JP2015027145A - 回転電機 - Google Patents

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【課題】固定子鉄心端のパケットが電気的に発熱して過度に高温になることを抑制した回転電機を提供する。【解決手段】鋼板を積層した固定子鉄心3と、固定子鉄心に巻かれた固定子コイル4からなる固定子1と、固定子の内周に挿入された回転子2とを備え、固定子鉄心は軸方向に複数の固定子鉄心パケット100に分割して構成し、分割した固定子鉄心パケット間に冷媒を流通させる半径方向に伸延した固定子ダクト200を配設した構成の回転電機において、固定子鉄心パケット200のうち、端部の第1の固定子鉄心パケット101の内周面と、隣接した第2の固定子鉄心パケット102の内周面に複数段の渦電流低減用段落とし300を設け、これらの各段落としは、軸方向内側に位置する段落としほど、その内周面が他の段落としよりも半径方向内径側に位置するように配置した回転電機。【選択図】図3

Description

本発明は、タービン発電機などの固定子端部を冷却する通風冷却機構を備えた回転電機に関する。
タービン発電機などの回転電機では、固定子や回転子が電磁気的、機械的な要因で発熱する。この固定子や回転子で発生した熱を除去するために、空気や水素等の冷媒が使用される。
空気や水素等の冷媒を使用し、固定子や回転子に設けた通風流路に冷媒を通風して熱を除去する方式のタービン発電機の一例として、特開平11−225455号公報に開示されたタービン発電機には、固定子鉄心抑え板9の軸方向端部に複数の導体の環1、2を設け、この複数の導体の環を複数の導棒4で接続する構造とすることで、固定子鉄心抑え板に入射する磁束を減衰させてコスト低減を図った回転電機の固定子に関する技術が開示されている。
また、特開昭61−161935号公報に開示されたタービン発電機には、固定子鉄心パケット39a、39b、39cを抑える固定子鉄心押さえ部材35に設置したバッフル板70、80の全体に複数の穴75、85を開けて多孔バッフル板とし、多孔バッフル板下流の冷媒の圧力回復を促進することによって、固定子鉄心パケット39a、39b、39cが過度に発熱することを防止する技術が記載されている。
また、特開昭62−268336号公報に開示されたタービン発電機には、固定子鉄心11と回転子12との間に形成されたエアギャップ13の入口の冷媒の一部を他の冷媒から分離して、固定子鉄心11の端部付近に配設された複数の固定子ダクト18に冷媒を導く冷媒分離バッフル板21を配設し、この冷媒分離バッフル板21によって固定子ダクト18を流れる冷媒の流量を増大させて固定子鉄心11を構成する固定子鉄心パケットの温度を低下させる技術が記載されている。
特開平11−225455号公報 特開昭61−161935号公報 特開昭62−268336号公報
しかしながら、特開平11−225455号公報に開示されたタービン発電機では、固定子鉄心3の最端にある固定子鉄心パケット101の付近に界磁起電力および電機子起磁力による漏れ磁束が複雑に存在し、軸方向磁束が鉄心端面に入射することによって、固定子パケット101に渦電流が流れて渦電流損が発生し、固定子鉄心パケット101が局所的に発熱するという課題がある。
近年、タービン発電機の小型化・大容量化が求められ、タービン発電機内の発熱密度が高くなる傾向にあることから、固定子鉄心パケットを、より一層効率的に冷却する必要があるが、特開昭61−161935号公報及び特開昭62−268336号公報に開示されたタービン発電機に示したような、冷媒の冷却能力を強化する方法では、固定子鉄心の熱伝導抵抗、特に鋼板の積層方向(軸方向)の熱伝導抵抗の影響によって、固定子鉄心に所望の温度低減効果が得られないという課題がある。
本発明の目的は、固定子鉄心端のパケットが電気的に発熱して過度に高温になることを抑制した回転電機を提供することにある。
