JP2015017600A - ネットゼロエネルギー船舶 - Google Patents
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Abstract
【課題】熱源水の低位熱エネルギーを利用したネットゼロエネルギー船舶を提供する。【解決手段】熱源水に浮揚する浮体建造物10aと、該浮体建造物に搭載されていて低沸点で蒸発可能な作動流体と冷媒とをそれぞれ循環させる密閉動力サイクル15とヒートポンプHPと、該密閉動力サイクルに蓄電電力を供給する蓄電ユニットとを有するエネルギー変換装置12を備え、作動流体を流体圧縮機P1により圧縮して高温高圧作動流体を生成し、蓄電電力により生成したパルス電力により高エンタルピー変換器42を通電発熱させ、該高温高圧作動流体を該高エンタルピー変換器と接触させて高エンタルピー超臨界流体を生成し、該高エンタルピー超臨界流体により回転式流体機械40のロータリーピストン本体200を作動させて機械エネルギーを発生させ、該機械エネルギーの一部で該冷媒圧縮機と該流体圧縮機を駆動し、該機械エネルギーの残部により推進装置を駆動する。【選択図】図1B
Description
本発明は船舶に関し、さらには、地球環境にやさしいネットゼロエネルギー次世代船舶に関する。
従来、船舶では暖房・冷房設備、換気設備、給湯設備、照明等に係わる電力と動力(推進力)等に大量のエネルギーが消費され、これらエネルギーは外部投入エネルギーとして重油等の化石燃料を燃焼させて作動するディーゼルエンジンから供給されるのが一般的である。そのため、温室効果ガス(CO2)と窒素酸化物(NOx)が大量に排出され、その削減が緊急課題となっている。
特許文献1には、船舶に太陽光発電装置、風力発電装置及び水流発電装置等の自然エネルギー利用及び既存動力利用の混合発電システムを搭載することで内燃機関の小型化を図り、地球温暖化防止に貢献することが提案されている。また、特許文献2には、船体の船首部分にインレットタービンを配置し、船体の航行方向に対抗して船首部分に衝突する波動エネルギーを利用してタービンを駆動することにより海水の波動エネルギーを回収するようした再生可能エネルギー回収装置が提案されている。
ところで、特許文献1で開示された自然エネルギー利用及び既存動力利用の混合発電システムを搭載した船舶では、自然エネルギー利用発電設備に膨大な費用がかかっていた。しかも、内燃機関の利用を停止することができないため、運行コストを下げることが困難であり、しかも、船舶におけるディーゼルエンジンによる船体の振動・騒音を抑制することができなかった。特許文献2で開示された再生可能エネルギー回収装置を備えた船舶では、船体の船首部分に衝突する波動エネルギーから回収可能なエネルギー量は小さいため、船体自身の動力源として利用することができなかった。
本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたもので、外部投入エネルギーを正味(ネット)でゼロにすることが可能なネットゼロエネルギー船舶を提供することを目的とする。
請求項1に記載された第1発明によれば、ネットゼロエネルギー船舶が、水中又は水上で移動する浮体建造物と、該浮体建造物に搭載されていて所定圧で封入されることにより低沸点で蒸発可能な作動流体と冷媒とをそれぞれ循環させる密閉動力サイクルとヒートポンプと、該密閉動力サイクルに蓄電電力を供給する蓄電ユニットとを有するエネルギー変換装置を備えていて、該ヒートポンプが該冷媒を圧縮して高温高圧冷媒を生成する冷媒圧縮機と、該高温高圧冷媒の熱を該密閉動力サイクルの該作動流体に放熱して低温高圧冷媒を生成する放熱器と、該低温高圧冷媒を減圧膨張させて第1機械エネルギーを回収しながら低温低圧冷媒を生成する第1膨張機と、該低温低圧冷媒を蒸発させて冷熱を生成する熱交換器とを備え、該密閉動力サイクルが該作動流体を圧縮して高温高圧作動流体を生成する流体圧縮機と、該蓄電電力を利用してパルス電力を生成するパルス電源と、該パルス電力により通電することにより該作動流体の受熱温度よりも高い所定温度に発熱して該高温高圧作動流体から高エンタルピー動力流体を生成する高エンタルピー変換器と、該第1膨張機と出力軸を介して連結されていて該高エンタルピー動力流体を膨張させることにより第2機械エネルギーを回収する第2膨張機と、該第2膨張機の膨張ガスを予冷しながら該膨張ガスの排熱を回収して該冷媒から冷媒蒸気を生成して該冷媒圧縮機に還流させる再生器と、該第1及び第2機械エネルギーにより駆動される推進装置とを備え、該熱交換器が該冷熱により該第2膨張機の膨張ガスを冷却しながら該冷媒と該作動流体とを再生し、該出力軸を介して該第1及び第2機械エネルギーの一部で該冷媒圧縮機及び該流体圧縮機を駆動することを特徴とする。
