JP2015017808A - 燃料集合体の上部タイプレートの把持装置および把持方法 - Google Patents

燃料集合体の上部タイプレートの把持装置および把持方法 Download PDF

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Abstract

【課題】燃料ハンドルが破損した場合にも上部タイプレートを把持することが可能な上部タイプレートの把持装置および把持方法を提供する。
【解決手段】燃料集合体1の上部タイプレート2の格子4を把持する把持手段としてのツメ13と、把持手段に把持動作又は解除動作を行わせる把持又は解除動作手段としてのシリンダ12、楔14、ロッド14a、ローラ15、開き動作用ローラ21とを備え、把持又は解除動作手段が把持手段に把持動作を行わせることにより上部タイプレート2の格子4を把持し、把持又は解除動作手段が把持手段に解除動作を行わせることにより上部タイプレート2の格子4の把持を解除することで、燃料ハンドルが破損した場合にも把持することが可能である。
【選択図】図1

Description

本発明は、燃料集合体の上部タイプレートを把持する装置および把持する方法に関する。
図6に、一般的な燃料集合体の縦断面構造を示す。多数の燃料棒が格子状に組み上げられた燃料集合体1の上部に上部タイプレート2が設けられ、上部タイプレート2には燃料ハンドル3が形成されている。
燃料集合体1を交換する際には、燃料ハンドル3を把持具等により把持して吊り上げることが一般に行われている。
以下に、燃料集合体に関する文献として、上部タイプレートの組み付け、取り外し、再組み付けを行うための上部タイプレートの離脱保持装置を開示した文献名を記載する。
特開平11−72587号公報
しかし、燃料ハンドル3が破損した状況においては、燃料ハンドル3を把持して燃料集合体1を吊り上げることは困難である。このような課題に対する新たな検討が必要であった。
本発明は上記事情に鑑み、燃料ハンドルが破損した場合にも上部タイプレートを把持することが可能な上部タイプレートの把持装置および把持方法を提供することを目的とする。
本発明の燃料集合体の上部タイプレートの把持装置は、
燃料集合体の上部タイプレートの格子を把持する把持手段と、
前記把持手段に把持動作又は解除動作を行わせる把持又は解除動作手段と、
を備え、
前記把持又は解除動作手段が前記把持手段に把持動作を行わせることにより、前記上部タイプレートの格子を把持し、
前記把持又は解除動作手段が前記把持手段に解除動作を行わせることにより、前記上部タイプレートの格子の把持を解除することを特徴とする。
本発明の燃料集合体の上部タイプレートの把持方法は、前記燃料集合体の上部タイプレートの把持装置を用いて、燃料集合体の上部タイプレートの格子を把持することを特徴とする。
本発明の燃料集合体の上部タイプレートの把持装置および把持方法によれば、燃料ハンドルが破損した場合であっても燃料集合体の上部タイプレートを把持することが可能である。
本発明の実施の形態1による燃料集合体の上部タイプレートの把持装置において、ツメが開いた状態を示す縦断面図である。 同実施の形態1による燃料集合体の上部タイプレートの把持装置において、ツメが閉じた状態を示す縦断面図である。 本発明の実施の形態2による燃料集合体の上部タイプレートの把持装置の構成を示す縦断面図である。 本発明の実施の形態3による燃料集合体の上部タイプレートの把持装置の構成を示す斜視図である。 上記実施の形態1乃至3による燃料集合体の上部タイプレートの把持装置を2個用いて燃料集合体の上部タイプレートを把持する場合の配置例を示す平面図である。 (a)および(b)は、本発明の実施の形態1〜3による燃料集合体の上部タイプレートの把持装置により把持することが可能な燃料集合体の一例を示す正面図および平面図である。
以下、本発明の実施の形態に係わる燃料集合体の上部タイプレートの把持装置、並びにこの装置を用いて上部タイプレートを把持する方法について、図面を参照して説明する。
(1)実施の形態1
本発明の実施の形態1による燃料集合体の上部タイプレートの把持装置の構成を図1及び図2に示し、この装置を用いて上部タイプレートを把持する方法について説明する。なお、ツメが開いた状態を図1、ツメが閉じた状態を図2にそれぞれ示す。
