JP2015024754A - 電子制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】異常により電源を自己保持できず、温度推定処理が中断されても、電動モータ等の過熱による故障を防止する。【解決手段】温度推定部8がサーミスタ5の計測値に基づいて推定した電動モータ20の推定温度と、閾値記憶部9に記憶された過熱保護温度閾値とを比較して、電動モータ20を制御するための制御出力を制限する。IGスイッチ18のオフ時に、電源自己保持部2により電源を自己保持し、その後サーミスタ5の計測値と温度推定部8の推定温度とに基づく所定の条件を満足した場合に、正常終了記憶部11に正常終了した旨を書き込み、電源自己保持部2による電源の自己保持を停止する。IGスイッチ18のオン時に、正常終了記憶部11に正常終了した旨が記憶されていれば、過熱保護温度閾値として正常時閾値を閾値記憶部9に上書きし、正常終了記憶部11に正常終了した旨が記憶されていなければ、異常時閾値を閾値記憶部9に上書きする。【選択図】図1

Description

本発明は、温度推定対象の近辺に設けられた温度計測部の測定値に基づいて、温度推定対象の温度を推定し、電源スイッチのオフ後も、電源を自己保持して、温度推定対象の温度の推定を継続する電子制御装置に関するものである。
たとえば、自動車の操舵系に電動モータにより操舵補助力を付与する電動パワーステアリング用の電子制御装置には、特許文献1〜4に開示されているように、対象物の温度を直接計測できない場合に、対象物の近辺に設置した温度計測部の計測値に基づいて、対象物の温度を推定するものがある。この種の電子制御装置では、電源スイッチのオン時に、推定温度に基づいて電動モータの過熱保護制御が行われるが、電源スイッチのオフ後や異常停止後にも、電動モータを過熱から保護するため、種々の対策が講じられている。
特許文献1の電子制御装置は、電源を自己保持する電源自己保持手段と、電動機に流れる電流値より電動機の温度を推定し、該推定温度に基づいて、電動モータの電流制限値を決めるCPUとを備えている。そして、電動機への電源供給遮断後に、CPUが電動機の推定温度に基づいて自己保持時間を演算し、該自己保持時間が経過するまでの間は、電源自己保持手段が電源を自己保持し、CPUが温度推定処理などを継続する。
特許文献2の電子制御装置は、キースイッチによる電源投入後に自己の電源停止を制御できる電源自己保持手段と、電動モータの温度を推定し、該推定温度に基づいて電動モータの温度制御を行う温度推定手段とを備えている。そして、キースイッチにより電源停止信号が入力されても、推定温度が所定値以下にならない間は、電源自己保持手段が電源を自己保持し、温度推定手段が温度推定処理を継続する。
特許文献3の電子制御装置は、温度センサの検出値に基づいて電動モータや発熱体の温度を推定する温度推定手段と、EEPROMとを備えている。そして、エンストしてエンジンが停止する時に、EEPROMに温度推定手段の推定温度を記録し、その後ハンドル操作が再開された際に、温度センサの検出温度とEEPROMに記録された推定温度のうち、高温の方を温度推定手段が温度推定を行うための初期値とする。
特許文献4の電子制御装置は、特許文献2のような電源自己保持手段と温度推定手段とに加えて、温度推定状態記憶手段と初期値設定手段とを備えている。温度推定状態記憶手段は、温度推定手段が停止する前に、温度推定処理の状態を示す所定のデータを記憶部に記憶する。初期値設定手段は、再びイグニションスイッチがオンされて、温度推定手段が作動した際に、記憶部の所定のデータに基づいて温度推定値の初期値を設定する。
特開平6−247324号公報 特開2002−362393号公報 特開2005−263010号公報 再表2008/153162号公報
