JP2015017515A - 排気浄化装置の制御システム - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明の課題は、酸化触媒と、酸化触媒より下流に配置されたSCR触媒と、酸化触媒を加熱する第一電気ヒータと、SCR触媒を加熱する第二電気ヒータと、を備えた排気浄化装置の制御システムにおいて、第一電気ヒータ及び第二電気ヒータの消費電力を少なく抑えつつ、SCR触媒のNOX浄化性能を高めることにある。
【解決手段】本発明の排気浄化装置の制御システムは、SCR触媒へ流入する排気のNO2/NO比率とSCR触媒の温度とSCR触媒のNOX浄化率との相関において、NOX浄化率が目標NOX浄化率と等しくなるときのSCR触媒の温度とNO2/NO比率との組合せのうち、第一電気ヒータの通電量と第二電気ヒータの通電量の総通電量が最小となる組合せを特定し、特定された組合せに従って第一電気ヒータ及び第二電気ヒータを制御する。
【選択図】図4
【解決手段】本発明の排気浄化装置の制御システムは、SCR触媒へ流入する排気のNO2/NO比率とSCR触媒の温度とSCR触媒のNOX浄化率との相関において、NOX浄化率が目標NOX浄化率と等しくなるときのSCR触媒の温度とNO2/NO比率との組合せのうち、第一電気ヒータの通電量と第二電気ヒータの通電量の総通電量が最小となる組合せを特定し、特定された組合せに従って第一電気ヒータ及び第二電気ヒータを制御する。
【選択図】図4
Description
本発明は、電気加熱式の酸化触媒と電気加熱式の選択還元型触媒を含む排気浄化装置の制御システムに関する。
内燃機関の排気浄化装置として、排気通路に配置された酸化触媒と、酸化触媒より下流の排気通路に配置された選択還元型触媒(SCR(Selective Catalytic Reduction)触
媒)と、酸化触媒を加熱する電気ヒータと、SCR触媒を加熱する電気ヒータと、を備えたものが知られている。このような構成において、酸化触媒から流出する排気のNO2/NO比率(排気中に含まれる一酸化窒素(NO)の量(モル)に対する二酸化窒素(NO2)の量(モル)の比率)が1となるように酸化触媒の電気ヒータを作動させるとともに、SCR触媒の温度が活性温度域(温度浄化ウインド)に収まるようにSCR触媒の電気ヒータを作動させる方法が提案されている(たとえば、特許文献1を参照)。
媒)と、酸化触媒を加熱する電気ヒータと、SCR触媒を加熱する電気ヒータと、を備えたものが知られている。このような構成において、酸化触媒から流出する排気のNO2/NO比率(排気中に含まれる一酸化窒素(NO)の量(モル)に対する二酸化窒素(NO2)の量(モル)の比率)が1となるように酸化触媒の電気ヒータを作動させるとともに、SCR触媒の温度が活性温度域(温度浄化ウインド)に収まるようにSCR触媒の電気ヒータを作動させる方法が提案されている(たとえば、特許文献1を参照)。
ところで、SCR触媒のNOX浄化性能を高める場合において、排気のNO2/NO比率は必ずしも1である必要はない。たとえば、NO2/NO比率が1より小さい場合(NO2の量がNOの量より少ない場合)であっても、SCR触媒の温度が高ければ、NO2/NO比率が1である場合と同等のNOX浄化率を得ることができる。このような特性を考慮せずに、酸化触媒の電気ヒータやSCR触媒の電気ヒータが作動させられると、消費電力が不要に増加し、それに伴って内燃機関の燃料消費量が増加する可能性がある。
本発明は、上記したような実情に鑑みてなされたものであり、内燃機関の排気通路に配置された酸化触媒と、酸化触媒より下流の排気通路に配置されたSCR触媒と、酸化触媒を加熱する第一電気ヒータと、SCR触媒を加熱する第二電気ヒータと、を備えた排気浄化装置の制御システムにおいて、第一電気ヒータ及び第二電気ヒータの消費電力を少なく抑えつつ、SCR触媒のNOX浄化性能を高めることができる技術の提供にある。
本発明は、上記した課題を解決するために、以下のような手段を採用した。
すなわち、本発明の排気浄化装置の制御システムは、
内燃機関の排気通路に配置された酸化触媒と、
酸化触媒より下流の排気通路に配置された選択還元型触媒と、
酸化触媒を加熱する第一電気ヒータと、
選択還元型触媒を加熱する第二電気ヒータと、
第一電気ヒータ及び第二電気ヒータのそれぞれの通電量を制御する制御手段と、