請求項2に記載された発明によれば、請求項1記載の構成に加えて、好ましくは、該エネルギー変換装置が、さらに、第1及び第2機械エネルギーの一部により駆動されて発電電力を発生する発電機を備え、該発電電力の一部を蓄電用電力として該蓄電ユニットに循環させて蓄電することを特徴とする。
請求項3に記載された発明によれば、請求項1又は2記載の構成に加えて、該エネルギー変換装置が、さらに、該高温高圧作動流体を一時的に貯蔵するバッファアダンパーと、該第2膨張機の膨張行程の略全期間中に連続的に開弁して該高温高圧作動流体を該高エンタルピー変換器に供給する制御弁とを備え、該バッファアダンパーと該制御弁とを該第2膨張機のスタータとして機能させる
請求項4に記載された発明によれば、請求項3に記載の構成に加えて、該高エンタルピー変換器が、ケーシングと、該ケーシングに形成されていて該流体圧縮機と該回転式流体機械のロータリーピストン本体とに連通するエンタルピー増倍室と、該エンタルピー増倍室に収納された通電発熱体とを備え、該通電発熱体が該パルス電力により通電して該作動流体の受熱温度よりも数倍以上高い所定温度に昇温することを特徴とする。
本発明では、ヒートポンプにおいて、密閉動力サイクルの排熱エネルギーを回収して冷媒から冷媒蒸気を生成し、該冷媒蒸気を冷媒圧縮機で圧縮して高温高圧冷媒を生成する。高温高圧冷媒の熱を該密閉動力サイクルの作動流体に伝達して低温高圧冷媒を生成する。この低温高圧冷媒を第1膨張機で膨張させて第1機械エネルギーを回収するとともに低温低圧冷媒を生成する。この低温低圧冷媒を蒸発させて冷熱を生成する。一方、ヒートポンプから受熱した作動流体を流体圧縮機により圧縮して高温高圧作動流体を生成する。蓄電ユニットの蓄電電力をパルス電源に供給することでパルス電力を生成し、該パルス電力により高エンタルピー変換器を所定温度に加熱する。一方、流体圧縮機で生成した高温高圧作動流体を該高エンタルピー変換器と接触させることにより超臨界状態下で高エンタルピー動力流体を生成する。当該高エンタルピー動力流体を第2膨張機で爆発的に膨張させて第2機械エネルギーを発生させ、当該第1及び第2機械エネルギーを動力として利用することにより推進装置を駆動する。さらに、該第1及び第2機械エネルギーの一部を発電機に供給して発電電力を発生させて船舶の電気設備に供給する。そのため、船舶の外部投入エネルギーを正味(ネット)でゼロにすることができる。
また、発電機の発電電力の一部を蓄電用電力として蓄電ユニットに供給するため、蓄電ユニットのSOC値(残蓄電容量:State of Charge)が、常時、所定値に維持されてパルス電源を介して高エンタルピー変換器を連続的に作動可能状態に維持する。このようにして、エネルギー変換装置は常に自立状態となり、外部投入エネルギーゼロで、動力及び電力を発生させることができる。さらに、高圧作動流体をバッファアダンパーで一時的に貯蔵して制御弁により最適な供給タイミングで取り出すため、高圧作動流体の脈動が抑制され、第2膨張機の回転ムラが防止され、発電機の回転ムラを少なくして発電機の出力電圧をより安定化して発電電力の品質を向上させることができる。しかも、制御弁が第2膨張機の膨張行程のほぼ全期間に亘って高温高圧作動流体の高エンタルピー変換器へ供給するように制御するため、第2膨張機の正味有効平均圧力は250〜450Kgf/cm2もの大きな値に達して、既存のレーシングカーの13.5Kgf/cm2の正味有効平均圧力に対して数十倍の大きさになる。したがって、エネルギー変換装置によって数十キロワットから数百メガワットの動力及び電力を供給することが可能となる。したがって、船舶における外部投入エネルギーを正味(ネット)でゼロにすることが容易となり、地球温暖化防止に多大の貢献が可能となる。