上記特許文献1および2の電子制御装置では、電源スイッチのオフ後に、電源を自己保持して、温度推定処理を継続している。しかし、そのとき、たとえばバッテリの取り外しや電源ラインの断線などのような、何らの異常が発生して、電子制御装置の電源の自己保持ができなくなると、温度推定処理が中断されてしまう。そして、その短時間後に電源スイッチがオンされると、過熱保護制御が適切に行えず、過熱保護対象(電動モータ)が過熱により故障するおそれがある。これに対して、上記特許文献3および4では、電源スイッチがオンされた後、前回の停止前の温度推定情報に基づいて、温度推定初期値を設定している。
本発明の課題は、異常により電源の自己保持ができなくなって、温度推定処理が中断されても、過熱保護対象が過熱により故障するのを防止することが可能な電子制御装置を提供することである。
本発明による電子制御装置は、所定の入力情報に基づいて、制御対象を制御する制御部と、温度推定対象の近辺に設置された温度計測部と、温度計測部の計測値に基づいて、温度推定検出対象の温度を推定する温度推定部と、過熱保護温度閾値を記憶する閾値記憶部と、温度推定部の推定温度と閾値記憶部に記憶された過熱保護温度閾値とを比較した結果に基づいて、制御部が制御対象を制御するための制御出力を制限する出力制限部と、電源スイッチのオフ後に電源を自己保持する電源自己保持部と、正常終了した旨を記憶する正常終了記憶部と、正常終了した旨を正常終了記憶部に書き込む正常終了書込部と、温度計測部の計測値と温度推定部の推定温度とに基づいて設定された所定の条件を満足したか否かを判定する条件判定部と、正常終了記憶部に正常終了した旨が記憶されているか否かを確認する正常終了確認部と、過熱保護温度閾値として、正常時閾値または該正常時閾値より厳しく過熱状態を検出するような異常時閾値を閾値記憶部に書き込む閾値書込部とを備える。そして、電源スイッチのオフ後に、条件判定部が所定の条件を満足したと判定した場合に、正常終了書込部が正常終了記憶部に正常終了した旨を書き込み、電源自己保持部が電源の自己保持を停止する。また、電源スイッチのオン時に、正常終了確認部が正常終了記憶部に正常終了した旨が記憶されていることを確認した場合に、閾値書込部が正常時閾値を閾値記憶部に上書きし、正常終了確認部が正常終了記憶部に正常終了した旨が記憶されていないことを確認した場合に、閾値書込部が異常時閾値を閾値記憶部に上書きする。
上記によると、異常の発生により、電源の自己保持ができなくなって、温度推定処理が中断されても、その後の電源スイッチのオン時に、正常終了記憶部に正常終了した旨が記憶されていないので、過熱保護温度閾値として異常時閾値が閾値記憶部に記憶される。このため、温度推定部の推定温度と異常時閾値とを比較した結果に基づいて、制御部が制御対象を制御するための制御出力が厳しく制限され、過熱保護対象が過熱により故障するのを防止することが可能となる。
また、本発明では、上記電子制御装置において、閾値書込部は、閾値記憶部に異常時閾値を上書きしてから所定時間が経過すると、閾値記憶部に正常時閾値を上書きしてもよい。
また、本発明では、上記電子制御装置において、温度計測部の計測値と温度推定部の推定温度との差に基づいて、電源自己保持部が電源を自己保持する自己保持時間を設定する自己保持時間設定部をさらに備え、条件判定部は、所定の条件として、電源スイッチがオフでかつ電源自己保持部が電源を自己保持した状態で自己保持時間が経過したか否かを判定してもよい。
また、本発明では、上記電子制御装置において、条件判定部は、所定の条件として、温度計測部の計測値と温度推定部の推定温度との差が所定値未満になったか否かを判定してもよい。
さらに、本発明では、上記電子制御装置は、車両に搭載される電動パワーステアリング制御装置であってもよい。この場合、制御対象と温度推定対象は、操舵補助力を発するために電動パワーステアリング制御装置により駆動を制御される電動モータから成り、電源スイッチは、車両のイグニションスイッチから成る。
