JP2015021348A - 太陽光発電パネル用架台の支持脚構造 - Google Patents

太陽光発電パネル用架台の支持脚構造 Download PDF

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Abstract

【課題】架台の角度調整や高さ調整をワンタッチで行うことができ、強度的にも優れた太陽光発電パネル用架台の支持脚構造を提供する。
【解決手段】背の低い水下側支持脚3と、これと平行に背の高い水上側支持脚2とを複数並設する。水下側支持脚3上に下梁部材5を、水上側支持脚2上に上梁部材4を架設する。上・下梁部材4、5上に傾斜させて複数の斜辺部材30を所定間隔で並べて架設した太陽光発電パネル用架台1の支持脚構造である。水上側支持脚2は、水上側基礎ブロック2a、水上側取付プレートと束材とで構成される。水下側支持脚3は、水下側基礎ブロック3a、取付部材、水下側取付プレートとで構成される。各取付部材と、水上側取付プレート又は水下側取付プレートとの接触面には多列の水平凹凸溝がそれぞれ形成され、ボルト固定される。
【選択図】図1

Description

本発明は、太陽光を用いて発電を行う太陽光発電パネル用架台の支持脚構造に関し、特に太陽光発電パネルの設置角度や設置高さを簡単かつ確実に変更することができ、しかも台風などの気象環境の変化に影響を受けにくい支持脚構造に係る。
太陽光発電システムでは、太陽光を最も効率よく取り入れることができる方向に太陽光発電パネルを向けて架台上に固定支持する必要がある。この架台は通常複数の斜辺部材と複数の支持脚部材を現場で矩形状もしくは井桁状に組み合わせ、各斜辺部材の上に縦横に複数の太陽光発電パネルを配置して、各太陽光発電パネルを固定支持している(特許文献1)。
現場での組み立ては、架台を前述のように太陽光を最も効率よく取り入れることができる方向に向けて組み立てる必要があるため、太陽光発電パネルの傾斜角度や設置高さなどを微妙に調整する必要があり、太陽光発電システムが大面積の場合、膨大な調整を必要としこれが組み立て作業の効率化を妨げていた。又、このように組み立てられた架台は長期間にわたって風雨に曝されることになるが、特に大面積で設置される太陽光発電パネルは、台風などの暴風を受けた時、架台の下に回り込んだ風によって大きな風圧を受け、支持脚部材が破損するというような被害を受けることが多い。
特開2013−125856号公報 そのために従来の架台では、構成部材に強度の大なH形鋼やC形鋼などスチール製を多用している。しかしながらスチール製の構成部材は非常に重く、持ち運びや組み立てに多大の労力が必要となり、この面でも組み立て作業の非効率化を招いていた。加えて、前述のような設置角度や設置高さの調整が必要であるが、構成部材にH形鋼やC形鋼など使用している場合、構造が単純であるため構造部材の接続部分での調整に手間取ることを多くこの点でも非効率化を招いていた。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、架台の角度調整や高さ調整をワンタッチで行うことができ、しかも強度的にも非常に優れた太陽光発電パネル用架台の支持脚構造を提供するにある。
請求項1に記載の発明は、
背の低い水下側支持脚3を複数並設すると共に水下側支持脚3上に下梁部材5を架設し、
水下側支持脚3の列に沿って背の高い水上側支持脚2を複数並設すると共に水上側支持脚2上に上梁部材4を架設し、
下梁部材5と上梁部材4の上にて傾斜させて、複数の斜辺部材30を所定間隔で並べて架設し、
斜辺部材30の上に複数の太陽光発電パネル20を傾斜させて並設するための太陽光発電パネル用架台1の支持脚構造において、
水上側支持脚2は、地盤Gに設置された水上側基礎ブロック2a、水上側基礎ブロック2aに固定される水上側取付プレート2c、下端部が取付部材2dを介して水上側取付プレート2cに取り付けられ、上端部が上梁部材4に固定された束材28とで構成され、
水下側支持脚3は、地盤Gに設置された水下側基礎ブロック3a、水下側基礎ブロック3aに固定され、取付部材3dを介して下梁部材5に取り付けられる水下側取付プレート3cとで構成され、
各取付部材2d、3dと、水上側取付プレート2c又は水下側取付プレート3cとの接触面には多列の水平凹凸溝2c3、2d3、3c3,3d3がそれぞれ形成され、
水上側取付プレート2c又は水下側取付プレート3cには縦方向の垂直長孔2c5,3c5が形成され、
各取付部材2d、3dには締結ボルト26,36用の通孔2d4、3d4が穿設され、
束材28又は下梁部材5に取り付けられ、前記垂直長孔2c5,3c5及び通孔2d4、3d4を挿通して取り付けられた締結ボルト26,36により、束材28が水上側取付プレート2cに固定され、下梁部材5が水下側取付プレート3cに固定されていることを特徴とする。
請求項2は、請求項1において、上梁部材4には束材28の上端部が取り付けられる面には上梁部材4の全長に亙って水平段部4bが形成されており、
束材28の上端部が前記水平段部4bに当接し、且つ、隣接する束材28は、互いに反対方向に傾斜するように上梁部材4に取り付けられていることを特徴とする。
請求項3は、請求項1又は2において、上梁部材4及び下梁部材5の締結ボルト26,36の取付面に上梁部材4及び下梁部材5の全長にわたって締結ボルト26,36の取り付け用のレール溝4e、5eが形成されていることを特徴とする。
請求項4は、請求項1〜3において、少なくとも基礎ブロック2a,3aを除く架台1の構造部材がアルミ押出部材であることを特徴とする。
請求項1に記載の発明は、接触面に多列の水平凹凸溝2c3、2d3、3c3,3d3がそれぞれ形成された取付部材2d、3dと水上側取付プレート2c又は水下側取付プレート3cとを用いて架台1を組み立てているので、基礎ブロック2a,3a上の水上側取付プレート2c又は水下側取付プレート3cを基準に、水上側取付プレート2c又は水下側取付プレート3cの縦方向の垂直水平長孔2c6,3c5を利用して束材28や下梁部材5を取付部材2d、3dとともに上下させ、適正箇所で水下側取付プレート3cと水下側取付プレート3cを両側から締結ボルト26,36を締め付けることで、水上側取付プレート2c又は水下側取付プレート3cに束材28や下梁部材5を固定することになる。この時、水平凹凸溝2c3、2d3、3c3,3d3により溝幅Tで取り付け高さや傾斜角度をワンタッチで細かくかつ正確に調整することができ、作業の効率化を図ることができる。