本実施の形態1による上部タイプレートの把持装置11は、シリンダ12、ツメ13、楔14、ロッド14a、ローラ15、開き動作用ローラ21、開ロック用突起22、開ロック用窪み23、位置決めガイド棒24、支点25、インジケータ26を備えている。また、後述するように楔14、開き動作用ローラ21は、いずれも図示されていない円筒内に収納されており、円筒内を摺動するように上下方向に移動する。把持手段として少なくとも2本のツメ13を有し、把持手段の把持動作、把持を解除する解除動作を行わせる把持又は解除動作手段として、シリンダ12、楔14、ロッド14a、ローラ15、開き動作用ローラ21を有している。
シリンダ12は、図示されない油圧駆動装置、空気圧駆動装置等により図中上下方向に伸縮することで、楔14に結合されたロッド14aを上下動させるものである。具体的には、シリンダ12が図中上方向に縮んだ場合はロッド14aが上方向に移動し、シリンダ12が図中下方向に伸びた場合はロッド14aが下方向に移動する。ここで、シリンダ12の替わりに、電動モータ等により楔14を上下に移動させてもよい。
楔14は、ロッド14aの上下動に伴い上下に移動することで、ツメ13を開閉させて上部タイプレート2の格子4を掴む又は解除する動作を行わせるものである。
ツメ13は、楔14の上下動に伴って開閉し、燃料集合体1における上部タイプレート2の格子4を掴むことで把持し又は解除するものである。
ローラ15は楔14の両側面に配置され、楔14が上下に移動する際に接触して回転しながら、ツメ13の開閉に伴い間の距離が伸縮することで楔14の移動を滑らかにするものである。
開き動作用ローラ21は、ツメ13の開閉動作に伴い円筒内を上下方向に移動する。ツメ13が開いているときは図1に示されたように上方に位置し、ツメ13が閉じるに従い図2に示されたように下方へ移動する。
楔14に設けられた開ロック用突起22は、ツメ13に形成された開ロック用窪み23内に嵌合することで、ツメ13が閉じた状態を維持するようにロック機構として設けられたものである。
開ロック用窪み23は、開ロック用突起22と協働してツメ13をロックさせる機構として設けられたものである。このロック機構により、楔14を上下動させるシリンダ12の駆動力が失われた場合にもツメ13が開いて把持状態を解除することが防止される。
位置決めガイド棒24は、後述するように、ツメ13を燃料集合体1の上部タイプレート2の格子4の隙間に挿入する際の位置決めの補助となるように、2本のツメ13の先端部分の間に、先端部分より長く延在するように設けられ、上部タイプレート2の格子4の隙間に挿入されるものである。
支点25は、ツメ13が開閉動作を行う際の回動の支点となるものである。
インジケータ26は、ツメ13の開閉状態を作業者が目視できるように表示器における指針として用いられるものであり、ロッド14aの上下方向の移動に連動して矢印Aで示されたように上下動する。
なお、ツメ13の開閉状態を目視するための表示器として、このようなインジケータ26を用いた機構には限定されず、ツメ13の開閉状態あるいは楔14やロッド14a等の上下方向の位置をセンサで検出して表示を行ってもよい。
このような構成を備えた上部タイプレートの把持装置11が、上部タイプレート2を把持する動作について説明する。
楔14が、シリンダ12により結合されたロッド14aの上下動に同期して上下動する。楔14は、開き動作用ローラ21、開ロック用突起22と一体となって連動し、シリンダ12の上下動に伴って同期した動作を行う。
シリンダ12が上方向に向って縮むように動作すると、図1に示されたように楔14がツメ13の間から引き抜かれた状態となる。ツメ13の両側面が開き動作用ローラ21に沿って押されて、支点25を中心としてツメ13の先端が開くように動作する。
逆に、シリンダ12が下方向に向かって伸びるように動作すると、図2に示されるように楔14がツメ13の間に挿入された状態となる。楔14の移動に伴い楔14の両側面に接触しているローラ15が回転して2本のツメ13の上方における両端の間が押し拡げられることにより、ツメ13の先端が閉じるように動作する。そして、ツメ13が閉じる動作に伴い開き動作用ローラ21が下方へ移動する。
ツメ13が閉じる動作を行うと、楔14の根元部分に設けられた開ロック用突起22が、ツメ13の根元部分に設けられた開ロック用窪み23に嵌合する。これにより、ツメ13に開き方向の外力が作用した場合、あるいは上述したようにシリンダ12の駆動力が失われた場合にも、楔14が上方向に抜けて2本のツメ13の上方の両端の間が閉じて先端が開かないようにロック機構として作用する。この結果、燃料集合体1の上部タイプレート4をツメ13が把持して吊り上げた状態において、ツメ13が開いて燃料集合体1が落下する危険性が回避される。