を備えた排気浄化装置の制御システムであって、
制御手段は、選択還元型触媒へ流入する排気のNO2/NO比率と選択還元型触媒の温
度と選択還元型触媒のNOX浄化率との相関において、NOX浄化率が目標NOX浄化率と等しくなるときの選択還元型触媒の温度とNO2/NO比率との組合せのうち、第一電気ヒータの通電量と第二電気ヒータの通電量の総和である総通電量が最小となる組合せを特定し、特定された組合せに従って第一電気ヒータ及び第二電気ヒータを制御することを特徴とする。
すなわち、本発明の排気浄化装置の制御システムは、
内燃機関の排気通路に配置された酸化触媒と、
酸化触媒より下流の排気通路に配置された選択還元型触媒と、
酸化触媒を加熱する第一電気ヒータと、
選択還元型触媒を加熱する第二電気ヒータと、
第一電気ヒータ及び第二電気ヒータのそれぞれの通電量を制御する制御手段と、
を備えた排気浄化装置の制御システムであって、
制御手段は、選択還元型触媒へ流入する排気のNO2/NO比率と選択還元型触媒の温
度と選択還元型触媒のNOX浄化率との相関において、NOX浄化率が目標NOX浄化率と等しくなるときの選択還元型触媒の温度とNO2/NO比率との組合せのうち、第一電気ヒータの通電量と第二電気ヒータの通電量の総和である総通電量が最小となる組合せを特定し、特定された組合せに従って第一電気ヒータ及び第二電気ヒータを制御することを特徴とする。
選択還元型触媒(SCR触媒)の温度が一定となる条件下では、SCR触媒のNOX浄化率は、NO2/NO比率が1のとき(以下、「基準NO2/NO比率」と称する)に最も大きくなる。SCR触媒へ流入する排気(酸化触媒から流出する排気)のNO2/NO比率は、酸化触媒の温度が低いときより高いときに大きくなる傾向がある。よって、NO2/NO比率が基準NO2/NO比率より小さいときは、酸化触媒の温度を高めることにより、SCR触媒へ流入する排気のNO2/NO比率を高めることができる。
また、SCR触媒へ流入する排気のNO2/NO比率が一定となる条件下では、SCR触媒のNOX浄化率は、SCR触媒の温度が低いときより高いときに大きくなる傾向がある。よって、SCR触媒のNOX浄化率が目標NOX浄化率より小さい場合は、SCR触媒の温度を高めることにより、SCR触媒のNOX浄化率を高めることもできる。
ところで、NO2/NO比率が基準NO2/NO比率より小さく、且つNOX浄化率が目標NOX浄化率より小さいときに、NO2/NO比率を基準NO2/NO比率まで増加させるべく第一電気ヒータを作動させるとともに、NOX浄化率を目標NOX浄化率まで増加させるべく第二電気ヒータが作動させると、第一電気ヒータ及び第二電気ヒータの消費電力が不要に多くなる可能性がある。
ここで、SCR触媒へ流入する排気のNO2/NO比率が基準NO2/NO比率以下となる場合は、SCR触媒へ流入する排気のNO2/NO比率とSCR触媒の温度とSCR触媒のNOX浄化率との間に、以下のような相関がある。すなわち、SCR触媒の温度が高いときは低いときに比べ、基準NO2/NO比率と同等のNOX浄化率を得ることができるNO2/NO比率が小さくなる。
上記した相関関係においてSCR触媒の温度とNO2/NO比率との組合せに着目すると、特定のNOX浄化率を得ることができる組合せは複数存在することになる。たとえば、SCR触媒の温度が比較的高く且つNO2/NO比率が比較的小さくなる組合せや、SCR触媒の温度が比較的低く且つNO2/NO比率が比較的大きくなる組合せ等において、同等のNOX浄化率を得ることができる。
よって、NO2/NO比率が基準NO2/NO比率より小さく、且つNOX浄化率が目標NOX浄化率より小さい場合に、SCR触媒のNOX浄化率を目標NOX浄化率まで高める方法としては、SCR触媒の加熱量(SCR触媒の温度上昇量)を少なく抑えつつ酸化触媒の加熱量(NO2/NO比率の増加量)を多くする方法や、酸化触媒の加熱量(NO2/NO比率の増加量)を少なく抑えつつSCR触媒の加熱量(SCR触媒の温度上昇量)を多くする方法等の複数の方法を選択することができる。
そこで、本発明の制御手段は、SCR触媒へ流入する排気のNO2/NO比率とSCR触媒の温度とSCR触媒のNOX浄化率との相関において、NOX浄化率が目標NOX浄化率と等しくなるときのSCR触媒の温度とNO2/NO比率との組合せのうち、第一電気ヒータの通電量と第二電気ヒータの通電量の総和である総通電量が最小となる組合せを特定し、特定された組合せに従って第一電気ヒータ及び第二電気ヒータを制御するようにした。