本発明の回転電機は、鋼板を積層して形成した固定子鉄心と、前記固定子鉄心に巻かれた固定子コイルからなる固定子と、前記固定子の内周に挿入された回転子とを備え、前記固定子鉄心は軸方向に複数の固定子鉄心パケットに分割して構成し、分割した前記固定子鉄心パケット間に冷媒を流通させる固定子ダクトを半径方向に伸延するように配設した構成の回転電機において、前記固定子鉄心パケットのうち、端部の第1の固定子鉄心パケットの内周面と、この第1の固定子鉄心パケットの軸方向内側に隣接した第2の固定子鉄心パケットの内周面に、渦電流低減用段落としをそれぞれ複数段設け、前記複数段設けられた渦電流低減用段落としの各段落としは、軸方向内側に位置する段落としほど、その内周面が他の段落としよりも半径方向内径側に位置するように配置されていることを特徴とする。
本発明によれば、固定子鉄心端のパケットが電気的に発熱して過度に高温になることを抑制した回転電機が実現できる。
本発明の第1実施例の回転電機であるタービン発電機を示す全体構成図。 図1の第1実施例となるタービン発電機の端部の構成を示す軸方向・径方向の部分断面図。 実施例1のタービン発電機における固定子および回転子端部の構成を示す軸方向・径方向断面図。 比較例のタービン発電機の固定子鉄心パケットの内周面に形成した渦電流低減用段落としの構成を示す模式図。 図4(a)に示した比較例のタービン発電機の固定子鉄心パケットの内周面に形成した渦電流低減用段落としにおける発熱分布計算結果を示した特性図。 第1実施例のタービン発電機における固定子鉄心パケットの最高温度上昇の低減効果を比較例と比較して示した特性図。 第2実施例におけるタービン発電機の固定子および回転子端部付近の構成を示す軸方向・径方向断面図。 第3実施例のタービン発電機における固定子および回転子端部付近の構成を示す軸方向・径方向断面図。 第4実施例のタービン発電機における固定子および回転子端部付近の構成を示す軸方向・径方向断面図。 第3実施例のタービン発電機における固定子鉄心パケットの渦電流低減用段落としの配置を示した模式図。 第4実施例のタービン発電機における固定子鉄心パケットの渦電流低減用段落としの配置を示した模式図。 比較例のタービン発電機における固定子鉄心パケットの渦電流低減用段落としの配置を示した模式図。
本発明の実施例である回転電機について、図面を用いて以下に説明する。
本発明の第1実施例の回転電機であるタービン発電機について、図1〜図3を引用して説明する。
図1は本発明の第1実施例の回転電機であるタービン発電機の全体構成を示す全体構成図、図2は図1に示した本実施例の回転電機であるタービン発電機の端部の構成を示す軸方向・径方向の部分断面であり、図3は図1に示した第1実施例のタービン発電機の固定子および回転子端部の構造を示す軸方向・径方向断面である。
図1及び図2に示した本実施例のタービン発電機において、タービン発電機は、電磁誘導により電流を発生する固定子1と、固定子1の内径側に設置され、界磁磁束を発生しながら回転すると回転子2で構成されている。
固定子1は、鋼板を積層して形成した積層鋼板からなる固定子パケットを軸方向に複数並べて形成した固定子鉄心3と、固定子鉄心3に巻かれた固定子コイル4を備える。
また、固定子鉄心3は軸方向に複数に分割された固定子鉄心パケット100から構成されており、固定子鉄心3を構成する複数の固定子鉄心パケット100のうち、1番端部となる固定子鉄心パケット101には、固定子鉄心3を押さえる固定子鉄心押さえ部材5が設置され、この固定子鉄心押さえ部材5を用いて複数の固定子鉄心パケット100から構成される固定子鉄心3を締め付けて一体の固定子1として固定している。
回転子2は、前記固定子1の内周側に挿入された回転子鉄心6と、回転子鉄心6に挿入した回転子コイル7と、回転子鉄心6の端部に軸方向外方に突出した回転子コイル7の端部の外周を覆う回転子コイル保持リング8を備える。
また、図2に示したように、固定子1や回転子2での電磁気的、機械的な要因により発生した熱を除去し、固定子1及び回転子2の温度が過度に高くなることを防止するために、回転子2の端部に設置した送風ファン9によって発電機内に空気や水素等の冷媒10を送給して循環させて冷却するように構成している。
送風ファン9から吐出した冷媒10は、固定子鉄心3を構成する軸方向に分割された固定子鉄心パケット100の間に配置され、半径方向に形成された複数の固定子ダクト200の流路、及び回転子2に半径方向に形成された複数の回転子ダクト11の流路にそれぞれ分配されて流下する。
