JP2015017369A - 入退室管理システムおよび入退室管理方法 - Google Patents

入退室管理システムおよび入退室管理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】余計な手間をかけることなく、グループ照合方式で照合を行うコントローラを含む全てのコントローラで、紛失した記憶媒体の使用を検知させる。紛失した記憶媒体が見つかった際の復旧処置時の運用が煩雑となることを避ける。【解決手段】操作者からの指示に応じ、データベースDB1に記憶されている全ユーザのユーザ情報U1〜UM中、指定されたユーザ情報U1に紛失情報を設定する。紛失情報が設定されたユーザ情報U1を含むユーザ情報U(個別ユーザ情報展開方式ではU1、全ユーザ情報展開方式ではU1〜UM)をワーク領域Wに展開する。ワーク領域W中の紛失情報が設定されているユーザ情報U1の許可ルームの設定を全室許可に変更する。ワーク領域W中の許可ルームの設定が全室許可に変更された紛失情報が設定されているユーザ情報U1をコントローラ2−1〜2−3に転送する。【選択図】 図17

Description

この発明は、複数のコントローラにおける照合方式として、グループ照合方式と個人照合方式とを混在して使用する入退室管理システムおよび入退室管理方法に関するものである。
従来より、ビル等の施設に出入りするユーザの入退室を管理する入退室管理システムにおいては、個人識別情報を記録したICカードをユーザに配布し、室の近傍に設置されているカードリーダでICカードに記録されている個人識別情報を読み取り、入退室が許可されている個人識別情報であるか否かを照合し、許可されている個人識別情報である場合には電気錠を解錠し、扉を開くようにしている(例えば、特許文献1参照)。
このような入退室管理システムは、例えば図18に示すように、管理装置1と、管理装置1に通信回線Lによって接続された複数のコントローラ2とから構成され、コントローラ2にはカードリーダ3と電気錠4とが接続されている(例えば、特許文献2参照)。
図18に示した例では、コントローラ2をコントローラ2−1〜2−3の3つとし、コントローラ2−1が管理する室201を共用部Cとし、コントローラ2−2が管理する室202を専用部Aとし、コントローラ2−3が管理する室203を専用部Bとしている。
管理装置1には、データベースDB1(マスタデータ)として、施設に出入りする全ユーザのユーザ情報U(U1〜UM)が記憶されている。ユーザ情報Uは、共通データ部と個別データ部とを含み、共通データ部のデータはG1,G2というような共通コードとされ、個別データ部のデータは「0001」,「0002」というような個別番号とされている。この共通データ部のデータと個別データ部のデータとによってユーザが特定される。
また、ユーザ情報Uには、許可ルームの設定情報(許可ルーム情報)が付加されている。「許可ルーム情報」には入退室が許可された室が許可ルームとして設定されている。また、ユーザ情報Uは、データベースDB1へ登録されると、その登録状態の設定が「登録」とされる。この例において、ユーザ情報U1〜UMは全て登録されている状態にあり、登録状態の設定が「登録」とされている。登録状態の設定が「登録」とされているユーザ情報Uに対しては、そのユーザ情報Uの共通データ部のデータと個別データ部のデータとが個人識別情報として書き込まれたICカード100が発行されている。
この入退室管管理システムでは、コントローラ2−1〜2−3における照合方式として、ユーザ情報Uの共通データ部のデータのみを照合情報として使用するグループ照合方式と、ユーザ情報Uの共通データ部のデータと個別データ部のデータとを照合情報として使用する個人照合方式とが使用され、このグループ照合方式と個人照合方式とはコントローラ2−1〜2−3において混在して使用される。
コントローラ2には、照合情報の登録上限があり、この登録上限を超えて照合情報を記憶させることはできない。この例において、共用部CではデータベースDB1に登録されている全ユーザを照合の対象とし、個人照合方式とした場合、照合情報がコントローラ2−1の登録上限を超えてしまう。これに対し、専用部A,専用部Bでは、特定のユーザを照合の対象とし、照合情報がコントローラ2−2,2−3の登録上限を超えてしまうことがない。そこで、この例では、コントローラ2−1においてグループ照合方式を採用し、コントローラ2−2,2−3において個人照合方式を採用している。
この場合、個人照合方式を採用するコントローラ2−2,2−3には、コントローラ2−2,2−3が管理している室202,203(専用部A,専用部B)が許可ルームとして設定されている特定のユーザのユーザ情報Uの集合(共通データ部のデータと個別データ部のデータとを含むユーザ情報Uの集合)を照合情報として送る。これに対して、グループ照合方式を採用するコントローラ2−1には、ユーザ情報Uの共通データ部のデータのみを照合情報として送る。この例では、ユーザ情報Uの共通データ部のデータはG1,G2の2種類であるので、G1,G2のみを照合情報として送る。
これにより、コントローラ2−1は、グループ照合方式で照合を行い、その個別識別情報中にデータG1,G2が含まれているICカード100に対して、すなわちICカード100を所持している全てのユーザに対して、共用部Cへの入退室を許可する。これに対して、コントローラ2−2,2−3は、個別照合方式で照合を行い、管理装置1から照合情報として設定されるユーザ情報Uの集合にそのユーザ情報が含まれている特定のユーザしか、専用部A,Bへの入退室を許可しない。
このように、グループ照合方式を採用すると、ユーザ情報の共通データ部のデータのみを照合情報としてコントローラ2へ転送するだけでよく、全ユーザのユーザ情報を転送する必要がないので、コントローラ2の登録上限を超えたユーザの入退室の管理が可能となる。
なお、図18においては、施設をビルとし、共用部Cとしてエントランスを、専用部A,Bとしてテナントエリアを想定している。ビルなどの施設においては、金庫室,重要資料保管室,サーバ室など比較的高度なセキュリティ性が要求される室があり、これらのセキュリティ性が要求される室については個人照合方式の採用が望まれる。このため、ビル等の施設では、個人照合方式とグループ照合方式とを混在して使用する入退室管理システムが用いられるケースが多い。
特開2002−213125号公報 特開2011−226114号公報
しかしながら、このような個人照合方式とグループ照合方式とを混在して使用する入退室管理システムでは、個人照合方式で照合される記憶媒体を紛失した場合、この記憶媒体を紛失設定しても、個人照合方式で照合を行うコントローラでは紛失した記憶媒体の使用を検知できるが、グループ照合方式で照合を行うコントローラでは紛失した記憶媒体の使用を検知することができず、不審者の出入りを許してしまう結果となるという問題があった。
この問題について、図19を用いて説明する。今、個人識別情報として「G10001」が書き込まれているICカード100Aを紛失したために、管理装置1において、データベースDB1中のユーザ情報U1を管理画面に呼び出し、ユーザ情報U1の登録状態の設定を「登録」から「紛失」に変更したとする。
この場合、管理装置1は、コントローラ2−2に、ユーザ情報U1の登録状態の設定が「登録」から「紛失」に変更されたことを知らせ、コントローラ2−2における個人照合方式の照合情報中のユーザ情報U1の設定を変更する。これにより、ICカード100Aがカードリーダ3−2にセットされると、コントローラ2−2がそのICカード100Aを紛失中のカードであると検知する。
しかし、ICカード100Aがカードリーダ3−1にセットされても、コントローラ2−1はそのICカード100Aに書き込まれている個人識別情報をグループ照合方式で照合するので、このICカード100Aが紛失中のカードであることを検知することができない。このため、ICカード100Aを所持している人(不審者)の共用部Cへの入退室を許可してしまう結果となる。
なお、コントローラ2−3は、カードリーダ3−3にICカード100Aがセットされた場合、そのICカード100Aが紛失中のカードであることを検知することはできないが、このICカード100Aを所持している人の専用部Bへの入退室は許可しない。
なお、この問題を回避するために、管理装置1において、データベースDB1中のユーザ情報U1を管理画面に呼び出し、ユーザ情報U1の許可ルームの設定を全室許可に変更した上で、登録状態の設定を「登録」から「紛失」に変更することが考えられる(図20参照)。
この場合、管理装置1は、許可ルームの設定が全室許可とされていることにより、登録状態の設定が「登録」から「紛失」に変更されたユーザ情報U1を、個人照合方式の照合情報としてコントローラ2−1〜2−3に送る。これにより、コントローラ2−2だけではなく、コントローラ2−1,2−3でも、紛失中のICカード100Aの使用を検知することができるようになる。
