JP2015025646A - 加熱調理器 - Google Patents

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Abstract

【課題】被加熱品の両面を均一に短時間で焼くことができ、且つ、熱風循環調理機能で加熱室内の被加熱品に集中した熱風の吹付けを実行し、特にフライドポテトやコロッケ、海老フライ等の揚げ物調理の仕上がりを良くする加熱調理器を提供する。【解決手段】加熱調理器1は、加熱室3と、加熱室3の上部に設置された熱風循環ユニット9と、加熱室3の上部と下部に設置したヒータ91,15と、加熱室3の内部に保持される皿体6とを備え、上部ヒータ91及び下部ヒータ15を作動させることによるオーブントースターの調理動作と、上部ヒータ91と熱風循環ユニット9を作動させることによるコンベクション調理動作とを選択して調理可能とした。【選択図】図1

Description

本発明は、食品などを加熱調理するオーブントースター、及び食品などを熱風により加熱して熱風循環調理を行う加熱調理器に関する。
従来より、加熱調理器においては、加熱庫内に収容した食品の加熱手段として、マイクロ波(高周波)による加熱調理手段、熱風循環によるオーブン調理手段、更には電気ヒータを加熱源とする輻射熱によるグリル調理手段等が採用され、広く一般家庭に普及している。そのうち、上記熱風循環によるオーブン調理手段は、熱風ヒータ、熱風ファン等を具備した熱風循環ユニットを、例えば、オーブン庫の最奥部や側壁部の周壁側に設置している。この熱風循環ユニットは、熱風ヒータ及び熱風ファンの作用により、ユニット内で熱風が生成され、その熱風がオーブン庫内に吹き出される。熱風は角皿に載置された食品を加熱した後、ユニットに回収され再び熱風化されてオーブン庫内に吹き出されるという循環を繰り返す。また、近年の健康志向により、油を使わずにフライドポテトやコロッケ、海老フライ等の揚げ物調理ができる熱風循環調理に対する関心が高まっている。
特開2001−41466号公報 特開平10−146280号公報
特許文献1に記載のオーブンレンジは、加熱効率を改善する手段として、オーブン庫内の天井の中央部に庫内に向けて凸の円錐台を形成し、該円錐台に庫内に供給された熱風がぶつかることで角皿に置かれた被加熱品の加熱効率を改善できるようになっている。また、特許文献2に記載のオーブントースターは、オーブン庫内に入れた被調理物を、上下に設けたヒータとオーブン庫内の側面に設けたプロペラファンにより輻射熱とコンベクションとで加熱調理するようにしている。
しかしながら、上記特許文献1に記載のオーブンレンジの構成では、円錐台に衝突した熱風は、その衝突した角度により反射的に変化するが、熱風自体は被加熱品の上面側に直線的に向かうため、被加熱品の表裏の加熱ムラを大きくしてしまう虞がある。
また、上記特許文献2に記載のオーブントースターは、トースター機能と熱風オーブンの機能を併設しており、送風のためのプロペラファンをオーブン庫内の側面の上部に取り付け、下部には吸気口を設け、吸気口から吸った熱風をファンにより庫内の上方部の排気口から排気し熱風を循環している。そして、容器に入れられオーブン庫内の載置台に載置された被加熱品は、上下のヒータにより輻射加熱されながらファンによる熱風循環で加熱調理される。しかし、熱風は被加熱品の上下を略平行に循環する構成となっているため、グラタンなどの加熱調理には適しているが、被加熱品に直接熱風を吹きつけることができないのでフライドポテトやコロッケ、海老フライ等の揚げ物調理の仕上がりを良くすることができない。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、トーストパンの両面を均一に短時間で焼くことができ、また、熱風循環調理機能でオーブン庫内の被加熱品に集中した熱風を吹付けることができ、特にフライドポテトやコロッケ、海老フライ等の揚げ物調理の仕上がりを良くする機能を備えた加熱調理器を提供することを目的とする。
上記目的のため、本発明の加熱調理器の請求項1に記載の発明は、加熱室と、該加熱室内に設置されるヒータと、前記加熱室内で熱風を循環させる熱風循環ユニットと、前記加熱室内に配置される皿体を備えた加熱調理器において、
前記熱風循環ユニットと前記ヒータを前記加熱室の上部に設置し、
前記皿体を前記加熱室の上下方向の中間部に配置し、
前記ヒータで生成された熱風を前記熱風循環ユニットと前記皿体の空間部で循環させる熱風循環流路を形成したことを特徴とする。
また請求項2に記載の発明は、前記熱風循環ユニットが、
前記天井壁の上方に配置されたフードと前記天井壁との空間に形成される空気流路と、
前記空気流路内に設置される循環ファンと、
前記空気流路の中央部に有する熱風の吸込口と、
前記空気流路の外縁部に有する熱風の吹出口と、を備えていることを特徴とする。
また本発明は、前記皿体が、前記熱風循環ユニットの下方であって、前記加熱室内の左右両側壁に設けられたレールに保持されていることを特徴とする。
また請求項3に記載の発明は、前記皿体が、前記加熱室内の左右両側壁に設けられたレールに保持された載置網に載置されていることを特徴とする。
また請求項4に記載の発明は、前記皿体は、前記加熱室内の左右両側壁に設けられたレールに保持された載置網に載置されていることを特徴とする。
また請求項5に記載の発明は、前記皿体は、上面開口部に通気性の有する天板部材が装着されるとともに、上端外縁部に鍔部が形成され、側面部が湾曲した形状であることを特徴とする。
また請求項6に記載の発明は、前記皿体の上方に配置される被加熱品収納容器を備えており、該被加熱品収納容器は上下方向に通気性を有しており、前記熱風を前記皿体に向けて送風し、前記被加熱品収納容器の内部を流通した後に前記熱風循環ユニットに戻る熱風循環流路を形成したことを特徴とする。
また請求項7に記載の発明は、前記被加熱品収納容器は、上下部が開口した外壁及び内壁を有しており、
前記外壁と前記内壁の間に空気流路となる空間部を設けるとともに、
前記内壁の底面部に通気性の底板部を設けて該内壁の空間部を被加熱品収納部としたことを特徴とする。
また請求項8に記載の発明は、前記被加熱品収納容器は、通気性を有する台座と、該台座の周りを囲う枠体と、前記台座の下面方向に空気流路を形成するための脚部から構成されていることを特徴とする。
