JP2015024775A - ランプ付き車両用ミラー - Google Patents
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Abstract
【課題】光源の交換を可能にするために該光源の給電用ケーブルを長尺にしておくことを不要にする。
【解決手段】ミラーハウジング31にターミナル50を備えたソケット部45を形成する。ソケット部45に光源56を着脱自在に装着する。ランプ筐体60は空洞66と空洞66に連通する開口部68を有する。ランプ筐体60はソケット部45に装着された光源56を開口部68から進入させて空洞66に収容した状態で、係合部70,72をミラーハウジング31の被係合部74,76に係合させてミラーハウジング31に装着される。光源56の交換を行うときは、係合部70,72と被係合部74,76の係合を外し、光源56を開口部68から空洞66の外に退出させながら、ランプ筐体60をミラーハウジング31から取り外す。
【選択図】図1
【解決手段】ミラーハウジング31にターミナル50を備えたソケット部45を形成する。ソケット部45に光源56を着脱自在に装着する。ランプ筐体60は空洞66と空洞66に連通する開口部68を有する。ランプ筐体60はソケット部45に装着された光源56を開口部68から進入させて空洞66に収容した状態で、係合部70,72をミラーハウジング31の被係合部74,76に係合させてミラーハウジング31に装着される。光源56の交換を行うときは、係合部70,72と被係合部74,76の係合を外し、光源56を開口部68から空洞66の外に退出させながら、ランプ筐体60をミラーハウジング31から取り外す。
【選択図】図1
Description
この発明はランプ付き車両用ミラーに関し、光源の交換を可能にするために該光源の給電用ケーブルを長尺にしておくことを不要にしたものである。
従来のランプ付き車両用ミラーとして下記特許文献1に記載されたものがあった。特許文献1の図22および図23に記載されたランプ付き車両用ミラーを図4および図5に示す。ランプは全体がライトモジュール10としてユニット化されてミラーハウジング12内に組み込まれる。ライトモジュール10は光源18の交換が可能に構成されている。光源18の交換は次の手順で行われる。
[1]ミラーハウジング12からライトモジュール10を引き出す。
[2]エンクロージャー(筐体)14から防水シール兼用ソケット16を引き抜く。
[3]ソケット16から光源18を引き抜く。
[4]新しい光源18をソケット16に差し込む。
[5]新しい光源18を装着したソケット16をエンクロージャー14に差し込む。
[6]ライトモジュール10をミラーハウジング12に差し込んで装着する。
[1]ミラーハウジング12からライトモジュール10を引き出す。
[2]エンクロージャー(筐体)14から防水シール兼用ソケット16を引き抜く。
[3]ソケット16から光源18を引き抜く。
[4]新しい光源18をソケット16に差し込む。
[5]新しい光源18を装着したソケット16をエンクロージャー14に差し込む。
[6]ライトモジュール10をミラーハウジング12に差し込んで装着する。
前記従来のランプ付き車両用ミラーによれば、光源18の交換を行う際にライトモジュール10の全体をミラーハウジング12から引き出す必要があるため、光源18への給電用にソケット16に接続されるケーブル20を長尺にしておく必要があった。このため、ライトモジュール10をミラーハウジング12に差し込んで装着した状態では、図5に示すように、長尺のケーブル20を折り畳んでミラーハウジング12内に収容する必要があり、ミラーハウジング12内に長尺のケーブル20を折り畳んで収容するための広い空間22が必要であった。
この発明は、前記従来の技術における問題点を解決して、光源の交換を可能にするために該光源の給電用ケーブルを長尺にしておくことを不要にしたランプ付き車両用ミラーを提供しようとするものである。
この発明のランプ付き車両用ミラーは、ミラーを収容して車体に搭載されるミラーハウジングと、前記ミラーハウジングの所定のランプ配置部に配置された、ターミナルを備えたソケット部と、前記ソケット部に着脱自在に装着され、前記車体側から前記ターミナルを介して駆動電源が供給される光源と、少なくとも一部の面領域が光透過性に構成され、空洞と該空洞に連通する開口部を有し、前記ランプ配置部に配置された前記ソケット部に装着された前記光源を前記開口部から進入させて前記空洞に収容した状態で、前記ミラーハウジングに着脱自在に装着され、前記光源から発せられる光を前記光透過性の面領域を透過して外界に向けて放射するランプ筐体と、前記ランプ筐体を前記ミラーハウジングに装着した状態で該ミラーハウジングと該ランプ筐体との間に挟み込まれて、外界から水が前記開口部を経て前記空洞へ浸入するのを阻止するシール部材とを有し、前記光源を前記ランプ配置部に配置された前記ソケット部に装着したまま、該光源を前記開口部から前記空洞の外に退出させながら、前記ランプ筐体を前記ミラーハウジングから取り外すことができものである。これによれば、光源をターミナルに装着したまま、該光源をランプ筐体の開口部から空洞の外に退出させながら、該ランプ筐体をミラーハウジングから取り外すことにより、ターミナルをミラーハウジングから引き出さずに光源の交換を行うことができる。したがって、光源の給電用ケーブルを長尺にしておく必要がなくなり、ミラーハウジング内に該給電用ケーブルを折り畳んで収容するための広い空間を不要にすることができる。
この発明は、前記ランプ筐体が係合部を有し、前記ミラーハウジングが前記係合部が係合する被係合部を有し、前記係合部と前記被係合部とが係合して、前記シール部材が前記ランプ筐体と前記ミラーハウジングとの間に挟み込まれた状態で前記ランプ筐体が前記ミラーハウジングに係止されるものとすることができる。これによれば、係合部と被係合部との係合により、シール部材をランプ筐体とミラーハウジングとの間に挟み込み、かつランプ筐体をミラーハウジングに装着することができる。
この発明は、前記ランプ配置部に配置された前記ソケット部に装着された前記光源を前記開口部から進入させて前記空洞に収容させる一軸方向の前記ランプ筐体と前記ミラーハウジングの相対移動により前記係合部と前記被係合部とが係合するものとすることができる。これによれば、ターミナルに装着された光源を開口部から進入させて空洞に収容させる方向にランプ筐体とミラーハウジングを相対移動させる一軸方向の操作により、係合部と被係合部とを係合させることができる。
この発明は、前記ミラーハウジングの内部(ミラーハウジングの外表面から隠れた箇所)に、前記係合部と前記被係合部との係合を外す操作を行う係合解除操作部が配置されているものとすることができる。これによれば、ミラーハウジングの凹所のミラーの背後位置から係合解除操作部を操作することにより、係合部と被係合部との係合を外して、ランプ筐体をミラーハウジングから外して、光源の交換を行うことができる。
この発明は、前記係合部および前記被係合部が爪係合機構を構成し、前記係合部または前記被係合部が前記ランプ筐体または前記ミラーハウジングに片持ち支持状に形成された可撓片に形成され、前記係合解除操作部が前記可撓片を弾性変形させて前記係合部と前記被係合部との係合を外す操作を行う部位として該可撓片に形成されているものとすることができる。これによれば、係合解除操作部を操作して可撓部を弾性変形させることにより、係合部と被係合部と爪係合を外すことができる。