本発明によれば、異常により電源の自己保持ができなくなって、温度推定処理が中断されても、対象物が過熱により故障するのを防止することが可能な電子制御装置を提供することができる。
本発明の実施形態による電子制御装置のブロック図である。 図1の電子制御装置の動作を示したフローチャートである。 図1の電子制御装置の動作を示したフローチャートである。 図2Aのアシスト制御処理の詳細を示したフローチャートである。 図2Bの自己保持時間設定処理の詳細を示したフローチャートである。 図1の電子制御装置の正常時のタイムチャートである。 図1の電子制御装置の異常時のタイムチャートである。 他の実施形態による電子制御装置の動作を示したフローチャートである。
以下、本発明の実施形態につき、図面を参照しながら説明する。各図において、同一の部分または対応する部分には、同一符号を付してある。
まず、本実施形態の電子制御装置100の構成を、図1を参照しながら説明する。
図1は、電子制御装置100のブロック図である。電子制御装置100は、自動車の電動パワーステアリングシステム200で使用されるECU(電動パワーステアリング制御装置)から成る。電子制御装置100は、バッテリ30の電力により電動モータ20を駆動して、自動車の操舵系に操舵補助力を付与する。
電子制御装置100には、マイコン(マイクロコンピュータ)1、電源自己保持部2、モータ駆動部3、電流検出部4、およびサーミスタ5が備わっている。マイコン1には、モータ制御部6、出力制限部7、温度推定部8、閾値記憶部9、自己保持時間設定部10、正常終了記憶部11、正常終了書込部12、条件判定部13、正常終了確認部14、閾値書込部15、閾値確認部16、および時間計測部17が備わっている。
電子制御装置100には、バッテリ30からIG(イグニション)スイッチ18を介して、電力が供給される。モータ駆動部3には、IGスイッチ18と別経路で、バッテリ30から電力が供給される。
モータ制御部6には、図示しないトルクセンサからステアリングの操舵トルクが入力されるとともに、図示しない車速センサから車速が入力される。モータ制御部6は、入力された操舵トルクと車速に基づいて、電動モータ20を制御するための電流指令値(制御出力)を設定する。
モータ駆動部3は、モータ制御部6から出力制限部7を介して入力される電流指令値に基づいて、電動モータ20に電流を流して、電動モータ20を駆動する。電流検出部4は、電動モータ20に流れる電流値を検出して、モータ制御部6に出力する。モータ制御部6は、電動モータ20に流れる電流値に基づいて、モータ駆動部3を介して電動モータ20をフィードバック制御する。
モータ制御部6は、本発明の「制御部」の一例である。電動モータ20は、本発明の「制御対象」の一例である。
サーミスタ5は、電動モータ20の近辺に設置されている。温度推定部8は、サーミスタ5の計測値(温度)に基づいて、電動モータ20の温度を推定する。サーミスタ5は、本発明の「温度計測部」の一例である。電動モータ20は、本発明の「温度推定対象」の一例である。
閾値記憶部9は、不揮発性のメモリから成る。閾値記憶部9には、電動モータ20を過熱から保護するために該過熱状態を検出する過熱保護温度閾値が記憶される。閾値書込部15は、過熱保護温度閾値として、正常時閾値、または該正常時閾値より厳しく過熱状態を検出するような異常時閾値を閾値記憶部9に書き込む。
出力制限部7は、温度推定部8の推定温度と閾値記憶部9に記憶された過熱保護温度閾値とを比較した結果に基づいて、モータ制御部6が電動モータ20を制御するための電流指令値を制限する。電動モータ20は、過熱保護対象でもある。
電源自己保持部2には、IGスイッチ18とは別経路で、バッテリ30から電力が供給される。IGスイッチ18のオフ後に、電源自己保持部2は、電子制御装置100の電源を自己保持する。IGスイッチ18は、本発明の「電源スイッチ」の一例である。
IGスイッチ18のオフ後、電源自己保持部2により電源が自己保持されている間は、サーミスタ5と温度推定部8により、電動モータ20の温度推定処理が継続される。