また請求項9に記載の発明は、前記被加熱品収納容器は、通気性の載置台に載置されていることを特徴とする。
また請求項10に記載の発明は、前記載置台は、前記加熱室内の左右両側壁に設けられたレールに保持されていることを特徴とする。
また請求項11に記載の発明は、前記被加熱品収納容器は、前記加熱室内壁との間に空気流路が形成される大きさであることを特徴とする。
また請求項12に記載の発明は、前記被加熱品収納容器に収容された被加熱品をマイクロ波加熱するマグネトロンを備え、回転式マイクロ波放射アンテナを前記加熱室の底面に配置したことを特徴とする。
また請求項13に記載の発明は、前記ヒータは、前記加熱室の天井壁近くに設置された上部ヒータと、前記加熱室の下部に設置された下部ヒータとから構成したことを特徴とする。
また請求項14に記載の発明は、前記上部ヒータ及び前記下部ヒータを作動させることによるオーブントースターの調理動作と、前記上部ヒータと前記熱風循環ユニットを作動させることによるコンベクション調理動作とを選択して調理可能としたことを特徴とする。
また請求項15に記載の発明は、前記コンベクション調理作動時に、前記熱風循環ユニットと前記上部ヒータがON、前記下部ヒータがOFFとなり、加熱室内の熱風が前記熱風循環ユニットで吸引されるとともに前記上部ヒータで加熱されてから前記天井壁とフードで形成された空間を通過する第1の空気流路と、該第1の空気流路から加熱室内に吹き出された熱風が前記加熱室内壁と前記被加熱品収納容器の間を通過する第2の空気流路と、該第2の空気流路の熱風が前記皿体で反射した後に前記載置台と前記被加熱品収納容器を通過する第3の空気流路を経て再び前記第1の空気流路となる循環流路を形成することを特徴とする。
また請求項16に記載の発明は、前記オーブントースター調理作動時に、前記上部ヒータと下部ヒータがON、前記熱風循環ユニットがOFFとなり、前記被加熱品を上下方向から加熱することを特徴とする。
また請求項17に記載の発明は、前記上部ヒータ及び下部ヒータを複数配置し、前記調理作動モードに応じて必要な上部ヒータ又は下部ヒータをON又はOFFとすることを特徴とする。
また請求項18に記載の発明は、下部ヒータを単数とすることを特徴とする。
また請求項19に記載の発明は、前記上部及び/又は下部ヒータを、石英管ヒータで構成したことを特徴とする。
また請求項20に記載の発明は、前記上部及び/又は下部ヒータを、シーズヒータで構成したことを特徴とする。
また請求項21に記載の発明は、前記上部及び/又は下部ヒータを、石英管ヒータと、シーズヒータを組み合わせて構成したことを特徴とする。
また請求項22に記載の発明は、前記上部ヒータは、スパイラル状シーズヒータを備えていることを特徴とする。
また請求項23に記載の発明は、前記上部ヒータに、熱反射板を設けたことを特徴とする。
また請求項24に記載の発明は、前記熱反射板は、前記上部ヒータの上方部と幅方向両側部を覆い、下方が開放されたフード形状であることを特徴とする。
上述した本発明の加熱調理器によれば、被加熱品の表裏両面を均一に短時間で焼くことができる。また、オーブン庫内の被加熱品に集中的に熱風を吹付けることができ、特にフライドポテトやコロッケ、海老フライ等の揚げ物調理の仕上がりが良くなる。
第1の実施例を示す加熱調理器の前面ドアを除いた状態の縦断正面図 第1の実施例の加熱調理器の略中央部の断面概略図 第1の実施例の被加熱品収納容器であり、(a)は斜め上方から見た斜視図、(b)は斜め下方から見た斜視図 第2の実施例を示す加熱調理器の前面ドアを除いた状態の縦断正面図 第2の実施例の加熱調理器の略中央部の断面概略図 第2の実施例の被加熱品収納容器を上方から見た斜視図であり、(a)(b)は脚部が相違する別形態の被加熱品収納容器を示している。 第3の実施例を示す加熱調理器の前面ドアを除いた状態の縦断正面図 第3の実施例の加熱調理器の略中央部の断面概略図 第3の実施例の被加熱品収納容器を上方から見た斜視図 第3の実施例の加熱調理器の調理モードによるヒータ及びモータへの通電状態を説明する縦断側面図で、(a)はトースターモード、(b)は熱風循環モードを示す 第3の実施例の、ヒータの本数を削減した調理モードによるヒータ及びモータへの通電状態を説明する縦断側面図で、(a)はトースターモード、(b)は熱風循環モードを示す。 第3の実施例の、角皿を設置しない場合のヒータの配置と、調理モードによるヒータ及びモータへの通電状態を説明する縦断側面図で、(a)はトースターモード、(b)は熱風循環モードを示す 第4の実施例を示す加熱調理器の前面ドアを除いた状態の縦断正面図 第4の実施例の加熱調理器の略中央部の断面概略図 第4の実施例の被加熱品収納容器を上方から見た斜視図 第5の実施例の加熱調理器の略中央部の断面概略図 第5の実施例の加熱調理器に装着される熱反射板の各種形態の示す部分斜視図
以下に本発明の好適な実施例について、図面を参照しながら説明する。なお本実施の形態は一例であり、これに限定されるものではない。
(第1の実施例)
図1は、前面のドア4を除いた状態の加熱調理器の縦断正面図、図2は略中央部における断面構成を左側面から見た縦断概略図で、これら図面に基づき加熱調理器の全体構成を説明する。
以下、説明の便宜上、図2においてドア4が設けられた側を正面側(前方)とし、加熱調理器1を正面側から見た図1を基準として加熱調理器1の方向を特定する。図1の紙面に向かって左右方向は幅方向と同義である。
加熱調理器1は、その外殻をなす矩形箱状の筐体2の内部に、前面が開放された(この部分を開口部8という)中空の箱状をした加熱室3が設けられ、その前面開口部8を開閉するドア4(図2)が回動可能に設けられている。なお加熱室3は天井壁3a、底壁3b、左側壁3c、右側壁3d、と奥壁3e(図2)によって区画された横長の略直方体形状の空間である。
左側壁3cと右側壁3dの内面には、図1の紙面に向かって前後方向に延びるレール5が上下方向に一定の間隔を隔てて複数(この実施例では2個)設けられている。説明の便宜上、これらのレール5を上側が5U、下側を5Lと区別する。これら上下側レール5U、5Lは、それぞれ左側壁3cと右側壁3dに対向して設けられており、トレイ状の角皿6(皿体)を底壁3bから浮いた状態で保持できる。角皿6は金属製ホーロー仕上げの矩形皿状をなし、角皿6にも直接被調理品を載置することができる。