この発明は、前記ランプ配置部に配置された前記ソケット部に装着された前記光源を前記開口部から進入させて前記空洞に収容させる方向に前記ランプ筐体と前記ミラーハウジングを相対移動させる際に、該相対移動方向に摺動自在にかつ該相対移動方向に直交する方向の移動および該相対移動方向に対する傾動を規制して互いに嵌合する、前記ランプ筐体に形成された嵌合部および前記ミラーハウジングに形成された被嵌合部を有するものとすることができる。これによれば、嵌合部と被嵌合部の摺動自在の嵌合によりミラーハウジングに対するランプ筐体の装着を案内することができる。またミラーハウジングにランプ筐体を装着した後は、他にねじ止め等でランプ筐体をミラーハウジングに固定しなくても、嵌合部の嵌合により、ミラーハウジングに対するランプ筐体のぐらつきを抑制することができる。
この発明は、前記ランプ配置部に配置された前記ソケット部に装着された前記光源を前記開口部から進入させて前記空洞に収容させる方向に前記ランプ筐体と前記ミラーハウジングを相対移動させる際に、該相対移動方向に摺動自在にかつ該相対移動方向に直交する方向の移動および該相対移動方向に対する傾動を規制して互いに嵌合する、前記ランプ筐体に形成された嵌合部および前記ミラーハウジングに形成された被嵌合部を有し、前記嵌合部と前記被嵌合部を嵌合させて前記相対移動方向に摺動させることにより、前記係合部と前記被係合部とが係合して前記ランプ筐体が前記ミラーハウジングに係止されるものとすることができる。これによれば、嵌合部と被嵌合部の摺動自在の嵌合によりランプ筐体をミラーハウジングに対して案内しながら、係合部と被係合部とを係合させることができ、ランプ筐体をミラーハウジングに装着する操作を容易に行うことができる。
この発明は、前記ランプ筐体の前記嵌合部と前記ミラーハウジングの前記被嵌合部が、前記光源を包囲する位置で、前記相対移動方向を軸方向とする同軸の環状に形成されているものとすることができる。これによれば、光源を包囲する位置で、相対移動方向を軸方向として同軸の環状に形成されたランプ筐体の嵌合部とミラーハウジングの被嵌合部の嵌合により、該相対移動方向に直交する方向の移動および該相対移動方向に対する傾動を規制しながら、ミラーハウジングに対するランプ筐体の装着を案内することができる。
この発明は、前記環状の被嵌合部が内部空間を有し、該内部空間には前記ターミナルが収容され、前記ターミナルのコネクタ接続部は前記ミラーハウジングの内部(ミラーハウジングの外表面から隠れた箇所)に配置され、該コネクタ接続部には前記ミラーハウジングの内部から、給電用ケーブルに接続されたコネクタが連結されるものとすることができる。これによれば、ミラーハウジングの内部でコネクタ接続部にコネクタを連結して、給電用ケーブルとターミナルとの接続を行うことができる。
この発明は、前記シール部材が、前記嵌合部または前記被嵌合部の外周面に嵌められた環状の弾性部材で構成されているものとすることができる。これによれば、環状の弾性部材を嵌合部または被嵌合部の外周面に嵌めて、嵌合部と被嵌合部を嵌合させて、シール部材を嵌合部と被嵌合部との間に挟み込むことにより、外界から水がランプ筐体の空洞へ浸入するのを阻止することができる。
この発明は、前記ランプ筐体を前記ミラーハウジングに装着した状態で、前記開口部の内壁面が、前記光源の揺動を、該光源の外周面に当接して抑制できる位置に形成されているものとすることができる。これによれば、車両の振動により光源がターミナルに対して揺動しようとしても、開口部の内壁面が、該光源の外周面に当接して該揺動を抑制することができる。
この発明において、前記ランプ筐体は、例えば、前記開口部が形成されたランプハウジングと該ランプハウジングの前面に配置される透明カバーとを相互の周縁部で接合した構造を有し、該透明カバーは前記光透過性の面を構成するものとすることができる。また、前記シール部材は、例えばOリング等の環状の弾性部材で構成することができる。また、この発明のランプ付き車両用ミラーのランプは、例えばサイドターンランプまたは足元灯として構成することができる。
《実施の形態1》
この発明をサイドターンランプ付き車両用ドアミラーに適用した実施の形態を図1および図2を参照して説明する。ドアミラー24は右側用ドアミラーである。ドアミラー24は、車両の右ドアに取り付けられた図示しない金属製または樹脂製のミラーベース(ミラー固定部)と、該ミラーベースに回動自在に取り付け支持されたミラー回動部26を有する。ミラー回動部26は車両に搭載された状態でミラーベースに対し、垂直軸周り方向に手動または電動で回動して格納位置(非使用位置)と復帰位置(使用位置)とに変位する。ミラー回動部26は、ミラーベースに回動自在に連結支持される金属製または樹脂製のフレーム(図示せず)と、該フレームを前面の凹所40に収容して該フレームに固定される樹脂製のミラーハウジング本体28と、ミラーハウジング本体28の背面の一部の領域に被せて装着される樹脂製のハウジングカバー30と、該フレームの前面に固定装着される鏡面角度調整アクチュエータ32と、鏡面角度調整アクチュエータ32の前面に、鏡面角度を上下方向および左右方向に調整可能に取り付けられたミラー34を有する。ミラーハウジング本体28とハウジングカバー30とでミラーハウジング31を構成する。ミラー34は樹脂製のミラーホルダ36にガラス製のミラー板38を装着して構成される。フレームとミラーハウジング本体28が1つの樹脂成形品として一体に構成されているものであってもよい。
この発明をサイドターンランプ付き車両用ドアミラーに適用した実施の形態を図1および図2を参照して説明する。ドアミラー24は右側用ドアミラーである。ドアミラー24は、車両の右ドアに取り付けられた図示しない金属製または樹脂製のミラーベース(ミラー固定部)と、該ミラーベースに回動自在に取り付け支持されたミラー回動部26を有する。ミラー回動部26は車両に搭載された状態でミラーベースに対し、垂直軸周り方向に手動または電動で回動して格納位置(非使用位置)と復帰位置(使用位置)とに変位する。ミラー回動部26は、ミラーベースに回動自在に連結支持される金属製または樹脂製のフレーム(図示せず)と、該フレームを前面の凹所40に収容して該フレームに固定される樹脂製のミラーハウジング本体28と、ミラーハウジング本体28の背面の一部の領域に被せて装着される樹脂製のハウジングカバー30と、該フレームの前面に固定装着される鏡面角度調整アクチュエータ32と、鏡面角度調整アクチュエータ32の前面に、鏡面角度を上下方向および左右方向に調整可能に取り付けられたミラー34を有する。ミラーハウジング本体28とハウジングカバー30とでミラーハウジング31を構成する。ミラー34は樹脂製のミラーホルダ36にガラス製のミラー板38を装着して構成される。フレームとミラーハウジング本体28が1つの樹脂成形品として一体に構成されているものであってもよい。
