JP2015027202A - 電源装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】蓄電素子及び蓄電池を利用して負荷に電力を供給する燃費良好な電源装置を提供する。【解決手段】電源装置は、発電機と、該発電機が発電した電力により充電される蓄電素子と、該蓄電素子からの電力を蓄える蓄電池とを備える電源装置において、前記蓄電素子と前記蓄電池との間に介在されたスイッチと、前記蓄電池の端子電圧を検出する電圧検出部及び/又は前記蓄電池に入出力する電流を検出する電流検出部と、前記電圧検出部によって検出された端子電圧及び/又は前記電流検出部によって検出された電流から前記蓄電池の充電率を算出し、該充電率が所定値以上である場合に前記スイッチをオフにする一方で、前記充電率が所定値未満である場合に前記スイッチをオンにする制御部とを備える。【選択図】図1
Description
本発明は、蓄電素子から負荷に電力を供給する電源装置に関するものである。
現在の車両には、車両が減速する場合に車両の運動エネルギーを電力に変換することによって発電機に回生電力を発生させ、発生させた回生電力を負荷に供給する電源装置が搭載されている(特許文献1を参照)。
このような電源装置では、発電機の出力端が蓄電素子の一端及びDC/DCコンバータの一端に接続され、蓄電素子の一端はDC/DCコンバータの一端に接続されている。DC/DCコンバータの他端は、負荷の一端、及び、スイッチを介して蓄電池の一端に接続されている。蓄電池の一端はエンジンを始動するためのスタータの一端に接続されている。発電機、蓄電素子、スタータ、蓄電池及び負荷は接地されている。
発電機は、車両が減速する場合に、車両の運動エネルギーを電力に変換することによって回生電力を発生する。回生電力の発生時、発電機は蓄電素子に給電すると共に、発電機の出力電圧はDC/DCコンバータの一端に印加される。DC/DCコンバータは、一端に印加された電圧を変圧し、変圧した電圧を、オン状態であるスイッチを介して蓄電池に印加すると共に、負荷に印加する。また、車両が通常走行又は加速している場合、回生電力の発生時に蓄電素子に充電された電圧がDC/DCコンバータに印加されて、変圧された電圧がDC/DCコンバータから蓄電池及び負荷に印加される。
したがって、車両を減速させる場合に発電機が車両の運動エネルギーから変換した電力は、蓄電素子及び蓄電池に蓄えられると共に負荷への給電に用いられる。このため、車両の運動エネルギーがタイヤと地面との摩擦で消費されることなく効率的に使用される。
特許文献1に開示された電源装置では、エンジンが始動するときの負荷に対する電圧変動を抑制するためにエンジンが停止している状態ではスイッチはオフにされている一方で、エンジンが停止している状態以外ではスイッチは常にオン状態である。スイッチがオン状態であるときにDC/DCコンバータから蓄電池及び負荷に電圧を印加する場合、DC/DCコンバータからの出力電圧の値を蓄電池の端子電圧の値より高くする必要がある。このため、回生電力が発生していないときに蓄電素子の消費電力が大きくなるので蓄電素子から負荷への放電時間が短くなる傾向がある。蓄電素子の充電量が無くなった場合に発電機からの出力電圧によって蓄電池及び負荷へ給電する必要があるので、蓄電素子の蓄電池及び負荷への放電時間が短くなると発電機の発電時間が長くなって電源装置の燃費が悪くなる。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、蓄電素子及び蓄電池を利用して負荷に電力を供給する燃費良好な電源装置を提供することにある。
本発明に係る電源装置は、発電機と、該発電機が発電した電力により充電される蓄電素子と、該蓄電素子からの電力を蓄える蓄電池とを備える電源装置において、前記蓄電素子と前記蓄電池との間に介在されたスイッチと、前記蓄電池の端子電圧を検出する電圧検出部及び/又は前記蓄電池に入出力する電流を検出する電流検出部と、前記電圧検出部によって検出された端子電圧及び/又は前記電流検出部によって検出された電流から前記蓄電池の充電率を算出し、該充電率が所定値以上である場合に前記スイッチをオフにする一方で、前記充電率が所定値未満である場合に前記スイッチをオンにする制御部とを備えることを特徴とする。
