JP2015019167A - 保護カバーおよび情報端末 - Google Patents

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Abstract

【課題】表示部を有する情報端末を長時間支持することが可能な保護カバー等を提供することを目的とする。【解決手段】表示部を備える情報端末の長尺状の保護カバー100であって、保護カバー100に設けられた窪み部10と窪み部10内に収納可能な把持部9とを備え、把持部9は、平板で形成され、保護カバー100と略垂直方向に起立した場合にユーザにより把持される取っ手部30と、取っ手部30の保護カバー100上での位置を規制する規制部20とを有し、規制部20は、板状に形成された平板部22と、平板部22の一辺に形成され、保護カバー100の表面に対して平板部22を90度に折り曲げ可能な屈曲部21と、平板部22の他辺であって上記一辺と垂直方向に設けられた他辺に形成され、この他辺を軸に取っ手部30を回動可能な回動部23と、を有する。【選択図】図4

Description

本発明は、保護カバーおよびそれを備えた情報端末に関する。
近年、例えば電子書籍端末など情報端末が多く発売されている。どの情報端末も表示部にタッチパッドを使用し、不要なスイッチ類を排したシンプルなデザインとなっている。
特に、携行可能な情報端末では、携行中の情報端末への衝撃の保護を行うために、保護カバーを設けることが提案されている(例えば特許文献1)。
ここで、特許文献1の保護カバーを備える携行可能な情報端末の一例について説明する。
図1は、保護カバーが設けられた携行可能な情報端末の一例を示す図である。図1に示すように、携行可能な情報端末800は、表示部830と額縁部820とを有し、例えば保護カバー810が背面に一体的に設けられている。
保護カバー810は、情報端末800への衝撃の保護を行うために設けられたものであり、さらに、情報端末800のスリムさを失わないように薄手に設けられている。
特開2008−209353号公報
しかしながら、従来の保護カバーは、衝撃の保護を行うために設けられているに過ぎない。例えば情報端末800が電子書籍端末である場合、情報端末800を用いて読書を行うとき、図2に示すようにユーザは指で情報端末800の額縁部820を掴むという姿勢をとらざるを得ない。より具体的には、ユーザは、表示部830の表側を親指で、裏面を他の4本の指で挟んで情報端末800を支える姿勢をとらざるを得ない。そのため、親指の幅を上回る額縁部820の幅が情報端末800に確保されていればよいが、昨今では、額縁部820の幅は狭くなりつつあり、掴みづらくなっている。特に、スマートフォンのような小型の情報端末800では、情報端末800の両側面部を片手で挟むように持つことができるため、額縁部820は非常に狭くなっている。
このように、情報端末800は額縁部820で掴んで支持されたり片持ちで支持されたりすることになるので、手に大きな負担がかかり、長時間文書を読むためなど情報端末800を長時間支持することは難しいという課題がある。
また、情報端末が上記で説明したような小型でなく、10インチ程度と比較的大型の表示部を有する情報端末900であった場合には、ユーザは情報端末900の背面全体を腕で支えて額縁部920等を掴んで支えるか、図3に示すように、指で額縁部920を掴むという姿勢をとらざるを得ない。
したがって、ユーザは額縁部920を挟んで情報端末900を支持することになるので、長時間文書を読むためなど情報端末900を長時間支持することは難しいという課題がある。
そこで、本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、表示部を有する情報端末を長時間支持することが可能な保護カバー等を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係る保護カバーは、表示部を備える情報端末の長尺状の保護カバーであって、前記保護カバーに設けられた窪み部と、前記窪み部内に収納可能な把持部とを備え、前記把持部は、平板で形成され、前記保護カバーに対して略垂直方向に起立した場合にユーザにより把持される取っ手部と、前記取っ手部の前記保護カバー上での位置を規制する規制部とを有し、前記規制部は、板状に形成された平板部と、前記平板部の一辺に形成され、前記保護カバーの上面に対して前記平板部を90度に折り曲げ可能な屈曲部と、前記平板部の他辺であって前記一辺と垂直方向に設けられた他辺に形成され、前記他辺を軸に前記取っ手部を回動可能な回動部と、を有する。