ミラーハウジング本体28は前面の凹所40にミラー34を収容している。ミラーハウジング本体28の背面の車体から離れた側にはサイドターンランプ42を装着して配置するランプ配置部43が設けられている。ランプ配置部43にはソケット部45が形成されている。ソケット部45には鏡面角度が0度のときのミラー34の面に沿った水平方向(ミラー回動部26が復帰位置にあるときの車両左右方向)に向けて開口した円筒状部44が形成されている。円筒状部44の内部空間46にはターミナル(接続端子)50が収容されている。円筒状部44の内部空間46の奥部には壁部44bが形成され、ターミナル50は壁部44bに形成された穴44cに差し込まれて、壁部44bにがたつきなく固定装着されている。内部空間46は凹所40に連通している。内部空間46の凹所40に臨む側の開口部46aはコネクタ装着口を構成している。ターミナル50の後端部のコネクタ接続部50aは開口部46a内に配置され、凹所40に露出して配置されている。開口部46aにはコネクタ52が着脱自在に差し込まれて装着され、これによりコネクタ52内の端子(図示せず)が、ターミナル50のコネクタ接続部50aに接続されて導通する。コネクタ52には車体側からミラーベース内およびミラーハウジング31内を通して敷設された給電用ケーブル54が接続されている。コネクタ52の外周にはゴム栓等のシール部材が嵌められており、内部空間46内は該シール部材でシールされて水密に封止され、外界から凹所40および内部空間46を介してサイドターンランプ42内に水が浸入するのが阻止される。内部空間46のミラーハウジング本体28の背面側の開口部46bからは光源(ウェッジバルブ)56が円筒状部44の軸と同軸に差し込まれて、ターミナル50に差し込んで装着される。これにより光源56のリード線(端子)はターミナル50と導通し、光源56は車体側から給電用ケーブル54、コネクタ52内の端子、ターミナル50を介して駆動電源が供給されて、サイドターンランプ光を点灯する。円筒状部44の外周面にはゴム製のOリング58が嵌めて装着される。
ミラーハウジング本体28からハウジングカバー30を外し、内部空間46に光源56を差し込んでターミナル50に接続し、かつ円筒状部44の外周面にOリング58を嵌めた状態で、ミラーハウジング本体28のランプ配置部43にはランプ筐体60が装着される。ランプ筐体60は、樹脂で不透明に(例えば不透明樹脂で)構成されたランプハウジング62と、ランプハウジング62の前面に配置される透明樹脂製の透明カバー64を重ね合わせて、相互の周縁部で溶着、接着等により接合し、内部に空洞66を形成した構造を有する。ランプ筐体60は、ミラーハウジング本体28の左右方向に沿って延在して細長形状に、かつミラーハウジング31の外形に合わせて湾曲して形成されている。ランプハウジング62の長手方向の中間位置には円筒状の開口部68が形成されている。開口部68は嵌合部を構成し、ミラーハウジング本体28の円筒状部44は被嵌合部を構成する。開口部68の内径は、円筒状部44の外径と実質的に同じに(円筒状部44が開口部68にがたつきなく嵌合する寸法に)形成されている。開口部68の開口端からやや離れた奥側の位置の内壁面68a(図1)は、光源56が挿通できる程度の内径にすぼめられている。光源56をターミナル50に装着し、円筒状部44の外周面にOリング58を嵌めた状態で、ランプ筐体60の開口部68に光源56を差し込んで進入させると、ミラーハウジング本体28の円筒状部44の外周面が開口部68の内周面を摺動して、円筒状部44は開口部68に嵌り込み、光源56がランプ筐体60の空洞66に収容された状態となる。
ランプハウジング62の裏面の開口部68を挟んで長手方向の両側の位置には爪による係合部70,72が突出形成されている。ミラーハウジング本体28には係合部70,72に爪係合する爪による被係合部74,76が形成されている。ランプ筐体60の開口部68にミラーハウジング本体28の円筒状部44を、円筒状部44の軸方向に摺動させて嵌めて、さらにOリング58の弾性力に抗してランプ筐体60を該摺動方向に押し込むと、係合部70,72と被係合部74,76がそれぞれ係合して、ランプ筐体60がミラーハウジング本体28に係止され装着された状態となる。このとき、Oリング58は、ミラーハウジング本体28の円筒状部44の基端部の全周に形成された壁部44aとランプ筐体60の開口部68の後端部周縁の全周に形成された端面68bとの突き合わせ面間に全周が押圧された状態に挟み込まれる。この押圧された(押し潰された)Oリング58の弾性力(押し潰された状態を元に戻そうとする復元力)により、円筒状部44と開口部68との間の隙間は封止され、外界から凹所40に入った水が、円筒状部44と開口部68との間を通ってランプ筐体60の空洞66へ浸入するのを阻止することができる。また、この押圧されたOリング58の弾性力(復元力)により、係合部70,72と被係合部74,76との係合状態はがたつきなく保持される。また、係合部70,72と被係合部74,76が係合した状態では、図1に示すように、開口部68のすぼめられた内壁面68aが、光源56の膨出部の後部外周面を、近接した位置で包囲しているので、車両の振動により光源56がターミナル50に対して揺動しようとしても、光源56の膨出部の後部外周面と開口部68のすぼめられた内壁面68aとの当接により、該揺動が抑制される。これにより光源56がターミナル50から脱落するのが防止される。
被係合部74,76はミラーハウジング本体28に片持ち支持状に形成された可撓片78,80の先端部に形成されている。可撓片78,80の先端部には被係合部74,76と反対側(ミラー34の背後の凹所40に臨む側)の位置に、係合解除操作部としてレバー82,84が突出形成されている。鏡面角度調整アクチュエータ32からミラー34を外して、凹所40内でレバー82,84を工具または指で摘んで引くことにより、可撓片78,80が弾性変形して撓み、係合部70,72と被係合部74,76との係合を解除して、ランプ筐体60をミラーハウジング本体28から取り外すことができる。
ランプ筐体60をミラーハウジング本体28に装着し、ハウジングカバー30をミラーハウジング本体28に被せて装着すると、ドアミラー24が図1の組み立てられた状態となる。このドアミラー24を車両に搭載して、運転者がウィンカースイッチを右方向に操作すると、光源56が点灯し、光源56から発したターンランプ光が透明カバー64を透過して外界に向けて放射される。
以上の構造によるサイドターンランプ付き車両用ドアミラー24の光源56の交換は次の手順で行われる。
[1]鏡面角度調整アクチュエータ32からミラー34を外す。
[2]ミラーハウジング本体28からハウジングカバー30を外す。
[3]ミラーハウジング本体28の凹所40に工具または指を差し入れてレバー82,84を摘んで手前に引いて、係合部70,72と被係合部74,76との係合を外す。係合部70,72と被係合部74,76の係合が外れると、Oリング58の復元力によりランプ筐体60は円筒状部44の軸に沿った外方向(ミラーハウジング本体28から外れる方向)に僅かに移動し、係合部70,72と被係合部74,76との係合が外れた状態が維持される。
[4]ミラーハウジング本体28の外側からランプ筐体60を手で掴んで円筒状部44の軸に沿った外方向に引く。これにより、円筒状部44と開口部68との嵌合が外れ、さらに光源56を開口部68から空洞66の外に退出させ、ランプ筐体60をミラーハウジング本体28から外す。
[5]光源56を指で摘んで引いてソケット部45のターミナル50から外す。
[6]新しい光源56をソケット部45のターミナル50に差し込んで装着する。
