持部材と係合して、該連通位置にある該第1及び第2の継手部材支持部材を相互に離れないようにする回動係合部材と、
    該継手部材と該対応継手部材とを相互連結する連結方向には変位可能で該回動係合部材の回動方向には変位不能に該第1の継手部材支持部材に取り付けられ、該回動係合部材に係合して該回動係合部材を所定の回動位置で回動しないように保持する回動防止部材と、をさらに備え、
    該第1及び第2の継手部材支持部材を該継手位置整合状態にして該連通位置に向かって相互に近づけたときに、該回動防止部材が該第2の継手部材支持部材によって押されて該連結方向で変位し、該回動防止部材と該回動係合部材との係合が解除されて該回動係合部材の回動が許容されるようにされた、多管継手。
  2. 該回動防止部材が第1の相互係合部を有し、該第2の継手部材支持部材が第2の相互係合部を有しており、
    該第1及び第2の継手部材支持部材を該継手位置整合状態にして相互に近づけたときに、該第1の相互係合部と該第2の相互係合部とが係合して、該第1及び第2の継手部材支持部材が該回動方向で相対的に回動しないように保持される、請求項1に記載の多管継手。
  3. 該第1の継手部材支持部材と該回動防止部材との間に設定され、該回動防止部材を該回動係合部材と係合する向きに該連結方向で付勢するスプリングをさらに有する、請求項1又は2に記載の多管継手。
  4. 該第1の相互係合部と該第2の相互係合部との一方が、該第1の相互係合部と該第2の相互係合部との他方に向かって突出する係合凸部であり、該第1の相互係合部と該第2の相互係合部との該他方が該係合凸部を受け入れる係合凹部である、請求項1乃至3の何れか一項に記載の多管継手。
  5. 該回動係合部材と該第2の継手部材支持部材には、該回動係合部材を回動することにより該第2の継手部材支持部材を該第1の継手部材支持部材に向けて該連通位置にまで相対的に近づけて、該継手部材と該対応継手部材とを相互連結させるカム機構が設けられている、請求項1乃至4の何れか一項に記載の多管継手。
  6. 該カム機構が、該回動係合部材と該第2の継手部材支持部材との一方に設けられたカム輪郭軌道と、該回動係合部材と該第2の継手部材支持部材との他方に設けられ、該カム輪郭軌道に係合するカム突起部と、を有しており、
    該回動係合部材を回動することにより該カム突起部が該カム輪郭軌道に沿って動き該第1の継手部材支持部材と該第2の継手部材支持部材とを該連通位置にまで相互に近づけるようにされた、請求項5に記載の多管継手。
  7. 該回動係合部材と該第2の継手部材支持部材との前記一方が、該第1及び第2の継手部材支持部材を該継手位置整合状態にして相互に近づけたときに、該カム突起部を該回動係合部材の回動方向で見て少なくとも該カム輪郭軌道の一部と重なる位置にまで受け入れる突起部受け入れ部を有する、請求項6に記載の多管継手。
  8. 該回動係合部材が円筒状の形状を有し、該カム突起部が該回動係合部材の内周面に設けられ、
    該カム輪郭軌道が該第2の継手部材支持部材の該外周面に設けられており、
    該回動防止部材が、円筒状の形状を有し、該回動係合部材の該内周面の内側に該回動係合部材と同軸状に配置されており、
    該回動防止部材は、該回動係合部材の該カム突起部を収容して該回動係合部材の回動を防止するカム突起部収容部を有し、該カム突起部収容部は、該第1及び第2の継手部材支持部材が該継手位置整合状態にあるときに該突起部受け入れ部と該連結方向で整合する位置に形成されている、請求項7に記載の多管継手。
  9. 該回動係合部材は、2つの該カム突起部を当該回動係合部材の該内周面の直径方向で互いに対向しない位置に有し、該第2の継手部材支持部材は該2つのカム突起部をそれぞれ受け入れる2つの該突起部受け入れ部と、該2つのカム突起部のそれぞれに対応する該カム輪郭軌道と、を有するようにされた、請求項8に記載の多管継手。
  10. 該カム輪郭軌道が、
    該回動係合部材の回動方向に延びる円周方向部であって、該カム突起部が該円周方向部と係合しているときには、該第1及び第2の継手部材支持部材を該継手部材と該対応継手部材とが連通されていない非連通位置に保持する円周方向部と、
    該円周方向部から周方向で該第1の継手部材支持部材に対面する側から遠ざかる方向に傾斜して延びるカム作用部であって、該カム突起部が該カム作用部に沿って動かされることにより、該第1及び第2の継手部材支持部材を該非連通位置と該連通位置との間で近づけたり離したりするようにするカム作用部と、
    を有している、請求項6乃至9の何れか一項に記載の多管継手。
  11. 該カム突起部が、回転しながら該カム輪郭軌道と係合するローラを有する、請求項6乃至10の何れか一項に記載の多管継手。
JP2013157677A 2013-07-30 2013-07-30 多管継手 Active JP6117045B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013157677A JP6117045B2 (ja) 2013-07-30 2013-07-30 多管継手