以下、本発明の実施例によるネットゼロエネルギー船舶について図面に基づき詳細に説明する。以下の説明において、本発明は海洋を航行するネットゼロエネルギー船舶に適用したものとして記載するが、これは一例であり、本発明は図示された実施態様のネットゼロエネルギー船舶に限定されない。本発明によるネットゼロエネルギー船舶は河川水又は湖水を航行する船舶や洋上基地、マリンフロートやメガフロート(海洋浮体構造物)等の建造物にも適用しても良い。
図1A及び図1Bに示した実施例において、水上又は水中を移動する浮体建造物としてのネットゼロエネルギー船舶10は船体10aに搭載されたエネルギー変換装置10Aを備える。エネルギー変換装置10Aは所定圧で封入されていて低沸点で蒸発可能な作動流体と冷媒とをそれぞれ循環させる密閉動力サイクル12と密閉動力サイクル12と熱的に結合するように配置されたヒートポンプHPとを備える。
作動流体及び冷媒としては、本発明を限定するものではないが、自然界に存在する安全な物質であり、極めて安価に手に入れることができる理由から、オゾン層破壊係数がゼロで地球温暖化係数が1の自然冷媒である二酸化炭素(以下、CO2と略称する)が挙げられる。説明の便宜上、密閉動力サイクル12の作動流体をCO2作動流体、ヒートポンプHPの冷媒をCO2冷媒と称する。このように、作動流体と冷媒とは共通の成分である二酸化炭素を利用するが、それぞれ異なる媒体を利用しても良い。密閉動力サイクル15及びヒートポンプHPでは、本発明を限定するものではないが、低圧側(流体圧経路)の圧力がCO2の超臨界点以下の所定圧、例えば、3〜5.7MPaとなるようにそれぞれの系統内に充填される。例えば、低圧側の圧力が5.7MPaとなるように設定されると、CO2冷媒は約20℃で液化する。低圧側の圧力が3MPaに設定されると、CO2冷媒は約−6℃で液化する。このようにシステム内の諸条件に合わせてCO2冷媒の充填圧を自由に定めてよい。
密閉動力サイクル15は、低温低圧CO2作動流体Wfを超臨界点(31.1℃、7.4MPa)以上の圧力で圧縮する圧縮機(複合型回転式流体機械)27と、圧縮機27から吐出された高温高圧CO2作動流体(超臨界流体)Wfpを逆止弁29を介して貯蔵する摺動ピストン及びバネ手段30aを内蔵した貯蔵室30bを有するバッファアダンパー30と、バッファアダンパー30のアウトレット30cから供給される超臨界流体Wfpの流れ(流通期間)を制御する電磁弁(制御弁)32と、バッファアダンパー30から供給された超臨界流体Wfpをその超臨界点(31.1℃)以上の温度(例えば、600〜1200℃)に加熱して瞬時に超臨界流体からなる高エンタルピー動力流体を発生させる高エンタルピー変換器42と、ヒートポンプHPの高圧冷媒Cmhと超臨界流体Scfを作動室116内に導入して膨張させてそれぞれ第1及び第2機械エネルギーを生成する第1及び第2回転式流体機械部40A,40B(第1、第2膨張機)からなる回転式流体機械40と、該第1、第2機械エネルギーを取り出すとともにその一部を圧縮機27に伝達する出力軸40Cとを備える。
第1、第2膨張機40A、40Bは出力軸40Cに支持されていて作動室116に回転可能に収納された共通のロータリピストン本体)200を備え、作動室116内に高圧冷媒Cmhと超臨界流体Scfをそれぞれ供給するインレット126A,126Bと、低温低圧冷媒Cmeと膨張ガスEgとをそれぞれ排出するアウトレット126A,126Bとを有する。
バッファアダンパー30のバネ手段30aは、貯蔵室30bの高圧CO2作動流体(超臨界流体)の圧力が、例えば、20〜60MPaに維持されるように選択される。したがって、密閉動力サイクル15において、逆止弁29と電磁弁(制御弁)32との間の第1流体圧経路における圧力は20〜60MPaに維持され、残部の第2流体圧経路(回転式流体機械40の低圧側)は、例えば、3MPaに維持されるようにCO2作動流体が密閉動力サイクル15に充填される。圧縮機27は、例えば、20〜60MPaの圧力で超臨界流体を吐出するので、密閉動力サイクル15の作動中にはバッファアダンパー30のバネ手段30aは常時、圧縮された状態に維持されて超臨界流体Wfpを高圧下で貯蔵する。
電磁弁32は、本願発明者と同一発明者による特許第5272278号「超臨界エンジン及び超臨界エンジン駆動発電装置並びにこれを具備した機械装置」に記載されたものと同一の構造を有するため、詳細な説明を省略する。