この構成により、ユーザは、保護カバーに設けられ、保護カバー上で起立する取っ手部を持つことで、情報端末を片手で容易に支持できる。それにより、表示部を有する情報端末を長時間支持することが可能な保護カバーを実現することができる。
ここで、例えば、前記取っ手部は、前記保護カバーと略垂直方向に起立し、かつ、前記他辺を軸に回動された場合に、前記取っ手部における前記略垂直方向に起立した場合の底辺の一部が前記保護カバーと接することにより、前記略垂直方向の起立の状態を維持するとしても良い。
この構成により、取っ手部は、平板部の回動部により回動部を軸に回動する方向にのみ規制され、かつ、略垂直方向に起立した場合の底辺の一部が保護カバーに接触することで、起立の状態を維持することができる。
また、例えば、前記取っ手部は、前記略垂直方向に起立した場合の底辺側に、前記底辺と垂直になる辺を有する切り欠き部が形成されており、前記規制部は、前記切り欠き部に納まる形状で形成されており、前記回動部は、前記取っ手部を前記切り欠き部の前記底辺で回動するとしても良く、好ましくは、前記切り欠き部は、前記底辺の中央部に形成されている。
この構成により、取っ手部は、略垂直方向に起立した場合の底辺のうち2箇所で保護カバーに接することができるので、起立の状態をより安定して維持することができる。
また、例えば、前記屈曲部は、樹脂製のヒンジで形成されているとしても良い。
また、例えば、前記回動部は、樹脂製のヒンジで形成されているとしても良い。
これら構成により、低コストにより保護カバーを実現できる。
また、例えば、前記保護カバーは、情報端末の筐体であるとしても良い。
この構成により、保護カバーを、情報端末と一体に形成された筐体として実現することができる。
また、上記目的を達成するために、本発明の一態様に係る情報装置は、表示部と、長尺状の保護カバーと、を備え、前記保護カバーは、前記保護カバーに設けられた窪み部と、前記窪み部内に収納可能な把持部と、を有し、平板で形成され、前記保護カバーに対して略垂直方向に起立した場合にユーザにより把持される取っ手部と、前記取っ手部の前記保護カバー上での位置を規制する規制部とを有し、前記規制部は、板状に形成された平板部と、前記平板部の一辺に形成され、前記保護カバーの上面に対して前記平板部を90度に折り曲げ可能な屈曲部と、前記平板部の他辺であって前記一辺と垂直方向に設けられた他辺に形成され、前記他辺を軸に前記取っ手部を回動可能な回動部と、を有する。
本発明によれば、表示部を有する情報端末を長時間支持することが可能な保護カバー等を実現できる。
保護カバーが設けられた携行可能な情報端末の一例を示す図である。 保護カバーが設けられた携行可能な情報端末を把持する姿勢の一例を示す図である。 保護カバーが設けられた携行可能な情報端末を把持する姿勢の一例を示す図である。 実施の形態に係る保護カバーの斜視図である。 実施の形態に係る取っ手部の平面図である。 実施の形態に係る保護カバーの把持部の起立状態を示す平面図である。 図6Aに示す保護カバーの一側面図であり、図6Cは図6Aに示す保護カバーの他側面図である。 図6Aに示す保護カバーの他側面図である。 実施の形態に係る把持部の別の起立状態を示す斜視図である。 図7に示す把持部の起立状態における情報端末の正面図である。 図8Aに示す保護カバーを台に置いたときの側面図である。 実施の形態に係る把持部のさらに別の起立状態を示す斜視図である。 図9に示す把持部の起立状態における情報端末の正面図の一例である。 図9に示す把持部の起立状態における情報端末の正面図の一例である。 図11Aに示す保護カバー台に置いたときの側面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも本発明の好ましい一具体例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。本発明は、特許請求の範囲によって特定される。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、独立請求項に記載されていない構成要素については、本発明の課題を達成するのに必ずしも必要ではないが、より好ましい形態を構成するものとして説明される。
(実施の形態)
[構成]