また、燃料集合体1を把持して吊り上げている間、荷重がツメ13に加わっている。この状態では、ツメ13が荷重により開く動作を行わないように、シリンダ12の駆動力として最大値を選定することが望ましい。
図1に示されたように先端が開いた状態のツメ13を、上部タイプレート2の格子4の隙間、例えば約12mm四方で奥行き約27mmの隙間に挿入する。そして、図2に示されたように、シリンダ12を下方へ伸ばすように動作させ楔14を下方へ移動させてツメ13を閉じることで、紙面に垂直な方向において例えば厚さ5mmの上部タイプレート2の格子4の下端部をツメ13が挟み込みながら、着脱可能に掛合、即ち着脱可能な状態で引っ掛けて合わさった状態とする。これにより、燃料ハンドル3が破損した場合であっても、例えば重量が約330kg相当の燃料集合体1を吊り上げることができる。
ツメ13の先端の形状は図1においてθとして示されたように、上部タイプレート2の格子4の隙間に挿入しやすいように図中左右の角の部分にそれぞれ例えば45度の切り欠きが設けられている。
また、ツメ13の先端を開状態で上部タイプレート2の格子4における例えば12mm四方の隙間に挿入することができるように、それぞれの先端部分の最大寸法xが例えば11mmとなっている。さらに、上部タイプレート2の格子4における厚さ約5mmの直線部分を掴んで把持できるように、ツメ13の先端の厚さが4mmとなっている。
楔14、ツメ13の外周に配置された開き動作用ローラ21は、燃料ハンドル3と干渉しないように所定寸法以内に納める必要があり、例えば直径60mmの円筒形状内に納まるようにしている。この寸法上の制約を考慮して楔14の先端角度を設定する必要があり、例えば約14度となっている。
ツメ13も同様に、最も開いた状態で燃料ハンドル3と干渉しないように所定寸法以内に納める必要があり、例えば直径60mmの円筒形状内に納まるようにしている。
なお、ツメ13を開閉させる機構として、楔14とローラ15の替わりに、カムフォロア機構、リンク機構等を用いてもよい。
また本実施の形態1では、ツメ13だけで上部タイプレート2の格子4の隙間に挿入できるような位置決めが難しい場合を考慮し、図1、図2にそれぞれ示されたように、位置決めガイド棒24を備えている。位置決めガイド棒24は、2本のツメ13の間に取り付けることで、ツメ13が上部タイプレート2の格子4を把持した際に、2本のツメ13とその間の位置決めガイド棒24とで先端部が閉じた状態となる。これにより、燃料集合体1の落下を防止する機能も持たせることができる。
しかし、位置決めガイド棒24は必要に応じて設ければよく、ツメ13により位置決めが可能な場合は必ずしも設けなくともよい。
本実施の形態1の上部タイプレートの把持装置、並びにこの把持装置を用いて燃料集合体を把持する方法によれば、燃料ハンドルが破損した場合にも上部タイプレートを把持することが可能である。
(2)実施の形態2
本発明の実施の形態2に係わる燃料集合体の上部タイプレートの把持装置の構成を図3に示し、この装置を用いて上部タイプレートを把持する方法について説明する。
本実施の形態2による上部タイプレートの把持装置31は、シリンダ32、スライダ38、ラチェット機構を有するロッド34及びラチェット36を備えている。把持手段として少なくとも2本のラチェット36を有し、把持手段の把持動作、把持を解除する解除動作を行わせる把持又は解除動作手段として、シリンダ32、スライダ38、ロッド34を有している。
シリンダ32が上方向へ向けて移動し縮んだ状態では、ロッド34が上方向へ移動してスライダ38の内部へ引き抜かれている。スライダ38の先端の端面にラチェット36の図中左右の両端面が接触することにより、矢印Bで示されたようにラチェット36の両側が接近して間の間隔が縮小し閉じた状態となる。
シリンダ32が下方向へ向かって移動し伸びた状態では、ロッド34がスライダ38内から下方向へ伸びる。これにより、2本のラチェット36の両端の間にロッド34が入っていき、ロッド34の先端がラチェット36の両端を矢印Cで示されたように左右へ押し拡げる。このラチェット36が左右へ拡がった状態でロックされる。
ここで、ラチェット36は、上部タイプレート2の格子の隙間から挿入される。このため、両端の間隔が縮んだ状態では格子より小さく挿入可能となり、拡がった状態では格子より大きくなり両端部分の上端で格子の下端が着脱可能に掛合、即ち両端部分の上端が格子の下端に着脱可能な状態で引っ掛かった状態で合わさるように寸法を設定する必要がある。