しかしながら、この方法では、管理装置1において、データベースDB1中の所望のユーザ情報Uを管理画面に呼び出し、登録状態の設定だけではなく、許可ルームの設定も変更しなければならない。これにより、急を要する紛失設定作業時に、登録状態の設定の変更に加え、許可ルームの設定も変更するという余計な手間がかかり、間違いも生じ易くなる。また、紛失したICカード100が見つかった際の復旧処置時に、対応するユーザ情報Uを管理画面に呼び出した時、予め全室許可とされたカードなのか、紛失情報の転送のために全室許可にしたカードなのかを判別し辛く、運用が煩雑になる。
本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、余計な手間をかけることなく、グループ照合方式で照合を行うコントローラを含む全てのコントローラで、紛失した記憶媒体の使用を検知させるようにすることができ、かつ紛失した記憶媒体が見つかった際の復旧処置時の運用が煩雑となることを避けることが可能な入退室管理システムおよび入退室管理方法を提供することにある。
このような目的を達成するために本発明は、共通データ部と個別データ部とを含み許可ルームの設定情報が付加された全ユーザのユーザ情報を記憶する管理装置と、ユーザが所持している記憶媒体から読み取られる個人識別情報と管理装置から設定される照合情報とを照合して、自己が管理している室へのユーザの入退室を許可するか否かを判断する第1〜第N(N≧2)のコントローラとを備え、第1〜第Nのコントローラにおける照合方式として、ユーザ情報の共通データ部のデータのみを照合情報として使用するグループ照合方式と、ユーザ情報の共通データ部のデータと個別データ部のデータとを照合情報として使用する個人照合方式とを混在して使用する入退室管理システムにおいて、管理装置は、操作者からの指示に応じ、記憶されている全ユーザのユーザ情報中、指定されたユーザ情報に紛失情報を設定する紛失情報設定手段と、紛失情報が設定されたユーザ情報を含むユーザ情報をワーク領域に展開するユーザ情報展開手段と、ワーク領域中の紛失情報が設定されているユーザ情報に付加されている許可ルームの設定を全室許可に変更する許可ルーム設定変更手段と、ワーク領域中の許可ルームの設定が全室許可に変更された紛失情報が設定されているユーザ情報を第1〜第Nのコントローラに転送するユーザ情報転送手段とを備え、第1〜第Nのコントローラは、管理装置から転送されてきた紛失情報が設定されているユーザ情報を受信し、受信したユーザ情報に対応する個人照合方式の照合情報が存在する場合には、その個人照合方式の照合情報を転送されてきた紛失情報が設定されているユーザ情報に書き替え、受信したユーザ情報に対応する個人照合方式の照合情報が存在しない場合には、転送されてきた紛失情報が設定されているユーザ情報を個人照合方式の照合情報として記憶する転送データ受信処理手段を備えることを特徴とする。
〔全ユーザ情報展開方式〕
本発明の一例として、例えば、全ユーザ情報展開方式とすることが考えられる。全ユーザ情報展開方式では、管理装置において、紛失情報が設定されたユーザ情報を含む全ユーザのユーザ情報を全ユーザ情報としてワーク領域に展開し、ワーク領域中の全ユーザ情報のうち紛失情報が設定されているユーザ情報に付加されている許可ルームの設定を全室許可に変更する。そして、ワーク領域中の許可ルームの設定が全室許可に変更された紛失情報が設定されているユーザ情報を含む全ユーザ情報をコントローラ毎にそのコントローラが管理している室が許可ルームとして設定されているユーザ情報の集合に分け、この分けられたユーザ情報の集合を対応する第1〜第Nのコントローラに転送する。第1〜第Nのコントローラでは、管理装置から転送されてきたユーザ情報の集合を受信し、受信したユーザ情報の集合に対応する個人照合方式の照合情報を転送されてきたユーザ情報の集合に書き替える。
〔個別ユーザ情報展開方式〕
本発明の一例として、例えば、個別ユーザ情報展開方式とすることが考えられる。個別ユーザ情報展開方式では、管理装置において、紛失情報が設定されたユーザ情報のみを個別ユーザ情報としてワーク領域に展開し、ワーク領域中の紛失情報が設定されている個別ユーザ情報に付加されている許可ルームの設定を全室許可に変更する。そして、ワーク領域中の許可ルームの設定が全室許可に変更された紛失情報が設定されている個別ユーザ情報を第1〜第Nのコントローラに転送する。第1〜第Nのコントローラでは、管理装置から転送されてきた紛失情報が設定されている個別ユーザ情報を受信し、受信した個別ユーザ情報に対応する個人照合方式の照合情報が存在する場合には、その個人照合方式の照合情報を転送されてきた紛失情報が設定されている個別ユーザ情報に書き替え、受信した個別ユーザ情報に対応する個人照合方式の照合情報が存在しない場合には、転送されてきた紛失情報が設定されている個別ユーザ情報を個人照合方式の照合情報として記憶する。
〔紛失した記憶媒体が見つかった際の復旧:全ユーザ情報展開方式の場合〕
本発明において、全ユーザ情報展開方式を採用するものとした場合、紛失した記憶媒体が見つかった際の復旧は例えば次のようにして行う。管理装置において、操作者からの指示に応じ、記憶されている全ユーザのユーザ情報中、指定された紛失情報が設定されているユーザ情報を紛失前の登録状態に戻す。登録状態に戻されたユーザ情報を含む全ユーザのユーザ情報を全ユーザ情報としてワーク領域に展開し、ワーク領域中の登録状態に戻されたユーザ情報を含む全ユーザ情報をコントローラ毎にそのコントローラが管理している室が許可ルームとして設定されているユーザ情報の集合に分け、この分けられたユーザ情報の集合を対応する第1〜第Nのコントローラに転送する。第1〜第Nのコントローラでは、管理装置から転送されてきたユーザ情報の集合を受信し、受信したユーザ情報の集合に対応する個人照合方式の照合情報を転送されてきたユーザ情報の集合に書き替える。
〔紛失した記憶媒体が見つかった際の復旧:個別ユーザ情報展開方式の場合〕
本発明において、個別ユーザ情報展開方式を採用するものとした場合、紛失した記憶媒体が見つかった際の復旧は例えば次のようにして行う。管理装置において、操作者からの指示に応じ、記憶されている全ユーザのユーザ情報中、指定された紛失情報が設定されているユーザ情報を紛失前の登録状態に戻す。登録状態に戻されたユーザ情報を復旧された個別ユーザ情報としてワーク領域に展開し、ワーク領域中の復旧された個別ユーザ情報に付加されている許可ルームの設定に応じ、設定されている許可ルームを管理しているコントローラにはワーク領域中の復旧された個別ユーザ情報を許可ルームの設定を変更せずに転送し、設定されている許可ルームを管理していないコントローラにはワーク領域中の復旧された個別ユーザ情報を許可ルームの設定を無くして転送する。第1〜第Nのコントローラでは、復旧された個別ユーザ情報が許可ルームが設定された状態で転送されてきた場合、個人照合方式の照合情報として記憶されている紛失情報が設定されている個別ユーザ情報を転送されてきた復旧された個別ユーザ情報に書き替え、復旧された個別ユーザ情報が許可ルームの設定が無い状態で転送されてきた場合、個人照合方式の照合情報として記憶されている紛失情報が設定されている個別ユーザ情報を削除する。
本発明によれば、紛失情報が設定されたユーザ情報を含むユーザ情報をワーク領域に展開し、ワーク領域中の紛失情報が設定されているユーザ情報に付加されている許可ルームの設定を全室許可に変更し、ワーク領域中の許可ルームの設定が全室許可に変更された紛失情報が設定されているユーザ情報を第1〜第Nのコントローラに転送し、第1〜第Nのコントローラにおいて、転送されてきた紛失情報が設定されているユーザ情報を受信し、受信したユーザ情報に対応する個人照合方式の照合情報が存在する場合には、その照合情報を転送されてきた紛失情報が設定されているユーザ情報に書き替え、受信したユーザ情報に対応する個人照合方式の照合情報が存在しない場合には、転送されてきたユーザ情報を個人照合方式の照合情報として記憶するようにしたので、操作者は、管理装置に記憶されている全ユーザのユーザ情報中、所望のユーザ情報に紛失情報を設定するだけでよく、許可ルームの設定の変更はワーク領域に展開されたユーザ情報に対して自動的に行われるので、余計な手間をかけることなく、グループ照合方式のコントローラを含む全てのコントローラで、紛失した記憶媒体の使用を検知させるようにすることができるようになる。
また、本発明によれば、許可ルームの設定の変更がワーク領域に展開されたユーザ情報に対して行われ、管理装置に記憶されているユーザ情報の許可ルームの設定は変更されないので、紛失した記憶媒体が見つかった際の復旧処置時に、対応するユーザ情報を管理画面に呼び出した時、予め全室許可とされた記憶媒体なのか、紛失情報の転送のために全室許可した記憶媒体なのかを判別する必要がなく、紛失した記憶媒体が見つかった際の復旧処置時の運用が煩雑となることを避けることが可能となる。
