JP2015022661A - 日常生活における警告システム - Google Patents

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Abstract

【課題】日常生活において有用な警告システムを提案する
【課題を解決するための手段】
警告システムは、居室室温センサと、脱衣場室温センサと、居室と脱衣場の温度差が所定以上のとき警告を行う。警告部は、居室と脱衣場の温度差に係らず、脱衣場室温が所定以下だと警告を行う。居室と脱衣場の温度差が所定以上のとき暖房部を機能させる。暖房部は、浴槽の入浴準備により暖房部を機能させる。暖房部を人感センサに基づいて暖房部を機能させる。警告部は人感センサに基づいて警告を行う。警告部による警告に対応したか否かを判断する。判断部の判断結果を記録する。判断部の判断結果を外部に通信する。警告部による警告は、警告受容心理を醸成するための予備警告と警告内容情報を含む本警告とを含む。居室の室温と脱衣場の室温差が所定以上でないときにもテストを行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、日常生活における警告システムに関する。
日常生活の中には種々の危険が潜んでいる。一例として、冬季における居室と脱衣場との温度差のため、風呂に入ろうとした人が脱衣中にヒートショック起こす危険が指摘されており、種々の対策が講じられている。例えば、人が居室から脱衣場に移動した際におけるヒートショックの発生を抑制するため、居室内の空気を脱衣室に供給する空気供給機構設けることが提案されている。(特許文献1)一方、脱衣場の温度や、脱衣場と隣接する部屋との温度差に基づいて血圧上昇を抑制する香や音を発生させたり体感温度を上昇させる光を発生させたりすることが提案されている。(特許文献2)。
特開2009−216367号公報 特開2012−032066号公報
しかしながら、より有用な日常生活の危険防止に関してはさらに検討すべき課題が多い。
本発明の課題は、上記に鑑み、日常生活において有用な警告システムを提案することにある。
上記課題を達成するため、本発明は、居室の室温を測定する居室室温センサと、脱衣場の室温を測定する脱衣場室温センサと、居室の室温と脱衣場の室温差が所定以上のとき警告を行う警告部とを有することを特徴とする警告システムを提供する。これによってヒートショックが生じる可能性を減らすことができる。
本発明の具体的な特徴によれば、前記警告部は、居室の室温と脱衣場の室温差に係らず、脱衣場の室温が所定以下であるとき警告を行う。これによってより周到な警告をおこなうことができる。
本発明の他の具体的な特徴によれば、前記脱衣場に設けられる暖房部と、前記居室室温センサと前記脱衣場室温センサに基づき、居室の室温と脱衣場の室温差が所定以上のとき前記暖房部を機能させる制御部が設けられる。これによってより積極的にヒートショックが生じる可能性を減らすことができる。
本発明の他の具体的な特徴によれば、前記暖房部は、浴槽の入浴準備により前記暖房部を機能させる。これによって適切に暖房を開始することができる。
本発明の他の具体的な特徴によれば、人感センサが設けられ、前記暖房部は、前記人感センサに基づいて前記暖房部を機能させる。これによって適切に暖房を開始することができる。
本発明の他の具体的な特徴によれば、人感センサが設けられ、前記警告部は前記人感センサに基づいて警告を行う。これによってより適切に警告を行うことができる。
本発明の他の具体的な特徴によれば、使用者が前記警告部による警告に対応したか否かを判断する判断部が設けられる。これによって例えば使用者が警告を無視する場合に対応することが可能となる。
本発明の他の具体的な特徴によれば、前記判断部の判断結果を記録する記録部が設けられる。これによって、使用者の行動パターンを把握することができる。
本発明の他の具体的な特徴によれば、前記判断部の判断結果を外部に通信する通信部が設けられる。これによって遠隔地家族や見守りサービス業者等を含めた警告システムを構築することが可能となる。
本発明の他の具体的な特徴によれば、前記警告部による警告は、警告受容心理を醸成するための予備警告と警告内容情報を含む本警告とを含む。これによって、警告がより生かされるようになる。
本発明の他の具体的な特徴によれば、居室の室温と脱衣場の室温差が所定以上でないときにおいて前記居室室温センサ、前記脱衣場室温センサおよび前記警告部のテストを行うテスト手段を有する。これによって、例えば夏季等の長期の不使用期間を経ても確実な動作を保証することができる。