また、ラチェット36の厚みについては、上部タイプレート2の格子の隙間、例えば約5mmの直線部分を掛合するため、これより小さく例えば約4mm程度にする必要がある。
本実施の形態2では、このような構成を備えた上部タイプレートの把持装置31を用いて、燃料集合体の上部タイプレート2を把持する。
先ず、シリンダ32が上方向へ縮むことでラチェット36が閉じた状態となり、このラチェット36を上部タイプレート2の格子の隙間に挿入する。
次に、シリンダ32が下方向へ伸びることでラチェット36の両端の間を上部タイプレート2の格子の隙間よりも大きく押し拡げて、上部タイプレート2の格子の下端面にラチェット36の両端の上面を掛合する。これにより、燃料ハンドル3が破損した場合であっても、上部タイプレート2を把持することができる。
(3)実施の形態3
本発明の実施の形態3に係わる上部タイプレートの把持装置の構成を図4に示し、この装置を用いて上部タイプレートを把持する方法について説明する。
本実施の形態3による上部タイプレートの把持装置61は本体62の下端にツメ63及び位置決めガイド棒64を有し、さらに本体62の上端にツールチェンジャ52を有している。このツールチェンジャ52は、燃料交換用マスト50の下端に設けられたツールチェンジャ51との間で着脱可能な状態で装着される。この燃料交換用マスト50は、通常は燃料集合体の交換を行うものであり、ツールチェンジャ51に燃料集合体の燃料ハンドルを把持する把持具が装着される。
上部タイプレートの把持装置61側のツールチェンジャ52は結合部においてフランジ部52a及び空洞部52bを有し、フランジ部52aの上面及び空洞部52bの内側面にロック機構凹部52cが設けられている。燃料交換用マスト50側のツールチェンジャ51は結合部においてフランジ部51a及び凸部51bを有し、フランジ部51aの上面及び凸部51bの外側面にロック機構凸部51cが設けられている。このロック機構凹部52cとロック機構凸部51cとの間で着脱が行われることにより、燃料交換用マスト50に対して上部タイプレートの把持装置61が着脱される。
上部タイプレートの把持装置61における上部タイプレートの格子を把持する機構及び動作については、上記実施の形態1又は2と同様であり、重複する説明は省略する。
本実施の形態3の上部タイプレートの把持装置61によれば、通常は燃料集合体の燃料ハンドルを把持する把持具が装着される燃料交換用マスト50のツールチェンジャ51に対して、着脱可能な状態で装着することにより、燃料ハンドルが破損した場合であっても燃料集合体の上部タイプレートを把持することが可能である。
本発明の幾つかの実施の形態について説明したが、これらの実施の形態は、例として提示したものであり、発明の技術的範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施の形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施の形態やその変形は、発明の技術的範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
また、上記実施の形態1乃至3による把持装置は、ツメ又はラチェットを2本有している。このような把持装置を1個用いて上部タイプレートを把持してもよいが、2個以上用いてもよい。
図5の平面図に、把持装置11を2個用いて、即ち全体でツメ又はラチェットを4本用いて、燃料集合体1の上部タイプレート2の格子4を把持する場合の配置例を示す。上述したように、燃料集合体1の上部には上部タイプレート2が設けられ、上部タイプレート2の上面には1本の燃料ハンドル3が対角線上に設けられている。この燃料ハンドル3を間に2個の把持装置11を対向するように配置することで、上部タイプレート2の格子4を把持することができる。
1 燃料集合体
2 上部タイプレート
3 燃料ハンドル
4 格子
11、31、61 上部タイプレートの把持装置
12、32 シリンダ
13、63 ツメ
14 楔
14a、34 ロッド
15 ローラ
21 開き動作用ローラ
22 開ロック用突起
23 開ロック用窪み
24、64 位置決めガイド棒
25 支点
26 インジケータ
36 ラチェット
38 スライダ
50 燃料交換用マスト
51、52 ツールチェンジャ
51c ロック機構凸部
52c ロック機構凹部

Claims (12)

  1. 燃料集合体の上部タイプレートの格子を把持する把持手段と、
    前記把持手段に把持動作又は解除動作を行わせる把持又は解除動作手段と、