本実施例の、特にフライドポテトやコロッケ、海老フライ等の揚げ物調理に適した熱風循環の構成と作用について説明する。まず、前記角皿6に被加熱品を収納した被加熱品収納容器7を載置し、加熱室3の上側のレール5Uに設置する。被加熱品収納容器7は図3に示すように矩形箱状で、外壁71と内壁72と通気性のある底板部73(空気吸込み口)で構成され、外壁71と内壁72の四隅部は、それぞれリブ76で連結されている。内壁72と底板部73は被加熱品収納部74を構成し、外壁71と内壁72間のスペースと、底板部73の下方にあるスペースが空気の流路となり、上部は開口された開口部75である。この被加熱品収納容器7は高耐熱樹脂、例えばガラス強化PPS樹脂、ガラス強化PBT樹脂、ポリイミド樹脂等で一体に成形される。または底板部73を別体で金属網等で形成して組立てても良い。または全て金属で形成して角皿6同様にホーロー仕上げをしても良い。この被加熱品収納容器7を前記角皿6の載置面61上に置くことによって、外壁71と内壁72間のスペース、角皿6と底板部73間のスペース及び、底板部73から開口部75へと向かうスペースによって空気流路11bが構成される(図1、図2)。
図1、図2に示すように、加熱室3の天井壁3aの略中央部には多数の通孔3fが穿孔されている。この天井壁3aの上部には熱風循環ユニット9を備えている。この熱風循環ユニット9は、天井壁3aの通孔3f近くの背面側にコンベクションヒータ91(ここでは上部ヒータとなる)が配置されている。コンベクションヒータ91の直ぐ上側には矩形皿形状の下部フード97と上部フード96が配置され、この上下部フード96,97に挟まれた空間が熱風循環ユニット9の空気流路(ダクト)11aを構成している。この空気流路(ダクト)11aの外縁開口部を前記被加熱品収納容器7の外壁71と内壁72に合致させて熱風の漏れを防いでいる。
コンベクションヒータ91と平行に空気流路(ダクト)11a内にコンベクションファン93が配置され、前記下部フード97の中心部には空気吸込口92を有している。コンベクションファン93のモータ94による回転駆動によって、被加熱品収納部74内の空気がコンベクションヒータ91側に吸い上げられ、コンベクションヒータ91により更に加熱された熱風は、通孔3fを通して前記空気吸込口92から吸引され(矢印A)、遠心方向である空気流路(ダクト)11aの外縁部から吹き出す(矢印B)。
前記コンベクションファン93によって空気流路(ダクト)11aの外縁部から吹き出された高温の空気は、被加熱品収納容器7の外壁71と内壁72の間の空気流路11bを通り(矢印C)、次に角皿6の載置面61と被加熱品収納容器7の通気性のある底板部73の間の空間に流れ(矢印D)、更にはコンベクションファン93によって被加熱品収容部74内を上方へ吸い上げられ、コンベクションヒータ91で再び加熱されて空気吸込口92から吸引される(矢印A)。この熱風循環(矢印A〜D)が連続的に繰り返される。
従って、天井壁3aの前記上部フード196の開口側外形(矩形状)に対応した位置に複数の通孔3fが穿設された通気性のある天井壁部3fを形成して、熱風の吸入や吹き出し、及びコンベクションヒータ91の輻射熱を被加熱品に伝えることを可能としている。なお、前記モータ94の直下にはモータ94の過熱を防止するためにモータ冷却ファン95を具備している。
角皿6を上側のレール5Uに設置したのは熱風循環ユニット9と、被加熱品との距離をできるだけ狭めて加熱の効率を良くするためである。前述の熱風循環の構成により、被加熱品は上方からコンベクションヒータ91による輻射熱で、下方からは熱風で加熱されるため被加熱品の表裏を均一に加熱することができ、仕上がりが良好となる。また、加熱室3内の全域を熱風が循環するのではなく、被加熱品収納容器7の内側と熱風循環ユニット9の空気流路(ダクト)11a内のみ熱風が循環されるので加熱効率が非常に良い。
この加熱調理器1には下部ヒータ15も備えており、通電することで輻射熱を発生する下部ヒータ15と、前記熱風循環ユニット9が発生する熱風を用いて、被加熱品を加熱する通常のオーブン加熱も可能である。その際には被加熱品収納容器7は使用しなくて良く、角皿6を保持するレール5も上下側レール5U、5Lどちらを選んでも良い。
本実施例の加熱調理器1では、上述した熱風オーブン加熱に加えてマイクロ波を用いて被加熱品を調理するマイクロ波運転が実行される。筐体2の底面には、マイクロ波を発生するマグネトロン12とマイクロ波をガイドする導波管13とが設けられている。マグネトロン12は、図1に示すように、筐体2の底面右端部の加熱室3の近傍に配置されている。アンテナ部16は、モータ17と回転アンテナ14(回転式マイクロ波放射アンテナ)を備えている。回転アンテナ14は、モータ17の駆動力を受けて、底壁3bの下面に沿って回転する。
導波管13によって案内されたマイクロ波は、アンテナ部16において回転アンテナ14に到達し、回転する回転アンテナ14から放射される。そして、このマイクロ波は底壁3bを透過して加熱室3へ供給される。アンテナ部16によってマイクロ波が加熱室3内へ放射されることで、マイクロ波運転が実行され、マイクロ波加熱によって、加熱室3内の被加熱品が調理される。
本実施例では被加熱品収納容器7が矩形箱状の例で説明したが、これに限らず円筒形状でも可能である。前記熱風循環ユニット9から熱風が吹き出す空気流路(ダクト)11aの外縁開口部を前記被加熱品収納容器7の外壁71と内壁72に合致させれば良い。
(第2の実施例)
図4〜図6は、本発明の第2の実施例を示している。第2の実施例の加熱調理器1の基本的な全体構成は第1の実施例と同じであり、第1の実施例とは被加熱品収納容器700の構成が相違している。図6に示すように、第2の実施例の被加熱品収納容器700は、台座701と、この台座701の上面部に載置される枠体702から構成されている。
枠体702は、上下両面が開口し4面が囲われた矩形筒体である。また台座701は網状の上面部703を有しており、図6(a)の実施例では、上面部703の周縁下端部に辺長方向に延びるアーム状の脚部704が設けられている。また図6(b)の実施例では、上面部701の四隅部にU字状の脚部704aが設けられている。