モータ制御部6、出力制限部7、モータ駆動部3、電流検出部4、および電動モータ20による、操舵補助力を発生するためのアシスト制御処理は、IGスイッチ18のオン中に行われ、IGスイッチ18のオフ中は行われない。
自己保持時間設定部10は、サーミスタ5の計測値と温度推定部8の推定温度とに基づいて、IGスイッチ18のオフ後に、電源自己保持部2により電源を自己保持する自己保持時間を設定する。
正常終了記憶部11は、不揮発性のメモリから成る。正常終了記憶部11には、正常終了フラグ11aの領域が設けられている。正常終了書込部12は、後述するように、正常終了フラグ11aをオンすることで、正常終了した旨を正常終了記憶部11に書き込む。
条件判定部13は、後述するように、サーミスタ5の計測値と温度推定部8の推定温度とに基づいて設定された所定の条件を満足したか否かを判定する。条件判定部13が所定の条件を満足したと判定した場合、正常終了書込部12が正常終了フラグ11aをオンし、電源自己保持部2が電源の自己保持を停止する。
正常終了確認部14は、IGスイッチ18のオン時に、正常終了記憶部11に正常終了した旨が記憶されているか否か、すなわち正常終了フラグ11aがオンか否かを確認する。
正常終了確認部14が正常終了記憶部11に正常終了した旨が記憶されていることを確認した場合は、閾値書込部15が正常時閾値を閾値記憶部9に上書きする。また、正常終了確認部14が正常終了記憶部11に正常終了した旨が記憶されていないことを確認した場合は、閾値書込部15が異常時閾値を閾値記憶部9に上書きする。
閾値確認部16は、閾値記憶部9に記憶された過熱保護温度閾値を確認する。時間計測部17は、後述する所定の時間を計測する。
次に、電子制御装置100の動作を、図2A〜図6を参照しながら説明する。
図2Aおよび図2Bは、電子制御装置100の動作を示したフローチャートである。図3は、図2AのステップS15のアシスト制御処理の詳細を示したフローチャートである。図4は、図2BのステップS18の自己保持時間設定処理の詳細を示したフローチャートである。図5は、電子制御装置100の正常時のタイムチャートである。図6は、電子制御装置100の異常時のタイムチャートである。
図2A〜図4の各処理は、図1のマイコン1が各部を制御することにより実行される。
まず、IGスイッチ18がオンされると(図2AのステップS1、図5および図6のT1)、電子制御装置100の各部の初期処理が行われる(図2AのステップS2)。この初期処理には、IGスイッチ18を経由した電源のリセットが含まれる(図5および図6参照)。各部の初期処理が完了すると、電源自己保持部2が電源の自己保持をオン(開始)する(図2AのステップS3、図5および図6のT2)。
次に、正常終了確認部14が正常終了記憶部11を参照して、正常終了フラグ11aがオンか否かを確認する(図2AのステップS4)。ここで、正常終了フラグ11aがオンであれば(図2AのステップS4:YES)、閾値書込部15が過熱保護温度閾値として正常時閾値を閾値記憶部9に上書きする(図2AのステップS5)。
次に、正常終了書込部12が正常終了記憶部11の正常終了フラグ11aをオフに書き換える(図2AのステップS8、図5および図6のT3)。そして、温度推定部8がサーミスタ5の計測値に基づいて、電動モータ20の温度を推定する(図2AのステップS9の温度推定処理、図5および図6のT4)。このとき、温度推定初期値は、サーミスタ5の計測値に所定値を加算した値とする。
次に、閾値確認部16が過熱保護温度閾値として正常時閾値が閾値記憶部9に記憶されていることを確認すると(図2AのステップS10:YES)、その状態が保持される(図5および図6のT5)。
そして、IGスイッチ18がオンされたままであれば(図2AのステップS14:NO)、モータ制御部6などによりアシスト制御処理が行われる(ステップS15)。