    を備え、
    前記把持又は解除動作手段が前記把持手段に把持動作を行わせることにより、前記上部タイプレートの格子を把持し、
    前記把持又は解除動作手段が前記把持手段に解除動作を行わせることにより、前記上部タイプレートの格子の把持を解除することを特徴とする燃料集合体の上部タイプレートの把持装置。
  2. 前記把持手段は、前記上部タイプレートの格子を掴んで把持する少なくとも2本のツメを有し、
    前記把持又は解除動作手段は、前記ツメの両端の間に挿入され又は引き抜かれることで前記ツメを開閉する楔と、前記楔を前記ツメの両端の間に挿入し又は引き抜くシリンダとを有し、
    前記シリンダが前記楔を前記ツメの両端の間に挿入して前記ツメを閉じて前記上部タイプレートの格子を把持し、
    前記シリンダが前記楔を前記ツメの両端の間から引き抜いて前記ツメを開いて前記上部タイプレートの格子の把持を解除することを特徴とする請求項1に記載の燃料集合体の上部タイプレートの把持装置。
  3. 前記把持手段は、前記上部タイプレートの格子の下面に対して、着脱可能に掛合して把持する少なくとも2本のラチェットを有し、
    前記把持又は解除動作手段は、前記ラチェットの両端の間に挿入され又は引き抜かれることで前記ラチェットを開閉するロッドと、前記ロッドを前記ラチェットの両端の間に挿入し又は引き抜くシリンダとを有し、
    前記シリンダが前記ロッドを前記ラチェットの両端の間に挿入して前記ラチェットを開いて前記上部タイプレートの格子の下面に着脱可能な状態で掛合して把持し、
    前記シリンダが前記ロッドを前記ラチェットの両端の間から引き抜いて前記ラチェットを閉じて前記上部タイプレートの格子の下面に着脱可能な状態で掛合した状態を解除することを特徴とする請求項1に記載の燃料集合体の上部タイプレートの把持装置。
  4. 前記把持又は解除動作手段は、
    前記シリンダを、空気圧機構、又は油圧機構により伸縮する機構を有することを特徴とする請求項2又は3に記載の燃料集合体の上部タイプレートの把持装置。
  5. 前記把持又は解除動作手段は、
    前記把持手段に把持動作又は解除動作を行わせるためのカムフォロア機構又はリンク機構を有することを特徴とする請求項1に記載の燃料集合体の上部タイプレートの把持装置。
  6. 前記把持又は解除動作手段は、
    前記把持手段に把持動作を行わせた状態をロックするロック機構を有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の燃料集合体の上部タイプレートの把持装置。
  7. 前記把持又は解除動作手段は、
    前記把持手段に把持動作を行わせた状態をロックするロック機構として、
    前記ツメの両端の上面にそれぞれ形成されたロック用窪みと、
    前記楔に設けられ、前記楔が前記ツメの両端の間に挿入されると前記ロック用窪みに嵌合するロック用突起と、
    を有することを特徴とする請求項2に記載の燃料集合体の上部タイプレートの把持装置。
  8. 前記把持手段の把持又は解除状態を表示する表示器をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の燃料集合体の上部タイプレートの把持装置。
  9. 前記表示器は、前記把持手段の把持又は解除状態を検出するセンサを含み、前記センサにより検出された前記把持手段の把持又は解除状態を表示することを特徴とする請求項8に記載の燃料集合体の上部タイプレートの把持装置。
  10. 燃料交換用マストに着脱可能な状態で装着することが可能なツールチェンジャをさらに備えることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか一項に記載の燃料集合体の上部タイプレートの把持装置。
  11. 前記把持手段の前記上部タイプレートの格子への挿入を導くように、前記把持手段の先端付近に設けられ前記格子内へ挿入される位置決めガイド棒をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか一項に記載の上部タイプレートの把持装置。
  12. 請求項1乃至11のいずれか一項に記載の前記燃料集合体の上部タイプレートの把持装置を用いて、燃料集合体の上部タイプレートの格子を把持することを特徴とする燃料集合体の上部タイプレートの把持方法。
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