たとえば、SCR触媒の温度が高く且つNO2/NO比率が小さい場合は、NO2/NO比率を基準NO2/NO比率まで増加させなくても、基準NO2/NO比率と同等のNOX浄化率を得ることができる。よって、制御手段は、NOX浄化率が目標NOX浄化率と等しくなるときのSCR触媒の温度とNO2/NO比率との組合せのうち、NO2/NO比率が最も小さくなる組合せを選択すればよい。その場合、酸化触媒及びSCR触媒の温度を大幅に高める必要がないため、総通電量を少なく抑えつつNOX浄化率を高めることが可能になる。
一方、SCR触媒の温度が低く且つNO2/NO比率が大きい場合は、SCR触媒の温度を大幅に高めなくとも、基準NO2/NO比率と同等のNOX浄化率を得ることができる。よって、制御手段は、NOX浄化率が目標NOX浄化率と等しくなるときのSCR触媒の温度とNO2/NO比率との組合せのうち、SCR触媒の温度が最も低くなる組合せを選択すればよい。その場合、酸化触媒及びSCR触媒の温度を大幅に高める必要がないため、総通電量を少なく抑えつつNOX浄化率を高めることが可能になる。
このように、SCR触媒へ流入する排気のNO2/NO比率とSCR触媒の温度とSCR触媒のNOX浄化率との相関関係に基づいて、第一電気ヒータの通電量と第二電気ヒータの通電量が制御されると、第一電気ヒータ及び第二電気ヒータの消費電力を少なく抑えつつSCR触媒のNOX浄化性能を高めることが可能になる。
本発明の排気浄化装置の制御システムにおいて、第一電気ヒータ及び第二電気ヒータへ供給される電気エネルギは、バッテリから供給されてもよい。そのような構成においてバッテリの蓄電量が少なくなると、制御手段によって特定された組合せにおける総通電量に対してバッテリの最大放電量(最大給電量)が少なくなる可能性がある。このような場合に、本発明の制御手段は、第一電気ヒータ及び第二電気ヒータの総通電量がバッテリの最大給電量以下となる範囲においてSCR触媒のNOX浄化率が最大となる組合せを選択し、選択された組合せに従って第一電気ヒータ及び第二電気ヒータを制御してもよい。その場合、総通電量がバッテリの最大給電量を上回らない範囲において、SCR触媒のNOX浄化率を可及的に大きくすることができる。
本発明の排気浄化装置の制御システムにおいて、第一電気ヒータ及び第二電気ヒータへ供給される電気エネルギは、バッテリおよびまたは発電機から供給されてもよい。ここでいう「発電機」は、内燃機関の出力(運動エネルギ)を電気エネルギに変換する機器である。そのような構成においては、制御手段によって特定された組合せにおける総通電量に対してバッテリの最大給電量が少ない場合に、総通電量に対する給電量の不足分がオルタネータの発電によって補われてもよい。すなわち、オルタネータの発電量を増加させることにより、総通電量に対する給電量の不足分が補われてもよい。その際、オルタネータの発電量の増加に伴って内燃機関の負荷が増加するため、内燃機関から排出される排気のNO2/NO比率が増加する。そこで、本発明の制御手段は、オルタネータの発電量の増加によるNO2/NO比率の増加分に応じて第一電気ヒータの通電量を減少させてもよい。その場合、オルタネータの発電量増加に伴う燃料消費量の増加分が第一電気ヒータの通電量減少に伴う燃料消費量の減少分によってある程度相殺されるため、燃料消費量の増加を最小限に抑えつつSCR触媒のNOX浄化率を高めることができる。
本発明によれば、内燃機関の排気通路に配置された酸化触媒と、酸化触媒より下流の排気通路に配置されたSCR触媒と、酸化触媒を加熱する第一電気ヒータと、SCR触媒を加熱する第二電気ヒータと、を備えた排気浄化装置の制御システムにおいて、第一電気ヒータ及び第二電気ヒータの消費電力を少なく抑えつつ、SCR触媒のNOX浄化性能を高めることができる。
以下、本発明の具体的な実施形態について図面に基づいて説明する。本実施形態に記載される構成部品の寸法、材質、形状、相対配置等は、特に記載がない限り発明の技術的範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
