JP2015024675A - 車両用速度表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両の走行速度と制限速度との差異を確認するときに、視線移動を不要にすることができる車両用速度表示装置を提供すること。
【解決手段】車両の走行速度を検出する車速センサ6と、車両が走行中の道路の制限速度を検出するナビゲーションシステム7と、走行速度に応じて先端部3dを移動させる指針3と、指針3の先端部3dの移動方向に沿って走行速度を示す複数の数字4a,…を順に並べて表示すると共に、表示内容を変更可能な表示部4と、表示部4の表示内容を制御する表示コントローラ5と、を備えた構成とした。ここで、この表示コントローラ5は、表示部4のうち、走行速度が制限速度に達したときに指針3により指示される位置に、制限速度を示す数字4a´を、その他の数字4aの識別度よりも高い識別度で表示する。
【選択図】図1

Description

本発明は、走行速度に応じて移動する指針によって指示される数字で走行速度を表示する車両用速度表示装置に関する発明である。
従来、文字盤上の指針の動きで速度を表示する速度計と、制限速度を数字で表示する画像表示器と、文字盤上に設けられたインジケータと、を備えた車両用速度表示装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。この車両用速度表示装置では、走行速度が制限速度に達するまでは画像表示器に制限速度が表示され、走行速度が制限速度に達したら、画像表示器が消去されて代わりにインジケータが点灯するようになっている。
特開2012-62034号公報
しかしながら、従来の車両用速度表示装置では、走行速度が制限速度に達するまでは画像表示器に制限速度が表示されている。そのため、走行速度と制限速度を比べるには、速度計と画像表示器を交互に見る必要があった。すなわち、走行速度と制限速度を比べる際に視線を移動させなければならないという問題があった。
本発明は、上記問題に着目してなされたもので、車両の走行速度と制限速度との差異を確認するときに、視線移動を不要にすることができる車両用速度表示装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の車両用速度表示装置は、走行速度検出手段と、制限速度検出手段と、指針と、表示部と、この表示部の表示内容を制御する表示制御手段と、を備えている。
前記走行速度検出手段は、車両の走行速度を検出する。
前記制限速度検出手段は、前記車両が走行中の道路又は走行予定の道路の制限速度を検出する。
前記指針は、前記走行速度検出手段によって検出された走行速度に応じて少なくとも先端部を移動させる。
前記表示部は、前記指針の先端部の移動方向に沿って前記走行速度を示す複数の数字を順に並べて表示すると共に、表示内容を変更可能とする。
前記表示制御手段は、前記表示部のうち、前記走行速度が前記制限速度検出手段によって検出された制限速度に達したときに前記指針により指示される位置に、前記制限速度を示す数字を表示させると共に、この制限速度を示す数字の識別度をその他の数字の識別度よりも高くする。
本発明の車両用速度表示装置では、表示制御手段により、表示部のうち、走行速度が制限速度に達したときに指針により指示される位置に、制限速度を示す数字が表示される。さらに、この制限速度を示す数字の識別度が、その他の数字の識別度よりも高くされる。
すなわち、走行速度に応じて移動する指針によって指示される複数の数字の並びの中に、制限速度を示す数字が他の数字よりも識別度が高くなるように表示される。
そのため、表示部を目視した際に、指針で指示される数字によって車両の走行速度を確認できると同時に、この指針に指示される数字の並びの中に表示された制限速度を示す数字を視認することができる。そして、指針で実際に指示されている位置と制限速度を示す数字の位置とを比べることで、走行速度と制限速度との差異を確認することができる。
これにより、車両の走行速度と制限速度との差異を確認するときには表示部を目視すればよいため、視線移動を不要にすることができる。
実施例1の車両用速度表示装置を示す全体システム図である。 実施例1の表示コントローラにて実行される表示制御処理を示すフローチャートである。 実施例1の車両用速度表示装置において、イニシャル設定で表示される数字で制限速度を表示した状態を示すメータ正面図である。 実施例1の車両用速度表示装置において、イニシャル設定で表示されない数字で制限速度を表示した状態を示すメータ正面図である。 実施例1の車両用速度表示装置において制限速度の表示状態の他の第1例を示すメータ正面図である。 実施例1の車両用速度表示装置において制限速度の表示状態の他の第2例を示すメータ正面図である。 実施例1の車両用速度表示装置において制限速度の表示状態の他の第3例を示すメータ正面図である。