また、束材28の上端部を上梁部材4に形成された前記水平段部4bに当接するようにしておけば、上梁部材4に対して束材28が上梁部材4を下から持ち上げるような状態となり、束材28に対する上梁部材4の固定がより強固に行われ、さらに、束材28が互いに反対方向に傾斜するように上梁部材4に取り付けられているため、上梁部材4に平行な強風に対して反対方向に傾斜した束材28が一種のトラス構造の働きをなし、仮に、架台1の構造部材を軽量のアルミ押出材で構成したとしても、十分な強度を示すことになる。
さらに、上梁部材4及び下梁部材5の締結ボルト26,36の取付面の全長にわたってレール溝4e、5eを形成しておけば、締結ボルト26,36をレール溝4e、5eに沿って移動させることが出来、どの位置でも束材28や下梁部材5を取り付けることができる。なお、架台1の構造部材をアルミ押出部材とすれば、軽量のため取り扱いが簡単で組み立て作業を効率的に行うことができる。
本実施形態における太陽光発電パネルの設置状態の斜視図である。 図1に用いられる基台の斜視図である。 本発明に用いられる斜辺部材の設置状態の拡大断面斜視図である。 図3のX部拡大断面斜視図である。 本発明の水上側支持脚部分の斜視図である。 本発明の水下側支持脚部分の斜視図である。 (a)は本発明の水上側支持脚部分の断面図、(b)はその一部拡大断面図、(c)は他の実施例の一部拡大断面図である。 (a)は本発明の水下側支持脚部分の側面図、(b)はその一部拡大図である。 本発明に使用される組立金具の斜視図である。
以下、本発明の実施形態について図面に沿って詳細に説明する。太陽光発電パネル20は、照射された太陽光を電気に変換し、該パネル20から引き出されたコード21を介して外部に送電する設備であり、基台10上に傾斜させて並設された斜辺部材30上に縦横に並べて設置され、引き出されたコード21は必要に応じて斜辺部材30に収納される。基台10は、斜辺部材30が傾斜して所定間隔で載置される上・下梁部材4,5以下の部分である。
太陽光発電パネル用架台1は、基台10と、この上に傾斜して所定間隔で載置される斜辺部材30とで構成される。基台10は、並設された複数の背の高い水上側支持脚2と、水上側支持脚2より背の低い水下側支持脚3と、隣接する水上側支持脚2間に架設された上梁部材4と、隣接する水下側支持脚3間にそれぞれに架設された下梁部材5で構成されている。水上側支持脚2及び水下側支持脚3は、基礎ブロック2a,3aと、基礎ブロック2a,3a上に設けられた背の高い脚部2b、背の低い水下側設置部材3bで構成されている。基礎ブロック2a,3a間の間隔Lを接離させることにより、或いは後述する束材28などの取付高さを変更することにより、基台10の傾斜角度を適切な角度に設定することができる。そして、図2に示すように、上梁部材4と下梁部材5に直交し且つ所定間隔で斜辺部材30が傾斜して固定されている。
斜辺部材30は、図4に示すように、斜辺部材本体31と必要に応じて設けられるカバー部材32とで構成されている。本実施例ではカバー部材32を用いた場合を採用いている。斜辺部材本体31は、アルミ押出材で構成され、平行した一対の縦片31tと、縦片31tの上縁間に設けられた上面部31j、下縁間に設けられた下面部31kおよび下縁外面から外に延出されたL形の下リブ31rとで構成され、上・下面部31j、31kには斜辺部材本体31の全長にわたって係合溝31m,31nが形成されている。係合溝31m,31nの開口内縁にはそれぞれ係止リブ31o,31pが全長にわたって突設されている。そして、上面部31jの外縁から垂設された垂設片31qの下端全長に軸部31sが形成されている。L形の下リブ31rの先端部分には上方に向かって掛止片31r1が立設されている。
カバー部材32は樹脂材(勿論、アルミ押出材で形成してもよい。)で、水平片部32aと垂直片部32bおよび水平片部32aと垂直片部32bを繋ぐ円弧片部32cとで構成されており、水平片部32aの先端に軸部31sに外嵌して回動する関節部32sが全長に亘って形成され、縦片31tの側面33とカバー部材32との間に電線挿通用空間33が設けられている。垂直片部32bの下端部内面には内方に延出された内鍔片32dが全長に亘って設けられており、下リブ31rの掛止片31r1に係脱可能な係止片32d1が垂設されている。なお、内鍔片32dの先端部分は全長に亘って下方に傾斜するように折曲されている。そして垂直片部32bの下端部分に固定用の通孔32b1が所定間隔で形成されている。カバー部材32は斜辺部材本体31と同じ長さで、カバー部材32の関節部32sを軸部31sに外嵌させ、この部分を丁番として回動可能とし、斜辺部材本体31とカバー部材32の少なくともいずれか一方に、電線挿通用空間33に連通する開口34を形成するようにしてもよいが、本実施例では、図3に示すように、カバー部材32の長さを例えば太陽光発電パネル20に合わせた長さとし、電線挿通用空間33に連通する開口34となる隙間を設けて複数枚のカバー部材32を斜辺部材本体31に取り付けるようにしている。
上・下梁部材4,5もアルミ押出材で、図7,8に示すように、斜辺部材30の下面に接合される対向面である上面の全長に亘って設けられた係合溝31m’の開口縁に係止リブ31o’が形成されている。なお、係合溝31m’は斜辺部材30の係合溝31mと同じ形状である。従って、係止リブ31o’も係止リブ31oと同じ形状である。
上梁部材4の断面形状は、図7からわかるように、その本体部4aの上面が若干傾斜しており、束材28の取り付け側の面の下部に大きな水平段部4bが形成されており、水平段部4bの垂直面に全長にわたってレール溝4eが設けられており、レール溝4eの開口縁4e1に取付ボルト42の頭部が係合しつつスライドするようになっている。