本発明に係る入退室管理システムの一実施の形態を示す図である。 この入退室管理システムにおいて管理装置が行う全ユーザ情報展開方式を使用してのデータの転送処理を示すフローチャートである。 紛失情報が設定されたユーザ情報がワーク領域に展開されてコントローラへの転送データとされるまでの過程(全ユーザ情報展開方式を使用してのデータの転送過程)を示す図である。 全ユーザ情報展開方式を使用して送られてきた転送データのコントローラにおける受信処理を示すフローチャートである。 複数のユーザ情報に対して一括して登録から紛失への設定変更操作を行う例を説明する図である。 複数のユーザ情報に対して一括して登録から紛失への設定変更操作を行う場合の図3に対応する図である。 紛失したICカードが見つかった際の全ユーザ情報展開方式を使用しての復旧処置(複数のICカードに対して紛失設定がなされていた場合)を説明する図である。 紛失したICカードが見つかった際の全ユーザ情報展開方式を使用しての復旧処置(1つのICカードに対して紛失設定がなされていた場合)を行う場合の図3に対応する図である。 紛失したICカードが見つかった際の全ユーザ情報展開方式を使用しての復旧処置(1つのICカードに対して紛失設定がなされていた場合)を説明する図である。 紛失したICカードが見つかった際の全ユーザ情報展開方式を使用しての復旧処置(1つのICカードに対して紛失設定がなされていた場合)を行う場合の図3に対応する図である。 この入退室管理システムにおいて管理装置が行う個別ユーザ情報展開方式を使用してのデータの転送処理を示すフローチャートである。 個別ユーザ情報展開方式を使用してユーザ情報に対して登録から紛失への設定変更操作を行う例を示す図である。 紛失情報が設定されたユーザ情報がワーク領域に展開されてコントローラへの転送データとされるまでの過程(個別ユーザ情報展開方式を使用してのデータの転送過程)を示す図である。 個別ユーザ情報展開方式を使用して送られてきた転送データのコントローラにおける受信処理を示すフローチャートである。 紛失したICカードが見つかった際の個別ユーザ情報展開方式を使用しての復旧処置を説明する図である。 紛失したICカードが見つかった際の個別ユーザ情報展開方式を使用しての復旧処置を行う場合の図13に対応する図である。 この入退室管理システムにおける管理装置およびコントローラの要部の機能ブロック図である。 従来の入退室管理システムの一例を示す図である。 従来の入退室管理システムにおけるデータベース中のユーザ情報の登録状態の設定を紛失に書き替えた場合の問題を説明する図である。 従来の入退室管理システムにおけるデータベース中のユーザ情報の許可ルームの設定を全室許可に書き替えたうえ登録状態の設定を紛失に書き替えた場合の問題を説明する図である。
以下、本発明を図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係る入退室管理システムの一実施の形態を示す図である。同図において、図18と同一符号は図18を参照して説明した構成要素と同一或いは同等の構成要素を示し、その説明は省略する。
なお、この実施の形態において、図18に示した入退室管理システムと異なる点は、主として管理装置1の機能にあるので、この実施の形態で使用する管理装置1を1Aとし、図18に示した従来の入退室管理システムにおける管理装置1を1Bとし、両者を区別する。
また、この実施の形態において、管理装置1A、コントローラ2(2−1〜2−3)は、プロセッサや記憶装置からなるハードウェアと、これらのハードウェアと協働して各種機能を実現させるプログラムとによって実現される。具体的には、コンピュータにプログラムがインストールされ、このインストールされたプログラムに従うCPUの処理動作として実現される。
以下、全ユーザ情報展開方式と、個別ユーザ情報展開方式とに分けて、管理装置1Aが有する本実施の形態特有の機能について説明する。
〔全ユーザ情報展開方式〕
図2に、この入退室管理システムにおいて管理装置1Aが行う全ユーザ情報展開方式を使用してのデータの転送処理のフローチャートを示す。
この全ユーザ情報展開方式は、データベースDB1(マスタデータ)に記憶されている全てのユーザ情報U1〜UMを転送処理対象とする。また、後述する個別ユーザ情報展開方式を使用してコントローラ2にデータを転送できなかった場合(コントローラ2がデータを受け取れなかった場合)の抑えとして実行されたり、保守調整作業に伴い、コントローラ2のメモリ情報がクリアされた場合などに実行される。また、複数のユーザ情報Uに対して一括して設定変更操作があったような場合、個別ユーザ情報展開方式を使用せずに、全ユーザ情報展開方式を使用してコントローラ2にデータを転送する。
ここでは、最も単純な例として、全てのユーザ情報U1〜UMの登録状態の設定が「登録」とされている状態から、ユーザ情報U1に対してのみ、登録から紛失への設定変更操作があった場合について説明する。
今、個人識別情報として「G10001」が書き込まれているICカード100Aを紛失したカードとする。この場合、操作者は、管理装置1Aを操作し、ICカード100Aに書き込まれている個人識別情報に対応するデータベースDB1中のユーザ情報U1を管理画面に呼び出し、ユーザ情報U1の登録状態の設定を「登録」から「紛失」に変更する。そして、全ユーザ情報展開方式を使用してのデータの転送を指示する。
管理装置1Aは、全ユーザ情報展開方式によるデータの転送の指示を受けると(図2:ステップS101のYES)、N=1,M=1とし(ステップS102)、データベースDB1中の全ユーザのユーザ情報U1〜UMをワーク領域Wに展開(コピー)する(ステップS103、図3(a)参照)。
そして、N=1番目のコントローラ2−1を転送先とし(ステップS104)、ワーク領域W中のM=1人目のユーザ情報U1に紛失情報が設定されているか否かをチェックする(ステップS105)。この場合、ユーザ情報U1の登録状態の設定が「紛失」に変更されているので、ユーザ情報U1に紛失情報が設定されていると判断し(ステップS105のYES)、ワーク領域W中のユーザ情報U1の許可ルームの設定を全室許可とする(ステップS106、図3(b)参照)。
そして、ワーク領域W中のユーザ情報U1に設定されている許可ルームが転送先のコントローラ2−1が管理している室201(共用部C)であるか否かをチェックする(ステップS107)。この場合、ワーク領域W中のユーザ情報U1の許可ルームの設定は全室許可とされており、転送先のコントローラ2−1が管理している室201(共用部C)が含まれていることから(ステップS107のYES)、ワーク領域W中のユーザ情報U1をコントローラ2−1への転送データに追加する(ステップS108)。
そして、M=M+1=2とし(ステップS110)、ワーク領域W中のユーザ情報U1〜UMからM=2人目のユーザ情報U2について、紛失情報が設定されているか否かをチェックする(ステップS105)。この場合、ユーザ情報U2には紛失情報が設定されていないので(ステップS105のNO)、ステップS106は実行せずに、ステップS107へ進む。
ステップS107では、ワーク領域W中のユーザ情報U2に設定されている許可ルームが転送先のコントローラ2−1が管理している室201(共用部C)であるか否かをチェックする。この場合、ワーク領域W中のユーザ情報U2に設定されている許可ルームは専用部Aであるので、ステップS108へは進まずに、すなわちワーク領域W中のユーザ情報U2のコントローラ2−1への転送データへの追加は行わずに、M=M+1=3として(ステップS110)、ステップS105へ戻る。
この例において、ワーク領域W中のユーザ情報U3〜UMは、紛失情報が設定されておらず、また許可ルームに共用部Cも含まれていないので、ユーザ情報U2と同様の処理が繰り返される。これにより、最後のユーザ情報UMまで処理が進むと、コントローラ2−1への転送データ(ユーザ情報の集合)は、ワーク領域W中のユーザ情報U1のみとなる(図3(c)参照)。管理装置1Aは、最後のユーザ情報UMの処理を終了すると(ステップS109のYES)、コントローラ2−1にこの転送データ(図3(c))を送信する(ステップS111)。
そして、管理装置1Aは、N=N+1=2とし(ステップS113)、N=2番目のコントローラ2−2を転送先とし(ステップS104)、ステップS105以下の処理動作を繰り返す。
この場合も、上述と同様、管理装置1Aは、ユーザ情報U1に紛失情報が設定されていると判断し(ステップS105のYES)、ワーク領域W中のユーザ情報U1の許可ルームの設定を全室許可とする(ステップS106)。そして、ワーク領域W中のユーザ情報U1に設定されている許可ルームが転送先のコントローラ2−2が管理している室202(専用部A)であるか否かをチェックし(ステップS107)、ユーザ情報U1の許可ルームの設定(全室許可)に専用部Aが含まれていることから(ステップS107のYES)、ワーク領域W中のユーザ情報U1をコントローラ2−2への転送データに追加する(ステップS108)。
そして、M=M+1=2とし(ステップS110)、ワーク領域W中のユーザ情報U1〜UMからM=2人目のユーザ情報U2に紛失情報が設定されているか否かをチェックする(ステップS105)。この場合、紛失情報が設定されていないので、ステップS106は実行せずに、ステップS107へ進む。
ステップS107では、ワーク領域W中のユーザ情報U2に設定されている許可ルームが転送先のコントローラ2−2が管理している室202(専用部A)であるか否かをチェックする。この場合、ワーク領域W中のユーザ情報U2に設定されている許可ルームは専用部Aであるので(ステップS107のYES)、ワーク領域W中のユーザ情報U2をコントローラ2−2への転送データに追加する(ステップS108)。そして、M=M+1=3として(ステップS110)、ステップS105へ戻る。