本発明にあっては、発電機は発電し、蓄電素子は発電機が発電した電力により充電され、蓄電池は蓄電素子からの電力を蓄える。スイッチは蓄電素子と蓄電池との間に介在され、電圧検出部は蓄電池の端子電圧を検出し、電流検出部は蓄電池に入出力する電流を検出し、制御部は電圧検出部によって検出された端子電圧及び/又は電流検出部によって検出された電流から蓄電池の充電率を算出し、該充電率が所定値以上である場合にスイッチをオフにする一方で、充電率が所定値未満である場合にスイッチをオンにする。
本発明に係る電源装置は、前記蓄電素子と前記蓄電池との間に設けられ、前記蓄電素子の出力電圧を変圧する変圧部を更に備えることを特徴とする。
本発明にあっては、蓄電素子と蓄電池との間に設けられた変圧部は蓄電素子の出力電圧を変圧する。
本発明に係る電源装置は、前記制御部は、前記充電率が前記所定値以上である場合に、前記スイッチをオフにするとともに、前記変圧部の出力電圧を前記蓄電池の端子電圧よりも低い負荷の定格電圧近傍に制御することを特徴とする。
本発明にあっては、充電率が所定値以上である場合に、制御部は変圧部の出力電圧を蓄電池の端子電圧よりも低い負荷の定格電圧近傍に制御する。
本発明に係る電源装置は、前記蓄電素子は、リチウムイオン電池、ニッケル水素電池、又は電気二重層キャパシタであり、前記蓄電池は鉛電池であることを特徴とする。
本発明にあっては、蓄電素子はリチウムイオン電池、ニッケル水素電池、又は電気二重層キャパシタであり、蓄電池は鉛電池である。
本発明によれば、蓄電池の充電率に基づいて蓄電池の充電を制御することによって、負荷に印加される電圧値を変化させて負荷に供給される電力量を抑制することができる。したがって、回生電力が発生していないときに蓄電素子の放電時間を長くして発電機の発電が抑制されて電源装置の燃費が良くなる。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づき説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る電源装置の概略構成を示すブロック図である。電源装置1は、好適に車両に搭載されており、発電機10、蓄電素子11、DC/DCコンバータ12、スイッチ13、制御部14、スタータ15、蓄電池16及び負荷17を備える。制御部14には電圧検出器24及び電流検出器34が接続されている。
発電機10の出力端は蓄電素子11の一端及びDC/DCコンバータ12の一端に接続され、蓄電素子11の一端はDC/DCコンバータ12の一端に接続されている。DC/DCコンバータ12の他端は、負荷17の一端、及び、スイッチ13を介して蓄電池16の一端に接続されている。蓄電池16の一端はエンジンを始動するためのスタータ15の一端に接続されている。発電機10、蓄電素子11、スタータ15、蓄電池16及び負荷17は接地されている。
発電機10は、電源装置1に搭載している車両の走行動力源であるエンジン(図示略)と連動して電力を発生すると共に、車両が減速する場合に車両の運動エネルギーを電力に変換することによって回生電力を発生する。具体的には、発電機10は、エンジンと連動して電力を発生する場合、及び、回生電力を発生する場合の両方において、交流電力を生成し、生成した交流電力を直流電力に整流する。発電機10が出力端から出力する電力、電圧及び電流夫々は、整流後の直流電力、直流電圧及び直流電流である。回生電力の発生時、発電機10は蓄電素子11に給電すると共に、蓄電池16及び負荷17に給電するために発電機10の出力電圧がDC/DCコンバータ12の一端に印加される。
蓄電素子11は、リチウムイオン電池、ニッケル水素電池、又は電気二重層キャパシタ等である。好適には、充電効率を考慮すると蓄電素子11はリチウムイオン電池である。回生電力の発生時、発電機10の出力電圧が蓄電素子11に印加され、蓄電素子11は発電機10が出力した電力を蓄える。また、車両が通常走行又は加速している場合、蓄電池16及び負荷17に給電するために、回生電力の発生時に蓄電素子11に充電された電圧がDC/DCコンバータ12の一端に印加される。
DC/DCコンバータ12は、発電機10の出力電圧が一端に印加された場合に発電機10の出力電圧を変圧し、蓄電素子11の出力電圧が一端に印加された場合に蓄電素子11の出力電圧を変圧する。このようにDC/DCコンバータ12は、発電機10又は蓄電素子11の出力電圧を変圧する。DC/DCコンバータ12は、一端に印加された電圧の昇圧又は降圧を行うことによって、印加電圧を一定の電圧に変圧する。DC/DCコンバータ12は、変圧によって得られた一定の電圧を、他端から、スイッチ13を介して蓄電池16と、負荷17とに印加する。蓄電池16及び負荷17はDC/DCコンバータ12によって変圧された電圧で給電される。DC/DCコンバータ12は変圧部として機能する。