そして、レール溝4eの上下には垂直面の長手方向の全長にわたって浅い凹溝4dが形成されており、さらにボルト孔の上下にてその凹溝4dに長手方向の全長にわたってV凸条4fが形成されている。
下梁部材5の断面形状は、図8からわかるように、本体部5aは長方形で上面が若干傾斜しており、水下側取付プレート3cに接触する面には長手方向を全長にわたってレール溝5eが形成されており、レール溝5eの開口縁5e1に締結ボルト36の頭部が係合しつつスライドするようになっている。
水上側支持脚2は、地盤Gに設置された水上側基礎ブロック2a、水上側基礎ブロック2aに固定される水上側取付プレート2c、下端部が取付部材2dを介して水上側取付プレート2cに取り付けられ、上端部が上梁部材4に固定された束材28とで構成されている。なお、水上側基礎ブロック2a上の脚部1bは水上側取付プレート2c、取付部材2及び束材28で構成される。水上側基礎ブロック2aは、略立方体状のコンクリートブロックで、上面に取付ボルト27が植設されている。
水上側取付プレート2cは、水平板部2c1と、水平板部2c1の先端に立設された垂直板部2c2とでL形に構成され、その入隅には全長にわたって肉厚で略直角三角形状の補強部2c4が形成されている。そして、水平板部2c1の中央には垂直板部2c2側から反対側の辺に向かう1の水平長孔2c6が形成され、垂直板部2c2の水平板部2c1側の垂直面には水平方向に多段の水平凹凸溝2c3が形成され、更に両脇に縦方向に1の垂直長孔2c5がそれぞれ形成されている。
取付部材2dは矩形の板で、中央にボルト孔2d4が形成されており、垂直板部2c2に接触する面には垂直板部2c2の水平凹凸溝2c3に噛合する多段の水平凹凸溝2d3が水平方向に形成されている。
束材28はアルミの板材で、両端にボルト孔が形成されており、その上端は長手方向に対して斜め(例えば40〜50°)に切断されている「図7(b)」。これに対して、図7(c)に示す他の実施例では、上梁部材4に接する面には斜めに切落された上端に平行にて幅方向に膨出部分28dが設けられており、さらにその膨出部分28dのボルト孔の上下にV凹溝28fが幅方向にて上端に平行に傾斜して形成されている。このV凹溝28fを形成しておけば、束材28を上梁部材4によりよく添わせることができる。
水下側支持脚3は、地盤Gに設置された水下側基礎ブロック3a、水下側基礎ブロック3aに固定され、取付部材3dを介して下梁部材5に取り付けられる水下側取付プレート3cとで構成されている。水下側基礎ブロック3aは前述の水上側基礎ブロック2aと同じで、その上面に取付ボルト37が植設されている。前述の水下側設置部材3bは水下側取付プレート3cと取付部材3d及びその締結部材(締結ボルト36、ナット36aなどの)で構成されることになる。
取り付け部材3dは、取付部材2dと同一形状であり、取付部材2dの記載を取付部材3dの説明に援用する。同様に水下側取付プレート3cも水上側取付プレート2cと同一形状であり、水上側取付プレート2cの記載を水下側取付プレート3cの説明に援用する。取付部材2dに対応する部分は、それぞれ水平板部3c1、垂直板部3c2、水平方向に設けられた多段の水平凹凸溝3c3、肉厚で略直角三角形状の補強部3c4、垂直長孔3c5、1の水平長孔3c6が形成されている。
取付部材3dでは、多段の水平凹凸溝3d3、中央のボルト孔3d4が形成されている。なお、水平凹凸溝2c3、2d3、3c3、3d3の溝幅Tは1〜2mm程度のものである。
組立金具6は、図9に示すように細長い棒状の金属(例えばステンレス)製部材で、締結具として六角ボルトが使用され、これに対して、金具本体6hの上面6tの中央に締結部6cとなるねじ孔が形成されている。勿論、締結具が六角ボルトでなければ、それに対応した締結部6cが採用される。そして、締結部6cの両方に斜辺部材30の係合溝31mの係止リブ31oや、上・下梁部材4,5の係合溝31m’の係止リブ31o’の厚みとほぼ等しい高さの直方体状の隆起部6rが突設されており、隆起部6rの入隅部分が係止リブ31o,31o’に係止する係止部となっている。
そして、一方の絶縁破壊突起6aは隆起部6rの上面6tに2か所づつ、他方の絶縁破壊突起6bは金具本体6hの上面6tで、締結部6cの周囲に本実施例では4カ所突設されている。絶縁破壊突起6a,6bの形状は円錐や三角錐、四角錐など錐形のものが好ましい。なお、隆起部6rの上面6tに設けられた絶縁破壊突起6aは、隆起部6rの両サイドの入隅部分が係止リブ31o,31o’に係止し、絶縁破壊突起6bがこれらに突き刺さった時に、係止リブ31o,31o’より上に突出して上の接合面に突き刺さる高さに形成されている。
太陽光発電パネル20を固定する固定部材50はコ字状の本体50aの開口端に外鍔51が突設されており、本体50aの中央に締結孔が穿設されている。
基台10の組み立てに当たっては、基礎ブロック2a,3aを所定の間隔で配置し、基礎ブロック2a,3aに水上側・水下側取付プレート2c,3cを仮止めする。次に、上梁部材4のレール溝4eに複数の取付ボルト42の頭部を嵌め込み所定の位置までスライドさせ、レール溝4eから突出している取付ボルト42の脚に束材28の傾斜端面側のボルト孔を挿入し、ナット42aで仮止めする。この時、傾斜端面は水平段部4bの下面に当接する。この時、隣接する束材28は互いに反対を向くよう取り付けられている。
次に、各束材28を水上側取付プレート2cの前方にそれぞれ位置するように配置し、締結ボルト26を各束材28のボルト孔と、これに一致している水上側取付プレート2cの垂直長孔2c5に挿入する。そして、垂直長孔2c5から飛び出している締結ボルト26の脚に取付部材2dのボルト孔を挿入し、ナット26aで仮止め行う。これにより水上側取付プレート2cに束材28を介して上梁部材4が仮止めされたことになる。組み立て方はこれに限られず、先に、束材28を水上側取付プレート2cに仮止めし、その後で上梁部材4を仮止めしてもよい。