ヒートポンプHPは、第2膨張機40Bの膨張ガスEgの排熱エネルギーを回収しながら膨張ガスEgを予冷するとともに低温低圧冷媒Cmoから冷媒蒸気(過熱蒸)Cmを生成する再生器EVoと、予冷後の膨張ガスEgを冷却する熱交換器EV1(ガス冷却器42)と、圧縮機27に内蔵されていて冷媒蒸気Cmを超臨界点以上で圧縮して超臨界CO2冷媒Cmpを生成する冷媒圧縮手段P2(図2参照)と、冷媒圧縮手段P2のアウトレット358Bから吐出した高温高圧CO2冷媒(超臨界冷媒)Cmpを密閉動力サイクル15のCO2作動流体Wfoに放熱して低温高圧CO2冷媒Cmhを生成する放熱器EV2と、低温高圧CO2冷媒を減圧膨張させることにより第1機械エネルギーを発生させるとともに低温低圧CO2冷媒Cmeを生成する第1膨張機40Aと、該低温低圧CO2冷媒Cmeを蒸発させて冷熱(例えば、−10℃;3MPa)を生成し、この冷熱により膨張ガスEgを冷却する熱交換器EV1(冷却器43)とを備える。熱交換器EV1(冷却器43)から出た低温低圧膨張ガスWfoは放熱器EV2で高温高圧CO2冷媒Cmpから吸熱して過熱蒸気Wfとなって密閉動力サイクル15の圧縮機27の流体圧縮手段P1のインレット356Aに導入され、以後、同一のヒートポンプサイクル及び機械エネルギーサイクルが繰り返し実行される。
図2より明らかなように、圧縮機27は、好ましくは、所定圧(例えば、3MPa)のCO2作動流体(過熱蒸気)Wfを超臨界点以上の圧力で圧縮してCO2超臨界作動流体Wfpを生成する流体圧縮手段P1と、CO2冷媒蒸気Cmを超臨界点以上で圧縮して高温高圧超臨界CO2冷媒Cmpを生成する冷媒圧縮手段P2とを備えた複合型回転式流体機械から構成される。圧縮機27でCO2作動流体及びCO2冷媒をいずれも過熱蒸気にして圧縮する理由は、これら流体の圧縮に必要な動力を大幅(通常のガス圧縮に比べて約5分の一)に低減して成績係数(COP)を飛躍的に向上させるためである。
図1B及び図2に示すように、複合型圧縮機27は、回転式流体機械40と高エンタルピー変換器42に同心的に連結されたロータハウジング352と、密閉動力サイクル15に接続されて低温低圧CO2作動流体Wfを導入する第1インレット356Aと、超臨界CO2作動流体Wfpを吐出する第1アウトレット358Aと、低温低圧冷媒蒸気Cmを導入する第2インレット356Bと、超臨界CO2冷媒Cmpを吐出する第2アウトレット358Bと、インレット356A,356B及びアウトレット358A,358Bが開口するロータ作動室360と、回転式流体機械40の駆動軸132に圧入その他の連結手段で駆動連結されていてロータ作動室360に回転可能に収納されたクランクロータ362とを備える。
クランクロータ362は、出力軸40Cに形成されたメイン潤滑油供給通路132Lから径方向外側に延びる潤滑油通路362aと、潤滑油供給ポート362bと、潤滑油供給ポート362bからカムローブ364の外周端部に微量の潤滑油を供給可能な多孔質プラグ362cとを備える。メイン潤滑油供給通路132Lは、本願発明者と同一発明者による日本特許5103570号「回転式流体機械」に記載された潤滑油ポンプ等により潤滑油が供給される。
複合型圧縮機27は、さらに、ロータ作動室360の内周面上を回転移動しながらインレット356A,356BからCO2作動流体Wf及び冷媒Cmをそれぞれ吸引すると共にこれら媒体を超臨界点以上で圧縮しながらアウトレット358A,358Bからそれぞれ吐出する複数のカムローブ364と、カムローブ364の径方向内側領域において周方向後縁部に形成された曲面摺動凹部366と、インレット356に隣接してクランクロータ362に対して移動可能な揺動ピストン368と、揺動ピストン368と曲面摺動凹部366との間に形成された圧縮室370とを備える。
揺動ピストン368は、ロータハウジング352内に形成されたピストン揺動室372に収納されて、ピボット軸374を介して回動するピストンエレメント376を備える。ピストンエレメント376の先端部にはカムローブ364と曲面摺動凹部366とに接触しながら摺動する曲面シール部376aと連通開口部376bとを備える。ロータハウジング352に形成されたバネ収納部378には押圧バネ380がピストンエレメント376をクランクロータ362側に押圧している。回転式流体機械40の起動時に駆動軸132が図2において、例えば、時計方向に回転駆動されると、複合型圧縮機27において、圧縮室370にはインレット356A,356BからそれぞれCO2作動流体Wfと冷媒Cmが吸引され、それぞれ超臨界作動流体及び超臨界CO2冷媒としてアウトレット358A,358Bから吐出される。このように、圧縮機27のクランクロータ362は作動流体圧縮手段P1と、冷媒圧縮手段P2の共通部品として機能する。