図1は、本発明を適用する内燃機関とその排気系の概略構成を示す図である。図1に示す内燃機関1は、圧縮着火式の内燃機関(ディーゼルエンジン)又は希薄燃焼(リーンバーン運転)可能な火花点火式の内燃機関(ガソリンエンジン)である。
内燃機関1には、排気通路2が接続されている。排気通路2は、内燃機関1の気筒内から排出される既燃ガス(排気)を流通させるための通路である。排気通路2の途中には、3と第二触媒ケーシング4が上流側から直列に配置されている。
第一触媒ケーシング3は、筒状のケーシング内に酸化触媒30と第一電気ヒータ31を収容している。第一電気ヒータ31は、バッテリ12又はオルタネータ13から供給される電気エネルギを熱エネルギへ変換することにより酸化触媒30を加熱する。なお、第一触媒ケーシング3は、酸化触媒30より下流に配置されるパティキュレートフィルタを収容していてもよい。
第二触媒ケーシング4は、筒状のケーシング内に、選択還元型触媒(SCR触媒)40と第二電気ヒータ41を収容している。第二電気ヒータ41は、バッテリ12又はオルタネータ13から供給される電気エネルギを熱エネルギへ変換することによりSCR触媒40を加熱する。なお、第二触媒ケーシング4は、SCR触媒40より下流に配置される酸化触媒を収容してもよい。その場合の酸化触媒は、SCR触媒40をすり抜けた還元剤を酸化するための触媒である。
第一触媒ケーシング3と第二触媒ケーシング4との間の排気通路2には、アンモニア又はアンモニアの前駆体である添加剤を排気中へ添加(噴射)するための添加弁5が取り付けられている。添加弁5は、ニードルの移動により開閉される噴孔を有する弁装置である。ここで、添加弁5から噴射される添加剤としては、尿素やカルバミン酸アンモニウム等の水溶液を用いることができる。本実施例では、当該添加剤として尿素水溶液を用いるものとする。
添加弁5から尿素水溶液が噴射されると、該尿素水溶液が排気とともに第二触媒ケーシング4へ流入する。その際、尿素水溶液が排気の熱を受けて熱分解され、又はSCR触媒
40により加水分解される。尿素水溶液が熱分解又は加水分解されると、アンモニア(NH3)が生成される。このようにして生成されたアンモニア(NH3)は、SCR触媒40に吸着又は吸蔵される。SCR触媒40に吸着又は吸蔵されたアンモニア(NH3)は、排気中に含まれる窒素酸化物(NOx)と反応して窒素(N2)や水(H2O)を生成する。つまり、アンモニア(NH3)は、窒素酸化物(NOX)の還元剤として機能する。
40により加水分解される。尿素水溶液が熱分解又は加水分解されると、アンモニア(NH3)が生成される。このようにして生成されたアンモニア(NH3)は、SCR触媒40に吸着又は吸蔵される。SCR触媒40に吸着又は吸蔵されたアンモニア(NH3)は、排気中に含まれる窒素酸化物(NOx)と反応して窒素(N2)や水(H2O)を生成する。つまり、アンモニア(NH3)は、窒素酸化物(NOX)の還元剤として機能する。
このように構成された内燃機関1には、ECU9が併設されている。ECU9は、CPU、ROM、RAM、バックアップRAM等を備えた電子制御ユニットである。ECU9には、第一NOXセンサ6、第二NOXセンサ7、排気温度センサ8、クランクポジションセンサ10、アクセルポジションセンサ11等の各種センサが電気的に接続されている。
第一NOXセンサ6は、第一触媒ケーシング3と第二触媒ケーシング4の間の排気通路2に配置され、第二触媒ケーシング4へ流入する排気に含まれる窒素酸化物(NOX)の量(以下、「NOX流入量」と称する)に相関する電気信号を出力する。第二NOXセンサ7は、第二触媒ケーシング4より下流の排気通路2に配置され、第二触媒ケーシング4から流出するNOXの量(以下、「NOX流出量」と称する)に相関する電気信号を出力する。排気温度センサ8は、第二触媒ケーシング4より下流の排気通路2に配置され、第二触媒ケーシング4から流出する排気の温度と相関する電気信号を出力する。クランクポジションセンサ10は、内燃機関1の出力軸(クランクシャフト)の回転位置に相関する電気信号を出力する。アクセルポジションセンサ11は、アクセルペダルの操作量(アクセル開度)に相関する電気信号を出力する。また、ECU9は、バッテリ12と電気的に接続され、該バッテリ12の充電状態(SOC)を入力することができるようになっている。