上記のように、本発明によれば、日常生活において有用な警告システムが提供される。
本発明の実施例1の全体構成を示すシステム図である。(実施例1) 図1の実施例1におけるコントローラの動作を示す基本フローチャートである。 図2のステップ14の詳細を示すフローチャートである。 図2のステップ18の詳細を示すフローチャートである。
図1は、本発明の実施の形態に係る実施例1の全体構成を示すブロック図である。実施例1は、家庭内における風呂場の脱衣場における警告システムを構成している。家屋2は居室4、浴室6および浴室6に隣接する脱衣場8を有する。居室4と脱衣場8は隣接している場合もあるが、廊下で結ばれている場合もある。いずれの場合も、冬季において居室4と脱衣場8との温度差のため、居室4から脱衣場8に移動した住人が両者の温度差のため脱衣中にヒートショック起こす危険がある。実施例1は、これに対し、第一に、居室4と脱衣場8との温度差を緩和するための対策を講じ、第二に、温度差の解消されない脱衣場8おいて住人が脱衣しないようにするための対策を講じるものである。
居室4のコントローラ10は、システム全体をコントロールするとともに電話機能を備えており、マイク12、スピーカ14、操作部16、表示部18および通信部20により遠隔地家族の携帯電話22や見守りサービス業者の携帯電話24等と通信可能である。コントローラ10はまた操作部16おより表示部18による手動操作と設定に基づき暖房部26を制御するとともに室温センサ28等に基づき暖房部26を自動制御することができる。コントローラ10はさらに後述するヒートショック警告等のための音声データを記憶するメッセージ記憶部30、および警告に対する住人の行動履歴等を記憶する履歴等記憶部32を有する。これらの記憶部は機能の説明のため分離して図示しているが、実際は、これらの記憶部の機能は、コントローラ10の制御ブログラムや必要なデータを記憶するためのROMやRAMの機能として実現される。なお、履歴等記憶部32は、室温センサ28、40、54による室温測定結果の記録等も行う。
浴室6の浴槽のお湯張りや追い炊きなどは、居室4の操作部16および表示部18による手動操作と設定に基づき居室4のコントローラ10により制御される。また浴室36の暖房部36は、居室4の操作部16および表示部18による手動操作と設定に基づき居室4のコントローラ10により制御される。さらに、暖房部36は、後述のように、脱衣場8に関連する諸状況および浴室6内の人感センサ38、室温センサ40さらには浴槽34に付属する水位センサ42および水温センサ44に基づきコントローラ10により自動制御される。
脱衣場8の暖房部34は、居室4の操作部16および表示部18による手動操作と設定に基づき居室4のコントローラ10により制御されるが、脱衣場8内の操作部46および表示部50による手動操作に基づき居室4のコントローラ10で制御することもできる。さらに、暖房部46は、後述のように、浴室6に関連する諸状況および脱衣場8内の人感センサ52、室温センサ54に基づきコントローラ10により自動制御される。
以上の脱衣場8内の暖房部46および浴室内6の暖房部36の自動制御は、基本的には居室4内の室温センサ28および脱衣場8内の室温センサ54により脱衣場8内が所定以下の低温にならないように、また居室4と脱衣場8の温度差が所定以上開かないようにするとともに、脱衣場8および浴室6の無用な暖房を防止することを目的に行われる。その詳細は後述する。
脱衣場8にも、コントローラ10に接続されるマイク56、スピーカ58が設けられており、操作部48および表示部50に基づく操作で脱衣場8からも通信部20による遠隔地家族の携帯電話22や見守りサービス業者の携帯電話24等と通信が可能である。また、スピーカ58からは、室温センサ28および室温センサ54により脱衣場8内が所定以下の低温であること、または居室4と脱衣場8の温度差が所定以上であることが検知されたとき、コントローラ10の制御により、脱衣を控えるよう警告する音声メッセージが出力される。この音声はメッセージ記憶部30に予め記憶されているもので、通話を通じて録音した遠隔地家族からの呼掛けメッセージとシステム側で予め用意されている警告内容を示すメッセージが含まれている。そして、先に呼掛けメッセージを出力し、次いで警告内容を示すメッセージを出力することで、独居老人等の家屋2の住人が警告を受容し警告を無視せずに脱衣を思いとどまるような心理的状況を醸成する演出を行う。