なお、複合型圧縮機27は本願発明者と同一発明者による特願2012−218058号「ロータリ燃焼機関、ハイブリッドロータリ燃焼機関及びこれらを具備した機械装置」に記載されたロータリポンプと同一の構造を有するため、さらなる詳細な説明を省略する。複合型圧縮機27としては、本願と同一発明者による後述の回転式流体機械を利用してもよい。
図3に示すように、高エンタルピー変換器42は、複合型圧縮機27と回転式流体機械40に同心的に連結された円筒状ケーシング1100を備える。円筒状ケーシング1100には、円筒状ケーシング1100の内側とケーシング1100の中央内周部1114の径方向外側に形成されたセラミック等の絶縁耐熱層1116と、絶縁耐熱層1116の内側に形成されているエンタルピー増幅室1118が形成されている。円筒状ケーシング1100の中央内周部1114は回転式流体機械40の出力軸40Cを通過可能にするための直径を有する内周壁部1114を備える。
高エンタルピー変換器42の吸入ポート1102は、径方向壁部1120に延びていて電磁弁32が装着されるとともに、径方向壁部1120には周方向に延びる複数の開口部1122を有する。エンタルピー増幅室1118のコーナー部1118a、1118bには対抗電極1124,1126がそれぞれ配置される。一対の電極1124,1126はパルス電源28に接続される。ケーシング1100には温度センサS2が装着され、温度信号Tがコントローラ60(図1参照)に供給され、パルス電力のパルス幅の制御用に利用される。
エンタルピー増幅室1118には、対抗電極1124,1126の間に介在していて多数の管状通電発熱体1134が充填されている。パルス電力に応答して、多数の管状通電発熱体1134は通電発熱して600〜1200℃の超臨界領域に維持される。この温度領域は、パルス電源28によってパルス電力のデューティサイクルを所定値となるように可変制御することによって自由に定めることができる。CO2超臨界作動流体は、通電発熱パイプ1134の隙間及び通電発熱パイプ1134の穴部を通過しながら、これら通電発熱パイプ1134の各部位と衝突しながら加熱されて瞬時に高エンタルピー動力流体が発生する。一対の電極1124,1126は棒状形状を有するものとして示されているが、エンタルピー増幅室1118の軸方向端面に配置された円弧状電極で構成しても良い。
上述の通電発熱パイプは作動流体の流通抵抗を大幅に低下させる点で有利であるが、導電性高融点加熱手段としてはその他の材料から構成しても良い。例えば、銅タングステンボール、カーボンボール、作動流体を通過させるための溝を配置したバルク状導電性金属体、バルク状導電性カーボン、多孔性高融点金属体や高融点ハニカム金属体等を利用しても良い。エンタルピー増幅室1118に隣接してフイルタ部1106が配置され、フイルタ部1106には耐熱性の金属ワイヤー等から形成されたフイルタ1110が充填される。電磁弁32が所定周期で開弁されると、フイルタ1110を通過した高エンタルピー動力流体Scfはフィルター1142で濾過された後、アウトレット1140から回転式流体機械40のインレット124に供給される。
回転式流体機械40としては、好ましくは、本願発明者と同一発明者による日本特許第5103570(発明の名称:回転式流体機械)及び日本特許第5218929号(発明の名称:ロータリ燃焼機関、ハイブリッドロータリ燃焼機関及びこれらを具備した機械装置)に開示された回転式流体機械と同一構造のものが挙げられる。他の例としては本願発明者と同一発明者による特願2012−259090号(発明の名称:回転式流体機械)に記載された構造のものを利用してもよい。