この例において、ワーク領域W中のユーザ情報U3〜U100は、紛失情報が設定されておらず、また許可ルームの設定も専用部Aであるので、ユーザ情報U2と同様の処理が繰り返される。これに対し、ワーク領域W中のユーザ情報U101〜UMは許可ルームの設定が専用部Bであるので、ステップS107でのNOに応じ、ステップS108を実行せずに、ステップS110を経てステップS105へ戻るという処理が繰り返される。
これにより、最後のユーザ情報UMまで処理が進むと、コントローラ2−2への転送データ(ユーザ情報の集合)は、ワーク領域中のユーザ情報U1〜U100となる(図3(d)参照)。管理装置1Aは、最後のユーザ情報UMの処理を終了すると(ステップS109のYES)、コントローラ2−2へこの転送データ(図3(d))を送信する(ステップS111)。
そして、管理装置1Aは、N=N+1=3とし(ステップS113)、N=3番目のコントローラ2−3を転送先とし(ステップS104)、ステップS105以下の処理動作を繰り返す。
この場合も、上述と同様、管理装置1Aは、ユーザ情報U1に紛失情報が設定されていると判断し(ステップS105のYES)、ワーク領域W中のユーザ情報U1の許可ルームの設定を全室許可とする(ステップS106)。そして、ワーク領域W中のユーザ情報U1に設定されている許可ルームが転送先のコントローラ2−3が管理している室203(専用部B)であるか否かをチェックし(ステップS107)、ユーザ情報U1の許可ルームの設定(全室許可)に専用部Bが含まれていることから(ステップS107のYES)、ワーク領域W中のユーザ情報U1をコントローラ2−3への転送データに追加する(ステップS108)。
そして、M=M+1=2とし(ステップS110)、ワーク領域W中のユーザ情報U1〜UMからM=2人目のユーザ情報U2に紛失情報が設定されているか否かをチェックする(ステップS105)。この場合、紛失情報が設定されていないので、ステップS106は実行せずに、ステップS107へ進む。
ステップS107では、ワーク領域W中のユーザ情報U2に設定されている許可ルームが転送先のコントローラ2−3が管理している室203(専用部B)であるか否かをチェックする。この場合、ワーク領域W中のユーザ情報U2に設定されている許可ルームは専用部Aであるので(ステップS107のNO)、ステップS108へは進まずに、すなわちワーク領域W中のユーザ情報U2をコントローラ2−3への転送データに追加せずに、M=M+1=3として(ステップS110)、ステップS105へ戻る。
この例において、ワーク領域W中のユーザ情報U3〜U100は、紛失情報が設定されておらず、また許可ルームの設定も専用部Aであるので、ユーザ情報U2と同様の処理が繰り返される。このため、ワーク領域W中のユーザ情報U2〜U100は、コントローラ2−3への転送データには追加されない。これに対し、ワーク領域W中のユーザ情報U101〜UMは許可ルームの設定が専用部Bであるので、ステップS107でのYESに応じ、ステップS108へ進み、コントローラ2−3への転送データに追加される。
これにより、最後のユーザ情報UMまで処理が進むと、コントローラ2−3への転送データ(ユーザ情報の集合)は、ワーク領域W中のユーザ情報U1とU101〜UMとを合わせたものとなる(図3(e)参照)。管理装置1Aは、最後のユーザ情報UMの処理を終了すると(ステップS109のYES)、コントローラ2−3へこの転送データ(図3(e))を送信する(ステップS111)。
そして、管理装置1Aは、Nが最後であることを確認して(ステップS112のYES)、全ユーザ情報展開方式を使用してのデータの転送処理を終了する。
〔転送データの受信〕
コントローラ2−1は、管理装置1Aからの転送データ(ユーザ情報の集合)(図3(c))を受信すると(図4:ステップS201のYES)、ワーク領域を初期化し(ステップS202)、受信した転送データ(ユーザ情報の集合)をワーク領域に保持し(ステップS203)、コントローラ2−1内の個人照合方式の照合情報をワーク領域に保持されている情報(転送されてきたユーザ情報の集合)に切り替える(ステップS204)。
この場合、コントローラ2−1には、グループ照合方式の照合情報しか記憶されておらず、個人照合方式の照合情報は存在しない。このため、ワーク領域に保持されている情報(転送されてきたユーザ情報の集合)を個人照合方式の照合情報として記憶する。
コントローラ2−2は、管理装置1Aからの転送データ(ユーザ情報の集合)(図3(d))を受信すると(図4:ステップS201のYES)、ワーク領域を初期化し(ステップS202)、受信した転送データ(ユーザ情報の集合)をワーク領域に保持し(ステップS203)、コントローラ2−2内の個人照合方式の照合情報をワーク領域に保持されている情報(転送されてきたユーザ情報の集合)に切り替える(ステップS204)。
この場合、コントローラ2−2には、個人照合方式の照合情報が記憶されている。このため、コントローラ2−2は、記憶されている個人照合方式の照合情報を破棄し、ワーク領域に保持されている情報(転送されてきたユーザ情報の集合)に切り替える。すなわち、記憶されている個人照合方式の照合情報をワーク領域に保持されている情報(転送されてきたユーザ情報の集合)に書き替える。
コントローラ2−3は、管理装置1Aからの転送データ(ユーザ情報の集合)(図3(e))を受信すると(図4:ステップS201のYES)、ワーク領域を初期化し(ステップS202)、受信した転送データ(ユーザ情報の集合)をワーク領域に保持し(ステップS203)、コントローラ2−3内の個人照合方式の照合情報をワーク領域に保持されている情報(転送されてきたユーザ情報の集合)に切り替える(ステップS204)。
この場合、コントローラ2−3には、個人照合方式の照合情報が記憶されている。このため、コントローラ2−3は、記憶されている個人照合方式の照合情報を破棄し、ワーク領域に保持されている情報(転送されてきたユーザ情報の集合)に切り替える。すなわち、記憶されている個人照合方式の照合情報をワーク領域に保持されている情報(転送されてきたユーザ情報の集合)に書き替える。
これにより、ICカード100Aがカードリーダ3−1にセットされると、コントローラ2−1がそのICカード100Aを紛失中のカードであると検知し、ICカード100Aがカードリーダ3−2にセットされると、コントローラ2−2がそのICカード100Aを紛失中のカードであると検知し、ICカード100Aがカードリーダ3−3にセットされると、コントローラ2−3がそのICカード100Aを紛失中のカードであると検知する。
このようにして、本実施の形態では、全ユーザ情報展開方式を使用することにより、グループ照合方式で照合を行うコントローラ2−1を含む全てのコントローラ2(2−1〜2−3)で、紛失したICカード100Aの使用を検知することができるようになる。
図5に複数のユーザ情報に対して一括して登録から紛失への設定変更操作を行う例を示す。この例では、個人識別情報として「G10001」が書き込まれているICカード100Aと、個人識別情報として「G20001」が書き込まれているICカード100Bとを紛失したカードとしている。この場合、操作者は、管理装置1Aを操作し、データベースDB1中のユーザ情報U1およびU101の登録状態の設定を「登録」から「紛失」に変更し、全ユーザ情報展開方式を使用してのデータの転送を指示する。
この場合も、図2に示したフローチャートの処理に従って、データベースDB1中の全ユーザのユーザ情報U1〜UMがワーク領域Wに展開(コピー)される(図6(a)参照)。そして、ワーク領域W中の紛失情報が設定されているユーザ情報U1,U101の許可ルームの設定が全室許可に変更され(図6(b)参照)、このワーク領域W中の全ユーザ情報U1〜UMが、コントローラ2−1への転送データ(ユーザ情報の集合)(図6(c)参照)と、コントローラ2−2への転送データ(ユーザ情報の集合)(図6(d)参照)と、コントローラ2−3への転送データ(ユーザ情報の集合)(図6(e)参照)とに分けられる。
この場合、コントローラ2−1への転送データ(ユーザ情報の集合)は、許可ルームの設定が全室許可に変更されたユーザ情報U1,U101とされ、コントローラ2−2への転送データ(ユーザ情報の集合)は、許可ルームの設定が全室許可に変更されたユーザ情報U1,U101と許可ルームの設定が専用部Aとされているユーザ情報U2〜U100とされ、コントローラ2−3への転送データ(ユーザ情報の集合)は、許可ルームの設定が全室許可に変更されたユーザ情報U1,U101と許可ルームの設定が専用部Bとされているユーザ情報U102〜UMとされる。
〔紛失したICカードが見つかった際の復旧処置〕
例えば、図5において、紛失中のICカード100Bが見つかったとする。この場合、操作者は、データベースDB1中のユーザ情報U101の登録状態の設定を「紛失」から「登録」に変更し(図7参照)、全ユーザ情報展開方式を使用してのデータの転送を指示する。
この場合も、図2に示したフローチャートの処理に従って、データベースDB1中の全ユーザのユーザ情報U1〜UMがワーク領域Wに展開(コピー)される(図8(a)参照)。そして、ワーク領域W中の紛失情報が設定されているユーザ情報U1の許可ルームの設定が全室許可に変更される(図8(b)参照)。