固定子1を構成する複数の分割された固定子鉄心パケット100のうち、1番端部の固定子鉄心パケット101に設けた固定子鉄心押さえ部材5と、回転子2の端部との間に形成された流路入口(エアギャップ12の入口)には、バッフル板13が設置されており、このバッフル板13によって、エアギャップ12の入口を部分的に塞いで前記固定子ダクト200の流路を流下する冷媒10の流量、及び回転子ダクト11の流路を流下する冷媒10の流量を調整して配分するように構成されている。
図3は、図1及び図2に示した本発明の第1実施例のタービン発電機における固定子および回転子端部の構成を示す軸方向・径方向の部分断面図である。
図3に示したように、本実施例のタービン発電機における固定子および回転子端部の構成は、固定子1の1番端部にある固定子鉄心端パケット101、及び、この端部にある固定子鉄心端パケット101の軸方向内側に隣接した端部から2番目の固定子鉄心パケット102のそれぞれの内周面に、渦電流低減用段落とし300が複数段設置されている。
固定子鉄心端パケット101及び固定子鉄心パケット102の内周面にそれぞれ形成した渦電流低減用段落とし300を構成する複数段設けられた各段落としは、軸方向内側に位置する段落としほど、その内周面が半径方向内径側に位置するように配設されている。
前記固定子鉄心端パケット101及び固定子鉄心パケット102との間には、空気や水素などの冷媒10を流通させるため、半径方向に伸延するように形成された固定子ダクト201を配設した構成となっている。
固定子鉄心端パケット101及び固定子鉄心パケット102との間に配設する固定子ダクト201の配設位置は、後述する図4(a)及び図4(b)で説明するタービン発電機における固定子端部の固定子鉄心パケットにおいて、固定子ダクト201によって区分された固定子鉄心パケット101の発熱量A1と、固定子鉄心パケット102の発熱量A2とがほぼ同等の値となる位置に前記固定子ダクト201を配設するように構成すれば、固定子端部の固定子鉄心パケット101から固定子鉄心パケット102に亘る発熱量を平準化できるという効果が得られる。
また、回転子2を構成する回転子鉄心6にも空気や水素などの冷媒10を流通させるため、半径方向に形成された回転子ダクト11が配設された構成となっている。
従って、本実施例のタービン発電機の固定子および回転子端部付近の構成を外観すると、固定子鉄心端パケット101及び固定子鉄心パケット102の内周面に形成した連続する段落とし300の途中の段落としに、半径方向に形成された固定子ダクト201が配設されたように見える。
図4(a)は比較例のタービン発電機における固定子端部の固定子鉄心パケット101の内周面に形成した9段落からなる段落とし300の構造を模式的に示した模式図であり、図4(b)は図4(a)に示した比較例のタービン発電機における固定子端部の固定子鉄心パケット101の内周面に形成した9段落の段落とし300の各段落の発熱密度と発熱分布の計算結果を整理して示した特性図であり、固定子鉄心パケット101の内周面に形成した段落とし300を段落毎に軸方向に分割し、それぞれの段落の発熱密度を1段目の発熱密度で無次元化して示している。
図4(a)に示すように、比較例のタービン発電機では固定子端部の固定子鉄心パケット101の内周面のみに段落とし300が設けられており、この段落とし300が合計9段の段落としを備えた構造となっている。
そのため、図3に示した第1実施例のタービン発電機における固定子端部の固定子鉄心パケット101の内周面に設けた段落とし300と、図4(a)に示した比較例のタービン発電機における固定子端部の固定子鉄心パケットの内周面のみに設けた段落としは、段落としの段数が同じであれば、図3に示した本実施例の固定子鉄心パケット101の軸方向厚みが比較例の固定子鉄心パケットの軸方向厚みに比べて小さくできることになる。
その結果、図4(b)に固定子端部の固定子鉄心パケット101の各段落としの発熱密度と発熱分布の計算結果として示したように、固定子鉄心3の端部の段落とし(固定子鉄心パケット101の端部の段落とし)ほど、発熱密度が大きいので、固定子鉄心パケット101の軸方向厚みが小さく、且つ、軸方向熱伝導抵抗が小さい本実施例の固定子鉄心パケット101の方が、固定子鉄心パケット101を冷却する上で有利となることは明らかである。