同様に下梁部材5のレール溝5eに所定個数の締結ボルト36の頭部を嵌め込んで所定の位置までスライドさせる。そして、各水下側取付プレート3cの垂直長孔3c5に締結ボルト36の脚を挿入し、さらに垂直長孔3c5から飛び出している締結ボルト36の脚に取付部材3dのボルト孔を挿入し、ナット36aで仮止め行う。これにより水下側取付プレート3cに下梁部材5が仮止めされたことになる。そして、必要があれば図7に示すように隣接する上・下梁部材4,5を組立金具6にて連結部する。連結の方法は後述する。
このように、架台1の仮組みが終わると、水上側・水下側取付プレート2c、3cの締結ボルト26,36を緩め、垂直長孔2c5,3c5を利用して上・下梁部材4、5の高さ調整を行う。これにより上・下梁部材4、5を設置した時の太陽光発電パネル20の傾斜角度や取り付け高さを調整できる。この時、取付部材2d、3dの水平凹凸溝2d3、3d3が水上側・水下側取付プレート2c、3cの垂直板部2c2,3c3の水平凹凸溝2c3、3c3の噛合しているため溝幅Tで高さ調整が可能となる。調整が完了すると、ナット26a、37a、42aその他を締め、基台10を一体化する。
続いて基台10の上・下梁部材4,5上に斜辺部材30を所定間隔で傾斜して設置する。上・下梁部材4,5と斜辺部材30との固定は以下のように行われる。図3に示すように、上梁部材4(または下梁部材5)の係合溝31m’に組立金具6を挿入し、上梁部材4(または下梁部材5)と斜辺部材30が交差する部分に位置させる。斜辺部材30のカバー部材32を開き、斜辺部材本体31の下リブ31rのボルト孔31r2に六角穴付きボルトのような締結具Cを挿入し、雄ネジのような締結具Cの締結部分を組立金具6の締結部6cに捻じ込む。図3では組立金具6及び締結具Cは2個使いであるが、勿論、1でもよい。
組立金具6はこの捻じ込みによって斜辺部材30側に引き寄せられ、組立金具6の隆起部6rの絶縁破壊突起6aは斜辺部材30の接合面に食い込み、接合面の絶縁被膜を破壊し、これによって絶縁破壊突起6aと斜辺部材30の電気的接合が図られる。同様に組立金具6の他方の絶縁破壊突起6bは上梁部材4(または下梁部材5)の係止リブ31o’の下面に食い込み、係止リブ31o’の下面の絶縁被膜を破壊し、絶縁破壊突起6bと係止リブ31o’の電気的接合が図られる。その結果、組立金具6を介して上梁部材4(または下梁部材5)と斜辺部材30の電気的接合が実現する。同時に締結具Cの組立金具6への捻じ込みにより、斜辺部材本体31が上梁部材4(または下梁部材5)の上面に押圧固定され、斜辺部材30を上梁部材4(または下梁部材5)に機械的に固定する。なお、上梁部材4(または下梁部材5)の適所から引き出されたアース線70の下端が地中に埋設される。
斜辺部材30の固定が終了すると、次に図1に示すように組み立てられた基台10上に縦横に太陽光発電パネル20が配置される。そして図3に示すように、両端に外鍔51が突出された固定部材50の本体50aが、隣接する太陽光発電パネル20の間に配設され、外鍔51を太陽光発電パネル20の上に係止した状態で締結孔50(図示せず)に六角ボルトのような締結具(図示せず)にて固定する。組立金具6による電気的・機械的接続は上記と同じである。これにより、太陽光発電パネル20の斜辺部材30への機械的・電気的固定が完了する。組立は図からわかるように接続部分は1本のボルトによるため、作業が非常に簡単であるし、使用する構成部材もアルミ製であるので非常に軽く、鋼材を使用する場合に比べて組立作業が格段に能率的になる。
そして、最後に太陽光発電パネル20から引き出されたコード21は電線挿通用空間33内に収納され、外部から保護されることになる。加えて、コード34が外部に剥き出しにならず外観的にすっきりしたものとなる。
このように組み立てられた太陽光発電システムでは、太陽光を浴び、太陽光発電が行われることになる。
1:太陽光発電パネル用架台,2:水上側支持脚,2a:基礎ブロック,2b:脚部,2c:水上側取付プレート,2c1:水平板部,2c2:垂直板部,2c3:水平凹凸溝,2c4:補強部,2c5:垂直長孔,2c6:水平長孔,2d:取付部材,2d3:水平凹凸溝,2d4:ボルト孔,3:水下側支持脚,3a:基礎ブロック,3b:水下側設置部材,3c:水下側取付プレート,3c1:水平板部,3c2:垂直板部,3c3:水平凹凸溝,3c4:補強部,3c5:垂直長孔,3c6:水平長孔,3d:取付部材,3d3:水平凹凸溝,3d4:通孔,4:上梁部材,4a:本体部,4b:水平段部,4d:凹溝,4e:レール溝,4e1:開口縁,4f:V凸条,5:下梁部材,5a:本体部,5e:レール溝,5e1:開口溝,6:組立金具,6a,6b:絶縁破壊突起,6c:締結部,6h:金具本体,6r:隆起部,6t:上面,20:太陽光発電パネル,21:コード,26:締結ボルト,26a:ナット,27:取付ボルト,27a:ナット,28:束材,28d:膨出部分,28f:V凹溝,30:斜辺部材,31:斜辺部材本体,31j:上面部,31k:下面部,31m,31m’,31n:係合溝,31o,31o’,31p:係止リブ,31r:下リブ,31r1:掛止片,31r2:ボルト孔,31q:垂設片,31s:軸部,31t:縦片,32:カバー部材,32a:水平片部,32b:垂直片部,32b1:通孔,32c:円弧片部,32d:内鍔片,32d1:係止片,32s:関節部,33:電線挿通用空間,34:開口,36:締結ボルト,36a:ナット,37:取付ボルト,37a:ナット,42:取付ボルト,42a:ナット,50:固定部材,50a:本体,51:外鍔、70:アース線,L:基礎ブロック間の間隔,G:地盤,T:溝幅。

本発明は、太陽光を用いて発電を行う太陽光発電パネル用架台の支持脚構造に関し、特に太陽光発電パネルの設置角度や設置高さを簡単かつ確実に変更することができ、しかも台風などの気象環境の変化に影響を受けにくい支持脚構造に係る。
太陽光発電システムでは、太陽光を最も効率よく取り入れることができる方向に太陽光発電パネルを向けて架台上に固定支持する必要がある。この架台は通常複数の斜辺部材と複数の支持脚部材を現場で矩形状もしくは井桁状に組み合わせ、各斜辺部材の上に縦横に複数の太陽光発電パネルを配置して、各太陽光発電パネルを固定支持している(特許文献1)。