そして、このワーク領域W中の全ユーザ情報U1〜UMが、コントローラ2−1への転送データ(ユーザ情報の集合)(図8(c)参照)と、コントローラ2−2への転送データ(ユーザ情報の集合)(図8(d)参照)と、コントローラ2−3への転送データ(ユーザ情報の集合)(図8(e)参照)とに分けられる。
この場合、コントローラ2−1への転送データ(ユーザ情報の集合)は、許可ルームの設定が全室許可に変更されたユーザ情報U1とされ、コントローラ2−2への転送データ(ユーザ情報の集合)は、許可ルームの設定が全室許可に変更されたユーザ情報U1と許可ルームの設定が専用部Aとされているユーザ情報U2〜U100とされ、コントローラ2−3への転送データ(ユーザ情報の集合)は、許可ルームの設定が全室許可に変更されたユーザ情報U1と許可ルームの設定が専用部Bとされているユーザ情報U101〜UMとされる。
この全ユーザ情報展開方式による復旧処置において、登録状態の設定が「紛失」から「登録」に変更されたユーザ情報U101に対しては、ワーク領域W中においてその許可ルームの設定がデータベースDB1中の設定である専用部Bのままとされ、その許可ルームの設定内容が管理画面に表示される。このため、操作者は、データベースDB1中のユーザ情報U101に対して復旧処置を行う場合、許可ルームの設定を気にかける必要はなく、登録状態の設定を「紛失」から「登録」に変更するだけでよい。
〔転送データの受信〕
コントローラ2−1は、管理装置1Aからの転送データ(ユーザ情報の集合)(図8(c))を受信すると、コントローラ2−1内に記憶されている個人照合方式の照合情報を管理装置1Aからの転送データ(ユーザ情報の集合)に書き替える。すなわち、それまで個人照合照合方式の照合情報として設定されていた紛失中のICカード100Aと100Bを検知するためのユーザ情報を、紛失中のICカード100Aのみを検知するためのユーザ情報に書き替える。これにより、コントローラ2−1から、ICカード100Bを検知するための照合情報が削除されるものとなる。
コントローラ2−2は、管理装置1Aからの転送データ(ユーザ情報の集合)((図8(d))を受信すると、コントローラ2−2内に記憶されている個人照合方式の照合情報を管理装置1Aからの転送データ(ユーザ情報の集合)に書き替える。すなわち、紛失中のICカード100Aと100Bを検知するためのユーザ情報を含む個人照合方式の照合情報を、紛失中のICカード100Aのみを検知するためのユーザ情報を含む個人照合方式の照合情報に書き替える。これにより、コントローラ2−2から、ICカード100Bを検知するための照合情報が削除されるものとなる。
コントローラ2−3は、管理装置1Aからの転送データ(ユーザ情報の集合)((図8(e))を受信すると、コントローラ2−3内に記憶されている個人照合方式の照合情報を管理装置1Aからの転送データ(ユーザ情報の集合)に書き替える。すなわち、紛失中のICカード100Aと100Bを検知するためのユーザ情報を含む個人照合方式の照合情報を、紛失中のICカード100Aのみを検知するためのユーザ情報を含む個人照合方式の照合情報に書き替える。これにより、コントローラ2−3から、ICカード100Bを検知するための照合情報が削除されるものとなる。
なお、図1に示した例では、紛失中のICカード100Aが見つかった場合は、操作者がデータベースDB1中のユーザ情報U1の登録状態の設定を「紛失」から「登録」に変更することにより、データベースDB1中のユーザ情報U1〜UMの登録状態の設定が全て「登録」となる(図9参照)。このため、図10に示すように、コントローラ2−1への転送データ(ユーザ情報の集合)はなくなる(図10(c)参照)。
この場合、管理装置1Aからは、その旨の情報を転送データとしてコントローラ2−1へ送るようにし、コントローラ2−1内に記憶されている個人照合方式の照合情報を削除するようにする。例えば、空のユーザ情報の集合を転送データとして送るようにし、コントローラ2−1内に記憶されている個人照合方式の照合情報を空のユーザ情報の集合に書き替える。本発明において、管理装置1Aからコントローラ2に送られるユーザ情報の集合には、転送データがない旨の情報もその定義に含まれるものとする。
〔個別ユーザ情報展開方式〕
図11に、この入退室管理システムにおいて管理装置1Aが行う個別ユーザ情報展開方式を使用してのデータの転送処理のフローチャートを示す。
全ユーザ情報展開方式では、データベースDB1に記憶されている全てのユーザ情報を転送処理の対象とするため、処理に時間がかってしまう。これに対し、個別ユーザ情報展開方式では、データベースDB1に記憶されている1つのユーザ情報のみを転送処理の対象とし、処理時間の短縮を図る。個別ユーザ情報展開方式と全ユーザ情報展開方式とは目的に合わせて使い分けする。
今、個人識別情報として「G10001」が書き込まれているICカード100Aを紛失したカードとする。この場合、操作者は、管理装置1Aを操作し、ICカード100Aに書き込まれている個人識別情報に対応するデータベースDB1中のユーザ情報U1を管理画面に呼び出し、ユーザ情報U1の登録状態の設定を「登録」から「紛失」に変更する(図12参照)。
すると、管理装置1Aは、データベースDB1中のユーザ情報U1の登録状態の設定に変更があったことを確認し(図11:ステップS301のYES)、N=1とし(ステップS302)、データベースDB1中の登録状態の設定が変更されたユーザ情報U1(1件)を個別ユーザ情報としてワーク領域Wに展開(コピー)する(ステップS303、図13(a)参照)。
そして、N=1番目のコントローラ2−1を転送先とし(ステップS304)、ワーク領域W中のユーザ情報U1に紛失情報が設定されているか否かをチェックする(ステップS305)。この場合、ユーザ情報U1の登録状態の設定が「紛失」に変更されているので、ユーザ情報U1に紛失情報が設定されていると判断し(ステップS305のYES)、ワーク領域W中のユーザ情報U1の許可ルームの設定を全室許可とする(ステップS306、図13(b)参照)。
そして、ワーク領域W中のユーザ情報U1に設定されている許可ルームが転送先のコントローラ2−1が管理している室201(共用部C)であるか否かをチェックする(ステップS307)。この場合、ワーク領域W中のユーザ情報U1の許可ルームの設定は全室許可とされており、転送先のコントローラ2−1が管理している室201(共用部C)が含まれていることから(ステップS307のYES)、ワーク領域W中のユーザ情報U1(紛失情報が設定されているユーザ情報U1)をコントローラ2−1への転送データ(図13(c)参照)とし(ステップS308)、この転送データを転送先のコントローラ2−1へ送信する(ステップS311)。
そして、N=N+1=2とし(ステップS313)、N=2番目のコントローラ2−2を転送先とし(ステップS304)、ステップS305以下の処理を繰り返す。これにより、ワーク領域W中に展開され、許可ルームの設定が全室許可に変更されたユーザ情報U1(紛失情報が設定されているユーザ情報U1)が転送データとして、N=2番目のコントローラ2−2、N=3番目のコントローラ2−3へ送信されるものとなる。
そして、管理装置1Aは、Nが最後であることを確認して(ステップS312のYES)、個別ユーザ情報展開方式によるデータの転送処理を終了する。
〔転送データの受信〕
コントローラ2−1は、管理装置1Aからの転送データ(ユーザ情報U1)(図13(c))を受信すると(図14:ステップS401)、ワーク領域を初期化し(ステップS402)、受信した転送データ(ユーザ情報U1)をワーク領域に保持する(ステップS403)。そして、そのワーク領域に保持した転送データ(ユーザ情報U1)に許可ルームの設定があることを確認して(ステップS404のYES)、コントローラ2−1内に記憶されている個人照合方式の照合情報の中の対応する照合情報を変更する(ステップS405)。
この場合、コントローラ2−1には、グループ照合方式の照合情報しか記憶されておらず、個人照合方式の照合情報は存在しない。このため、ワーク領域に保持されている情報、すなわち転送されてきたユーザ情報U1(紛失情報が設定されているユーザ情報U1)を、個人照合方式の照合情報として記憶する。
コントローラ2−2は、管理装置1Aからの転送データ(ユーザ情報U1)(図13(c))を受信すると(図14:ステップS401)、ワーク領域を初期化し(ステップS402)、受信した転送データ(ユーザ情報U1)をワーク領域に保持する(ステップS403)。そして、そのワーク領域に保持した情報(ユーザ情報U1)に許可ルームの設定があることを確認して(ステップS404のYES)、コントローラ2−2内に記憶されている個人照合方式の照合情報の中の対応する照合情報を変更する(ステップS405)。
この場合、コントローラ2−2には、個人照合方式の照合情報が記憶されており、この個人照合方式の照合情報の中に、ワーク領域に保持されている情報(ユーザ情報U1)に対応する照合情報として、ユーザ情報U1がある。このため、コントローラ2−2は、記憶している個人照合方式の照合情報の中の対応するユーザ情報U1を転送されてきたユーザ情報U1(紛失情報が設定されているユーザ情報U1)に書き替える。