台座701と枠体702の材質は、耐熱性材料であれば特に限定されるものではなく、例えば、台座701は金属にホーロー仕上げ、フッ素コート仕上げ等の耐熱耐食処理を施したものが使用され、枠体702にはガラス強化PPS樹脂、ガラス強化PBT樹脂、ポリイミド樹脂等の高耐熱樹脂や、金属にホーロー仕上げ、フッ素コート仕上げ等の耐熱耐食処理を施したもの、耐熱強化ガラス、セラミック等が使用される。
前述の被加熱品収納容器700を加熱室3内の角皿6に載置すると、図4、図5に示すように、脚部704,704aの高さだけ台座701及び枠体702が角皿6の上面から浮き上がった状態となり、そのスペースが空気流路となる。従って、コンベクションユニット9の熱風は、被加熱品収納容器700の枠体702と加熱室内壁の空気流路11bを通り(矢印B、C)、角皿6と被加熱品収納容器700の脚部704,704aのスペースを通った後(矢印D)、台座上面部703の網状の通気孔から枠体702の内部を流れ(矢印A)、コンベクションユニット9に戻る循環流路が形成される。
なお、被加熱品収納容器700は矩形状となっているが、この形状に限定されるものではなく、必要であれば円形、楕円形等の他の形状としても良い。
上述した第1の実施例及び第2の実施例の発明は、熱風コンベクション機能と、マイクロ波加熱機能を備えている。そして、角皿を加熱室の上側のレールに設置し、熱風循環ユニットと、被加熱品との距離をできるだけ狭めて、空気の流通路を備える被過熱品収納容器を前記角皿に載置し、前記熱風循環ユニットに備える空気の流通路と組み合わせる構成にしたので、被加熱品は上方からコンベクションヒータによる輻射熱と、下方からの循環する熱風で加熱されるため被加熱品の表裏が均一に加熱され仕上がりが良好となる。また、加熱室内の全域を熱風が循環するのではなく、被加熱品収納容器の内側と熱風循環ユニットの空気流路(ダクト)のみ熱風が循環されるので加熱効率が非常に良くなる。
(第3の実施例)
図7〜図12は、第3の実施例の加熱調理器100を示している。図7は前面のドア104を除いた状態の加熱調理器の縦断正面図、図8はドア104を除く断面構成を左側面から見た縦断概略図で、これら図面に基づき加熱調理器100の全体構成を説明する。
以下、説明の便宜上、図7においてドア104が設けられた側を正面側(前方)とし、加熱調理器100を正面側から見た図7を基準として加熱調理器100の方向を特定する。左右方向は幅方向と同義である。
加熱調理器100は、その外殻をなす矩形箱状の筐体102の内部に、前面が開放された(この部分を開口部108という)中空の箱状をした加熱室103が設けられ、その前面開口部108を開閉するドア104(図8)が回動可能に設けられている。なお加熱室103は天井壁103a、底壁103b、左側壁103c、右側壁103d、と奥壁103e(図8)によって区画された横長の略直方体形状の空間である。
左側壁103cと右側壁103dの内面には、前後方向に延びるレール105が上下方向に一定の間隔を隔てて複数(この実施例では2個)設けられている。説明の便宜上、これらのレール105を上側が105U、下側を105Lと区別する。これら上下側レール105U、105Lは、それぞれ左側壁103cと右側壁103dに対向して設けられており、上側レール105Uには、被加熱品であるパンなどを載置する載置網106(載置台)を保持できる。
この載置網106は、オーブントースターで一般的に使用されるドア104と連動して前後に移動する金属線材で製作された網である。また、下側レール105Lには、加熱調理器1のドア104側からスライド挿入したトレイ状の角皿120(皿体)を底壁103bから浮いた状態で取り外し可能に保持できる。角皿120は金属製ホーロー仕上げの矩形皿状をなし、角皿120にも被調理品を直接載置することができるが、本実施例では後述する熱風循環調理の際に熱風の流路を構成するとともに、被加熱品から油等が飛散する場合の飛散物受け皿として使用する。
本実施例の、特にフライドポテトやコロッケ、海老フライ等の揚げ物調理に適した熱風循環の構成と作用について説明する。まず、加熱室103の上側のレール105Uに設置した前記載置網106に被加熱品を収納した被加熱品収納容器107を載置する。被加熱品収納容器107は図9に示すように有底矩形箱状で、外壁171と通気性のある底板部173(空気吸込み口)で構成される。
前記外壁171と通気性のある底板部173に囲まれた空間は被加熱品収納部174を構成し、底板部173の下方に設置した角皿120とのスペースが空気の流路となる。被加熱品収納容器107の上部は開口された開口部175である。この被加熱品収納容器107は高耐熱樹脂、例えばガラス強化PPS樹脂、ガラス強化PBT樹脂、ポリイミド樹脂等で一体に成形される。また、底板部173を別体で金属網等で形成して組立てても良いし、全て金属で形成して角皿120同様にホーロー仕上げをしても良い。被加熱品収納容器107は、同等の構成を有するものであれば、既存の容器を使用することもできる。
この被加熱品収納容器107を前記載置網106の上に置くことによって、角皿120と被加熱品収納容器107の底板部173間のスペース及び、底板部173から後述する吸込口192へと向かうスペースによって空気流路111bが構成される(図7、図8)。
図7、図8に示すように、加熱室103の天井壁103aの上部には熱風循環ユニット109を備えている。この熱風循環ユニット109は、天井壁103aに上部ヒータ191が設置されている。天井壁103aの上方にはフード196を有しており、フード196と天井壁103aに挟まれた空間が熱風循環ユニット109の空気流路(ダクト)111aを構成している。この空気流路(ダクト)111aの外縁部(天井壁103aの外縁部)には多数のパンチング孔よりなる吹出口131を形成している。
上部ヒータ191と平行に、空気流路(ダクト)111a内にコンベクションファン193が配置され、前記天井壁103aのほぼ中心部には多数のパンチング孔によりなる吸込口192を有している。そして、コンベクションファン193のモータ194による回転駆動によって、被加熱品収納器107の内部の空気がコンベクションファン193側に吸い上げられ、上部ヒータ191によって更に加熱された熱風を吸込口192から吸引し(矢印A)、遠心方向である空気流路(ダクト)111aの外縁部方向に送風する(矢印B)。