図2は、実施例1におけるコントローラ10の動作を説明する基本フローチャートである。フローは、システムへの給電が開始されるとスタートし、ステップS2システムの立ち上げ処理およびシステムチェック処理を行ってステップS4に移行する。ステップS4では、室温センサ28による居室4の温度の測定を行うとともにコントローラ10の履歴等記憶部32に測定結果を記録する。さらにステップS6では、室温センサ54による脱衣場8の温度の測定と履歴等記憶部32への測定結果の記録を行い、ステップS8に移行する。
ステップS8では、今回の測定結果に基づき居室4の室温が所定以下か否かチェックする。これは、居室4の室温が所定以下であれば暖房部26による暖房が行われておらず居室26を住人が使用していないと考えられるので、ヒートショック防止管理から外すためである。ステップS8で居室温度が所定以下でなければステップS10に進み脱衣場8の室温が所定以下か否かチェックする。これは、脱衣場8内の室温と体温との差が大きく居室の室温に係らず危険な状態にあることを検知するためである。ステップS10で脱衣場温度が所定以下でなければステップS12に進み、居室4の室温と脱衣場8の室温の差が所定以上か否かチェックする。これは、脱衣場8内の室温が所定以上であっても居室と脱衣場の室温差が大きくヒートショックの危険がある状態を検知するためである。そして、室温差が所定以上あればステップS14に移行する。なお、ステップS10で脱衣場温度が所定以下であれば直接ステップS14に移行する。
ステップS14では、検出結果に基づき、脱衣場8の暖房部46および浴室6の暖房部36を自動成長する処理を行う。この処理は、主に暖房部46および暖房部36を自動的にオンする処理に該当するが、無用な暖房を行わないために暖房部46および暖房部36を自動的にオフする処理も含まれる。その詳細は後述する。ステップS14における脱衣場・浴室暖房自動制御処理が完了するとステップS16に移行する。
ステップS16では、人感センサ52により住人が脱衣場に立ち入っているか否かチェックする。そして立ち入りが検知されるとステップS18の本人警告処理に移行する。これは、基本的には本人に脱衣を行わないようスピーカ58からの音声メッセージおよび表示部50の点滅等により警告する処理であるが、不要な警告を防止する処理および警告に対する住人の対応を記録する処理も含まれる。その詳細は後述する。ステップS18の本人警告処理が完了するとステップS20に移行する。
ステップS20は、ステップS18において警告に係らず脱衣をする等の住人の警告無視行動の履歴が記録されているか否かをチェックする。そして該当記録があればステップS22に進み、今回の行動履歴を記録して蓄積するとともに、蓄積された記録を分析する処理を行ってステップS24に移行する。ステップS24では、ヒートショックの危険性および警告に従わない行動が重なっていることについて本人を説得するメッセージを出力する処理である。この処理におけるメッセージはスピーカ58による現場メッセージ出力だけでなく、スピーカ14による居室でのメッセージ出力が含まれる。
ステップS24における本人説得処理が完了するとステップS26に進み、家族への通知および家族との協力により危険行動を防止する処理に入る。この処理には、通信部20によるシステムから遠隔地家族の携帯電話22への危険行動の自動連絡、およびこれに応じた遠隔地家族の携帯電話22と居室4内のマイク12とスピーカ14による通話による説得補助処理が含まれる。
ステップS26における家族通知・協力処理が完了するとステップS28に進み、見守りサービス業者携帯電話24への通知により危険行動を防止する処理に入る。この処理には、通信部20によるシステムからサービス業者の携帯電話22への危険行動の自動連絡、およびこれに応じたサービス業者の携帯電話24と居室4内のマイク12とスピーカ14による通話による説得補助処理、さらにはシステムからサービス業者への家屋2への出張自動依頼処理が含まれる。
ステップS28におけるサービス業者通知処理が完了するとステップS30に移行する。なお、ステップS16で脱衣場の人感がない場合は直接ステップS30に移行する。さらに、ステップS20で住人が警告に従いこれを無視する行動が記録されていなかったときはも直接ステップS30に移行する。一方、ステップS8で居室4の室温が所定以下であることが検知された場合はステップS32に移行する。同様に、ステップS12で居室4の室温と脱衣場8の室温の差が所定以上であることが検知されなかったときもステップS32に移行する。