[7]光源56をランプ筐体60の開口部68から進入させて、ランプ筐体60を円筒状部44の軸に沿った内方向(ミラーハウジング本体28に装着する方向)に移動させる。これにより、円筒状部44が開口部68に嵌合し、開口部68の内周面が円筒状部44の外周面を該移動方向へ摺動して、ミラーハウジング本体28に対するランプ筐体60の装着が案内される。ランプ筐体60をそのまま円筒状部44の軸に沿った内方向に移動させると、Oリング58がミラーハウジング本体28の壁部44aとランプ筐体60の開口部68の後端部周縁の端面68bとの間に当接して挟み込まれた状態となる。この状態からランプ筐体60をOリング58の弾性力に抗して円筒状部44の軸に沿った内方向に押し込むと、係合部70,72が被係合部74,76にカチッと嵌り込み、ランプ筐体60がミラーハウジング本体28に係止され装着される。このとき、Oリング58は全周がミラーハウジング本体28の壁部44aとランプ筐体60の開口部68の後端部周縁の端面68bとの間に押圧された状態に挟み込まれ、円筒状部44と開口部68との間が水密に封止される。また、押圧されたOリング58の弾性力により、係合部70,72と被係合部74,76との係合状態はがたつきなく保持される。また、ランプ筐体60がミラーハウジング本体28に装着された状態では、円筒状部44と開口部68との嵌合により、ランプ筐体60に外側から外力が加わっても、ミラーハウジング本体28に対するランプ筐体60のぐらつきは抑制される。
[8]ミラーハウジング本体28にハウジングカバー30を被せて装着する。
[9]鏡面角度調整アクチュエータ32にミラー34を装着する。
以上の交換手順によれば、ソケット部45のターミナル50はミラーハウジング本体28に装着されたままでよく、ミラーハウジング本体28から引き出す必要がないので、給電用ケーブル54は短尺でよく、ミラーハウジング31内に給電用ケーブル54を折り畳んで収容するための広い空間は必要ない。また、ソケット部45のターミナル50はミラーハウジング本体28に装着されたままでよいので、図4の従来構造のようにターミナルを装着したソケット16をエンクロージャー14から引き抜く操作は不要である。
[1]鏡面角度調整アクチュエータ32からミラー34を外す。
[2]ミラーハウジング本体28からハウジングカバー30を外す。
[3]ミラーハウジング本体28の凹所40に工具または指を差し入れてレバー82,84を摘んで手前に引いて、係合部70,72と被係合部74,76との係合を外す。係合部70,72と被係合部74,76の係合が外れると、Oリング58の復元力によりランプ筐体60は円筒状部44の軸に沿った外方向(ミラーハウジング本体28から外れる方向)に僅かに移動し、係合部70,72と被係合部74,76との係合が外れた状態が維持される。
[4]ミラーハウジング本体28の外側からランプ筐体60を手で掴んで円筒状部44の軸に沿った外方向に引く。これにより、円筒状部44と開口部68との嵌合が外れ、さらに光源56を開口部68から空洞66の外に退出させ、ランプ筐体60をミラーハウジング本体28から外す。
[5]光源56を指で摘んで引いてソケット部45のターミナル50から外す。
[6]新しい光源56をソケット部45のターミナル50に差し込んで装着する。
[7]光源56をランプ筐体60の開口部68から進入させて、ランプ筐体60を円筒状部44の軸に沿った内方向(ミラーハウジング本体28に装着する方向)に移動させる。これにより、円筒状部44が開口部68に嵌合し、開口部68の内周面が円筒状部44の外周面を該移動方向へ摺動して、ミラーハウジング本体28に対するランプ筐体60の装着が案内される。ランプ筐体60をそのまま円筒状部44の軸に沿った内方向に移動させると、Oリング58がミラーハウジング本体28の壁部44aとランプ筐体60の開口部68の後端部周縁の端面68bとの間に当接して挟み込まれた状態となる。この状態からランプ筐体60をOリング58の弾性力に抗して円筒状部44の軸に沿った内方向に押し込むと、係合部70,72が被係合部74,76にカチッと嵌り込み、ランプ筐体60がミラーハウジング本体28に係止され装着される。このとき、Oリング58は全周がミラーハウジング本体28の壁部44aとランプ筐体60の開口部68の後端部周縁の端面68bとの間に押圧された状態に挟み込まれ、円筒状部44と開口部68との間が水密に封止される。また、押圧されたOリング58の弾性力により、係合部70,72と被係合部74,76との係合状態はがたつきなく保持される。また、ランプ筐体60がミラーハウジング本体28に装着された状態では、円筒状部44と開口部68との嵌合により、ランプ筐体60に外側から外力が加わっても、ミラーハウジング本体28に対するランプ筐体60のぐらつきは抑制される。
[8]ミラーハウジング本体28にハウジングカバー30を被せて装着する。
[9]鏡面角度調整アクチュエータ32にミラー34を装着する。
以上の交換手順によれば、ソケット部45のターミナル50はミラーハウジング本体28に装着されたままでよく、ミラーハウジング本体28から引き出す必要がないので、給電用ケーブル54は短尺でよく、ミラーハウジング31内に給電用ケーブル54を折り畳んで収容するための広い空間は必要ない。また、ソケット部45のターミナル50はミラーハウジング本体28に装着されたままでよいので、図4の従来構造のようにターミナルを装着したソケット16をエンクロージャー14から引き抜く操作は不要である。
《実施の形態2》
この発明を足元ランプ付き車両用ドアミラーに適用した実施の形態を図3を参照して説明する。足元ランプは車両の運転席側または助手席側の車室外の足元を照らす照明装置である。実施の形態1と共通する部分には同一の符号を用いる。このドアミラー24’は実施の形態1のサイドターンランプ42に代えて足元ランプ142を配置したこと以外は実施の形態1のドアミラー24と同じである。実施の形態1のドアミラー24にサイドターンランプ42と足元ランプ142を併設することもできる。
この発明を足元ランプ付き車両用ドアミラーに適用した実施の形態を図3を参照して説明する。足元ランプは車両の運転席側または助手席側の車室外の足元を照らす照明装置である。実施の形態1と共通する部分には同一の符号を用いる。このドアミラー24’は実施の形態1のサイドターンランプ42に代えて足元ランプ142を配置したこと以外は実施の形態1のドアミラー24と同じである。実施の形態1のドアミラー24にサイドターンランプ42と足元ランプ142を併設することもできる。
ミラーハウジング本体28は前面の凹所40にミラー34を収容している。ミラーハウジング本体28の下部には足元ランプ142を装着して配置するランプ配置部143を構成する凹所が設けられている。ランプ配置部143にはソケット部145が形成されている。ソケット部145には垂直下方に向けて開口した円筒状部144が形成されている。円筒状部144の内部空間146にはターミナル150が収容されている。円筒状部144の内部空間146の奥部には壁部144bが形成され、ターミナル150は壁部144bに形成された穴144cに差し込まれて、壁部144bにがたつきなく固定装着されている。内部空間146は凹所40に連通している。内部空間146の凹所40に臨む側の開口部146aはコネクタ装着口を構成している。ターミナル150の後端部のコネクタ接続部150aは開口部146a内に配置され、凹所40に露出して配置されている。開口部146aにはコネクタ152が着脱自在に差し込まれて装着され、これによりコネクタ152内の端子(図示せず)が、ターミナル150のコネクタ接続部150aに接続されて導通する。コネクタ152には車体側からミラーベース内およびミラーハウジング31内を通して敷設された給電用ケーブル154が接続されている。コネクタ152の外周にはゴム栓等のシール部材が嵌められており、内部空間146内は該シール部材でシールされて水密に封止され、外界から凹所40および内部空間146を介して足元ランプ142内に水が浸入するのが阻止される。内部空間146のミラーハウジング本体28の下面側の開口部146bからは光源(ウェッジバルブ)156が円筒状部144の軸と同軸に差し込まれて、ターミナル150に差し込んで装着される。これにより光源156のリード線(端子)はターミナル150と導通し、光源156は車体側から給電用ケーブル154、コネクタ152内の端子、ターミナル150を介して駆動電源が供給されて、足元ランプ光を点灯する。円筒状部144の外周面にはゴム製のOリング158が嵌めて装着される。