前記コンベクションファン193によって空気流路(ダクト)111aの外縁部方向に送風された熱風は、フード196の外縁に形成した傾斜壁196aにガイドされ、天井壁103aに形成された吹出口131から加熱室103内に吹き出される。この熱風は、前記被加熱品収納容器107の外壁171と加熱室103の内周壁の間の空気流路111bを通り(矢印C)、次に角皿120の載置面121と被加熱品収納容器107の通気性のある底板部173の間の空間に流れる(矢印D)。その後、コンベクションファン193によって被加熱品収容器107の内部から上方へ吸い上げられ、ヒータ191で再び加熱されて吸込口192から吸引される(矢印A)。この熱風循環(矢印A〜D)が連続的に繰り返される。このようにして、180℃〜200℃程度において熱風循環調理を行うようになっている。
従って、天井壁103aの前記フード196の外縁部に穿設された吹出口131及びほぼ中央部に穿設された吸込口192から熱風の吹き出し又は吸込みを行い、上部ヒータ191の輻射熱を被加熱品に伝えることを可能としている。なお、前記モータ194の直下にはモータ194の過熱を防止するために図示しないモータ冷却ファンを具備している。
角皿120を下側のレール105Lに設置したのは熱風循環ユニット109と、被加熱品との距離をできるだけ狭めて加熱の効率を良くすることと、被加熱品から油等が飛散する場合の飛散物を受けるためである。この目的のためには、角皿120の形状は図示した形状に限定されるものではない。前述の熱風循環の構成により、被加熱品は上方から上部ヒータ191による輻射熱で、また下方からは熱風で加熱されるため被加熱品の表裏を均一に加熱することができ、特にフライドポテトやコロッケ、海老フライ等の揚げ物調理の仕上がりが良好となる。
この加熱調理器100には下部ヒータ115も備えている。トーストなどの場合に、前記熱風循環ユニット109が発生する熱風を用いると、パンの表面が乾燥してしまい美味しい焼き上がりにならないため、前記下部ヒータ115と、前記上部ヒータ191の輻射熱でパンの上下面から加熱する。これによって、パンの表面は乾燥することなく、均一に焼き上げることができる。このとき、被加熱品収納容器107と角皿120は加熱室103から取り外しておき、載置網106にパンを載置して加熱する。被加熱品が熱源に近く、パンに僅かな焦げ目を付けることができる。そして、パンの中を柔らかく表面を僅かに硬く仕上げることができる。加熱室103内の温度は140℃〜260℃の範囲で設定可能である。
本実施例の加熱調理器100では、トースター用途、または熱風循環加熱調理が選択可能であり、調理手段を選択することにより上下に備えるヒータを選択して作動させる制御手段を備えている。この制御手段は図示しないが、例えば調理モードスイッチと加熱温度調整ダイヤルを設け、調理モードと加熱温度を選択することにより、上部ヒータ191と下部ヒータ115のON−OFFや、加熱時間を制御する電気回路を構成することで実現できる。
図10は、(a)がトースターモード(オーブントースター調理)、(b)が熱風循環モード(コンベクション調理)である。各モードでのヒータの選択を説明するために、前述した加熱室103の内部を簡略的に図示している。上部ヒータは4本のヒータで構成され、天井壁103aの中心部に近い場所には2本の石英管ヒータ191b、191cを、その外側に2本のシーズヒータ191a、191dを並設している。
また下部ヒータは2本の石英管ヒータ115a、115bで構成されており、底壁103bに前記上部ヒータ191b、191cと対向するように並設されている。石英管ヒータは遠赤外線を発するが、発生量はシーズヒータに比べて劣る。しかし、熱源としての立ち上がりが早くトースターの熱源として最適である。シーズヒータは、熱源としての立ち上がりは石英管ヒータより劣るが遠赤外線を多く発する利点がある。これら石英管ヒータとシーズヒータを組み合わせて効率的な調理を実現するようにしている。
トースターモードの場合は、図10(a)に示すように、被加熱品F(例えばパン)を載置網106に載置して、図示しない調整ダイヤルを回して加熱室103内の設定温度を調整する。次にタイマーを調理に必要な時間に合わせ加熱開始すると、天井壁103aの中心部に近い上部ヒータ191b,191cと、下部ヒータ115a、115bに通電し、例えば載置した被加熱品Fの両面をこれら石英管ヒータで輻射加熱する。
調理等の目的により、熱風循環調理モードを選択する場合には、図10(b)に示すように、角皿120をレール105Lで保持し、被加熱品を収納した被加熱品収納容器107を載置網106上に載置する。図示しない調整ダイヤルを回して加熱室103内の設定温度を調整する。次にタイマーを調理に必要な時間に合わせ加熱開始すると、上部ヒータ191a〜191dのすべてに通電され、モータ194を回転駆動させてコンベクションファン193を回転動作させ熱風が循環される。下部ヒータ115a,115bには通電しない。
図11(a)(b)は、第3の実施例の上部ヒータ及び下部ヒータの変形例を示しており、上部ヒータを3本に、下部ヒータを1本に削減してコスト削減を図っている。トースターモードでは中央に配設した上部ヒータ191bと下部ヒータ115aに通電され、熱風循環調理モードを選択した際には、上部ヒータ191a、191dの2本のヒータと、モータ194に通電される。
以上は、熱源として石英管ヒータとシーズヒータの組み合わせで説明したが、発熱体が金属パイプの中に埋め込まれていて形状の自由度が高く頑丈であるシーズヒータで全てのヒータを構成しても良いし、全ての熱源を立ち上がりが早い石英管ヒータで構成しても良い。
上述の実施例では、熱風循環ユニット109と、被加熱品との距離をできるだけ狭めて加熱の効率を良くするのと、被加熱品から油等が飛散する場合の飛散物を受けるために角皿120を下側のレール5Lに設置していたが、角皿120を設置する手間を省いて熱風循環調理をする手段を図12に示す。