ステップS32では、脱衣場8の暖房部46および浴室6の暖房部36を自動的にオフしてステップS34に移行する。なお、これらの暖房部が元々オフであった場合は、ステップS32では何もせずステップS34に移行する。ステップS34では、本人警告機能をオフしてステップS30に移行する。なお、ステップS34に至ったとき本人警告に関する機能が動作していなければステップS34では何もせずステップS30に移行する。
ステップS30では、機能の設定およびテスト処理を行う。これは、操作部16および表示部18による動作条件の諸設定およびその変更を行う処理である。これには暖房オン時刻のタイマーの設定等も含まれる。また、ステップS30にはシステムのテストを行う処理が含まれる。本発明の実施例は、冬季におけるヒートショックの対策なので、ステップS14からステップS28に対応する部分が夏季を含む長期間機能することがない。従って次の冬季になってシステムが正常に機能するかいなかを日常的にチェックすることは意義がある。本発明の実施例では、暖房の自動制御および警告機能が動作するか否かに係らずシステムがステップS30に至るようにするとともにマイク12およびスピーカ14を通じた遠隔地家族の携帯電話22との通常通話機能をテスト機能と連動させ、通常通話機能の際に各センサおよびステップS4からステップS34が正常に機能するか否かチェックする。これによって、通常通話が可能な限りステップS14からステップS28が正常に機能することを保証している。
ステップS30の機能設定・テスト処理が完了するとフローはステップS36に至り、システムへの給電が停止されているか以下かチェックする。そして給電停止がない限り、ステップS4からステップS36を繰り返す。一方、ステップS36で給電停止が検知されると必要な停止処理をおこなってフローを終了する。
図3は、図2のステップS14における脱衣場・浴室暖房自動制御処理の詳細を示すフローチャートである。フローがスタートするとステップS42で浴槽34へのお湯張りが開始されたか否かチェックする。お湯張り開始が検知されなければステップS44に進み、タイマーによって設定された暖房のオン時刻が到来しているか否かチェックする。タイマー設定オン時刻の到来が検知されなければステップS46に移行し、人感センサ52による住人の脱衣場8への立ち入りをチェックする。
人感があるとステップS48に進み、水位センサ42によって浴槽34が所定の水位まで満たされているか否かチェックする。これは、浴槽34が所定の水位になければ住人が入浴のために脱衣場に立ち入ったのではないとみなせるのでその判断をするためである。浴槽水位が所定以上であればステップS50に進み、水温センサ44により浴槽34の水温が所定以上か否かチェックする。これは、浴槽34が所定以上の水温でなければ住人が入浴のために脱衣場に立ち入ったのではないとみなせるのでその判断をするためである。脱衣場8は洗面および洗濯機設置のスペースを兼ねており、これらを目的に脱衣場8に立ち入ったときは脱衣を伴わず、危険も少ないのでこれらの場合を峻別するのがステップS48およびステップS50の目的である。なお、ステップS44でタイマー設定オン時刻の到来が検知されたときは人感に係らずステップS46に移行する。タイマーは基本的には暖房をオンするためのものであるが、念のためステップS48およびステップS50のチェックを行うことで、浴槽34が入浴可能な状態でないにもかかわらず無用に暖房をオンすることを防止する。
ステップS50で浴槽34の水温が所定以上であれば、入浴のために住人が脱衣場に立ち入った可能性が高いのでステップS52に進み、脱衣場8の暖房部46および浴室6の暖房部36を自動的にオンしてステップS54に進む。なお、タイマー設定オン時刻到来に基づいて、ステップS48およびステップS50経由でステップS52に至る場合はともかく、ステップS46の人感に基づいてステップS52に至ったときは、室温は急には高まらないので後述のように脱衣を控えるよう警告を行うことになる。これに対し、ステップS42でお湯張り開始を検知した場合は直ちにステップS52に移行する。この場合はお湯張りに要する時間暖房が継続されるのでお湯張完了時点で脱衣場も温まっていることが期待される。