DC/DCコンバータ12の動作は制御部14によって制御される。具体的には、制御部14は、DC/DCコンバータ12が図示しないコイルと共に有する図示しない複数のスイッチ夫々のオン/オフを繰り返すことによってDC/DCコンバータ12に電圧を変換させる。制御部14は、図示しない一又は複数のスイッチ夫々におけるオン/オフのデューティを変更することによって、DC/DCコンバータ12の昇圧幅及び降圧幅を調整することが可能である。更に、制御部14は、図示しない複数のスイッチ夫々のオン/オフを操作することによってDC/DCコンバータ12の動作を停止させることも可能である。また、発電機10の出力電圧又は蓄電素子11の出力電圧をDC/DCコンバータ12を介さずに蓄電池16と負荷17とに印加しても良い。
スイッチ13は、例えばリレー、MOS−FET等のスイッチング素子である。スイッチ13はDC/DCコンバータ12と蓄電池16との間に設けられている。車両が通常走行又は加速している場合、蓄電素子11に充電された電圧がDC/DCコンバータ12の一端に印加され、DC/DCコンバータ12によって変圧された電圧が他端から出力される。スイッチ13がオン状態の場合、DC/DCコンバータ12の出力電圧は蓄電池16及び負荷17に印加されて給電される。一方で、スイッチ13がオフ状態の場合、DC/DCコンバータ12の出力電圧は負荷17のみに印加されて給電される。
蓄電池16はリチウムイオン電池又は鉛電池等である。好適には、蓄電池16は鉛電池である。蓄電池16にはDC/DCコンバータ12が変圧した電圧が印加され、蓄電池16は、DC/DCコンバータ12が変圧した電圧の印加によって充電する。また、蓄電池16は、例えば、エンジンを始動するためのスタータ15に給電する。エンジンを始動する場合、DC/DCコンバータ12は変圧を停止し、スタータ15は蓄電池16から供給される電力を用いて作動する。エンジンが始動するときの負荷17に対する電圧変動を抑制するためにエンジンが停止している状態では制御部14はスイッチ13をオフ状態に制御する。また、スタータ15は再始動用スタータとしても機能し、エンジンをアイドリングストップさせた後に、蓄電池16から電力供給を受けて再始動させる。
蓄電池16における満充電量に対する現在の充電量の比率を表わす充電率(SOC:State of Charge)が制御部14によって算出されている。また、蓄電池16は、充放電が行われる使用時において制御目標とするSOCの範囲(以下、目標SOC範囲という。)で制御部14によって制御されることにより、蓄電池16の性能の劣化が抑えられ、長期間使用が可能となる。
図2は鉛電池の使用時における目標SOC範囲を説明するための模式図である。蓄電池16が鉛電池である場合、バッテリ性能の劣化が抑制される目標SOC範囲は、例えば、充電率が88%〜92%であり、端子電圧で12.7V〜12.8Vの範囲である。図3はリチウムイオン電池及び鉛電池の充電率と出力電圧との関係を説明するための模式図である。図3において、細線は鉛電池の特性を示し、太線はリチウムイオン電池の特性を示している。上述のように鉛電池の目標SOC範囲は例えば充電率88%〜92%である。また、蓄電池16がリチウムイオン電池である場合、目標SOC範囲は、例えば、充電率が30%から80%までの範囲で制御されることにより、蓄電池16の性能の劣化が抑えられ、長期間使用が可能となる。
負荷17は、車両に搭載される電気機器であり、DC/DCコンバータ12が変圧した電圧の印加によって給電される。これにより、負荷17には安定した電圧が印加され、負荷17は適切に動作する。
制御部14は、図示しないCPU(Central Processing Unit)と、フラッシュメモリ、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(Electrically EPROM)等の不揮発性メモリを利用したROMと、DRAM(Dynamic Random Access Memory)、SRAM(Static Random Access Memory)等のメモリを利用したRAMとを備え、ROMに記憶した制御プログラムをCPUで実行することによりDC/DCコンバータ12及びスイッチ13を制御する。CPUは制御プログラムの実行の過程で生じたデータをRAMに一時記憶させる。