現場での組み立ては、架台を前述のように太陽光を最も効率よく取り入れることができる方向に向けて組み立てる必要があるため、太陽光発電パネルの傾斜角度や設置高さなどを微妙に調整する必要があり、太陽光発電システムが大面積の場合、膨大な調整を必要としこれが組み立て作業の効率化を妨げていた。又、このように組み立てられた架台は長期間にわたって風雨に曝されることになるが、特に大面積で設置される太陽光発電パネルは、台風などの暴風を受けた時、架台の下に回り込んだ風によって大きな風圧を受け、支持脚部材が破損するというような被害を受けることが多い。
そのために従来の架台では、構成部材に強度の大なH形鋼やC形鋼などスチール製を多用している。しかしながらスチール製の構成部材は非常に重く、持ち運びや組み立てに多大の労力が必要となり、この面でも組み立て作業の非効率化を招いていた。加えて、前述のような設置角度や設置高さの調整が必要であるが、構成部材にH形鋼やC形鋼など使用している場合、構造が単純であるため構造部材の接続部分での調整に手間取ることが多く、この点でも非効率化を招いていた。
特開2013−125856号公報
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、架台の角度調整や高さ調整をワンタッチで行うことができ、しかも強度的にも非常に優れた太陽光発電パネル用架台の支持脚構造を提供するにある。
請求項1に記載の発明は、
背の低い水下側支持脚3を複数並設すると共に水下側支持脚3上に下梁部材5を架設し、
水下側支持脚3の列に沿って背の高い水上側支持脚2を複数並設すると共に水上側支持脚2上に上梁部材4を架設し、
下梁部材5と上梁部材4の上にて傾斜させて、複数の斜辺部材30を所定間隔で並べて架設し、
斜辺部材30の上に複数の太陽光発電パネル20を傾斜させて並設するための太陽光発電パネル用架台1の支持脚構造において、
水上側支持脚2は、地盤Gに設置された水上側基礎ブロック2a、水上側基礎ブロック2aに固定される水上側取付プレート2c、下端部が取付部材2dを介して水上側取付プレート2cに取り付けられ、上端部が上梁部材4に固定された束材28とで構成され、
水下側支持脚3は、地盤Gに設置された水下側基礎ブロック3a、水下側基礎ブロック3aに固定され、取付部材3dを介して下梁部材5に取り付けられる水下側取付プレート3cとで構成され、
各取付部材2d、3dと、水上側取付プレート2c又は水下側取付プレート3cとの接触面には多列の水平凹凸溝2c3、2d3、3c3,3d3がそれぞれ形成され、
水上側取付プレート2c又は水下側取付プレート3cには縦方向の垂直長孔2c5,3c5が形成され、
各取付部材2d、3dには締結ボルト26,36用の通孔2d4、3d4が穿設され、
束材28又は下梁部材5に取り付けられ、前記垂直長孔2c5,3c5及び通孔2d4、3d4を挿通して取り付けられた締結ボルト26,36により、束材28が水上側取付プレート2cに固定され、下梁部材5が水下側取付プレート3cに固定されていることを特徴とする。
請求項2は、請求項1において、上梁部材4の、束材28の上端部が取り付けられる面には上梁部材4の全長に亙って水平段部4bが形成されており、
束材28の上端部が前記水平段部4bに当接し、且つ、隣接する束材28は、互いに反対方向に傾斜するように上梁部材4に取り付けられていることを特徴とする。
請求項3は、請求項1又は2において、上梁部材4及び下梁部材5の締結ボルト26,36の取付面に上梁部材4及び下梁部材5の全長にわたって締結ボルト26,36の取り付け用のレール溝4e、5eが形成されていることを特徴とする。
請求項4は、請求項1〜3のいずれかにおいて、少なくとも基礎ブロック2a,3aを除く架台1の構造部材がアルミ押出部材であることを特徴とする。
請求項1に記載の発明は、接触面に多列の水平凹凸溝2c3、2d3、3c3,3d3がそれぞれ形成された取付部材2d、3dと水上側取付プレート2c又は水下側取付プレート3cとを用いて架台1を組み立てているので、基礎ブロック2a,3a上の水上側取付プレート2c又は水下側取付プレート3cを基準に、水上側取付プレート2c又は水下側取付プレート3cの縦方向の垂直水平長孔2c6,3c5を利用して束材28や下梁部材5を取付部材2d、3dとともに上下させ、適正箇所で水下側取付プレート3cと水下側取付プレート3cを両側から締結ボルト26,36を締め付けることで、水上側取付プレート2c又は水下側取付プレート3cに束材28や下梁部材5を固定することになる。この時、水平凹凸溝2c3、2d3、3c3,3d3により溝幅Tで取り付け高さや傾斜角度をワンタッチで細かくかつ正確に調整することができ、作業の効率化を図ることができる。
また、束材28の上端部を上梁部材4に形成された前記水平段部4bに当接するようにしておけば、上梁部材4に対して束材28が上梁部材4を下から持ち上げるような状態となり、束材28に対する上梁部材4の固定がより強固に行われ、さらに、束材28が互いに反対方向に傾斜するように上梁部材4に取り付けられているため、上梁部材4に平行な強風に対して反対方向に傾斜した束材28が一種のトラス構造の働きをなし、仮に、架台1の構造部材を軽量のアルミ押出材で構成したとしても、十分な強度を示すことになる。
さらに、上梁部材4及び下梁部材5の締結ボルト26,36の取付面の全長にわたってレール溝4e、5eを形成しておけば、締結ボルト26,36をレール溝4e、5eに沿って移動させることが出来、どの位置でも束材28や下梁部材5を取り付けることができる。なお、架台1の構造部材をアルミ押出部材とすれば、軽量のため取り扱いが簡単で組み立て作業を効率的に行うことができる。
本実施形態における太陽光発電パネルの設置状態の斜視図である。 図1に用いられる基台の斜視図である。 本発明に用いられる斜辺部材の設置状態の拡大断面斜視図である。 図3のX部拡大断面斜視図である。 本発明の水上側支持脚部分の斜視図である。 本発明の水下側支持脚部分の斜視図である。 (a)は本発明の水上側支持脚部分の断面図、(b)はその一部拡大断面図、(c)は他の実施例の一部拡大断面図である。 (a)は本発明の水下側支持脚部分の側面図、(b)はその一部拡大図である。 本発明に使用される組立金具の斜視図である。