内部空間146に光源156を差し込んでターミナル150に接続し、かつ円筒状部144の外周面にOリング158を嵌めた状態で、ミラーハウジング本体28のランプ配置部143にはランプ筐体160が装着される。ランプ筐体160は、樹脂で不透明に(例えば不透明樹脂で)構成されたランプハウジング162と、ランプハウジング162の前面に配置される透明樹脂製の透明カバー164を重ね合わせて、相互の周縁部で溶着、接着等により接合し、内部に空洞166を形成した構造を有する。透明カバー164の表面はミラーハウジング本体28の下面の外形に合わせて湾曲して形成され、ミラーハウジング本体28の下面とほぼ連続した面(あるいはミラーハウジング本体28の下面よりもやや奥まった位置に配置された面)を形成している。ランプハウジング162の上端部には円筒状の開口部168が形成されている。開口部168は嵌合部を構成し、ミラーハウジング本体28の円筒状部144は被嵌合部を構成する。開口部168の内径は、円筒状部144の外径と実質的に同じに(円筒状部144が開口部168にがたつきなく嵌合する寸法に)形成されている。開口部168の開口端からやや離れた奥側の位置の内壁面168aは、光源156が挿通できる程度の内径にすぼめられている。光源156をターミナル150に装着し、円筒状部144の外周面にOリング158を嵌めた状態で、ランプ筐体160の開口部168に光源156を差し込んで進入させると、ミラーハウジング本体28の円筒状部144の外周面が開口部168の内周面を摺動して、円筒状部144は開口部168に嵌り込み、光源156がランプ筐体160の空洞166に収容された状態となる。
ランプハウジング162の上部外周面には、開口部168を挟んでミラーハウジング31の前後方向に対向する位置に爪による係合部170,172が突出形成されている。ミラーハウジング本体28には係合部170,172に爪係合する爪による被係合部174,176が形成されている。ランプ筐体160の開口部168にミラーハウジング本体28の円筒状部144を、円筒状部144の軸方向に摺動させて嵌めて、さらにOリング158の弾性力に抗してランプ筐体160を該摺動方向に押し込むと、係合部170,172と被係合部174,176がそれぞれ係合して、ランプ筐体160がミラーハウジング本体28に係止され装着された状態となる。このとき、Oリング158は、ミラーハウジング本体28の円筒状部144の基端部の全周に形成された壁部144aとランプ筐体160の開口部168の後端部周縁の全周に形成された端面168bとの突き合わせ面間に全周が押圧された状態に挟み込まれる。この押圧された(押し潰された)Oリング158の弾性力(押し潰された状態を元に戻そうとする復元力)により、円筒状部144と開口部168との間の隙間は封止され、外界から凹所40に入った水が、円筒状部144と開口部168との間を通ってランプ筐体160の空洞166へ浸入するのを阻止することができる。また、この押圧されたOリング158の弾性力(復元力)により、係合部170,172と被係合部174,176との係合状態はがたつきなく保持される。また、係合部170,172と被係合部174,176が係合した状態では、開口部168のすぼめられた内壁面168aが、光源156の膨出部の後部外周面を、近接した位置で包囲しているので、車両の振動により光源156がターミナル150に対して揺動しようとしても、光源156の膨出部の後部外周面と開口部168のすぼめられた内壁面168aとの当接により、該揺動が抑制される。これにより光源156がターミナル150から脱落するのが防止される。
被係合部174,176はミラーハウジング本体28に片持ち支持状に形成された可撓片178,180の先端部に形成されている。可撓片178,180の先端部には被係合部174,176に対し反対側の位置に、係合解除操作部としてレバー182,184が突出形成されている。ミラーハウジング本体28からハウジングカバー30を外し、鏡面角度調整アクチュエータ32からミラー34を外して、レバー182,184を工具または指で摘んで外方に引くことにより、可撓片178,180が弾性変形して撓み、係合部170,172と被係合部174,176との係合を解除して、ランプ筐体160をミラーハウジング本体28のランプ配置部143から下方に引き出して取り外すことができる。
ランプ筐体160をミラーハウジング本体28に装着し、ミラー34を鏡面角度調整アクチュエータ32に装着し、ハウジングカバー30をミラーハウジング本体28に被せて装着すると、ドアミラー24’が図3の組み立てられた状態となる。このドアミラー24’を車両に搭載して、運転者が車両の開錠操作または施錠操作をすると、光源156が点灯し、光源156から発した足元ランプ光が透明カバー164を透過して下方に向けて放射される。
以上の構造による足元ランプ付き車両用ドアミラー24’の光源156の交換は次の手順で行われる。
[1]鏡面角度調整アクチュエータ32からミラー34を外す。
[2]ミラーハウジング本体28からハウジングカバー30を外す。
[3]ミラーハウジング本体28の背面側の凹所41および前面側の凹所40に工具または指を差し入れてレバー182,184を摘んで外方に引いて、係合部170,172と被係合部174,176との係合を外す。係合部170,172と被係合部174,176の係合が外れると、Oリング158の復元力によりランプ筐体160は円筒状部144の軸に沿って下方に僅かに移動し、係合部170,172と被係合部174,176との係合が外れた状態が維持される。
[4]前面側の凹所40または背面側の凹所41からランプハウジング162に指を掛けてランプ筐体160を下方に押し下げる。これにより、円筒状部144と開口部168との嵌合が外れ、ランプ筐体160の下部はミラーハウジング本体28の下面から下方に突出した状態となる。そこで、ミラーハウジング本体28の下面側から、下方に突出しているランプ筐体160の下部を指で摘んで下方に引き下ろして、光源156を開口部168から空洞166の外に退出させながら、ランプ筐体160をミラーハウジング本体28から外す。
[5]ミラーハウジング本体28の下面側からランプ配置部143を構成する凹所に指を差し入れて、光源156を摘んで下方に引いてソケット部145のターミナル150から外す。
[6]新しい光源156をソケット部145のターミナル150に差し込んで装着する。
[7]ミラーハウジング本体28の下面側からランプ筐体160を、ランプ配置部143を構成する凹所に差し入れて、光源156をランプ筐体160の開口部168から進入させながら、ランプ筐体160を円筒状部144の軸に沿って上方に押し込む。これにより、円筒状部144が開口部168に嵌合し、開口部168の内周面が円筒状部144の外周面を該押し込み方向へ摺動して、ミラーハウジング本体28に対するランプ筐体160の装着が案内される。ランプ筐体160をそのまま円筒状部144の軸に沿って上方に押し込むと、Oリング158がミラーハウジング本体28の壁部144aとランプ筐体160の開口部168の後端部周縁の端面168bとの間に当接して挟み込まれた状態となる。この状態からランプ筐体160をOリング158の弾性力に抗して円筒状部144の軸に沿って上方にさらに押し込むと、係合部170,172が被係合部174,176にカチッと嵌り込み、ランプ筐体160がミラーハウジング本体28に係止され装着される。このとき、Oリング158は全周がミラーハウジング本体28の壁部144aとランプ筐体160の開口部168の後端部周縁の端面168bとの間に押圧された状態に挟み込まれ、円筒状部144と開口部168との間が水密に封止される。また、押圧されたOリング158の弾性力により、係合部170,172と被係合部174,176との係合状態はがたつきなく保持される。