電圧検出器24は蓄電池16の端子電圧の値を検出し、電流検出器34は蓄電池16に入出力される電流量を検出する。また、制御部14は、検出された電圧値及び電流値に基づいて蓄電池16の充電率を周知の電流積算法から算出している。そして、制御部14は、算出された蓄電池16の充電率に基づいてスイッチ13の切替制御を行っている。本実施形態では、制御部14は電流積算法から蓄電池16の充電率を算出しているが、他の周知の方法により蓄電池16の充電率を算出しても良い。例えば、蓄電池16の端子電圧と充電率との相関図を用いて、電圧検出器24で検出された蓄電池16の端子電圧の値から蓄電池16の充電率を算出することも出来る。また、蓄電池16の充電率を満充電率であるとして、該満充電率と、電流検出器34によって検出された蓄電池16に入出力される電流量とに基づいて蓄電池16の充電率を算出することも出来る。満充電率とは、蓄電池16の使用可能な最大上限値である。尚、電圧検出器24及び電流検出器34は本発明における電圧検出部及び電流検出部としてそれぞれ機能する。
次に、制御部14によるスイッチ13の切替制御における動作について説明する。以下の動作は、回生電力が発生していないとき、蓄電素子11の出力電圧がDC/DCコンバータ12に印加され、DC/DCコンバータ12によって変圧(昇圧又は降圧)された電圧を印加する場合の動作である。回生電力が発生しているとき、発電機10は蓄電素子11に給電すると共に、発電機10の出力電圧がDC/DCコンバータ12に印加され、DC/DCコンバータ12によって変圧された電圧が、負荷17と、制御部14によってオン状態に制御されているスイッチ13を介して蓄電池16とに印加される。
電流積算法から蓄電池16の充電率を算出するために、制御部14は、蓄電池16の端子電圧の値を電圧検出器24から取得し、蓄電池16に入出力される電流量を電流検出器34から取得する。制御部14は、電圧検出器24から取得した蓄電池16の端子電圧の値を使用して充電率の初期値を算出する。蓄電池16の端子電圧と充電率との相関図等を用いて初期値が算出される。また、電流検出器34から取得した電流量は制御部14によって積算される。制御部14は、算出した初期値及び積算した電流量によって蓄電池16の充電率を算出する。
制御部14は、算出した蓄電池16の充電率が所定値を下回っているとき、蓄電池16への充電及び負荷17への給電を行うようにスイッチ13をオン状態に制御する。一方で、制御部14は、蓄電池16の充電率が所定値以上のとき、蓄電池16への充電を遮断して負荷17のみに給電するようにスイッチ13をオフ状態に制御する。所定値は、好適には、蓄電池16の特性等に基づいて決定される値であって、前述した目標SOC範囲に基づいて決定される値である。また、所定値を満充電率としても良い。
前述したように、制御部14が蓄電池16の充電率が所定値以上であると判定すると、制御部14は、負荷17のみに給電するようにスイッチ13をオフ状態に制御するとともに、DC/DCコンバータ12の出力電圧(DC/DCコンバータ12による変圧後の電圧)が蓄電池16の端子電圧よりも低い負荷17の定格電圧近傍になるようにDC/DCコンバータ12の動作を制御する。ここで、蓄電池16が鉛電池であり、所定値が92%であり、負荷17が定格電圧12.0Vで動作可能な負荷であるとする。このような場合、負荷17のみに給電するようにスイッチ13がオフ状態に制御されると、制御部14は、例えば、DC/DCコンバータ12の出力電圧を鉛電池の端子電圧(充電率が92%である場合の12.8V)より低い電圧値である12.0Vに設定するように制御する。したがって、蓄電素子11から負荷17に供給される電力量を抑制することができる。蓄電素子11の放電時間が長くなるので発電機10の発電が抑制されて電源装置1の燃費が良くなる。
次に、制御部14によるスイッチ13の切替制御の処理手順について説明する。図4は制御部14によるスイッチ13の切替制御の処理手順を示すフローチャートである。なお、以下の処理は、回生電力が発生していないとき、蓄電素子11の出力電圧がDC/DCコンバータ12に印加され、DC/DCコンバータ12によって変圧された電圧を印加する場合の動作である。制御部14は、電圧検出器24から取得された蓄電池16の端子電圧と、電流検出器34から取得された蓄電池16に入出力される電流量とに基づいて、蓄電池16の充電率を算出する(ステップS1)。制御部14は、算出された蓄電池16の充電率が所定値以上か否かを判定する(ステップS2)。