詳しくは、図3に示すように、マイコン1にステアリングの操舵トルクと車速が入力されると(ステップS31:YES)、モータ制御部6が操舵トルクと車速に基づいて電動モータ20の電流指令値を設定する(ステップS32)。次に、出力制限部7が、温度推定部8で推定された推定温度と、閾値記憶部9に記憶された過熱保護温度閾値(この場合、正常時閾値)とを比較し(ステップS33)、該比較結果に基づいて電動モータ20の電流指令値を制限する(ステップS34)。ここでは、たとえば、推定温度と過熱保護温度閾値の差に基づいて、電動モータ20の電流指令値を減少させるようにする。
そして、制限された電流指令値に基づいて、モータ駆動部3が電動モータ20を駆動する(ステップS35)。これにより、自動車の操舵系に操舵補助力が付与され、運転手が小さな力でステアリングを操作できるようになる。また、電動モータ20の実際の温度および推定温度、並びにサーミスタ5の計測値が上昇する。
マイコン1に操舵トルクが入力されないときは(ステップS31:NO)、ステップS32〜S35の処理が実行されずに、アシスト制御処理が終了する。
アシスト制御処理が終了すると、再び図2AのステップS9以降の処理が実行される。
その後、IGスイッチ18がオフされると(図2AのステップS14:YES、図5のT6)、時間計測部17が時間の計測を開始する(図2BのステップS16)。
このとき、図5のT6以降に示すように、IGスイッチ18を経由してマイコン1に電力が供給されなくなるが、電源自己保持部2により電源を自己保持しているので、電源自己保持部2からマイコン1に、バッテリ30の電力が供給される。また、電動モータ20の駆動が停止され、電動モータ20の実際の温度および推定温度、並びにサーミスタ5の計測値が低下する。
次に、電源自己保持部2により電源を自己保持する自己保持時間が、自己保持時間設定部10で設定されているか否かを確認する(図2BのステップS17)。このとき、自己保持時間が設定されていなければ(ステップS17:NO)、自己保持時間設定部10が、サーミスタ5の計測値と温度推定部8の推定温度とに基づいて、自己保持時間を設定する(ステップS18)。
詳しくは、図4に示すように、まず、サーミスタ5の計測値から温度推定部8の推定温度を減算することにより、両値の差ΔTを算出する(ステップS41)。そして、その差ΔTと所定の関数fに基づいて、自己保持時間を算出する(ステップS42)。
その後、図2BのステップS19に進み、条件判定部13が自己保持時間設定部10と時間計測部17とを参照して、IGスイッチ18がオフでかつ電源自己保持部2が電源を自己保持した状態で、自己保持時間が経過したか否かを判定する。このとき、自己保持時間が経過していなければ(ステップS19:NO)、再び図2AのステップS9以降の処理が実行される。
図2BのステップS19で、自己保持時間が経過していれば(ステップS19:YES)、時間の計測を停止して(ステップS20)、正常終了書込部12により正常終了フラグ11aをオンに書き換える(ステップS21、図5のT7)。そして、電源自己保持部2による電源の自己保持をオフ(停止)する(図2BのステップS22、図5のT8)。
一方、図2AのステップS9〜S15のループを実行中に、たとえばバッテリ30が取り外されたり、バッテリ30からの電源ラインが断線したりするなどの異常が発生した場合は、電子制御装置100がシャットダウンする。このため、図6のT10に示すように、IGスイッチ18を経由した電源がオフされ、電源自己保持部2による電源の自己保持もオフ(停止)される。また、図2Aおよび図2Bの一連の処理が中断され、サーミスタ5による温度計測が停止され、温度推定部8による温度推定も停止される。
その後、電源が復帰して、電子制御装置100が再起動すると、IGスイッチ18がオンされていることを確認した(図2AのステップS1)後、各部の初期処理が行われる(図2AのステップS2、図6のT11)。