以下、本発明の実施形態について図面に沿って詳細に説明する。太陽光発電パネル20は、照射された太陽光を電気に変換し、該パネル20から引き出されたコード21を介して外部に送電する設備であり、基台10上に傾斜させて並設された斜辺部材30上に縦横に並べて設置され、引き出されたコード21は必要に応じて斜辺部材30に収納される。基台10は、斜辺部材30が傾斜して所定間隔で載置される上・下梁部材4,5以下の部分である。
太陽光発電パネル用架台1は、基台10と、この上に傾斜して所定間隔で載置される斜辺部材30とで構成される。基台10は、並設された複数の背の高い水上側支持脚2と、水上側支持脚2より背の低い水下側支持脚3と、隣接する水上側支持脚2間に架設された上梁部材4と、隣接する水下側支持脚3間にそれぞれに架設された下梁部材5で構成されている。水上側支持脚2及び水下側支持脚3は、基礎ブロック2a,3aと、基礎ブロック2a,3a上に設けられた背の高い脚部2b、背の低い水下側設置部材3bで構成されている。基礎ブロック2a,3a間の間隔Lを接離させることにより、或いは後述する束材28などの取付高さを変更することにより、基台10の傾斜角度を適切な角度に設定することができる。そして、図2に示すように、上梁部材4と下梁部材5に直交し且つ所定間隔で斜辺部材30が傾斜して固定されている。
斜辺部材30は、図4に示すように、斜辺部材本体31と必要に応じて設けられるカバー部材32とで構成されている。本実施例ではカバー部材32を用いた場合を採用ている。斜辺部材本体31は、アルミ押出材で構成され、平行した一対の縦片31tと、縦片31tの上縁間に設けられた上面部31j、下縁間に設けられた下面部31kおよび下縁外面から外に延出されたL形の下リブ31rとで構成され、上・下面部31j、31kには斜辺部材本体31の全長にわたって係合溝31m,31nが形成されている。係合溝31m,31nの開口内縁にはそれぞれ係止リブ31o,31pが全長にわたって突設されている。そして、上面部31jの外縁から垂設された垂設片31qの下端全長に軸部31sが形成されている。L形の下リブ31rの先端部分には上方に向かって掛止片31r1が立設されている。
カバー部材32は樹脂材(勿論、アルミ押出材で形成してもよい。)で、水平片部32aと垂直片部32bおよび水平片部32aと垂直片部32bを繋ぐ円弧片部32cとで構成されており、水平片部32aの先端に軸部31sに外嵌して回動する関節部32sが全長に亘って形成され、縦片31tの側面31aとカバー部材32との間に電線挿通用空間33が設けられている。垂直片部32bの下端部内面には内方に延出された内鍔片32dが全長に亘って設けられており、下リブ31rの掛止片31r1に係脱可能な係止片32d1が垂設されている。なお、内鍔片32dの先端部分は全長に亘って下方に傾斜するように折曲されている。そして垂直片部32bの下端部分に固定用の通孔32b1が所定間隔で形成されている。カバー部材32は斜辺部材本体31と同じ長さで、カバー部材32の関節部32sを軸部31sに外嵌させ、この部分を丁番として回動可能とし、斜辺部材本体31とカバー部材32の少なくともいずれか一方に、電線挿通用空間33に連通する開口34を形成するようにしてもよいが、本実施例では、図3に示すように、カバー部材32の長さを例えば太陽光発電パネル20に合わせた長さとし、電線挿通用空間33に連通する開口34となる隙間を設けて複数枚のカバー部材32を斜辺部材本体31に取り付けるようにしている。
上・下梁部材4,5もアルミ押出材で、図7,8に示すように、斜辺部材30の下面に接合される対向面である上面の全長に亘って設けられた係合溝31m’の開口縁に係止リブ31o’が形成されている。なお、係合溝31m’は斜辺部材30の係合溝31mと同じ形状である。従って、係止リブ31o’も係止リブ31oと同じ形状である。
上梁部材4の断面形状は、図7からわかるように、その本体部4aの上面が若干傾斜しており、束材28の取り付け側の面の下部に大きな水平段部4bが形成されており、水平段部4bの垂直面に全長にわたってレール溝4eが設けられており、レール溝4eの開口縁4e1に取付ボルト42の頭部が係合しつつスライドするようになっている。
そして、レール溝4eの上下には垂直面の長手方向の全長にわたって浅い凹溝4dが形成されており、さらにボルト孔の上下にてその凹溝4dに長手方向の全長にわたってV凸条4fが形成されている。
下梁部材5の断面形状は、図8からわかるように、本体部5aは長方形で上面が若干傾斜しており、水下側取付プレート3cに接触する面には長手方向を全長にわたってレール溝5eが形成されており、レール溝5eの開口縁5e1に締結ボルト36の頭部が係合しつつスライドするようになっている。
水上側支持脚2は、地盤Gに設置された水上側基礎ブロック2a、水上側基礎ブロック2aに固定される水上側取付プレート2c、下端部が取付部材2dを介して水上側取付プレート2cに取り付けられ、上端部が上梁部材4に固定された束材28とで構成されている。なお、水上側基礎ブロック2a上の脚部1bは水上側取付プレート2c、取付部材2及び束材28で構成される。水上側基礎ブロック2aは、略立方体状のコンクリートブロックで、上面に取付ボルト27が植設されている。
水上側取付プレート2cは、水平板部2c1と、水平板部2c1の先端に立設された垂直板部2c2とでL形に構成され、その入隅には全長にわたって肉厚で略直角三角形状の補強部2c4が形成されている。そして、水平板部2c1の中央には垂直板部2c2側から反対側の辺に向かう1つの水平長孔2c6が形成され、垂直板部2c2の水平板部2c1側の垂直面には水平方向に多段の水平凹凸溝2c3が形成され、更に両脇に縦方向に1つの垂直長孔2c5がそれぞれ形成されている。
取付部材2dは矩形の板で、中央に孔2d4が形成されており、垂直板部2c2に接触する面には垂直板部2c2の水平凹凸溝2c3に噛合する多段の水平凹凸溝2d3が水平方向に形成されている。