コントローラ2−3は、管理装置1Aからの転送データ(ユーザ情報U1)(図13(c))を受信すると(図14:ステップS401)、ワーク領域を初期化し(ステップS402)、受信した転送データ(ユーザ情報U1)をワーク領域に保持する(ステップS403)。そして、そのワーク領域に保持した情報(ユーザ情報U1)に許可ルームの設定があることを確認して(ステップS404のYES)、コントローラ2−3内に記憶されている個人照合方式の照合情報の中の対応する照合情報を変更する(ステップS405)。
この場合、コントローラ2−3には、個人照合方式の照合情報が記憶されているが、この個人照合方式の照合情報中、ワーク領域に保持されている情報(ユーザ情報U1)に対応する照合情報は存在しない。このため、コントローラ2−3は、ワーク領域に保持されている情報、すなわち転送されてきたユーザ情報U1(紛失情報が設定されたユーザ情報U1)を、個人照合方式の照合情報として記憶する。すなわち、記憶されている個人初号方式の照合情報に、転送されてきたユーザ情報U1(紛失情報が設定されたユーザ情報U1)を新たな個人照合方式の照合情報として追加する。
これにより、ICカード100Aがカードリーダ3−1にセットされると、コントローラ2−1がそのICカード100Aを紛失中のカードであると検知し、ICカード100Aがカードリーダ3−2にセットされると、コントローラ2−2がそのICカード100Aを紛失中のカードであると検知し、ICカード100Aがカードリーダ3−3にセットされると、コントローラ2−3がそのICカード100Aを紛失中のカードであると検知する。
このようにして、個別ユーザ情報展開方式を使用することにより、グループ照合方式で照合を行うコントローラ2−1を含む全てのコントローラ2(2−1〜2−3)で、紛失したICカード100Aの使用を検知することができるようになる。
〔紛失したICカードが見つかった際の復旧処置〕
例えば、図12において、紛失中のICカード100Aが見つかったとする。この場合、操作者は、データベースDB1中のユーザ情報U1の登録状態の設定を「紛失」から「登録」に変更する(図15参照)。
すると、管理装置1Aは、データベースDB1中のユーザ情報U1の登録状態の設定に変更があったことを確認し(図11:ステップS301のYES)、N=1とし(ステップS302)、データベースDB1中の登録状態の設定が変更されたユーザ情報U1(1件)を復旧された個別ユーザ情報としてワーク領域Wに展開(コピー)する(ステップS303、図16(a)参照)。
そして、N=1番目のコントローラ2−1を転送先とし(ステップS304)、ワーク領域W中のユーザ情報U1に紛失情報が設定されているか否かをチェックする(ステップS305)。この場合、ユーザ情報U1の登録状態の設定が「登録」に変更されているので、ユーザ情報U1に紛失情報が設定されていないと判断し(ステップS305のNO)、ステップS306を実行せずに、すなわち許可ルームの設定を全室許可に変更することなく、専用部Aのままとして、ステップS307へ進む。
そして、管理装置1Aは、ワーク領域W中のユーザ情報U1に設定されている許可ルームが転送先のコントローラ2−1が管理している室201(共用部C)であるか否かをチェックする(ステップS307)。この場合、ワーク領域W中のユーザ情報U1の許可ルームの設定は専用部Aとされており、転送先のコントローラ2−1が管理している室201(共用部C)ではないことから(ステップS307のNO)、ワーク領域W中の復旧ユーザ情報U1の許可ルームの設定を無しとする(ステップS309、図16(b)参照)。
そして、そのワーク領域W中のユーザ情報U1(許可ルームの設定が無しとされた登録状態に戻されたユーザ情報U1)をコントローラ2−1への転送データ(図16(c)参照)とし(ステップS310)、この転送データを転送先のコントローラ2−1へ送信する(ステップS311)。
そして、N=N+1=2とし(ステップS313)、N=2番目のコントローラ2−2を転送先とし(ステップS304)、ワーク領域W中のユーザ情報U1に紛失情報が設定されているか否かをチェックする(ステップS305)。この場合、ユーザ情報U1の登録状態の設定が「登録」に変更されているので、ユーザ情報U1に紛失情報が設定されていないと判断し(ステップS305のNO)、ステップS306を実行せずに、すなわち許可ルームの設定を全室許可に変更することなく、専用部Aのままとして、ステップS307へ進む。
そして、ワーク領域W中のユーザ情報U1に設定されている許可ルームが転送先のコントローラ2−2が管理している室202(専用部A)であるか否かをチェックする(ステップS307)。この場合、ワーク領域W中のユーザ情報U1の許可ルームの設定は専用部Aとされており、転送先のコントローラ2−2が管理している室202(専用部A)であることから(ステップS307のYES)、ワーク領域W中のユーザ情報U1(許可ルームの設定が専用部Aとされた登録状態に戻されたユーザ情報U1)をコントローラ2−2への転送データ(図16(d)参照)とし(ステップS308)、この転送データを転送先のコントローラ2−2へ送信する(ステップS311)。
そして、N=N+1=3とし(ステップS313)、N=3番目のコントローラ2−2を転送先とし(ステップS304)、ワーク領域W中のユーザ情報U1に紛失情報が設定されているか否かをチェックする(ステップS305)。この場合、ユーザ情報U1の登録状態の設定が「登録」に変更されているので、ユーザ情報U1に紛失情報が設定されていないと判断し(ステップS305のNO)、ステップS306を実行せずに、すなわち許可ルームの設定を全室許可に変更することなく、専用部Aのままとして、ステップS307へ進む。
そして、ワーク領域W中のユーザ情報U1に設定されている許可ルームが転送先のコントローラ2−3が管理している室203(専用部B)であるか否かをチェックする(ステップS307)。この場合、ワーク領域W中のユーザ情報U1の許可ルームの設定は専用部Aとされており、転送先のコントローラ2−3が管理している室203(専用部B)ではないことから(ステップS307のNO)、ワーク領域W中のユーザ情報U1の許可ルームの設定を無しとする(ステップS309、図16(b)参照)。
そして、そのワーク領域W中のユーザ情報U1(許可ルームの設定が無しとされた登録状態に戻されたユーザ情報U1)をコントローラ2−3への転送データ(図16(c)参照)とし(ステップS310)、この転送データを転送先のコントローラ2−3へ送信する(ステップS311)。
そして、管理装置1Aは、Nが最後であることを確認して(ステップS312のYES)、個別ユーザ情報展開方式によるデータの転送処理を終了する。
この個別ユーザ情報方式においても、登録状態の設定が「紛失」から「登録」に変更されたユーザ情報U1に対しては、ワーク領域W中における許可ルームの設定がデータベースDB1中の設定である専用部Aのままとされ、その許可ルームの設定が管理画面に表示される。このため、操作者は、データベースDB1中のユーザ情報U1に対して復旧処置を行う場合、許可ルームの設定を気にかける必要はなく、登録状態の設定を「紛失」から「登録」に変更するだけでよい。
〔転送データの受信〕
コントローラ2−1は、管理装置1Aからの転送データ(ユーザ情報U1)(図16(c))を受信すると(図14:ステップS401)、ワーク領域を初期化し(ステップS402)、受信した転送データ(ユーザ情報U1)をワーク領域に保持する(ステップS403)。そして、そのワーク領域に保持した転送データ(ユーザ情報U1)に許可ルームの設定が無いことを確認して(ステップS404のNO)、コントローラ2−1内に記憶されている個人照合方式の照合情報の中の対応するユーザ情報(紛失情報が設定されているユーザ情報U1)を削除する(ステップS406)。
コントローラ2−2は、管理装置1Aからの転送データ(ユーザ情報U1)(図16(d))を受信すると(図14:ステップS401)、ワーク領域を初期化し(ステップS402)、受信した転送データ(ユーザ情報U1)をワーク領域に保持する(ステップS403)。そして、そのワーク領域に保持した転送データ(ユーザ情報U1)に許可ルームの設定があることを確認して(ステップS404のYES)、コントローラ2−2内に記憶されている個人照合方式の照合情報の中の対応するユーザ情報(紛失情報が設定されているユーザ情報U1)をワーク領域に保持されている転送されてきたユーザ情報U1(登録状態に戻されたユーザ情報U1)に変更する(ステップS405)。
コントローラ2−3は、管理装置1Aからの転送データ(ユーザ情報U1)(図16(c))を受信すると(図14:ステップS401)、ワーク領域を初期化し(ステップS402)、受信した転送データ(ユーザ情報U1)をワーク領域に保持する(ステップS403)。そして、そのワーク領域に保持した転送データ(ユーザ情報U1)に許可ルームの設定が無いことを確認して(ステップS404のNO)、コントローラ2−3内に記憶されている個人照合方式の照合情報の中の対応するユーザ情報(紛失情報が設定されているユーザ情報U1)を削除する(ステップS406)。