図5は、本発明の第1実施例のタービン発電機における固定子鉄心の最高温度上昇の低減効果を比較例のタービン発電機における固定子鉄心の最高温度上昇と比較して示した特性図であり、比較例の固定子鉄心パケット101の最高温度上昇を基準として、本実施例のタービン発電機における1番端部にある固定子鉄心端パケット101の最高温度上昇を無次元化して示している。
図5に示した比較例と本発明の実施例のタービン発電機における固定子鉄心の最高温度上昇から理解できるように、本実施例のタービン発電機における固定子鉄心の最高温度上昇の低減効果によって、1番端部にある固定子鉄心端パケット101の最高温度上昇を比較例のそれと比べて約30%低減でき、比較例よりも本実施例のタービン発電機における固定子鉄心の方が効率的に冷却されていることがわかる。
図3に示した第1実施例のタービン発電機においては、固定子鉄心3を構成する1番端部にある固定子鉄心端パケット101の内周面に設けた渦電流低減用段落とし300の段落としの段数を6段に設定して、比較例の1番端部にある固定子鉄心パケット101の内周面に設けた渦電流低減用段落とし300の段数である9段と比べて段数を減らした3段分だけ、前記固定子鉄心端パケット101の軸方向内側に隣接した端部から2番目の固定子鉄心パケット102の内周面に設けた渦電流低減用段落とし300の段落としの段数を、0段から3段に増加させる構成とすることによって、本実施例のタービン発電機における固定子鉄心端パケット101及び固定子鉄心パケット102の内周面に設けた全体の渦電流低減用段落とし300の総段数は、比較例の固定子鉄心端パケット101の内周面に設けた電流低減用段落とし300に備えた9段の段落としと段数を変えていないので、固定子鉄心端パケット101の軸方向の厚みを段落とし3段分だけ小さくすることができる。
つまり、渦電流低減用段落とし300の段数を固定子鉄心端パケットの全体で9段備えることによる渦電流低減効果を保ちながら、端部の固定子鉄心端パケット101の渦電流低減用段落とし300の段数を6段に設定して比較例の段数よりも3段分だけ減らしたことによって、端部の固定子鉄心端パケット101の軸方向の厚みを小さくでき、その分、固定子鉄心端パケット101の軸方向熱伝導抵抗を小さくできる。
この結果、端部の固定子鉄心端パケット101の強度、並びに固定子鉄心端パケット101と隣接した端部から2番目の固定子鉄心パケット102の温度に問題がなければ、上述したように渦電流低減用段落とし300の総段数を変えずに固定子鉄心端パケット101の軸方向の厚みを小さくすることで、固定子鉄心端パケット101の温度をさらに低減することが可能である。
上記説明から明らかなように、本実施例によれば、固定子鉄心端のパケットが電気的に発熱して過度に高温になることを抑制した回転電機が実現できる。
図6は、本発明の第2実施例となるタービン発電機の固定子および回転子端部の構造を示す軸方向・径方向断面図である。
図6に示した本実施例のタービン発電機の固定子および回転子端部の構造は、図1〜図3に示した第1実施例のタービン発電機の固定子および回転子端部の構成と基本的に類似した構造であるので、両者に共通した説明は省力し、相違する部分のみ以下に説明する。
本実施例のタービン発電機においては、固定子鉄心3を構成する固定子鉄心パケットのうち、1番端部にある固定子鉄心端パケット101の端部からN(=3)番目の固定子鉄心パケット103に至る範囲に亘って、それぞれの固定子鉄心パケット101、102、103の内周面に渦電流低減用段落とし300が複数段設置されている。
固定子鉄心端パケット101の内周面から、例えば端部から3番目の固定子鉄心パケット103までの各内周面にそれぞれ設けられた段落とし300の各段落としは、軸方向内側に位置する段落としほど、その内周面が他の段落としよりも半径方向内径側に位置するように配置されている構成となっている。