束材28はアルミの板材で、両端にボルト孔が形成されており、その上端は長手方向に対して斜め(例えば40〜50°)に切断されている「図7(b)」。これに対して、図7(c)に示す他の実施例では、上梁部材4に接する面には斜めに切落された上端に平行にて幅方向に膨出部分28dが設けられており、さらにその膨出部分28dのボルト孔の上下にV凹溝28fが幅方向にて上端に平行に傾斜して形成されている。このV凹溝28fを形成しておけば、束材28を上梁部材4によりよく添わせることができる。
水下側支持脚3は、地盤Gに設置された水下側基礎ブロック3a、水下側基礎ブロック3aに固定され、取付部材3dを介して下梁部材5に取り付けられる水下側取付プレート3cとで構成されている。水下側基礎ブロック3aは前述の水上側基礎ブロック2aと同じで、その上面に取付ボルト37が植設されている。前述の水下側設置部材3bは水下側取付プレート3cと取付部材3d及びその締結部材(締結ボルト36、ナット36aなどの)で構成されることになる。
取付部材3dは、取付部材2dと同一形状であり、取付部材2dの記載を取付部材3dの説明に援用する。同様に水下側取付プレート3cも水上側取付プレート2cと同一形状であり、水上側取付プレート2cの記載を水下側取付プレート3cの説明に援用する。取付部材2dに対応する部分は、それぞれ水平板部3c1、垂直板部3c2、水平方向に設けられた多段の水平凹凸溝3c3、肉厚で略直角三角形状の補強部3c4、垂直長孔3c5、1つの水平長孔3c6が形成されている。
取付部材3dでは、多段の水平凹凸溝3d3、中央の孔3d4が形成されている。なお、水平凹凸溝2c3、2d3、3c3、3d3の溝幅Tは1〜2mm程度のものである。
組立金具6は、図9に示すように細長い棒状の金属(例えばステンレス)製部材で、締結具として六角ボルトが使用され、これに対して、金具本体6hの上面6tの中央に締結部6cとなるねじ孔が形成されている。勿論、締結具が六角ボルトでなければ、それに対応した締結部6cが採用される。そして、締結部6cの両方に斜辺部材30の係合溝31mの係止リブ31oや、上・下梁部材4,5の係合溝31m’の係止リブ31o’の厚みとほぼ等しい高さの直方体状の隆起部6rが突設されており、隆起部6rの入隅部分が係止リブ31o,31o’に係止する係止部となっている。
そして、一方の絶縁破壊突起6aは隆起部6rの上面6tに2所づつ、他方の絶縁破壊突起6bは金具本体6hの上面6tで、締結部6cの周囲に本実施例では4カ所突設されている。絶縁破壊突起6a,6bの形状は円錐や三角錐、四角錐など錐形のものが好ましい。なお、隆起部6rの上面6tに設けられた絶縁破壊突起6aは、隆起部6rの両サイドの入隅部分が係止リブ31o,31o’に係止し、絶縁破壊突起6bがこれらに突き刺さった時に、係止リブ31o,31o’より上に突出して上の接合面に突き刺さる高さに形成されている。
太陽光発電パネル20を固定する固定部材50はコ字状の本体50aの開口端に外鍔51が突設されており、本体50aの中央に締結孔が穿設されている。
基台10の組み立てに当たっては、基礎ブロック2a,3aを所定の間隔で配置し、基礎ブロック2a,3aに水上側・水下側取付プレート2c,3cを仮止めする。次に、上梁部材4のレール溝4eに複数の取付ボルト42の頭部を嵌め込み所定の位置までスライドさせ、レール溝4eから突出している取付ボルト42の脚に束材28の傾斜端面側のボルト孔を挿入し、ナット42aで仮止めする。この時、傾斜端面は水平段部4bの下面に当接する。この時、隣接する束材28は互いに反対を向くよう取り付けられている。
次に、各束材28を水上側取付プレート2cの前方にそれぞれ位置するように配置し、締結ボルト26を各束材28のボルト孔と、これに一致している水上側取付プレート2cの垂直長孔2c5に挿入する。そして、垂直長孔2c5から飛び出している締結ボルト26の脚に取付部材2dのボルト孔を挿入し、ナット26aで仮止め行う。これにより水上側取付プレート2cに束材28を介して上梁部材4が仮止めされたことになる。組み立て方はこれに限られず、先に、束材28を水上側取付プレート2cに仮止めし、その後で上梁部材4を仮止めしてもよい。
同様に下梁部材5のレール溝5eに所定個数の締結ボルト36の頭部を嵌め込んで所定の位置までスライドさせる。そして、各水下側取付プレート3cの垂直長孔3c5に締結ボルト36の脚を挿入し、さらに垂直長孔3c5から飛び出している締結ボルト36の脚に取付部材3dのボルト孔を挿入し、ナット36aで仮止め行う。これにより水下側取付プレート3cに下梁部材5が仮止めされたことになる。そして、必要があれば図7に示すように隣接する上・下梁部材4,5を組立金具6にて連結部する。連結の方法は後述する。
このように、架台1の仮組みが終わると、水上側・水下側取付プレート2c、3cの締結ボルト26,36を緩め、垂直長孔2c5,3c5を利用して上・下梁部材4、5の高さ調整を行う。これにより上・下梁部材4、5を設置した時の太陽光発電パネル20の傾斜角度や取り付け高さを調整できる。この時、取付部材2d、3dの水平凹凸溝2d3、3d3が水上側・水下側取付プレート2c、3cの垂直板部2c2,3cの水平凹凸溝2c3、3c3噛合しているため溝幅Tで高さ調整が可能となる。調整が完了すると、ナット26a、37a、42aその他を締め、基台10を一体化する。
続いて基台10の上・下梁部材4,5上に斜辺部材30を所定間隔で傾斜して設置する。上・下梁部材4,5と斜辺部材30との固定は以下のように行われる。図3に示すように、上梁部材4(または下梁部材5)の係合溝31m’に組立金具6を挿入し、上梁部材4(または下梁部材5)と斜辺部材30が交差する部分に位置させる。斜辺部材30のカバー部材32を開き、斜辺部材本体31の下リブ31rのボルト孔31r2に六角穴付きボルトのような締結具Cを挿入し、雄ネジのような締結具Cの締結部分を組立金具6の締結部6cに捻じ込む。図3では組立金具6及び締結具Cは2個使いであるが、勿論、1でもよい。