以下、本発明の車両用速度表示装置を実施するための形態を、図面に示す実施例1に基づいて説明する。
(実施例1)
まず、実施例1の車両用速度表示装置における構成を「全体システム構成」、「表示制御処理構成」に分けて説明する。
[全体システム構成]
図1は、実施例1の車両用速度表示装置を示す全体システム図である。以下、図1に基づき、実施例1の車両用速度表示装置の全体システム構成を説明する。
実施例1における車両用速度表示装置1は、自動車やトラック等の車両に搭載され、車両の走行速度をドライバーに対して表示するものである。この車両用速度表示装置1は、通常ドライバーの正面に設置され、容易に目視可能となっている。
そして、この車両用速度表示装置1は、図1に示すように、メータパネル2と、指針3と、表示部4と、表示コントローラ5と、車速センサ6と、ナビゲーションシステム7と、を備えている。
前記メータパネル2は、例えば車両に設置されるコンビネーションメータに取り付けられる円盤状のパネルである。このメータパネル2の中央には、指針3を回動する回動軸3aが突出する開口2aが形成されている。
前記指針3は、メータパネル2の前面側つまりドライバー側に回動可能に配置され、車両の走行速度に応じて回動角度が制御される。この指針3は、回動軸3aと、針部3bと、指針キャップ3cと、を有している。
前記回動軸3aは、一端がメータパネル2の背面側に配置された図示しないモータの出力軸に連結され、他端がメータパネル2の開口2aを貫通している。この回動軸3aはモータによって回動可能になっている。
前記針部3bは、回動軸3aの先端からメータパネル2に沿って直交方向に延在し、先細り形状となっている。この針部3bの先端部3dは、表示部4の前面側に重複し、回動軸3aの回動に伴って移動する。
前記指針キャップ3cは、回動軸3aと針部3bの接続部分に設けられ、メータパネル2の開口2aを目隠しする。
前記表示部4は、指針3の針部3bの先端部3dの移動方向に沿って円弧状に延びる液晶表示画面であり、メータパネル2の周縁部に沿って設けられている。この表示部4における表示内容や表示状態は、適宜変更可能である。
また、この表示部4は、イグニッションキーをON制御した直後であって、制限速度情報が入力されていなときに表示される表示内容がイニシャル設定(初期設定)されている。この「イニシャル設定された表示内容」では、走行速度に応じて決められた指針3による指示位置に、この走行速度を示す数字4aを任意の走行速度ごとに表示する。つまり、複数の数字4a,…を一定の間隔をあけて順に並んで表示する。
この実施例1での「イニシャル設定された表示内容」は、図1に示すように、走行速度がゼロkm/hのときに指針3が指示する位置に数字4aとして「0」が表示され、走行速度が20km/hのときに指針3が指示する位置に数字4aとして「20」が表示され、走行速度が40km/hのときに指針3が指示する位置に数字4aとして「40」が表示され、走行速度が60km/hのときに指針3が指示する位置に数字4aとして「60」が表示され、走行速度が80km/hのときに指針3が指示する位置に数字4aとして「80」が表示され、走行速度が100km/hのときに指針3が指示する位置に数字4aとして「100」が表示される。なお、この「イニシャル設定された表示内容」では、各数字4aの大きさは均等であって、色・輝度共に同一に設定されている。
前記表示コントローラ5は、後述する表示制御処理を実行し、表示部4の表示内容を制御する表示制御手段である。この表示コントローラ5には、車速センサ6から走行速度情報が入力され、ナビゲーションシステム7から制限速度情報が入力される。そして、入力された情報に基づいて、表示部4に対してイニシャル設定された表示を変更する表示変更信号を出力し、指針3を回動させるモータ(不図示)に対して回動信号を出力する。
前記車速センサ6は、車両に搭載され、車両の走行速度を検出する走行速度検出手段である。前記ナビゲーションシステム7は、地図情報や制限速度情報を有し、現在車両が走行している道路の制限速度を検出する制限速度検出手段である。
[表示制御処理構成]
図2は、実施例1の表示コントローラにて実行される表示制御処理の流れを示すフローチャートである。以下、図2に基づいて、表示制御処理の各ステップを説明する。なお、この表示制御処理は、車両のイグニッションキーがON制御されたら実行する。
ステップS1では、イグニッションキーがON制御されたことで、表示部4にイニシャル設定された表示内容を表示させ、ステップS2へ進む。
つまり、表示部4内に、所定間隔をあけて大きさ順に複数の数字4a,…を並べて表示する。