制御部14が蓄電池16の充電率が所定値以上であると判定したとき(S2:YES)、制御部14は負荷17への給電を行うためにスイッチ13をオフ状態に制御し(ステップS3)、負荷17に基づいてDC/DCコンバータ12の出力電圧を設定する(ステップS5)。DC/DCコンバータ12の出力電圧が負荷17のみに印加されて負荷17への給電が行われる。
制御部14が蓄電池16の充電率が所定値未満であると判定したとき(S2:NO)、制御部14は蓄電池16への充電及び負荷17への給電を行うためにスイッチ13をオン状態に制御し(ステップS4)、蓄電池16の端子電圧に基づいてDC/DCコンバータ12の出力電圧を設定する(ステップS5)。DC/DCコンバータ12の出力電圧が蓄電池16及び負荷17に印加され、蓄電池16への充電及び負荷17への給電が行われる。
以上より、本実施形態によれば、蓄電池16の充電率に基づいて蓄電池16の充電を制御することによって、負荷17に印加される電圧値を変化させて負荷17に供給される電力量を抑制することができる。したがって、回生電力が発生していないときに蓄電素子11の放電時間を長くして発電機10の発電が抑制されて電源装置1の燃費が良くなる。
以上、発明を実施するための形態について説明したが、開示された実施の形態は、全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上述の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
1 電源装置
10 発電機
11 蓄電素子
12 DC/DCコンバータ(変圧部)
13 スイッチ
14 制御部
16 蓄電池
24 電圧検出器(電圧検出部)
34 電流検出器(電流検出部)
10 発電機
11 蓄電素子
12 DC/DCコンバータ(変圧部)
13 スイッチ
14 制御部
16 蓄電池
24 電圧検出器(電圧検出部)
34 電流検出器(電流検出部)
Claims (4)
- 発電機と、該発電機が発電した電力により充電される蓄電素子と、該蓄電素子からの電力を蓄える蓄電池とを備える電源装置において、
前記蓄電素子と前記蓄電池との間に介在されたスイッチと、
前記蓄電池の端子電圧を検出する電圧検出部及び/又は前記蓄電池に入出力する電流を検出する電流検出部と、
前記電圧検出部によって検出された端子電圧及び/又は前記電流検出部によって検出された電流から前記蓄電池の充電率を算出し、該充電率が所定値以上である場合に前記スイッチをオフにする一方で、前記充電率が所定値未満である場合に前記スイッチをオンにする制御部と
を備えることを特徴とする電源装置。 - 前記蓄電素子と前記蓄電池との間に設けられ、前記蓄電素子の出力電圧を変圧する変圧部を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の電源装置。
- 前記制御部は、前記充電率が前記所定値以上である場合に、前記スイッチをオフにするとともに、前記変圧部の出力電圧を前記蓄電池の端子電圧よりも低い負荷の定格電圧近傍に制御することを特徴とする請求項2に記載の電源装置。
- 前記蓄電素子は、リチウムイオン電池、ニッケル水素電池、又は電気二重層キャパシタであり、
前記蓄電池は鉛電池であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の電源装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013155965A JP2015027202A (ja) | 2013-07-26 | 2013-07-26 | 電源装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2013
- 2013-07-26 JP JP2013155965A patent/JP2015027202A/ja active Pending
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