組立金具6はこの捻じ込みによって斜辺部材30側に引き寄せられ、組立金具6の隆起部6rの絶縁破壊突起6aは斜辺部材30の接合面に食い込み、接合面の絶縁被膜を破壊し、これによって絶縁破壊突起6aと斜辺部材30の電気的接合が図られる。同様に組立金具6の他方の絶縁破壊突起6bは上梁部材4(または下梁部材5)の係止リブ31o’の下面に食い込み、係止リブ31o’の下面の絶縁被膜を破壊し、絶縁破壊突起6bと係止リブ31o’の電気的接合が図られる。その結果、組立金具6を介して上梁部材4(または下梁部材5)と斜辺部材30の電気的接合が実現する。同時に締結具Cの組立金具6への捻じ込みにより、斜辺部材本体31が上梁部材4(または下梁部材5)の上面に押圧固定され、斜辺部材30を上梁部材4(または下梁部材5)に機械的に固定する。なお、上梁部材4(または下梁部材5)の適所から引き出されたアース線70の下端が地中に埋設される。
斜辺部材30の固定が終了すると、次に図1に示すように組み立てられた基台10上に縦横に太陽光発電パネル20が配置される。そして図3に示すように、両端に外鍔51が突出された固定部材50の本体50aが、隣接する太陽光発電パネル20の間に配設され、外鍔51を太陽光発電パネル20の上に係止した状態で締結孔(図示せず)に六角ボルトのような締結具(図示せず)にて固定する。組立金具6による電気的・機械的接続は上記と同じである。これにより、太陽光発電パネル20の斜辺部材30への機械的・電気的固定が完了する。組立は図からわかるように接続部分は1本のボルトによるため、作業が非常に簡単であるし、使用する構成部材もアルミ製であるので非常に軽く、鋼材を使用する場合に比べて組立作業が格段に能率的になる。
そして、最後に太陽光発電パネル20から引き出されたコード21は電線挿通用空間33内に収納され、外部から保護されることになる。加えて、コード21が外部に剥き出しにならず外観的にすっきりしたものとなる。
このように組み立てられた太陽光発電システムでは、太陽光を浴び、太陽光発電が行われることになる。
1:太陽光発電パネル用架台,1b:脚部,2:水上側支持脚,2a:基礎ブロック,2b:脚部,2c:水上側取付プレート,2c1:水平板部,2c2:垂直板部,2c3:水平凹凸溝,2c4:補強部,2c5:垂直長孔, 2c6:水平長孔, 2d:取付部材,2d3:水平凹凸溝,2d4:孔,3:水下側支持脚,3a:基礎ブロック,3b:水下側設置部材,3c:水下側取付プレート,3c1:水平板部,3c2:垂直板部,3c3:水平凹凸溝,3c4:補強部,3c5:垂直長孔,3c6:水平長孔,3d:取付部材,3d3:水平凹凸溝,3d4:通孔,4:上梁部材,4a:本体部,4b:水平段部,4d:凹溝,4e:レール溝,4e1:開口縁,4f:V凸条,5:下梁部材,5a:本体部,5e:レール溝,5e1:開口,6:組立金具,6a,6b:絶縁破壊突起,6c:締結部,6h:金具本体,6r:隆起部,6t:上面,10:基台,20:太陽光発電パネル,21:コード,26:締結ボルト,26a:ナット,27:取付ボルト,27a:ナット,28:束材,28d:膨出部分,28f:V凹溝,30:斜辺部材,31:斜辺部材本体,31a:側面,31j:上面部,31k:下面部,31m,31m’,31n:係合溝,31o,31o’,31p:係止リブ,31q:垂設片,31r:下リブ,31r1:掛止片,31r2:ボルト孔,31s:軸部,31t:縦片,32:カバー部材,32a:水平片部,32b:垂直片部,32b1:通孔,32c:円弧片部,32d:内鍔片,32d1:係止片,32s:関節部,33:電線挿通用空間,34:開口,36:締結ボルト,36a:ナット,37:取付ボルト,37a:ナット,42:取付ボルト,42a:ナット,50:固定部材,50a:本体,51:外鍔、70:アース線,C:締結具,L:基礎ブロック間の間隔,G:地盤,T:溝幅。

Claims (4)

  1. 背の低い水下側支持脚を複数並設すると共に水下側支持脚上に下梁部材を架設し、水下側支持脚の列に沿って背の高い水上側支持脚を複数並設すると共に水上側支持脚上に上梁部材を架設し、
    下梁部材と上梁部材の上にて傾斜させて、複数の斜辺部材を所定間隔で並べて架設し、
    斜辺部材の上に複数の太陽光発電パネルを傾斜させて並設するための太陽光発電パネル用架台の支持脚構造において、
    水上側支持脚は、地盤に設置された水上側基礎ブロック、水上側基礎ブロックに固定される水上側取付プレート、下端部が取付部材を介して水上側取付プレートに取り付けられ、上端部が上梁部材に固定された束材とで構成され、
    水下側支持脚は、地盤に設置された水下側基礎ブロック、水下側基礎ブロックに固定され、取付部材を介して下梁部材に取り付けられる水下側取付プレートとで構成され、
    各取付部材と、水上側取付プレート又は水下側取付プレートとの接触面には多列の水平凹凸溝がそれぞれ形成され、
    水上側取付プレート又は水下側取付プレートには縦方向の垂直水平長孔が形成され、各取付部材には締結ボルト用の通孔が穿設され、
    束材又は下梁部材に取り付けられ、前記垂直水平長孔及び通孔を挿通して取り付けられた締結ボルトにより、束材が水上側取付プレートに固定され、下梁部材が水下側取付プレートに固定されていることを特徴とする太陽光発電パネル用架台の支持脚構造。
  2. 上梁部材の束材の上端部が取り付けられる面には上梁部材の全長に亙って水平段部が形成されており、
    束材の上端部が前記水平段部に当接し、且つ、隣接する束材は、互いに反対方向に傾斜するように上梁部材に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の太陽光発電パネル用架台の支持脚構造。
  3. 梁部材及び下梁部材の締結ボルトの取付面に上梁部材及び下梁部材の全長にわたって締結ボルトの取り付け用のレール溝が形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の太陽光発電パネル用架台の支持脚構造。
  4. 少なくとも基礎ブロックを除く架台の構造部材がアルミ押出部材であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の太陽光発電パネル用架台の支持脚構造。

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