[8]ミラーハウジング本体28にハウジングカバー30を被せて装着する。
[9]鏡面角度調整アクチュエータ32にミラー34を装着する。
以上の交換手順によれば、ソケット部145のターミナル150はミラーハウジング本体28に装着されたままでよく、ミラーハウジング本体28から引き出す必要がないので、給電用ケーブル154は短尺でよく、ミラーハウジング31内に給電用ケーブル154を折り畳んで収容するための広い空間は必要ない。また、ソケット部145のターミナル150はミラーハウジング本体28に装着されたままでよいので、図4の従来構造のようにターミナルを装着したソケット16をエンクロージャー14から引き抜く操作は不要である。
[1]鏡面角度調整アクチュエータ32からミラー34を外す。
[2]ミラーハウジング本体28からハウジングカバー30を外す。
[3]ミラーハウジング本体28の背面側の凹所41および前面側の凹所40に工具または指を差し入れてレバー182,184を摘んで外方に引いて、係合部170,172と被係合部174,176との係合を外す。係合部170,172と被係合部174,176の係合が外れると、Oリング158の復元力によりランプ筐体160は円筒状部144の軸に沿って下方に僅かに移動し、係合部170,172と被係合部174,176との係合が外れた状態が維持される。
[4]前面側の凹所40または背面側の凹所41からランプハウジング162に指を掛けてランプ筐体160を下方に押し下げる。これにより、円筒状部144と開口部168との嵌合が外れ、ランプ筐体160の下部はミラーハウジング本体28の下面から下方に突出した状態となる。そこで、ミラーハウジング本体28の下面側から、下方に突出しているランプ筐体160の下部を指で摘んで下方に引き下ろして、光源156を開口部168から空洞166の外に退出させながら、ランプ筐体160をミラーハウジング本体28から外す。
[5]ミラーハウジング本体28の下面側からランプ配置部143を構成する凹所に指を差し入れて、光源156を摘んで下方に引いてソケット部145のターミナル150から外す。
[6]新しい光源156をソケット部145のターミナル150に差し込んで装着する。
[7]ミラーハウジング本体28の下面側からランプ筐体160を、ランプ配置部143を構成する凹所に差し入れて、光源156をランプ筐体160の開口部168から進入させながら、ランプ筐体160を円筒状部144の軸に沿って上方に押し込む。これにより、円筒状部144が開口部168に嵌合し、開口部168の内周面が円筒状部144の外周面を該押し込み方向へ摺動して、ミラーハウジング本体28に対するランプ筐体160の装着が案内される。ランプ筐体160をそのまま円筒状部144の軸に沿って上方に押し込むと、Oリング158がミラーハウジング本体28の壁部144aとランプ筐体160の開口部168の後端部周縁の端面168bとの間に当接して挟み込まれた状態となる。この状態からランプ筐体160をOリング158の弾性力に抗して円筒状部144の軸に沿って上方にさらに押し込むと、係合部170,172が被係合部174,176にカチッと嵌り込み、ランプ筐体160がミラーハウジング本体28に係止され装着される。このとき、Oリング158は全周がミラーハウジング本体28の壁部144aとランプ筐体160の開口部168の後端部周縁の端面168bとの間に押圧された状態に挟み込まれ、円筒状部144と開口部168との間が水密に封止される。また、押圧されたOリング158の弾性力により、係合部170,172と被係合部174,176との係合状態はがたつきなく保持される。
[8]ミラーハウジング本体28にハウジングカバー30を被せて装着する。
[9]鏡面角度調整アクチュエータ32にミラー34を装着する。
以上の交換手順によれば、ソケット部145のターミナル150はミラーハウジング本体28に装着されたままでよく、ミラーハウジング本体28から引き出す必要がないので、給電用ケーブル154は短尺でよく、ミラーハウジング31内に給電用ケーブル154を折り畳んで収容するための広い空間は必要ない。また、ソケット部145のターミナル150はミラーハウジング本体28に装着されたままでよいので、図4の従来構造のようにターミナルを装着したソケット16をエンクロージャー14から引き抜く操作は不要である。
《変形例》
前記実施の形態1では係合部70,72と被係合部74,76の係合だけでサイドターンランプ42をミラーハウジング31に固定装着するようにしたが、別途追加的にねじ止めでサイドターンランプ42をミラーハウジング31に固定することにより、ミラーハウジング31に対するサイドターンランプ42の固定装着を強化することもできる。また、係合部70,72と被係合部74,76をなくして、ねじ止めのみによりサイドターンランプ42をミラーハウジング31に装着することもできる。
同様に、前記実施の形態2では係合部170,172と被係合部174,176の係合だけで足元ランプ142をミラーハウジング31に固定装着するようにしたが、別途追加的にねじ止めで足元ランプ142をミラーハウジング31に固定することにより、ミラーハウジング31に対する足元ランプ142の固定装着を強化することもできる。また、係合部170,172と被係合部174,176をなくして、ねじ止めのみにより足元ランプ142をミラーハウジング31に装着することもできる。
前記実施の形態1では係合部70,72と被係合部74,76の係合だけでサイドターンランプ42をミラーハウジング31に固定装着するようにしたが、別途追加的にねじ止めでサイドターンランプ42をミラーハウジング31に固定することにより、ミラーハウジング31に対するサイドターンランプ42の固定装着を強化することもできる。また、係合部70,72と被係合部74,76をなくして、ねじ止めのみによりサイドターンランプ42をミラーハウジング31に装着することもできる。
同様に、前記実施の形態2では係合部170,172と被係合部174,176の係合だけで足元ランプ142をミラーハウジング31に固定装着するようにしたが、別途追加的にねじ止めで足元ランプ142をミラーハウジング31に固定することにより、ミラーハウジング31に対する足元ランプ142の固定装着を強化することもできる。また、係合部170,172と被係合部174,176をなくして、ねじ止めのみにより足元ランプ142をミラーハウジング31に装着することもできる。
前記実施の形態1では係合解除操作部をレバー82,84で構成したが、可撓片78,80に直接工具等を掛けて可撓片78,80を撓ませることができれば、レバー82,84をなくすこともできる。この場合は、可撓片78,80の工具を掛ける箇所が係合解除操作部を構成することになる。また、前記実施の形態1では可撓片78,80をミラーハウジング31側に形成して、該可撓片78,80に被係合部74,76を形成したが、これに代えて、2片の可撓片をランプ筐体60側に形成して、該2片の可撓片に係合部70,72を形成することもできる。この場合、係合解除操作はランプ筐体60側の2片の可撓片を工具等で撓ませることにより行うことができる。