図4は、実施の形態に係る保護カバーの斜視図である。図5は、実施の形態に係る取っ手部の平面図である。また、図6Aは実施の形態に係る保護カバーの把持部の起立状態を示す平面図である。図6Bは図6Aに示す保護カバーの一側面図であり、図6Cは図6Aに示す保護カバーの他側面図である。図7は実施の形態に係る把持部の別の起立状態を示す斜視図である。図8Aは図7に示す把持部の起立状態における情報端末の正面図であり、図8Bは図8Aに示す保護カバーを台に置いたときの側面図である。図9は実施の形態に係る把持部のさらに別の起立状態を示す斜視図である。図10は図9に示す把持部の起立状態における情報端末の正面図の一例である。図11Aは図9に示す把持部の起立状態における情報端末の正面図の一例である。図11Bは図11Aに示す保護カバーを台に置いたときの側面図である。
保護カバー100は、表示部91を備える情報端末900の長尺状の保護カバーである。なお、保護カバー100は、情報端末900の筐体と一体になっていてもよいし、情報端末900に取り付けられるとしてもよい。本実施の形態では、一例として、保護カバー100は、情報端末900と別体であり、情報端末900に取り付けられるとして説明する。
保護カバー100は、例えば樹脂で長尺状に成型されており、情報端末900の背面部全体を覆うことで、情報端末900を衝撃等から保護する。
保護カバー100は、本体部8と、把持部9と、窪み部10とで構成されている。
窪み部10は、保護カバー100に設けられ、より具体的には、窪み部10は、保護カバー100の本体部8に対して窪むように設けられている。また、窪み部10は、保護カバー100と一体形成(一体構成)されており、例えば情報端末900など保護カバー100以外が露出されることはない。
把持部9は、保護カバー100に対して略垂直方向に起立した場合にユーザに把持される取っ手部30と、取っ手部30の保護カバー100上での位置を規制する規制部20とを備え、窪み部10内に収納可能に形成されている。例えば図4に示す状態では、把持部9は、本体部8と同一平面に配置すなわち窪み部10内に収納されている。また例えば図6A〜図6Cに示す状態、並びに、図7および図9に示す状態では、把持部9は、把持部9すなわち規制部20と取っ手部30とが保護カバー100から突出(起立)している。そして、この取っ手部30を、ユーザが把持することで、保護カバー100とともに保護カバー100に取り付けられている情報端末900を支持することができる。なお、本実施の形態では、窪み部10は、保護カバー100の中央よりも保護カバー100の短手方向の辺に寄って(近づくように)設けられている。また、この窪み部10は、保護カバー100の長手方向または短手方向に対して斜めに設けられている。それにより、取っ手部30が回動するスペースを確保している。
規制部20は、屈曲部21と、平板部22と、回動部23とを備え、取っ手部30の保護カバー100上での位置を規制する。本実施の形態では、規制部20は、取っ手部30に形成されている切り欠き部31に納まる形状で形成されている。そのため、把持部9(規制部20と取っ手部30)が窪み部10内に収納される場合、取っ手部30の切り欠き部31に規制部20が収まることで取っ手部30とともに規制部20が窪み部10内に収納される。
平板部22は、板状に形成されている。
屈曲部21は、平板部22の一辺に形成されており、保護カバー100の表面に対して平板部22を90度に折り曲げ可能とする。本実施の形態では、屈曲部21は、保護カバー100の長手方向と交差する平板部22の一辺に設けられている。また、屈曲部21は、製造コストの観点で樹脂製のヒンジで形成されていることが好ましいが、それに限られない。屈曲部21は、複数個の金属や樹脂性部品で形成されるとしてもよい。
回動部23は、平板部22の他辺であって屈曲部21が形成されている平板部22の一辺と垂直方向に設けられた他辺に形成されている。回動部23は、この他辺を軸に取っ手部30を回動可能とする。本実施の形態では、回動部23は、保護カバー100の長手方向と交差する平板部22の他辺であって屈曲部21が形成されている平板部22の一辺と垂直方向に設けられている。回動部23は、取っ手部30と切り欠き部31の一辺で接合されており、取っ手部30を切り欠き部31の一辺で回動する。また、回動部23は、製造コストの観点で樹脂製のヒンジで形成されていることが好ましいが、それに限られない。回動部23は、複数個の金属や樹脂性部品で形成されるとしてもよい。
取っ手部30は、平板状に形成される。取っ手部30は、規制部20とともに起立され、回動部23で回動されることで、保護カバー100上の位置が変更される。