各部の初期処理が完了すると、電源自己保持部2が電源の自己保持をオンし(図2AのステップS3、図6のT12)、正常終了確認部14が正常終了フラグ11aの状態を確認する(図2AのステップS4)。このとき、正常終了フラグ11aは、再起動前のステップS8でオフになったままである(ステップS4:NO)。このため、閾値書込部15が過熱保護温度閾値として異常時閾値を閾値記憶部9に上書きし(図2AのステップS6、図6のT13)、時間計測部17により閾値復帰時間の計測を開始する(図2AのステップS7)。
次に、正常終了書込部12が正常終了フラグ11aをオフのままにし(図2AのステップS8)、温度推定部8が電動モータ20の温度を推定する(図2AのステップS9、図6のT14)。
この後、閾値確認部16が、過熱保護温度閾値として異常時閾値が閾値記憶部9に記憶されていることを確認する(図2AのステップS10:NO)。そして、閾値復帰時間の経過前(ステップS11:NO)で、かつIGスイッチ18がオンのままであれば(ステップS14:NO)、アシスト制御処理が行われる(ステップS15)。
このとき、前述したように、図3の各処理が実行されるが、ステップS33では、出力制限部7が、温度推定部8による推定温度と閾値記憶部9に記憶された過熱保護温度閾値(この場合、異常時閾値)とを比較する。そして、該比較結果に基づいて電動モータ20の電流指令値を制限する(ステップS34)。これにより、前述した正常時よりも、電動モータ20の電流指令値が減少するように制限され、電動モータ20の温度上昇が抑制される。
その後、閾値復帰時間が経過すると(図2AのステップS11:YES、図6のT15)、時間計測部17が閾値復帰時間の計測を停止し(図2AのステップS12)、閾値書込部15が過熱保護温度閾値として正常時閾値を閾値記憶部9に上書きする(ステップS13)。
そして、IGスイッチ18がオフされると(ステップS14:YES)、前述したように、図2BのステップS16以降の処理が実行される。
上記実施形態では、異常が発生した場合、電動パワーステアリングシステム200の電子制御装置100がシャットダウンして、電源自己保持部2で電源の自己保持ができなくなり、温度推定部8による温度推定処理が中断される。然るに、その後のIGスイッチ18のオン時に、正常終了記憶部11に正常終了した旨が記憶されていない(正常終了フラグ11aがオフ状態である)ので、閾値書込部15が過熱保護温度閾値として異常時閾値を閾値記憶部9に書き込む。このため、温度推定部8の推定温度と異常時閾値とを比較した結果に基づいて、操舵補助用の電動モータ20を制御するための制御出力が出力制限部7により厳しく制限されるので、電動モータ20が過熱により故障するのを防止することが可能となる。
また、上記実施形態では、閾値書込部15が、閾値記憶部9に異常時閾値を書き込んでから所定の閾値復帰時間が経過すると、閾値記憶部9に正常時閾値を上書きする。このため、電動モータ20の実際の温度が温度推定値に近づいてから、過熱保護温度閾値として正常時閾値を閾値記憶部9に設定し直すことができる。そして、温度推定部8の推定温度と正常時閾値とを比較した結果に基づいて、電動モータ20を制御することで、電動モータ20の性能を損なうことなく、十分に性能を発揮させることができる。
さらに、上記実施形態では、自己保持時間設定部10が、サーミスタ5の計測値と温度推定部8の推定温度との差に基づいて、電源自己保持部2で電源を自己保持する自己保持時間を設定している。そして、IGスイッチ18がオフでかつ電源自己保持部2が電源を自己保持した状態で、自己保持時間が経過したと条件判定部13で判定されると、正常終了書込部12が正常終了フラグ11aをオンし(正常終了した旨を書き込んだ状態)、電源自己保持部2が電源の自己保持を停止している。