一方、ステップS48で浴槽所定水位以下であることが検知された場合、またはステップS50で浴槽水温が所定以下であることが検知された場合はステップS56に進み、人感センサ38により浴室への住人の立ち入りの有無をチェックする。これは、浴室が入浴可能状態にないにも係らず住人が誤って浴室6に入った場合であり、(警告を無視して)脱衣もしているので極めて危険な状態にある。このときはステップS52に進み、脱衣場および浴室の暖房を急遽オンする。なお、ステップS46において脱衣場人感がない場合、当面暖房を開始する必要がないので直接ステップS54に進む。ステップS56で人感がない場合(通常の場合)も同様にして直接ステップS54に進む。
ステップS54では、水位センサ42および水温センサ44によりお湯張り完了状態となったか否かがチェックされる。お湯張完了が検知されるとステップS58に進み、その時点からの経過時間のカウントがスタートする。そしてステップS60でお湯張り完了後所定時間以内に脱衣場で人感があったか否かチェックする。所定時間内に人感があればステップS62に進み、浴室6で人感があったか否かチェックする。浴室人感があれば住人が(安全状態であったか警告を無視したかにかかわらず)脱衣および入浴を行ったことを意味するのでステップS64に進み、入浴中フラグをセットしてステップS66に進む。ステップS62で人感がなければ直接ステップS66に進む。
ステップS66では、入浴中フラグがセットされているか否かチェックし、フラグのセットを確認した上でステップS68における浴室での人感のチェックを実施する。そして人感がなくなれば、入浴していた住人が浴室を出たことを意味するのでステップS70に進み、入浴フラグをリセットするとともに、その後の経過時間のカウントをスタートさせてステップS72に移行する。これは、後述のように入浴後所定時間が経過した後の無用の暖房をオフするための基準とするためである。
ステップS72では、浴室退出後所定時間が経過したか否かチェックする。そして所定時間が経過すればステップS74に進み、経過時間カウントを停止するとともに、脱衣場および浴室の暖房をオフしてフローを終了する。これは、入浴後着衣に充分な時間を経過しておりこれ以上暖房を継続するのは無用と考えられるからである。また、ステップS60でお湯張り完了後脱衣場で人感がないまま所定時間が経過したことが確認されたときもステップS74に移行し、経過時間カウントを停止するとともに、脱衣場および浴室の暖房をオフしてフローを終了する。これは、お湯張り完了後、住人の入浴がないまま長時間暖房を継続することが不合理だからである。一方、ステップS66でお湯張りが完了していないとき、ステップS66で入浴中フラグのセットが検知できないとき、ステップS68で浴室人感が継続しているとき、およびステップS72で住人が浴室退出後所定時間が経過していないとき、はいずれも脱衣場および浴室暖房をオフする状況にはないと判断されるので直接フローを終了する。なお、図3のフローは上記のように暖房のオフを行う管理を含むが、大半の場合、暖房のオフは脱衣場が温まったときまたは居室との温度差が解消されたときであり、このためには図2のステップS32が機能することになる。
図4は、図2のステップS18における本人警告処理の詳細を示すフローチャートである。フローがスタートするとステップS82で脱衣場人感からの経過時間のカウントをスタートし、ステップS84に移行する。ステップS48では、図2のステップS48と同様にして浴槽34が所定の水位まで満たされているか否かチェックする。浴槽水位が所定以上であればステップS86に進み、図3のステップS50と同様にして、浴槽34の水温が所定以上か否かチェックする。そして水温が所定以上でなければ、ステップS88に進む。一方、ステップS84で水位が所定上でない場合もステップS88に進む。
ステップS88では脱衣場での人感を再度チェックし人感が継続していればステップS90に進み、ステップS82でスタートさせた時間カウントに基づき最初の人感開始から所定時間以上経過しているか否かチェックする。そして時間経過が確認されると、入浴可能な状況ないにも係らず誤って住人が脱衣を始めている可能性があるのでステップS92に移行する。なお、ステップS90で所定時間が経過していなければステップS88に戻り、所定時間経過まで人感が継続するか否かチェックを続ける。一方、ステップS86で水温が所定以上であることが確認されたときは住人が入浴のため脱衣場に立ち入ったと考えられるので直接ステップS92に移行する。