同様に、前記実施の形態2では係合解除操作部をレバー182,184で構成したが、可撓片178,180に直接工具等を掛けて可撓片178,180を撓ませることができれば、レバー182,184をなくすこともできる。この場合は、可撓片178,180の工具を掛ける箇所が係合解除操作部を構成することになる。また、同様に、前記実施の形態2では可撓片178,180をミラーハウジング31側に形成して、該可撓片178,180に被係合部174,176を形成したが、これに代えて、2片の可撓片をランプ筐体160側に形成して、該2片の可撓片に係合部170,172を形成することもできる。この場合、係合解除操作はランプ筐体160側の2片の可撓片を工具等で撓ませることにより行うことができる。
同様に、前記実施の形態2では係合解除操作部をレバー182,184で構成したが、可撓片178,180に直接工具等を掛けて可撓片178,180を撓ませることができれば、レバー182,184をなくすこともできる。この場合は、可撓片178,180の工具を掛ける箇所が係合解除操作部を構成することになる。また、同様に、前記実施の形態2では可撓片178,180をミラーハウジング31側に形成して、該可撓片178,180に被係合部174,176を形成したが、これに代えて、2片の可撓片をランプ筐体160側に形成して、該2片の可撓片に係合部170,172を形成することもできる。この場合、係合解除操作はランプ筐体160側の2片の可撓片を工具等で撓ませることにより行うことができる。
前記実施の形態1では、係合部70,72と被係合部74,76の爪係合機構をいずれも爪で構成したが、係合部70,72と被係合部74,76の一方を爪で構成し、他方を該爪に係合する凹所または穴で構成することもできる。また、係合部と被係合部を爪係合機構以外の係合機構で構成することもできる。
同様に、前記実施の形態2では、係合部170,172と被係合部174,176の爪係合機構をいずれも爪で構成したが、係合部170,172と被係合部174,176の一方を爪で構成し、他方を該爪に係合する凹所または穴で構成することもできる。また、係合部と被係合部を爪係合機構以外の係合機構で構成することもできる。
同様に、前記実施の形態2では、係合部170,172と被係合部174,176の爪係合機構をいずれも爪で構成したが、係合部170,172と被係合部174,176の一方を爪で構成し、他方を該爪に係合する凹所または穴で構成することもできる。また、係合部と被係合部を爪係合機構以外の係合機構で構成することもできる。
前記実施の形態1ではランプ筐体60の嵌合部(開口部68)を構成する部分がミラーハウジング28の被嵌合部を構成する部分(円筒状部44)の外周に被さるように構成したが、これとは逆にミラーハウジング28の被嵌合部を構成する部分がランプ筐体60の嵌合部を構成する部分(円筒状部)の外周に被さるように構成することもできる。この場合、ランプ筐体60の嵌合部を構成する部分(円筒状部)の外周にOリングを嵌めることができる。また、環状の被嵌合部は、円筒状以外の環状(例えば角筒状)に構成することもできる。また、前記実施の形態1では開口部68で嵌合部を形成したが、開口部68よりも外周位置に、開口部68とは別に嵌合部を形成することもできる。また、前記実施の形態1ではターミナル50を内部空間46に収容する円筒状部44で被嵌合部を形成したが、ターミナル50を内部空間に収容する構造とは別に被嵌合部を形成することもできる。
同様に、前記実施の形態2ではランプ筐体160の嵌合部(開口部168)を構成する部分がミラーハウジング28の被嵌合部を構成する部分(円筒状部144)の外周に被さるように構成したが、これとは逆にミラーハウジング28の被嵌合部を構成する部分がランプ筐体160の嵌合部を構成する部分(円筒状部)の外周に被さるように構成することもできる。この場合、ランプ筐体160の嵌合部を構成する部分(円筒状部)の外周にOリングを嵌めることができる。また、環状の被嵌合部は、円筒状以外の環状(例えば角筒状)に構成することもできる。また、前記実施の形態2では開口部168で嵌合部を形成したが、開口部168よりも外周位置に、開口部168とは別に嵌合部を形成することもできる。また、前記実施の形態2ではターミナル150を内部空間146に収容する円筒状部144で被嵌合部を形成したが、ターミナル150を内部空間に収容する構造とは別に被嵌合部を形成することもできる。
同様に、前記実施の形態2ではランプ筐体160の嵌合部(開口部168)を構成する部分がミラーハウジング28の被嵌合部を構成する部分(円筒状部144)の外周に被さるように構成したが、これとは逆にミラーハウジング28の被嵌合部を構成する部分がランプ筐体160の嵌合部を構成する部分(円筒状部)の外周に被さるように構成することもできる。この場合、ランプ筐体160の嵌合部を構成する部分(円筒状部)の外周にOリングを嵌めることができる。また、環状の被嵌合部は、円筒状以外の環状(例えば角筒状)に構成することもできる。また、前記実施の形態2では開口部168で嵌合部を形成したが、開口部168よりも外周位置に、開口部168とは別に嵌合部を形成することもできる。また、前記実施の形態2ではターミナル150を内部空間146に収容する円筒状部144で被嵌合部を形成したが、ターミナル150を内部空間に収容する構造とは別に被嵌合部を形成することもできる。
前記実施の形態1ではランプ筐体60をミラーハウジング31に対し着脱する際のランプ筐体60とミラーハウジング31の相対移動方向を、鏡面角度が0度のときのミラー34の面に沿った水平方向(ミラー回動部26が復帰位置にあるときの車両左右方向)に設定したが、これに限らず例えば、鏡面角度が0度のときのミラー34の面に直交する方向(ミラー回動部26が復帰位置にあるときの車両前後方向)に該相対移動方向を設定することもできる。
前記実施の形態1ではランプ筐体60をランプハウジング62と透明カバー64の接合体で構成したが、ランプ筐体の全体を透明樹脂による一体成形品で構成することもできる。この場合、ランプ筐体の裏面(ランプハウジングの裏面に相当する面)に不透明塗料の塗装、金属メッキ等を施して該裏面を不透明にすることにより、ランプ筐体を透過してミラーハウジングの素材面が視認できないようにすることができる。
同様に、前記実施の形態2ではランプ筐体160をランプハウジング162と透明カバー164の接合体で構成したが、ランプ筐体の全体を透明樹脂による一体成形品で構成することもできる。この場合、ランプ筐体の裏面(ランプハウジングの裏面に相当する面)に不透明塗料の塗装、金属メッキ等を施して該裏面を不透明にすることにより、ランプ筐体を透過してミラーハウジングの内部が視認できないようにすることができる。
同様に、前記実施の形態2ではランプ筐体160をランプハウジング162と透明カバー164の接合体で構成したが、ランプ筐体の全体を透明樹脂による一体成形品で構成することもできる。この場合、ランプ筐体の裏面(ランプハウジングの裏面に相当する面)に不透明塗料の塗装、金属メッキ等を施して該裏面を不透明にすることにより、ランプ筐体を透過してミラーハウジングの内部が視認できないようにすることができる。
また、前記実施の形態1,2ではシール部材をOリング58,158で構成したが、この発明のシール部材はOリング以外で構成することもできる。また、前記実施の形態1,2では光源をバルブ(白熱電球)で構成したが、この発明の光源はLED等で構成することもできる。また、前記実施の形態1,2ではこの発明をミラーハウジング31がミラーハウジング本体28とハウジングカバー30の2ピース構造のドアミラーに適用した場合について説明したが、この発明はミラーハウジングが1ピース構造のドアミラーにも適用することができる。また、前記実施の形態1,2ではこの発明をドアミラーに適用した場合について説明したが、この発明はドアミラー以外の車両用アウターミラーにも適用することができる。また、この発明はターンランプ、足元灯以外の、ランプが装着された自動車用アウターミラーにも適用することができる。