ステップS2では、ステップS1でのイニシャル設定された表示内容の表示に続き、車速センサ6によって検出された走行速度に応じて指針3を回動させ、ステップS3へ進む。
ここで、指針3を走行速度に応じて回動させるには、予め走行速度に応じて設定された回動角度を指示する回動信号を、モータ(不図示)に出力することで行う。
ステップS3では、ステップS2での指針3の回動制御に続き、ナビゲーションシステム7から制限速度情報が入力されたか否かを判断する。YES(制限速度情報入力)の場合は、ステップS4へ進む。NO(制限速度情報未入力)の場合は、ステップS1へ戻る。
ステップS4では、ステップS3での制限速度情報が入力されたとの判断に続き、入力された制限速度に合わせて、表示部4の表示内容を変更し、ステップS5へ進む。
すなわち、表示部4のうち、走行速度が制限速度に達したときに指針3により指示される位置に、制限速度を示す数字4a´を表示させると共に、この制限速度を示す数字4a´の識別度を、その他の数字4aの識別度よりも高くなるようにする。なお「識別度が高い」とは、目立つ表示にすることである。
ここで、「表示部4の表示内容の変更」とは、具体的には、以下の通りである。
ステップS3で入力された制限速度が、イニシャル設定された表示内容で表示された複数の数字4a,…によってすでに示されている場合には、図3に示すように、制限速度を示す数字(ここでは「60」)4a´の大きさを、他の数字4aの大きさ(イニシャル設定された数字4a)よりも大きくなるように表示する。
また、ステップS3で入力された制限速度が、イニシャル設定された表示内容で表示された複数の数字4a,…によって示されていない場合には、図4に示すように、走行速度が制限速度に達した時点で指針3によって指し示される位置に、制限速度を示す数字(ここでは「50」)4a´を新たに表示すると共に、この制限速度を示す数字4a´の大きさを、他の数字4aの大きさよりも大きくなるように表示する。さらに、制限速度を示す数字4a´の前後位置に表示された数字(ここでは「40」と「60」)4aα,4aβの大きさを、イニシャル設定時よりも小さくなるように表示する。
ステップS5では、表示部4の表示内容の変更に続き、イグニッションキーがOFF制御されたか否かを判断する、YES(キーOFF)の場合は、車両が駐車したとしてエンドへ進む。NO(キーON継続)の場合は、車両が走行可能であるとしてステップS2へ戻る。
次に、作用を説明する。
実施例1の車両用速度表示装置1では、イグニッションキーをON制御すると、図2に示す表示制御処理を実行する。すなわち、ステップS1→ステップS2へと進み、まず、イニシャル設定された表示内容を表示部4に表示させる。これにより、メータパネル2に設けられた表示部4には、走行速度を示す複数の数字4a,…が順に並んで表示される。
次に、車速センサ6によって検出された走行速度に応じて回動軸3aを回動制御し、指針3の針部3bにより走行速度に応じて決められた表示部4上の所定の位置を指し示す。このとき、表示部4には、イニシャル設定された複数の数字4aが並んでいるため、この数字4aと指針3によって指示された位置を見比べることで、走行速度を把握することができる。
そして、ステップS3へ進み、ナビゲーションシステム7から現在走行中の道路の制限速度が入力されたら、ステップS4へと進んでこの制限速度に応じて表示部4の表示内容を変更する。
つまり、制限速度がイニシャル設定された表示内容で表示された複数の数字4a,…によってすでに示されている場合には、図3に示すように、制限速度を示す数字(ここでは「60」)4a´の大きさを、他の数字4aの大きさ(イニシャル設定された大きさ)よりも、例えば1.5倍程度大きくなるように表示する。すなわち、制限速度に該当する数字4a´がすでに表示部4に示されている場合には、走行速度を示す複数の数字4a,…のうち、制限速度に該当する数字4a´の大きさを、イニシャル設定に対して変化させる。
また、制限速度がイニシャル設定された表示内容で表示された複数の数字4a,…によって示されていない場合には、図4に示すように、走行速度が制限速度に達した時点で指針3によって指し示される位置に、制限速度を示す数字(ここでは「50」)4a´を新たに表示する。このとき、この制限速度を示す数字4a´の大きさを、他の数字4aの大きさ(イニシャル設定された大きさ)よりも、例えば1.5倍程度大きくなるように表示する。さらに、制限速度を示す数字4a´の前後位置に表示された数字(ここでは「40」と「60」)4aα,4aβの大きさを、イニシャル設定時よりも例えば0.5倍程度小さくなるように表示する。すなわち、制限速度に該当する数字4a´が表示部4に示されていない場合には、制限速度に該当する数字4a´を、走行速度を示す複数の数字4a,…の並びの中に大きく表示させると共に、その前後位置に表示される数字4aを小さくする。