図12(b)に示すように、下部ヒータの115a、115bを載置網106上に載置する被加熱品収納容器107よりも外方に配設する。これによって熱風循環調理の際に被加熱品から飛散する油類で寿命を縮めるおそれのある石英管ヒータを保護できる。しかし、図12(a)に示すように、パン等の被加熱品Fを加熱する場合は、被加熱面からヒータが離れてしまい被加熱品Fの下面側の加熱が不充分になり不均一に加熱される。そのため下部ヒータ115a、115b間に油類にも強く頑丈なシーズヒータ115cを設置して被加熱品Fの下面の加熱を補助する。
本実施例では被加熱品収納容器107が矩形箱状の例で説明したが、これに限らず円筒形状でも可能である。この場合、前記熱風循環ユニット109から熱風が吹き出す空気流路(ダクト)111aからの熱風の吹出口131を環状にすると加熱効率が良くなる。
第3の実施例によれば、加熱調理器には加熱室の天井壁と底壁にヒータを備えており、トーストなどの場合に、上下ヒータの輻射熱でパンの表裏面から加熱する。そのためパンの表面は乾燥することなく、均一に焼き上げることができる。このようなオーブントースターの機能に加えて、熱風循環によるコンベクション調理ができる。パン等を載置する載置台に被加熱品収納容器を載置するとともに、角皿を下ヒータの上部に設置して、天井壁に設置した熱風循環ユニットと前記上ヒータを作動させることによってコンベクション調理に切替えられる。
被加熱品は上方からのヒータによる輻射熱と、下方からの循環する熱風で加熱されるため被加熱品の表裏の加熱ムラが少なく仕上がりが良好となる。また、加熱室内の全域を熱風が循環するのではなく、前記角皿を設置することで、加熱室内の空間が狭まり、加熱効率が非常に良いコンベクション調理が可能となる。さらに、パン表面に僅かな焦げ目を付けることができ、パンの中を柔らかく表面を僅かに硬く仕上げることができるオーブントースター調理機能と、油を使わずにフライドポテトやコロッケ、海老フライ等の揚げ物調理ができるコンベクション調理機能を兼ね備えることができる。
(第4の実施例)
図13〜図15は、本発明の第4の実施例を示している。第4の実施例の加熱調理器200の基本的な全体構成は第3の実施例と同じであり、第3の実施例とは、上部ヒータと下部ヒータの構成、及び載置網の位置と角皿の構成が相違している。
図13及び図14に示すように、第4の実施例の上部ヒータは、天井壁103aの下面近くのほぼ中央部に配設されたスパイラル状シーズヒータ291と、その直下にスパイラス状シーズヒータ291の外周部と交差するように併設された2本の石英管ヒータ292a,292b(図14)とから構成されている。また、この上部石英管ヒータ292a,292bと対向するように、底壁103b近くには下部ヒータとなる2本の石英管ヒータ215a,215b(図14)が併設されている。これらの石英管ヒータ292a,292b及び215a,215bは、図13に示すように、左側壁103cと右側壁103dの間に設置されている。上部ヒータを構成するスパイラル状シーズヒータ291は表面積が大きいため、高い熱容量が得られるという利点がある。
また第4の実施例では、上側レール105Uを省いて下側レール105Lだけにし、この下側レール105Lに載置網106(載置台)を保持し、載置網106に角皿220を載置する構成としている。載置網106は、上述したようにオーブントースターで一般的に使用されるドアと連動して前後に移動する金属線材で製作された網である。
角皿220(被加熱品受け皿)は、図15に示すように、有底矩形箱状であり、上部に開口部220cを有する皿体220dと、前記開口部220cを塞ぐように取り外し可能に重置する通気性のある天板部材220bとで構成されている。前記開口部220cの全周縁部には水平方向に延設した鍔部220aが形成されており、下方への熱風の流路を遮断する大きさを有している。また、角皿220を加熱調理器200のドア104側からスライド挿入しやすくするために挿入先端側の鍔部220aには、左右のコーナー部に案内傾斜220eが形成されている。また角皿220は、熱風が角皿中央部に回り込みやすいように側面部が湾曲形状となっている。
天板部材220bは、前記鍔部220aの内周縁部に適合する大きさの略矩形の外枠部220fと、該外枠部220fに略間隔に複数横設された横枠部220gとから構成されている。被加熱品は、この天板部材220bの上面に直に載置しても良いし、第1の実施例〜第3の実施例に示すような、上下方向に通気性を有する被加熱品収納容器に被加熱品を収納して天板部材220bの上に載置しても良い。
角皿220の材料としては、高耐熱樹脂、例えばガラス強化PPS樹脂,ガラス強化PBT樹脂、ポリイミド樹脂等で一体成形され、または板金で成形してフッ素コート仕上げ、ホーロー仕上げをしても良い。さらには耐熱強化ガラス、セラミック等で製作しても良い。角皿220bは、同等の構成を有するものであれば、既存の容器を使用することもできる。天板部材220bの材料としては、金属線材で形成するが、フッ素コート仕上げ、ホーロー仕上げを施すのが好ましい。
角皿220の形状は、これに限らず例えば円筒形状の内壁部を有するものでも可能である。この場合、前記熱風循環ユニット109から熱風が吹き出す空気流路(ダクト)111aからの熱風の吹出口131も前記内壁部の形状に合わせて環状にすると加熱効率が良くなる。
この角皿220を載置網106に載置することによって、角皿220の内面部と天板部材220bに囲われた空間と吸込口192へと向かうスペースによって空気流路が形成される。具体的には、コンベクションファン193のモータ194による回転駆動によって、角皿220の内部の空気がコンベクションファン193側に吸い上げられ、スパイラル状シーズヒータ291によってさらに加熱された熱風を吸込口192から吸引して(矢印A)、遠心方向である空気流路(ダクト)111aの外縁部に吹き出す(矢印B)。
外縁部に吹き出された熱風は、フード196の外縁部に形成された傾斜壁196aによって天井壁103aに形成された吹出口131へとガイドされ、加熱室103に吹き出される。この熱風は、ほぼ真下に吹き出される空気流路111bを通り(矢印C)、前記角皿220の内部側面部に沿って底面部側へと流れ(矢印D)、さらにはコンベクションファン193によって角皿220の内部から上方に吸い上げられ、スパイラル状シーズヒータ291で再び加熱されて吸込口192から吸引される(矢印A)。この熱風循環(矢印A〜D)が連続的に繰り返され、180℃〜200℃程度において熱風循環調理が行われる。