図1Bに戻って、発電機25から出力された発電電力はパワーラインPLを介してネットゼロエネルギー船舶10の空調機器その他の各種電気機器(図示せず)に供給されて利用される。パワーラインPLにはリレー等から構成される遮断器19及び充電器21を介して蓄電ユニット(蓄電システム)20が接続される。蓄電ユニット20は第1蓄電装置22と、第2蓄電装置23と、第1、第2蓄電装置22、23を充電器21に交互に接続する第1切替制御器24と、第1、第2蓄電装置22、23をパルス電源28に交互に接続する第2切替制御器26とを備える。図示を省略しているが、充電器21は公知の構造と同様に交流電力を充電電圧に降圧する変圧器と、低圧の交流電力を直流電力に変換する整流器と、平滑回路とを有する。第1、第2蓄電装置22、23にはそれぞれ電圧及び電流を検出するための電圧センサ及び電流センサ(いずれも図示せず)が接続される。これら電圧センサ及び電流センサの電圧検出値V1及び電流検出値I1はコントローラ60に出力され、第1、第2蓄電装置22、23のそれぞれの残蓄電容量(SOC値:State of charge)を演算し、それぞれのSOC値に基づいて遮断器19や第1、第2切替制御器24,26の指令信号を出力するために用いられる。
コントローラ60は、例えば、所定の演算処理を実行するCPU(Central Processing Unit)と、所定の制御プログラムが記憶されたROM(Read Only Memory)と、データを一時的に記憶するRAM(Random Access Memory)と、例えばEEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)を用いて構成される。コントローラ60は各種制御対象の制御パラメータを入力するための入力装置(図示せず)や装置始動用スイッチ等が接続されている。
第1、第2蓄電装置22、23としては、望ましくは、パルス充放電サイクル用途に対応可能な市販のウルトラキャパシタモジュールを利用したエンジン起動用バッテリ(部品番号:ESM123000−31)(米国”Maxwell Technologies“社製)が挙げられる。このバッテリは15分間での短時間充電が可能であり、出力電圧が12ボルトで出力電流が1500〜1700Aであるため適している。その他の蓄電装置としては、例えば、急速充放電型蓄電池(古河電池社製:商標名「ウルトラバッテリ」)、大容量電気二重層コンデンサからなるスーパーキャパシタ(トーキン製)、ナトリウムイオン電池、リチウムイオン電池やNi−MH電池(ニッケルー水素電池)やこれら電池と大容量電気二重層コンデンサを組み合わせたものから構成しても良い。なお、第1蓄電装置22の出力ラインの間にはウルトラキャパシタ(図示せず)を接続しても良い。第1蓄電装置22及び第2蓄電装置23から交互に出力電力がパルス電源28に供給される。
パルス電源28は第1、第2蓄電装置22,23からの供給電力から所定周期(例えば、50〜2000ヘルツ)のパルス電力を供給する。パルス電力において、パルス電圧は、好ましくは、12〜24ボルトの間で設定される。高エンタルピー交換器42において、多数の通電加熱パイプ1134はパルス電力に応答して通電することにより二酸化炭素の臨界温度374℃以上の温度、例えば、600〜1200℃の温度に昇温する。この温度は、運転条件に合わせて自由に選択される。超臨界流体が通電加熱パイプ1134の外表面に順次接触して通過する過程において、高エンタルピー超臨界流体は超臨界状態下で加熱されて高温の超臨界流体Scfとなる。
パルス電源28は、好ましくは、ピーク電流とベース電流とからなるパルス電流を発生させるものであれば、直流パルス電源又は交流パルス電源のいずれでも良い。直流パルス電源としては、例えば、日本国特許第2587343号に開示されたようなパルスアーク溶接用電源装置に使用されるような回路構成が挙げられる。
図1Bにおいて、バッファアダンパーの圧力センサS1からの圧力信号Pi、高エンタルピー変換器42の温度センサS2からの温度信号T(図4参照)と、出力軸40Cの回転数センサS3からの回転数信号SPがコントローラ60に送信される。入力装置(図示せず)からはカレンダー信号や、温度や圧力等のパラメータ設定信号が基準信号としてコントローラ60に入力される。コントローラ60には、第1、第2蓄電器22,23のそれぞれの電圧信号V1と電流信号I1とが送信され、コントローラ60はこれら入力信号に応答して第1、第2蓄電器22,23の蓄電状態(State of Charge)を判別して第2切替制御器26を介して第1、第2蓄電装置22、23の一方をパルス電源28に接続するとともに第1切替制御器24を介して第1、第2蓄電装置22、23の他方を充電器21により充電する。さらに、コントローラ60は、センサS1〜S3からの入力信号Pi,T,SPに応答して電磁弁32を制御する。一方、コントローラ60は、ネットゼロエネルギー船舶10の運転条件に合わせてクラッチCLを締結・離脱させるための制御信号Ccを出力する。