ECU9には、内燃機関1に取り付けられた各種機器(たとえば、燃料噴射弁等)、添加弁5、オルタネータ13、第一電気ヒータ31、及び第二電気ヒータ41等の各種機器が電気的に接続されている。なお、オルタネータ13は、内燃機関1の出力(たとえば、クランクシャフトの運動エネルギ)を電気エネルギに変化することにより発電を行う機器である。ECU9は、前記した各種センサの出力信号に基づいて、内燃機関1の各種機器、添加弁5、オルタネータ13、第一電気ヒータ31、及び第二電気ヒータ41等を電気的に制御する。たとえば、ECU9は、内燃機関1の燃料噴射制御や、添加弁5から間欠的に還元剤を噴射させる添加制御等の既知の制御に加え、第一電気ヒータ31及び第二電気ヒータ41の通電量を制御するための加熱処理を行う。
以下では、本実施例における加熱処理の実行手順について説明する。ここでいう加熱処理は、SCR触媒40のNOX浄化率が目標NOX浄化率となるように酸化触媒30及びSCR触媒40を加熱する処理である。
SCR触媒40の温度(以下、「触媒温度」と称する)が一定となる条件下では、SCR触媒40のNOX浄化率は、SCR触媒40へ流入する排気のNO2/NO比率が1と等しいとき(基準NO2/NO比率)に最も大きくなる。SCR触媒40へ流入する排気(酸化触媒から流出する排気)のNO2/NO比率は、酸化触媒30の温度が低いときより高いときに大きくなる傾向がある。よって、NO2/NO比率が基準NO2/NO比率より小さいときは、酸化触媒30の温度を高めることにより、SCR触媒40へ流入する排気のNO2/NO比率を高めることができる。
また、SCR触媒40へ流入する排気のNO2/NO比率が一定となる条件下では、SCR触媒のNOX浄化率は、触媒温度が低いときより高いときに大きくなる傾向がある。
よって、SCR触媒40のNOX浄化率が目標NOX浄化率より小さい場合は、触媒温度を高めることにより、SCR触媒40のNOX浄化率を高めることもできる。
よって、SCR触媒40のNOX浄化率が目標NOX浄化率より小さい場合は、触媒温度を高めることにより、SCR触媒40のNOX浄化率を高めることもできる。
ところで、NO2/NO比率が基準NO2/NO比率より小さく、且つNOX浄化率が目標NOX浄化率より小さいときに、NO2/NO比率を基準NO2/NO比率まで増加させるべく第一電気ヒータ31を作動させるとともに、NOX浄化率を目標NOX浄化率まで増加させるべく第二電気ヒータ41が作動させると、第一電気ヒータ31及び第二電気ヒータ41の消費電力が不要に多くなり、内燃機関1の燃料消費量が不要に増加する可能性がある。
ここで、SCR触媒40へ流入する排気のNO2/NO比率と触媒温度とSCR触媒40のNOX浄化率との間には、図2に示すような相関がある。図2において、NO2/NO比率が基準NO2/NO比率(=1)以下である場合に着目すると、触媒温度が高いときは低いときに比べ、特定のNO2/NO比率と同等のNOX浄化率を得ることができるNO2/NO比率が小さくなる傾向がある。
図2に示したような相関関係において触媒温度とNO2/NO比率の組合せに着目すると、特定のNOX浄化率を得ることができる組合せは複数存在することになる。たとえば、図3に示すように、特定のNOX浄化率(図3中の曲線L)を得ることができる触媒温度とNO2/NO比率との組合せは、曲線L上の点aから点bまでの範囲に複数存在する。
したがって、NO2/NO比率が基準NO2/NO比率より小さく、且つNOX浄化率が目標NOX浄化率より小さい場合に、SCR触媒のNOX浄化率を目標NOX浄化率まで高める方法としては、NO2/NO比率の増加量を少なく抑えつつ触媒温度を上昇させる方法や、触媒温度上昇を少なく抑えつつNO2/NO比率を増加させる方法等の複数の方法を選択することができる。
そこで、本実施例の加熱処理は、NO2/NO比率と触媒温度とNOX浄化率との相関において、NOX浄化率が目標NOX浄化率と等しくなるときの触媒温度とNO2/NO比率との組合せのうち、酸化触媒30及びSCR触媒40の加熱に要する消費電力(第一電気ヒータ31及び第二電気ヒータ41の総通電量)が最も小さくなる組合せを特定し、特定された組合せに則って第一電気ヒータ31及び第二電気ヒータ41を作動させるようにした。