角皿220をレール105Lに設置した載置網106の上に載置するのは、熱風循環ユニット109と被加熱物との距離をできるだけ狭めて加熱効率を良くするとともに、被加熱品から油等が飛散する場合に角皿220の底面部で飛散物を受けるためである。前述の熱風循環の構成により、被加熱物は上方からスパイラル状シーズヒータ291による輻射熱で加熱され、下方からは角皿220の底面部から上昇する熱風で加熱される。
この加熱調理器200には上部ヒータ292a,292bと下部ヒータ251a,251bも備えており、トーストなどの場合に、前記熱風循環ユニット109が発生する熱風を用いると、パンの表面が乾燥してしまい美味しい焼き上がりにならないため、前記下部ヒータ251a,251bと、前記上部ヒータ292a,292bの輻射熱でパンの上下面から加熱する。こうすることによってパンの表面は乾燥することなく、ムラなく焼き上げることができる。この時、角皿220は加熱室103から取り外しておき、載置網106にパンを載置して加熱する。被加熱物が熱源に近く、パンにしっかりと焦げ目を付けることができるとともに中はふんわり表面はカリッと仕上げることができる。加熱室103内の温度は140℃〜260℃の範囲で設定可能である。
本実施形態の加熱調理器200では、トースター用途、または熱風循環加熱調理が選択可能で、調理手段を選択することにより上下に備えるヒータを選択して作動させる制御手段を備える構成としている。この制御手段は図示しないが、例えば調理モードスイッチと加熱温度調整ダイヤルを設け、調理モードと加熱温度を選択することにより、スパイラル状シーズヒータ291と上部ヒータ292a,292b及び下部ヒータ251a,251bのON−OFFや、加熱時間を制御する電気回路を構成することで実現できる。
トースターモードの場合は、被加熱物を載置網106に載置して、図示しない調整ダイヤルを回して加熱室103内の設定温度を調整する。次にタイマーを調理に必要な時間に合わせ加熱開始すると、上部ヒータ292a,292b及び、下部ヒータ251a,251bに通電し(スパイラル状シーズヒータ291はOFFとなる)、例えば載置したパンの両面を石英管ヒータで輻射加熱する。調理等の目的により、熱風循環調理モードを選択する場合には、被加熱物を角皿220の天板部材220b上に載せて載置網6上に載置し、図示しない調整ダイヤルを回して加熱室103内の設定温度を調整する。次にタイマーを調理に必要な時間に合わせ加熱開始すると、スパイラル状シーズヒータ291に通電され(上下部ヒータはOFFとなる)、モータ194を回転駆動させてコンベクションファン193を回転動作させ熱風が循環される。
第4の実施例によれば、角皿220の構成が簡単であり、上側レール105uを省くことができるため、低コスト化を図ることができる。また、効率的な熱風循環モードとトースターモードが実現できる。
(第5の実施例)
図16及び図17は、本発明の第5の実施例を示している。第5の実施例の加熱調理器300の基本的な全体構成は前述の第4の実施例と同じであり、第4の実施例との違いは、上部ヒータ292a,292bにそれぞれ熱反射板301を設けている点である。
第4の実施例の加熱調理器300では、上部ヒータ292a,292bの上方に熱風循環ユニット109が装備されており、大きな開口部も必要なため、構造上、上部ヒータ292a,292bの上方(天井方向)からの反射熱を利用することができない。このため、載置網106に載置された被加熱品の表面(上面)は上部ヒータ292a,292bの輻射熱のみで加熱されることになる。これに対して、下部ヒータ251a,251bは、底壁103bからの反射熱も加わることになるため、被加熱品が例えばトーストパンのような場合、表裏面の焼き色に差が生じることが懸念される。そこで第5の実施例では、上部ヒータ292a,292bにそれぞれ熱反射板301を設け、上部ヒータ292a,292bの輻射熱のみならず熱反射板301からの反射熱も利用することにより被加熱品の表裏面を均一に加熱している。
熱反射板301は、上部ヒータ292a,292bの上方部と幅方向両側部を覆い、下方が開放されたフード形状であり、例えばアルミメッキ鋼板などの光線反射性の優れた材料で成形されている。熱反射板301は、上部ヒータ292a,292bの長さ方向両端部に配置された上部ヒータ取付部材302に取り付けられている。
熱反射板301は、上部ヒータ292a,292bの上方に向かう輻射熱を下方に向けて反射できるものであれば、その形状は任意である。図17は、熱反射板301の各種形状の一例を示している。(a)は、平坦な上面部301aと左右側面部301bとからなる断面コ字形に成形加工したものであり、形状が単純であるため簡単に制作できるという利点がある。(b)は、左右側面部301bを外側に広げた形状としたものであり、熱反射の有効範囲が広くなるという利点がある。(c)は、略半円形状であり上部ヒータ取付部材302に固定する長さ方向の両端上面部301cを平坦に形成したものである。この形状の熱反射板301は上面部が湾曲しているため、熱風調理の際、上部ヒータ292a,292bの上方に設置された熱風循環ユニット109から吹き降ろす熱風を阻害する影響も少なく、熱反射の有効範囲も比較的広くでき、上部ヒータ取付部材302への取り付けも容易に行えるという利点がある。なお、熱反射板301は前述した第3の実施例の加熱調理器100の上部ヒータ191に取り付けても良い。
以上説明した各実施例は、本発明の一例を示したものであり、加熱調理器の全体構成や細部構成は、本発明の要旨の範囲で任意に設計変更が可能である。
1,100,200,300:加熱調理器、
3,103:加熱室、
3a,103a:天井壁
3b,103b:底壁
3c,103c:左側壁
3d,103d:右側壁
3e,103e:奥壁
31,131:吹出口
5U,105U:上側レール
5L,105L:下側レール
6,120,220:角皿(皿体)
7,107,700:被加熱品収納容器
9,109:熱風循環ユニット
91,191,292a,292b:上部ヒータ
92,192:吸込口
93,193:コンベクションファン
96,196:フード