ステップS92では、これまでの時間カウントをリセットするとともに新たな時間カウントをスタートする。そしてステップS94に進み、家族の呼掛け音声を再生する処理を行う。これは、警告に先立ち家族の呼掛けにより警告を受容する心理を醸成するためである。次いでステップS96で脱衣を制止する警告音声を再生するとともに、表示部の点滅等を行う処理をする。次いでステップS98に進み脱衣場での人感を再度チェックする。人感が継続していればステップS100に進み、浴室での人感をチェックする。浴室人感がなければステップS102に進み、ステップS92でスタートした時間カウントに基づいて所定時間が経過したか否かチェックする。そして所定時間の経過があれば警告を無視して脱衣してしまったと見做し、ステップS104に進む。一方、所定時間の経過がなければステップS94に戻り、以後、脱衣場での人感が続き所定時間が経過しない限りステップS94からステップS102を繰り返す。一方ステップS100で浴室人感があれば住人が脱衣してしまったことを意味するので直ちにステップS104に進む。
ステップS104では警告を無視して脱衣した行動の履歴を記録し、ステップS106に進む。一方、ステップS98で脱衣場の人感が所定時間内になくなったことが検知された場合、警告を受容して脱衣を思いとどまったと考えられるのでステップS108に進み警告受容行動記録を行ってステップS108に進む。また、ステップS88で脱衣場人感が所定時間以内になくなったときは、住人が入浴可能な状況でないことを了解して脱衣場を立ち去ったことを意味するか、元々脱衣のために脱衣場に立ち入ったのではないことを意味するので、ステップS106に移行する。ステップS106では経過時間カウントを停止してフローを終了する。
本発明は、日常生活における警告システムに適用することができる。
4 居室
28 居室室温センサ
8 脱衣場
54 脱衣場室温センサ
50、58 警告部
46 暖房部
10 制御部
34 浴槽
52 人感センサ
10 判断部
32 記録部
20 通信部
10 テスト手段

Claims (11)

  1. 居室の室温を測定する居室室温センサと、脱衣場の室温を測定する脱衣場室温センサと、居室の室温と脱衣場の室温差が所定以上のとき警告を行う警告部とを有することを特徴とする警告システム。
  2. 前記警告部は、居室の室温と脱衣場の室温差に係らず、脱衣場の室温が所定以下であるとき警告を行うことを特徴とする請求項1の警告システム。
  3. 前記脱衣場に設けられる暖房部と、前記居室室温センサと前記脱衣場室温センサに基づき、居室の室温と脱衣場の室温差が所定以上のとき前記暖房部を機能させる制御部を有することを特徴とする請求項1または2記載の警告システム。
  4. 前記暖房部は、浴槽の入浴準備により前記暖房部を機能させることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の警告システム。
  5. 人感センサを有し、前記暖房部は、前記人感センサに基づいて前記暖房部を機能させることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の警告システム。
  6. 人感センサを有し、前記警告部は前記人感センサに基づいて警告を行うことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の警告システム。
  7. 使用者が前記警告部による警告に対応したか否かを判断する判断部を有することを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の警告システム。
  8. 前記判断部の判断結果を記録する記録部を有することを特徴とする請求項7記載の警告システム。
  9. 前記判断部の判断結果を外部に通信する通信部を有することを特徴とする請求項7記載の警告システム。
  10. 前記警告部による警告は、警告受容心理を醸成するための予備警告と警告内容情報を含む本警告とを含むことを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載の警告システム。
  11. 居室の室温と脱衣場の室温差が所定以上でないときにおいて前記居室室温センサ、前記脱衣場室温センサおよび前記警告部のテストを行うテスト手段を有することを特徴とする請求項1から10のいずれかに記載の警告システム。
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