図6に示した本実施例のタービン発電機においては、固定子鉄心端パケット101に設けた合計9段の段数を備えた段落とし300の途中に3個の固定子ダクト201、202、203を配設し、これらの固定子ダクト201、202、203に冷媒10を流下させて固定子鉄心端パケット101を冷却する構成となっているため、図3に記載した第1実施例のタービン発電機における固定子鉄心端パケット101に合計9段の段数を備えた段落とし300の途中に固定子ダクト201を1個配設したものよりも、固定子鉄心端パケット101を冷却する大きな温度低減効果を得ることが可能となる。
以上説明した本実施例のタービン発電機においては、Nの値が3の場合に限らず、N>2であれば、固定子鉄心端パケット101を冷却する大きな温度低減効果を得ることが可能となる。
上記説明から明らかなように、本実施例によれば、固定子鉄心端のパケットが電気的に発熱して過度に高温になることを抑制した回転電機が実現できる。
図7は、本発明の第3実施例となるタービン発電機の固定子および回転子端部の構造を示す軸方向・径方向断面図である。
図6に示した本実施例のタービン発電機の固定子および回転子端部の構造は、図1〜図3に示した第1実施例のタービン発電機の固定子および回転子端部付近の構成と基本的に類似した構造であるので、両者に共通した説明は省力し、相違する部分についてのみ以下に説明する。
本実施例のタービン発電機の固定子および回転子端部の構造においては、第1実施例のタービン発電機の固定子および回転子端部に記載された構成に加えて、固定子鉄心3を構成する固定子鉄心パケットのうち、1番端部にある固定子鉄心パケット101に設けた固定子鉄心押さえ部材5と、この固定子鉄心押さえ部材5に設けたバッフル板13との間に、冷媒10を流通させる空隙が設けた構成となっている。
さらに、本実施例のタービン発電機の固定子および回転子端部の軸方向・径方向断面形状は、端部の固定子鉄心端パケット101及び隣接した固定子鉄心パケット102に設けた渦電流低減用段落とし300が次の構成を満足するように配置されている。
即ち、本実施例のタービン発電機においては、図9(a)に示したように、固定子鉄心端パケット101の内周面に設けた渦電流低減用段落とし300に備えた複数の段落としのうち、所定の位置となる最も軸方向内側に配置された段落とし301の凸部頂点と、前記所定の位置に配置された段落とし301の軸方向外側に隣接する段落とし302の凸部頂点を結んだ直線303が、固定子鉄心パケット102の渦電流低減用段落とし300と交差するように前記固定子鉄心端パケット101及び固定子鉄心パケット102をそれぞれ配置した構成にしている。
本実施例のタービン発電機の固定子および回転子端部の構成では、固定子鉄心3の端部である固定子鉄心端パケット101の軸方向外側に設けた固定子鉄心押さえ部材5と、この固定子鉄心押さえ部材5に設けたバッフル板13との間に形成される空隙を通じて、固定子の鉄心パケット101と回転子鉄心6との間に形成されるエアギャップ12の入口に冷媒10が流入する。
この冷媒10は、固定子鉄心端パケット101の内周面に設けた段落とし300に沿って流れ、固定子鉄心端パケット101に隣接した固定子鉄心パケット102の軸方向外側側面104に衝突する。
この冷媒10が固定子鉄心パケット102の軸方向外側側面104との衝突に伴う圧力回復によって、固定子鉄心端パケット101と固定子鉄心パケット102との間に半径方向に配設された固定子ダクト201の入口の静圧が上昇し、固定子ダクト201を流通する冷媒10の流量が増大する。
この結果、本実施例のタービン発電機における固定子鉄心端パケット101と固定子鉄心パケット102との間に配設された固定子ダクト201を流下する冷媒10による固定子鉄心パケットを冷却する冷却能力は、第1実施例のタービン発電機における固定子鉄心端パケット101と固定子鉄心パケット102との間に配設された固定子ダクト201を流下する冷媒10による固定子鉄心パケットを冷却する冷却能力と比べても冷却能力が強化されたものとなる。
上記説明から明らかなように、本実施例によれば、固定子鉄心端のパケットが電気的に発熱して過度に高温になることを抑制した回転電機が実現できる。
図8は、本発明の第4実施例となるタービン発電機の固定子および回転子端部の構造を示す軸方向・径方向断面図である。