たとえば、図4中の点Aで示すように、NO2/NO比率が高く且つ触媒温度が低い場合は、NO2/NO比率が高く且つ触媒温度が低くなる組合せ(図4中の点A’)を選択する。その場合、酸化触媒30を殆ど加熱させる必要がなく、且つSCR触媒40の加熱量も少なく抑えることができるので、第一電気ヒータ31及び第二電気ヒータ41の総通電量を少なく抑えつつ、NOX浄化率を目標NOX浄化率まで高めることができる。
また、図4中の点Bで示すように、NO2/NO比率が低く且つ触媒温度が高い場合は、NO2/NO比率が低く且つ触媒温度が高くなる組合せ(図4中の点B’)を選択する。その場合、SCR触媒40を殆ど加熱させる必要がなく、且つ酸化触媒30の加熱量も少なく抑えることができるので、第一電気ヒータ31及び第二電気ヒータ41の総通電量を少なく抑えつつ、NOX浄化率を目標NOX浄化率まで高めることができる。
さらに、図4中の点Cで示すように、NO2/NO比率が低く且つ触媒温度が低い場合は、前述した図3の説明で述べたように、目標NOX浄化率を得ることができるNO2/NO比率と触媒温度との組み合わせのうち、第一電気ヒータ31及び第二電気ヒータ41
の総通電量が最も少なくなる組み合わせを選択すればよい。
の総通電量が最も少なくなる組み合わせを選択すればよい。
ここで、各組合せにおける総通電量を求める方法の一例を説明する。先ず、第一電気ヒータ31の通電量E1は、酸化触媒30の現在の温度と目標温度の差ΔT1、排気の流量m、排気の比熱C、及び第一電気ヒータ31の温度変換効率η1をパラメータとする以下の式(1)により演算することができる。
E1=m*C*ΔT1*η1・・・(1)
E1=m*C*ΔT1*η1・・・(1)
次に、第二電気ヒータ41の通電量E2は、SCR触媒40の現在の温度と目標温度との差ΔT2、排気の流量m、排気の比熱C、及び第二電気ヒータ41の温度変換効率η2をパラメータとする以下の式(2)により演算することができる。
E2=m*C*ΔT2*η2・・・(2)
E2=m*C*ΔT2*η2・・・(2)
なお、酸化触媒30の熱の一部は、第一触媒ケーシング3のケーシングを介して大気中へ放熱されたり、排気によって持ち去られるため、それらの熱量による温度低下分を考慮して第一電気ヒータ31の通電量E1を求めてもよい。また、酸化触媒30から排気によって持ち去られた熱の一部はSCR触媒40に伝達されるため、その熱量による温度上昇分を見込んで第二電気ヒータ41の通電量E2を求めてもよい。
上記したような方法により第一電気ヒータ31及び第二電気ヒータ41の通電量が決定されると、総通電量を可能な限り少なく抑えつつ、SCR触媒40のNOX浄化率を目標NOX浄化率まで高めることが可能となる。その結果、内燃機関1の燃料消費量を少なく抑えつつ、SCR触媒40のNOX浄化性能を高めることが可能となる。
ところで、バッテリ12の蓄電量が少ないとき、言い換えると、バッテリ12から第一電気ヒータ31及び第二電気ヒータ41へ供給可能な最大の給電量が少ない場合は、上記した方法によって決定された総通電量がバッテリ12の最大給電量を上回ってしまう事態が想定される。そのような場合は、総通電量が最大給電量以下となる範囲においてNOX浄化率が最も高くなるように第一電気ヒータ31及び第二電気ヒータ41のそれぞれの通電量を決定すればよい。たとえば、酸化触媒30のみを加熱した場合のNOX浄化率とSCR触媒40のみを加熱した場合のNOX浄化率とを比較し、NOX浄化率が大きくなる方の触媒のみを加熱させてもよい。
また、上記した方法により決定された総通電量がバッテリ12の最大給電量を上回る場合は、総通電量に対する給電量の不足分をオルタネータ13の発電量を増加させることで補填するようにしてもよい。なお、オルタネータ13の発電量が増加すると、内燃機関1の負荷が増加し、内燃機関1から排出される排気のNO2/NO比率が高くなる。よって、オルタネータ13の発電量増加に伴うNO2/NO比率の増加分を考慮して、第一電気ヒータ31の通電量を減少補正することにより、オルタネータ13の発電量の増加を可能な限り少なく抑えるようにしてもよい。たとえば、ECU9は、図5に示すように、バッテリ12の蓄電量が少なく且つNO2/NO比率が小さい場合は、バッテリ12の蓄電量が多く且つNO2/NO比率が大きい場合に比べ、オルタネータ13の発電量が大きくなるように、オルタネータ13を制御してもよい。このような方法によってオルタネータ13の発電量が制御されると、オルタネータ13の発電量の増加に伴う内燃機関1の燃料消費量の増加を少なく抑えつつ、SCR触媒40のNOX浄化率を目標NOX浄化率まで高めることができる。