以上の説明から分かるように、本実施の形態によれば、全ユーザ情報展開方式を使用する場合も、個別ユーザ情報展開方式を使用する場合も、操作者は、管理装置1Aに記憶されている全ユーザのユーザ情報U1〜UM中、所望のユーザ情報Uに紛失情報を設定するだけでよく、許可ルームの設定の変更はワーク領域Wに展開されたユーザ情報Uに対して自動的に行われるので、余計な手間をかけることなく、グループ照合方式で照合を行う」コントローラ2−1を含む全てのコントローラ2−1〜2−3で、紛失したICカード100の使用を検知させるようにすることができるようになる。
また、本実施の形態によれば、全ユーザ情報展開方式を使用する場合も、個別ユーザ情報展開方式を使用する場合も、許可ルームの設定の変更がワーク領域Wに展開されたユーザ情報Uに対して行われ、管理装置1AのデータベースDB1に記憶されているユーザ情報Uの許可ルームの設定は変更されないので、紛失したICカード100が見つかった際の復旧処置時に、対応するユーザ情報Uを管理画面に呼び出した時、予め全室許可とされたICカード100なのか、紛失情報の転送のために全室許可したICカード100なのかを判別する必要がなく、紛失したICカード100が見つかった際の復旧処置時の運用が煩雑となることを避けることが可能となる。
なお、上述した実施の形態では、説明を簡単とするために、コントローラ2をコントローラ2−1〜2−3の3つとしたが、コントローラ2の数は3つに限られるものでないことは言うまでもない。
また、上述した実施の形態では、説明を簡単とするために、コントローラ2−1が管理する室201を共用部C、コントローラ2−2が管理する室202を専用部A、コントローラ2−3が管理する室203を専用部Bとしたが、例えばコントローラ2−1が管理する室に共用部と合わせて専用部が含まれていたり、コントローラ2−2や2−3が管理する室に専用部と合わせて共用部(例えば、共用会議室、スポーツジムなど)が含まれていたりしてもよい。この場合、コントローラ2が管理する室について、共用部についてはグループ照合方式で照合が行われ、専用部については個別照合方式で照合が行われる。すなわち、コントローラ2においても、グループ照合方式での照合と個別照合方式で照合とが混在して使用される。
図17にこの入退室管理システムにおける管理装置1Aおよびコントローラ2−1〜2−3の要部の機能ブロック図を示す。管理装置1Aは、操作者からの指示に応じ、データベースDB1に記憶されている全ユーザのユーザ情報U1〜UM中、指定されたユーザ情報U1に紛失情報を設定する紛失情報設定部1−1と、紛失情報が設定されたユーザ情報U1を含むユーザ情報U(個別ユーザ情報展開方式ではU1、全ユーザ情報展開方式ではU1〜UM)をワーク領域Wに展開するユーザ情報展開部1−2と、ワーク領域W中の紛失情報が設定されているユーザ情報U1に付加されている許可ルームの設定を全室許可に変更する許可ルーム設定変更部1−3と、ワーク領域W中の許可ルームの設定が全室許可に変更された紛失情報が設定されているユーザ情報U1をコントローラ2−1〜2−3に転送するユーザ情報転送部1−4とを備えている。
コントローラ2(2−1〜2−3)は、管理装置1Aから転送されてきたユーザ情報U1(紛失情報が設定されているユーザ情報U1)を受信し、受信したユーザ情報U1に対応する個人照合方式の照合情報が存在する場合には、その個人照合方式の照合情報を転送されてきた紛失情報が設定されているユーザ情報U1に書き替え、受信したユーザ情報U1に対応する個人照合方式の照合情報が存在しない場合には、転送されてきたユーザ情報U1を個人照合方式の照合情報として記憶する転送データ受信処理部21を備えている。
〔実施の形態の拡張〕
以上、実施の形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明の技術思想の範囲内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
1(1A,1B)…管理装置、2(2−1〜2−3)…コントローラ、3(3−1〜3−3)…カードリーダ、4(4−1〜4−3)…電気錠、L…通信回線、DB1…データベース、W…ワーク領域、U(U1〜UM)…ユーザ情報、1−1…紛失情報設定部、1−2…ユーザ情報展開部、1−3…許可ルーム設定変更部、1−4…ユーザ情報転送部、21…転送データ受信処理部、100(100A,100B)…ICカード、201…室(共用部C)、202…室(専用部A)、203…室(専用部B)。

Claims (10)

  1. 共通データ部と個別データ部とを含み許可ルームの設定情報が付加された全ユーザのユーザ情報を記憶する管理装置と、ユーザが所持している記憶媒体から読み取られる個人識別情報と前記管理装置から設定される照合情報とを照合して、自己が管理している室へのユーザの入退室を許可するか否かを判断する第1〜第N(N≧2)のコントローラとを備え、前記第1〜第Nのコントローラにおける照合方式として、前記ユーザ情報の共通データ部のデータのみを前記照合情報として使用するグループ照合方式と、前記ユーザ情報の共通データ部のデータと個別データ部のデータとを前記照合情報として使用する個人照合方式とを混在して使用する入退室管理システムにおいて、
    前記管理装置は、
    操作者からの指示に応じ、前記記憶されている全ユーザのユーザ情報中、指定されたユーザ情報に紛失情報を設定する紛失情報設定手段と、
    前記紛失情報が設定されたユーザ情報を含むユーザ情報をワーク領域に展開するユーザ情報展開手段と、
    前記ワーク領域中の紛失情報が設定されているユーザ情報に付加されている許可ルームの設定を全室許可に変更する許可ルーム設定変更手段と、
    前記ワーク領域中の許可ルームの設定が全室許可に変更された紛失情報が設定されているユーザ情報を前記第1〜第Nのコントローラに転送するユーザ情報転送手段とを備え、
    前記第1〜第Nのコントローラは、
    前記管理装置から転送されてきた紛失情報が設定されているユーザ情報を受信し、受信したユーザ情報に対応する個人照合方式の照合情報が存在する場合には、その個人照合方式の照合情報を転送されてきた紛失情報が設定されているユーザ情報に書き替え、受信したユーザ情報に対応する個人照合方式の照合情報が存在しない場合には、転送されてきた紛失情報が設定されているユーザ情報を個人照合方式の照合情報として記憶する転送データ受信処理手段
    を備えることを特徴とする入退室管理システム。
  2. 請求項1に記載された入退室管理システムにおいて、
    前記ユーザ情報展開手段は、
    前記紛失情報が設定されたユーザ情報を含む全ユーザのユーザ情報を全ユーザ情報として前記ワーク領域に展開し、
    前記許可ルーム設定変更手段は、
    前記ワーク領域中の全ユーザ情報のうち前記紛失情報が設定されているユーザ情報に付加されている許可ルームの設定を全室許可に変更し、
    前記ユーザ情報転送手段は、
    前記ワーク領域中の許可ルームの設定が全室許可に変更された紛失情報が設定されているユーザ情報を含む全ユーザ情報を前記コントローラ毎にそのコントローラが管理している室が許可ルームとして設定されているユーザ情報の集合に分け、この分けられたユーザ情報の集合を対応する前記第1〜第Nのコントローラに転送し、
    前記第1〜第Nのコントローラの転送データ受信処理手段は、
    前記管理装置から転送されてきた前記ユーザ情報の集合を受信し、受信したユーザ情報の集合に対応する個人照合方式の照合情報を転送されてきたユーザ情報の集合に書き替える
    ことを特徴とする入退室管理システム。
  3. 請求項2に記載された入退室管理システムにおいて、
    前記管理装置は、
    操作者からの指示に応じ、前記記憶されている全ユーザのユーザ情報中、指定された前記紛失情報が設定されているユーザ情報を紛失前の登録状態に戻す登録状態復旧手段を備え、
    前記ユーザ情報展開手段は、
    前記登録状態に戻されたユーザ情報を含む全ユーザのユーザ情報を全ユーザ情報として前記ワーク領域に展開し、
    前記ユーザ情報転送手段は、
    前記ワーク領域中の前記登録状態に戻されたユーザ情報を含む全ユーザ情報を前記コントローラ毎にそのコントローラが管理している室が許可ルームとして設定されているユーザ情報の集合に分け、この分けられたユーザ情報の集合を対応する前記第1〜第Nのコントローラに転送し、
    前記第1〜第Nのコントローラの転送データ受信処理手段は、
    前記管理装置から転送されてきた前記ユーザ情報の集合を受信し、受信したユーザ情報の集合に対応する個人照合方式の照合情報を転送されてきたユーザ情報の集合に書き替える
    ことを特徴とする入退室管理システム。
  4. 請求項1に記載された入退室管理システムにおいて、
    前記ユーザ情報展開手段は、
    前記紛失情報が設定されたユーザ情報のみを個別ユーザ情報として前記ワーク領域に展開し、
    前記許可ルーム設定変更手段は、
    前記ワーク領域中の紛失情報が設定されている個別ユーザ情報に付加されている許可ルームの設定を全室許可に変更し、
    前記ユーザ情報転送手段は、
    前記ワーク領域中の許可ルームの設定が全室許可に変更された紛失情報が設定されている個別ユーザ情報を前記第1〜第Nのコントローラに転送し、