これにより、自己保持時間が経過して、電動モータ20の実際の温度が低下し、該温度が温度推定部8の推定温度に近づいてから、電源の自己保持と温度推定を停止して、正常終了記憶部11に正常終了した旨を記録することができる。また、自己保持時間が経過する前に、異常の発生により、電源の自己保持と温度推定を中断した場合は、正常終了記憶部11に正常終了した旨を記録しないようにする(正常終了フラグ11aのオフ状態)ことができる。そして、次回のIGスイッチ18のオン時に、過熱保護温度閾値として正常時閾値または異常時閾値を閾値記憶部9に適切に設定することができる。
本発明は、上述した以外にも種々の実施形態を採用することができる。たとえば、以上の実施形態では、IGスイッチ18がオフでかつ電源自己保持部2が電源を自己保持した状態で自己保持時間が経過すると、正常終了フラグ11aをオンした例を示したが、本発明はこれのみに限定するものではない。これ以外に、たとえば次のようにしてもよい。IGスイッチ18のオフ後に(図2AのステップS14:YES)、条件判定部13が、図7に示すように、サーミスタ5の計測値と温度推定部8の推定温度の差(温度差)ΔTを算出する(ステップS23)。そして、その差ΔTが所定値未満であれば(ステップS24:YES)、正常終了フラグ11aをオンして(ステップS21)、電源自己保持部2による電源の自己保持を停止する(ステップS22)。差ΔTが所定値以上であれば(ステップS24:NO)、ステップS9に戻る。
これにより、電動モータ20の実際の温度が低下し、該温度が温度推定部8の推定温度に近づいてから、電源の自己保持と温度推定を停止して、正常終了記憶部11に正常終了した旨を記録することができる。また、サーミスタ5の計測値と温度推定部8の推定温度の差ΔTが所定値以上にある間に、異常の発生により、電源の自己保持と温度推定を中断した場合は、正常終了記憶部11に正常終了した旨を記録しないようにすること(正常終了フラグ11aのオフ状態)ができる。そして、次回のIGスイッチ18のオン時に、過熱保護温度閾値として正常時閾値または異常時閾値を閾値記憶部9に適切に設定することができる。
また、以上の実施形態では、閾値書込部15が、閾値記憶部9に異常時閾値を書き込んだ後、閾値復帰時間が経過すると、閾値記憶部9に正常時閾値を上書きして、過熱保護温度閾値を変更した例を示したが、本発明はこれのみに限定するものではない。これ以外に、たとえば、閾値記憶部9に異常時閾値を書き込んだ後、温度推定部8の推定温度が所定値未満に下がったり、温度推定部8の推定温度とサーミスタ5の計測値の差が所定値未満になったりしたときに、閾値記憶部9に正常時閾値を上書きして、過熱保護温度閾値を変更してもよい。
また、以上の実施形態では、温度計測部としてサーミスタ5を用いた例を示したが、本発明はこれのみに限定するものではない。これ以外に、たとえば、電動モータ20の電流値に基づいて温度を計測する計測手段や、サーミスタ5以外の温度検出素子などを、温度計測部として用いてもよい。
また、以上の実施形態では、制御対象、温度推定対象、および過熱保護対象が電動モータ20である例を示したが、本発明はこれのみに限定するものではなく、電動モータ20以外のものであってもよい。また、制御対象、温度推定対象、および過熱保護対象は、それぞれ別々のものでもよいし、いずれか2つが同一のものでもよい。たとえば、温度推定対象と過熱保護対象は、モータ駆動部3に含まれるリレーや電解コンデンサなどの発熱体であってもよいし、電子制御装置と別体の電動機や電動アクチュエータなどであってもよい。また、制御対象も、電子制御装置と別体の電動機や電動アクチュエータなどであってもよい。
さらに、以上の実施形態では、自動車の電動パワーステアリングシステム200の電子制御装置100に本発明を適用した例を挙げたが、これに限るものではなく、これ以外の、車両用、家電用、またはOA(オフィス・オートメーション)用などの電子制御装置に対しても、本発明を適用することは可能である。
2 電源自己保持部