このように、制限速度を示す数字4a´を表示部4に表示する際に、この制限速度を示す数字4a´は、走行速度を示す数字4aの並びの中に配置される。そのため、走行速度を見るときの視線と同じ動きで制限速度を視認することができる上、この制限速度を示す数字4a´と指針3の位置を比較することで、視線移動を必要とすることなく走行速度と制限速度の差異を容易に把握することができる。
すなわち、車両の走行速度と制限速度との差異を確認するときに、視線移動を不要にすることができる。
さらに、制限速度を示す数字4a´を、走行速度を示す複数の数字4a,…の並びの中に表示することで、制限速度を示す数字4a´の位置によって、制限速度の大きさを感覚的に把握することができる。つまり、メータパネル2を目視した際に、制限速度の数値を把握できなくても、制限速度の大まかな大きさを容易に認識することができる。
また、実施例1では、制限速度を示す数字4a´がイニシャル設定で示されていれば、他の数字4aよりも大きくして視認性を高めている。そのため、表示部4に表示された複数の数字4a,…の並びを目視した際、制限速度を示す数字4a´を容易に識別することができる。
一方、制限速度を示す数字4a´がイニシャル設定で示されていなくとも、制限速度を示す数字4a´を他の数字4aよりも大きくして視認性を高めている。しかも、このときには、制限速度を示す数字4a´の前後位置の数字4aを小さくしている。そのため、表示部4に表示された複数の数字4a,…の並びを目視した際、制限速度を示す数字4a´を容易に識別することができる上、表示部4に表示される数字4aの数が増えても、それを煩わしく感じにくくすることができる。
次に、効果を説明する。
実施例1の車両用速度表示装置にあっては、下記に列挙する効果を得ることができる。
(1) 車両の走行速度を検出する走行速度検出手段(車速センサ)6と、
前記車両が走行中の道路の制限速度を検出する制限速度検出手段(ナビゲーションシステム)7と、
前記走行速度検出手段6によって検出された走行速度に応じて先端部3dを移動させる指針3と、
前記指針3の先端部3dの移動方向に沿って前記走行速度を示す複数の数字4a,…を順に並べて表示すると共に、表示内容を変更可能な表示部4と、
前記表示部4の表示内容を制御する表示制御手段(表示コントローラ)5と、を備え、
前記表示制御手段5は、前記表示部4のうち、前記走行速度が前記制限速度検出手段7によって検出された制限速度に達したときに前記指針3により指示される位置に、前記制限速度を示す数字4a´を表示させると共に、この制限速度を示す数字4a´の識別度をその他の数字の識別度よりも高くする構成とした。
これにより、車両の走行速度と制限速度との差異を確認するときに、視線移動を不要にすることができる。
(2) 前記表示部4は、予め決められた複数の数字4a,…を表示するようにイニシャル設定され、
前記表示制御手段(表示コントローラ)5は、前記制限速度を示す数字4a´が、前記イニシャル設定で表示された数字4aですでに表示されているときには、前記制限速度を示す数字4a´の大きさを、その他の数字4aとは異ならせて表示させる構成とした。
これにより、上記(1)の効果に加え、制限速度の大きさを容易に視認することができると共に、走行速度との差を短時間で把握することができる。
(3) 前記表示部4は、予め決められた複数の数字4a,…を表示するようにイニシャル設定され、
前記表示制御手段(表示コントローラ)5は、前記制限速度を示す数字4a´が、前記イニシャル設定で表示された数字4aで表示されていないときには、前記制限速度を示す数字4a´の大きさを、その他の数字4aとは異ならせて表示させると共に、前記制限速度を示す数字4a´の前後位置にイニシャル設定で表示される数字4aα,4aβを、イニシャル設定時よりも小さく表示させる構成とした。
これにより、上記(1)の効果に加え、制限速度の大きさを容易に視認することができると共に、走行速度との差を短時間で把握することができる。
以上、本発明の車両用速度表示装置を実施例1に基づき説明してきたが、具体的な構成については、この実施例に限られるものではなく、特許請求の範囲の各請求項に係る発明の要旨を逸脱しない限り、設計の変更や追加等は許容される。
実施例1では、制限速度に応じて表示部4の表示内容を変更する際、この制限速度を示す数字4a´がイニシャル設定で示される複数の数字4a,…に含まれているときには、制限速度を示す数字4a´を他の数字4aよりも大きく表示する例を示した。
しかしながら、これに限らず、例えば図5に示すように、制限速度を示す数字4a´の色を他の数字4aの色とは異ならせたり、制限速度を示す数字4a´の輝度を他の数字4aの輝度よりも高く(明るく)したりしてもよい。色や輝度が他の数字4aに対して異なることで、制限速度を示す数字4a´の識別度を高めることができ、制限速度を容易に把握することができる。