次に、本発明の本実施例によるネットゼロエネルギー船舶10のエネルギー変換装置10Aの作動について説明する。装置始動用スイッチ(図示せず)が投入されると、コントローラ60によってパルス電源28が起動され、周期的なパルス電力が高エンタルピー変換器42に供給される。このとき、通電発熱パイプ1134が通電して所望の設定温度(例えば、800℃)に発熱する。高エンタルピー変換器42の温度信号Tがこの設定温度に達したときに、コントローラ60から電磁弁32に指令信号が出力され、電磁弁32は通電して開弁する。このとき、バッファアダンパー30に貯蔵されていたCO2作動流体Wfpが高エンタルピー変換器42に供給される。高エンタルピー変換器42では超臨界流体Wfpが管状通電発熱体1134の外表面に順次接触して撹拌されながら均一に昇温し、さらに、これら管状通電発熱体1134の隙間や穴部を通過しながらさらに加温されて超臨界流体SCfからなる高エンタルピー動力流体が発生する。この高エンタルピー動力流体SCfは第2回転式流体機械部(第2膨張機)40Bのインレット124Bから膨張室116に流入してロータリピストン本体200に作用して爆発的に膨張して機械エネルギーを発生して出力軸40Cにトルクを伝達する。出力軸40CのトルクはクラッチCLを介してトランスミッションTMに伝達され、そこで所定速度に減速されてプロペラシャフトPSを介してプロペラ等の推進手段11(図1A参照)に伝達される。
一方、出力軸40Cのトルクは動力伝達装置45を介して発電機25に供給され、発電機25が電力を発生させ、その大部分はパワーラインPLを介して船内の各種電気設備に供給される。また、発電電力の一部は遮断器19を介して充電器21に送られ、蓄電用電力として蓄電ユニット20に蓄電される。
エネルギー変換装置12の始動時及び始動完了後において、出力軸40Cに発生したトルクで圧縮機27が起動し、圧縮機27内の流体圧縮手段P1と冷媒圧縮手段P2が同期的に作動し、密閉動力サイクル15とヒートポンプHPが互いに同期して起動する。この時、ヒートポンプHPにおいて、冷媒圧縮手段P2から吐出した超臨界冷媒(高温高圧CO2冷媒)Cmpは、放熱器EV2で低温低圧CO2作動流体Wfoと熱交換して放熱することにより低温高圧CO2冷媒Cmhを生成する。低温高圧CO2冷媒Cmhは第1膨張機40Aで減圧膨張して第1機械エネルギーを回収するとともに低温低圧CO2冷媒Cmeを生成する。この低温低圧CO2冷媒Cmeは冷却器43(熱交換器EV1)で蒸発して冷熱(例えば、−10℃:3MPa)を発生して膨張ガスEgを冷却する。冷却器43から吐出した低温低圧冷媒Cmoは再生器(蒸発用熱交換器)EVoで膨張ガスEgを予冷しながら廃熱エネルギーを回収してCO2冷媒蒸気(過熱蒸気)Cmを生成する。この冷媒蒸気Cmは圧縮機27の冷媒圧縮機手段P2に循環され、そこで圧縮されて超臨界冷媒Cmpとして再度、放熱器EV2に供給される。一方、蒸発器EVoで一次冷却された膨張ガスEgはさらに冷却器43(熱交換機EV1)で冷却されて、低温低圧CO2作動流体Wfoを生成する。この低温低圧CO2作動流体Wfoは放熱器EV2で超臨界冷媒Cmpから受熱して過熱蒸気からなる低温低圧CO2作動流体Wfとして圧縮機27のインレット356Aに流入して流体圧縮手段P1により圧縮され、以後、密閉動力サイクル15が繰り返し、実行される。
上述のように、密閉動力サイクル15とヒートポンプHPが互いに同期しながら繰り返し実行される。この際、高温高圧CO2冷媒の熱が密閉動力サイクル15の低温低圧CO2作動流体に放熱され、次いで、高圧CO2冷媒が第1膨張機で膨張することにより第1機械エネルギーを発生させ、一方、高エンタルピー動力流体(超臨界流体)が第2膨張機で膨張して第2機械エネルギーを回収する。このように第1機械エネルギーと第2機械エネルギーとにより発電機16が駆動されて電力が発生し、パワーラインPLを介して構造物10Sの構内電気設備10Eに供給される。