    前記第1〜第Nのコントローラの転送データ受信処理手段は、
    前記管理装置から転送されてきた紛失情報が設定されている個別ユーザ情報を受信し、受信した個別ユーザ情報に対応する個人照合方式の照合情報が存在する場合には、その個人照合方式の照合情報を転送されてきた紛失情報が設定されている個別ユーザ情報に書き替え、受信した個別ユーザ情報に対応する個人照合方式の照合情報が存在しない場合には、転送されてきた紛失情報が設定されている個別ユーザ情報を個人照合方式の照合情報として記憶する
    ことを特徴とする入退室管理システム。
  5. 請求項4に記載された入退室管理システムにおいて、
    前記管理装置は、
    操作者からの指示に応じ、前記記憶されている全ユーザのユーザ情報中、指定された前記紛失情報が設定されているユーザ情報を紛失前の登録状態に戻す登録状態復旧手段と、
    前記登録状態に戻されたユーザ情報を復旧された個別ユーザ情報としてワーク領域に展開する復旧個別ユーザ情報展開手段と、
    前記ワーク領域中の復旧された個別ユーザ情報に付加されている許可ルームの設定に応じ、設定されている許可ルームを管理している前記コントローラには前記ワーク領域中の復旧された個別ユーザ情報を許可ルームの設定を変更せずに転送し、設定されている許可ルームを管理していない前記コントローラには前記ワーク領域中の復旧された個別ユーザ情報を許可ルームの設定を無くして転送する復旧ユーザ情報転送手段とを備え、
    前記第1〜第Nのコントローラは、
    前記復旧された個別ユーザ情報が許可ルームが設定された状態で転送されてきた場合、前記個人照合方式の照合情報として記憶されている前記紛失情報が設定されている個別ユーザ情報を転送されてきた復旧された個別ユーザ情報に書き替え、前記復旧された個別ユーザ情報が許可ルームの設定が無い状態で転送されてきた場合、前記個人照合方式の照合情報として記憶されている前記紛失情報が設定されている個別ユーザ情報を削除する手段
    を備えることを特徴とする入退室管理システム。
  6. 共通データ部と個別データ部とを含み許可ルームの設定情報が付加された全ユーザのユーザ情報を記憶する管理装置と、ユーザが所持している記憶媒体から読み取られる個人識別情報と前記管理装置から設定される照合情報とを照合して、自己が管理している室へのユーザの入退室を許可するか否かを判断する第1〜第N(N≧2)のコントローラとを備えた入退室管理システムに適用され、前記第1〜第Nのコントローラにおける照合方式として、前記ユーザ情報の共通データ部のデータのみを前記照合情報として使用するグループ照合方式と、前記ユーザ情報の共通データ部のデータと個別データ部のデータとを前記照合情報として使用する個人照合方式とを混在して使用する入退室管理方法において、
    前記管理装置は、
    操作者からの指示に応じ、前記記憶されている全ユーザのユーザ情報中、指定されたユーザ情報に紛失情報を設定する紛失情報設定ステップと、
    前記紛失情報が設定されたユーザ情報を含むユーザ情報をワーク領域に展開するユーザ情報展開ステップと、
    前記ワーク領域中の紛失情報が設定されているユーザ情報に付加されている許可ルームの設定を全室許可に変更する許可ルーム設定変更ステップと、
    前記ワーク領域中の許可ルームの設定が全室許可に変更された紛失情報が設定されているユーザ情報を前記第1〜第Nのコントローラに転送するユーザ情報転送ステップとを実行し、
    前記第1〜第Nのコントローラは、
    前記管理装置から転送されてきた紛失情報が設定されているユーザ情報を受信し、受信したユーザ情報に対応する個人照合方式の照合情報が存在する場合には、その個人照合方式の照合情報を転送されてきた紛失情報が設定されているユーザ情報に書き替え、受信したユーザ情報に対応する個人照合方式の照合情報が存在しない場合には、転送されてきた紛失情報が設定されているユーザ情報を個人照合方式の照合情報として記憶する転送データ受信処理ステップを実行する
    ことを特徴とする入退室管理方法。
  7. 請求項6に記載された入退室管理方法において、
    前記ユーザ情報展開ステップは、
    前記紛失情報が設定されたユーザ情報を含む全ユーザのユーザ情報を全ユーザ情報として前記ワーク領域に展開し、
    前記許可ルーム設定変更ステップは、
    前記ワーク領域中の全ユーザ情報のうち前記紛失情報が設定されているユーザ情報に付加されている許可ルームの設定を全室許可に変更し、
    前記ユーザ情報転送ステップは、
    前記ワーク領域中の許可ルームの設定が全室許可に変更された紛失情報が設定されているユーザ情報を含む全ユーザ情報を前記コントローラ毎にそのコントローラが管理している室が許可ルームとして設定されているユーザ情報の集合に分け、この分けられたユーザ情報の集合を対応する前記第1〜第Nのコントローラに転送し、
    前記第1〜第Nのコントローラの転送データ受信処理ステップは、
    前記管理装置から転送されてきた前記ユーザ情報の集合を受信し、受信したユーザ情報の集合に対応する個人照合方式の照合情報を転送されてきたユーザ情報の集合に書き替える
    ことを特徴とする入退室管理方法。
  8. 請求項7に記載された入退室管理方法において、
    前記管理装置は、
    操作者からの指示に応じ、前記記憶されている全ユーザのユーザ情報中、指定された前記紛失情報が設定されているユーザ情報を紛失前の登録状態に戻す登録状態復旧ステップを実行し、
    前記ユーザ情報展開ステップは、
    前記登録状態に戻されたユーザ情報を含む全ユーザのユーザ情報を全ユーザ情報として前記ワーク領域に展開し、
    前記ユーザ情報転送ステップは、
    前記ワーク領域中の前記登録状態に戻されたユーザ情報を含む全ユーザ情報を前記コントローラ毎にそのコントローラが管理している室が許可ルームとして設定されているユーザ情報の集合に分け、この分けられたユーザ情報の集合を対応する前記第1〜第Nのコントローラに転送し、
    前記第1〜第Nのコントローラにおける転送データ受信処理ステップは、
    前記管理装置から転送されてきた前記ユーザ情報の集合を受信し、受信したユーザ情報の集合に対応する個人照合方式の照合情報を転送されてきたユーザ情報の集合に書き替える
    ことを特徴とする入退室管理方法。
  9. 請求項6に記載された入退室管理方法において、
    前記ユーザ情報展開ステップは、
    前記紛失情報が設定されたユーザ情報のみを個別ユーザ情報として前記ワーク領域に展開し、
    前記許可ルーム設定変更ステップは、
    前記ワーク領域中の紛失情報が設定されている個別ユーザ情報に付加されている許可ルームの設定を全室許可に変更し、
    前記ユーザ情報転送ステップは、
    前記ワーク領域中の許可ルームの設定が全室許可に変更された紛失情報が設定されている個別ユーザ情報を前記第1〜第Nのコントローラに転送し、
    前記第1〜第Nのコントローラにおける転送データ受信処理ステップは、
    前記管理装置から転送されてきた紛失情報が設定されている個別ユーザ情報を受信し、受信した個別ユーザ情報に対応する個人照合方式の照合情報が存在する場合には、その個人照合方式の照合情報を転送されてきた紛失情報が設定されている個別ユーザ情報に書き替え、受信した個別ユーザ情報に対応する個人照合方式の照合情報が存在しない場合には、転送されてきた紛失情報が設定されている個別ユーザ情報を個人照合方式の照合情報として記憶する
    ことを特徴とする入退室管理方法。
  10. 請求項9に記載された入退室管理方法において、
    前記管理装置は、
    操作者からの指示に応じ、前記記憶されている全ユーザのユーザ情報中、指定された前記紛失情報が設定されているユーザ情報を紛失前の登録状態に戻す登録状態復旧ステップと、
    前記登録状態に戻されたユーザ情報を復旧された個別ユーザ情報としてワーク領域に展開する復旧個別ユーザ情報展開ステップと、
    前記ワーク領域中の復旧された個別ユーザ情報に付加されている許可ルームの設定に応じ、その設定されている許可ルームを管理している前記コントローラには前記ワーク領域中の復旧された個別ユーザ情報を許可ルームの設定を変更せずに転送し、その設定されている許可ルームを管理していない前記コントローラには前記ワーク領域中の復旧された個別ユーザ情報を許可ルームの設定を無くして転送する復旧ユーザ情報転送ステップとを実行し、
    前記第1〜第Nのコントローラは、
    前記復旧された個別ユーザ情報が許可ルームが設定された状態で転送されてきた場合、前記個人照合方式の照合情報として記憶されている前記紛失情報が設定されている個別ユーザ情報を転送されてきた復旧された個別ユーザ情報に書き替え、前記復旧された個別ユーザ情報が許可ルームの設定が無い状態で転送されてきた場合、前記個人照合方式の照合情報として記憶されている前記紛失情報が設定されている個別ユーザ情報を削除するステップを実行する
    ことを特徴とする入退室管理方法。
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