5 サーミスタ
6 モータ制御部
7 出力制限部
8 温度推定部
9 閾値記憶部
10 自己保持時間設定部
11 正常終了記憶部
11a 正常終了フラグ
12 正常終了書込部
13 条件判定部
14 正常終了確認部
15 閾値書込部
18 IG(イグニション)スイッチ
20 電動モータ
100 電子制御装置

Claims (5)

  1. 所定の入力情報に基づいて、制御対象を制御する制御部と、
    温度推定対象の近辺に設置された温度計測部と、
    前記温度計測部の計測値に基づいて、温度推定対象の温度を推定する温度推定部と、
    過熱保護温度閾値を記憶する閾値記憶部と、
    前記温度推定部の推定温度と前記閾値記憶部に記憶された前記過熱保護温度閾値とを比較した結果に基づいて、前記制御部が前記制御対象を制御するための制御出力を制限する出力制限部と、
    電源スイッチのオフ後に電源を自己保持する電源自己保持部と、
    正常終了した旨を記憶する正常終了記憶部と、
    正常終了した旨を前記正常終了記憶部に書き込む正常終了書込部と、
    前記温度計測部の計測値と前記温度推定部の推定温度とに基づいて設定された所定の条件を満足したか否かを判定する条件判定部と、
    前記正常終了記憶部に正常終了した旨が記憶されているか否かを確認する正常終了確認部と、
    前記過熱保護温度閾値として、正常時閾値または該正常時閾値より厳しく過熱状態を検出するような異常時閾値を前記閾値記憶部に書き込む閾値書込部と、を備え、
    前記電源スイッチのオフ後に、前記条件判定部が前記所定の条件を満足したと判定した場合に、前記正常終了書込部が前記正常終了記憶部に正常終了した旨を書き込み、前記電源自己保持部が前記電源の自己保持を停止し、
    前記電源スイッチのオン時に、前記正常終了確認部が前記正常終了記憶部に正常終了した旨が記憶されていることを確認した場合に、前記閾値書込部が前記正常時閾値を前記閾値記憶部に上書きし、前記正常終了確認部が前記正常終了記憶部に正常終了した旨が記憶されていないことを確認した場合に、前記閾値書込部が前記異常時閾値を前記閾値記憶部に上書きする、ことを特徴とする電子制御装置。
  2. 請求項1に記載の電子制御装置において、
    前記閾値書込部は、前記閾値記憶部に前記異常時閾値を上書きしてから所定時間が経過すると、前記閾値記憶部に前記正常時閾値を上書きする、ことを特徴とする電子制御装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の電子制御装置において、
    前記温度計測部の計測値と前記温度推定部の推定温度との差に基づいて、前記電源自己保持部が電源を自己保持する自己保持時間を設定する自己保持時間設定部をさらに備え、
    前記条件判定部は、前記所定の条件として、前記電源スイッチがオフでかつ前記電源自己保持部が電源を自己保持した状態で前記自己保持時間が経過したか否かを判定する、ことを特徴とする電子制御装置。
  4. 請求項1または請求項2に記載の電子制御装置において、
    前記条件判定部は、前記所定の条件として、前記温度計測部の計測値と前記温度推定部の推定温度との差が所定値未満になったか否かを判定する、ことを特徴とする電子制御装置。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の電子制御装置において、
    当該電子制御装置は、車両に搭載される電動パワーステアリング制御装置から成り、
    前記制御対象と前記温度推定対象は、操舵補助力を発するために前記電動パワーステアリング制御装置により駆動を制御される電動モータから成り、
    前記電源スイッチは、車両のイグニションスイッチから成る、ことを特徴とする電子制御装置。
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