24,24’…ドアミラー、28…ミラーハウジング本体、30…ハウジングカバー、31…ミラーハウジング、34…ミラー、42…サイドターンランプ、43…ランプ配置部、44…円筒状部(被嵌合部)、45…ソケット部、46…円筒状部(被嵌合部)の内部空間、50…ターミナル、50a…ターミナルのコネクタ接続部、52…コネクタ、54…給電用ケーブル、56…バルブ(光源)、58…Oリング(シール部材)、60…ランプ筐体、62…ランプハウジング、64…透明カバー(光透過性の面領域)、66…ランプ筐体の空洞、68…ランプ筐体の開口部(嵌合部)、68a…開口部の内壁面、70,72…爪(係合部、爪係合機構)、74,76…爪(被係合部、爪係合機構)、78,80…可撓片、82,84…レバー(係合解除操作部)、142…足元ランプ、143…ランプ配置部、144…円筒状部(被嵌合部)、145…ソケット部、146…円筒状部(被嵌合部)の内部空間、150…ターミナル、150a…ターミナルのコネクタ接続部、152…コネクタ、154…給電用ケーブル、156…バルブ(光源)、158…Oリング(シール部材)、160…ランプ筐体、162…ランプハウジング、164…透明カバー(光透過性の面領域)、166…ランプ筐体の空洞、168…ランプ筐体の開口部(嵌合部)、168a…開口部の内壁面、170,172…爪(係合部、爪係合機構)、174,176…爪(被係合部、爪係合機構)、178,180…可撓片、182,184…レバー(係合解除操作部)
Claims (12)
- ミラーを収容して車体に搭載されるミラーハウジングと、
前記ミラーハウジングの所定のランプ配置部に配置された、ターミナルを備えたソケット部と、
前記ソケット部に着脱自在に装着され、前記車体側から前記ターミナルを介して駆動電源が供給される光源と、
少なくとも一部の面領域が光透過性に構成され、空洞と該空洞に連通する開口部を有し、前記ランプ配置部に配置された前記ソケット部に装着された前記光源を前記開口部から進入させて前記空洞に収容した状態で、前記ミラーハウジングに着脱自在に装着され、前記光源から発せられる光を前記光透過性の面領域を透過して外界に向けて放射するランプ筐体と、
前記ランプ筐体を前記ミラーハウジングに装着した状態で該ミラーハウジングと該ランプ筐体との間に挟み込まれて、外界から水が前記開口部を経て前記空洞へ浸入するのを阻止するシール部材とを有し、
前記光源を前記ランプ配置部に配置された前記ソケット部に装着したまま、該光源を前記開口部から前記空洞の外に退出させながら、前記ランプ筐体を前記ミラーハウジングから取り外すことができるランプ付き車両用ミラー。 - 前記ランプ筐体が係合部を有し、
前記ミラーハウジングが前記係合部が係合する被係合部を有し、
前記係合部と前記被係合部とが係合して、前記シール部材が前記ランプ筐体と前記ミラーハウジングとの間に挟み込まれた状態で前記ランプ筐体が前記ミラーハウジングに係止される
請求項1に記載のランプ付き車両用ミラー。 - 前記ランプ配置部に配置された前記ソケット部に装着された前記光源を前記開口部から進入させて前記空洞に収容させる一軸方向の前記ランプ筐体と前記ミラーハウジングの相対移動により前記係合部と前記被係合部とが係合する請求項2に記載のランプ付き車両用ミラー。
- 前記ミラーハウジングの内部に、前記係合部と前記被係合部との係合を外す操作を行う係合解除操作部が配置されている請求項2または3に記載のランプ付き車両用ミラー。
- 前記係合部および前記被係合部が爪係合機構を構成し、
前記係合部または前記被係合部が前記ランプ筐体または前記ミラーハウジングに片持ち支持状に形成された可撓片に形成され、
前記係合解除操作部が前記可撓片を弾性変形させて前記係合部と前記被係合部との係合を外す操作を行う部位として該可撓片に形成されている請求項4に記載のランプ付き車両用ミラー。 - 前記ランプ配置部に配置された前記ソケット部に装着された前記光源を前記開口部から進入させて前記空洞に収容させる方向に前記ランプ筐体と前記ミラーハウジングを相対移動させる際に、該相対移動方向に摺動自在にかつ該相対移動方向に直交する方向の移動および該相対移動方向に対する傾動を規制して互いに嵌合する、前記ランプ筐体に形成された嵌合部および前記ミラーハウジングに形成された被嵌合部を有する請求項1から5のいずれか1つに記載のランプ付き車両用ミラー。
- 前記ランプ配置部に配置された前記ソケット部に装着された前記光源を前記開口部から進入させて前記空洞に収容させる方向に前記ランプ筐体と前記ミラーハウジングを相対移動させる際に、該相対移動方向に摺動自在にかつ該相対移動方向に直交する方向の移動および該相対移動方向に対する傾動を規制して互いに嵌合する、前記ランプ筐体に形成された嵌合部および前記ミラーハウジングに形成された被嵌合部を有し、
前記嵌合部と前記被嵌合部を嵌合させて前記相対移動方向に摺動させることにより、前記係合部と前記被係合部とが係合して前記ランプ筐体が前記ミラーハウジングに係止される請求項2から5のいずれか1つに記載のランプ付き車両用ミラー。 - 前記ランプ筐体の前記嵌合部と前記ミラーハウジングの前記被嵌合部が、前記光源を包囲する位置で、前記相対移動方向を軸方向とする同軸の環状に形成されている請求項6または7に記載のランプ付き車両用ミラー。
- 前記環状の被嵌合部が内部空間を有し、
該内部空間には前記ターミナルが収容され、
前記ターミナルのコネクタ接続部は前記ミラーハウジングの内部に配置され、
該コネクタ接続部には前記ミラーハウジングの内部から、給電用ケーブルに接続されたコネクタが連結される
請求項8に記載のランプ付き車両用ミラー。 - 前記シール部材が、前記嵌合部または前記被嵌合部の外周面に嵌められた環状の弾性部材で構成されている請求項8または9に記載のランプ付き車両用ミラー。
- 前記ランプ筐体を前記ミラーハウジングに装着した状態で、前記開口部の内壁面が、前記光源の揺動を、該光源の外周面に当接して抑制できる位置に形成されている請求項1から10のいずれか1つに記載のランプ付き車両用ミラー。
- 前記ランプがサイドターンランプまたは足元ランプである請求項1から11のいずれか1つに記載のランプ付き車両用ミラー。
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JP2013156500A JP2015024775A (ja) | 2013-07-29 | 2013-07-29 | ランプ付き車両用ミラー |
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JP2013156500A JP2015024775A (ja) | 2013-07-29 | 2013-07-29 | ランプ付き車両用ミラー |
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2013
- 2013-07-29 JP JP2013156500A patent/JP2015024775A/ja active Pending
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