図8に示した本実施例のタービン発電機の固定子および回転子端部の構造は、図7に示した第3実施例のタービン発電機の固定子および回転子端部付近の構成と基本的な構造は類似しているので、両者に共通した説明は省力し、相違する部分についてのみ以下に説明する。
本実施例のタービン発電機の固定子および回転子端部の構造は、図7に示した第3実施例のタービン発電機の固定子および回転子端部の構成において、固定子鉄心3を構成する固定子鉄心パケットのうち、1番端部にある固定子鉄心端パケット101の内周面にのみ段落とし300を備え、隣接する固定子鉄心パケット102の内周面には段落とし300を備えていない構成となっている。
本実施例のタービン発電機の固定子鉄心端パケット101に対しても、第3実施例のタービン発電機の固定子鉄心端パケット101と同様に、冷却効果を得ることができる。
即ち、本実施例のタービン発電機においても、図9(b)に示されるように、固定子鉄心端パケット101の内周面に設けた渦電流低減用段落とし300に備えた複数の段落としのうち、所定の位置となる最も軸方向内側に配置された段落とし301の凸部頂点と、前記所定の位置に配置された段落とし301の軸方向外側に隣接する段落とし302の凸部頂点を結んだ直線303が、渦電流低減用段落とし300を備えていない固定子鉄心パケット102と交差するように前記固定子鉄心端パケット101及び固定子鉄心パケット102をそれぞれ配置した構成にしている。
本実施例のタービン発電機の固定子および回転子端部の構成では、固定子鉄心3の固定子鉄心端パケット101の軸方向外側に固定子鉄心押さえ部材5を設け、この固定子鉄心押さえ部材5にバッフル板13を設け、前記バッフル板13と固定子鉄心端パケット101との間に形成される空隙を通じて冷媒10を流入させる。
固定子の鉄心パケット101と回転子鉄心6との間に形成されるエアギャップ12に流下した冷媒10は、固定子鉄心端パケット101の内周面に設けた段落とし300に沿って固定子鉄心パケットの内側に流れ、固定子鉄心端パケット101と隣接した固定子鉄心パケット102の軸方向外側側面104に衝突する。
この冷媒10が固定子鉄心パケット102の軸方向外側側面104に衝突することに伴う圧力回復によって、固定子鉄心端パケット101と固定子鉄心パケット102との間に半径方向に配設された固定子ダクト201の入口の静圧が上昇し、固定子ダクト201を流通する冷媒10の流量が増大することになる。
この結果、本実施例のタービン発電機における固定子鉄心端パケット101と固定子鉄心パケット102との間に配設された固定子ダクト201を流下する冷媒10による固定子鉄心パケットを冷却する冷却能力は、第1実施例のタービン発電機における固定子鉄心端パケット101と固定子鉄心パケット102との間に配設された固定子ダクト201を流下する冷媒10による固定子鉄心パケットを冷却する冷却能力と比べても冷却能力が強化されたものとなる。
図9(c)に示した比較例のタービン発電機の固定子鉄心パケット101の内周面に設けた渦電流低減用段落とし300においては、固定子鉄心パケット101に形成した固定子ダクト201の開口位置が段落とし300から軸方向に離れているため、渦電流低減用段落とし300のうち、最も軸方向内側に配置された段落とし301の凸部頂点と、前記段落とし301の軸方向外側に隣接する段落とし302の凸部頂点を結んだ直線303直線303が固定子パケット102と交差しない構成である。
図9(c)に示した比較例のタービン発電機のエアギャップ12の入口に流入した冷媒10は、固定子鉄心端パケット101の内周面に設けた段落とし300に沿って流れるが、固定子ダクト201の開口位置が段落とし300から軸方向に離れているため、固定子鉄心パケット102の軸方向外側側面に該当する側面が無く、前記冷媒10が固定子鉄心パケット102の軸方向外側側面に衝突する現象は生じない。
よって、比較例のタービン発電機では、冷媒10が固定子鉄心パケット102の軸方向外側側面との衝突によって生じる圧力回復は得られず、固定子鉄心端パケット101と固定子鉄心パケット102との間に半径方向に配設された固定子ダクト201の入口の静圧は上昇せず、その結果、固定子ダクト201を流通する冷媒10の流量が増加しないので、固定子ダクト201を流下する冷媒10による固定子鉄心パケットの冷却能力は向上しないことになる。