本実施の形態では、取っ手部30は、例えば図5に示すように略垂直方向に起立した場合の底辺側に、その底辺と垂直になる辺を有する切り欠き部31が形成されている。この切り欠き部31は、上記底辺と垂直となる1辺を有しており、この1辺で回動部23と接合されている。取っ手部30は、切り欠き部31に規制部20を収めることで規制部20とともに窪み部10内に収納される。
また、取っ手部30は、例えば図7または図9に示すように、保護カバー100(本体部8)に対して略垂直方向に起立し、かつ、回動部23により平板部22の他辺を軸に回動された場合には、取っ手部30の底辺の一部(図で底部41、底部42の2箇所)が保護カバー100と接するので、起立の状態を維持することができるだけでなく、回動部23での回動を抑制(ロック)することができる。
[取っ手部の起立状態]
次に、取っ手部30の起立状態について、図を用いて具体的に説明する。
図6A〜図6Cおよび図7を用いて、保護カバー100が取り付けられた情報端末900の表示画面(表示部91)をユーザが縦長で使用する態様での取っ手部30の起立状態について説明する。
まず、把持部9(取っ手部30および規制部20)が、図4で示すように保護カバー100に収納されている状態であるとする。
次に、把持部9すなわち規制部20と取っ手部30とを、規制部20の屈曲部21で90度折り曲げ(屈曲させて)、保護カバー100(本体部8)から起立させる。これにより、把持部9すなわち規制部20と取っ手部30とは、保護カバー100の長手方向と交差する位置で、かつ、保護カバー100(本体部8)に対して略垂直方向に起立した状態となる。
次に、ユーザは、取っ手部30を例えば左手で掴み、回動部23で、回動部23を中心に反時計方向に45度回動させる。そうすると、図6A〜図6C及び図7に示すように、取っ手部30は、保護カバー100の長手方向と平行な位置で、かつ、保護カバー100(本体部8)に対して略垂直方向に起立した状態となる。このとき、例えば図7に示すように、取っ手部30の底部41および底部42は、保護カバー100の表面(本体部8の表面)と接地しているので、取っ手部30の起立状態を維持することができるとともに、回動部23での回動を抑制(ロック)することができる。
そして、この起立状態の取っ手部30をユーザの左手で把持することで、保護カバー100が取り付けられた情報端末900の表示部91の表示画面を縦長で使用することができる。つまり、ユーザは情報端末900の額縁部90を掴むことなく、情報端末900の裏面側(保護カバー100)にある起立状態の取っ手部30を掴む(支持する)ことで、情報端末900の表示部91(表示画面)を縦長で使用することができる。
ここで、情報端末900の裏面側(保護カバー100)にある起立状態の取っ手部30を掴むことは、ちょうど雑誌の背の部分を掴むような感じとなり、たとえ表示画面が10インチ程度と比較的大型であっても、ユーザの手に対する負担が少なく、長時間支持することが可能となる。
なお、取っ手部30は、例えば図8Aおよび図8Bに示すように、床や机等の台910でスタンドとして利用することができる。より具体的には、取っ手部30を図6A〜図6Cのように起立させた状態で、台910に置くことで情報端末900の表示部91を横長の状態で使用(画面操作や閲覧)することができる。情報端末900を台910に対して浅い角度で傾斜した状態を保持できるのは、起立状態の取っ手部30に対して傾斜による側圧を受けたとしても、取っ手部30は規制部20を介して保護カバー100(本体部8)とつながっており強固に支えられているからである。
次に、図9および図10を用いて、情報端末900の表示画面(表示部91)をユーザが横長で使用する態様での取っ手部30の起立状態について説明する。
まず、例えば取っ手部30が、例えば図6A(図7)で示すような起立状態であり、ユーザはこの起立状態の取っ手部30を左手で掴んでいるとする。
次に、ユーザは、この状態から右手で情報端末900を反時計方向に回動させる。なお、情報端末900が回動されたとしても、取っ手部30は左手で掴まれているので、位置(ユーザの左手の位置)は変わらない。
より具体的には、まず、取っ手部30が例えば図7に示す起立状態であったところ、回動部23で、回動部23を中心に回動することで、図9に示すような起立状態となる。図9に示す起立状態の取っ手部30の保護カバー100上の位置は、図6Aに示す場所30aである。換言すると、回動部23での回動角は図7で45度であったのが図9で135度となっており、屈曲部の角度は図7に示す状態と同じく90のままである。