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013157677A JP6117045B2 (ja) 2013-07-30 2013-07-30 多管継手

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015028352A true JP2015028352A (ja) 2015-02-12
JP6117045B2 JP6117045B2 (ja) 2017-04-19

Family

ID=52492150

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013157677A Active JP6117045B2 (ja) 2013-07-30 2013-07-30 多管継手

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6117045B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016050599A (ja) * 2014-08-29 2016-04-11 日東工器株式会社 多管継手の連結継手部材、及び基部継手部材と連結継手部材とを備える多管継手
CN105508782A (zh) * 2016-01-21 2016-04-20 重庆前卫海洋石油工程设备有限责任公司 一种深水多回路垂直连接公接头终端
WO2022103918A1 (en) * 2020-11-13 2022-05-19 Onesubsea Ip Uk Limited Configurable coupling assembly

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6045002U (ja) * 1983-09-02 1985-03-29 オリンパス光学工業株式会社 内視鏡用気密検査装置
JPS6114008A (ja) * 1984-06-29 1986-01-22 Yokohama Eirokuitsupu Kk 配管継手の自動接続方法とその装置
US6799605B1 (en) * 2003-11-24 2004-10-05 Perfecting Coupling Company Quick-action multi-port fluid coupler
US7172447B2 (en) * 2004-10-07 2007-02-06 Oceanworks International, Inc. Subsea gang connector system

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6045002U (ja) * 1983-09-02 1985-03-29 オリンパス光学工業株式会社 内視鏡用気密検査装置
JPS6114008A (ja) * 1984-06-29 1986-01-22 Yokohama Eirokuitsupu Kk 配管継手の自動接続方法とその装置
US6799605B1 (en) * 2003-11-24 2004-10-05 Perfecting Coupling Company Quick-action multi-port fluid coupler
US7172447B2 (en) * 2004-10-07 2007-02-06 Oceanworks International, Inc. Subsea gang connector system

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016050599A (ja) * 2014-08-29 2016-04-11 日東工器株式会社 多管継手の連結継手部材、及び基部継手部材と連結継手部材とを備える多管継手
CN105508782A (zh) * 2016-01-21 2016-04-20 重庆前卫海洋石油工程设备有限责任公司 一种深水多回路垂直连接公接头终端
WO2022103918A1 (en) * 2020-11-13 2022-05-19 Onesubsea Ip Uk Limited Configurable coupling assembly
US11719065B2 (en) 2020-11-13 2023-08-08 Onesubsea Ip Uk Limited Configurable coupling assembly
GB2615690A (en) * 2020-11-13 2023-08-16 Onesubsea Ip Uk Ltd Configurable coupling assembly

Also Published As

Publication number Publication date
JP6117045B2 (ja) 2017-04-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7922475B2 (en) Expansion tool device for pliers or machine for producing sockets at the ends of pipes made out of plastic or composite material
RU2012130771A (ru) Деталь, передающая вращательное усилие
US9404611B2 (en) Quick coupling for pipes/hoses with locking feature
JP6117045B2 (ja) 多管継手
US7497231B2 (en) Female coupling member of pipe coupling
US9555524B2 (en) Clamping device for clamping a fastener
US8955823B2 (en) Cam operated valve
CN100483001C (zh) 一种快速接头
KR20170075659A (ko) 퀵 커넥터용 소켓 요소와 소켓 요소를 구비하는 퀵 커넥터
US20150285311A1 (en) Connection joint
US8851446B2 (en) Cam operated valve
KR101757575B1 (ko) 퀵 커플링장치
JP6214267B2 (ja) 多管継手
JP4021748B2 (ja) 管継手
JP2009281537A (ja) 管継手
JP2001146995A (ja) 管継手
KR200482148Y1 (ko) 배관용 캄록형 커플링 장치
JP2008019978A (ja) 多連式管継手装置
JP5270427B2 (ja) 誤接続防止装置
JP6972850B2 (ja) 管継手
JP6080819B2 (ja) 多管継手の連結継手部材、及び基部継手部材と連結継手部材とを備える多管継手
JP6785829B2 (ja) 多管継手
JP3190541U (ja) 接続装置
JP2014142011A (ja) 管継手及びそのソケット
JP2018087588A (ja) 管継手

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160513

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170309

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170321

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170322

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6117045

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250