上記説明から明らかなように、本実施例によれば、固定子鉄心端のパケットが電気的に発熱して過度に高温になることを抑制した回転電機が実現できる。
1:固定子、2:回転子、3:固定子鉄心、4:固定子コイル、5:固定子鉄心押さえ部材、6:回転子鉄心、7:回転子コイル、8:回転子コイル保持リング、9:送風ファン、10:冷媒、11:回転子ダクト、12:エアギャップ、13:バッフル板、100:固定子鉄心パケット、101:固定子鉄心の端部にある固定子鉄心パケット、102:端部より2番目の固定子鉄心パケット、103:端部よりN(>2)番目の固定子鉄心パケット、104:固定子鉄心パケット102の軸方向外側側面、200:固定子ダクト、201:固定子鉄心の最端にある固定子ダクト、300:段落とし、301:固定子鉄心パケット101の段落としで軸方向内側の最終段、302:固定子鉄心パケット101の段落としで最終段301と隣接する段、303:段301と段302の凸部頂点を通る直線。

Claims (7)

  1. 鋼板を積層して形成した固定子鉄心と、前記固定子鉄心に巻かれた固定子コイルからなる固定子と、前記固定子の内周に挿入された回転子とを備え、前記固定子鉄心は軸方向に複数の固定子鉄心パケットに分割して構成し、分割した前記固定子鉄心パケット間に冷媒を流通させる固定子ダクトを半径方向に伸延するように配設した構成の回転電機において、
    前記固定子鉄心パケットのうち、端部の第1の固定子鉄心パケットの内周面と、この第1の固定子鉄心パケットの軸方向内側に隣接した第2の固定子鉄心パケットの内周面に、渦電流低減用段落としをそれぞれ複数段設け、
    前記複数段設けられた渦電流低減用段落としの各段落としは、軸方向内側に位置する段落としほど、その内周面が他の段落としよりも半径方向内径側に位置するように配置されていることを特徴とする回転電機。
  2. 請求項1に記載の回転電機において、
    第1の固定子鉄心パケットと第2の固定子鉄心パケットとの間に冷媒を流通させる半径方向に伸延する前記固定子ダクトの配設位置は、この固定子ダクトで区分した第1の固定子鉄心パケットの発熱量と第2の固定子鉄心パケットの発熱量とがほぼ同等の値となる位置に配設していることを特徴とする回転電機。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の回転電機において、
    回転子に冷媒を流通させる回転子ダクトが該回転子の半径方向に配設され、前記固定子ダクト及び回転子ダクトに冷媒の流量を配分するバッフル板を前記固定子鉄心の内径側に備え、前記第1の固定子鉄心パケットが前記バッフル板よりも固定子鉄心の軸方向内側に配設していることを特徴とする回転電機。
  4. 請求項3に記載の回転電機において、
    前記第1の固定子鉄心パケットの内周面に設けた複数段の渦電流低減用段落としのうち、所定の軸方向内側の位置に配置された段落としの凸部頂点と、この所定の軸方向内側の位置に配置された前記段落としの軸方向外側に隣接した段落としの凸部頂点を結んだ直線が、前記第2の固定子鉄心パケットの内周面に設けた渦電流低減用段落としと交差するように前記渦電流低減用段落としを配設したことを特徴とする回転電機。
  5. 請求項4に記載の回転電機において、
    前記所定の軸方向内側の位置に配置された段落としとは、最も軸方向内側の位置に配置された段落としであることを特徴とする回転電機。
  6. 請求項3に記載の回転電機において、
    前記第1の固定子鉄心パケットの内周面に設けた複数段の渦電流低減用段落としのうち、所定の軸方向内側の位置に配置された段落としの凸部頂点と、この所定の軸方向内側の位置に配置された前記段落としの軸方向外側に隣接した段落としの凸部頂点を結んだ直線が、前記第2の固定子鉄心パケットの内周面と交差するように前記渦電流低減用段落としを配設したことを特徴とする回転電機。
  7. 請求項6に記載の回転電機において、
    前記所定の軸方向内側の位置に配置された段落としとは、最も軸方向内側の位置に配置された段落としであることを特徴とする回転電機。
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