以上、本発明の実施例によるネットゼロエネルギー船舶10が記載されたが、本発明はこの実施例に示された構成に限定されず、様々な変更が可能である。例えば、圧縮機は複合型圧縮機からなるものとして説明したが、複合型圧縮機をそれぞれ分離独立した作動流体圧縮機と冷媒圧縮機からなるように構成しても良い。なお。圧縮機は単段式のものとして記載したが、複段式構造にして作動流体と冷媒とをそれぞれ複数段で圧縮するように構成しても良い。
10 ネットゼロエネルギー船舶;12 エネルギー変換装置;15 密閉動力サイクル;16 出力装置;20 蓄電ユニット(蓄電システム);21 充電器;22,23 第1、第2蓄電装置;24、26 第1、第2切替制御器;25 発電機;27 圧縮機(複合型回転式流体機械);28 パルス電源;30 バッファアダンパー;32 電磁弁;40 回転式流体機械;40A 第1膨張機(第1回転式流体機械部);40B 第2膨張機(第2回転式流体機械部);42 高エンタルピー変換器;43 冷却器;60 コントローラ;HP ヒートポンプ;EVo 再生器;EV1 冷却器(熱交換器);EV2 放熱器
Claims (4)
- 水中又は水上で移動する浮体建造物と、該浮体建造物に搭載されていて所定圧で封入されることにより低沸点で蒸発可能な作動流体と冷媒とをそれぞれ循環させる密閉動力サイクルとヒートポンプと、該密閉動力サイクルに蓄電電力を供給する蓄電ユニットとを有するエネルギー変換装置を備えていて、該ヒートポンプが該冷媒を圧縮して高温高圧冷媒を生成する冷媒圧縮機と、該高温高圧冷媒の熱を該密閉動力サイクルの該作動流体に放熱して低温高圧冷媒を生成する放熱器と、該低温高圧冷媒を減圧膨張させて第1機械エネルギーを回収しながら低温低圧冷媒を生成する第1膨張機と、該低温低圧冷媒を蒸発させて冷熱を生成する熱交換器とを備え、該密閉動力サイクルが該作動流体を圧縮して高温高圧作動流体を生成する流体圧縮機と、該蓄電電力を利用してパルス電力を生成するパルス電源と、該パルス電力により通電することにより該作動流体の受熱温度よりも高い所定温度に発熱して該高温高圧作動流体から高エンタルピー動力流体を生成する高エンタルピー変換器と、該第1膨張機と出力軸を介して連結されていて該高エンタルピー動力流体を膨張させることにより第2機械エネルギーを回収する第2膨張機と、該第2膨張機の膨張ガスを予冷しながら該膨張ガスの排熱を回収して該冷媒から冷媒蒸気を生成して該冷媒圧縮機に還流させる再生器と、該第1及び第2機械エネルギーにより駆動される推進装置とを備え、該熱交換器が該冷熱により該第2膨張機の膨張ガスを冷却しながら該冷媒と該作動流体とを再生し、該出力軸を介して該第1及び第2機械エネルギーの一部で該冷媒圧縮機及び該流体圧縮機を駆動することを特徴とするネットゼロエネルギー船舶。
- 該エネルギー変換装置が、さらに、第1及び第2機械エネルギーの一部により駆動されて発電電力を発生する発電機を備え、該発電電力の一部を蓄電用電力として該蓄電ユニットに循環させて蓄電することを特徴とする請求項1記載のネットゼロエネルギー船舶。
- 該エネルギー変換装置が、さらに、該高温高圧作動流体を一時的に貯蔵するバッファアダンパーと、該第2膨張機の膨張行程の略全期間中に連続的に開弁して該高温高圧作動流体を該高エンタルピー変換器に供給する制御弁とを備え、該バッファアダンパーと該制御弁とを該第2膨張機のスタータとして機能させることを特徴とする請求項1又は2に記載のネットゼロエネルギー船舶。
- 該高エンタルピー変換器が、ケーシングと、該ケーシングに形成されていて該流体圧縮機と該回転式流体機械のロータリーピストン本体とに連通するエンタルピー増倍室と、該エンタルピー増倍室に収納された通電発熱体とを備え、該通電発熱体が該パルス電力により通電して該作動流体の受熱温度よりも数倍以上高い所定温度に昇温することを特徴とする請求項1〜3に記載のネットゼロエネルギー船舶。
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2013
- 2013-07-12 JP JP2013159750A patent/JP2015017600A/ja active Pending
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