11a,111a:空気流路(ダクト)
11b,111b:空気流路
15,115,251a,251b:下部ヒータ
291:スパイラル状シーズヒータ
301:熱反射板

Claims (24)

  1. 加熱室と、該加熱室内に設置されるヒータと、前記加熱室内で熱風を循環させる熱風循環ユニットと、前記加熱室内に配置される皿体を備えた加熱調理器において、
    前記熱風循環ユニットと前記ヒータを前記加熱室の上部に設置し、
    前記皿体を前記加熱室の上下方向の中間部に配置し、
    前記ヒータで生成された熱風を前記熱風循環ユニットと前記皿体の空間部で循環させる熱風循環流路を形成したことを特徴とする加熱調理器。
  2. 前記熱風循環ユニットは、
    前記天井壁の上方に配置されたフードと前記天井壁との空間に形成される空気流路と、
    前記空気流路内に設置される循環ファンと、
    前記空気流路の中央部に有する熱風の吸込口と、
    前記空気流路の外縁部に有する熱風の吹出口と、を備えていることを特徴とする請求項1に記載の加熱調理器。
  3. 前記皿体は、前記熱風循環ユニットの下方であって、前記加熱室内の左右両側壁に設けられたレールに保持されていることを特徴とする請求項1〜2のいずれかに記載の加熱調理器。
  4. 前記皿体は、前記加熱室内の左右両側壁に設けられたレールに保持された載置網に載置されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の加熱調理器。
  5. 前記皿体は、上面開口部に通気性の有する天板部材が装着されるとともに、上端外縁部に鍔部が形成され、側面部が湾曲した形状であることを特徴とする請求項1〜2、3に記載の加熱調理器。
  6. 前記皿体の上方に配置される被加熱品収納容器を備えており、該被加熱品収納容器は上下方向に通気性を有しており、前記ヒータで生成された熱風を前記皿体に向けて送風し、前記被加熱品収納容器の内部を流通した後に前記熱風循環ユニットに戻る熱風循環流路を形成したことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の加熱調理器。
  7. 前記被加熱品収納容器は、上下部が開口した外壁及び内壁を有しており、
    前記外壁と前記内壁の間に空気流路となる空間部を設けるとともに、
    前記内壁の底面部に通気性の底板部を設けて該内壁の空間部を被加熱品収納部としたことを特徴とする請求項6に記載の加熱調理器。
  8. 前記被加熱品収納容器は、通気性を有する台座と、該台座の周りを囲う枠体と、前記台座の下面方向に空気流路を形成するための脚部から構成されていることを特徴とする請求項6に記載の加熱調理器。
  9. 前記被加熱品収納容器は、通気性の載置台に載置されていることを特徴とする請求項6に記載の加熱料理器。
  10. 前記載置台は、前記加熱室内の左右両側壁に設けられたレールに保持されていることを特徴とする請求項9に記載の加熱調理器。
  11. 前記被加熱品収納容器は、前記加熱室内壁との間に空気流路が形成される大きさであることを特徴とする請求項6〜10のいずれかに記載の加熱調理器。
  12. 前記被加熱品収納容器に収容された被加熱品をマイクロ波加熱するマグネトロンを備え、回転式マイクロ波放射アンテナを前記加熱室の底面に配置したことを特徴とする請求項6〜8、11のいずれかに記載の加熱調理器。
  13. 前記ヒータは、前記加熱室の天井壁近くに設置された上部ヒータと、前記加熱室の下部に設置された下部ヒータとから構成したことを特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載の加熱調理器。
  14. 前記上部ヒータ及び前記下部ヒータを作動させることによるオーブントースターの調理動作と、前記上部ヒータと前記熱風循環ユニットを作動させることによるコンベクション調理動作とを選択して調理可能としたことを特徴とする請求項13に記載の加熱調理器。
  15. 前記コンベクション調理作動時に、前記熱風循環ユニットと前記上部ヒータがON、前記下部ヒータがOFFとなり、加熱室内の熱風が前記熱風循環ユニットで吸引されるとともに前記上部ヒータで加熱されてから前記天井壁とフードで形成された空間を通過する第1の空気流路と、該第1の空気流路から加熱室内に吹き出された熱風が前記加熱室内壁と前記被加熱品収納容器の間を通過する第2の空気流路と、該第2の空気流路の熱風が前記皿体で反射した後に前記載置台と前記被加熱品収納容器を通過する第3の空気流路を経て再び前記第1の空気流路となる循環流路を形成することを特徴とする請求項14に記載の加熱調理器。
  16. 前記オーブントースター調理作動時に、前記上部ヒータと下部ヒータがON、前記熱風循環ユニットがOFFとなり、前記被加熱品を上下方向から加熱することを特徴とする請求項14に記載の加熱調理器。
  17. 前記上部ヒータ及び下部ヒータを複数配置し、前記調理作動モードに応じて必要な上部ヒータ又は下部ヒータをON又はOFFとすることを特徴とする請求項13〜16のいずれかに記載の加熱調理器。
  18. 下部ヒータを単数とすることを特徴とする請求項13〜16のいずれかに記載の加熱調理器。
  19. 前記上部及び/又は下部ヒータは、石英管ヒータで構成したことを特徴とする請求項13〜18のいずれかに記載の加熱調理器。
  20. 前記上部及び/又は下部ヒータは、シーズヒータで構成したことを特徴とする請求項13〜18のいずれかに記載の加熱調理器。
  21. 前記上部及び/又は下部ヒータを、石英管ヒータと、シーズヒータを組み合わせて構成したことを特徴とする請求項13〜18のいずれかに記載の加熱調理器。
  22. 前記上部ヒータは、スパイラル状シーズヒータを備えていることを特徴とする請求項13〜21のいずれかに記載の加熱調理器。
  23. 前記上部ヒータに、熱反射板を設けたことを特徴とする請求項13〜22のいずれかに記載の加熱調理器。
  24. 前記熱反射板は、前記上部ヒータの上方部と幅方向両側部を覆い、下方が開放されたフード形状であることを特徴とする請求項23に記載の加熱調理器。
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