なお、大きさ、色、輝度のうちのいずれか一つをイニシャル設定に対して変更するだけでなく、複数のパラメータ(例えば大きさと色等)を変更してもよい。
また、実施例1では、制限速度に応じて表示部4の表示内容を変更する際、この制限速度を示す数字4a´がイニシャル設定で示される複数の数字4a,…に含まれていないときには、制限速度を示す数字4a´を他の数字4aよりも大きく表示すると共に、その前後位置の数字4aα,4aβをイニシャル設定よりも小さくする例を示した。
しかしながら、これに限らず、例えば図6に示すように、制限速度を示す数字4a´を他の数字4aよりも大きく表示すると共に、その色を他の数字4aの色とは異ならせ、また、制限速度を示す数字4a´の前後位置の数字4aα,4aβは、輝度をイニシャル設定よりも低く(暗く)表示するようにしてもよい。
この場合であっても、制限速度を示す数字4a´の識別度を高めた状態で表示することができ、視線移動を必要とすることなく制限速度を容易に把握することができる。
さらに、制限速度示す数字4a´の識別度を高めるために、図7に示すように、表示部4のうち、走行速度が制限速度に達したときに指針3により指示される位置に、制限速度を示す数字4a´を道路標識と同一の意匠によって表示してもよい。
この場合であっても、表示部4に表示された大きさ順に並んだ複数の数字4a,…の並びの中であって、数値に合う位置に識別度を高めて制限速度を表示することができ、視線移動を必要とすることなく制限速度を容易に把握することができる。
そして、実施例1では、ナビゲーションシステム7から入力される制限速度情報を、現在走行中の道路の制限速度に関する情報とする例を示したが、これに限らない、走行予定の道路の制限速度情報であってもよい。走行予定の道路における制限速度情報を表示部4に表示することで、無駄な加速を抑制することができる。
さらに、制限速度検出手段としては、例えば車両周囲の画像情報から標識情報を求め、この標識情報に基づいて制限速度を検出する車載カメラシステムであってもよい。
1 車両用速度表示装置
2 メータパネル
3 指針
3b 針部
3c 指針キャップ
3d 先端部
4 表示部
4a 数字
4a´ 制限速度を示す数字
5 表示コントローラ(表示制御手段)
6 車速センサ(走行速度検出手段)
7 ナビゲーションシステム(制限速度検出手段)

Claims (4)

  1. 車両の走行速度を検出する走行速度検出手段と、
    前記車両が走行中の道路又は走行予定の道路の制限速度を検出する制限速度検出手段と、
    前記走行速度検出手段によって検出された走行速度に応じて先端部を移動させる指針と、
    前記指針の先端部の移動方向に沿って前記走行速度を示す複数の数字を順に並べて表示すると共に、表示内容を変更可能な表示部と、
    前記表示部の表示内容を制御する表示制御手段と、を備え、
    前記表示制御手段は、前記表示部のうち、前記走行速度が前記制限速度検出手段によって検出された制限速度に達したときに前記指針により指示される位置に、前記制限速度を示す数字を表示させると共に、この制限速度を示す数字の識別度をその他の数字の識別度よりも高くする
    ことを特徴とする車両用速度表示装置。
  2. 請求項1に記載された車両用速度表示装置において、
    前記表示部は、予め決められた複数の数字を表示するようにイニシャル設定され、
    前記表示制御手段は、前記制限速度を示す数字が、前記イニシャル設定で表示された数字ですでに表示されているときには、前記制限速度を示す数字の大きさ、色、輝度のうち少なくとも一つを、その他の数字とは異ならせて表示させる
    ことを特徴とする車両用速度表示装置。
  3. 請求項1に記載された車両用速度表示装置において、
    前記表示部は、予め決められた複数の数字を表示するようにイニシャル設定され、
    前記表示制御手段は、前記制限速度を示す数字が、前記イニシャル設定で表示された数字で表示されていないときには、前記制限速度を示す数字の大きさ、色、輝度のうち少なくとも一つを、その他の数字とは異ならせて表示させると共に、前記制限速度を示す数字の前後位置にイニシャル設定で表示される数字を、イニシャル設定時よりも小さく、又は、輝度を暗く表示させる
    ことを特徴とする車両用速度表示装置。
  4. 請求項1に記載された車両用速度表示装置において、
    前記表示制御手段は、前記制限速度を示す数字を、道路標識と同一の意匠によって表示させる
    ことを特徴とする車両用速度表示装置。
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