このようにして、取っ手部30は、保護カバー100の短手方向と平行な位置で、かつ、保護カバー100(本体部8)に対して略垂直方向に起立した状態となる。また、図9に示すように、取っ手部30の底部41および底部42は保護カバー100の表面(本体部8の表面)と接地しているので、取っ手部30の起立状態を維持することができるとともに、回動部23での回動を抑制(ロック)することができる。
そして、ユーザは、図10に示すように、取っ手部30を左手で掴むことで、保護カバー100が取り付けられた情報端末900の表示部91の表示画面を横長で使用することができる。なお、図10に示す取っ手部30のユーザからみたときの位置は変化していない。これは、上述したように、ユーザが左手で取っ手部30を掴んだ状態を維持したまま情報端末900を縦長から横長に切り替えることができるからである。つまり、取っ手部30の位置を固定されたまま、回動部23を中心に保護カバー100が取り付けられた情報端末900が回転することができるので、ユーザは非常に快く回転させることができるからである。さらに、情報端末900を回転させている間でも、底部41と底部42とは保護カバー100と接触しており、回動部23での回動を抑制(ロック)する機能が働いているので、ガタ付くこともなくスムーズに回転させることができる。
また、取っ手部30は、例えば図11Aおよび図11Bに示すように、床や机等の台910でスタンドとして利用することができる。より具体的には、取っ手部30を図9のように起立させた状態で、台910に置くことで情報端末900の表示部91を縦長の状態で使用(画面操作や閲覧)することができる。情報端末900を台910に対して浅い角度で傾斜した状態を保持できるのは、起立状態の取っ手部30に対して傾斜による側圧を受けたとしても、取っ手部30は規制部20を介して保護カバー100(本体部8)とつながっており倒れることなく強固に支えられているからである。
[効果]
以上のように、本実施の形態によれば、ユーザは、保護カバー100に設けられ、保護カバー100上で起立する取っ手部を持つことで、情報端末900を片手で容易に支持できる。それにより、表示部91を有する情報端末900を長時間支持することが可能な保護カバーを実現することができる。
また、本実施の形態の保護カバー100によれば、以下の効果も奏する。
(1)起立した取っ手部30をユーザが片方の手で把持できるので、片手で重量物である保護カバー100が取り付けられた情報端末900を支えても手の負担が少ない。したがって、ユーザは、情報端末900で長時間読書をしたり、ネットの視聴をしたりすることができる。
(2)ユーザは、取っ手部30を一方の手で把持したまま、他方の手で表示部91(表示画面)を90度回転させることができるので、表示部91(表示画面)を縦長または横長で使用する態様に簡単に切り替えることができる。
(3)取っ手部30は、規制部20の回動部23を中心に90度回動自在でありながら、どの姿勢でも取っ手部30と保護カバー100とは接触しているので、起立の状態を維持することができるだけでなく、回動部23での回動を抑制(ロック)することができる。
(4)把持部9を保護カバー100に収納するときは、保護カバー100の本体部8と同一の平面になるので、収納状態の保護カバー100は、最もコンパクトな平板状のシンプルなデザインを維持することができる。
(5)また、保護カバー100の収納時は、平面的に情報端末900の背面部をすべて覆っていることから、落下時や衝突時の保護の役目を奏する。
(6)情報端末900を取っ手部30で掴んで支えることができるので、情報端末900の額縁部90は極限まで小さくできる。
(7)把持部9は、保護カバー100の中央よりも保護カバー100の長手方向の辺および短手方向の辺に寄って(近づくように)設けられているので、表示部91(表示画面)を縦長または横長で使用する態様において、取っ手部30が中央よりも縦長または横長の端部に偏った位置で起立する。そのため、手で取っ手部30を把持すると同時に腕で保護カバー100を支えることができるので、保護カバー100が取り付けられている少々重量のある情報端末900でも手にかかる負担がすくない。つまり、長時間の読書等に耐えられるという効果を奏する。
以上、本発明の実施の形態に係る保護カバーおよびそれを備えた情報端末について説明したが、本発明は、この実施の形態に限定されるものではない。上記実施の形態及び上記変形例をそれぞれ組み合わせるとしても良い。