以下、本実施例における蓄電処理の実行手順について図6に沿って説明する。図6は、蓄電処理を実行する際にECU9が実行するルーチンを示すフローチャートである。このルーチンは、予めECU9のROMに記憶されており、ECU9(CPU)によって周期
的に実行される。
的に実行される。
図6のルーチンでは、ECU9は、先ずS101の処理において、各種データを読み込む。たとえば、ECU9は、酸化触媒30の温度、SCR触媒40の温度、第一NOXセンサ6の測定値(NOX流入量Anoxin)、第二NOXセンサ7の測定値(NOX流出量Anoxout)等のデータを読み込む。その際、酸化触媒30の温度は、内燃機関1の運転状態から推定演算されてもよく、第一触媒ケーシング3又は第一NOXセンサ6より下流の排気通路2に温度センサを取り付けることにより実測されてもよい。SCR触媒40の温度(触媒温度)は、内燃機関1の運転状態から推定演算されてもよく、排気温度センサ8の測定値を用いてもよい。
S102の処理では、ECU9は、SCR触媒40のNOX浄化率Enox、及びNO2/NO比率Rno2を取得する。たとえば、ECU9は、S101の処理で読み込まれたNOX流入量AnoxinとNOX流出量Anoxoutを以下の式(3)に代入することにより、SCR触媒40のNOX浄化率Enoxを演算する。
Enox=1−(Anoxout/Anoxin)・・・(3)
また、ECU9は、酸化触媒30の温度と機関回転速度と機関負荷とをパラメータとして、NO2/NO比率を演算する。なお、NO2/NO比率は、図2に示したような相関関係とSCR触媒40の温度とNOX浄化率Enoxとから取得されてもよい。
Enox=1−(Anoxout/Anoxin)・・・(3)
また、ECU9は、酸化触媒30の温度と機関回転速度と機関負荷とをパラメータとして、NO2/NO比率を演算する。なお、NO2/NO比率は、図2に示したような相関関係とSCR触媒40の温度とNOX浄化率Enoxとから取得されてもよい。
S103の処理では、ECU9は、前述した図3、4の説明で述べた方法により、目標NOX浄化率を達成することができるSCR触媒40の温度とNO2/NO比率との組合せのうち、第一電気ヒータ31及び第二電気ヒータ41の総通電量が最小となる組合せを特定する。次いで、ECU9は、特定された組合せと前述した式(1)、(2)に従って、第一電気ヒータ31の通電量E1と第二電気ヒータ41の通電量E2を演算する。
S104の処理では、ECU9は、S103の処理で算出された通電量E1、E2の総和(総通電量)がバッテリ12の最大給電量以下であるか否かを判別する。
S104の処理において肯定判定された場合は、ECU9は、S105の処理へ進み、S103の処理で算出された通電量E1、E2に従って第一電気ヒータ31及び第二電気ヒータ41を作動させる。
また、S104の処理において否定判定された場合は、ECU9は、S106の処理へ進み、S103の処理で算出された通電量E1、E2を補正する。たとえば、ECU9は、総通通電量がバッテリ12の最大給電量以下となる範囲においてSCR触媒40のNOX浄化率が最大となるように通電量E1、E2を補正してもよい。また、ECU9は、総通電量に対する給電量の不足分をオルタネータ13の発電量を増加させることによって補う場合は、オルタネータ13の発電量の増加によるNO2/NO比率の増加分に基づいて第一電気ヒータ31の通電量E1を減量補正してもよい。続いて、ECU9は、S105の処理へ進み、S106の処理で補正された通電量E1、E2に従って第一電気ヒータ31及び第二電気ヒータ41を作動させる。
以上述べたようにECU9が図6のルーチンを実行することにより、本発明に係わる制御手段が実現される。よって、本実施例の排気浄化装置の制御システムによれば、SCR触媒40のNOX浄化率が目標NOX浄化率より小さい場合に、第一電気ヒータ31及び第二電気ヒータ41の総通電量を少なく抑えつつ、SCR触媒40のNOX浄化率を目標NOX浄化率まで高めることができる。その結果、内燃機関1の燃料消費量を少なく抑えつつ、SCR触媒40のNOX浄化性能を高めることが可能になる。
1 内燃機関
2 排気通路
3 第一触媒ケーシング