例えば、保護カバーは、情報端末の筐体であってもよい。すなわち、情報端末は保護カバーを筐体として備えていてもよい。より具体的には、本発明の情報端末は、表示部と、長尺状の保護カバーと、を備え、保護カバーは、前記保護カバーに設けられた窪み部と、前記窪み部内に収納可能な把持部と、を有し、平板で形成され、前記保護カバーに対して略垂直方向に起立した場合にユーザにより把持される取っ手部と、前記取っ手部の前記保護カバー上での位置を規制する規制部とを有し、前記規制部は、板状に形成された平板部と、前記平板部の一辺に形成され、前記保護カバーの上面に対して前記平板部を90度に折り曲げ可能な屈曲部と、前記平板部の他辺であって前記一辺と垂直方向に設けられた他辺に形成され、前記他辺を軸に前記取っ手部を回動可能な回動部と、を有するとしてもよい。
本発明は、保護カバーおよびそれを備えた情報端末に利用でき、特に、10インチ程度の比較的大型な表示部を備える電子書籍端末などの携行可能な情報端末に利用することができる。
8 本体部
9 把持部
10 窪み部
20 規制部
21 屈曲部
22 平板部
23 回動部
30 取っ手部
30a 場所
31 切り欠き部
41、42 底部
90 額縁部
91、830 表示部
100、810 保護カバー
800、900 情報端末
820、920 額縁部
910 台

Claims (8)

  1. 表示部を備える情報端末の長尺状の保護カバーであって、
    前記保護カバーに設けられた窪み部と、
    前記窪み部内に収納可能な把持部とを備え、
    前記把持部は、
    平板で形成され、前記保護カバーに対して略垂直方向に起立した場合にユーザにより把持される取っ手部と、
    前記取っ手部の前記保護カバー上での位置を規制する規制部とを有し、
    前記規制部は、
    板状に形成された平板部と、
    前記平板部の一辺に形成され、前記保護カバーの上面に対して前記平板部を90度に折り曲げ可能な屈曲部と、
    前記平板部の他辺であって前記一辺と垂直方向に設けられた他辺に形成され、前記他辺を軸に前記取っ手部を回動可能な回動部と、を有する、
    保護カバー。
  2. 前記取っ手部は、前記保護カバーと略垂直方向に起立し、かつ、前記他辺を軸に回動された場合に、前記取っ手部における前記略垂直方向に起立した場合の底辺の一部が前記保護カバーと接することにより、前記略垂直方向の起立の状態を維持する、
    請求項1に記載の保護カバー。
  3. 前記取っ手部は、前記略垂直方向に起立した場合の底辺側に、前記底辺と垂直になる辺を有する切り欠き部が形成されており、
    前記規制部は、前記切り欠き部に納まる形状で形成されており、
    前記回動部は、前記取っ手部を前記切り欠き部の前記底辺で回動する、
    請求項1または2に記載の保護カバー。
  4. 前記切り欠き部は、前記底辺の中央部に形成されている、
    請求項2に記載の保護カバー。
  5. 前記屈曲部は、樹脂製のヒンジで形成されている、
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の保護カバー。
  6. 前記回動部は、樹脂製のヒンジで形成されている、
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の保護カバー。
  7. 前記保護カバーは、情報端末の筐体である、
    請求項1〜6のいずれか1項に記載の保護カバー。
  8. 表示部と、
    長尺状の保護カバーと、を備え、
    前記保護カバーは、
    前記保護カバーに設けられた窪み部と、
    前記窪み部内に収納可能な把持部と、を有し、
    平板で形成され、前記保護カバーに対して略垂直方向に起立した場合にユーザにより把持される取っ手部と、
    前記取っ手部の前記保護カバー上での位置を規制する規制部とを有し、
    前記規制部は、
    板状に形成された平板部と、
    前記平板部の一辺に形成され、前記保護カバーの上面に対して前記平板部を90度に折り曲げ可能な屈曲部と、
    前記平板部の他辺であって前記一辺と垂直方向に設けられた他辺に形成され、前記他辺を軸に前記取っ手部を回動可能な回動部と、を有する、
    情報端末。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017208857A (ja) * 2017-07-15 2017-11-24 陽斗子 是枝 携帯通信端末機器ケース

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