4 第二触媒ケーシング
5 添加弁
6 第一NOXセンサ
7 第二NOXセンサ
8 排気温度センサ
9 ECU
13 オルタネータ
30 酸化触媒
31 第一電気ヒータ
40 SCR触媒
41 第二電気ヒータ
2 排気通路
3 第一触媒ケーシング
4 第二触媒ケーシング
5 添加弁
6 第一NOXセンサ
7 第二NOXセンサ
8 排気温度センサ
9 ECU
13 オルタネータ
30 酸化触媒
31 第一電気ヒータ
40 SCR触媒
41 第二電気ヒータ
Claims (3)
- 内燃機関の排気通路に配置された酸化触媒と、
酸化触媒より下流の排気通路に配置された選択還元型触媒と、
酸化触媒を加熱する第一電気ヒータと、
選択還元型触媒を加熱する第二電気ヒータと、
第一電気ヒータ及び第二電気ヒータのそれぞれの通電量を制御する制御手段と、
を備えた排気浄化装置の制御システムであって、
制御手段は、選択還元型触媒へ流入する排気のNO2/NO比率と選択還元型触媒の温度と選択還元型触媒のNOX浄化率との相関において、NOX浄化率が目標NOX浄化率と等しくなるときの選択還元型触媒の温度とNO2/NO比率との組合せのうち、第一電気ヒータの通電量と第二電気ヒータの通電量の総和である総通電量が最小となる組合せを特定し、特定された組合せに従って第一電気ヒータ及び第二電気ヒータを制御することを特徴とする排気浄化装置の制御システム。 - 請求項1において、前記第一電気ヒータ及び前記第二電気ヒータへ供給される電気エネルギを蓄えるバッテリを更に備え、
前記制御手段は、特定された組合せの総通電量が前記バッテリから前記第一電気ヒータ及び前記第二電気ヒータへ供給することができる最大の給電量を上回る場合は、前記第一電気ヒータ及び前記第二電気ヒータの総通電量が前記バッテリの最大給電量以下となる範囲において選択還元型触媒のNOX浄化率が最大となる組合せを選択し、選択された組合せに従って第一電気ヒータ及び第二電気ヒータを制御することを特徴とする排気浄化装置の制御システム。 - 請求項1において、前記第一電気ヒータ及び前記第二電気ヒータへ供給される電気エネルギを蓄えるバッテリと、
内燃機関の出力を利用して発電する発電機と、
を更に備え、
前記制御手段は、特定された組合せの総通電量が前記バッテリから第一電気ヒータ及び第二電気ヒータへ供給することができる最大の給電量を上回る場合は、オルタネータの発電量を増加させ、オルタネータの発電量の増加に伴うNO2/NO比率の増加分に応じて第一電気ヒータの通電量を減少させることを特徴とする排気浄化装置の制御システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013143647A JP2015017515A (ja) | 2013-07-09 | 2013-07-09 | 排気浄化装置の制御システム |
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JP (1) | JP2015017515A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9968886B2 (en) | 2015-08-05 | 2018-05-15 | Ford Global Technologies, Llc | Dual catalyst heating system |
CN113316480A (zh) * | 2019-01-18 | 2021-08-27 | 康明斯排放处理公司 | 具有增强的抗硫性的经处理的scr催化剂 |
CN115434789A (zh) * | 2021-06-02 | 2022-12-06 | 康明斯有限公司 | 使用智能交流发电机减少排放的系统和方法 |
US12128898B2 (en) | 2021-06-02 | 2024-10-29 | Cummins Inc. | Systems and methods for reducing emissions with smart alternator |
-
2013
- 2013-07-09 JP JP2013143647A patent/JP2015017515A/ja active Pending
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